JP3202529U - マチ付きファイル - Google Patents

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Abstract

【課題】組立前には嵩張らず、使用時に簡単に組み立てることができるマチ付きファイルを提供する。【解決手段】四角形状の表紙形成部1と、表紙形成部1の側辺から折り返した第1折り返し部2と、表紙形成部1の底辺から第1折り返し部2と重なる方向に折り返した第2折り返し部3を有し、表紙形成部1,第1折り返し部2,第2折り返し部3によって収納部10の壁面を形成し、第1折り返し部2は、係合溝6a,6bを有し、第2折り返し部3は、その側辺から立ち上がった係合片9a,9bを有し、係合片9a,9bを係合溝6a,6bに挿入し、第1折り返し部2と第2折り返し部3を固定する。【選択図】図1

Description

本考案は、接着剤を使用せずに組み立てることができるマチ付きファイルに関するものである。
専門学校や大学等の学校や企業等では、様々なパンフレットや資料等の書類が作成され、保管されている。通常は、これらの書類は、同種のもの同士に分類されて同一のファイルに収納されている。そして、これらのファイルに見だしを付し、見だしでファイル内の書類の識別ができるように整理されている。
また、書類の枚数が増えても容易に収納できるように、ファイルにはマチ部分が設けられているものも存在する。ファイルにマチ部分が設けられていると、ある程度まとまった枚数の書類を収納し保管することができる。
このようなファイルが、例えば特許文献1に開示されている。
特開2013−198998号公報
ところで、特許文献1に開示されている様な従来のファイルは、本体とポケット片を有しており、本体にポケット片を接着剤で接着することによってマチ部分を有するポケット(収納部)を構成している。すなわち、従来のファイルは、本体とポケットとが接着固定されている。
そのため、本体からポケットを取り外すことができず、ファイルの嵩を低くすることができない。すなわち、複数のファイルを束ねた際に、ファイルのマチ部分が嵩張ってしまう。
そこで、本考案は、組立前には嵩張らず、使用時に簡単に組み立てることができるマチ付きファイルを提供することを課題とする。
上記した課題を解決するための請求項1に記載の考案は、本状又は紙状の被収納物を収納可能な収納部を備えたマチ付きファイルにおいて、四角形状の表紙形成部と、表紙形成部の側辺から折り返した第1折り返し部と、前記表紙形成部の底辺から第1折り返し部と同一方向に折り返した第2折り返し部を有し、前記収納部は、前記第1折り返し部と第2折り返し部によって壁面が形成されるものであり、前記第1折り返し部は、係合溝を有し、前記第2折り返し部は、その側辺から立ち上がった係合片を有し、前記係合片が前記係合溝に挿入されていることを特徴とするマチ付きファイルである。
本考案の構成によれば、表紙形成部の側辺から折り返した第1折り返し部が係合溝を有し、表紙形成部の底辺から折り返した第2折り返し部が、その側辺から立ち上がった係合片を有しており、係合片が係合溝に挿入されているので、表紙形成部と連続した第1折り返し部と第2折り返し部が係合して収納部を構成することができる。
係合片は、第2折り返し部の側片から立ち上がって構成されているので、第2折り返し部が形成する壁面の強度を良好に保つことができる。そのため、被収納物を良好に収納することができる。
本考案に係るマチ付きファイルは、使用する際には、第1折り返し部と第2折り返し部を折り返し、係合片と係合溝を係合するだけで容易に被収納物を収納可能な収納部を形成することができる。
請求項2に記載の考案は、本状又は紙状の被収納物を収納可能な収納部を備えたマチ付きファイルにおいて、四角形状の表紙形成部と、表紙形成部の側辺から折り返した第1折り返し部と、前記表紙形成部の底辺から第1折り返し部と同一方向に折り返した第2折り返し部を有し、前記収納部は、前記第1折り返し部と第2折り返し部によって壁面が形成されるものであり、前記第1折り返し部は、前記表紙形成部と対面する第1本体部と、前記第1本体部と表紙形成部を接続する第1マチ部を有し、前記第1マチ部は、前記第1本体部との境界部分に係合溝を有し、前記第2折り返し部は、前記第1本体部に面接触する第2本体部と、前記第2本体部と表紙形成部を接続する第2マチ部を有し、前記第2マチ部は、前記収納部の底部を形成しており、前記第2本体部は、その側辺から立ち上がった係合片を有し、前記係合片が前記係合溝に挿入されており、前記第2本体部を正面視したときに、前記第2本体部の側辺と、前記第1マチ部と前記第1本体部との境界部分がほぼ重なっていることを特徴とするマチ付きファイルである。
