JP3203345B2 - 真空印刷装置及び真空印刷方法 - Google Patents

真空印刷装置及び真空印刷方法

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JP3203345B2
JP3203345B2 JP00352599A JP352599A JP3203345B2 JP 3203345 B2 JP3203345 B2 JP 3203345B2 JP 00352599 A JP00352599 A JP 00352599A JP 352599 A JP352599 A JP 352599A JP 3203345 B2 JP3203345 B2 JP 3203345B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空印刷装置及び
真空印刷方法に係り、特に各種電子機器に利用されるプ
リント配線基板の孔埋めや配線基板上に搭載された各種
電子部品及び半導体素子等の封止を行う真空印刷装置及
び真空印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線板の孔埋め方法や基
板上に搭載された半導体素子等の封止方法が種々案出さ
れている。これらの方法の中で孔版を用いて印刷を行
い、孔埋めや封止を行う方法は封止形状の安定性が図
れ、量産性及び装置の経済性の面で優れているためよく
用いられる。しかしながら、孔版を用いた印刷方法は、
通常の大気圧下で行われているため樹脂中又は基板や部
品等と樹脂との間に気泡が残存し、そのまま樹脂を硬化
した場合には気泡が残存するため品質上の不具合を生じ
ていた。
【0003】従って、これらの不具合を解消するために
は、印刷後に真空又は減圧手段を用いてこれらの残存気
泡を除外させる脱泡工程を必要としていた。しかしなが
ら、この脱泡工程を追加した場合には、形状の不具合又
は被塗物の露出等の不具合を発生することがあった。
【0004】これらの不具合を解消するために本発明者
らは、真空下で孔版印刷手段を講じて気泡を残存させる
ことなく基板上に搭載された半導体素子を樹脂封止する
発明をした。この発明の詳細については、特公平6−6
6350号を参照されたい。しかし、当該発明において
は、機密ケーシング内を被印刷物のケーシング内への出
入りの度に真空及び大気圧の調整を行う必要があり、機
密ケーシング内の容積により気圧調整に要する時間をか
なり必要とし、量産性が比較的劣ることが判明した。
【0005】また、特開平2−103993号公報に
は、プリント配線板の製造方法においてペースト状もし
くはインキ状の絶縁物をスクリーンを用いて印刷して導
体パターン上へ被膜を形成する際に脱気雰囲気中で形成
する方法が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平2−
103993号公報に記載された発明においては、印刷
機が設置されている小室は真空に近い雰囲気に、前後の
小室において準真空に近い雰囲気にそれぞれ保持され、
各々が連続的が真空ポンプ等で脱気されている。また、
外部から小室への基板の搬入及び搬出はローラーによっ
てなされており、各小室は外気と完全には遮断されてお
らず、基板の搬入搬出時には真空度が瞬時に低下すると
共に、基板が小室内にある時は真空度が常に上昇してい
る状態にあり、各小室は安定した所定の真空度を保持で
きない。さらにある一定の真空度以上を保とうとすれば
常時真空ポンプを稼働し続けなれけばならず経済的にも
非常に不利である。
【0007】また、スクリーン印刷によってペーストや
インクをプリント基板上へ塗布する場合には、塗膜が通
常数十μm程度と薄く、ペーストやインクの粘度は数百
ポイズ程度と低いため塗膜内の気泡は比較的低い真空度
又は減圧状態で除去可能である。しかしながら、基板の
スルーホールへの絶縁性樹脂若しくは導電性樹脂の穴埋
め充填、又は基板上に搭載された半導体素子の樹脂によ
る封止若しくはアンダーフィル材の供給においては、厚
