JP3202718U - 浮力補助胴衣 - Google Patents

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一宏 神田
一宏 神田
香 岡部
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Abstract

【課題】収納空間の嵩高、水面における使用者の姿勢不安定、使用後の乾燥性欠如を改善する浮力補助胴衣を提供する。【解決手段】浮力補助胴衣1は、右前身ごろ10と、左前身ごろ30と、後身ごろ50と、首部70と、により構成されている。右前身ごろ10には、3つの収納袋17a、17b、17cが縫着され、3つの浮力材18a、18b、18cが収納されている。左前身ごろ30には、3つの収納袋37a、37b、37cが縫着され、3つの浮力材38a、38b、38cが収納されている。浮力補助胴衣1の表地、裏地及び収納袋は、メッシュ素材により形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、水中に転落した場合でも水面に浮いていられる浮力材付き救命胴衣としての浮力補助胴衣に関するものである。
浮力補助胴衣は、災害や事故等により使用者が水中に転落等した場合でも水面に浮いていられるようにするため、左右の前身ごろ及び後身ごろに発砲樹脂等の軽量素材により形成された浮力材が装着されている。浮力材は、使用者が水中で浮くだけの浮力を確保するため、一定の厚みを有している。
浮力補助胴衣は、浮力材が装着されているため、通常の衣服に比べて左右前身ごろ及び後身ごろの厚みが大きくなっている。そのため、浮力補助胴衣を着用すると身動きが取りづらくなるという欠点があった。更に、足元が見えづらくなることにより、かえって水中に転落する危険が増すという欠点があった。
以上の欠点を解消するため、従来、例えば下記の特許文献1及び2に記載されているように、浮力材を複数の小片に分割することにより、着用時の身動きを改善する浮力補助胴衣が知られている。
実公平7−38075号公報 実登2510349号公報
しかしながら、従来の浮力補助胴衣では、次の(a)〜(c)のような課題があった。
(a) 収納空間の嵩高
従来の浮力補助胴衣は嵩張るため、着用しない場合には浮力補助胴衣を収納するために一定の空間が必要であり、収納が容易でない。
(b) 水面における使用者の姿勢不安定
従来の浮力補助胴衣は、使用者が水中に転落等した際、水面に対して安定した姿勢で浮くことが困難である。
(c) 使用後の乾燥匹欠如
従来の浮力補助胴衣は、水密性を有する素材により形成されている。しかし、浮力補助胴衣を着用して水中に転落等すると、完全に水の浸入を防ぐことは不可能であるため、浮力補助胴衣内部に浸水する。そのため、浮力補助胴衣内部に水が浸入した場合に、乾燥させることは容易ではない。
本考案である浮力補助胴衣は、後身ごろと、前記後身ごろに縫着された右前身ごろと、前記後身ごろに縫着された左前身ごろと、前記後身ごろに縫着された襟首部と、を備えている。前記後身ごろは、使用者の背部にあてがう第1布地と、板状の浮力材が収納され、周縁が前記第1布地に対して折り畳み可能に縫着された1つ又は複数の第1収納袋と、を有している。前記右前身ごろは、前記使用者の右胸部及び右上腹部にあてがう第2布地とれた複数の第2収納袋と、を有し、前記第2布地の上部が前記後身ごろの上部に縫着され、且つ、前記第2布地の右部が前記後身ごろの右部に対して第1連結部材により連結されている。
前記左前身ごろは、前記使用者の左胸部及び左上腹部にあてがう第3布地と、板状の浮力材がそれぞれ収納され、周縁が前記第3布地に対して折り畳み可能に縫着された複数の第3収納袋と、を有し、前記第3布地の上部が前記後身ごろの上部に縫着され、且つ、前記第3布地の左部が前記後身ごろの左部に対して第2連結部材により連結され、前記第3布地の左前開き部が前記第2布地の右前開き部に対して接合部により連結されている。前記襟首部は、前記使用者の襟首にあてがう第4布地と、板状の浮力材が収納され、周縁が前記第4布地の周縁に対して縫着された第4収納袋と、を有し、前記第4布地の下部が、前記後身ごろの上部に対して折り畳み可能に縫着されている。
