JP3203067U - 脊柱支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】着座時に脊柱を圧迫せずに支持して着座者の背中にかかる負担を軽減する脊柱支持具を提供する。【解決手段】着座者の背面と背もたれ部分との間に介在させる脊柱支持具10であって、着座者の脊柱部分に対応する間隔の隙間をあけて並設される一対の支持部材20A、20Bと、支持部材20A、20B間の隙間に位置する連結部材30とを備え、連結部材30は表面が支持部材20A、20Bの表面より後退した位置となるよう支持部材20A、20B間を連結しており、各支持部材20A、20Bと連結部材30は、可撓性のある柔軟な板材よりなる基材を含み、各支持部材20A、20Bは、基材の表面にクッション材が接合されている。【選択図】図1

Description

本考案は、脊柱支持具に関し、詳しくは着座者の背面と椅子等の背もたれ部分との間に介在させる脊柱支持具に関するものである。
椅子や自動車の座席等に長時間着座した場合、腰部や背中に負担がかかり腰痛や猫背の原因となる。このため、腰部や背中にかかる負担を軽減する目的で、椅子や座席に用いられるクッションが各種開発されている。
例えば、特許文献1においては、大腿部から骨盤を経由し背中を支持する支持体を備えたクッションが提案されている。支持体の表面には、大腿部から背中まで対応するように伸長された2条の凹状溝が形成されている。椅子の表面の座席部から背もたれ部にわたって載置されたクッションに着座者が着席すると、大腿部及び臀部は2条の凹状溝によって支持され、脊柱及び脊柱起立筋は凹状溝の間の凸条部によって支持される。
特開2014−158571号公報
しかし、着座者の背中は、脊柱が脊柱の両側の背面よりも張り出しているので、特許文献1のクッションにおいては、脊柱が凸条部によって支持されるため、長時間の使用により脊柱が圧迫されて背中が痛くなるという問題がある。
本考案は、上記した課題に着目してなされたものであり、着座時に脊柱を圧迫せずに支持して着座者の背中にかかる負担を軽減する脊柱支持具を提供することを目的とする。
本考案による脊柱支持具は、着座者の背面と背もたれ部分との間に介在させるものであって、着座者の脊柱部分に対応する間隔の隙間をあけて並設される一対の支持部材と、前記支持部材間の隙間に位置する連結部材とを備え、前記連結部材は表面が支持部材の表面より後退した位置となるよう支持部材間を連結しており、前記の各支持部材と連結部材は、可撓性のある柔軟な板材よりなる基材を含み、各支持部材は、前記基材の表面にクッション材が接合されているものであり、上記の目的はこの脊柱支持具により達成される。
上記の構成によれば、脊柱支持具の使用時には支持部材間の隙間に着座者の脊柱が収まり、支持部材により着座者の脊柱の両側の背面が支持されるため、着座時に脊柱を圧迫せずに背面が支持され、着座者の背中にかかる負担が軽減される。従って、車両の座席などに長時間着座する場合であっても、着座者は楽な姿勢を保ち快適に着座し続けることができる。
また、連結部材は表面が支持部材の表面より後退しているため、着座時に脊柱が連結部材に当たることなく、支持部材間の隙間に着座者の脊柱が収まる。また、連結部材は可撓性のある柔軟な基材であるため、連結部材が撓んで支持部材が互いに向き合う方向に変形しやすくなり、着座者の姿勢の変化に追従して着座者の背面を支持することができる。
好ましい実施形態においては、前記の各支持部材は、柱状体であって長さ方向を揃えて並設されており、各支持部材の対向する面の長さ中央部が前記連結部材により連結されている。
上記の構成によれば、各支持部材は長さ方向の中央部において連結されているので、一方の支持部材が前倒れ状態となり、他方の支持部材が後倒れ状態となるようなひねり方向への変形が可能となり、着座者の姿勢の変化に追従して着座者の背面を支持することができる。
好ましい実施形態においては、前記連結部材は、前記基材の表面に前記クッション材と同質のクッション材が接合されているが、必ずしもこれに限定されるものではない。
好ましい実施形態においては、前記の各支持部材と連結部材は、可撓性のある一連かつ一体の柔軟な板材により前記基材が構成されており、前記基材の表面の左右対称位置に前記隙間をあけて前記クッション材が接合されて前記の各支持部材が形成されている。
