JP3203074U - 透明パネル発光補助部材及び透明パネルの発光構造 - Google Patents
透明パネル発光補助部材及び透明パネルの発光構造 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】透明パネル面に平行な方向にLEDテープを用いて光を照射して透明パネルを発光させる場合に、透明パネルの厚さをLEDテープの幅に関わりなく設定できる透明パネル発光補助部材を提供する。【解決手段】透明パネル発光補助部材30は、平面上に存する直線又は曲線に沿う細長い部材であって、前記直線又は曲線に二分される前記平面の一方側に開口が向かうよう形成され、前記部材30の長手方向に沿って形成される、所定のパネルの縁部を狭持する溝部31と、前記溝部31の内部に設けられ、帯体上にLEDを所定間隔で配したLEDテープ40を前記溝部31の長手方向に沿い、かつ、各LEDテープ40が前記各溝部31の開口方向に直接又は間接的に光を照射するように収容されるLEDテープ収容部33とを設ける。【選択図】図3
Description
本考案は、LEDテープを用いて透明なパネルに縁部から光を照射して発光させるための部材及び当該部材を用いた透明パネルの発光構造に関する。
広告用や掲示用の透明なパネルを発光させることで目立たせる場合、LEDなどの光源が表面から見えると、光源部分のみが目立ってしまうため、光源はパネル枠内などに見えないように収め、光源はパネルの板面に平行な方向に光を照射するようにすることで間接的に透明パネル内を発光させることが行われている。
板面に平行な光を透明パネル内に照射する方法は、下記特許文献1〜3に記載されているように、透明パネル内にLEDテープが収納できる溝を形成し、当該溝内にLEDテープを板面に平行な方向を向くように収納することで行うことが多い。
板面に平行な光を透明パネル内に照射する方法は、下記特許文献1〜3に記載されているように、透明パネル内にLEDテープが収納できる溝を形成し、当該溝内にLEDテープを板面に平行な方向を向くように収納することで行うことが多い。
しかし、上記の考案に示すようにパネルに溝を形成してLEDテープを収容する方法を採用する場合、透明パネルには、LEDテープが収納でき、さらに強度も確保できるように溝を形成する必要があり、透明パネルに相当程度の厚みが必要となるため、透明パネルのコストが高くなってしまうという問題が生じる。
本考案は、以上のような問題に鑑みて、透明パネル面に平行な方向にLEDテープを用いて光を照射して透明パネルを発光させる場合に、透明パネルの厚さをLEDテープの幅に関わりなく設定できる補助具及び当該補助具を用いた構造を提供することを課題とする。
本考案は、以上のような問題に鑑みて、透明パネル面に平行な方向にLEDテープを用いて光を照射して透明パネルを発光させる場合に、透明パネルの厚さをLEDテープの幅に関わりなく設定できる補助具及び当該補助具を用いた構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案は、次のような構成を有する。
請求項1に記載の考案は、平面上に存する直線又は曲線に沿う細長い部材であって、 前記直線又は曲線に二分される前記平面の一方側に開口が向かうよう形成される、前記部材の長手方向に沿って形成される、所定のパネルの縁部を狭持する溝部と、前記溝部の内部に設けられる、帯体上にLEDを所定間隔で配したLEDテープを前記溝部の長手方向に沿い、かつ、各LEDテープが前記各溝部の開口方向に直接又は間接的に光を照射するように収容するLEDテープ収容部とを有する透明パネル発光補助部材である。
請求項2に記載の考案は、前記透明パネル発光補助部材において、前記溝部は、前記直線又は曲線に二分される両平面のそれぞれに向かうよう形成され、前記LEDテープ収容部は前記溝部の少なくとも一方の内部に設けられるものである。
請求項3に記載の考案は、請求項2に記載の透明パネル発光補助部材において、前記LEDテープ収容部は前記溝部の両方の内部に設けられるものである。
請求項4に記載の考案は、前記透明パネル発光補助部材において、前記LEDテープ収容部は、前記LEDテープを、前記平面に直交する方向に光を照射するように収容するものであって、前記LEDテープの光を前記溝側に向くように配置される反射板が前記溝内部に設けられることで、前記LEDテープが前記溝部方向に間接的に光を照射するように収容するものである。
請求項5に記載の考案は、前記透明パネル発光補助部材と、透明パネル発光補助部材の前記LEDテープ収容部に収容される帯体上にLEDを所定間隔で配したLEDテープと、前記透明パネル発光補助部材の前記LEDテープ収容部を内部に有する溝部に縁部が狭持固定される透明パネルとを有する透明パネルの発光構造である。