本考案の構成によれば、表紙形成部の側辺から折り返した第1折り返し部が係合溝を有し、表紙形成部の底辺から折り返した第2折り返し部が、その側辺から立ち上がった係合片を有しており、係合片が係合溝に挿入されているので、表紙形成部と連続した第1折り返し部と第2折り返し部が係合して収納部を構成することができる。
係合片は、第2折り返し部の側片から立ち上がって構成されているので、第2折り返し部が形成する壁面の強度を良好に保つことができる。そのため、被収納物を良好に収納することができる。
本考案の構成によれば、表紙形成部の側辺から折り返した第1折り返し部があり、第1折り返し部は、表紙形成部と対面する第1本体部と、前記第1本体部と表紙形成部を接続する第1マチ部を有しているので、第1マチ部は収納部の側壁を構成することができる。
また、表紙形成部の底辺から第1折り返し部と同一方向に折り返した第2折り返し部を有し、第2折り返し部は、第1本体部に面接触する第2本体部と、第2本体部と表紙形成部を接続する第2マチ部を有し、第2マチ部は、前記収納部の底部を形成している。
そのため、第1マチ部と第2マチ部で収納部の側部と底部を構成することができ、被収納物を良好に収納することができる。
第1マチ部が、第1本体部との境界部分に係合溝を有し、第2本体部が、その側辺から立ち上がった係合片を有し、係合片が係合溝に挿入されているので、第1本体部及び第2本体部が形成する壁面上に、係合片と係合溝の結合部分が配置されない。すなわち、第2本体部を正面視したときに、第2本体部の側辺と、第1マチ部と第1本体部との境界部分がほぼ重なっているので、係合片と係合溝の結合部分は、第1本体部及び第2本体部が形成する壁面の縁部分に配置されている。そのため、本考案のマチ付きファイルでは、収納部に被収納物を収容する際に、被収納物が係合片と係合溝の結合部分に引っ掛かりにくく、円滑に収容することができる。同様に、収納部から被収納物を取り出す際も、円滑に取り出すことができる。
ここで、第2本体部の側辺と、第1マチ部と第1本体部との境界部分がほぼ重なっているとは、係合溝と係合片とが係合可能に接近していることを意味しており、正面視して両者が若干ずれている場合も含んでいる。
本考案に係るマチ付きファイルは、使用する際には、第1折り返し部と第2折り返し部を折り返し、係合片と係合溝を係合するだけで容易に被収納物を収納可能な収納部を形成することができる。
請求項3に記載の考案は、前記表紙形成部の側辺から折り返し可能な第3折り返し部を有し、前記第3折り返し部は、第2表紙形成部と、前記表紙形成部と前記第2表紙形成部を接続する第3マチ部を有し、前記第3マチ部は、前記表紙形成部に片持ち状に支持されており、第3折り返し部を折り返した状態において、前記第3マチ部は、前記収納部の側面を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のマチ付きファイルである。
本考案の構成によれば、表紙形成部の側辺から折り返し可能な第3折り返し部を有し、第3折り返し部は、第2表紙形成部と、表紙形成部と第2表紙形成部を接続する第3マチ部を有している。そのため、収納部は、表紙形成部と第2表紙形成部の間にも形成される。また、第3マチ部は、表紙形成部に片持ち状に支持されており、第3折り返し部を折り返した状態において、第3マチ部は、収納部の側面を形成する。すなわち、第3マチ部は第1マチ部とは別の収納部の側面(側壁)を構成することができる。よって、収納物を良好に収納することができる。
請求項4に記載の考案は、第3折り返し部を伸ばした状態において、前記収納部の内部空間は、その側面が開放されていることを特徴とする請求項3に記載のマチ付きファイルである。
本考案の構成によれば、第3折り返し部を伸ばした状態において、収納部の内部空間は、その側面が開放されているので、被収納物の出し入れを容易に行うことができる。
請求項5に記載の考案は、前記第3マチ部は、前記被収納物に関する情報を記載可能であることを特徴とする請求項3又は4に記載のマチ付きファイルである。
本考案の構成によれば、第3マチ部は、被収納物に関する情報を記載可能であるので、マチ付きファイルの中を覗くことなく容易に被収納物の種類を認識することができる。
また、複数のマチ付きファイルを並べた際には、各マチ付きファイルに収納された被収納物の種類等を容易に識別可能である。
請求項6に記載の考案は、前記収納部の内部空間は、上方に向けて開放されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のマチ付きファイルである。
本考案の構成によれば、収納部の内部空間は、上方に向けて開放されているので、被収納物を上方からも出し入れすることができる。