上記構成によれば、着座者の姿勢の変化により支持部材と連結部材との間に無理な力が加わっても、各支持部材と連結部材とが分離しにくい。
前記の各支持部材は、前記クッション材の表面にそのクッション材より軟質の第2のクッション材が接合されていることが好ましい。
上記の構成によれば、着座者の背面に軟質のクッション材が接触するため、背面への脊柱支持具の当たりが柔らかくなり、快適に着座することができる。
脊柱支持具は、汚れや異物の付着を防ぐために、前記の各支持部材と前記連結部材の全体を収容することが可能なカバーをさらに備えていてもよい。
また、前記カバーの内側に、保冷剤または保温剤が収容されるポケットを設けたり、汗を吸収する吸汗材またはメッシュ材が貼り付けられたりすると、着用感を向上することができる。
前述したように、本考案によれば、脊柱支持具の使用時には支持部材間の隙間に着座者の脊柱が収められ、支持部材により着座者の脊柱の両側の背面が支持されるため、着座時に脊柱を圧迫せずに背面が支持され、着座者の背中にかかる負担が軽減される。従って、車両の座席などに長時間着座する場合であっても、着座者は楽な姿勢を保ち快適に着座し続けることができる。
本考案の一実施形態に係る脊柱支持具の斜視図である。 脊柱支持具の正面図である。 脊柱支持具の側面図である。 図2のA−A線から見た断面図である。 脊柱支持具の使用状態を示す側面図である。 脊柱支持具が変形した状態を示す上面図である。 脊柱支持具が変形した状態を示す側面図である。 脊柱支持具の変形例を示す正面図である。 脊柱支持具の他の変形例を示す断面図である。 脊柱支持具の他の変形例を示す側面図である。 脊柱支持具の他の変形例を示す側面図である。 脊柱支持具の他の変形例を示す側面図である。 カバーを備えた脊柱支持具を示す斜視図である。 カバーを備えた脊柱支持具の他の例を示す斜視図である。
本考案の実施形態を図面を参照して説明する。
図1〜図3は、本考案の一実施形態の脊柱支持具10の外観を示すものである。
本考案の脊柱支持具10は、図5に示すように、着座者Pの背面P1と椅子などの背もたれ部分Bとの間に介在させるものである。
なお、以下の説明では、図3において左側から右側に向かう方向を前方向とし、前方向と反対方向を後方向とし、図3において上下方向を脊柱支持具10の上下方向とし、前後方向と上下方向とに直交する方向を左右方向としており、脊柱支持具10が着座者Pの背面P1に接触する面を表面として、脊柱支持具10の構成を説明する。
脊柱支持具10は、着座者Pの脊柱部分に対応する間隔の隙間Aをあけて並設される一対の支持部材20A、20Bと、支持部材20A、20Bの間の隙間Aに位置する連結部材30とを備えている。
なお、着座者Pの脊柱部分に対応する間隔の隙間Aとは、人体の脊柱部分の平均的な幅より十分に大きい間隔の隙間Aであることを指す。本実施形態では5cmとしている。
各支持部材20A、20Bは、図1に示すように、直方体よりなる柱状体であって、中心軸に対して線対称となるように長さ方向を揃えて並設されている。
各支持部材20A、20Bの正面視において、図2に示すように、4つの角部に円弧状の面取部21a〜21dが形成されている。上側の角部の面取部21a、21bは、下側の角部の面取部21c、21dよりも曲率半径が大きく形成されている。4つの面取部21a〜21dは、後述する基材40及び第1のクッション材41に形成されている。
支持部材20A、20Bの前面には、正面視の上下左右の4つの周辺部にそれぞれ湾曲面22a〜22dが形成されている。図3に示すように、上側の湾曲面22aは曲率が下側の湾曲面22bより大きい。また、図4に示すように、左右の湾曲面22c、22dはそれぞれの曲率が一致している。これらの湾曲面22a〜22dは、第2のクッション材42(後述)に形成されている。
なお、面取部21a〜21dや、湾曲面22a〜22dは、円弧状の面には限定されず、平面状であってもよい。
連結部材30は、各支持部材20A、20Bの内側の対向する面20cの長さ中央部において、各支持部材20A、20Bを連結しており、図4に示すように、連結部材30の表面30aは支持部材20A、20Bの表面20aより後退している。