そして、前記第1布地、前記第2布地、前記第3布地、前記第4布地、前記第1収納袋、前記第2収納袋、前記第3収納袋及び前記第4収納袋は、透水性を有する生地により形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、次の(a)〜(c)のような効果かおる。
(a) 収納空間の小型化
浮力材収納袋は、折り畳み可能に縫着されている。そのため、浮力補助胴衣を折り畳むことにより、小型に収納することが容易となる。
(b) 水面における使用者の姿勢安定化
浮力材収納袋が縫着された襟首部が後身ごろに取り付けられている。そのため、使用者は、水中に転落した場合等でも安定した姿勢で浮くことが容易となる。
(c) 使用後の乾燥匹向上
表地、裏地及び浮力材収納袋は、透水性を有する生地により形成されている。そのため、浮力補助胴衣の乾燥匹を向上させる。
図1は、本考案の実施例1における浮力補助胴衣を示す斜視図である。 図2は、図1に示す浮力補助胴衣の正面図である。 図3は、図1に示す浮力補助胴衣の背面図である。 図4は、図1の浮力補助胴衣のファスナー開放時を示す正面図である。 図5は、図1の浮力補助胴衣における表地を示す拡大図である。 図6−1は、図2中のI1−11線拡大断面図である。 図6−2は、図2中の12−12線拡大断面図である。 図6−3は、図3中の13−13線拡大断面図である。 図6−4は、図3中の14-14線拡大断面図である。 図7−1は、図1の浮力補助胴衣の着用例を示す模式図である。 図7−2は、図1の浮力補助胴衣の着用例を示す模式図である。 図7−3は、図1の浮力補助胴衣の着用例を示す模式図である。 図7−4は、図1の浮力補助胴衣の着用例を示す模式図である。 図8は、図1の浮力補助胴衣を折り畳んだ状態を示す正面図である。 図9は、図1の浮力補助胴衣を収納する胴衣収納ケースを示す斜視図である
本考案を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本考案の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図1は、本考案の実施例1における浮力補助胴衣1を示す斜視図である。図2は、図1に示す浮力補助胴衣1の正面図である。及び、図3は、図1に示す浮力補助胴衣1の背面図である。
図1に示すように、浮力補助胴衣1は、袖が無く、首周り前方をV字状に開いたベストの形状であり、大人用のものである。浮力補助胴衣1は、右前身ごろ10と、左前身ごろ30と、右前身ごろ10及び左前身ごろ30に縫着された後身ごろ50と、後身ごろ50に縫着された襟首部70と、により構成されている。
図2に示すように、右前身ごろ10は、浮力補助胴衣1を着用した時に使用者の右胸部及び右上腹部にあてがう部分であり、長手方向を上下方向とした略長方形状から左上部の一部を斜めに切断した形状を有している。右前身ごろ10は、上部11と、右部12と、右前開き部13と、下部14と、を有し、約3〜4cmの厚さを有している。
左前身ごろ30は、浮力補助胴衣1を着用した時に使用者の左胸部及び左上腹部にあてがう部分であり、長手方向を上下方向とした略長方形状から右上部の一部を斜めに切断した形状を有している。左前身ごろ30は、上部31と、左部32と、左前開き部33と、下部34と、を有し、約3〜4cmの厚さを有している。左前開き部33は、右前身ごろ10の右前開き部13と、接合部としてのファスナー81により開閉自在に連結され、接合部としての2つの第5ベルト82a、82bにより着脱自在に連結されている。2つの第5ベルト82a、82bは、それぞれ連結具としての2つのカバーバックル87a、87bを有している。
図3に示すように、後身ごろ50は、浮力補助胴衣1を着用した時に使用者の背部にあてがう部分であり、長手方向を上下方向とした略長方形状を有している。後身ごろ50は、上部51と、右部52と、左部53と、右下部54と、左下部55と、を有し、約3〜4cmの厚さを有している。上部51は、右前身ごろ10の上部11及び左前身ごろ30の上部31に縫着されている。右部52は、右前身ごろ10の右部12に対して、第1連結部材としての2つの第1ベルト83a,83bにより連結されている。左部53は、左前身ごろ30の左部32に対して、第2連結部材としての2つの第2ベルト84a、84