請求項7に記載の考案は、前記係合片は、立ち上がり方向における基端部と先端部間に、前記基端部の幅及び前記先端部の幅よりも大きな幅をもつ抜け防止部を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のマチ付きファイルである。
本考案の構成によれば、係合片は、立ち上がり方向における基端部と先端部間に、基端部の幅及び先端部の幅よりも大きな幅をもつ抜け防止部を備えているので、係合溝との係合が外れにくい。
請求項8に記載の考案は、前記係合片は、前記抜け防止部から先端部に向かって漸次幅が減少していることを特徴とする請求項7に記載のマチ付きファイルである。
本考案の構成によれば、係合片は、抜け防止部から先端部に向かって漸次幅が減少しているので、係合溝に対して係合片を係合させ易い。
本考案に係るマチ付きファイルは、使用する際には、第1折り返し部と第2折り返し部を折り返し、係合片と係合溝を係合するだけで容易に被収納物を収納可能な収納部を形成することができる。
収納部は、係合片と係合溝が、収納空間の側方の端で係合するので、収納部に対して被収納物を出し入れする際に、被収納物が係合片及び係合溝に引っ掛からず、円滑に出し入れすることができる。
本考案の実施形態に係るマチ付きファイルを展開した状態の正面図である。 図1のマチ付きファイルの要部拡大図である。 図1のマチ付きファイルの背面図である。 図1のマチ付きファイルの各部の折り曲げ方向を示す斜視図である。 マチ付きファイルの第1折り返し部を折り返した状態の正面図である。 図5の第1折り返し部の斜視図である。 図5に続き、第2折り返し部を折り返した状態の斜視図である。 図7に続き、第3折り返し部を折り返した状態の斜視図である。 図8の状態のマチ付きファイルの別の方向から見た斜視図である。 図7のA−A矢視図である。 本考案の実施形態に係るマチ付きファイルの平面図であり、収納部に被収納物が収納されている状態を示す。 組み立てた複数のマチ付きファイルを重ね、背面側から見た斜視図である。
以下に、本考案の第1実施形態のマチ付きファイルについて説明する。
なお、以下の説明において、特に断りがない限り、上下左右の位置関係は、通常の設置位置(図1)を基準に説明する。
図1に示す様に、マチ付きファイル100は、1枚の厚紙又はプラスチックシート等で形成されている。マチ付きファイル100は、表紙形成部1,第1折り返し部2,第2折り返し部3,第3折り返し部11を有している。また、マチ付きファイル100は、各折り返し部が折り返されて、内部に収納部10が形成されている。
表紙形成部1は、四角形状を呈しており、右側辺17,左側辺18,上辺19,下辺20(底辺)を有している。
右側辺17には、第1折り返し部2が設けられている。
左側辺18には、第3折り返し部11が設けられている。
上辺19には、何も設けられておらず、開放されている。
下辺20(底辺)には、第2折り返し部3が設けられている。
すなわち、表紙形成部1は、マチ付きファイル100の中心部分を構成している。
表紙形成部1は、書類や書籍等の被収納物よりも若干大きい面積を有している。
第1折り返し部2は、表紙形成部1の右側辺17に設けられている。
第1折り返し部2は、四角形状を呈しており、右側辺26,左側辺27,上辺28,下辺29を有している。第1折り返し部2の左側辺27は、表紙形成部1の右側辺17の下部の約半分の領域と一致している。
第1折り返し部2の下辺29の高さは、表紙形成部1の下辺20と一致しており、第1折り返し部2の上辺28の高さは、表紙形成部1の高さの約半分程度である。すなわち、第1折り返し部2の上辺28は、表紙形成部1の高さ方向の中央付近に達している。
第1折り返し部2は、第1本体部4(壁面)と第1マチ部5(収納部10の側部)を有している。第1マチ部5は、表紙形成部1と連続している。すなわち、第1マチ部5は、第1折り返し部2の左側辺27を構成しており、左側辺27は、表紙形成部1の右側辺17の下部の略半分の長さ部分と一致している。
第1マチ部5は、細長い四角形状を呈しており、第1折り返し部2の上辺28及び下辺29の左端部分の長さL1の領域を占めている。すなわち、第1マチ部5のマチの幅はL1である。
第1本体部4は、第1マチ部5を介して表紙形成部1と接続されている。すなわち、表紙形成部1と第1本体部4は、第1マチ部5が占めるマチ幅L1だけ隔てられている。
第1折り返し部2の左側辺27(表紙形成部1の右側辺17)には、屈曲部21が設けられている。また、第1マチ部5と第1本体部4の間には、屈曲部22が設けられている。すなわち、屈曲部22は第1本体部4と第1マチ部5の境界部分を構成している。
屈曲部21,22は、同方向にそれぞれ直角に折り曲げることができる。屈曲部21,22をそれぞれ直角に折り曲げると、第1本体部4が表紙形成部1とマチ幅L1を隔てて平行姿勢で対向する。
