JP2000202735A - 切削液ろ過装置 - Google Patents

切削液ろ過装置

Info

Publication number
JP2000202735A
JP2000202735A JP11006433A JP643399A JP2000202735A JP 2000202735 A JP2000202735 A JP 2000202735A JP 11006433 A JP11006433 A JP 11006433A JP 643399 A JP643399 A JP 643399A JP 2000202735 A JP2000202735 A JP 2000202735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting fluid
tank
pump
supplied
dirty
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11006433A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohei Shintani
昌平 新谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP11006433A priority Critical patent/JP2000202735A/ja
Publication of JP2000202735A publication Critical patent/JP2000202735A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間に亘って安定して使用でき、切削液の
不所望な排出を有効に防止しながら、切削液から磁性体
や非磁性体スラッジを常に有効に除去して、十分に清浄
された切削液を工作機械に環流できる切削液ろ過装置を
提供する。 【解決手段】 工作機械から排出される切削液をマグネ
ットセパレータ槽1に供給して磁性体の切粉等を分離し
てから、傾斜底面を有するダーティタンク2に供給して
攪拌し、その傾斜底面2aの最下部近傍から第1のポン
プ11により切削液を吸引してろ過器3でろ過した後、
クリーンタンク4に供給して第2のポンプ14により工
作機械に環流する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研削盤等の工作機
械から排出される切削液をろ過して、工作機械に環流さ
せる切削液ろ過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄材等の切削加工を行う研削盤等の工作
機械で使用された切削液には、鉄材等の磁性体の切粉だ
けでなく、砥石等の非磁性体のスラッジが混入してい
る。
【0003】このような磁性体の切粉および非磁性体の
スラッジを除去して切削液を清浄する装置として、例え
ば特開昭58−174211号公報には、ダーティタン
ク内にマグネットドラム式の磁気分離装置を設けると共
に、底部に周回移動するエンドレスのスクレーパチェー
ンを設け、磁気分離装置により磁性体の切粉を固めてダ
ーティタンク底部に落下させ、その底部に落下した切粉
および底部に沈殿した非磁性体のスラッジをスクレーパ
チェーンによりかき取って外部に排出するようにしたも
のが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、ダーティタンク底部にスクレーパチェーン
が摺接しながら移動するため、スクレーパチェーンおよ
びダーティタンク底部が劣化し、長期間に亘って安定し
た性能を維持することができないという不具合があると
共に、切粉やスラッジと一緒に切削液も排出されるた
め、切削液の補給量が増加することが懸念される。
【0005】また、非磁性体のスラッジは、使用する砥
石によって粒子が非常に細かくなる場合があり、この場
合にはスクレーパチェーンの周回移動に伴って生じる切
削液の攪拌によってダーティタンク底部に沈殿せず、ス
クレーパチェーンでかき取ることができないため、十分
な清浄効果が達成されないおそれがある。
【0006】従って、かかる点に鑑みてなされた本発明
の目的は、長期間に亘って安定した性能を維持すること
ができると共に、切削液の不所望な排出を有効に防止で
き、工作機械からの切削液から磁性体の切粉等や非磁性
体スラッジを常に有効に除去して、十分に清浄された切
削液を工作機械に環流できるよう適切に構成した切削液
ろ過装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の切削液ろ過装置の発明は、工作機械から排
出される切削液を受けて、該切削液中に含まれる磁性体
の切粉等を分離するマグネットセパレータ槽と、上記マ
グネットセパレータ槽から排出される切削液を貯留し、
一方側から他方側に向けて低くなる傾斜した底面を有す
