JP3203315U - まな板固定型包丁 - Google Patents
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Abstract
【課題】まな板の形状、厚みに拘わらず、汎用のまな板に固定可能なまな板固定型包丁を提供すること。【解決手段】包丁の刃の先端部を左右両側から挟持する一対の垂直板部4a、4a’と、刃3の先端部を垂直板部4a、4a’に回動自在に支持する中心固定軸5と、両垂直板部4a、4a’の下縁から各々水平方向に延出形成された一対の水平板部4e、4e’と、両水平板部4e、4e’をまな板6に載置した状態で両水平板部4e、4e’の各上面とまな板6の裏面に各々対向し得る上下の押え板部7a、7bを有し、上側の押え板部7aに螺子孔7cが形成された断面「コ」字状の一対の固定部材7と、上側の各押え板部7aを各水平板部4e、4e’の上面に対向させた状態で各螺子孔7cに上方から螺合され、各下端が各水平板部4e、4e’の各上面に当接し得る蝶螺子8とからなり、上下の押え板部7a、7bの間隔は、水平板部4e、4e’とまな板6の厚みの合計より広く形成される。【選択図】図2
Description
本考案は、まな板に固定して使用するまな板固定型包丁に関するものである。
従来、まな板に固定具を固定し、固定具に包丁の先端部を回動可能に軸支し、先端部を固定した状態でまな板上で各種食材を切断可能な包丁が提案されている(特許文献1,2)。
ところで、特許文献1の包丁は、まな板と同様の幅の断面「コ」字状の基台をまな板に螺子で固定する構造であるため、まな板の形状、或いは、厚みが変化した場合は、対応できず、基台をまな板に固定することができない、という課題がある。
特許文献2の包丁は、包丁の支持柱がまな板に一体的に設けられているので、各種汎用のまな板に装着することはできない、という課題がある。
本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、まな板の形状、厚みに拘わらず、汎用のまな板に固定可能な汎用性のあるまな板固定型包丁を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本考案は、
第1に、包丁の刃の先端部を左右両側から挟持する一対の垂直板部と、上記垂直板部及び上記刃の先端部を左右に貫通し、上記刃の先端部を上記垂直板部に回動自在に支持する中心固定軸と、上記両垂直板部の下縁から各々水平方向に延出形成された一対の水平板部と、上記両水平板部をまな板に載置した状態で、上記両水平板部の各上面と上記まな板の裏面に各々対向し得る上下の押え板部を有し、上側の上記押え板部に螺子孔が形成された断面「コ」字状の一対の固定部材と、上側の上記各押え板部を上記各水平板部の上面に対向させた状態で上記各螺子孔に上方から螺合され、各下端が上記各水平板部の上記各上面に当接し得る蝶螺子とからなり、上記上下の押え板部の間隔は、まな板の表面に上記水平板部を載置した状態における上記水平板部と上記まな板の厚みの合計より広く形成されているまな板固定型包丁により構成される。
第1に、包丁の刃の先端部を左右両側から挟持する一対の垂直板部と、上記垂直板部及び上記刃の先端部を左右に貫通し、上記刃の先端部を上記垂直板部に回動自在に支持する中心固定軸と、上記両垂直板部の下縁から各々水平方向に延出形成された一対の水平板部と、上記両水平板部をまな板に載置した状態で、上記両水平板部の各上面と上記まな板の裏面に各々対向し得る上下の押え板部を有し、上側の上記押え板部に螺子孔が形成された断面「コ」字状の一対の固定部材と、上側の上記各押え板部を上記各水平板部の上面に対向させた状態で上記各螺子孔に上方から螺合され、各下端が上記各水平板部の上記各上面に当接し得る蝶螺子とからなり、上記上下の押え板部の間隔は、まな板の表面に上記水平板部を載置した状態における上記水平板部と上記まな板の厚みの合計より広く形成されているまな板固定型包丁により構成される。