bにより連結されている。右下部54は、右前身ごろ10の下部14に対して、第3連結部材としての第3ベルト85により連結されている。左下部55は、左前身ごろ30の下部34に対して、第4連結部材としての第4ベルト86により連結されている。第3ベルト85は、長さ調整具88aを有している。第4ベルト86は、長さ調整具88bを有している。
襟首部70は、浮力補助胴衣1を着用した時に使用者の襟首にあてがう部分であり、長
手方向を左右方向とした略台形状であり、約3〜4cmの厚さを有している。襟首部5の
下部71は、後身ごろ50の上部51に縫着されている。
図4は、図1の浮力補助胴衣1のファスナー開放時を示す正面図である。図5は、図2
の浮力補助胴衣1における表地15を示す拡大図である。図6−1は、図2中の11−1
1線拡大断面図である。図6−2は、図2中の12-12線拡大断面図である。図6−3
拡大断面図である。
図2及び図4に示すように、右前身ごろ10は、第2布地を形成する第2表地としての
表地15と、第2布地を形成する第2裏地としての裏地16と、を有し、周縁が互いに縫
着されている。表地15は、図5に示すように、ポリエステル等の合成繊維を材質とする
メッシュ素材の生地により形成され、透水性を有している。裏地16も表地15と同様の
生地により形成され、透水性を有している。
図2及び図6−1に示すように、右前身ごろ10には、第2収納袋を形成する3つの収
納袋17a、17b、17cの周縁が表地15に縫着されている。3つの収納袋17a、17b、17cには、それぞれ板状の2枚1組の3つの浮力材18a、18b、18cが
収納されている。 3つの浮力材18a、18b、18cは、浮力を有する発泡ポリエチレン等の発泡樹脂により形成されている。更に、右前身ごろ10には、反射シート19が収納袋17aの表面に縫着され、表ポケット20が収納袋17bの表面に縫着されている。
図2及び図4に示すように、左前身ごろ30は、第3布地を形成する第3表地としての
表地35と、第3布地を形成する第3裏地としての裏地36と、を有し、周縁が互いに縫
着されている。表地35及び裏地36は、図5の右前身ごろ10の表地15と同様の生地
により形成され、透水性を有している。
図2及び図6−2に示すように、左前身ごろ30には、第3収納袋を形成する3つの収
納袋37a、37b、37cの周縁が表地35に縫着されている。3つの収納袋37a、37b、37cには、それぞれ板状の2枚1組の3つの浮力材38a、38b、38cが収納されている。3つの浮力材38a、38b、38cは、右前身ごろ10の浮力材18aと同様の発泡樹脂により形成されている。更に、左前身ごろ30には、反射シート39が収納袋37aの表面に縫着され、表ポケット40が収納袋37bの表面に縫着されている。
図3及び図4に示すように、後身ごろ50は、第1布地を形成する第1表地としての表
地56と、第1布地を形成する第1裏地としての裏地57と、を有し、周縁が互いに縫着
されている。表地56及び裏地57は、図5の右前身ごろ10の表地15と同様の生地に
より形成され、透水性を有している。後身ごろ50は、折り畳み線60の箇所で折り畳む
ことにより、浮力補助胴衣1を収納する。
図3及び図6−3に示すように、後身ごろ50には、第1収納袋を形成する2つの収納
袋58a、58bの周縁が表地56に縫着されている。2つの収納袋58a、58bには
、それぞれ板状の2枚1組の2つの浮力材59a、59bが収納されている。2つの浮力
材59a、59bは、右前身ごろ10の浮力材18aと同様の発泡樹脂により形成されて
いる。後身ごろ50には、反射シート61が2つの収納袋58a、58bの表面に縫着さ
れている。更に、表地56の上部には、襟紐62が縫着されている。
図3及び図4に示すように、襟首部70は、第4布地を形成する第4表地としての表地
72と、第4布地を形成する第4裏地としての裏地73と、を有し、周縁が互いに縫着さ
れている。表地72及び裏地73は、図5の右前身ごろ10の表地15と同様の生地によ
り形成され、透水性を有している。
図3及び図6−4に示すように、襟首部70には、第4収納袋を形成する収納袋74の
周縁が表地72に縫着されている。収納袋74には、それぞれ板状の2枚1組の浮力材7
