JP3203503U - 切削油回収装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】切削油の寿命を延長し、加工精度を向上させることができ、かつ、切粉及びスラッジの除去作業を軽減することができる切削油回収装置を提供する。【解決手段】切削油回収装置10は、切削機20において被削材の切削に用いた切削油から切粉及びスラッジを除去して切削油を回収するものであり、切削油を溜める回収水槽11と、回収水槽11に切削油を案内する案内手段12と、回収水槽11に切削油が流入する前の位置に、切削油から切粉及びスラッジを除去する切粉・スラッジ除去手段13とを備えている。切粉・スラッジ除去手段13は、例えば、案内手段12に配設され、表面が少なくとも磁石よりなる第1の除去手段13Aを有している。【選択図】図1
Description
本考案は、切削機において被削材の切削に用いた切削油から切粉及びスラッジを除去して切削油を回収する切削油回収装置に関する。
一般に、切削機における切削加工では、切削機を高速回転させて切削を行うため、摩擦により切削機や被削材の温度が上昇してしまう。そこで、切削機や被削材の温度上昇を防止し、かつ、切削加工において発生した切粉及びスラッジを切削機や被削材から除去するために、切削油(クーラント)を切削機および被削材に噴き付けながら切削を行っている。その際に用いられた切削油は、例えば、切粉及びスラッジと共に、切削機の下方に設けられた水槽に溜められる。切粉及びスラッジは、水槽において下に沈殿し、上澄みの切削油はポンプにより回収されて、再び、切削機に用いられる。
しかしながら、この方法では、切削油と切粉及びスラッジとを沈殿により分離していたので、細かい切粉及びスラッジを十分に分離することが難しかった。そのため、切削油の寿命が短く、また、切削精度が低下してしまうという問題があった。更に、水槽に溜まった切粉及びスラッジを定期的に除去して廃棄する作業が必要であるという問題もあった。
本考案は、このような問題に基づきなされたものであり、切削油の寿命を延長し、加工精度を向上させることができ、かつ、切粉及びスラッジの除去作業を軽減することができる切削油回収装置を提供することを目的とする。
なお、特許文献1には、切削機において用いた切削油を溜める水槽の上に網目部材を設け、切削油は網目部材を透過させ、切粉及びスラッジは網目部材上に堆積させて、切削油と切粉及びスラッジとをそれぞれ回収することが記載されている。しかし、本願考案とは具体的な構成が全く異なり、この方法では、網目部材の網目を細かくしなければ細かい切粉及びスラッジを十分に分離することができず、網目を細かくするとすぐに網目が詰まってしまうという問題がある。
本考案の切削油回収装置は、切削機において被削材の切削に用いた切削油から切粉及びスラッジを除去して切削油を回収するものであって、切削機において用いた切削油を溜める回収水槽と、この回収水槽に切削機において用いた切削油を案内する案内手段と、回収水槽に切削油が流入する前の位置に、切削機において用いた切削油から切粉及びスラッジを除去する切粉・スラッジ除去手段と、回収水槽に溜まった切削油をオーバーフローにより移動させて溜め、ポンプにより切削機に戻すポンプ槽とを備え、切粉・スラッジ除去手段は、案内手段に配設され、表面が少なくとも磁石よりなる第1の除去手段、及び、案内手段又は案内手段と回収水槽との間に配設され、表面が少なくとも磁石よりなる回転体と、この回転体の表面に吸着された切粉及びスラッジを掻き取る掻き取り刃とを有する第2の除去手段のうちの少なくとも一方を備えたものである。
本考案の切削油回収装置によれば、回収水槽に切削油が流入する前の位置に、切削機において用いた切削油から切粉及びスラッジを除去する切粉・スラッジ除去手段を設けるようにしたので、切削油と共に回収水槽に流入する切粉及びスラッジの量を削減することができる。
また、切粉・スラッジ除去手段として、表面が少なくとも磁石よりなる第1の除去手段、及び、表面が少なくとも磁石よりなる回転体と、この回転体の表面に吸着された切粉及びスラッジを掻き取る掻き取り刃とを有する第2の除去手段のうちの少なくとも一方を備えるようにしたので、切削油から細かい切粉及びスラッジを除去することができ、細かい切粉及びスラッジが回収水槽に流入することを抑制することができる。