請求項1に記載の考案は、平面上に存する直線又は曲線に沿う細長い部材であって、 前記直線又は曲線に二分される前記平面の一方側に開口が向かうよう形成される、前記部材の長手方向に沿って形成される、所定のパネルの縁部を狭持する溝部と、前記溝部の内部に設けられる、帯体上にLEDを所定間隔で配したLEDテープを前記溝部の長手方向に沿い、かつ、各LEDテープが前記各溝部の開口方向に直接又は間接的に光を照射するように収容するLEDテープ収容部とを有する透明パネル発光補助部材である。
請求項2に記載の考案は、前記透明パネル発光補助部材において、前記溝部は、前記直線又は曲線に二分される両平面のそれぞれに向かうよう形成され、前記LEDテープ収容部は前記溝部の少なくとも一方の内部に設けられるものである。
請求項3に記載の考案は、請求項2に記載の透明パネル発光補助部材において、前記LEDテープ収容部は前記溝部の両方の内部に設けられるものである。
請求項4に記載の考案は、前記透明パネル発光補助部材において、前記LEDテープ収容部は、前記LEDテープを、前記平面に直交する方向に光を照射するように収容するものであって、前記LEDテープの光を前記溝側に向くように配置される反射板が前記溝内部に設けられることで、前記LEDテープが前記溝部方向に間接的に光を照射するように収容するものである。
請求項5に記載の考案は、前記透明パネル発光補助部材と、透明パネル発光補助部材の前記LEDテープ収容部に収容される帯体上にLEDを所定間隔で配したLEDテープと、前記透明パネル発光補助部材の前記LEDテープ収容部を内部に有する溝部に縁部が狭持固定される透明パネルとを有する透明パネルの発光構造である。
以上のような構成により、本考案は、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の考案は、LEDテープをLEDテープ収容部に収容し、溝部によって透明パネルの縁部を狭持固定すれば、透明パネルに縁部からLEDテープの光を照射して発光させることができる。そして、LEDテープを収容する溝部の内部は透明パネルの厚みに関わりなく形成することができるので、LEDテープのサイズに関わりなく、溝の幅を適宜設定することで任意の厚さの透明パネルに対応することができる。
請求項2に記載の考案は、同一平面内に反対方向を向く溝を形成することで、透明パネルを一方の溝に固定し他方の溝に他のパネルを突き合せて固定することができる。
請求項3に記載の考案は、両方の溝の内部にLEDテープを収容できるので、それぞれの溝に透明パネルを狭持固定すれば、それぞれの透明パネルを発光させることができる。
請求項4に記載の考案は、LEDテープを透明パネル面に沿わせて配置することで、LEDテープの幅方向が透明パネル厚さ方向に突出しないようにできるので、透明パネル発光補助部材自体を薄く形成することが可能となる。
請求項5に記載の考案は、前記透明パネル発光補助部材を用いることで、薄い透明パネルを縁部からの照射で発光できる発光透明パネルを得ることができる。
請求項1に記載の考案は、LEDテープをLEDテープ収容部に収容し、溝部によって透明パネルの縁部を狭持固定すれば、透明パネルに縁部からLEDテープの光を照射して発光させることができる。そして、LEDテープを収容する溝部の内部は透明パネルの厚みに関わりなく形成することができるので、LEDテープのサイズに関わりなく、溝の幅を適宜設定することで任意の厚さの透明パネルに対応することができる。
請求項2に記載の考案は、同一平面内に反対方向を向く溝を形成することで、透明パネルを一方の溝に固定し他方の溝に他のパネルを突き合せて固定することができる。
請求項3に記載の考案は、両方の溝の内部にLEDテープを収容できるので、それぞれの溝に透明パネルを狭持固定すれば、それぞれの透明パネルを発光させることができる。
請求項4に記載の考案は、LEDテープを透明パネル面に沿わせて配置することで、LEDテープの幅方向が透明パネル厚さ方向に突出しないようにできるので、透明パネル発光補助部材自体を薄く形成することが可能となる。
請求項5に記載の考案は、前記透明パネル発光補助部材を用いることで、薄い透明パネルを縁部からの照射で発光できる発光透明パネルを得ることができる。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1に本実施形態に係る透明発光パネルXの正面図を示し、図2に図1の点線で囲った部分Eの拡大破断図を示し、図3に図2のA−A線断面図を示す。透明発光パネルXは、中央パネル10、外縁パネル20、発光補助部材30、LEDテープ40を有する。