このように構成すると、まな板の表面の縁部に一対の垂直板部にて軸支した包丁を位置させ、一対の水平板部をまな板の縁部近傍の表面上に載置し、上記各水平板部を各々個別の固定部材によって上記まな板に固定する構成であるから、水平板部をまな板に載置した状態で、各固定部材の上下の押え板部を上記水平板部とまな板の裏面に対向させ、上記各蝶螺子を上側の各押え板部に螺合して各下端を上記各水平板部に当接させることにより、上記各水平板部をまな板表面上に圧接し得ると共に、下側の各押え板部をまな板の裏面に圧接させることにより、包丁をまな板に確実に固定することができる。また、固定部材の上下の押え板部の間隔が水平板部とまな板の合計厚より広いので、各種厚みのまな板にも装着が可能である。また、仮に、まな板の縁部の形状が湾曲形状であったとしても、上記水平板部はまな板の表面上の範囲内に載置し、各水平板部に、まな板の縁部側から上記湾曲形状に沿った傾斜角度で、各々個別の固定部材を装着することができ、蝶螺子を螺合することで、各蝶螺子の各下端を上記水平板部上に当接させることにより、同様に上記包丁をまな板に確実に固定することができる。
第2に、上記一対の水平板部は方形板状に形成されており、上記固定部材の上側の上記押え板部は上記水平板部の上面に重なり合うことのできる大きさの方形板状であり、上記螺子孔は上側の上記押え板部の中心部に設けられている上記第1記載のまな板固定型包丁により構成される。
このように構成すると、まな板の縁部が例えば湾曲形状であったとしても、水平板部をまな板の表面上に載置し、固定部材を上記湾曲形状に沿って傾斜させることにより、蝶螺子の下端をまな板上の水平板部上に確実に当接させることができる。よって、まな板の縁部の形状が、直線形状であるときは勿論、例えば湾曲形状であったとしても、確実に包丁を取り付けることができる。
第3に、上記固定部材の上側の上記押え板部と上記水平板部とを対向させ、上記固定部材を上記水平板部に対して所定角度傾斜させた状態においても、上記蝶螺子の上記下端が上記水平板部の上面に当接し得るように構成されている上記第1又は2記載のまな板固定型包丁により構成される。
従って、例えばまな板の縁部が湾曲形状であったとしても、水平板部をまな板の表面上に載置し、固定部材を上記湾曲形状に沿って所定角度傾斜させ、この状態で蝶螺子の下端をまな板上の水平板部上に確実に当接させることができる。よって、まな板の縁部の形状が、直線形状であるときは勿論、例えば湾曲形状その他の形状であったとしても、確実に包丁を取り付けることができる。
第4に、上記まな板に上記水平板部を載置した状態で、上記固定部材の上側の上記押え板部を上記水平板部に対向させると共に、下側の上記押え板部を上記まな板の裏面に対向させ、かつ、上記蝶螺子を螺子込んでその下端を上記水平板部の上面に当接させた状態において、下側の上記押え板部は上記まな板の裏面に圧接し得るように構成されたものである上記第1〜3の何れかに記載のまな板固定型包丁により構成される。
このようにまな板固定型包丁の水平板部は、上記蝶螺子の下端と上記固定部材の下側の押え板部との間に挟持されるので、当該まな板固定型包丁をまな板に確実に固定することができる。
本考案によれば、水平板部をまな板に載置した状態で、各固定部材の上下の押え板部を上記水平板部とまな板の裏面に対向させ、上記各蝶螺子を上側の各押え板部に螺合して各下端を上記各水平板部に当接させることにより、包丁をまな板に確実に固定することができる。また、固定部材の上下の押え板部の間隔が水平板部とまな板の合計厚より広いので、各種厚みのまな板にも装着が可能である。