よって、切削油から細かい切粉及びスラッジを十分に分離することができ、切削油の寿命を延長することができると共に、切削精度を向上させることができる。また、回収水槽に溜まる切粉及びスラッジの量を削減することができ、回収水槽に溜まった切粉及びスラッジ等の堆積物を除去して廃棄する作業の回数を削減することができる。
更に、回収水槽に溜まった切削油をオーバーフローにより移動させて溜め、ポンプにより切削機に戻すポンプ槽を備えるようにしたので、回収水槽において沈殿により切粉及びスラッジが分離された上澄みの切削油をポンプ槽に移し、ポンプにより切削機に戻すことができる。よって、細かい切粉及びスラッジがポンプにより舞い上がって切削油に混入してしまうことを抑制することができる。従って、切削油から細かい切粉及びスラッジを更に分離することができ、切削油の寿命をより延長することができると共に、切削精度をより向上させることができる。
加えて、回収水槽に切削油が流入する前の位置に、切削油から切り屑を除去するための網状の切り屑除去手段を備えるようにすれば、切粉・スラッジ除去手段では除去できない大きい切り屑が回収水槽に流入することを抑制することができる。よって、回収水槽に溜まる切り屑の量を削減することができ、回収水槽に溜まった堆積物を除去して廃棄する作業の回数を削減することができる。
更にまた、ポンプ槽の内部を仕切板により流入部と流出部とに仕切るようにすれば、流入部において細かい切粉及びスラッジを沈殿させて更に分離することができる。よって、切削油から細かい切粉及びスラッジを更に分離することができ、切削油の寿命をより延長することができると共に、切削精度をより向上させることができる。
加えてまた、回収水槽の底部に、表面が少なくとも磁石よりなる底部切粉・スラッジ吸着手段を備えるようにすれば、回収水槽に沈殿した切粉及びスラッジを吸着し、回収水槽からポンプ槽に移動する切粉及びスラッジの量を削減することができる。更に、ポンプ槽の内部に、表面が少なくとも磁石よりなり、沈殿しきれずに切削油に浮遊している切削微粉を吸着するための浮遊切削微粉吸着手段を備えるようにすれば、浮遊している切削微粉を吸着して除去することができる。よって、切削油から細かい切粉及びスラッジを更に分離することができると共に、切削微粉も分離することができ、切削油の寿命をより延長することができると共に、切削精度をより向上させることができる。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本考案の第1の実施の形態に係る切削油回収装置10の構成を表すものである。この切削油回収装置10は、切削機20において被削材の切削に用いた切削油から切粉及びスラッジを除去して切削油を回収するものである。この切削油回収装置10は、例えば、切削機20において用いた切削油を溜める回収水槽11と、この回収水槽11に切削機20において用いた切削油を案内する案内手段12と、回収水槽11に切削油が流入する前の位置に、切削機20において用いた切削油から切粉及びスラッジを除去する切粉・スラッジ除去手段13とを備えている。
図1は、本考案の第1の実施の形態に係る切削油回収装置10の構成を表すものである。この切削油回収装置10は、切削機20において被削材の切削に用いた切削油から切粉及びスラッジを除去して切削油を回収するものである。この切削油回収装置10は、例えば、切削機20において用いた切削油を溜める回収水槽11と、この回収水槽11に切削機20において用いた切削油を案内する案内手段12と、回収水槽11に切削油が流入する前の位置に、切削機20において用いた切削油から切粉及びスラッジを除去する切粉・スラッジ除去手段13とを備えている。
図2は、切削油回収装置10における案内手段12及び切粉・スラッジ除去手段13の構成を表すものである。案内手段12は、例えば、切削機20から回収水槽11の上方まで伸長された溝型の樋により構成されている。切粉・スラッジ除去手段13は、例えば、案内手段12に配設され、表面が少なくとも磁石よりなる第1の除去手段13Aを有している。第1の除去手段13Aは、切削油が案内手段12を流れる際に、切削油に含まれる細かい切粉及びスラッジを吸着して切削油から除去するようになっている。第1の除去手段13Aは、例えば、一方向に伸長して形成されており、案内手段12の長さ方向に複数並べて配設されることが好ましい。例えば、図2(A)に示したように、切削油の流れに対して斜めになるように、傾斜方向を交互に逆にして配置するようにすることが好ましく、また、図2(B)に示したように、千鳥配置、すなわち、案内手段12の幅方向において一方側と他方側に交互に位置を換えて配置するようにしても好ましい。また、第1の除去手段13Aは、案内手段12に対して着脱可能とされており、取り外して吸着した切粉及びスラッジを取り除き、再び配設することができるようになっている。