屈曲部22の途中の部位には、第1折り返し部2を貫通する係合溝6a,6b(スリット)が設けられている。係合溝6a,6bは、屈曲部22の長手方向に沿って配置されている。図2に示す様に、係合溝6a,6bは、中央切欠部23,上部切欠部24,下部切欠部25で構成されている。すなわち、係合溝6a,6bは、同じ大きさ及び形状のスリットであり、中央切欠部23の上方に上部切欠部24が連続しており、中央切欠部23の下方に下部切欠部25が連続している。
中央切欠部23は、直線状であり、屈曲部22の長手方向に沿って第1本体部4の縁付近に設けられている。
上部切欠部24は、直線状であり、第1本体部4から第1マチ部5に渡って屈曲部22と交差している。上部切欠部24は、右端が中央切欠部23の上端と連続しており、右端よりも左端の方が上方にあり、第1マチ部5側が高く、第1本体部4側が低くなる様に傾斜している。
下部切欠部25は、直線状であり、第1本体部4から第1マチ部5に渡って屈曲部22と交差している。下部切欠部25は、右端が中央切欠部23の下端と連続しており、右端よりも左端の方が下方にあり、第1マチ部5側が低く、第1本体部4側が高くなる様に傾斜している。
すなわち、上部切欠部24と下部切欠部25は、逆向きに傾斜しており、中央切欠部23を介して接続されている。
上部切欠部24の上端24a(左端)と、下部切欠部25の下端25a(左端)は、距離L5(長さL5)だけ離間している。
係合溝6a,6bによって、第1折り返し部2には、切欠片43,44が形成されている。切欠片43,44は、上部切欠部24の上端24aと下部切欠部25の下端25aを結ぶ長さL5の線を中心に湾曲可能である。
係合溝6a,6bは、各々この様な構成を有している。
係合溝6a,6bは、第1折り返し部2の高さ方向に均等に設けられている。すなわち、係合溝6a(上部切欠部24)の上端24a(左端)から第1折り返し部2(第1マチ部5)の上辺28までの距離と、係合溝6b(下部切欠部25)の下端25a(左端)から第1折り返し部2(第1マチ部5)の下辺29までの距離は同じである。
本実施形態では、第1折り返し部2には2つの係合溝6a,6bが設けられているが、係合溝の数は1つであってもよく、また、3つ以上であっても差し支えない。係合溝がいくつであっても、各係合溝は第1折り返し部2の高さ方向に均等に設けられる。
また、表紙形成部1に対する第1折り返し部2の高さ(下辺29から上辺28までの長さ)は任意に設定することができ、本実施形態では、表紙形成部1の高さの半分程度としたが、例えば、表紙形成部1の高さと一致していてもよい。さらに、第1折り返し部2の下辺29の高さは、本実施形態では、表紙形成部1の下辺20の高さと一致しているが、第1折り返し部2の下辺29は表紙形成部1の下辺20より上方であってもよい。
第2折り返し部3は、表紙形成部1の下辺20に設けられている。
第2折り返し部3は、四角形状を呈しており、右側辺30,左側辺31,上辺32,下辺33を有している。
上辺32は、表紙形成部1の下辺20(底辺)と一致している。
右側辺30は、表紙形成部1の右側辺17と同一直線上に配置されている。
左側辺31は、表紙形成部1の左側辺18と同一直線上に配置されている。
すなわち、第2折り返し部3の幅寸法(右側辺30と左側辺31の距離)は、表紙形成部1の幅寸法(右側辺17と左側辺18の距離)と一致している。
第2折り返し部3は、第2本体部7(壁面)と第2マチ部8(収納部10の底部)を有している。第2マチ部8は、表紙形成部1と連続している。すなわち、第2マチ部8は、第2折り返し部3の上部にあり、上辺32を有している。
第2マチ部8は、細長い四角形状を呈しており、第2本体部7の上辺32から下辺33側に長さL2の領域を占めている。換言すると、第2マチ部8のマチ幅はL2である。
第2本体部7は、第2マチ部8を介して表紙形成部1と接続されている。
すなわち、表紙形成部1と第2本体部7は、第2マチ部8が占めるマチ幅L2だけ隔てられている。
第2折り返し部3の上辺32(表紙形成部1の下辺20)には、屈曲部41が設けられている。すなわち、屈曲部41と上辺32(表紙形成部1の下辺20)は一致している。また、第2マチ部8と第2本体部7の間には、屈曲部42が設けられている。すなわち、屈曲部42は第2本体部7と第2マチ部8の境界部分を構成している。
屈曲部41と屈曲部42は、距離L2だけ離間している。すなわち、第2マチ部8は、L2のマチ幅を有している。
マチ幅L2は、第1マチ部5のマチ幅L1よりも若干大きい。すなわち、マチ幅L2は、マチ付きファイル100を構成する素材の厚み分(肉厚分)だけマチ幅L1よりも大きい。
屈曲部42から下辺33までの長さは、第1折り返し部2の上辺28から下辺29までの長さと一致している。