また、まな板の縁部の形状が湾曲形状その他の形状であったとしても、上記水平板部はまな板の表面上の範囲内に載置し、各水平板部に、まな板の縁部側から例えば湾曲形状に沿った傾斜角度で、各々個別の固定部材を装着することができ、蝶螺子を螺合することで、各蝶螺子の各下端を上記水平板部上に当接させることにより、同様に上記包丁をまな板に確実に固定することができる。
また、例えばまな板の縁部が湾曲形状であったとしても、水平板部をまな板の表面上に載置し、固定部材を上記湾曲形状に沿って所定角度傾斜させ、この状態で蝶螺子の下端をまな板上の水平板部上に確実に当接させることができる。よって、まな板の縁部の形状が、直線形状であるときは勿論、例えば湾曲形状その他の形状であったとしても、確実に包丁を取り付けることができる。
また、まな板固定型包丁の水平板部は、上記蝶螺子の下端と上記固定部材の下側の押え板部との間に挟持されるので、当該まな板固定型包丁をまな板に確実に固定することができる。
以下、添付図面に基づいて本考案に係るまな板固定型包丁について詳細に説明する。
図1、図2は同上包丁1の全体構成の斜視図及び分解斜視図であり、同図において、垂直方向の包丁2の刃3の先端部3aを左右両側から挟持する一対の垂直板部4a,4a’を設け、上記垂直板部4a,4a及び上記刃3の先端部3aを左右に貫通し、上記刃3の先端部3aを上記垂直板部4a,4aに回動自在に支持する水平固定軸5を設ける。
上記水平固定軸5は、具体的には、上記垂直板部4aの貫通孔4c、上記先端部3aの貫通孔3a’、上記垂直板部4a’の貫通孔4c’を貫通するボルト5a、上記垂直板部4a’側にて上記ボルト5aに挿通されるワッシャー5b及びナット5cとから構成される。
図2に示すように、上記刃3の先端部3aを上記垂直板部4a,4a’で挟持し、上記ボルト5aを貫通孔4c,3a’,4c’に挿通し、上記ナット5cにて締め付けることにより、図4に示すように、上記垂直板部4a,4a’に上記包丁2の刃3の先端部3aを、矢印A,B方向に回動可能に軸支することができる。このとき、包丁を矢印B方向に倒したとき、包丁の刃3の下縁3bが上記まな板6の表面6aに接するように構成することが好ましい。
また、上記両垂直板部4a,4a’と一体に設けられ、上記両垂直板部4a,4a’の下縁4d,4d’から各々水平方向に延出するものであって、まな板6の表面6aに載置可能な一対の水平板部4e,4e’とを設ける。
具体的には、上記垂直板部4a,4a’と上記水平板部4e,4e’は、金属板を「L」字型に直角に折曲したL型固定部品により構成されており、各々垂直板部4a,4a’と水平板部4e,4e’は略同じ長さに形成されている。そして、上記水平板部4e,4e’は上記まな板6の表面6aの縁部6a’に載置される。
さらに、上記まな板6の表面6aの縁部6a’に載置された上記両水平板部4e,4e’の各々の上面4f,4f’と、上記まな板6の裏面6b側に各々対向し得る上下の平行な押え板部7a,7bを有する断面「コ」字状の一対の固定部材7,7を設ける。
そして、一方の固定部材7の上側の押え部材7aが、上記まな板6の表面6a上に載置された上記水平板部4eの上面4fに対向し、上記固定部材7の下の押え部材7bが上記まな板6の裏面6b側に対向するように、上記まな板6の縁部に装着し、同様に、他方の固定部材7の上の押え部材7aが、上記まな板6の表面6a上に載置された上記水平板部4e’の上面4f’に対向し、上記固定部材7の下の押え部材7bが上記まな板6の裏面6b側に対向するように、上記まな板6の縁部に装着する(図2、図3、図4参照)。