切削油回収装置10は、また、図1に示したように、回収水槽11に切削油が流入する前の位置に、切削油から切り屑を除去するための網状の切り屑除去手段14を備えていることが好ましい。切粉・スラッジ除去手段13では除去できない大きい切り屑を切削油から分離し、回収水槽11に流入することを抑制するためである。
切削油回収装置10は、更に、図1に示したように、回収水槽11の底部に、表面が少なくとも磁石よりなる底部切粉・スラッジ吸着手段15を備えていることが好ましい。回収水槽11に切削油と共に流入し沈殿した切粉及びスラッジを吸着することにより、切粉及びスラッジが上澄みの切削油に混入することを抑制するためである。
切削油回収装置10は、加えて、図1に示したように、回収水槽11に溜まった切削油をオーバーフローにより移動させて溜め、ポンプ16により切削機20に戻すポンプ槽17を備えていることが好ましい。回収水槽11において沈殿により切粉及びスラッジが分離された上澄みの切削油をポンプ槽17に移すことにより、沈殿した細かい切粉及びスラッジがポンプ16により舞い上がって切削油に混入してしまうことを抑制するためである。
なお、ポンプ槽17の内部は、仕切板18により、回収水槽11から切削油が流入する流入部17Aと、ポンプ16により切削機20に切削油を流出する流出部17Bとに仕切られていることが好ましい。流入部17Aにおいて細かい切粉及びスラッジを沈殿させて更に分離するためである。また、ポンプ槽17の内部には、沈殿しきれずに切削油に浮遊している極微細な切削微粉を吸着するための浮遊切削微粉吸着手段19が設けられていることが好ましい。浮遊切削微粉吸着手段19は、例えば、表面が少なくとも磁石により構成され、少なくとも切削油の液面が仕切板18を超える領域において、切削油の液面と接触する位置に設けられることが好ましい。
この切削油回収装置10は、例えば、次のようにして用いられる。まず、切削機20で用いられた切削油は、案内手段12を流れて回収水槽11に流入する。その際、切削油に含まれる切粉及びスラッジは、案内手段12に配設された第1の除去手段13Aにより吸着されて除去され、切削油に含まれる切り屑は、切り屑除去手段14により分離されて除去される。また、回収水槽11では、切削油に残っている切粉及びスラッジが沈殿し、底部切粉・スラッジ吸着手段15に吸着され、上澄みの切削油はオーバーフローによりポンプ槽17に移動する。ポンプ槽17では、流入部17Aにおいて、更に、切削油に残っている切粉及びスラッジが沈殿し、上澄みの切削油はオーバーフローにより流出部17Bに移動する。また、切削油に浮遊している切削微粉は浮遊切削微粉吸着手段19に吸着される。流出部17Bに移動した切削油は、ポンプ16により切削機20に戻されて、再利用される。なお、第1の除去手段13Aは、例えば、1日に1回取り外して、吸着した切粉及びスラッジを取り除き、再び取り付けることにより、吸着能力を保持することができる。
このように本実施の形態によれば、回収水槽11に切削油が流入する前の位置に、切削機20において用いた切削油から切粉及びスラッジを除去する切粉・スラッジ除去手段13を設けるようにしたので、切削油と共に回収水槽11に流入する切粉及びスラッジの量を削減することができる。また、切粉・スラッジ除去手段13として、表面が少なくとも磁石よりなる第1の除去手段13Aを備えるようにしたので、切削油から細かい切粉及びスラッジを除去することができ、細かい切粉及びスラッジが回収水槽11に流入することを抑制することができる。
よって、切削油から細かい切粉及びスラッジを十分に分離することができ、切削油の寿命を延長することができると共に、切削精度を向上させることができる。また、回収水槽11に溜まる切粉及びスラッジの量を削減することができ、回収水槽に溜まった切粉及びスラッジ等の堆積物を除去して廃棄する作業の回数を削減することができる。なお、例えば、従来のように、切削油を切削機の下方に設けた水槽に溜めて沈殿により切粉及びスラッジを沈殿させて分離する場合には、切削油を1ヵ月程度で交換しなければならなかったのに対して、本実施の形態によれば、切削油を交換せずに6ヵ月間使用することができた。