るダーティタンクと、上記ダーティタンク内の切削液を
吸引する第1のポンプと、上記第1のポンプにより吸引
された切削液をろ過するろ過器と、上記ろ過器でろ過さ
れた切削液を貯留するクリーンタンクと、上記クリーン
タンク内の切削液を吸引して工作機械に供給する第2の
ポンプとを有し、上記マグネットセパレータ槽から排出
される切削液を上記ダーティタンクの一方側から供給し
て該ダーティタンク内で切削液を攪拌し、上記第1のポ
ンプにより上記ダーティタンクの他方側の底部近傍から
切削液を吸引して上記ろ過器に供給するよう構成したこ
とを特徴とする。
【0008】この請求項1の発明によると、工作機械か
らの切削液は、まずマグネットセパレータ槽で磁性体の
切粉等が除去されて、ダーティタンクにその一方側から
供給される。ここで、ダーティタンクは、底面が一方側
から他方側に向けて低くなる傾斜面となっているので、
一方側から供給された切削液は傾斜底面の他方側へと流
れて該ダーティタンク内で有効に攪拌され、この攪拌に
よって切削液中に含まれている粒子の細かい非磁性体の
スラッジは、傾斜底面の斜面および最下部に堆積するこ
となく切削液中に浮遊し、粒子の粗い非磁性体のスラッ
ジは傾斜底面の斜面に堆積することなく、その最下部に
誘導されることになる。また、マグネットセパレータ槽
で除去しきれなかった磁性体の切粉等も、他方側の傾斜
底面の最下部に誘導されることになる。
【0009】従って、ダーティタンクの他方側の底部近
傍から第1のポンプにより切削液を吸引してろ過器に供
給すれば、切削液中に浮遊する非磁性体のスラッジと一
緒に、傾斜底面の最下部に誘導された非磁性体のスラッ
ジや磁性体の切粉等を有効に吸引でき、これらをろ過器
で有効に除去することができるので、切削液を十分に清
浄することが可能になると共に、スラッジの堆積による
切削液の腐敗を有効に防止できるので、切削液の性能を
長期間に亘って安定して維持しながら、切削液を繰り返
し使用することが可能になる。
【0010】しかも、ろ過装置は、従来のように、ダー
ティタンク底部に摺接して周回移動可能にスクレーパチ
ェーン等の消耗品を設ける必要がないので、長期間に亘
って安定した性能を維持することができると共に、切削
液を装置外部に不所望に排出するのを有効に防止でき、
切削液の補給量を最小限にすることが可能となる。さら
に、ダーティタンクの底面を傾斜させることにより、所
定周期、例えば数年周期でタンク内を清掃する場合に、
傾斜の低い他方側の底部にドレンを設けることで、清掃
を容易に行うことが可能となる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1の切削
液ろ過装置において、上記ダーティタンクから上記第1
のポンプおよび上記ろ過器を経て上記クリーンタンクに
供給する切削液の供給量を、該クリーンタンクから上記
第2のポンプにより工作機械に供給する切削液の供給量
よりも多く設定して、上記クリーンタンクから切削液を
オーバーフローさせるよう構成すると共に、該オーバー
フローした切削液を上記ダーティタンクの一方側から供
給するように、該ダーティタンクの一方側の底部近傍に
向けて整流板を延設したことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によると、クリーンタンク
からオーバーフローした切削液が、整流板を経てダーテ
ィタンクの傾斜底面の上部から下部に向けて流下するの
で、ダーティタンク内の切削液の攪拌作用を高めて非磁
性体スラッジをより有効に浮遊させることが可能とな
る。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の切削液ろ過装置において、上記クリーンタン
クを上記ダーティタンクの一方側に隣接して設けると共
に、上記クリーンタンクの底面を上記ダーティタンクか
ら離間するに従って高くなるように傾斜して形成して、
その底面が高い側から上記ろ過器を経た切削液を供給
し、低い側から上記第2のポンプにより切削液を吸引す
るように構成したことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によると、クリーンタンク
内で清浄された切削液を循環することができるので、特
にクリーンタンクから切削液をオーバーフローさせてダ
ーティタンクに供給する場合に、オーバーフローの勢い
を増すことができると共に、そのオーバーフローした切
削液を隣接するダーティタンクに直接供給することがで
き、ダーティタンク内での切削液の攪拌作用を高めるこ
とが可能となる。
【0015】また、クリーンタンクの底面を傾斜させる
ことにより、所定周期、例えば数年周期でタンク内を清
掃する場合に、傾斜の低い側の底部にドレインを設ける
ことで、清掃を容易に行うことが可能となる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