中央パネル10は透明な長方形状のアクリル板からなり、ここでは厚さが5mmのものが用いられる。中央パネル10表面には文字や模様からなる装飾印刷11がプリントされている。外縁パネル20は透明な中央パネル10と同じ厚さを有するアクリル板からなり、4枚で中央パネル10の各縁部に縁部を突き合せて配置されることで全体として長方形状の外縁を形成する。なお、外縁パネル20のもっとも外縁側に位置する縁部には反射板21が設けられている。
(実施形態1)
図1に本実施形態に係る透明発光パネルXの正面図を示し、図2に図1の点線で囲った部分Eの拡大破断図を示し、図3に図2のA−A線断面図を示す。透明発光パネルXは、中央パネル10、外縁パネル20、発光補助部材30、LEDテープ40を有する。
中央パネル10は透明な長方形状のアクリル板からなり、ここでは厚さが5mmのものが用いられる。中央パネル10表面には文字や模様からなる装飾印刷11がプリントされている。外縁パネル20は透明な中央パネル10と同じ厚さを有するアクリル板からなり、4枚で中央パネル10の各縁部に縁部を突き合せて配置されることで全体として長方形状の外縁を形成する。なお、外縁パネル20のもっとも外縁側に位置する縁部には反射板21が設けられている。
発光補助部材30は、中央パネル10の各縁部と外縁パネル20の内側の縁部との間に固定される細長い部材であり、図3に示すように、両側に中央パネル10又は外縁パネル20を固定する溝31、31が形成され、溝31、31の間に仕切り32が設けられている。仕切り32が設けられる中央部分の空間は溝31の幅よりも大きく形成され、仕切り32の高さと後述するLEDテープ40の幅とがほぼ一致するように形成される。この仕切り32と溝31との間に形成される左右の空間がLEDテープを収容固定するLEDテープ収容部33を形成する。
LEDテープ40は、チップ型LEDをテープの上に等間隔で配置した、一般的に市販されている発光装置である。ここではチップ型LEDの幅が5mmのものが採用されている。LEDテープ40は図3に示すように発光補助部材30の底面が仕切り32に接触し、LEDの照射方向が溝31方向を向くように、左右のLEDテープ収容部33にそれぞれ固定される。また、ここでは左右のLEDテープは異なる種類のLEDが用いられ、外縁パネル20側を照らすLEDテープ40はRGBの各色を発光するLEDとし、中央パネル10側を照らすLEDテープ40は白色のLEDとしている。
LEDテープ40は、チップ型LEDをテープの上に等間隔で配置した、一般的に市販されている発光装置である。ここではチップ型LEDの幅が5mmのものが採用されている。LEDテープ40は図3に示すように発光補助部材30の底面が仕切り32に接触し、LEDの照射方向が溝31方向を向くように、左右のLEDテープ収容部33にそれぞれ固定される。また、ここでは左右のLEDテープは異なる種類のLEDが用いられ、外縁パネル20側を照らすLEDテープ40はRGBの各色を発光するLEDとし、中央パネル10側を照らすLEDテープ40は白色のLEDとしている。
以上のような構成を有する透明発光パネルXは、透明発光パネルXは壁面などに固定し、LEDテープ40に通電して発光させると、LEDテープによって光が縁部から照射される中央パネル10と、外縁パネル20とが発光して装飾効果を高めることができる。そして、図3に示すようにLEDテープ40の固定される位置が、中央パネル10及び外縁パネル20とは分離した発光補助部材30内に設けられるので、LEDテープ40の幅と関わりなく、任意の厚さの透明パネルをLEDテープによって発光させることが可能となる。
(実施形態2)
実施形態2に係る透明発光パネルYは正面図は図1に示す実施形態1に係る透明パネルXと同じである。図4に実施形態2における図1の点線で囲った部分Eの拡大破断図を示し、図5に図4のB−B線断面図を示す。透明発光パネルYは、中央パネル10、外縁パネル20、発光補助部材60、LEDテープ40を有する。中央パネル10、外縁パネル20、LEDテープ40は実施形態1で用いたものと同じであるので説明を省略する。なお、LEDテープ40の配置位置は異なるが、この点は後述する。