みが数十μmから数百μm、場合によっては数mmの厚
みが必要であり、使用される樹脂の粘度も数百から数千
ポイズ、場合によれば1万数千ポイズのものが必要であ
る。このような場合、樹脂中からの気泡の除去、及び印
刷後の未充填部分を無くすには、最低でも印刷時の真空
度が10torr以下であることが必要となる。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、気泡の混在を除去し、且つ印刷に要する時間の
短縮を図るとともに経済的に印刷を行うことができる真
空印刷装置及び真空印刷方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による真空印刷装置は、被印刷物に対する樹
脂の印刷を真空下で行う真空印刷装置であって、2本の
スキージが設けられ、当該スキージが孔版上を往復する
ことにより前記被印刷物に前記樹脂を真空下で印刷する
印刷機を有する印刷室と、前記印刷室と第1の開閉扉を
介して分離又は開放されるとともに、外部と第2の開閉
扉を介して分離又は開放される搬送室とを備え、前記印
刷室は、往路印刷終了時以降復路印刷開始時までの間の
真空度が、往路印刷時及び復路印刷時の真空度より降下
した値に設定されることを特徴とする。また、本発明に
よる真空印刷装置は、印刷に用いられる何れか一方の前
記スキージの移動方向前方に前記樹脂を供給する樹脂供
給装置を具備することを特徴とする。更に、本発明によ
る真空印刷装置は、前記印刷室が、0.1torr程度
にまで真空度を保持でき、大気圧から0.1torr程
度にまでの真空度の間において、任意の真空度に設定さ
れることを特徴とする。また、本発明による真空印刷方
法は、上記真空印刷装置に適用される真空印刷方法であ
って、前記第1の開閉扉を閉状態とし、前記第2の開閉
扉を開状態として被印刷物を前記搬送室に搬入する工程
と、前記第2の開閉扉を閉状態とするとともに、前記搬
送室内の真空度を前記印刷室内の真空度と同程度とする
工程と、前記第1の開閉扉を開状態として前記被印刷物
を前記印刷室内に搬入して印刷を行う工程とを具備する
ことを特徴とする。また、本発明による真空印刷方法
は、印刷後の被印刷物を前記搬送室に搬送する工程と、
前記第1の開閉扉を閉状態とし、前記搬送室内の圧力を
大気圧とするとともに、前記第2の開閉扉を開状態とし
て、前記被印刷物を外部に搬出する工程とを更に具備す
ることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態による真空印刷装置及び真空印刷方法について詳
細に説明する。 〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実施形態による
真空印刷方法が適用される本発明の第1実施形態による
真空印刷装置の構成の概略を示す側面図である。ただ
し、理解を容易にするため、断面図を織り交ぜて記載し
ている。
【0011】図1に示されたように、本発明の第1実施
形態による真空印刷装置は、被印刷物を搬入する搬入室
10と、被印刷物を印刷する印刷室20と、印刷された
被印刷物を搬出する搬出室30とを備える。搬入室10
は、外部から被印刷物を搬入する運搬口11と、搬入し
た被印刷物を印刷室に搬出する運搬口12を備える。運
搬口12によって搬入室10内部と印刷室20内部とが
貫通している。また、搬出室30は、印刷室20から被
印刷物を搬入する運搬口31と被印刷物を外部へ搬出す
る運搬口32とを備える。運搬口31によって搬出室3
0内部と印刷室20内部とが貫通している。
【0012】運搬口11には、外部と搬入室10とを遮
断(分離)又は開放するための開閉扉13が設けられ、
運搬口12には、搬入室10と印刷室20とを遮断(分
離)又は開放するための開閉扉14が設けられる。ま
た、運搬口31には、印刷室20と搬出室30とを遮断
(分離)又は開放するための開閉扉33が設けられ、運
搬口32には、搬出30と外部とを遮断(分離)又は開
放するための開閉扉34が設けられる。開閉扉13,1