切削液ろ過装置において、上記ダーティタンクの他方側
の底部近傍から切削液を吸引して、上記マグネットセパ
レータ槽に供給する第3のポンプを設けたことを特徴と
する。
【0017】請求項4の発明によると、ダーティタンク
の他方側の傾斜底面最下部に堆積し易い切粉等の磁性体
を第3のポンプにより吸引してマグネットセパレータ槽
で再度除去することができるので、ダーティタンク内で
切削液を攪拌しても浮遊しない切粉等を確実に除去する
ことができると共に、切削液の攪拌作用を高めて非磁性
体スラッジをより有効に浮遊させることができるので、
切削液の腐敗をより有効に防止することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による切削液ろ過装
置の実施の形態について図1及び図2によって詳細に説
明する。
【0019】図1は本発明に係る切削液ろ過装置の一実
施の形態を示す平面図、図2は同じく縦断正面図であ
る。この切削液ろ過装置は、工作機械から排出される切
削液をマグネットセパレータ槽1、ダーティタンク2お
よびろ過器3を経て清浄した後、クリーンタンク4を経
て工作機械、例えば研削盤に環流させるものである。
【0020】マグネットセパレータ槽1はダーティタン
ク2の上部に配置する。このマグネットセパレータ槽1
には、回転駆動されるマグネットドラム5を設けると共
に、該マグネットドラム5の周面に軸方向に接して延在
する分離ブレード6を設け、排出路7を経て研削盤から
排出される切削液に含まれる鉄材等の磁性体の切粉を、
マグネットドラム5を回動させながらその周面に吸着さ
せて分離ブレード6でかき取り、切粉受け8に排出す
る。マグネットセパレータ槽1で磁性体の切粉等が除去
された切削液は、排出管9を経てダーティタンク2にそ
の一方側から供給して、ダーティタンク2内に貯留す
る。
【0021】ダーティタンク2は、底面2aを一方側か
ら他方側に向けて低くなる傾斜底面に形成し、このダー
ティタンク2内の切削液を他方側の底部近傍、すなわち
傾斜底面2aの最下部近傍から吸引管10を経て第1の
ポンプ(P1)11により吸引してろ過器3に供給す
る。
【0022】ろ過器3は、袋状のフィルタバック3aを
複数有する公知の多段式フィルタバック構造をもって構
成し、このろ過器3でろ過された切削液を供給管12を
経てクリーンタンク4へ供給して、クリーンタンク4内
に貯留する。
【0023】クリーンタンク4は、ダーティタンク2の
一方側に隣接して設けると共に、その底面4aはダーテ
ィタンク2から離間するに従って高くなるように傾斜し
て形成し、その傾斜底面4aの最上部近傍に供給管12
の出口を臨ませて、ろ過器3からの切削液を供給し、最
下部近傍から吸引管13を経て第2のポンプ(P2)1
4により切削液を吸引して研削盤に環流させるようにす
る。
【0024】さらに、本実施の形態では、第3のポンプ
(P3)15を設けて、ダーティタンク2の傾斜底面2
aの最下部近傍から切削液を吸引してマグネットセパレ
ータ槽1に供給する。
【0025】また、第1のポンプ11によりダーティタ
ンク2からろ過器3を経てクリーンタンク4に供給する
切削液の供給量を、第2のポンプ12によりクリーンタ
ンク4から研削盤に供給する切削液の供給量よりも多く
設定して、クリーンタンク4から切削液をオーバーフロ
ーさせるよう構成すると共に、そのオーバーフローした
切削液を、ダーティタンク2の一方側の底部から傾斜底
面2aに沿って供給するように、ダーティタンク2の一
方側の底部近傍に向けて整流板16を延設する。
【0026】なお、図1では、第1のポンプ11からク
リーンタンク4に到るろ過器3および供給管12を含む
流路を模式的に示している。
【0027】このように構成された切削液ろ過装置によ
ると、研削盤からの切削液は、まずマグネットセパレー
タ槽1で磁性体の切粉等が除去されて、ダーティタンク
2にその一方側から供給される。
【0028】ダーティタンク2は、その底面2aが一方
側から他方側に向けて低くなる傾斜底面に形成されてい
るので、一方側から供給された切削液は、傾斜底面2a
を最下部の他方側へと流下して、該ダーティタンク2a
内で攪拌され、これにより切削液中に含まれている非磁
性体のスラッジのうち、粒子の細かいものは傾斜底面2
aの斜面および最下部に堆積することなく、切削液中に
浮遊し、粒子の粗いものは傾斜底面2aの斜面に堆積す
ることなく、その最下部に誘導される。
【0029】また、マグネットセパレータ槽1で除去し
きれなかった磁性体の切粉等は、傾斜底面2aの最下部
に誘導される。
【0030】このダーティタンク2に貯留された切削液
は、傾斜底面2aの最下部近傍から吸引管10を経て第
1のポンプ11により吸引されるので、攪拌作用を高め
るばかりでなく切削液中に浮遊する非磁性体のスラッジ
と一緒に、傾斜底面2aの最下部に誘導された非磁性体