5が収納されている。浮力材75は、右前身ごろ10の浮力材18aと同様の発泡樹脂に
図4に示すように、右前身ごろ10の裏地16下部には、裏ポケット21が縫着されて
いる。左前身ごろ30の裏地36下部には、裏ポケット41が縫着されている。
(実施例1の着用例)
図7−1〜図7−4は、図1の浮力補助胴衣1の着用例を示す模式図である。
図1の浮力補助胴衣1は、例えば、以下のような手順(1)〜(4)により着用される
(1) 図7−1の前開き部開放
使用者90は、浮力補助胴衣1を折り畳まれた状態から開く。使用者90は、連結され
た2つのカバーバックル87a、87bを左右方向に開き、閉じられたファスナー81を
下方向に滑勣させて開く。図1のような前開き部が閉じられた状態から、図4に示すよう
に、右前身ごろ10及び左前身ごろ30を矢印方向に開放する。
(2) 図7−2の使用者の袖通し
使用者90は、第3ベルト85を右大腿部93の内側に通し、第4ベルト86を左大腿
部94の内側に通寸。更に、右前身ごろ10と後身ごろ50との間に右腕91を通し、左
前身ごろ30と後身ごろ50との間に左腕92を通寸。
(3) 図7−3の前開き部連結
使用者90は、開かれたファスナー81を上方向に滑勣させて閉じ、外されていた2つ
のカバーバックル87a、87bを左右方向に閉じる。これにより、使用者90は、浮力
補助胴衣1を着用できる。
(4) 図7−4の第3ベルト及び第4ベルト調整
使用者90は、第3ベルト85の長さ調整具88a及び第4ベルト86の長さ調整具8
8bを、使用者90の体形に合わせて長さを調整する。これにより、第3ベルト85及び
第4ベルト86は、使用者90が水中に転落した場合に、浮力補助胴衣1が使用者90の
頭部方向から抜脱されるのを防止する。
(実施例1の収納例)
図8は、図1の浮力補助胴衣1を収納するために折り畳んだ状態を示す正面図である。
及び、図9は、図1の浮力補助胴衣1を収納する胴衣収納ケース100を示す斜視図であ
る。
この図8、図9及び図4を参照しつつ、図1の浮力補助胴衣1を折り畳んで収納する例を説明する。
使用者は、図4のように右前身ごろ10、左前身ごろ30及び襟首部70を開いた状態から、図4の矢印に示すように、右前身ごろ10、左前身ごろ30及び襟首部70を後身ごろ50の裏側に折り畳む。開かれたファスナー81を上方向に滑動させて閉じ、外されていた2つのカバーバックル87a、87bを左右方向に閉じる。これにより、図1に示すように、浮力補助胴衣1の右前開き部13及び左前開き部33は、閉じられた状態になる。
この状態から、使用者は、収納袋17bと収納袋17cとの間を折り目にして,右前身ごろ10を後身ごろ50の表側に折り畳む。使用者は、収納部37bと収納部37cとの間を折り目にして、左前身ごろ30を後身ごろ50の表側に折り畳む。この時、使用者
は、右前身ごろ10と左前身ごろ30との折り畳みに対応した折り畳み線60の箇所を折り目にして、後身ごろ50を後身ごろ50の表側に折り畳む。折り畳んだ後の状態が、図8裏側に折り畳まれる。
図9に示す胴衣収納ケース100は、図8のように折り畳まれた浮力補助胴衣1を収納
するためのケースであり、平面形状が略正方形の形状で、約7〜8cmの厚さの形状にな
る。胴衣収納ケース100の側面には、開閉自在のファスナー101を有し、浮力補助胴
衣1を出し入れ可能にする。胴衣収納ケース100の上面には、持ち運び用の紆102a
及び紐102bを有している。
使用者は、図8の状態に折り畳んだ浮力補助胴衣1を、胴衣収納ケース100のファス
ナー101を開いて、胴衣収納ケース100内に収納する。浮力補助胴衣1を収納した胴
衣収納ケース100は、紐102a及び紐102bを用いて、例えば、椅子の背部等に設
置することが可能となる。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、次の(A)〜(C)のような効果かおる。
(A) 収納空間の小型化
浮力補助胴衣1の右前身ごろ10の表地15には、3つの収納袋17a、17b、17cが折り畳み可能に縫着されている。左前身ごろ30の表地35には、3つの収納袋37
A、37b、37cが折り畳み可能に縫着されている。後身ごろ50には、襟首部70が
折り畳み可能に縫着されている。そのため、浮力補助胴衣1は折り畳みが容易であり、折