4,33,34は、内外部の気圧差に耐えられる構造と
なっている。例えば気密性を保持できるシーリングが施
されている。開閉扉13,14,33,34が閉状態で
ある場合、搬入室10、印刷室20、及び搬出室30は
密封され、気密性を保持できる。尚、0.1torr程
度以上の真空度になると、装置自体の耐圧構造を強化す
る必要があり装置が高価となる。また、樹脂によっては
沸騰、蒸発、気化する成分があり、使用する樹脂が限ら
れるため、この程度の真空度が保持できる装置であれば
目的を達成することができる。
【0013】また、搬入室10、印刷室20、及び搬出
室30内、及び装置の外部には被印刷物を搬送するため
のベルトコンベア40,41,42,43,44が一直
線状に配置され、被印刷物1,2,3を搬送する。尚、
上記1,2,3は、被印刷物そのものではなく、例えば
被印刷物を載置した治具板であってもよい。また、ベル
トコンベア40,41,42,43,44は、例えばロ
ーラ回転機構を備えた送り装置であってもよい。
【0014】ここで、被印刷物について詳細に説明す
る。被印刷物として、樹脂が充填される孔を有する基
板、樹脂で封止される半導体が搭載された基板、樹脂で
封止される電子部品等がある。図2及び図3は、被印刷
物たる樹脂が充填される孔を有する基板を説明する断面
図である。樹脂が充填される孔を有する基板は、基本的
には、図2(a)又は図3(a)に示したように、両面
回路基板70の表裏面に形成された回路72a〜72p
を接続するための貫通孔(スルーホール)71a〜71
dを形成したものである。
【0015】図2に示した例では、更に、スルーホール
71a〜71dに対してメッキ処理を施して両面回路基
板70の表面に形成された回路72a〜72hと回路7
2i〜72pとを電気的に接続し、回路73a〜73h
としたものである。本実施形態においては、図2(b)
又は図3(a)に示したものを被印刷物として印刷を行
う。
【0016】説明を先に進めると、図2(b)に示した
例の場合、メッキ処理を施したスルーホール71a〜7
1dに対して本実施形態に示す印刷により絶縁性樹脂7
4a〜74dを充填し(図2(c))、印刷終了後に積
層プレス又はビルドアップを行い、絶縁基材75を図2
(c)に示した基板の周囲に配し、更に銅箔76を絶縁
基材75の上面及び下面に付す。
【0017】また、図3に示した例では、図3(a)に
示した基板のスルーホール71a〜71dに対して本実
施形態に示す印刷により導電性樹脂77a〜77dを充
填し(図3(b))、印刷終了後に積層プレス又はビル
ドアップを行い、絶縁基材75を図3(b)に示した基
板の周囲に配し、更に銅箔76を絶縁基材75の上面及
び下面に付す。以上の工程によって最終定な基板が形成
される訳であるが、本実施形態における真空印刷装置及
び真空印刷方法に用いられる被印刷物は、図2(b)に
示した基板又は図3(a)に示した基板である。
【0018】次に、前述した樹脂で封止される半導体が
搭載された基板について説明する。図4は、樹脂で封止
される半導体が搭載された基板の例を示す図である。図
4(a)に示した例は、基板80上に半導体素子81が
接着され、基板80に形成された電気回路82a,82
bと半導体素子81に形成された電気回路とをワイヤ8
3a,83bで接続して形成されたものである。図4
(b)に示した例は、基板84に形成された凹部内に半
導体素子81が配置され、基板80に形成された電気回
路82a,82bと半導体素子81に形成された電気回
路とをワイヤ83a,83bで接続して形成されたもの
である。
【0019】また、図4(c)に示した例は、基板85
に形成された電気回路と半導体素子86に形成された回
路とをバンプ87によって電気的に接続して形成された
ものである。図4(c)に示した例は、基板88に形成
された凹部内に半導体素子86が配置され、基板88に
形成された電気回路と半導体素子86に形成された電気
回路とをバンプ87によって電気的に接続して形成され
たものである。
【0020】本実施形態では、図4(a),(b)に示