屈曲部41,42は、第1本体部4の屈曲部21,22と同方向に折り曲げることができる。屈曲部41,42をそれぞれ直角に折り曲げると、第2本体部7(壁面)が表紙形成部1とマチ幅L2だけ離間して平行姿勢で対向する。
第2折り返し部3の右端の右側辺30には、所定の間隔を置いて2つの係合片9a,9bが設けられている。係合片9a,9bは、右側辺30から立ち上がった構造を呈している。すなわち、係合片9a,9bは、右側辺30から右方に突出した突出片である。係合片9aは、係合片9bよりも上辺32側にある。
図2に示す様に、係合片9a,9bは、立ち上がり方向における基端側の基端部34と、先端側の先端部35と、基端部34と先端部35の間の抜け防止部36を有している。すなわち、係合片9a,9bは、右側辺30から近い順に基端部34,抜け防止部36,先端部35を有している。基端部34は、係合片9a,9bの基部を構成しており、第2本体部7の右側辺30と一致している。係合片9a,9bは、基端部34で折り曲げることができる。先端部35は、係合片9a,9bの端辺を構成している。
抜け防止部36は、基端部34と先端部35の間に設けられた幅広の部位であり、係合片9a,9bの立ち上がり方向の中央付近に設けられた幅寸法(右側辺30に沿った方向の寸法)が最も大きい部位である。すなわち、抜け防止部36の幅寸法L6は、基端部34や先端部35の幅寸法よりも大きい。本実施形態では、先端部35の幅寸法が最も小さい。
また、係合片9a,9bは、図2に示す様に、抜け防止部36から先端部35に向かって、漸次幅寸法が減少している。
抜け防止部36の幅寸法L6は、第1本体部4の係合溝6a,6bの長さ(上部切欠部24の上端24aから下部切欠部25の下端25aまでの距離L5)と略一致している。
係合片9a,9bは、第2折り返し部3を屈曲部41,42で折り返した際に、屈曲部21,22で折り返した第1折り返し部2側の係合溝6b,6aと係合できる位置に設けられている。
第3折り返し部11は、図1に示す様に、表紙形成部1の左側辺18に設けられている。
第3折り返し部11は四角形状であり、右側辺37,左側辺38,上辺39,下辺40を有している。
右側辺37は、表紙形成部1の左側辺18と一致しており、屈曲部45を構成している。
左側辺38は、自由端の端辺である。
上辺39は、表紙形成部1の上辺19と同一直線上に配置されており、上辺19と連続している。
下辺40は、表紙形成部1の下辺20と同一直線上に配置されており、下辺20と連続している。
第3折り返し部11は、第2表紙形成部12(壁面)と第3マチ部13(収納部10の側面)を有している。
第3マチ部13は、第3折り返し部11の右端に設けられており、右側辺37を有している。すなわち、第3折り返し部11は、第3マチ部13で表紙形成部1と連続しており、表紙形成部1に片持ち状に支持されている。
第3マチ部13と第2表紙形成部12の間には、屈曲部46が設けられている。すなわち、屈曲部46は、第3マチ部13と第2表紙形成部12の境界を構成している。
屈曲部45と屈曲部46は、距離L3だけ離間している。第3マチ部13は、第3折り返し部11の右側辺37から長さL3の領域を占めている。すなわち、第3マチ部13は、L3のマチ幅を有している。
マチ幅L3は、マチ幅L2よりも若干大きい。すなわち、マチ幅L3は、マチ付きファイル100を構成する素材の肉厚分だけマチ幅L2よりも大きい。
屈曲部46から左側辺38までの長さは、表紙形成部1の右側辺17から左側辺18までの長さ(表紙形成部1の幅)と一致している。
屈曲部45,46は、第1本体部4の屈曲部21,22、及び第2本体部7の屈曲部41,42と同方向に折り曲げることができる。屈曲部45,46をそれぞれ直角に折り曲げると、第2表紙形成部12(壁面)が表紙形成部1とマチ幅L3だけ離間して平行姿勢で対向する。
次に、マチ付きファイル100の組立構造を説明する。
第1折り返し部2,第2折り返し部3,第3折り返し部11の順に説明する。
第1折り返し部2は、図4において矢印Bで示す方向に屈曲部21,22でそれぞれ直角に折り曲げられており、図5に示す様に、第1本体部4が表紙形成部1と対向している。すなわち、第1本体部4は、表紙形成部1と平行姿勢で対向している。
第1折り返し部2の第1マチ部5は、表紙形成部1に対して直交した壁面(側壁)を構成している。図6に示す様に、第1本体部4と第1マチ部5は直交しており、両者とも収納部10を仕切る壁面を構成している。
また、図6に示す様に、係合溝6a,6bの切欠片43,44が屈曲部22から切り立っている。すなわち、係合溝6a,6bの縁から切欠片43,44が起立し、係合溝6a,6bが若干開いている。