のスラッジや磁性体の切粉等も吸引されてろ過器3に供
給され、ろ過器3によってろ過される。
【0031】従って、ダーティタンク2内にスラッジが
堆積することがないので、切削液の腐敗を有効に防止で
き、更に、ろ過器3によって非磁性体のスラッジと磁性
体のの切粉等が確実に除去されるので、切削液の性能を
十分に維持しながら長期間に亘って繰り返し使用するこ
とができる。
【0032】しかも、従来のように、ろ過装置は、ダー
ティタンク底部に摺接して周回移動可能にスクレーパチ
ェーンを設ける必要がないので、装置を長期間に亘って
安定した性能を維持することができると共に、切削液を
装置外部に不所望に排出することがないので、切削液の
補給量も最小限にすることができる。
【0033】また、第3のポンプ15によりダーティタ
ンク2の傾斜底面2aの最下部近傍から切削液を吸引し
てマグネットセパレータ槽1に供給するようにしている
ので、切削液の攪拌によって傾斜底面2aの最下部に堆
積し易い磁性体の切粉等をマグネットセパレータ槽1に
供給して再度除去することができると共に、マグネット
セパレータ槽1からダーティタンク2への切削液の供給
を増加することができ、ダーティタンク2内の攪拌作用
を高めることができる。
【0034】従って、ダーティタンク2内で切削液を攪
拌しても浮遊し難い切粉等をマグネットセパレータ槽1
で確実に除去することができると共に、ダーティタンク
2内での切削液の攪拌効果を高めることで、非磁性体ス
ラッジをより有効に浮遊させて、ろ過器3でろ過するた
め、スラッジの堆積による切削液の腐敗をより有効に防
止することができる。
【0035】更に、クリーンタンク4からオーバーフロ
ーした切削液は、ダーティタンク2に直接供給されて、
整流板16を経てダーティタンク2の傾斜底面2aの上
部から下部に向けて流れ込むので、ダーティタンク2内
の切削液の攪拌作用をより高めることができる。
【0036】しかも、クリーンタンク4では、その傾斜
底面4aの高い側から供給管12を経て切削液を供給
し、低い側から第2のポンプ14により切削液を吸引し
て研削盤に供給するようにしているので、クリーンタン
ク4内で切削液を循環することができ、これによりオー
バーフローの勢いを増して、ダーティタンク2内での切
削液の攪拌をより高めることができる。
【0037】ここで、ダーティタンク2及びクリーンタ
ンク4の底面を傾斜底面2a、4aとすることにより、
所定周期、例えば数年周期でタンク2、4内を清掃する
場合に、傾斜の低い他方側の底部にドレン孔を設けるこ
とで、清掃作業を容易に行うことが可能になる。
【0038】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々
の変更が可能である。例えば、第3のポンプ15を設け
て、ダーティタンク2内の切削液をマグネットセパレー
タ槽1に循環する構成を省略することも可能であり、ま
た、図2に破線で示すように、第3のポンプ15の吐出
側をダーティタンク2の傾斜底面2aの最上部側に設け
て、攪拌作用を高めるように構成してもよい。
【0039】更に、第1ポンプ11の吸引管10及び第
2のポンプ14の吸引管13の配置は、図1に限定され
ることなく、それぞれのタンク2、4の傾斜底面2a、
4aの最下部側に配置することで同様の効果を得ること
ができることはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明した本発明の切削液ろ過装置に
よると、従来のようにダーティタンク底部にスクレーパ
チェーンを設けることなく、工作機械から排出される切
削液をマグネットセパレータ槽に供給して磁性体の切粉
等を分離してから、傾斜底面を有するダーティタンクに
供給して攪拌し、その傾斜底面の最下部近傍から切削液
を吸引してろ過器でろ過した後、クリーンタンクに供給
して工作機械に環流するようにしたので、装置を長期間
に亘って安定した性能を維持することができると共に、
切削液の不所望な排出を有効に防止できる。
【0041】更に、本発明の切削液ろ過装置は、確実に
非磁性体のスラッジを除去して腐敗を防止し、切削液の
性能を維持しながら、長期間に亘って繰り返し使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切削液ろ過装置の一実施の形態を
示す平面図である。
【図2】同じく、縦断正面図である。
【符号の説明】
1 マグネットセパレータ槽 2 ダーティタンク 2a 傾斜底面 3 ろ過器 4 クリーンタンク 4a 傾斜底面 9 排出管 10 吸引管 11 第1のポンプ 12 供給管 13 吸引管 14 第2のポンプ 15 第3のポンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械から排出される切削液を受け
    て、該切削液中に含まれる磁性体の切粉等を分離するマ