上記各固定部材7,7の上側の押え部材7a,7aの板面には、板面を貫通する螺子孔7c,7cが形成されており、上記各固定部材7,7の上記まな板6への装着状態において、上記各固定部材7,7の上記各上の押え部材7a,7aの上記螺子孔7c,7cに、その下端8a,8aが上記各水平板部4e,4e’の上記各上面4f,4f’に当接可能な蝶螺子8,8を各々螺合する。
そして、上記水平板部4e,4e’は方形板状(実施形態では長方形)であり、上記固定部材7,7の上記上下の押え板部7a,7bは上記水平板部4e,4e’と略同じ面積の方形板状(実施形態では長方形)であり、かつ、上記螺子孔7c,7cは上記上の押え板部7a,7aの中央部(対角線の交点)に設けられている。
即ち、包丁2の刃3の先端部3aを左右両側から挟持する一対の垂直板部4a,4a’と、上記垂直板部4a,4a’及び上記刃3の先端部3aを左右に貫通し、上記刃3の先端部3aを上記垂直板部4a,4a’に回動自在に支持する中心固定軸5と、上記両垂直板部4a,4a’の下縁から各々水平方向に延出形成された一対の水平板部4e,4e’と、上記両水平板部4e,4e’をまな板6に載置した状態で、上記両水平板部4e,4e’の各上面4f,4f’と上記まな板6の裏面6bに各々対向し得る上下の押え板部7a,7bを有し、上側の上記押え板部7a,7aに螺子孔7c,7cが形成された断面「コ」字状の一対の固定部材7,7と、上側の上記各押え板部7a,7aを上記各水平板部4e,4e’の上面に対向させた状態で上記各螺子孔7c,7cに上方から螺合され、各下端8a,8aが上記各水平板部4e,4e’の上記各上面4f,4f’に当接し得る蝶螺子8,8とからなり、上記上下の押え板部7a,7bの間隔T(図4参照)は、まな板6の表面6aに上記水平板部4e,4e’を載置した状態における上記水平板部4e,4e’と上記まな板6の厚みの合計T’より広く形成されるように構成されている。
より具体的には、上記固定部材7の上記間隔Tは、各種の厚みのまな板に装着可能なように、上記T’より相当程度大きく形成される(T>>T’)。
従って、垂直板部4a,4a’に包丁3が軸支された状態において、その水平板部4e,4e’をまな板6の表面6aの縁部6a’に載置し(縁部6a’が直線であれば、水平板部4e,4e’をその直線に合わせる)、その後、固定部材7,7の上側の押え板部7a,7aを各々水平板部4e,4e’の上側に対向させ、同時に、下側の押え板部7b,7bをまな板6の裏面6bに対向させた状態で、これら固定部材7,7をまな板6に装着する(図3参照)。
このとき、上記まな板6の縁部6a’が直線であれば、上記固定部材7,7は上記水平板部4e,4e’の上面側に被覆された状態となり(図2、図3、図4参照)、固定部材7,7の垂直部の内側7d,7dが上記まな板6の側面に接触した状態となる(図3参照)。
このとき上記固定部材7,7の蝶螺子8,8は、それらの下端8a,8aが上記水平板部4e,4e’の中央部に位置しているので、この状態で上記蝶螺子8,8を螺子込むことにより、その下端8a,8aを上記水平板部4e,4e’上に当接させることができる(図4参照)。そして、この状態において、上記水平板部4e,4e’は上記まな板6の表面6aに圧接した状態となり、かつ、上記下側の上記押え板部7b,7bは上記まな板6の裏面6bに圧接した状態となり、結果として、上記水平板部4e,4e’は上記蝶螺子8,8の下端8a,8aと上記下側の押え板部7b,7bの間において挟持され、これにより、上記水平板部4e,4e’、延いては包丁2を含む垂直板部4a,4a’をまな板6上に確実に固定することができるのである。