次に、第2折り返し部3は、図4において矢印Cで示す方向に屈曲部41,42でそれぞれ直角に折り曲げられており、図7に示す様に、第2本体部7が表紙形成部1と対向している。すなわち、第2本体部7は、表紙形成部1と平行姿勢で対向する壁面(側壁)を構成している。換言すると、第2本体部7は、表紙形成部1と共に、収納部10を仕切る壁面を構成している。
また、第2本体部7は、図10に示す様に、第1本体部4と面接触し密着している。
第2折り返し部3の第2マチ部8は、表紙形成部1に対して直交した壁面を構成している。第2マチ部8は、収納部10の底部(底壁)を構成している。
図7を参照すると、第2本体部7を正面視した際に、第2折り返し部3の右側辺30は、屈曲部22(第1折り返し部2の第1マチ部5と第1本体部4の境界)とほぼ重なるのがわかる。すなわち、第2本体部7を正面視すると、第2折り返し部3の右側辺30と、第1マチ部5と第1本体部4との境界部分はほぼ重なっている。
ここで、ほぼ重なるとは、第2本体部7側の係合片9a,9bと、第1折り返し部2側の係合溝6b,6aとが係合可能な状態を意味しており、両者が若干ずれている場合も含んでいる。すなわち、第2本体部7を正面視した際に、右側辺30に設けられた係合片9a,9bと、第1折り返し部2に設けられた係合溝6b,6aとが係合できる程度に、右側辺30と、第1マチ部5と第1本体部4との境界部分は接近している。具体的には、例えば、両者がマチ付きファイル100を構成する素材の厚み(肉厚)分程度ずれていても差し支えない。
第2折り返し部3の係合片9a,9b(図1〜図5)は、それぞれ基端部34(図2)で折り曲げられている。第2折り返し部3を折り返すと、図6に示す様に、係合片9a,9bが、それぞれ第1折り返し部2の係合溝6b,6aと対向する。
係合片9a,9bは、切欠片43,44(図2,図6)にガイドされて係合溝6b,6aに容易に導かれる。すなわち、係合溝6b,6aに対する係合片9a,9bの位置合わせは極めて容易である。
そして、図10に示す様に、係合片9a,9bは、係合溝6b,6aに挿入されて係合する。図10に示す様に、係合片9a,9bの抜け防止部36が、係合溝6b,6aの上部切欠部24の上端24aと下部切欠部25の下端25aを超えて第1折り返し部2を貫通し、係合溝6b,6aと係合している。
すなわち、係合片9a,9bの幅寸法L6の抜け防止部36が、距離L5の係合溝6b,6aの上端24aと下端25aの間を通過する。ここで、幅寸法L6と距離L5は略同じである。また、係合片9a、9bは、抜け防止部36から先端部35に向かって漸次幅が減少しており、さらに、抜け防止部36から基端部34に向かって漸次幅が減少している。すなわち、係合片9a,9bの幅寸法は、抜け防止部36で最大となっている。
そのため、係合片9a,9bは、係合溝6b,6aに係合し易く、且つ、係合溝6b,6aから不用意に抜けにくい。
最後に、第3折り返し部11が、図4において矢印Dで示す方向に屈曲部45,46でそれぞれ直角に折り曲げられており、図8に示す様に、第2表紙形成部12が表紙形成部1と対向している。すなわち、第2表紙形成部12は、表紙形成部1と平行姿勢で対向する壁面(側壁)を構成している。換言すると、第2表紙形成部12は、表紙形成部1と共に、収納部10を仕切る壁面を構成している。
第3マチ部13は、表紙形成部1に対して直交しており、収納部10の側面(側壁)を構成している。
第3折り返し部11は、固定されておらず、屈曲部45,46を中心に収納部10の開閉が可能である。
図8に示す様に、第3折り返し部11を閉じると、収納部10(内部空間)は、上方と、右側面の上半分だけが開放されており、その他は外部と仕切られて閉鎖されている。
また、図7に示す様に、第3折り返し部11を開くと、収納部10(内部空間)は、表紙形成部1,第1折り返し部2の第1マチ部5,第2折り返し部3によって仕切られるのみとなり、正面の上方部分と、左側面側が開放される。すなわち、第3折り返し部11を伸ばした状態において、収納部10の内部空間は、左側面と正面の上方部分が開放される。
マチ付きファイル100は、図7に示す開放状態で収納部10に被収納物を収納したり、収納した被収納物を取り出し易くなる。
また、図8に示す閉塞状態では、被収納物を保護し易くなる。
マチ付きファイル100は、図11に示す様に、第1折り返し部2(係合溝6a,6b)と第2折り返し部3(係合片9b,9a)の係合部分が、収納部10の側面を構成する第1マチ部5部分に配置される。そのため、マチ付きファイル100に書類等の被収納物50を入れる際に、被収納物50がこの係合部分に引っ掛かりにくく、入れ易い。すなわち、マチ付きファイル100の当該係合部分は、収納される被収納物50の側方(端)にあり、被収納物50が収納部10に収納される際に、当該係合部に接触する可能性は極めて低い。