更に、回収水槽11に溜まった切削油をオーバーフローにより移動させて溜め、ポンプ16により切削機20に戻すポンプ槽17を備えるようにしたので、回収水槽11において沈殿により切粉及びスラッジが分離された上澄みの切削油をポンプ槽17に移し、ポンプ16により切削機20に戻すことができる。よって、細かい切粉及びスラッジがポンプ16により舞い上がって切削油に混入してしまうことを抑制することができる。従って、切削油から細かい切粉及びスラッジを更に分離することができ、切削油の寿命をより延長することができると共に、切削精度をより向上させることができる。
加えて、回収水槽11に切削油が流入する前の位置に、切削油から切り屑を除去するための網状の切り屑除去手段14を備えるようにすれば、切粉・スラッジ除去手段13では除去できない大きい切り屑が回収水槽11に流入することを抑制することができる。よって、回収水槽11に溜まる切り屑の量を削減することができ、回収水槽11に溜まった堆積物を除去して廃棄する作業の回数を削減することができる。
更にまた、ポンプ槽17の内部を仕切板18により流入部17Aと流出部17Bとに仕切るようにすれば、流入部17Aにおいて細かい切粉及びスラッジを沈殿させて更に分離することができる。よって、切削油から細かい切粉及びスラッジを更に分離することができ、切削油の寿命をより延長することができると共に、切削精度をより向上させることができる。
加えてまた、回収水槽11の底部に、表面が少なくとも磁石よりなる底部切粉・スラッジ吸着手段15を備えるようにすれば、回収水槽11に沈殿した切粉及びスラッジを吸着し、回収水槽11からポンプ槽17に移動する切粉及びスラッジの量を削減することができる。更に、ポンプ槽17の内部に、表面が少なくとも磁石よりなり、沈殿しきれずに切削油に浮遊している切削微粉を吸着するための浮遊切削微粉吸着手段19を備えるようにすれば、浮遊している切削微粉を吸着して除去することができる。よって、切削油から細かい切粉及びスラッジを更に分離することができると共に、切削微粉も分離することができ、切削油の寿命をより延長することができると共に、切削精度をより向上させることができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本考案の第2の実施の形態に係る切削油回収装置10の構成を表すものである。この切削油回収装置10は、切粉・スラッジ除去手段13の構成が異なることを除き、他は第1の実施の形態と同様の構成を有している。よって、第1の実施の形態と対応する構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図3は、本考案の第2の実施の形態に係る切削油回収装置10の構成を表すものである。この切削油回収装置10は、切粉・スラッジ除去手段13の構成が異なることを除き、他は第1の実施の形態と同様の構成を有している。よって、第1の実施の形態と対応する構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
切粉・スラッジ除去手段13は、例えば、第1の除去手段13Aに代えて、又は、第1の除去手段13Aに加えて、第2の除去手段13Bを備えている。第2の除去手段13Bは、例えば、案内手段12又は案内手段12と回収水槽11との間に配設され、表面が少なくとも磁石よりなる回転体131と、この回転体131の表面に吸着された切粉及びスラッジを掻き取る掻き取り刃132とを有している。
回転体131は、例えば、案内手段12を流れてきた切削油が一部に接触するように配設されることが好ましい。掻き取り刃132は、例えば、切削油が接触しない側において、回転体131に刃が接触するように配設されることが好ましく、回転体131が回転することにより、回転体の表面に吸着された切粉及びスラッジを掻き取るようになっている。なお、掻き取り刃132の下方近傍には、掻き取った切粉及びスラッジを受けるための切粉・スラッジ受け部133が配設されることが好ましい。
このように構成しても、第1の実施の形態と同様に作用し、同様の効果を得ることができる。