上記湾曲部6cに取り付ける場合は(図5参照)、包丁2を挟持した垂直板部4a,4a’及び水平板部4e,4e’は、湾曲部6c側のまな板6の上面6a側の範囲内に載置し、一方の固定部材7は、水平板部4e側において、湾曲部6cに沿ってまな板の中心線Pより角度θ1だけ矢印C方向に傾斜して設け、他方の固定部材7は、水平板部4e’側において湾曲部6cに沿ってまな板6の中心線Pより角度θ1だけ矢印D方向に傾斜して設け、各々の蝶螺子8,8を螺子込んでその先端部8a,8aを上記水平板部4e,4e’の上面4f,4f’に当接させることにより、上記水平板部4e,4e’を上記湾曲部6cを有する側部の表面6a上に確実に固定することができる。
このとき、上記一対の水平板部4e,4e’は方形板状に形成されており、上記固定部材7,7の上記上側の押え板部7a,7aは上記水平板部4e,4e’の上面4f,4f’に重なり合うことのできる大きさの方形板状(実施形態では長方形状)に形成されており、上記螺子孔7c,7cは上側の上記押え板部7a,7aの中心部(対角線の交点)に設けられているので、上述のように、まな板6の縁部が例えば湾曲部6cであったとしても、水平板部4e,4e’をまな板6の表面6a上に載置し、固定部材7,7を上記湾曲部6cの湾曲形状に沿って傾斜させることにより、蝶螺子8,8の下端8a,8aをまな板6上の水平板部4e,4e’上に確実に当接させることができる。よって、まな板6の縁部の形状が、直線形状であるときは勿論、例えば湾曲形状であったとしても、確実に包丁2を取り付けることができる。
しかも、上記固定部材7,7の上側の上記押え板部7a,7aと上記水平板部4e,4e’とを対向させ、上記固定部材7,7を上記水平板部4e,4e’に対して所定角度(例えば図4の中心線Pから左右(矢印C,D方向)にθ1度ずつ)傾斜させた状態においても、上記蝶螺子8,8の上記下端8a,8aが上記水平板部4e,4e’の上面4f,4f’に当接し得るように構成している(図5参照)。
従って、まな板6の縁部が湾曲形状であったとしても、水平板部4e,4e’をまな板6の表面6a上に載置し、固定部材7,7を上記湾曲形状に沿って所定角度傾斜させ、この状態で蝶螺子8,8の下端をまな板6上の水平板部4e,4e’上に確実に当接させることができる。よって、まな板6の縁部の形状が、直線形状であるときは勿論、例えば湾曲形状その他の形状であったとしても、確実に包丁を取り付けることができる。
尚、実施形態では、固定部材7,7はまな板6の中心線Pから所定角度傾斜させたが、固定部材7の傾斜の角度はこれに限らず、蝶螺子8の下端8aが下側の水平板部4e,4e’に当接する範囲であれば、各種のまな板6の形状に合わせて任意の角度に傾斜させることができることは勿論である。
本考案によれば、水平板部4e,4e’をまな板6に載置した状態で、各固定部材7,7の上下の押え板部7a,7bを上記水平板部4e,4e’とまな板6の裏面6bに対向させ、上記各蝶螺子8,8を上側の各押え板部7a,7aに螺合して各下端8a,8aを上記各水平板部4e,4e’に当接させることにより、包丁2をまな板6に確実に固定することができる。また、固定部材7の上下の押え板部の間隔Tが水平板部4e,4e’とまな板6の合計厚より相当程度広いので、各種厚みのまな板にも装着が可能である。
また、まな板6の縁部の形状が湾曲形状その他の形状であったとしても、上記水平板部4e,4e’はまな板6の表面上の範囲内に載置し、各水平板部4e,4e’に、まな板6の縁部側から上記湾曲形状等に沿った傾斜角度で、各々個別の固定部材7,7を装着することができ、蝶螺子8,8を螺合することで、各蝶螺子8,8の各下端8a,8aを上記水平板部4e,4e’上に当接させることにより、同様に上記包丁3をまな板6に確実に固定することができる。
