JP3202737B2 - Asicのエミュレータ - Google Patents

Asicのエミュレータ

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JP3202737B2
JP3202737B2 JP27300099A JP27300099A JP3202737B2 JP 3202737 B2 JP3202737 B2 JP 3202737B2 JP 27300099 A JP27300099 A JP 27300099A JP 27300099 A JP27300099 A JP 27300099A JP 3202737 B2 JP3202737 B2 JP 3202737B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ASICを含むシステ
ムのエミュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ASICを含むシステムを開発す
ると、ASIC単体が正常動作してもそのチップを組込
んだシステムが正しく動かないというトラブルに出くわ
すことが少くなくなかった。
【0003】これはASICの論理設計が終わった時点
では、システム全体を検証する有効な手段がないためで
あった。
【0004】そこで、ASICのエミュレ−ションが開
発され、サンプルチップを待つことなくシステム全体を
検証できるようになった。
【0005】これは、例えば、1枚の基板にロジックセ
ルアレイのようなプログラム可能な論理ICのみを多数
搭載するものである。
【0006】そして、既存のEWSシステム上で設計し
たASICのネットリストとセルライブラリを入力する
と、それらの情報を基にシステム内のソフトウェアがロ
ジックセルアレイ内のプログラミング情報を生成する。
【0007】この情報に従って、ロジックセルアレイを
プログラミングし、所望のASICの論理回路と等価な
回路を実現できる。
【0008】このようなASICのエミュレータについ
ては、ハイ・パフォーマンス・システムズ(1989年10
月号)の28頁〜37頁(High Performance Systems O
ctober 1989 pp28-37)において論じられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来技術は動的
に論理変更が可能なロジックセルアレイを複数組み合せ
ることでASICの論理を実現しようとするものであ
る。又、分割された論理を実現する各ロジックセルアレ
イ間の接続も動的に変更できるようにロジックセルアレ
イを用いている。
【0010】しかし、これは、実現できる規模と動作ス
ピードにおいて、ロジックセルアレイ本来の能力を大幅
に下回っている。
【0011】これは、第5図に示すようにロジックセル
アレイとロジックセルアレイ間の接続でASICの論理
を実現しようとしていることに起因している。
【0012】すなわち、ロジックセルアレイは論理を実
現するには適しているが、接続実現には不適当であるた
め、ゲート使用率低下及び動作スピード遅延の原因にな
っている。
【0013】以下、詳細に説明する。
【0014】ロジックセルアレイはASICと同じよう
な構造をもっているが、1個のロジックセルアレイでは
ASICの論理を実現できない。そこでASICを複数
の小機能(ここでは、ブロックと略す)に分割し、各ブ
ロックの論理をロジックセルアレイにて実現することに
なる。
【0015】一方、ブロック間の接続は、各ブロックが
実現されたロジックセルアレイ間の接続では表現できな
い。
【0016】これは、ロジックセルアレイ間の接続は予
め固定されており、ASIC毎に変更できないためであ
る。
【0017】そこで、各ブロックが実現されたロジック
セルアレイ間の接続を別のロジックセルアレイで実現す
ることになる。
【0018】従来技術では小機能の論理を実現するロジ
ックセルアレイだけでなく、それらのロジックセルアレ
イ間を接続するロジックセルアレイも必要になる。
【0019】しかし、ロジックセルアレイは論理の実現
には適しているが、接続の実現には適していない。
【0020】そのため、ロジックセルアレイ間を接続す
るロジックセルアレイでのゲート使用率はゼロになり、
ASICエミュレータ全体で実現できる規模低下の大き
な要因になっている。
【0021】又ロジックセルアレイにてピン間の接続を
行うため、ロジックセルアレイ内部の論理ブロックを使
って結線間の接続関係の変更を行なうことになる。
【0022】このため、最低でも1段、場合によって
は、複数段のスイッチングが必要になり、動作スピード
が低下することになる。
【0023】本発明は、ASICのエミュレータとして
のゲ−ト規模と動作スピードの向上を図ったエミュレ−
タを提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、ASICのエミュレータにおいて、複