マチ付きファイル100に被収納物50を収納する際には、図7に示す様に、通常は第3折り返し部11を開いて収納する。そのため、収納部10の開放された左側方から被収納物50を収納することができる。
そのため、被収納物50を敢えて収納部10の右側方(第1マチ部5側)に偏らせて収納する必要がなく、被収納物50が第1折り返し部2(係合溝6a,6b)と第2折り返し部3(係合片9b,9a)の係合部分に接触して引っ掛かることがなく、円滑に被収納物50を出し入れすることができる。
さらに説明すると、第1折り返し部2の第1本体部4の右側辺26が収納部10の中央よりの部分において、被収納物の収納方向にのびている。しかし、第1本体部4は、第2折り返し部3の第2本体部7の内側面に接触(密着)している。そのため、被収納物が第1本体部4の右側辺26に引っ掛かる可能性は極めて低い。
図3,図9に示す第3マチ部13には、当該マチ付きファイル100に収納されている被収納物に関する情報を記載することができる。すなわち、第3マチ部13は、マチ付きファイル100の背表紙を構成しており、被収納物に関する情報を記載することにより、マチ付きファイル100を開くことなく中身(被収納物)を認識することができる。
すなわち、図12に示す様に、複数のマチ付きファイル100を重ねると、各マチ付きファイル100の背表紙の位置に相当する第3マチ部13が一面に揃う。そして、図12に示す例では、各府県毎に被収納物を分類し、各マチ付きファイル100に収納し保管することができる。
その結果、各マチ付きファイル100に収納されている被収納物の種類や内容を容易に識別することができる。
1 表紙形成部
2 第1折り返し部
3 第2折り返し部
4 第1本体部
5 第1マチ部
6a,6b 係合溝
7 第2本体部
8 第2マチ部
9a,9b 係合片
10 収納部
11 第3折り返し部
12 第2表紙形成部
13 第3マチ部
34 係合片の基端部
35 係合片の先端部
36 係合片の抜け防止部
上記した課題を解決するための請求項1に記載の考案は、本状又は紙状の被収納物を収納可能な収納部を備えたマチ付きファイルにおいて、四角形状の表紙形成部と、表紙形成部の側辺から折り返した第1折り返し部と、前記表紙形成部の底辺から第1折り返し部と重なる方向に折り返した第2折り返し部を有し、前記収納部は、前記第1折り返し部と第2折り返し部によって壁面が形成されるものであり、前記第1折り返し部は、係合溝を有し、前記第2折り返し部は、その側辺から立ち上がった係合片を有し、前記係合片が前記係合溝に挿入されていることを特徴とするマチ付きファイルである。
請求項2に記載の考案は、本状又は紙状の被収納物を収納可能な収納部を備えたマチ付きファイルにおいて、四角形状の表紙形成部と、表紙形成部の側辺から折り返した第1折り返し部と、前記表紙形成部の底辺から第1折り返し部と重なる方向に折り返した第2折り返し部を有し、前記収納部は、前記第1折り返し部と第2折り返し部によって壁面が形成されるものであり、前記第1折り返し部は、前記表紙形成部と対面する第1本体部と、前記第1本体部と表紙形成部を接続する第1マチ部を有し、前記第1マチ部は、前記第1本体部との境界部分に係合溝を有し、前記第2折り返し部は、前記第1本体部に面接触する第2本体部と、前記第2本体部と表紙形成部を接続する第2マチ部を有し、前記第2マチ部は、前記収納部の底部を形成しており、前記第2本体部は、その側辺から立ち上がった係合片を有し、前記係合片が前記係合溝に挿入されており、前記第2本体部を正面視したときに、前記第2本体部の側辺と、前記第1マチ部と前記第1本体部との境界部分がほぼ重なっていることを特徴とするマチ付きファイルである。
本考案の構成によれば、表紙形成部の側辺から折り返した第1折り返し部が係合溝を有し、表紙形成部の底辺から折り返した第2折り返し部が、その側辺から立ち上がった係合片を有しており、係合片が係合溝に挿入されているので、表紙形成部と連続した第1折り返し部と第2折り返し部が係合して収納部を構成することができる。
係合片は、第2折り返し部の側片から立ち上がって構成されているので、第2折り返し部が形成する壁面の強度を良好に保つことができる。そのため、被収納物を良好に収納することができる。
本考案の構成によれば、表紙形成部の側辺から折り返した第1折り返し部があり、第1折り返し部は、表紙形成部と対面する第1本体部と、前記第1本体部と表紙形成部を接続する第1マチ部を有しているので、第1マチ部は収納部の側壁を構成することができる。
また、表紙形成部の底辺から第1折り返し部と重なる方向に折り返した第2折り返し部を有し、第2折り返し部は、第1本体部に面接触する第2本体部と、第2本体部と表紙形成部を接続する第2マチ部を有し、第2マチ部は、前記収納部の底部を形成している。
