JP5033204B2 - 濾過装置 - Google Patents

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Description

本発明は、金属切削作業を行うマシニングセンターから排出される切粉を含んだ切削油を濾過する装置に関する発明である。
金属切削作業を行うマシニングセンターから排出される切粉を含んだ切削油(以下これを切粉を含んだ切削油という)を濾過する装置の濾過槽1には種々の型式のものがある。その一例として図4に示す特許第3752185号公報に開示されたものがある。
前記した公報に記載された濾過装置の濾過槽1の構成を説明する。その濾過槽1の構成は図4に示すように本体の一端側の天井に上記した切粉を含んだ切削油を投入する導入口2を配し、該導入口2の下の底板の近くに従動スプロケット3を配し、他端側は底板を立ち上がり傾斜板とし、その先端を上記切粉を含んだ切削油中から分離した切粉を濾過槽1外に放擲する切粉放擲部4とし、その近くに駆動源(図示しない)からの駆動力の伝達を受けて駆動する駆動スプロケット5を配し、前記両スプロケットを跨いで天地両側に突設したスクレーパー6X、6Yを配した無端コンベア6を本体の底板の一端側から切粉放擲部4に向かう側を往路(矢印A)とし、切粉放擲部4の天井側から本体の天井側の一端側に向かう側を復路(矢印B)として回動自在に懸架すると言う構成から成るものであり、そしてその無端コンベア6は、往路を導入口2から濾過槽1に投入された切粉を含んだ切削油中から底板に沈澱した切粉を地側スクレーパー6Yで切粉放擲部4に向かって掻き集めながら移動し、切粉放擲部4まで掻き集めた切粉を切粉放擲部4から濾過槽1外に放擲した後、切粉放擲部4で反転して導入口2側に向けて復路を回動すると言う構成型式としたものである。
特許第3752185号公報に開示された装置は、図4に示すとおり、該無端コンベア6の回転軌跡中に仕切板8を配した構成とし、その仕切板8は他端側を立ち上がり傾斜板8Aとし、一方端側に配した導入口2に向かって延びる側を裏面にマグネット8Eを貼着した水平板8Bとし、水平板末端側を立ち上がり傾斜辺8Cとする構成から成るものとし、濾過槽1内で回動する該無端コンベア6の復路を該仕切板8に沿って回動するようにした構成とする。
同特許公報に記載された装置は、図4に示すとおり、濾過槽1内に仕切板8が設けられているところから濾過槽1の天井に配した導入口2から濾過槽1中に投入された切粉を含む切削油は、濾過槽1の仕切板8の水平板8B下に投入されることになり、濾過槽1の底板に沈澱した切削油中の切粉は、底板に沿って切粉放擲部4に向かう往路を回動する無端コンベア6の地側スクレーパー6で掻き集めて切粉放擲部4に移送され、該切粉放擲部4から濾過槽1外に放擲されることになる。
ところが、図4に図解する濾過槽1の仕切板8の水平板の下には前記した操作が施された切削油の流出口9はない。従って、濾過槽1に配設した仕切板8の水平板の下には、前記切粉掻き集め操作が行われて切粉が取り除かれた切削油で満杯となる。従って、この状態下で導入口2から濾過槽1に投入される切粉を含んだ切削油は、濾過槽1の中に入りきれずに切粉を含んだままの切削油の状態で仕切板8上の水平板8B上に溢れて流れ込むことになる。
ところで、図4に図解する濾過槽1は、その側板に仕切板8の水平板8Bに沿った流出口9が開口されている構成になっている。
そうすると、前記特許公報に開示されて図4に図解された濾過装置の濾過槽1の仕切板8は、仕切板8の水平板8Bに溢れ出た切粉を含んだ切削油として濾過槽1の側板の流出口9から流出する流れを生ずることになる。
従って、濾過槽1の仕切板8の水平板8Bに溢れて流れ込んだ切粉を含んだ切削油の流れは、仕切板8の水平板から浅瀬を流れる水のように前記流出口9に向かって流れ、その流速は必然的に早くなる。そうすると、この流れを生ずる仕切板8の水平板8Bを流れる切削油中に含まれる切粉は、思ったようには仕切板8の水平板8Bには沈澱しないことになる。