り畳むことにより小型に収納することが可能となる。例えば、学校、会社等において、胴
衣収納ケース100に浮力補助胴衣1を折り畳んで収納し、紐102a及び紐102bを
用いて、椅子の背部等に設置することが可能となる。
(B) 水面における使用者の姿勢安定化
浮力補助胴衣1に襟首部70を設けている。そのため、浮力補助胴衣1を着用して水中に転落した場合等でも、顔面を上向きにして安定して浮くことが容易となる。
(C) 使用後の乾燥性向上
表地15、35、56、72、裏地16,36,57、73、収納袋17a、17b、
17c、37a、37b、37c、58a、58b、74は、メッシュ素材の生地により
形成され、透水性を有している。そのため、浮力補助胴衣1の乾燥匹を向上させる。
(変形例)
本考案は、上記実施例1に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。その利用形態や変形例としては、例えば、次の(i)〜(vii)のようなものかおる。
(i) 右前身ごろ10と左前身ごろ30との接合部としてファスナー81を使用した
が、面ファスナーやボタン等により接合部を形成しても良い。
(ii) 右前身ごろ10と左前身ごろ30との接合部として第5ベルト82a、82aを使用したが、面ファスナーやボタン等により接合部を形成しても良い。
(iii) 浮力材18a、18b、18c、38a、38b、38c、59a、59b、75を収納した浮力材収納袋17a、17b、17c、37a、37b、37c、58a、58b、74は、浮力補助胴衣1に縫着されているが、これに替えて、浮力材収納
袋に浮力材耿出口を設け,浮力材18a、18b、18c、38a、38b、38c、59a、59b、75を取出し自在に収納しても良い。浮力材18a、18b、18c、38a、38b、38c、59a、59b、75を取出し自在にすることにより,浮力材の
枚数を変更したり,異なる材質の浮力材に替えることが容易となり,浮力の調整が可能と
なる。
(iv) 右前身ごろ10には3つの収納袋17a、17b、17cを設け,左前身ご
ろ30には3つの収納袋37a、37b、37cを設けたが,それぞれ2つ又は4つ以上
の収納袋を設けても良い。個数を増やすことにより,使用者の動きに応じて使用者の作業
性が良好になる。
(v) 図1の浮力補助胴衣1は,大人用の浮力補助胴衣であるが,形状が同様で寸法
を全体として小さくした子供用の浮力補助胴衣でも同様の効果が得られる。
(vi) 図1の浮力補助胴衣1には,使用者の転落等防止用として,フックを取付け、ベルトを介して浮力補助胴衣1に縫着しても良い。
(vii) 図1の浮力補助胴衣1には,緊急時に周囲に知らせるため,笛を取付け,
紐を介して浮力補助胴衣1に縫着しても良い。
1 浮力補助胴衣
10 右前身ごろ
30 左前身ごろ
50 後身ごろ
70 襟首部
13 右前開き部
33 左前開き部
15、35、56、72、 表地
16、36、57、73、 裏地
17a、17b、17c、37a、37b、37c、58a、58b、74 収納部
18a、18b、18c、38a、38b、38c、59a、59b、75 浮力材
81 ファスナー
82a、82b 第5ベルト
83a、83b 第1ベルト
84a、84b 第2ベルト
85 第3ベルト
86 第4ベルト
























Claims (10)

  1. 後身ごろと、前記後身ごろに縫着された右前身ごろと、前記後身ごろに縫着された左前
    身ごろと、前記後身ごろに縫着された襟首部と、を備える浮力補助胴衣であって、
    前記後身ごろは、
    使用者の背部にあてがう第1布地と、板状の浮力材が収納され、周縁が前記第1布地に
    対して折り畳み可能に縫着された1つ又は複数の第1収納袋と、を有し、
    前記右前身ごろは、
    前記使用者の右胸部及び右上腹部にあてがう第2布地と、板状の浮力材がそれぞれ収納
    され、周縁が前記第2布地に対して折り畳み可能に縫着された複数の第2収納袋と、を有
    し、前記第2布地の上部が前記後身ごろの上部に縫着され、且つ、前記第2布地の右部が
    前記後身ごろの右部に対して第1連結部材により連結され、
    前記左前身ごろは、