また、例えばまな板6の縁部が湾曲形状であったとしても、水平板部4e,4e’をまな板6の表面6a上に載置し、固定部材7,7を上記湾曲形状に沿って所定角度傾斜させ、この状態で蝶螺子8,8の下端8a,8aをまな板6上の水平板部4e,4e’上に確実に当接させることができる。よって、まな板6の縁部の形状が、直線形状であるときは勿論、例えば湾曲形状その他の形状であったとしても、確実に包丁を取り付けることができる。
また、まな板固定型包丁の水平板部4e,4e’は、上記蝶螺子8,8の下端8a,8aと上記固定部材7,7の下側の押え板部7b,7bとの間に挟持されるので、当該まな板固定型包丁をまな板に確実に固定することができる。
本考案に係るまな板固定型包丁は、汎用の各種形状、各種厚みのまな板に固定することができるので、まな板固定型包丁として、各種の形状、大きさ、厚みのまな板に固定して使用することができ、その応用範囲は広いものである。
1 まな板固定型包丁
2 包丁
3 刃
3a 先端部
4a,4a’ 垂直板部
4e,4e’ 水平板部
5 中心固定軸
6 まな板
6b 裏面
7 固定部材
7a,7b 押え板部
7c 螺子孔
8 蝶螺子
8a 下端
T 間隔
2 包丁
3 刃
3a 先端部
4a,4a’ 垂直板部
4e,4e’ 水平板部
5 中心固定軸
6 まな板
6b 裏面
7 固定部材
7a,7b 押え板部
7c 螺子孔
8 蝶螺子
8a 下端
T 間隔
Claims (4)
- 包丁の刃の先端部を左右両側から挟持する一対の垂直板部と、
上記垂直板部及び上記刃の先端部を左右に貫通し、上記刃の先端部を上記垂直板部に回動自在に支持する中心固定軸と、
上記両垂直板部の下縁から各々水平方向に延出形成された一対の水平板部と、
上記両水平板部をまな板に載置した状態で、上記両水平板部の各上面と上記まな板の裏面に各々対向し得る上下の押え板部を有し、上側の上記押え板部に螺子孔が形成された断面「コ」字状の一対の固定部材と、
上側の上記各押え板部を上記各水平板部の上面に対向させた状態で上記各螺子孔に上方から螺合され、各下端が上記各水平板部の上記各上面に当接し得る蝶螺子とからなり、
上記上下の押え板部の間隔は、まな板の表面に上記水平板部を載置した状態における上記水平板部と上記まな板の厚みの合計より広く形成されているまな板固定型包丁。 - 上記一対の水平板部は方形板状に形成されており、
上記固定部材の上側の上記押え板部は上記水平板部の上面に重なり合うことのできる大きさの方形板状であり、
上記螺子孔は上側の上記押え板部の中心部に設けられている請求項1記載のまな板固定型包丁。 - 上記固定部材の上側の上記押え部材と上記水平板部とを対向させ、上記固定部材を上記水平板部に対して所定角度傾斜させた状態においても、
上記蝶螺子の上記下端が上記水平板部の上面に当接し得るように構成されている請求項1又は2記載のまな板固定型包丁。 - 上記まな板に上記水平板部を載置した状態で、上記固定部材の上側の上記押え板部を上記水平板部に対向させると共に、下側の上記押え部材を上記まな板の裏面に対向させ、
かつ、上記蝶螺子を螺子込んでその下端を上記水平板部の上面に当接させた状態において、下側の上記押え板部は上記まな板の裏面に圧接し得るように構成されたものである請求項1〜3の何れかに記載のまな板固定型包丁。
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KR102221055B1 (ko) * | 2020-01-28 | 2021-02-26 | 최주연 | 칼이 구비된 도마 |
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