数の動的に論理変更可能な論理ICと、これらのIC間
の信号の流れを可変にするための動的に信号の流れが変
更可能な結線専用ICとを有することとしたものであ
る。
【0025】
【作用】動的に設定可能な論理ICがASICの論理部
分を実行し、結線専用ICが、論理IC間の信号の流れ
を動的に設定する。
【0026】このために、不要な論理ブロックを経由す
ることがない。
【0027】
【実施例】本発明の実施例を第2図〜第4図により説明
する。
【0028】本実施例は、ASICの論理構造に着目し
ている。
【0029】ASICの構成は、上位のブロック図で
は、機能ブロックと、その機能ブロック間の結線からな
る。
【0030】更に、機能ブロック内はセルあるいはセル
の組合せからなるマクロ間の配線からなる。
【0031】前述の上位ブロック図は、複数のロジック
セルアレイと、これらのロジックセルアレイのピン間を
接続するだけとなり、接続に関しては、ロジックセルア
レイの内部セルは使用する必要がない。
【0032】一方、後述の機能ブロック内はロジックセ
ルアレイの内部構造に合致している。
【0033】よって前述の上位ブロック図は、ロジック
セルアレイではなく結線をプログラミングするのに適し
た別の専用ICを利用することにする。
【0034】ここでは、それを結線専用ICと呼ぶ。
【0035】本ICは、電源投入時、機能ブロック間の
結線情報を読み込み、電源断まで結線しておくことが可
能なICである。一方、機能ブロックの内部論理はロジ
ックセルアレイで実現する。
【0036】本発明による新しいASICエミュレータ
は、図2に示すようにロジックセルアレイと結線専用I
Cからなる。
【0037】結線専用ICはロジックセルアレイ間を接
続するスイッチとスイッチのオンオフを制御する回路か
らなる。
【0038】次にこれらが、どのようにASICの等価
回路を実現するのかを説明する。
【0039】ASICの上位ブロック図は、第3図に示
すように機能ブロックと、その機能ブロック間の接続線
とからなる。
【0040】一方、機能ブロック図は第4図に示すよう
にセルあるいはマクロセル間の接続からなる。
【0041】よって機能ブロック内はロジックセルアレ
イの内部構造に合致しており、機能ブロックをロジック
セルアレイで実現するのは容易である。
【0042】次に、機能ブロック間の接続は、機能ブロ
ックの内部論理が実現されたロジックセルアレイ間の接
続を実現するに等価である。
【0043】ロジックセルアレイ間の結線は、結線専用
ICを用いることで実現する。
【0044】上記方法によるとASICの論理構造に合
致したASICのエミュレータを実現できる。
【0045】以下、本発明の詳細な実施例を第1図、第
6図、第7図により説明をする。
【0046】第6図は、エミュレ−タの対象となるAS
ICのブロック図である。
【0047】ここで、601はASICであり、機能ブ
ロック602,603と、機能ブロック602,603
間の接続線を有する。
【0048】第1図は本発明によるエミュレ−タの実施
例を示すものである。
【0049】501,504,505,506は、動的
に論理変更可能な論理ICであるロジックセルアレイ5
01,504,505,506を、502は結線専用I
Cを、503はロジックセルアレイ間およびロジックセ
ルアレイと結線専用IC502間の結線を、それぞれ表
している。
【0050】結線専用ICは、ICピン間の接続を電源
投入時に動的に行なうことで外部から接続の変更ができ
るようになったICである。
【0051】隣同士のロジックセルアレイ間で信号のや
り取りをするときは、そのロジックセルアレイを直結す
る結線503を使う。
【0052】その結線503を使って信号のやり取りを
したくないときは、信号を受ける側のロジックセルアレ
イが信号をリジェクトするように、ロジックセルアレイ
を設定する。
【0053】隣同士でないロジックセルアレイ間で信号
をやり取りするときは、結線専用IC502を介して信
号をやり取りし、ロジックセルアレイ間の信号の接続関
係は、結線専用IC502により動的に設定できる。
【0054】次に、第6図で示したASIC論理を例
に、第1図で示した本発明に係るASICのエミュレー
タの使用例を説明する。
【0055】第1ステップ:機能ブロック602を第1
図のロジックセルアレイ501にて実現し、機能ブロッ
ク603をロジックセルアレイ506にて実現する。
【0056】第2ステップ:ASIC601の機能ブロ
ック602,603間の接続は、503及び502で実
現する。
【0057】以上述べたように、本実施例によれば、第
6図に示したASICの論理構造と等価なものを、第1
図に示したASICのエミュレータで実現できる。
【0058】なお、第1図では、結線専用ICは、隣同
士のロジックセルアレイ間に配置しなかったが、隣同士
のロジックセルアレイ間、即ちロジックセルアレイ50
4とロジックセルアレイ505の間、ロジックセルアレ
イ504とロジックセルアレイ501の間というふうに