その状態下で、その流速中に濾過槽1に回動自在に懸架された無端コンベア6が、切粉放擲部で反転して導入口2に向かった復路を回動することは、その無端コンベア6の天側スクレーパー6Xがその流速に抵抗して移動することになる。この状態は仕切板8の水平板8Bに溢れ出て該水平板8Bを流れる切粉を含む切削油に強い乱流を生じさせることになり、仕切板8の水平板8Bに流れ込んだ切削油中の切粉は舞い上がり、仕切板8の水平板8Bに沈澱しにくくなる。そうすると、仕切板8の水平板8B上を導入口2側に向かって復路を回動する無端コンベア6の天側スクレーパー6Xは予期した通りの切粉かき集めはできないことになる。その結果、仕切板8の水平板から濾過槽1の側板に設けた流出口9からは予期した通りの処理済切削油を流出することはできなくなるという不都合を生じることになる。
本発明者は、前記特許第3752185号公報に開示された発明に係る濾過装置の濾過槽1に生じる不都合を解消するため、前記型式の濾過装置の濾過槽1に配設される仕切板8について種々検討をした結果、濾過槽1から流れて濾過槽1に配設された仕切板8の水平板8Bに流れる切削油の流れを緩くし、或いは、濾過槽1に配設する仕切板8の水平板8Bには濾過槽1から溢れた切削油が流れ込まないようにして該水平板8Bには濾過槽内で切粉の取り除き操作が行われた切削油が湧き出るようにすると言う構成とした仕切板を配設する発明を完成し、前者を特願2010−46526号、とし、後者を同2010−46531号として平成22年3月3日に出願した。
特許第3752185号公報
本発明は、図4に示す構成から成る特許第3752185号公報に開示された発明の濾過装置の濾過槽1、或いは本願発明の発明者が開発し、特願2010−46526号、同2010−46531号として出願した発明の濾過装置の濾過槽のように、濾過槽内にスクレーパーを配した無端コンベアを回動自在に懸架し、該無端コンベアの回動軌跡内に該無端コンベアの復路に沿って仕切板を配設し、濾過槽の側板から仕切板の水平板で切粉除去処理をした切削油を流出する流出口を形成した構成形式の濾過槽では十分な濾過機能を果たすことはできないと言う不都合を解消するために前記した構成型式の濾過槽1に形成する流出口について検討を重ねた結果、前記発明の濾過槽の流出口の構成では流出される処理済切削油については切粉除去機能が不十分であることに気がつき、十分な濾過機能を発揮する流出口の構成を考え出し、その流出口を濾過槽に採用することにより、図4に示す構成から成る特許第3752185号公報に開示された発明の型式の濾過装置の濾過槽1、並びに特願2010−46526号、同2010−46531号として出願した発明の濾過装置の濾過槽よりは優れた機能を発揮する濾過槽1を提供しようとするものである。
本体の一端側の天井部に金属切削作業を行うマシニングセンターから排出される切粉を含んだ切削油の導入口を形成し、その導入口の下の近くに従動スプロケットを配し、本体の他端側は水平な底板を立ち上がり傾斜板として、その先端を前記切削油中から分離された切粉の放擲部とし、その切粉放擲部近くに駆動スプロケットを配し、前記した従動スプロケットと駆動スプロケットには、両スプロケットを跨いで、天地両側に突設したスクレーパーを適宜間隔を置いて取り付けた無端コンベアを、従動スプロケットから駆動スプロケットに向かって、底板に沿って移動する側を往路とし、駆動スプロケットから従動スプロケットに向かって、移動する側を復路として回動自在に懸架して、前記無端コンベアの回動軌跡内に仕切板を前記無端コンベアの復路が少なくとも前記仕切板の水平板に沿って回動するよう配設するとともに濾過槽の本体の少なくとも一方の側板には前記仕切板の水平板の表面に向けて切欠した処理済切削油を流出する流出口を設けて成る型式の前記切削油を濾過する装置の濾過槽において、該濾過槽で処理した処理済切削油の流出口は、一方端が濾過槽の側板に突出した或いは突出しない吐出口とし、他方端は無端コンベアのチェーンが回動する復路側のチェーンガイドを潜って水平板側に処理済切削油の取入口を突設する処理済切削油吐出筒を配した構成とする。