図4、5に示すように発光補助部材60は、中央パネル10の各縁部と外縁パネル20の内側の縁部との間に固定される細長いアルミ製の押し出し成型された部材である。発光補助部材60は図3に示すように、両側に中央パネル10又は外縁パネル20を固定する溝61、61が形成され、溝61、61との間には仕切り62が斜め45度の傾斜をもって設けられている。仕切り62は鏡面に仕上げられることで反射板としての機能を果たす。そして、溝61、61内面のそれぞれ仕切り62が面する上下の内面にはLEDテープ40が嵌る凹所からなるLEDテープ収納部63が形成されている。LEDテープ40は光が反射板を形成する仕切り62に向かって照射されるように、テープ部分がLEDテープ収納部63に固定される。なお、発光補助部材60はLEDテープ40のテープ部分が中央パネル10、外縁パネル20のパネル面に平行に固定されるので、中央部を厚くする必要がないので、上下面は互いに平行な板状に形成される。
実施形態2に係る透明発光パネルYは正面図は図1に示す実施形態1に係る透明パネルXと同じである。図4に実施形態2における図1の点線で囲った部分Eの拡大破断図を示し、図5に図4のB−B線断面図を示す。透明発光パネルYは、中央パネル10、外縁パネル20、発光補助部材60、LEDテープ40を有する。中央パネル10、外縁パネル20、LEDテープ40は実施形態1で用いたものと同じであるので説明を省略する。なお、LEDテープ40の配置位置は異なるが、この点は後述する。
図4、5に示すように発光補助部材60は、中央パネル10の各縁部と外縁パネル20の内側の縁部との間に固定される細長いアルミ製の押し出し成型された部材である。発光補助部材60は図3に示すように、両側に中央パネル10又は外縁パネル20を固定する溝61、61が形成され、溝61、61との間には仕切り62が斜め45度の傾斜をもって設けられている。仕切り62は鏡面に仕上げられることで反射板としての機能を果たす。そして、溝61、61内面のそれぞれ仕切り62が面する上下の内面にはLEDテープ40が嵌る凹所からなるLEDテープ収納部63が形成されている。LEDテープ40は光が反射板を形成する仕切り62に向かって照射されるように、テープ部分がLEDテープ収納部63に固定される。なお、発光補助部材60はLEDテープ40のテープ部分が中央パネル10、外縁パネル20のパネル面に平行に固定されるので、中央部を厚くする必要がないので、上下面は互いに平行な板状に形成される。
以上のような構成を有する透明発光パネルYは、透明発光パネルYは壁面などに固定し、LEDテープ40に通電して発光させると、LEDテープ40が照射する光がまず反射板を形成する仕切り62に照射されて反射し、反射された光が中央パネル10と、外縁パネル20の縁部からパネル面に平行に照射される。これによって、中央パネル10と、外縁パネル20とが発光して装飾効果を高めることができる。
そして、やはり図5に示すようにLEDテープ40の固定される位置が、中央パネル10及び外縁パネル20とは分離した発光補助部材30内に設けられるので、LEDテープ40の幅と関わりなく、任意の厚さの透明パネルをLEDテープ40によって発光させることが可能となる。そして、LEDテープ40が中央パネル10及び外縁パネル20のパネル面と平行に配置されることで、発光補助部材60を薄く形成できるので、透明発光パネルY全体を薄くすることが可能となる。
そして、やはり図5に示すようにLEDテープ40の固定される位置が、中央パネル10及び外縁パネル20とは分離した発光補助部材30内に設けられるので、LEDテープ40の幅と関わりなく、任意の厚さの透明パネルをLEDテープ40によって発光させることが可能となる。そして、LEDテープ40が中央パネル10及び外縁パネル20のパネル面と平行に配置されることで、発光補助部材60を薄く形成できるので、透明発光パネルY全体を薄くすることが可能となる。
なお、上記実施形態に示す発光補助部材の形状は例示であり、透明パネルを保持する溝が形成され、溝内に透明パネルに向かって光を照射するようにLDEテープを保持する構造であれば種々の変形が可能である。図6に変形例に係る発光補助部材90の断面図を示す。発光補助部材90は、発光補助部材60の変形例であり、溝91を形成する上下部分が平行な板により形成され中央が断面形状円形に膨らむような形状をしている。発光補助部材90はより薄い透明パネルを保持することに好適である。
また、上記実施形態に示す透明発光パネルの構造も例示であり、発光補助部材を用いて透明パネルを発光させる形態であれば種々の変形が可能である。例えば、図7(a)に示す透明発光パネルVは、実施形態1に示す透明発光パネルXの上辺に短い発光補助部材30の一方の溝31を係合させ、他方の溝31に小さな透明パネル15を係合させている。このように発光補助部材を用いて透明パネルを連ねていくことが可能である。また、図7(b)に示すような透明発光パネルWのように短い発光補助部材30の一方の溝に透明パネル15を係合させ、他方に溝に脚のついた不透明な板体からなる台座70を係合させることで、透明パネル15に台座を設けるような構造を採ることもできる。この場合、台座70に係合させる溝はLEDテープを必要としない。また、この形状を採る事が前提となる発光補助部材は一方の溝にはLEDテープ収納部を設けなくてもよい。
