JP3202659B2 - 物品搬送コンベアの分配装置 - Google Patents

物品搬送コンベアの分配装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば菓子パン
その他食品類等の物品を搬送するための物品搬送コンベ
アにおいて、主搬送方向に沿って搬送中の物品の一部又
は全部の搬送方向を切り換えるための分配装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、図5及び図6に示すように物品
の包装工程に用いられる搬送コンベアとしては、図示右
側から左側へ向かう主搬送方向に沿って搬送する多数の
物品W〜Wの一部又は全部を、図示上側へ向かう分配方
向に分配して包装形態の異なるA包装機又はB包装機に
搬送する形態としたものがある。このような物品搬送コ
ンベアにおいて、主搬送コンベアMの中途位置であっ
て、A包装機への分配位置及びB包装機への分配位置に
はそれぞれ分配装置1が配置されている。両分配装置
1,1は同様の構成であるので、以下A包装機への分配
位置に配置した分配装置1について説明する。図7にこ
の分配装置1の概略の構成が示されている。
【0003】この分配装置1は、主搬送コンベアMの主
搬送方向に沿って積極駆動する複数の搬送ベルト2〜2
と、第1、第2分配コンベア3,4を備えている。搬送
ベルト2〜2は図示省略した共通の駆動軸と従動軸間に
掛け渡されて一体で回転駆動し、これにより物品W〜W
が主搬送方向に沿って図示右側から左側(B包装機への
分配位置)に向かって搬送される。
【0004】第1分配コンベア3は、図示上側の略三角
形領域においてピラミッド形状に配置される複数の分配
ローラー3a〜3aを備えている。各分配ローラー3a
〜3aは、上記搬送ベルト2,2間に1本づつ配置され
て、図示省略した第1フレームにそれぞれ積極回転可能
に支持され、かつ搬送高さに関して上記搬送ベルト2〜
2よりも上側に位置する分配高さと、下側に位置する非
分配高さとの間を一体で上下動可能に構成されている。
この第1分配コンベア3の上下動は、シリンダ、上下ス
ライド機構等を含む公知の上下動装置(図示省略)によ
りなされる。
【0005】第2分配コンベア4は、図示左側の略三角
形領域においてピラミッド形状に配置される複数の分配
ローラー4a〜4aを備えている。各分配ローラー4a
〜4aも、上記搬送ベルト2,2間に1本づつ配置され
て、上記第1フレームとは別の第2フレームにそれぞれ
積極回転可能に支持され、かつ上記分配位置と非分配位
置との間を上記第1分配コンベア3とは独立して上下動
可能に構成されている。第2分配コンベア4の上下動
は、上記第1分配コンベア3とは別の上下動機構(図示
省略)によりなされる。
【0006】なお、両分配コンベア3,4の各分配ロー
ラー3a〜3a、4a〜4aは、物品W〜Wを図7にお
いて上側に搬送する方向に回転駆動する。回転駆動は、
電動モータ、摩擦ローラー等を含む公知の駆動力伝達機
構(図示省略)によりなされる。又、図では、第1分配
コンベア3の各分配ローラー3a〜3aに格子模様を付
し、第2分配コンベア4の各分配ローラー4a〜4aに
斜線を付して両分配コンベア3,4の占める領域を区別
した。
【0007】このように構成された分配装置1によれ
ば、両分配コンベア3,4をともに非分配位置に退避さ
せた状態では、搬送ベルト2〜2が有効になるので、主
搬送コンベアMにより図示右側から搬送されてきた物品
W〜WはA包装機に向けて分配されることなく全て搬送
ベルト2〜2によりそのまま搬送されてA包装機への分
配地点を通過する(以下、「非分配パターン」とい
う)。
【0008】これに対して、図5(A)に示すように図
示右側から主搬送コンベアMにより搬送されてきた多数
の物品W〜Wを、全てA包装機に分配する場合(以下、
「全数分配パターン」という)には、第1及び第2分配
コンベア3,4をともに分配位置に上昇させておく。こ
れにより、当該分配装置1においては第1及び第2分配
コンベア3,4が有効になるので、全ての物品W〜Wを
主搬送コンベアMからA包装機に向けて分配することが
できる。
【0009】一方、図6(A)に示すように物品W〜W
の半分程度をA包装機へ分配し、残りの半分程度は分配
することなくそのまま主搬送方向に沿って搬送する場合
(以下、「一部分配パターン」という)には、第1分配
コンベア3のみを分配位置に上昇させ、第2分配コンベ
ア4は非分配位置に退避させておく。これにより、第1
分配コンベア3の領域では当該第1分配コンベア3が有
効になり、第2分配コンベア4の領域では搬送ベルト2
〜2が有効になるので、主搬送コンベアMの幅方向図示
上側の半分程度の範囲を搬送されてきた物品W〜Wを、