    グネットセパレータ槽と、 上記マグネットセパレータ槽から排出される切削液を貯
    留し、一方側から他方側に向けて低くなる傾斜した底面
    を有するダーティタンクと、 上記ダーティタンク内の切削液を吸引する第1のポンプ
    と、 上記第1のポンプにより吸引された切削液をろ過するろ
    過器と、 上記ろ過器でろ過された切削液を貯留するクリーンタン
    クと、 上記クリーンタンク内の切削液を吸引して工作機械に供
    給する第2のポンプとを有し、 上記マグネットセパレータ槽から排出される切削液を上
    記ダーティタンクの一方側から供給して該ダーティタン
    ク内で切削液を攪拌し、上記第1のポンプにより上記ダ
    ーティタンクの他方側の底部近傍から切削液を吸引して
    上記ろ過器に供給するよう構成したことを特徴とする切
    削液ろ過装置。
  2. 【請求項2】 上記ダーティタンクから上記第1のポン
    プおよび上記ろ過器を経て上記クリーンタンクに供給す
    る切削液の供給量を、該クリーンタンクから上記第2の
    ポンプにより工作機械に供給する切削液の供給量よりも
    多く設定して、上記クリーンタンクから切削液をオーバ
    ーフローさせるよう構成すると共に、該オーバーフロー
    した切削液を上記ダーティタンクの一方側から供給する
    ように、該ダーティタンクの一方側の底部近傍に向けて
    整流板を延設したことを特徴とする請求項1に記載の切
    削液ろ過装置。
  3. 【請求項3】 上記クリーンタンクを上記ダーティタン
    クの一方側に隣接して設けると共に、上記クリーンタン
    クの底面を上記ダーティタンクから離間するに従って高
    くなるように傾斜して形成して、その底面が高い側から
    上記ろ過器を経た切削液を供給し、低い側から上記第2
    のポンプにより切削液を吸引するように構成したことを
    特徴とする請求項1または2に記載の切削液ろ過装置。
  4. 【請求項4】 上記ダーティタンクの他方側の底部近傍
    から切削液を吸引して、上記マグネットセパレータ槽に
    供給する第3のポンプを設けたことを特徴とする請求項
    1〜3に記載の切削液ろ過装置。
JP11006433A 1999-01-13 1999-01-13 切削液ろ過装置 Pending JP2000202735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11006433A JP2000202735A (ja) 1999-01-13 1999-01-13 切削液ろ過装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11006433A JP2000202735A (ja) 1999-01-13 1999-01-13 切削液ろ過装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000202735A true JP2000202735A (ja) 2000-07-25

Family

ID=11638275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11006433A Pending JP2000202735A (ja) 1999-01-13 1999-01-13 切削液ろ過装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000202735A (ja)

Cited By (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100401093B1 (ko) * 2001-02-26 2003-10-17 김용범 안경렌즈 연마수의 재생장치
KR100419351B1 (ko) * 2001-09-26 2004-02-19 최명희 렌즈 연마수의 재생방법 및 재생장치
FR2855982A1 (fr) * 2003-06-13 2004-12-17 Clean 3 Bio System Dispositif de separation des particules contenues dans un flux de fluide et installation de nettoyage equipee d'un tel dispositif de separation
KR100680653B1 (ko) 2005-09-23 2007-02-08 이종배 렌즈 연마수 재생장치
KR101001585B1 (ko) 2008-03-17 2010-12-17 주식회사마스타텍 가공유 공급장치
TWI453088B (zh) * 2007-11-27 2014-09-21 Brother Ind Ltd Cutting fluid filter