    前記使用者の左胸部及び左上腹部にあてがう第3布地と、板状の浮力材がそれぞれ収納
    され、周縁が前記第3布地に対して折り畳み可能に縫着された複数の第3収納袋と、を有
    し、前記第3布地の上部が前記後身ごろの上部に縫着され、且つ、前記第3布地の左部が
    前記後身ごろの左部に対して第2連結部材により連結され、前記第3布地の左前開き部が
    前記第2布地の右前開き部に対して接合部により連結され、
    前記襟首部は、
    前記使用者の襟首にあてがう第4布地と、板状の浮力材が収納され、周縁が前記第4布
    地の周縁に対して縫着された第4収納袋と、を有し、前記第4布地の下部が、前記後身ご
    ろの上部に対して折り畳み可能に縫着され、
    前記第1布地、前記第2布地、前記第3布地、前記第4布地、前記第1収納袋、前記第
    2収納袋、前記第3収納袋及び前記第4収納袋け、透水性を有する生地により形成されて
    いることを特徴とする浮力補助胴衣。
  2. 前記右前見ごろの下部と、前記後見ごろの右下部と、が前記使用者の右大腿部の内側を
    通る第3連結部材により連結され、
    前記左前見ごろの下部と、前記後見ごろの左下部と、が前記使用者の左大腿部の内側を
    通る第4連結部材により連結されていることを特徴とする請求項1記載の浮力補助胴衣。
  3. 前記第1連結部材は、第1ベルトにより形成され、
    前記第2連結部材は、第2ベルトにより形成されていることを特徴とする請求項1記載の浮力補助胴衣。
  4. 前記第3連結部材は、第3ベルトにより形成され、
    前記第4連結部材は、第4ベルトにより形成されていることを特徴とする請求項2記載の浮力補助胴衣。
  5. 前記接合部は、
    前記右前開き部と前記左開き部とを開閉自在に連結するファスナーと
    前記右前身ごろの下部と、前記左前身ごろの下部と、を着脱自在に連結する連結具付きの第5ベルトと、
    により構成されていることを特徴とする請求項1記載の浮力補助胴衣。
  6. 前記第1布地は、周縁が互いに縫着された第1表地及び第1裏地から形成され、
    前記第2布地は、周縁が互いに縫着された第2表地及び第2裏地から形成され、
    前記第3布地は、周縁が互いに縫着された第3表地及び第3裏地から形成され、
    前記第4布地は、周縁が互いに縫着された第4表地及び第4裏地から形成されていることを特徴とする請求項1記載の浮力補助胴衣。
  7. 前記生地は、メッシュ素材により形成されていることを特徴とする請求項1記載の浮力
    補助胴衣。
  8. 前記第1収納袋、前記第2収納袋、前記第3収納袋及び前記第4収納袋には、それぞれ
    耿出し自在に前記浮力材が収納されていることを特徴とする請求項1記載の浮力補助胴衣
  9. 前記浮力材は、発泡樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1記載の浮力補
    助胴衣。
  10. 前記右前身ごろは、前記複数の第2収納袋間を折り目にして前記後身ごろの表側に折り
    畳まれ、
    前記左前身ごろは、前記複数の第3収納袋間を折り目にして前記後身ごろの表側に折り
    畳まれ、
    前記後身ごろは、前記右前身ごろ及び前記左前身ごろの折り畳みに対応して、前記後身頃の表側に折り畳まれ、
    前記襟首部は、前記後身ごろの裏側に折り畳まれて、
    収納ケースに取出し自在に収納可能であることを特徴とする請求項1記載の浮力補助胴衣。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109334901A (zh) * 2018-10-10 2019-02-15 东台市万舟船用设备有限公司 一种便于固定的救生衣
CN109334902A (zh) * 2018-10-10 2019-02-15 东台市万舟船用设备有限公司 一种便携式救生衣
KR102213382B1 (ko) * 2019-11-25 2021-02-08 씨앤에스 주식회사 안전 체험시 사용가능하고 좌식 의자로 활용가능한 구명 조끼

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