第1分配コンベア3によりA包装機に向けて分配し、主
搬送コンベアMの幅方向図示下側の半分程度の範囲を搬
送されてきた物品W〜Wを搬送ベルト2〜2によりその
まま主搬送方向に沿って搬送することができる。A包装
機に分配されることなく主搬送方向に沿って搬送された
物品W〜Wは、その一部又は全部がもう1組の分配装置
1によりB包装機に向けて分配され、若しくは分配され
ることなくそのままさらに主搬送コンベアMにより搬送
される。
【0010】このように構成された分配装置1におい
て、全数分配パターンで分配する場合に、図5(B)に
示すように当該分配装置1の先端(図示左端)にまで至
った後、第2分配コンベア4によりA包装機に向けて分
配された物品W〜W(図中●印で示す)は、スムーズに
A包装機に向けて分配されるようその分配経路の幅を規
制する必要があり、このために当該分配装置1の先端角
部には従来より複数のガイドローラー5〜5が縦姿勢
(回転軸線を上下に沿わせた姿勢)で、かつ分配方向に
対して傾斜する方向に沿ってほぼ隙間なく配置されてい
た。
【0011】このガイドローラー5〜5は、全数分配パ
ターン又は一部分配パターンから非分配パターンに移行
する際、すなわち、A包装機への分配が中止された場合
にも有効に機能した。すなわち、図6(B)に示すよう
に一部分配パターンでの分配によりA包装機に向かう分
配途中の物品W〜W(図中●印で示す)は、分配パター
ンが非分配パターンに切り換えられて、第1分配コンベ
ア3が非分配高さに退避すると、その位置で搬送ベルト
2〜2に乗り移ってその移動方向が分配方向から主搬送
方向へ切り換えられるため、これらの物品Wを主搬送コ
ンベアMに向けてスムーズに搬送されるようその搬送経
路の幅を規制する必要があり、これが上記ガイドローラ
ー5〜5の案内機能により果たされるようになってい
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来の分配装置には、次のような問題が
あった。すなわち、上記したように分配パターンが全数
分配パターン又は一部分配パターンから非分配パターン
に切り換わると、第1分配コンベア3が非分配高さに退
避して搬送ベルト2よりも下方に変位する。ところが、
従来ガイドローラー5〜5は搬送ベルト2〜2を回転支
持するフレーム側に取付けられていたため上下に変位せ
ず、このため第1分配コンベア3が非分配高さに変位す
るとガイドローラー5〜5との間に隙間を生ずる構造と
なっていた。そのため、図6(C)に示すように第1分
配コンベア3とガイドローラー5〜5との間の隙間に物
品W(図中★印で示す)が挟み込まれてしまい、これが
不良品発生の原因となっていた。
【0013】又、従来のガイドローラー5〜5は、それ
自体積極的には回転しないフリーのローラーであったた
め、長期間の使用あるいは異物の噛み込み等によりその
回転動作が悪くなった場合に、物品Wが菓子パン等のよ
うな柔らかいものであると、製品がこのガイドローラー
に押し付けられて変形し又は潰れてしまい、これも不良
品発生の原因となっていた。例えば、図5(C)に示す
ように全数分配パターンで分配している場合に、搬送ベ
ルト2〜2の主搬送方向の先端において第2の分配コン
ベア4により分配された物品W〜Wは、ガイドローラー
5〜5によりその分配経路が規制される。このため、ガ
イドローラー5〜5の回転動作がスムーズでないために
その案内機能が低下していると、これらの物品W(図中
★印で示す)がガイドローラー5〜5に押し付けられて
しまい、その結果変形しあるいは押し潰されて製品不良
の原因となっていた。
【0014】本発明は、これら従来の問題に鑑みなされ
たもので、不良品を発生することがない分配装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は前記
各請求項に記載した構成の分配装置とした。
【0016】請求項1記載の分配装置によれば、分配コ
ンベアを非分配高さに下動させると、ガイドローラーも
一体で下動するので、両者間に従来のような隙間が発生
することはなく、従って全数分配パターン又は一部分配
パターンから非分配パターンに切り換えて、分配コンベ
アが非分配位置に下動した時であっても、従来のように
物品が両者間の隙間に挟み込まれてしまうことはなく、
従って不良品の発生をなくすことができる。
【0017】
【0018】請求項2記載の分配装置によれば、分配さ
れた物品の分配方向への案内が強制的になされるので、
製品を傷つけたり潰したりすることなく確実な分配を行
うことができる。
【0019】
【0020】請求項3記載の分配装置によれば、別途駆
動源を必要とすることなく、ガイドローラーを積極回転
させることができ、この点でコストアップを招くことな