以上、実施の形態及び実施例を挙げて本考案を説明したが、本考案は上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、各構成要素について具体的に説明したが、全ての構成要素を備えていなくてもよく、また、他の構成要素を備えていてもよい。
10…切削油回収装置、11…回収水槽、12…案内手段、13…切粉・スラッジ除去手段、13A…第1の除去手段、13B…第2の除去手段、14…切り屑除去手段、15…底部切粉・スラッジ吸着手段、16…ポンプ、17…ポンプ槽、17A…流入部、17B…流出部、18…仕切板、19…浮遊切削微粉吸着手段、20…切削機、131…回転体、132…掻き取り刃、133…切粉・スラッジ受け部
Claims (4)
- 切削機において被削材の切削に用いた切削油から切粉及びスラッジを除去して切削油を回収する切削油回収装置であって、
切削機において用いた切削油を溜める回収水槽と、
この回収水槽に切削機において用いた切削油を案内する案内手段と、
前記回収水槽に切削油が流入する前の位置に、切削機において用いた切削油から切粉及びスラッジを除去する切粉・スラッジ除去手段と、
前記回収水槽に溜まった切削油をオーバーフローにより移動させて溜め、ポンプにより切削機に戻すポンプ槽とを備え、
前記切粉・スラッジ除去手段は、前記案内手段に配設され、表面が少なくとも磁石よりなる第1の除去手段、及び、前記案内手段又は前記案内手段と前記回収水槽との間に配設され、表面が少なくとも磁石よりなる回転体と、この回転体の表面に吸着された切粉及びスラッジを掻き取る掻き取り刃とを有する第2の除去手段のうちの少なくとも一方を備えた
ことを特徴とする切削油回収装置。 - 前記回収水槽に切削油が流入する前の位置に、切削油から切り屑を除去するための網状の切り屑除去手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の切削油回収装置。
- 前記ポンプ槽の内部は、仕切板により、前記回収水槽から切削油が流入する流入部と、ポンプにより切削機に切削油を流出する流出部とに仕切られていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の切削油回収装置。
- 前記回収水槽の底部に、表面が少なくとも磁石よりなる底部切粉・スラッジ吸着手段を備え、
前記ポンプ槽の内部に、表面が少なくとも磁石よりなり、沈殿しきれずに切削油に浮遊している切削微粉を吸着するための浮遊切削微粉吸着手段を備えた
ことを特徴とする請求項請求項1から請求項3のいずれか1に記載の切削油回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016000272U JP3203503U (ja) | 2016-01-22 | 2016-01-22 | 切削油回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016000272U JP3203503U (ja) | 2016-01-22 | 2016-01-22 | 切削油回収装置 |
Publications (1)
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JP3203503U true JP3203503U (ja) | 2016-03-31 |
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JP (1) | JP3203503U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106862996A (zh) * | 2017-04-17 | 2017-06-20 | 中山市速美达机械自动化科技有限公司 | 一种有色金属加工余料除油去铁回收自动化机械 |
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CN106862996A (zh) * | 2017-04-17 | 2017-06-20 | 中山市速美达机械自动化科技有限公司 | 一种有色金属加工余料除油去铁回收自动化机械 |
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