そのため、第1マチ部と第2マチ部で収納部の側部と底部を構成することができ、被収納物を良好に収納することができる。
第1マチ部が、第1本体部との境界部分に係合溝を有し、第2本体部が、その側辺から立ち上がった係合片を有し、係合片が係合溝に挿入されているので、第1本体部及び第2本体部が形成する壁面上に、係合片と係合溝の結合部分が配置されない。すなわち、第2本体部を正面視したときに、第2本体部の側辺と、第1マチ部と第1本体部との境界部分がほぼ重なっているので、係合片と係合溝の結合部分は、第1本体部及び第2本体部が形成する壁面の縁部分に配置されている。そのため、本考案のマチ付きファイルでは、収納部に被収納物を収容する際に、被収納物が係合片と係合溝の結合部分に引っ掛かりにくく、円滑に収容することができる。同様に、収納部から被収納物を取り出す際も、円滑に取り出すことができる。
ここで、第2本体部の側辺と、第1マチ部と第1本体部との境界部分がほぼ重なっているとは、係合溝と係合片とが係合可能に接近していることを意味しており、正面視して両者が若干ずれている場合も含んでいる。
本考案に係るマチ付きファイルは、使用する際には、第1折り返し部と第2折り返し部を折り返し、係合片と係合溝を係合するだけで容易に被収納物を収納可能な収納部を形成することができる。

Claims (8)

  1. 本状又は紙状の被収納物を収納可能な収納部を備えたマチ付きファイルにおいて、
    四角形状の表紙形成部と、表紙形成部の側辺から折り返した第1折り返し部と、前記表紙形成部の底辺から第1折り返し部と同一方向に折り返した第2折り返し部を有し、
    前記収納部は、前記第1折り返し部と第2折り返し部によって壁面が形成されるものであり、
    前記第1折り返し部は、係合溝を有し、
    前記第2折り返し部は、その側辺から立ち上がった係合片を有し、
    前記係合片が前記係合溝に挿入されていることを特徴とするマチ付きファイル。
  2. 本状又は紙状の被収納物を収納可能な収納部を備えたマチ付きファイルにおいて、
    四角形状の表紙形成部と、表紙形成部の側辺から折り返した第1折り返し部と、前記表紙形成部の底辺から第1折り返し部と同一方向に折り返した第2折り返し部を有し、
    前記収納部は、前記第1折り返し部と第2折り返し部によって壁面が形成されるものであり、
    前記第1折り返し部は、前記表紙形成部と対面する第1本体部と、前記第1本体部と表紙形成部を接続する第1マチ部を有し、
    前記第1マチ部は、前記第1本体部との境界部分に係合溝を有し、
    前記第2折り返し部は、前記第1本体部に面接触する第2本体部と、前記第2本体部と表紙形成部を接続する第2マチ部を有し、
    前記第2マチ部は、前記収納部の底部を形成しており、
    前記第2本体部は、その側辺から立ち上がった係合片を有し、前記係合片が前記係合溝に挿入されており、
    前記第2本体部を正面視したときに、前記第2本体部の側辺と、前記第1マチ部と前記第1本体部との境界部分がほぼ重なっていることを特徴とするマチ付きファイル。
  3. 前記表紙形成部の側辺から折り返し可能な第3折り返し部を有し、
    前記第3折り返し部は、第2表紙形成部と、前記表紙形成部と前記第2表紙形成部を接続する第3マチ部を有し、
    前記第3マチ部は、前記表紙形成部に片持ち状に支持されており、
    第3折り返し部を折り返した状態において、前記第3マチ部は、前記収納部の側面を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のマチ付きファイル。
  4. 第3折り返し部を伸ばした状態において、前記収納部の内部空間は、その側面が開放されていることを特徴とする請求項3に記載のマチ付きファイル。
  5. 前記第3マチ部は、前記被収納物に関する情報を記載可能であることを特徴とする請求項3又は4に記載のマチ付きファイル。
  6. 前記収納部の内部空間は、上方に向けて開放されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のマチ付きファイル。
  7. 前記係合片は、立ち上がり方向における基端部と先端部間に、前記基端部の幅及び前記先端部の幅よりも大きな幅をもつ抜け防止部を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のマチ付きファイル。
  8. 前記係合片は、前記抜け防止部から先端部に向かって漸次幅が減少していることを特徴とする請求項7に記載のマチ付きファイル。
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