した半導体素子81やワイヤ83a,83b、又は図4
(c),(d)に示した半導体素子86やバンプ87を
液状封止材で封止する。また、樹脂で封止される電子部
品とは、コイル、コンデンサー、抵抗、トランス、ダイ
オードであり、これらは単独もしくは半導体素子を含め
て複数個存在してもよい。
【0021】さて、図1に戻り、本実施形態の真空印刷
装置についての説明を続ける。前述した搬入室10、印
刷室20、及び搬出室30にはバルブ53を備えた吸気
管50、バルブ54を備えた吸気管51、バルブ55を
備えた吸気管52がそれぞれ備えられている。搬入室1
0、印刷室20、及び搬出室30が真空状態にある場
合、バルブ53,54,55を開状態とすることで、搬
入室10、印刷室20、及び搬出室30内部の気圧を大
気圧とすることができる。
【0022】また、搬入室10、印刷室20、及び搬出
室30には、バルブ57,58,59が設けられ、真空
ポンプ60に接続された配管56が接続されてる。よっ
て、真空ポンプ60が稼働状態である場合に、バルブ5
7,58,59を開状態とすることで、搬入室10、印
刷室20、及び搬出室30それぞれを真空状態とするこ
とができる。よってバルブ53,54,55,57,5
8,59の開度を調整することで搬入室10、印刷室2
0、及び搬出室30内の真空度を任意に設定することが
できる。尚、図1では、真空ポンプ60がバルブ57,
58,59を介して直接搬入室10、印刷室20、及び
搬出室30に接続されているが、必要に応じて搬入室1
0、印刷室20、及び搬出室30と真空ポンプ60との
間にタンクを設けて所定の真空度に到達するまでの時間
短縮を図ってもよい。
【0023】次に、印刷室20の内部について詳細に説
明する。図1において、21は、後述するテーブル22
の昇降及び静止を行うテーブル昇降装置であり、必要に
応じて昇降速度及び任意の位置で任意の時間静止できる
機能を備えていても良い。また、テーブル昇降装置21
の代わりに印刷孔版を昇降させる装置を用いることも可
能である。この場合においても上記機構を備えることが
可能である。
【0024】22は印刷機のテーブルであり、被印刷物
2が治具板に搭載されている場合、又は被印刷物自体を
搬送する際には特に必要としない。また、必要に応じて
被印刷物2加温できるようにヒータ(図示せず)を内蔵
したり、又はテーブル上面にヒータを設置しても良い。
23は印刷用の孔版であり、被印刷物2の樹脂供給部分
に対応する位置に供給寸法に対応した大きさ及び形状の
孔が、供給部に対応する数で設けられている。図1にお
いては、孔23a,23b,23cが設けられている。
【0025】24はスキージ移動装置であり、印刷室2
0内に水平に設置された移動レール25に沿って図中符
号H1が付された方向又は符号H2が付された方向に往
復運動可能に構成され、スキージ26a,26bを符
号、H1が付された方向又は符号H2が付された方向に
往復運動させる。また、スキージ移動装置24は、スキ
ージ26a,26bを符号V1が付された方向又は符号
V2が付された方向に往復運動させ、スキージ16a,
26bの垂直位置の調整を行うとともに、スキージ26
a,26bと孔版23との距離の調整と接触圧の調整と
を行うものである。
【0026】図5は、スキージ26a,26bと孔版2
3との関係を説明するための図である。スキージ26
a,26bと孔版23との接触角θは、被印刷物の孔部
へ樹脂を押し込み充填するために90゜より小さい角度
にした方が好ましい。つまり、図5(a)に示されたよ
うに、スキージ26a,26bの先端が鋭角でなく90
°に近い場合には、スキージ26a,26b自体を傾斜
させて接触角θを90°以下にする必要がある。
【0027】また、図5(b)に示したように、スキー
ジ26a,26bの先端が鋭角である場合には、スキー
ジ26a,26bは垂直に配置されていても接触角θが
90°以下になる。本実施形態においては、印刷はスキ
ージ移動装置24が図中符号H1が付された方向へ移動