各支持部材20A、20B及び連結部材30は、図4に示すように、共通する基材40の表面に第1のクッション材41が接合されて構成されている。基板40は可撓性のある剛体でない柔軟な板材よりなる。第1のクッション材41は基材40の全体に着座者Pの脊柱部分に対応する間隔の隙間Aを設けて接合されたものである。
支持部材20A、20Bと連結部材30とに共通する基材40は、例えば、軟質ウレタンフォームを粉砕機でチップ化したものを接着成形によって固めたチップフォームであるが、可撓性のある剛体でない柔軟な素材であればこれに限定されない。
支持部材20A、20Bと連結部材30とに共通する第1のクッション材41は、本実施形態では発泡ポリウレタンのスポンジ状素材を使用しているが、着座者Pの脊柱を支持することが可能な素材であればよく、例えば、発泡ポリエチレンなどのスポンジ状の素材であってもよく、NBRゴム(ニトリルゴム)、シリコンゴム、フッ素ゴム、EPDMゴム(エチレンプロピレンジエンゴム)などのゴム状の素材であってもよく、他の素材であってもよい。
第1のクッション材41は最適な固さのものを採択するが、ここでは採択した材料の固さを以下の方法を用いて特定する。
まず、第1のクッション材41と同様の素材からなるサンプルとして、縦150mm、横150mm、厚み55mmの矩形状の材料を用意した。そして、直径30mm、重量が500gの円柱状の棒状部材の長さ方向の一方の端面を、このサンプルの表面に載置し、棒状部材の端面が沈む深さを測定し、これを材料の固さとした。
本実施形態では、棒状部材の端面が沈む深さが6mmである固さの発泡ポリウレタンの素材から第1のクッション材41を形成しているが、第1のクッション材41の固さは本実施形態に限定されず、棒状部材の端面が沈む深さが2mm以上、10mm以下の固さであってもよく、4mm以上、8mm以下の固さであってもよい。
各支持部材20A、20Bは、第1のクッション材41の表面に第1のクッション材41より軟質の第2のクッション材42が接着剤等により張り合わされている。第2のクッション材42の素材は、本実施形態では発泡ポリウレタンのスポンジ状素材を使用しているが、着座者Pの脊柱を安定して支持することが可能なクッション性のある素材であればよく、例えば、発泡ポリエチレンなどのスポンジ状の素材であってもよく、NBRゴム(ニトリルゴム)、シリコンゴム、フッ素ゴム、EPDMゴム(エチレンプロピレンジエンゴム)などのゴム状の素材であってもよく、他の素材であってもよい。
第2のクッション材42の固さも、第1のクッション材41と同様の測定方法により特定するもので、サンプルとして、厚みが35mmの矩形状の材料を用いた点で第1のクッション材41のサンプルとは異なっている。
本実施形態では、棒状部材の端面が沈む深さが15mmである固さの発泡ポリウレタンの素材から第2のクッション材42を形成した。
第2のクッション材42の固さは本実施形態に限定されず、棒状部材の端面が沈む深さが10mm以上、20mm以下の固さであってもよく、13mm以上、17mm以下の固さであってもよい。
本実施形態では、支持部材20A、20B間の隙間Aの間隔を5cm、支持部材20A、20Bの上下方向の長さを30cm、支持部材20A、20B及び連結部材30の基材40の厚み(前後方向の長さ)を1cm、支持部材20A、20Bにおける第1のクッション材41の厚みを5cm、第2のクッション材42の厚みを3.5cm、連結部材30における第1のクッション材41の厚みを3cmとしているが、これに限定されるものではなく、着座者Pの脊柱を保持することができれば任意の大きさであってもよい。
本考案の脊柱支持具10は、図5に示すように、着座者Pが座席や椅子に着座した状態で、隙間Aに脊柱が収まるように脊柱支持具10を着座者Pの背面P1と座席や椅子の背もたれ部分Bとの間に介在させる。これにより、着座者Pの背面P1が脊柱支持具10の支持部材20A、20Bに支持される。
また、支持部材20A、20Bは直方体形状であり、下端面20b(図3)は平坦であるため、脊柱支持具10を座席や椅子に安定して載置させることができる。
また、着座者Pが姿勢を変化させると、脊柱支持具10は連結部材30を支点として変形する。例えば、図6に示すように支持部材20A、20Bが互いに向き合う方向に変形したり、図7に示すように一方の支持部材20Aが前倒しの状態となり、他方の支持部材20Bが後倒しの状態となるようにひねり方向へ変形するため、脊柱支持具10は着座者Pの姿勢の変化に追従して着座者Pの背面P1を支持する。