CN104175226A (zh) * 2014-07-29 2014-12-03 安徽郁金香新能源科技有限公司 一种新型切削液过滤装置
CN104476317A (zh) * 2014-11-27 2015-04-01 太仓圣广仁自动化设备有限公司 一种切削液循环装置
CN104667610A (zh) * 2015-03-20 2015-06-03 台州市永宁轴承制造有限公司 机床磨削液集中过滤方法及其过滤装置系统
CN106312684A (zh) * 2016-11-17 2017-01-11 慈溪润德机械制造有限公司 一种带有切削液净化系统的铣床结构
CN106363458A (zh) * 2016-11-17 2017-02-01 慈溪润德机械制造有限公司 一种车床
CN106363457A (zh) * 2016-11-17 2017-02-01 慈溪润德机械制造有限公司 一种铣床
CN106363456A (zh) * 2016-11-17 2017-02-01 慈溪润德机械制造有限公司 一种铣床结构
CN106363455A (zh) * 2016-11-17 2017-02-01 慈溪润德机械制造有限公司 一种车床结构
CN106392763A (zh) * 2016-11-17 2017-02-15 慈溪润德机械制造有限公司 一种带有切削液净化系统的车床结构
CN106425873A (zh) * 2016-10-13 2017-02-22 新野鼎泰电子精工科技有限公司 一种机床加工用集中过滤供油系统
CN106475909A (zh) * 2016-12-26 2017-03-08 郑州天舜电子技术有限公司 一种切削液循环利用的机械加工打磨装置
WO2017124437A1 (zh) * 2016-01-22 2017-07-27 冯坚 切削液循环再生设备
CN107803703A (zh) * 2017-12-03 2018-03-16 浙江博文工程机械配件有限公司 一种离合器皮带轮车削加工装置
CN107813185A (zh) * 2017-10-31 2018-03-20 无锡德沃精工设备有限公司 一种可快速过滤的切削液的切割设备
CN108972134A (zh) * 2018-08-27 2018-12-11 衢州学院 一种高效排屑的机床工作台
CN109128979A (zh) * 2018-08-27 2019-01-04 衢州学院 一种机床工作台上的冷却液循环装置
CN109395891A (zh) * 2018-09-27 2019-03-01 安徽伟晔机械有限公司 一种磨床用磨削液净化分离装置
CN110227294A (zh) * 2019-06-17 2019-09-13 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 抛光液循环过滤系统
CN110302901A (zh) * 2019-07-09 2019-10-08 金华落日新能源科技有限公司 一种生产车间铁铝屑回收分离设备
CN112589526A (zh) * 2020-11-26 2021-04-02 毛享君 一种多功能数控机床用油污冷却回收方法及装置
CN112604371A (zh) * 2020-11-25 2021-04-06 胡玮 一种数控机床用切削液过滤装置
CN112643398A (zh) * 2020-12-11 2021-04-13 安徽固尔康管业有限公司 一种冷却水循环装置
CN114102243A (zh) * 2021-12-14 2022-03-01 东莞市巨冈机械工业有限公司 一种数控机床的油雾净化过滤装置
CN114315005A (zh) * 2022-03-15 2022-04-12 杭州吉宝传动设备有限公司 一种针对切削液的阻油阻泥二级收集处理系统及控制方法
CN114670052A (zh) * 2022-03-18 2022-06-28 大成(常熟)机械有限公司 一种自动化加工设备的切削液回收系统
CN115300991A (zh) * 2022-08-03 2022-11-08 中钢集团邢台机械轧辊有限公司 一种切削液泥沙集中回收装置及其使用方法

Cited By (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100401093B1 (ko) * 2001-02-26 2003-10-17 김용범 안경렌즈 연마수의 재생장치
KR100419351B1 (ko) * 2001-09-26 2004-02-19 최명희 렌즈 연마수의 재생방법 및 재생장치
FR2855982A1 (fr) * 2003-06-13 2004-12-17 Clean 3 Bio System Dispositif de separation des particules contenues dans un flux de fluide et installation de nettoyage equipee d'un tel dispositif de separation