する場合と、符号H2が付された方向へ移動する場合と
の両方においてなされるため、2本のスキージ26a,
26bが対向して設けられている。
【0028】27は、印刷室20内の孔版23上へ適宜
樹脂を供給するための樹脂供給装置であり、印刷室20
の外部において樹脂供給装置に樹脂が補充されるもので
ある。この装置は必要に応じて樹脂を加温できるように
加温装置(図示せず)を装備してもよい。また、樹脂供
給装置27は、印刷室20外部に設けられているが、こ
れは樹脂の供給は構造上必ず印刷室内の孔版上に供給す
る必要があり、当該印刷室が常時真空に近い状態である
ため、印刷室外部において補充し、印刷室20内に送り
込む樹脂供給が必要となるからである。28は、樹脂供
給装置27に接続された樹脂供給ノズルであり、樹脂供
給装置27から孔版23上へ樹脂を吐出する部分であっ
て、必要に応じて樹脂を加温できる構成となっていても
よい。
【0029】尚、樹脂供給ノズル28は、スキージ26
aとスキージ26bとの間に複数個設けられていてもよ
い。また、樹脂供給ノズル28を移動可能な構成として
もよい。この場合、スキージ26a,26bが図中符号
H1が付された方向移動し、元の位置に帰還するまでの
間に、樹脂供給ノズル28がスキージ26a,26bの
移動範囲外から移動してきてスキージの前面に位置する
孔版23上に樹脂を吐出した後、スキージ26a,26
bの移動範囲外の元の位置に帰還するようになる。図1
中29は孔版23上に樹脂供給ノズル28から吐出され
た樹脂である。吐出される位置は前進するスキージ26
a,6bの前方に位置する孔版23の上である。
【0030】次に、本発明の第1実施形態による真空印
刷装置に適用される真空印刷方法について図1を参照し
て詳細に説明する。まず、搬入室10に関して、開閉扉
14を閉状態とし、開閉扉13を開状態とする。また、
搬出室30に関して、開閉扉34を閉状態とし、開閉扉
33を開状態とする。更に、真空ポンプ60を稼働し、
バルブ53,58,59は開状態とし、バルブ54,5
5,57を閉状態とする。このようにすることで、搬入
室10内の圧力を大気圧とし、印刷室20及び搬出室3
0を所定の真空度に調整する。
【0031】この状態で、ベルトコンベア40,41を
稼働し、被印刷物1を運搬口11を介して搬入室10内
部へ搬入する。被印刷物1を搬入室10内部に搬入する
と、開閉扉13を閉状態とし、バルブ53を閉状態にす
るとともにバルブ57を開状態として真空ポンプ60の
稼働により搬入室10の内部気圧を印刷室20の内部気
圧と同等にする。
【0032】搬入室10の内部気圧が印刷室20の内部
気圧と同等になった後、開閉扉14を開状態とし、ベル
トコンベア41,42を駆動して被印刷物1を印刷室2
0内部に搬入する。被印刷物1がベルトコンベア42に
よって移動し、テーブル昇降装置21上の所定の位置に
達すると、テーブル昇降装置21がテーブル22を上昇
させ被印刷物1を所定の位置、つまり被印刷物2の上面
が印刷孔版23の裏面に接触する位置まで上昇させる。
図1においては、上昇後の被印刷物に符号2が付してあ
る。
【0033】被印刷物2が上記所定の位置まで上昇する
と、樹脂供給位置27は孔版23上のスキージ26b前
方、つまりスキージ26bに対して符号H1が付された
方向に樹脂29を吐出する。樹脂29が吐出されると、
スキージ移動装置24は、孔版23に接触するまでスキ
ージ26bを下降させ、スキージ26bが孔版23に接
触してから、図中符号H1が付された方向へ移動し、印
刷を開始する。スキージ26bが移動することにより、
樹脂29が孔版23に形成された孔23a〜23c中に
充填される。
【0034】往路印刷(スキージ26bを図中符号H1
が付された方向へ移動させた場合の印刷)終了後から復
路印刷(スキージ26aを図中符号H2が付された方向
へ移動させた場合の印刷)の印刷開始までの間に印刷室
20内の真空度を往路印刷時の真空度よりも30tor
r以上、所定の真空度までに降下させる。尚、10to
rr程度より高い真空度や10torrに満たない真空