本考案の脊柱支持具10によれば、座席や椅子への着座時に脊柱を圧迫せずに背面が支持され、着座者Pの背中にかかる負担が軽減される。従って、車両の座席などに長時間着座する場合であっても、着座者Pは楽な姿勢を保ち快適に着座し続けることができる。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態では、各支持部材20A、20Bを直方体としているが、立方体としてもよい。
また、図2における各支持部材20A、20Bの一方の面取部21aのみを設け、他方の面取部21bを設けなくてもよい。また、各支持部材20A、20Bの上端部を上方に凸となる半楕円形又は半円形にしてもよい。
さらに、図8に示すように、連結部材30は各支持部材20A、20Bの下端まで延長させてもよい。すなわち、連結部材30は支持部材20A、20Bの対向する面20cの長さ中央部から下部にかけて設けてもよい。
また、図9に示すように、連結部材30に第1のクッション材41を設けず、連結部材30を基材40のみで構成してもよい。
図10〜図12は支持部材20A、20Bの変形例を示す。図10〜図12に示される支持部材20A、20Bは、第2のクッション材42の前面の形状が図1の実施形態とは異なっており、その他の構成については、図1の実施形態と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
図10の例は、側面視において支持部材20A、20Bの第2のクッション材42の上部から中央部に亘って緩やかな凸曲面42aを形成している。
本実施形態では、凸曲面42aの頂点が支持部材20A、20Bの下端から15cm上方の位置となるように形成されている。
この構成によれば、着座者Pは腰部のへこみに凸曲面42aを当てて着座することで、腰部にかかる負担が軽減される。
図11の例は、側面視において支持部材20A、20Bの第2のクッション材42の前側下縁が、前側上縁よりも前方位置にあり、支持部材20A、20Bの下端部に緩やかな凹曲面42bを形成している。
この構成によれば、支持部材20A、20Bの凹曲面42bに着座者Pのヒップ部の上部を沿わせて着座することで、ヒップ部の上部が支持される。
図12の例は、側面視において支持部材20A、20Bの第2のクッション材42の上部から中央部に亘って、緩やかな凸曲面42aを形成し、第2のクッション材42の前側下縁が、前側上縁よりも前方位置にあり、支持部材20A、20Bの下端部に緩やかな凹曲面42bを形成している。
この構成によれば、着座者Pは腰部のへこみに凸曲面42aを当てて着座することで、腰部にかかる負担が軽減され、支持部材20A、20Bの凹曲面42bに着座者Pのヒップ部の上部を沿わせて着座することで、ヒップ部の上部が支持される。
図13に本考案の他の実施形態を示す。
図13に示す実施形態の脊柱支持具10は、図1〜図12のいずれかの実施形態の各支持部材20A、20B及び連結部材30の全体が収容可能な大きさのカバー50をさらに備えている。
カバー50の内側であって、支持部材20A、20Bの表面20aに対応する位置に、保冷剤または保温剤52が収容されるポケット51が設けられている。
図13において、カバー50は略直方体形状であり、脊柱支持具10の外側の全体を覆っている。隙間Aは支持部材20A、20Bの表面20aに連続してカバー50で覆われており、各支持部材20A、20Bの対向する面20cや連結部材30の表面30a及び上下面はカバー50に接していない。
カバー50には脊柱支持具10を内部に挿入するための開口(図示せず)が設けられている。
カバー50は伸縮自在な布から形成されているので、着座者Pが着座する際には、カバー50が脊柱にあたって伸びて隙間Aに脊柱が収まることができ、また、開口から脊柱支持具10を挿入しやすくなる。また、カバー50を西陣織など金銀色の糸を織り交ぜた美麗な布から形成することで、見栄えを良くし高級感を付与することができる。