図4に示す特許第3752185号公報に記載された発明、並びに特願2010−46526号、同2010−46531号に記載された発明の型式の濾過装置の濾過槽の仕切板の水平板は、水平板に流れ込んだ或いは湧き出た切削油に含まれた切粉を水平板に沈澱させ、この切粉を濾過槽内に回動自在に懸架した無端コンベアの復路で該無端コンベアのスクレーパーで掻き集めて除去する操作を行った切削油をそのまま処理済切削油として濾過槽の側板に開口された流出口から流出する構成としていた。
ところが、前記した型式の濾過槽仕切板の水平板に沈澱した切粉の掻き集め活動を行う機能を果たす復路を回動する無端コンベアから無端コンベアの回動中に無端コンベアに付着した切粉が仕切板の水平板に落下される。この切粉は必然的に図3に図解するように無端コンベアの軌道下に落下することになる。即ち、濾過槽の側板に開口した流出口側に落下するようになり、そのため仕切板の水平板で切粉取り除きが行われた切削油と流出口側で該切粉が混合して流出し、理想的な切粉取り除きを行った切削油を得ることができなかった。
本発明は前記無端コンベアから落下される切粉は必ず図2に図解するように濾過槽の側板に開口した流出口から遠ざかった仕切板の水平板上に落下させるようにしたことにより、理想的な切粉取り除き作業を行った処理済切削油として濾過槽から流出できる。
濾過槽の側板に設ける処理済切削油の流出口を処理済切削油吐出筒とした本発明の濾過槽の断面図。 本発明の濾過槽における無端コンベアの回動チェーンから濾過槽内に切粉が落下する状態の説明図。 従来技術を構成する濾過槽における無端コンベアの回動チェーンから濾過槽内に切粉が落下する状態の説明図。 従来技術を構成する仕切板を配設した濾過槽の断面図。
本発明の濾過装置の濾過槽1は、図4に示す特許第3752185号公報に開示された発明の濾過槽、特願2010−46526号、同2010−46531号として出願した発明の濾過槽の構成形式の濾過槽の処理済切削油流出口では理想通りの処理済切削油が得られないと言う不都合があるところから図1に示す図示実施例通りの構成から成る濾過槽とした。即ち、
1.本体の一端側の天井部に金属切削作業を行うマシニングセンターから排出される切粉を含んだ切削油を底板にマグネット1Aを貼着する濾過槽1に投入する導入口2を形成し、その導入口2の下の近くに従動スプロケット3を配すること、本体の他端側は水平な底板を立ち上がり傾斜板として、その先端を濾過槽1に投入された前記切削油中から分離された切粉の放擲部とし、その切粉放擲部4近くに駆動スプロケット5を配した濾過槽1とする。
2.該濾過槽1に配した従動スプロケット3と駆動スプロケット5には、両スプロケットを跨いでスクレーパーを適宜間隔を置いて取り付けた無端コンベア6を、従動スプロケット3から駆動スプロケット5に向かって、濾過槽1の底板と底板の他端側の立ち上がり傾斜板に沿って移動する側を往路(矢印A)とし、駆動スプロケット5から反転して従動スプロケット3に向かって、前記往路と反対側を移動する側を復路(矢印B)として回動自在に懸架する構成とする。
3.本発明の濾過槽1に回動自在に懸架する無端コンベア6は、天側に突設したスクレーパー6Xと地側に突設したスクレーパー6Yを配設した無端コンベア6とした。
4.その無端コンベア6の回動軌跡内にコンベアの復路に沿って図4を示して解説した特許第3752185号公報に開示された発明並びに特願2010−46526号、同2010−46531号として出願した発明と同じように仕切板8を設ける構成とした。
5.前記復路を移動する無端コンベア6は天側に突設したスクレーパー6Xを仕切板8、就中、水平板8B並びに前記上向き傾斜板8Cに沿って移動するようにする。
6.濾過槽1の本体の少なくとも一方の側板には、前記仕切板8の水平板の表面に向けて仕切板8の平面板上で無端コンベア6の操作により、切削油中の切粉を除去された処理済切削油を流出する流出口9を設けて成る。
7.これらの構成は図4に示す特許第3752185号公報に開示された発明も特願2010−46526号、同2010−46531号として出願した発明も、その構成、機能は同じである。