度で印刷した場合、樹脂中の気泡が抜けきらないことが
ある、例えば孔内、素子周縁、コイルの線間などに樹脂
未充填部が残り、これら気泡や未充填部は10torr
に満たない真空度の空気の残存部分であって、真空解除
後(常圧に戻した後)にも数ミリ程度の空気の残存した
空隙となる。この意味から好ましくは5torrより高
く、特に好ましくは1torr程度までに真空度を高め
たほうが良い。その後、印刷室20内の真空度を往路印
刷時の真空度を超えない所定の真空度に調整、保持す
る。これは、バルブ54の開閉によって調整する。上記
真空度の調整を行っている間、スキージ26bを上昇さ
せるとともにスキージ26a下降さておく。
【0035】続いて復路印刷をスキージ26aを用いて
行う。復路の印刷終了後、テーブル昇降装置21により
テーブル22を降下させ、被印刷物2を孔版23から離
脱させる。この際、樹脂のいとぎれによる形状不具合を
防止するために、テーブル22の下降速度の調整又は任
意位置での静止時間の調整を行う。
【0036】次に、開閉扉33を開状態とする。そし
て、テーブル22が下降し、被印刷物2がベルトコンベ
ア42上に載置されると、ベルトコンベア42,43が
駆動し、被印刷物1を印刷室20から搬出室30へ搬入
する。搬出室30への搬入が完了すると、開閉扉33を
閉状態とし、バルブ59を閉状態にするとともに、バル
ブ55を開状態として搬出室30内の圧力を大気圧とす
る。
【0037】搬出室30内の圧力が大気圧となると開閉
扉34を開状態とし、ベルトコンベア43,44を駆動
して被印刷物3を外部へ搬出する。以後、以上説明した
一連の操作を繰り返すことにより、極めて効率よく印刷
が行われるとともに、品質を安定させることができる。
【0038】〔第2実施形態〕図6は、本発明の第2実
施形態による真空印刷方法が適用される本発明の第1実
施形態による真空印刷装置の構成の概略を示す上面図で
ある。ただし、理解を容易にするため、断面図を織り交
ぜて記載している。図6において、90は、被印刷物を
基板の搬入及び搬出のための搬入搬出室であり、気密性
を保持でき耐圧構造を備えている。この搬入搬出室90
には、外部から被印刷物を搬入するための開閉扉91及
び外部へ被印刷物を搬出するための開閉扉92が設けら
れるとともに、後述する印刷室130との間で被印刷物
を搬入搬出するための開閉扉93を備えている。これら
の開閉扉91,92,93は、第1実施形態に示した開
閉扉と同様の構造及びシーリングが施されている。
【0039】また、開閉扉91,92を通過する直線上
にはベルトコンベア110,111,112,113が
配置されている。更に、開閉扉93を通過し、ベルトコ
ンベア110,111,112,113に直交する直線
上にはベルトコンベア120,121が配置されてい
る。尚、図6中100,101,102,103,10
4は、ベルトコンベア110,111,112,113
上に載置された被印刷物である。
【0040】次に、印刷室130内部について説明す
る。印刷室130は内部に印刷装置が備えられた印刷室
であり、気密性を保持でき耐圧構造を備えている。13
1は、スキージ移動装置であり、図1中のスキージ移動
装置24と同様のものである。このスキージ移動装置1
31は、印刷室130内に水平に配置された移動レール
132に沿って図中符号H10,H11が付された方向
に移動可能である。
【0041】133a,133bは、第1実施形態で説
明したスキージ26a,26bと同様のスキージであ
る。134は第1実施形態で説明した孔版23と同様の
孔版であり、135は孔版134に形成された孔であ
る。また、136は樹脂供給装置であり、137は樹脂
供給ノズルである。これらは第1実施形態で説明した樹
脂供給装置27、樹脂供給28と同様である。ただし、
樹脂供給ノズル137は、スキージ133a,133b
の移動に連動して移動が可能な構成となっており、スキ
ージ133a,133bの移動に応じて孔版134上の
所定の位置に樹脂を供給することができる。