WO2005002708A1 (fr) * 2003-06-13 2005-01-13 Clean 3 Bio System Dispositif de separation des particules contenues dans un flux de fluide et installation de nettoyage equipee d’un tel dispositif de separation
KR100680653B1 (ko) 2005-09-23 2007-02-08 이종배 렌즈 연마수 재생장치
TWI453088B (zh) * 2007-11-27 2014-09-21 Brother Ind Ltd Cutting fluid filter
KR101001585B1 (ko) 2008-03-17 2010-12-17 주식회사마스타텍 가공유 공급장치
CN104175226A (zh) * 2014-07-29 2014-12-03 安徽郁金香新能源科技有限公司 一种新型切削液过滤装置
CN104476317A (zh) * 2014-11-27 2015-04-01 太仓圣广仁自动化设备有限公司 一种切削液循环装置
CN104667610A (zh) * 2015-03-20 2015-06-03 台州市永宁轴承制造有限公司 机床磨削液集中过滤方法及其过滤装置系统
WO2017124437A1 (zh) * 2016-01-22 2017-07-27 冯坚 切削液循环再生设备
CN106425873A (zh) * 2016-10-13 2017-02-22 新野鼎泰电子精工科技有限公司 一种机床加工用集中过滤供油系统
CN108296866A (zh) * 2016-11-17 2018-07-20 慈溪润德机械制造有限公司 一种铣床结构
CN106363456A (zh) * 2016-11-17 2017-02-01 慈溪润德机械制造有限公司 一种铣床结构
CN106363455A (zh) * 2016-11-17 2017-02-01 慈溪润德机械制造有限公司 一种车床结构
CN106392763A (zh) * 2016-11-17 2017-02-15 慈溪润德机械制造有限公司 一种带有切削液净化系统的车床结构
CN106363457A (zh) * 2016-11-17 2017-02-01 慈溪润德机械制造有限公司 一种铣床
CN108453563B (zh) * 2016-11-17 2020-06-23 慈溪润德机械制造有限公司 一种带有切削液净化系统的铣床结构
CN106363458A (zh) * 2016-11-17 2017-02-01 慈溪润德机械制造有限公司 一种车床
CN108296866B (zh) * 2016-11-17 2020-06-12 慈溪润德机械制造有限公司 一种铣床结构
CN108296867B (zh) * 2016-11-17 2020-06-12 慈溪润德机械制造有限公司 一种铣床
CN108214089A (zh) * 2016-11-17 2018-06-29 慈溪润德机械制造有限公司 一种带有切削液净化系统的铣床结构
CN108283991A (zh) * 2016-11-17 2018-07-17 慈溪润德机械制造有限公司 一种切削液净化器
CN108296867A (zh) * 2016-11-17 2018-07-20 慈溪润德机械制造有限公司 一种铣床
CN106312684A (zh) * 2016-11-17 2017-01-11 慈溪润德机械制造有限公司 一种带有切削液净化系统的铣床结构
CN108296020A (zh) * 2016-11-17 2018-07-20 慈溪润德机械制造有限公司 一种切削液的净化器
CN108453563A (zh) * 2016-11-17 2018-08-28 慈溪润德机械制造有限公司 一种带有切削液净化系统的铣床结构
CN108283991B (zh) * 2016-11-17 2020-05-15 南通科星化工有限公司 一种切削液净化器
CN108296020B (zh) * 2016-11-17 2020-01-10 株洲钧诚精密制造有限公司 一种切削液的净化器
CN106475909A (zh) * 2016-12-26 2017-03-08 郑州天舜电子技术有限公司 一种切削液循环利用的机械加工打磨装置
CN107813185A (zh) * 2017-10-31 2018-03-20 无锡德沃精工设备有限公司 一种可快速过滤的切削液的切割设备
CN107803703A (zh) * 2017-12-03 2018-03-16 浙江博文工程机械配件有限公司 一种离合器皮带轮车削加工装置
