JP3202516B2 - 光結合器取り付け構造 - Google Patents

光結合器取り付け構造

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JP3202516B2
JP3202516B2 JP00406895A JP406895A JP3202516B2 JP 3202516 B2 JP3202516 B2 JP 3202516B2 JP 00406895 A JP00406895 A JP 00406895A JP 406895 A JP406895 A JP 406895A JP 3202516 B2 JP3202516 B2 JP 3202516B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信装置に用いられ
る光結合器を取り付けパネルに取り付けるための構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の光結合器取り付け構造を示
す斜視図、図5は図4における要部断面図、図6は図5
の要部を矢印A方向から見た図である 図において1は光結合器で、この光結合器1は図5及び
図6に示した2〜9の構成要素によって構成されてい
る。
【0003】すなわち、2は光電変換素子で、電気信号
を光信号に変換して出力する半導体レーザ素子等の発光
素子、あるいは光信号を電気信号に変換して出力するフ
ォトダイオード等の受光素子である。3はこの光電変換
素子2が搭載された金属製のヘッダである。4は前記ヘ
ッダ3上に抵抗溶接等により固定されたキャップで、内
部に不活性ガスを注入することにより光電変換素子2の
酸化防止が図られており、このキャップ4は、前記光電
変換素子2との対向面に透明板で封止された光透過用窓
を有している。
【0004】5は集光レンズで、ここではボールレンズ
を示しているが、ロッドレンズや非球面レンズ等も用い
られる。6は集光レンズ5を収納保持した筒状のレンズ
ホルダーで、このレンズホルダー6は前記光電変換素子
2と集光レンズ5との光軸調整が行われた後、一端がY
AGレーザ等によるスポット溶接あるいは接着によって
キャップ3に固定されている。
【0005】7は光ファイバーで、その一端は金属製の
フェルール8を介して同じく金属製のスリーブ9に固定
保持されおり、このスリーブ9の一端はレンズホルダー
6の他端にスポット溶接や半田付けあるいは接着によっ
て固定されている。10は前記構成による光結合器1の
キャップ4の外周面に嵌合固定された取り付け板で、1
1は取り付けネジである。
【0006】12は光電変換素子2のドライバICやプ
リアンプ等の電子回路を収納した筐体、13はこの筐体
1の一部として形成された取り付けパネルで、この取り
付けパネル13には上端を開放した切り欠き部14が設
けられている。この構成において、光結合器1のヘッダ
3の端子部3aが切り欠き部14の位置から筐体1内に
突出するように取り付け板10が取り付けパネル13の
外面に押し当てられ、取り付け板10に設けた透孔に取
り付けネジ11を通して取り付けパネル13に設けられ
たネジ孔に螺合締結することにより、光結合器1は取り
付けパネル12に取り付けられる。
【0007】取り付け後、光結合器1のヘッダ3の端子
部3aは筐体内に設けられている電子回路に接続され
る。そして、光結合器1の光電変換素子2が半導体レー
ザ素子等の発光素子であれば、送信回路としての電子回
路からヘッダ3の端子3aを介して与えられる電気信号
を光電変換素子2により光信号に変換し、集光レンズ5
を介して光ファイバー7に入射させて伝搬させる。
【0008】また、前記光電変換素子2がフォトダイオ
ード等の受光素子であれば、図示しない装置から光ファ
イバー7を伝搬してきた光を集光レンズ5を介して光電
変換素子2で受光し、電気信号に変換してヘッダ3の端
子3aを介して受信回路としての電子回路に出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光結合器取り付け構造は、取り付けネジを用い
るために部品点数が多くなると共にネジ締めの工数もか
かるという問題があり、また光ファイバーがフェルール
の端部近傍で集中的に曲げ応力を受けることにより断線
するという問題もある。
【0010】
【課題を解決するための手段】これらの問題を解決する
ため、本発明は、ヘッダに搭載されかつキャップが施さ
れた光電変換素子と金属製のフェルールに保持した光フ
ァイバーとを集光レンズを介して光学的に結合させるこ