【0042】また、前述した搬入搬出室90及び印刷室
130にはバルブ152を備えた吸気管141及びバル
ブ151を備えた吸気管140がそれぞれ備えられてい
る。搬入搬出室10及び印刷室20が真空状態にある場
合、バルブ152,151を開状態とすることで、搬入
搬出室90及び印刷室130内部の気圧を大気圧とする
ことができる。
【0043】また、搬入室90及び印刷室130には、
バルブ171,172が設けられ、真空ポンプ180に
接続された配管160接続されてる。よって、真空ポン
プ160が稼働状態である場合に、バルブ172,17
1を開状態とすることで、搬入搬出室90及び印刷室1
30それぞれを真空状態とすることができる。よってバ
ルブ151,152,171,172の開度を調整する
ことで搬入搬出室90及び印刷室130内の真空度を任
意に設定することができる。尚、図6では、真空ポンプ
160がバルブ171,172を介して直接搬入搬出室
90及び印刷室130に接続されているが、必要に応じ
て搬入搬出室90及び印刷室130と真空ポンプ160
との間にタンクを設けて所定の真空度に到達するまでの
時間短縮を図ってもよい。
【0044】次に、上記構成における本発明の第2実施
形態による真空印刷装置の動作について説明する。ま
ず、開閉扉93を閉状態とし、バルブ152を開状態と
して搬入搬出室90内部の圧力を大気圧とする。尚、こ
の状態においては図示を省略しているが、被印刷物が印
刷室130内に配されている。次に、開閉扉92を開状
態とし、ベルトコンベア113,112を駆動して被印
刷物104を搬入搬出室90内へ搬入する。この際、先
に印刷が施された被印刷物101は搬入搬出室90の搬
出側の開閉扉91を開状態としてベルトコンベア11
1,110を駆動して外部に搬送する。
【0045】次いで搬入搬出室90の搬入側の開閉扉9
2及び搬出側の開閉扉91を閉状態とし、バルブ152
を閉状態にした後、バルブ172を開状態として真空ポ
ンプ180の稼働によって搬入搬出室90内の真空度を
印刷室130内の真空度と同等にする。この動作の間
に、印刷室130内では、第1実施形態で説明した印刷
動作と同様の印刷動作が行われる。
【0046】印刷動作が完了すると、搬入搬出室90の
開閉扉93が開状態となり、印刷を完了した被印刷物が
ベルトコンベア121,120の駆動により印刷室13
0から搬入搬出室90へ搬送される。これにより、印刷
室130内から搬出された被印刷物は図6中符号102
が付された位置に移動し、続いてベルトコンベア11
1,112の駆動により符号101が付された位置に移
動するとともに、符号103が付された位置にある被印
刷物が符号102が付された位置へ移動してベルトコン
ベア120,121の駆動によって印刷室130内部へ
搬入される。
【0047】以後、前述の操作の繰り返しにより効率よ
く生産が行われる。その他、必要に応じて孔版裏面に回
り込んで樹脂をふき取る機構(図示せず)を備え、印刷
後被印刷物の離脱後から次の被印刷物との接触までの間
に孔版裏面を洗浄する様にすれば良い。また、装置の前
後に別工程の装置と連結し、連動させて生産ラインを形
成させることも可能である。例えば、前工程として回路
基板の製造工程もしくは半導体の搭載、接続工程であ
り、後工程としては樹脂の硬化及び検査工程である。
【0048】基板を搬送するための室は、第2実施形態
のように構成すれば1つですむが、通常第1実施形態の
ように構成する方が装置の簡素化が図れる。この場合、
搬送室として段階的に圧力を上げ下げできるよう複数の
室を設けることも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、真空下で印刷を行うことで、樹脂中の気泡の混在が
なくなり、吸湿及び熱衝撃時の気泡の存在による不具合
が解消されるという効果がある。また、微小な隙間にも
樹脂を充填することができ、水分の浸透による信頼性の
低下がなくなるという効果がある。また、印刷は連続し
た真空下で行われるため、被印刷物の搬送にかかる時間