なお、ポケット51の位置は支持部材20A、20Bの表面20aに対応する位置に限定されず、例えば、支持部材20A、20Bの側面に対応する位置に形成してもよい。また、支持部材20A、20Bの表面20a全体に設ける必要はなく、支持部材20A、20Bの上部、中央部、下部の少なくともいずれかに設けられていてもよい。
上記の構成によれば、カバー50のポケット51に保冷剤または保温剤52が収容可能であるため、着座者Pの背中を冷却したり、暖めることができ、快適に脊柱支持具10を用いて座席や椅子に着座することができる。
なお、カバー50は、各支持部材20A、20Bの対向する面20cや連結部材30の表面30a及び上下面に接する形状のものとしてもよい。
また、カバー50には着座者Pや椅子に脊柱支持具10を固定するためのベルト(図示せず)が取り付けられていてもよい。
図14に示す実施形態の脊柱支持具10は、図13のカバー50のポケット51に代えて、カバー50の内側であって支持部材20A、20Bの表面20aに対応する位置に、汗を吸収する吸汗材または通気性を確保するメッシュ材53が貼り付けられている。その他の構成については、図13の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
上記の構成によれば、カバー50の内側に吸汗材またはメッシュ材53を貼り付けているので、着座者Pは腰部や背中が蒸れにくく、快適に脊柱支持具10を用いて座席や椅子に着座することができる。
なお、カバー50の素材自体を吸汗材またはメッシュ材53で構成してもよい。
また、図13に示すカバー50のポケット51を支持部材20A、20Bの表面20aに対応する位置の一部に設け、図14に示す吸汗材またはメッシュ材53を支持部材20A、20Bの表面20aに対応する位置の他の部分に対応する位置に設けてもよい。また、支持部材20A、20Bの側面に対応する位置にポケット51を設け、支持部材20A、20Bの表面20aに対応する位置に吸汗材またはメッシュ材53を設けてもよい。
10 脊柱支持具
20A、20B 一対の支持部材
20a 支持部材の表面
20c 支持部材の対向する面
30 連結部材
30a 連結部材の表面
40 基材
41 第1のクッション材
42 第2のクッション材
50 カバー
51 ポケット
52 保冷剤
53 吸汗材
P 着座者
P1 着座者の背面
B 背もたれ部分
A 着座者の脊柱部分に対応する間隔の隙間

Claims (8)

  1. 着座者の背面と背もたれ部分との間に介在させる脊柱支持具であって、
    着座者の脊柱部分に対応する間隔の隙間をあけて並設される一対の支持部材と、前記支持部材間の隙間に位置する連結部材とを備え、前記連結部材は表面が支持部材の表面より後退した位置となるよう支持部材間を連結しており、前記の各支持部材と連結部材は、可撓性のある柔軟な板材よりなる基材を含み、各支持部材は、前記基材の表面にクッション材が接合されている脊柱支持具。
  2. 前記の各支持部材は、柱状体であって長さ方向を揃えて並設されており、各支持部材の対向する面の長さ中央部が前記連結部材により連結されている請求項1に記載の脊柱支持具。
  3. 前記連結部材は、前記基材の表面に前記クッション材と同質のクッション材が接合されてなるものである請求項1に記載の脊柱支持具。
  4. 前記の各支持部材と連結部材は、可撓性のある一連かつ一体の柔軟な板材により前記基材が構成されており、前記基材の表面の左右対称位置に前記隙間をあけて前記クッション材が接合されて前記の各支持部材が形成されている請求項1に記載の脊柱支持具。
  5. 前記の各支持部材は、前記クッション材の表面にそのクッション材より軟質の第2のクッション材が接合されてなるものである請求項1に記載の脊柱支持具。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の脊柱支持具であって、前記の各支持部材と前記連結部材の全体を収容することが可能なカバーをさらに備えている脊柱支持具。
  7. 前記カバーの内側には、保冷剤または保温剤が収容されるポケットが設けられている請求項6に記載の脊柱支持具。
  8. 前記カバーの内側は、汗を吸収する吸汗材またはメッシュ材が貼り付けられている請求項6または7に記載の脊柱支持具。
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