いれて、結線を動的に変更できるようにしても良い。
【0059】結線専用ICの実施例を第7図に示す。
【0060】本ICは、書き込み制御信号701と、信
号ピン702と、信号ピン702の結線コントロールピ
ン703と、信号ピン704と、信号ピン704の結線
コントロールピン705と、スイッチ回路710とを有
する。
【0061】710で示したスイッチ回路を各ICピン
のペアに対しそれぞれ設ける。
【0062】スイッチ回路710は、AND回路711
と、MOS706と、バッファ707と、バッファ70
7の出力を入力にフィ−ドバックする配線709と、M
OS708とを有する。
【0063】スイッチ回路710の動作を次に説明す
る。
【0064】仮りに信号ピン702,信号ピン704の
ピンを結線したい場合は、書き込み制御信号701の信
号を論理値1にし、結線コントロールピン703と結線
コントロールピン705の論理値を1にする。
【0065】この結果、AND回路711の出力は1に
なり、MOS706のゲ−トが論理値1のため、MOS
706の出力は論理値1になる。
【0066】そして、バッファ707の出力も1にな
り、配線709により、この状態が保持される。
【0067】また、MOS708のゲ−トが論理値1の
ため信号ピン702,704は導通になる。
【0068】こうすることで書き込み制御信号701の
論理値を0に戻した後でも信号ピン702と信号ピン7
04は接続された状態になる。このように書き込み制御
信号701を用いて、各結線のペアを順次結線状態にし
ていく。
【0069】このように本発明によれば、ASICの論
理構造に合致した構成をもったASICのエミュレータ
を実現できる。
【0070】これにより、従来に比し大規模で高速なA
SICのエミュレータを実現できる。
【0071】42個のロジックセルアレイを用いた場
合、従来技術に係るエミュレ−タの論理規模は25000ゲ
ートであるが、本発明によればロジックセルアレイとし
て1000ゲートを使用でき、全体として42000ゲートを実
現できる。
【0072】又、従来のスピードは最高5〜10MHzで
あるが、本発明によれば16MHzまで高速にすることが
できる。
【0073】又、本発明をファクシミリの開発に応用す
ることで、ASICのチップの製造が完了する前にソフ
トウェアとハードウェアの統合したデバッグが可能にな
る。
【0074】これによりファクシミリの開発が早期に終
了させることが可能になる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、ASICのエミュレー
タとしてのゲ−ト規模と動作スピードの向上を図ったエ
ミュレ−タを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1図は本発明によるASICのエミュレー
タを詳細に示すブロック図である。
【図2】 第2図は本発明によるASICのエミュレー
タを示す原理図である。
【図3】 第3図はASICのトップのブロック図であ
る。
【図4】 第4図は機能ブロック内の論理図である。
【図5】 第5図は従来のASICのエミュレータを示
す原理図である。
【図6】 第6図はASICの階層構造を示すブロック
図である。
【図7】 第7図は結線専用ICの実施例の回路図であ
る。
【符号の説明】
201…ロジックセルアレイ、202…結線専用IC、
401…セル、402…マクロセル、501,504〜
506…ロジックセルアレイ、502…結線専用IC、
503…ロジックセルアレイ間の結線、601…ASI
C、602〜603…機能ブロック、701…書き込み
制御信号、702…信号ピン、703…結線コントロー
ルピン、704…信号ピン、705…結線コントロール
ピン、710…スイッチ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−91249(JP,A) 特開 昭58−205870(JP,A) 特開 平1−136415(JP,A) 特開 昭64−67615(JP,A) 実開 昭64−31444(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/22 - 11/277 G01R 31/28 - 31/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の動的に論理変更可能な論理IC
    と、これらのIC間の信号の流れを可変にするための動
    的に信号の流れが変更可能な結線専用ICとを有し、 前記結線専用ICは、 前記論理IC間の接続と未接続とを切り替えるMOSか
    らなるスイッチ回路と、 前記MOSの導通及び非導通を制御するための信号が入
    力される信号ピンとを備える ことを特徴とするASIC
    のエミュレータ。
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