但し、特願2010−46526号、同2010−46531号として出願した濾過槽に配設される仕切板8は、図4に示す特許第3752185号公報に開示された発明の仕切板の不都合を解消するため開発された発明であって、その仕切板8の構成並びに機能を異にする。
従って、特願2010−46526号、同2010−46531号として出願した本発明の濾過槽1も図4に示す特許第3752185号公報に開示された発明の濾過槽1と同じように導入口2から濾過槽1に投入された切粉を含む切削油は、同切削油中に含まれる比重の重い切粉を濾過槽1の底板に沈澱することになる。
濾過槽1の底板に沈澱した切粉は、濾過槽1を回動自在に懸架された無端コンベア6の地側に突設されたスクレーパーによって掻き集められて切粉放擲部4まで移送され、切粉放擲部4から濾過槽1外に放擲される。
即ち、濾過槽1内には、前記無端コンベア6の回動により、比重の重い切粉を取り除かれ比重の軽い切粉を浮遊させた切削油で満杯となる。
この状態下で導入口2から切粉を含んだ切削油が濾過槽1内に投入されると濾過槽1内で上記操作が行われた切削油の液面は上昇する。
従って、仕切板8の水平板8Bに何らの工夫が施されていなければ、導入口2から濾過槽1内に投入する切粉を含んだ切削油は、前記した仕切板8の水平板に溢れて流れ込む現象を呈することになる。即ち、特願2010−46526号、同2010−46531号として出願した発明も図4に示す特許第3752185号公報に開示された発明の仕切板8の水平板と同じ現象を生ずることになり、その結果、特願2010−46526号、同2010−46531号として出願した発明の仕切板の水平板は前記した図2に示す特許第3752185号公報に開示された発明の仕切板の水平板と同じ不都合を生じることになる。
特願2010−46526号、同2010−46531号として出願した発明は上記した現象の生じることによる不都合を解消するため仕切板8の構成について工夫を凝らし、その構成を図4に示す特許第3752185号公報に開示された発明の仕切板とは異なる構成とした。
ところで、図4に示す特許第3752185号公報に開示された発明の仕切板の水平板も特願2010−46526号、同2010−46531号として出願した発明の仕切板の水平板は、共に該水平板上に流れる切削油中から切削油に含まれる切粉を水平板上に沈澱させ、沈澱した切粉を回動自在に懸架した無端コンベアに突設した天側スクレーパーで掻き集めて、切削油中から切粉を分離し、水平板の末端からその切粉を濾過槽内に戻すと言う機能を発揮させる仕組み、並びに切粉を分離した切削油を処理済切削油として濾過槽の側板に設けた流出口から流出することになっていることは同じである。
ところが、前記した図2に示す特許第3752185号公報に開示された発明、並びに特願2010−46526号、同2010−46531号として出願した発明の仕切板8の水平板8Bには水平板8Bに流れ込んだ切削油中の切粉が沈澱するだけではない。仕切板8に沿って復路を回動する無端コンベア6が復路を回動中に無端コンベア6のチェーン6Aに付着した切粉を該チェーン6Aが仕切板8の水平板8B上を通過する過程で図3に図解するように仕切板8の水平板8B上に落下させることになる。その切粉が落下する位置は大半が無端コンベア6のチェーン6Aの復路下に落下することになる。
無端コンベア6のチェーン6Aの復路下は、図3に図解するように濾過槽1の側板に開口した処理済切削油の流出口9に近い箇所である。そうすると、無端コンベア6の復路下に何らかの手段を講じないと仕切板8の水平板8B上で切粉を分離した処理済切削油が前記流出口9から流出する際、無端コンベア6のチェーン6Aから落下した切粉が処理済切削油に混じって流出口9から流出し、結果的には切粉を取り切れない状態の処理済切削油が流出口から流出されることになると言う不都合が生じる。
本発明は上記した不都合を解消するため図4に示す特許第3752185号公報に開示された発明、並びに特願2010−46526号、同2010−46531号として出願した発明を構成する型式の濾過槽の側板に開口する流出口について次のような構成とした。