とにより構成される光結合器を、取り付けパネルに設け
られた切り欠き部の位置に取り付ける光結合器取り付け
構造において、弾性体から成る取り付け具を前記光結合
器のヘッダからフェルールの端部近傍の光ファイバーま
での部分を覆うように取り付けて、自身の弾力性により
両端部内面をヘッダ及びキャップの部分とフェルール及
びこのフェルールの端部近傍の光ファイバーに密着させ
ると共に、この取り付け具に前記取り付けパネルの切り
欠部の縁部の厚さにより幅の狭い取り付け溝を設け、前
記取り付け具を前記切り欠き部に挿入して、前記取り付
け溝を前記切り欠き部に嵌合させて前記光結合器を前記
取り付けパネルに取り付けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】このような構成を有する本発明は、光結合器を
覆っている取り付け具を取り付けパネルの切り欠き部に
挿入して、取り付け具に設けられている取り付け溝を前
記切り欠き部の縁部に嵌合させることにより光結合器を
取り付けパネルに取り付けることができるので、ネジ締
めによる手間を欠けることなく容易に取り付けを行うこ
とができ、しかも取り付け具の弾力性を利用して取り付
け溝を切り欠き部の縁部に嵌合させるため、取り付け溝
と取り付けパネルの板厚に高い加工精度が要求されるこ
とがなく、安価に製造可能となる。
【0012】また、取り付け具は光結合器のヘッダから
フェルールの端部近傍の光ファイバーまでの部分を覆う
ように取り付けられるため、光ファイバーがフェルール
の端部近傍で集中的に曲げ応力を受けることによる断線
も防止することができ、保護チューブ等を設ける必要が
ないので、部品点数の削減が図れる。
【0013】
【実施例】以下に図面を参照して実施例を説明する。図
1は本発明による光結合器取り付け構造の一実施例を示
す斜視図、図2は同実施例の要部断面図、図2は同実施
例の要部平面図である。図において1は光結合器、2は
光電変換素子、3はヘッダ、4はキャップ、5は集光レ
ンズ、6はレンズホルダー、7は光ファイバー、8はフ
ェルール、9はスリーブ、12は筐体、13は取り付け
パネル、14は切り欠き部であり、これらは従来のもの
に相当し、同様に構成されている同一の符号で示してい
る。
【0014】15は本実施例で使用する弾性体から成る
取り付け具で、弾性体としては、シリコンゴム、あるい
はNBR70%とPVC30%の混合率のゴム等が用い
られる。この取り付け具15は光結合器1全体の外部形
状より少し小さめの内部形状を有していて、自身の材質
による弾力性により光結合器1のヘッダ3からフェルー
ル8の端分近傍で露出している光ファイバーの一部まで
覆えるようにものとなっており、ヘッダ3側の部分は方
形に形成されていて、その方形部の外周面両側に取り付
けパネル13の切り欠部14の縁部の厚さにより幅の狭
い一対の取り付け溝16が平行に設けられている。
【0015】尚、前記ヘッダ3側の部分は必ずしも方形
に形成する必要はなく、円筒状に形成して、その円周上
に取り付け溝を形成してもよい。また、本発明では、取
り付け具15は弾力性を有するシリコンゴム等により形
成されているので、その内部形状は光結合器1全体の外
部形状に適合する形状でなくてもよく、特にヘッダ3及
びキャップ4の部分とフェルール8及びこのフェルール
8の端部近傍の光ファイバー7に内面が密着する形状で
あればよい。
【0016】この構成は、取り付け具15を光結合器1
のヘッダ3からフェルール8の端部近傍の光ファイバー
7までの部分覆うように取り付けると、この取り付け具
19の両端つまりヘッダ3及び光ファイバー7の部分の
内面がヘッダ3及びキャップ4の部分とフェルール8及
びこのフェルール8の端部近傍の光ファイバー7に内面
が密着する。
【0017】この状態で、光結合器1のヘッダ3の端子
部3aが切り欠き部14の位置から筐体1内に突出する
向きにして、取り付け具15を取り付けパネル13の上
方から切り欠き部14に押し込んで取り付け溝16を切
り欠部14の縁部に嵌合させると、この取り付け具15
の弾力性により切り欠部14の縁部が取り付け溝16の
前後の部分で挟み付けられ、これにより光結合器1が取
り付けパネル12に取り付けられる。
【0018】取り付け後、光結合器1のヘッダ3の端子
部3aは筐体12内に設けられている電子回路に接続さ
れ、光電変換により送受信が行われることは従来例と同
様であるが、本実施例では、取り付け具15の内面がヘ
ッダ3及びキャップ4の部分とフェルール8及びこのフ