く、請求項2記載の構成による作用効果を得ることがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
〜図4に基づいて説明する。従来の分配装置1におけ
る、搬送ベルト2〜2、第1分配コンベア3及び第2分
配コンベア4は、本実施形態に係る分配装置10におい
て特に変更を要することなくそのまま用いられている。
従って、これらの構成については説明を省略し、図にお
いて同位の符号を用いる。
【0022】図3において物品W〜Wは右側から左側に
向かう経路(主搬送経路)に沿って搬送され、以下説明
する分配装置10により分配された物品W〜Wは、この
搬送経路から上側へ分岐する経路(分配経路)に沿って
分配される。分配経路の先方にはA包装機が配置されて
いる。分配装置10は、搬送経路と分配経路との交差部
に配置されている。
【0023】さて、本実施形態の分配装置10における
第1分配コンベア3のフレーム11の、主搬送方向先端
側であって分配経路始端側の角部(図1において左上角
部、従来ガイドローラー5〜5が配置されていた角部)
には、ブラケット12が取付けられ、このブラケット1
2の先端には、軸受16を介して支持ロッド15が上下
方向に沿って回転可能に支持されている。この支持ロッ
ド15の下端には、ベース14を介して円筒型のガイド
ローラー13が取付けられている。このガイドローラー
13は、φ115mmの塩化ビニールパイプを所定の長
さに切断したものを素材として製作されており、その周
面には、案内する物品Wに対して適度な引掛け作用をな
すための爪部13a〜13aが回転軸線に沿って、周方
向4等分位置に形成されている。
【0024】一方、支持ロッド15の上端には従動プー
リー17が取付けられ、この従動プーリー17と、上記
搬送ベルト2〜2の駆動軸18との間には動力伝達用の
駆動ベルト19が掛け渡されている。このため、駆動軸
18が主搬送方向(図中矢印で示す方向)に回転する
と、この駆動ベルト19、従動プーリー17を介してガ
イドローラー13が、物品Wを分配方向(図示上方)へ
送る方向(図中矢印で示す方向)に回転する。又、従動
プーリー17には、駆動軸18よりも小径のものが用い
られているため、ガイドローラー13は駆動軸18に比
して適度に増速されており、これによりガイドローラー
13による物品Wのより確実な案内機能が発揮されるよ
うになっている。
【0025】このようにガイドローラー13は、第1分
配コンベア3のフレーム11に取付けられているので、
当該第1分配コンベア3と一体となって上下動し、相対
的に変位しない。このため、図4に示すようにガイドロ
ーラー13の下面と、第1分配コンベア3の各分配ロー
ラー3a〜3aとの間の隙間Lは、物品Wの挟み込みを
確実に防止し得る程度に小さい間隔(3mm程度)に設
定されている。
【0026】このように構成された分配装置10によれ
ば、図1に示すように全数分配パターンにより分配を行
う場合、すなわち第1及び第2分配コンベア3,4の双
方を分配高さに上昇させた場合に、分配装置1の先端に
まで至った後、第2分配コンベア4により搬送ベルト2
〜2から乗り移った物品W〜W(図中●印で示す)は、
分配方向に移動した後、ガイドローラー13に至る。ガ
イドローラー13は、搬送ベルト2〜2の駆動軸18の
駆動力を利用して回転する構成であるので、搬送ベルト
2〜2が駆動している時は、物品W〜Wを分配方向に送
る方向に回転している。このため、ガイドローラー13
に当接した物品W〜W(図中◎印で示す)は、当該ガイ
ドローラー13の回転によりスムーズに分配方向に送ら
れ、これにより分配経路の幅の規制がスムーズに行われ
るので、従来のように物品Wがガイドローラー5〜5に
押し付けられて製品不良を発生するといった問題は解消
される。
【0027】又、図2に示すように、A包装機に対する
分配パターンを、全数分配パターン又は一部分配パター
ンから非分配パターンに変更した場合、すなわち第1及
び第2分配コンベア3,4の双方を非分配高さに下降さ
せた場合に、A包装機に向かう途中の物品W〜Wは、第
1分配コンベア3から搬送ベルト2〜2に乗り移ってそ
の移動方向が分配方向から主搬送方向へ切り換わる。こ
のため、搬送ベルト2〜2のうち分配方向端部に位置す
る物品W〜W(図中●印で示す)はガイドローラー13
に至る。
【0028】ガイドローラー13は第1分配コンベア3
と一体で上下動する構成であるので、第1分配コンベア
3が非分配高さに下動した非分配パターンの状態であっ
ても、当該ガイドローラー13と分配ローラー3a〜3
aとの間は殆ど隙間のない状態に維持され、このため、
ガイドローラー13に当接した物品W〜Wの全てをA包
装機に向けて確実かつ強制的に送ることができる。この
ように、従来のように物品が両者間の隙間に挟み込まれ