CN109128979A (zh) * 2018-08-27 2019-01-04 衢州学院 一种机床工作台上的冷却液循环装置
CN108972134A (zh) * 2018-08-27 2018-12-11 衢州学院 一种高效排屑的机床工作台
CN109128979B (zh) * 2018-08-27 2020-11-13 衢州学院 一种机床工作台上的冷却液循环装置
CN109395891A (zh) * 2018-09-27 2019-03-01 安徽伟晔机械有限公司 一种磨床用磨削液净化分离装置
CN110227294A (zh) * 2019-06-17 2019-09-13 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 抛光液循环过滤系统
CN110227294B (zh) * 2019-06-17 2024-04-19 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 抛光液循环过滤系统
CN110302901A (zh) * 2019-07-09 2019-10-08 金华落日新能源科技有限公司 一种生产车间铁铝屑回收分离设备
CN112604371A (zh) * 2020-11-25 2021-04-06 胡玮 一种数控机床用切削液过滤装置
CN112589526B (zh) * 2020-11-26 2021-12-28 建德市输送机械设备有限公司 一种多功能数控机床用油污冷却回收方法及装置
CN112589526A (zh) * 2020-11-26 2021-04-02 毛享君 一种多功能数控机床用油污冷却回收方法及装置
CN112643398A (zh) * 2020-12-11 2021-04-13 安徽固尔康管业有限公司 一种冷却水循环装置
CN112643398B (zh) * 2020-12-11 2022-07-29 安徽固尔康管业有限公司 一种冷却水循环装置
CN114102243A (zh) * 2021-12-14 2022-03-01 东莞市巨冈机械工业有限公司 一种数控机床的油雾净化过滤装置
CN114315005A (zh) * 2022-03-15 2022-04-12 杭州吉宝传动设备有限公司 一种针对切削液的阻油阻泥二级收集处理系统及控制方法
CN114315005B (zh) * 2022-03-15 2022-06-17 杭州吉宝传动设备有限公司 一种针对切削液的阻油阻泥二级收集处理系统及控制方法
CN114670052A (zh) * 2022-03-18 2022-06-28 大成(常熟)机械有限公司 一种自动化加工设备的切削液回收系统
CN115300991A (zh) * 2022-08-03 2022-11-08 中钢集团邢台机械轧辊有限公司 一种切削液泥沙集中回收装置及其使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000202735A (ja) 切削液ろ過装置
US7867388B2 (en) Contaminated fluid recovery apparatus
KR101116421B1 (ko) 더티액 처리 장치
EP2065127B1 (en) Coolant cleaning device for machine tool
JP6754714B2 (ja) クーラント処理装置
JP4231901B2 (ja) クーラント清浄装置
JP2003275938A (ja) クーラント清浄装置
JP3677371B2 (ja) 液体浄化方法及び装置
US4199455A (en) Combined magnetic and cyclonic separating apparatus
JP5349065B2 (ja) クーラント処理装置
JPH11314047A (ja) ク―ラント浄化装置
JP2005066820A (ja) ダーティー液処理装置およびダーティー液処理システム
JP2954800B2 (ja) 固形体回収装置
JP2005014179A (ja) 工作機械のクーラント処理装置
JP2001121141A (ja) 油回収装置
JP2005153132A (ja) クーラント清浄装置
JP2007203411A (ja) クーラントの清浄装置
JP2003019637A (ja) 工作機械用クーラントの清浄装置
JP2006159393A (ja) クーラント濾過装置
JP2011110610A (ja) 研削液に含まれる研削スラッジの分離装置及び分離方法
KR101788816B1 (ko) 미세칩 건조 및 절삭유 회수장치
JP3603541B2 (ja) 液処理装置
JP3002288B2 (ja) 放電加工機の加工液供給装置
JP2004358417A (ja) 処理液に含まれる油等の混入物除去方法および装置
KR200233269Y1 (ko) 안경렌즈 연마수의 재생장치