さらに、上記実施形態では固定する透明パネルの厚さをそれぞれ同じにしているが、互いの厚さを変更してもよい。また、前記発光補助部材は真っ直ぐな形状を例示しているが、透明パネルの縁部が曲線を形成している場合に、これに溝が嵌るように曲線に沿うような形状とすることができる。
また、上記実施形態に示す透明発光パネルの構造も例示であり、発光補助部材を用いて透明パネルを発光させる形態であれば種々の変形が可能である。例えば、図7(a)に示す透明発光パネルVは、実施形態1に示す透明発光パネルXの上辺に短い発光補助部材30の一方の溝31を係合させ、他方の溝31に小さな透明パネル15を係合させている。このように発光補助部材を用いて透明パネルを連ねていくことが可能である。また、図7(b)に示すような透明発光パネルWのように短い発光補助部材30の一方の溝に透明パネル15を係合させ、他方に溝に脚のついた不透明な板体からなる台座70を係合させることで、透明パネル15に台座を設けるような構造を採ることもできる。この場合、台座70に係合させる溝はLEDテープを必要としない。また、この形状を採る事が前提となる発光補助部材は一方の溝にはLEDテープ収納部を設けなくてもよい。
さらに、上記実施形態では固定する透明パネルの厚さをそれぞれ同じにしているが、互いの厚さを変更してもよい。また、前記発光補助部材は真っ直ぐな形状を例示しているが、透明パネルの縁部が曲線を形成している場合に、これに溝が嵌るように曲線に沿うような形状とすることができる。
X、Y、V、W 透明発光パネル
10 中央パネル
20 外縁パネル
20 ランプ
30、60、90 発光補助部材
31、61、91 溝
32、62、92 仕切り
33、63、93 LEDテープ収容部
40 LEDテープ
10 中央パネル
20 外縁パネル
20 ランプ
30、60、90 発光補助部材
31、61、91 溝
32、62、92 仕切り
33、63、93 LEDテープ収容部
40 LEDテープ
Claims (5)
- 平面上に存する直線又は曲線に沿う細長い部材であって、
前記直線又は曲線に二分される前記平面の一方側に開口が向かうよう形成される、前記部材の長手方向に沿って形成される、所定のパネルの縁部を狭持する溝部と、
前記溝部の内部に設けられる、帯体上にLEDを所定間隔で配したLEDテープを前記溝部の長手方向に沿い、かつ、各LEDテープが前記各溝部の開口方向に直接又は間接的に光を照射するように収容するLEDテープ収容部と
を有する透明パネル発光補助部材。 - 前記溝部は、前記直線又は曲線に二分される前記平面のそれぞれに開口が向かうよう形成され、
前記LEDテープ収容部は前記溝部の少なくとも一方の内部に設けられる
を有する請求項1に記載の透明パネル発光補助部材。 - 前記LEDテープ収容部は前記溝部の両方の内部に設けられる請求項2に記載の透明パネル発光補助部材。
- 前記LEDテープ収容部は、前記LEDテープを、前記平面に直交する方向に光を照射するように収容するものであって、前記LEDテープの光を前記溝側に向くように配置される反射板が前記溝内部に設けられることで、前記LEDテープが前記溝部方向に間接的に光を照射するように収容するものである請求項1から3のいずれか1項に記載の透明パネル発光補助部材。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の透明パネル発光補助部材と、
透明パネル発光補助部材の前記LEDテープ収容部に収容される帯体上にLEDを所定間隔で配したLEDテープと、
前記透明パネル発光補助部材の前記LEDテープ収容部が内部に設けられた溝部に縁部が狭持固定される透明パネルと
を有する透明パネルの発光構造。
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JP2015006562U JP3203074U (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 透明パネル発光補助部材及び透明パネルの発光構造 |
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