てしまうといった問題は発生せず、従って不良品の発生
を確実に防止することができる。
【0029】又、ガイドローラー13は、搬送ベルト2
〜2の駆動軸18の回転を利用して回転させる構成であ
るので、別途駆動源を必要とせず、従って大きなコスト
アップを招くことなく、上記作用効果を得ることができ
る。
【0030】以上説明した実施形態には種々変更を加え
て実施することができる。例えば、第1及び第2分配コ
ンベア3,4を備えた構成で例示したが、単一の分配コ
ンベアを備えた分配装置にも同様に適用することができ
る。
【0031】又、ガイドローラー13の駆動源として搬
送ベルト2〜2の駆動軸18の回転を利用する構成で例
示したが、例えば電動モータ等の別途駆動手段を用いて
回転させる構成としてもよい。この場合には、ガイドロ
ーラー13の回転方向を例示した分配方向だけでなく、
主搬送方向にも回転させることができ、これにより分配
パターンに合わせてさらにきめ細かな分配を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図であり、全数分配パ
ターンにより分配を行った場合における物品搬送コンベ
アの平面図である。
【図2】全数分配パターン又は一部分配パターンから非
分配パターンに切り換わった直後における物品搬送コン
ベアの平面図である。
【図3】ガイドローラー周辺の斜視図である。本図で
は、搬送ベルト2〜2及び分配ローラ3a〜3a、4a
〜4aは省略されている。
【図4】ガイドローラーと分配ローラーとの位置関係を
示す側面図である。
【図5】従来の分配装置を備えた物品搬送コンベアの平
面図であって、(A)は全数分配パターンにより物品が
A包装機に向けて分配される様子を示し、(B)は一部
の物品が主搬送方向先端にまで至った後、分配方向に移
動する様子を示し、(C)はこの物品がガイドローラー
に押し付けられた様子を示している。
【図6】従来の分配装置を備えた物品搬送コンベアの平
面図であって、(A)は一部分配パターンにより物品が
A包装機に分配され、残りの物品がA包装機に分配され
る様子を示し、(B)はA包装機への分配が中止され
て、一旦A包装機に向けて分配された物品が再び主搬送
方向に搬送される様子を示し、(C)はこの物品がガイ
ドローラーと分配ローラーとの間の隙間に挟み込まれた
様子を示す。
【図7】搬送ベルトと第1分配コンベアと第2分配コン
ベアの配置を示す平面図である。
【符号の説明】
1…分配装置 2…搬送ベルト 3…第1分配コンベア、3a…分配ローラー 4…第2分配コンベア、4a…分配ローラー 5…従来のガイドローラー 10…分配装置 11…第1分配コンベアのフレーム 12…ブラケット 13…ガイドローラー、13a…爪部 14…ベース、15…支持ロッド 16…軸受、17…従動プーリー 18…駆動軸、19…駆動ベルト M…搬送コンベア W…物品
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/53 - 47/54 B65G 47/68 - 47/72

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主搬送コンベアの主搬送方向に沿って物
    品を搬送する搬送ベルトと、該搬送ベルトの搬送高さに
    対して上側の分配高さと下側の非分配高さとの間を上下
    動可能であり、前記分配高さに位置して前記物品を前記
    主搬送コンベアから分配する分配コンベアと、該分配コ
    ンベアが前記分配高さに位置する状態では、該分配コン
    ベアの分配経路の幅を規制し、該分配コンベアが前記非
    分配高さに位置する状態では、前記主搬送コンベアの主
    搬送経路の幅を規制するガイドローラーを備え、該ガイ
    ドローラーは、前記分配コンベアの搬送面上方に位置
    し、該搬送面との間に前記物品の挟み込みを防止し得る
    程度に小さい隙間を有した状態で該分配コンベアと一体
    で上下動する構成とした物品搬送コンベアの分配装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の分配装置であって、ガイ
    ドローラーは、物品を分配する方向に積極回転する構成
    としたことを特徴とする物品搬送コンベアの分配装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の分配装置であって、ガイ
    ドローラーは、搬送ベルトの駆動源を利用して積極回転
    する構成としたことを特徴とする物品搬送コンベアの分
    配装置。
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