ェルール8の端部近傍の光ファイバー7に内面が密着し
ているので、ヘッダ3及びキャップ4側では光結合器1
が確実に保持され、されに光ファイバー7側では、フェ
ルール8の端部近傍での光ファイバー7の集中的に曲げ
応力が緩和される。
【0019】尚、上述した実施例では、筐体12の一部
として形成された取り付けパネル13に光結合器1を取
り付ける場合に付いて説明したが、独立した取り付けパ
ネルに光結合器1を取り付ける場合にも適用可能である
ことは無論である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、弾性体か
ら成る取り付け具を光結合器のヘッダからフェルールの
端部近傍の光ファイバーまでの部分を覆うように取り付
けて、自身の弾力性により両端部内面をヘッダ及びキャ
ップの部分とフェルール及びこのフェルールの端部近傍
の光ファイバーに密着させる共に、この取り付け具に取
り付けパネルの切り欠部の縁部の厚さにより幅の狭い取
り付け溝を設け、前記取り付け具を前記切り欠き部に挿
入して、前記取り付け溝を前記切り欠き部の縁部に嵌合
させて前記光結合器を前記取り付けパネルに取り付けた
ものとしている。
【0021】従ってこれによれば、光結合器を覆ってい
る取り付け具を取り付けパネルの切り欠き部に挿入し
て、取り付け具に設けられている取り付け溝を前記切り
欠き部の縁部に嵌合させることにより光結合器を取り付
けパネルに取り付けることができるので、ネジ締めによ
る手間を欠けることなく容易に取り付けを行うことがで
き、しかも取り付け具の弾力性を利用して取り付け溝を
切り欠き部の縁部に嵌合させるため、取り付け溝と取り
付けパネルの板厚に高い加工精度が要求されることがな
く、安価に製造可能となるという効果が得られる。
【0022】また、取り付け具は光結合器のヘッダから
フェルールの端部近傍の光ファイバーまでの部分を覆う
ように取り付けられるため、光ファイバーがフェルール
の端部近傍で集中的に曲げ応力を受けることによる断線
も防止することができ、保護チューブ等を設ける必要が
ないので、部品点数の削減が図れるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の実施例の要部断面図である。
【図3】図1の実施例の要部平面図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【図5】図4の要部断面図である。
【図6】図5のA矢視図である。
【符号の説明】
1 光結合器 2 光電変換素子 3 ヘッダ 4 キャップ 5 集光レンズ 6 レンズホルダー 7 光ファイバー 8 フェルール 9 スリーブ 13 取り付けパネル 10 フェルール 14 切り欠き部 15 取り付け具 16 取り付け溝
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−350113(JP,A) 特開 平7−218776(JP,A) 特開 平6−90024(JP,A) 特開 平8−97447(JP,A) 特開 平4−51104(JP,A) 特開 平7−56057(JP,A) 実開 平4−50806(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/42 - 6/43

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッダに搭載されかつキャップが施され
    た光電変換素子と金属製のフェルールに保持した光ファ
    イバーとを集光レンズを介して光学的に結合させること
    により構成される光結合器を、取り付けパネルに設けら
    れた切り欠き部の位置に取り付ける光結合器取り付け構
    造において、 弾性体から成る取り付け具を前記光結合器のヘッダから
    フェルールの端部近傍の光ファイバーまでの部分を覆う
    ように取り付けて、自身の弾力性により両端部内面をヘ
    ッダ及びキャップの部分とフェルール及びこのフェルー
    ルの端部近傍の光ファイバーに密着させると共に、この
    取り付け具に前記取り付けパネルの切り欠部の縁部の厚
    さにより幅の狭い取り付け溝を設け、 前記取り付け具を前記切り欠き部に挿入して、前記取り
    付け溝を前記切り欠き部に嵌合させて前記光結合器を前
    記取り付けパネルに取り付けたことを特徴とする光結合
    器取り付け構造。
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