的ロスが無く、通常の(大気圧下での)印刷封止システ
ムと略同様の時間で生産が可能である。更に、封止形状
が安定し、形状不具合を発生しないという効果がある。
また、印刷室の真空度の大幅な変化を必要としないので
経済的であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による真空印刷方法が
適用される本発明の第1実施形態による真空印刷装置の
構成の概略を示す側面図である。
【図2】 被印刷物たる樹脂が充填される孔を有する基
板を説明する断面図である。
【図3】 被印刷物たる樹脂が充填される孔を有する基
板を説明する断面図である。
【図4】 樹脂で封止される半導体が搭載された基板の
例を示す図である。
【図5】 スキージ26a,26bと孔版23との関係
を説明するための図である。
【図6】 本発明の第2実施形態による真空印刷方法が
適用される本発明の第1実施形態による真空印刷装置の
構成の概略を示す上面図である。
【符号の説明】 10 搬入室(搬送室) 13 開閉扉(第2の開閉扉) 14 開閉扉(第1の開閉扉) 20 印刷室 23 孔版 26a,26b スキージ 27 樹脂供給装置 30 搬出室(搬送室) 33 開閉扉(第1の開閉扉) 34 開閉扉(第2の開閉扉) 90 搬入搬出室(搬送室) 91 開閉扉(第1の開閉扉) 92 開閉扉(第2の開閉扉) 93 開閉扉(第2の開閉扉) 130 印刷室 133a,133b スキージ 134 孔版 136 樹脂供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−241914(JP,A) 特開 平5−114620(JP,A) 特開 平9−262964(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印刷物に対する樹脂の印刷を真空下で
    行う真空印刷装置であって、2本のスキージが設けられ、当該スキージが孔版上を往
    復することにより前記被印刷物に前記樹脂を真空下で印
    刷する印刷機を有する 印刷室と、 前記印刷室と第1の開閉扉を介して分離又は開放される
    とともに、外部と第2の開閉扉を介して分離又は開放さ
    れる搬送室とを備え、 前記印刷室は、往路印刷終了時以降復路印刷開始時まで
    の間の真空度が、往路印刷時及び復路印刷時の真空度よ
    り降下した値に設定される ことを特徴とする真空印刷装
    置。
  2. 【請求項2】 印刷に用いられる何れか一方の前記スキ
    ージの移動方向前方に前記樹脂を供給する樹脂供給装置
    を具備することを特徴とする請求項1記載の真空印刷装
    置。
  3. 【請求項3】 前記印刷室は、0.1torr程度にま
    で真空度を保持でき、大気圧から0.1torr程度に
    までの真空度の間において、任意の真空度に設定される
    ことを特徴とする請求項1記載の真空印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の真空印刷装置に適用され
    る真空印刷方法であって、 前記第1の開閉扉を閉状態とし、前記第2の開閉扉を開
    状態として被印刷物を前記搬送室に搬入する工程と、 前記第2の開閉扉を閉状態とするとともに、前記搬送室
    内の真空度を前記印刷室内の真空度と同程度とする工程
    と、 前記第1の開閉扉を開状態として前記被印刷物を前記印
    刷室内に搬入して印刷を行う工程とを具備することを特
    徴とする真空印刷方法。
  5. 【請求項5】 印刷後の被印刷物を前記搬送室に搬送す
    る工程と、 前記第1の開閉扉を閉状態とし、前記搬送室内の圧力を
    大気圧とするとともに、前記第2の開閉扉を開状態とし
    て、前記被印刷物を外部に搬出する工程とを更に具備す
    ることを特徴とする請求項4記載の真空印刷方法。
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