以下その構成について説明する。
本発明はこれまでの濾過槽1内に配設された仕切板8の水平板8B上で復路を回動する無端コンベア6の天側スクレーパー6Xによって、切粉を取り除かれたいわゆる処理済切削油を濾過槽1外に流出する流出口9について、これまでは濾過槽1の側板に濾過槽1内に配設された仕切板8の水平板8Bに向けた開口を設けるとしたのを次の通りの構成とした。
即ち、これまでの濾過槽1の側板に開口した処理済切削油の流出口9に、図1に示すように他端は処理済切削油回収槽(図示しない)側に突出した或いは突出しない吐出口9Aとして突設し、一方端は復路を回動する無端コンベア6のチェーン6Aが移動するチェーンガイド(図示しない)下を潜って無端コンベア6に突設した天側スクレーパー6Xの復路回動に支障を来さない程度に仕切板8の水平板8B側に流入口9Bを突設して形成した処理済切削油流出筒90を貫通した構成とした。
濾過槽1の流出口9に前記したような処理済切削油吐出筒90を貫通した構成とすることによって、仕切板8の水平板8Bに沿って復路を回動する無端コンベア6のチェーン6Aに付着した切粉は、該無端コンベア6が前記回動路を回動中に前記無端コンベア6のチェーン6Aに付着した切粉が該無端コンベア6のチェーン6Aから落下するとしても、その切粉は直接仕切板8の水平板8Bには落ちず、該処理済切削油吐出筒の表面に落ちて、それから仕切板8の水平板8Bに落ちるように該無端コンベア6のチェーン6Aの回動路から遠ざかった仕切板8の水平板8B上に落下することになる。該水平板8Bには裏面にマグネット8Eが貼着されているのでその切粉は無端コンベアの回動回路から遠ざかった該水平板に吸着されることになり、この切粉が回動する無端コンベアの天側スクレーパーで掻き集められて、切粉を分離した処理済切削油となることになり、この処理済切削油が前記処理済切削油吐出筒90の流入口9Bから流入し、これが吐出口9Aから吐出されることになる。前記したこれまでの発明の濾過槽のように無端コンベア6のチェーン6Aに付着した切粉は濾過槽の側板に開口された流出口近辺に落ち、仕切板の水平面で処理された切削油に混じって前記流出口から流出することはない。
その結果、処理済切削油吐出筒から流出される処理済切削油は理想に近い濾過された処理済切削油として回収することができることになる。
1 濾過槽
2 導入口
3 従動スプロケット
4 切粉放擲部
5 駆動スプロケット
6 無端コンベア
8 仕切板
9 流出口
90 処理済切削油吐出筒

Claims (1)

  1. 本体の一端側の天井部に金属切削作業を行うマシニングセンターから排出される切粉を含んだ切削油の導入口を形成し、その導入口の下の近くに従動スプロケットを配し、本体の他端側は水平な底板を立ち上がり傾斜板として、その先端を前記切削油中から分離された切粉の放擲部とし、その切粉放擲部近くに駆動スプロケットを配し、前記した従動スプロケットと駆動スプロケットには、両スプロケットを跨いで、天地両側に突設したスクレーパーを適宜間隔を置いて取り付けた無端コンベアを、従動スプロケットから駆動スプロケットに向かって、底板に沿って移動する側を往路とし、駆動スプロケットから従動スプロケットに向かって、移動する側を復路として回動自在に懸架して、前記無端コンベアの回動軌跡内に仕切板を前記無端コンベアの復路が少なくとも前記仕切板の水平板に沿って回動するよう配設するとともに濾過槽の本体の少なくとも一方の側板には前記仕切板の水平板の表面に向けて切欠した処理済切削油を流出する流出口を設けて成る型式の前記切削油を濾過する装置の濾過槽において、該濾過槽で処理した処理済切削油の流出口は、一方端が濾過槽の側板に吐出口を設け、他方端は無端コンベアのチェーンが回動する復路側のチェーンガイドを潜って水平板側に処理済切削油の取入口を突設する処理済切削油吐出筒を配した構成とする前記切削油の濾過装置。
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