JP3202433U - 全被覆式保護ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で使用に便利・快適であり、電子機器の損傷防止機能と美観に優れた全被覆式保護ケースを提供すること。【解決手段】前面カバー10と背面カバー20を閉じ合わせて電子機器100を収容するための収容空間を形成し、背面カバー20が電子機器100の背面に連接され、背面カバー20の内側面が凹陥されて放熱溝が形成され、放熱溝内に放熱片が設置され、収容空間内の電子機器100が放熱片に接触し、前面カバー10が電子機器100の正面に連接され、前面カバー10が電子機器100のタッチディスプレイ103に正対する透明のウィンドウ部13を備え、収容空間は、電子機器100の側面ポート104に対応する接続用開口部と、ボタン用開口部を備え、電子機器100の側面ボタン105がボタン用開口部に挿通されて突出される。【選択図】図2

Description

本考案は、電子機器を保護する全被覆式保護ケースに関する。
科学技術の目覚しい発展と、人々のより高い生活レベルの追求に伴い、多くの電子製品が生まれ、かつ電子製品に最大の使用性能を発揮させると同時に、携帯の便利さと手に持ったときの操作しやすさも電子製品が追求を続ける目標となっている。
現在、ハンドヘルド式電子機器においてよく見受けられるものには携帯電話、PDA、携帯ゲーム機、タブレット等があるが、これらは基本的には電子処理装置に属し、組み合わせて用いる関連の電子入力装置として、薄型キーボード、タッチパネルまたはトラックボール等の装置がある。
電子処理装置と電子入力装置間は有線または無線の転送技術を採用することができる。よく見受けられる有線転送技術には、USBまたはPS2転送ケーブルを使用したデータ入力方式がある。無線転送技術は、無線周波数(RF)またはBluetooth(登録商標)モジュールを利用して電子処理装置と無線通信およびデータ転送作業を行っている。
従来のハンドヘルド式電子機器は精密装置に属するため、不適切な衝撃を許容できない。このため、ハンドヘルド式電子機器を携帯および使用するときは充分に気をつける必要があり、これらハンドヘルド式電子機器をよりしっかりと保護し、携帯電話やタブレットなどに傷がつかないようにするために、市場には組み合わせて使用する保護ケースが出回っている。
これらの保護ケースは、その構造タイプの違いに基づいて大きく2タイプに分けることができる。第1のタイプは保護ケースが収容空間を備えた底カバーのみで構成されているものであり、第2のタイプは保護ケースが収容空間を備えた底カバーと回動可能な前カバーで構成されるものである。これら2タイプの保護ケースはいずれも電子機器に一定の保護効果をもたらすことができるが、一方でこれら2タイプの保護ケースには応用において次のような欠陥がある。
(1)第1のタイプの保護ケースは、電子機器を底カバーの収容空間内に嵌め込むだけであるため、電子機器の背面及び側面が被覆・保護されるのみであり、そのタッチディスプレイは完全に外部に露出されており、いかなる保護も施されていない。周知のとおり、タッチディスプレイは電子機器であり、特にタッチディスプレイを装備した電子機器の操作と情報確認のための中核部材であるが、同時に汚れや傷がつきやすく、ぶつけると破損しやすい部材であるため、タッチディスプレイはユーザーが重点的に保護したい重要部材であるにも関わらず、第1のタイプの保護ケースはタッチディスプレイに対していかなる保護も提供されていない。このため、第1のタイプの保護ケースはユーザーのタッチディスプレイ保護に対するニーズを満たすことができず、幅広い電子機器のユーザーにより現在淘汰されつつある。
(2)第2のタイプの保護ケースは、使用時に、まず電子機器を底カバーの収容空間内に嵌め込み、その後前カバーを翻転させて電子機器のタッチディスプレイ上に閉じ合わせる。このタイプの保護カバーは、幅広い携帯電話ユーザーのタッチディスプレイ保護に対するニーズを一定程度満たしているが、このタイプの保護カバーを装着した電子機器は、電子機器を操作するときと、タッチディスプレイの表示メッセージを確認するときに、毎回先に前カバーを翻転させなければタッチディスプレイに対して直接操作と確認を行うことができず、その操作過程に手間がかかり、ユーザーの製品使用に対する快適性が低下している。
(3)上述の2タイプの保護ケースの構造と製造工程はいずれも比較的複雑であり、かつ電子機器に装着したとき、電子機器全体の輪郭的美観が大きな影響を受け、現代人が最も求めている簡潔な審美ニーズに適さないため、徐々に広範な電子機器ユーザーに淘汰されつつある。同時に、ユーザーは、これらスマートフォンなどのスマート化された電子機器と従来の携帯電話の耐落下性には本質的な違いがあり、従来の携帯電話のほうが明らかにスマートフォンより耐落下性に優れていることをはっきりと認識しているが、現在の社会環境において、人々はその耐落下性をそれほど気にして強調することはなくなり、最も求めているのはスマート化された機能とデザインの美しさであるため、多くの人々がスマートフォンで従来の携帯電話を代替している。スマートフォンを選択したユーザーは、使用時にできる限り落下を回避することを意識しており、かつその外観の美しさと本来の姿を保ちたいと考えているため、選択する保護ケースも電子機器に傷がつかないように保護するとともに、その本来のデザイン美を保つことに重点を置く傾向がある。
(4)タッチディスプレイ類の電子機器は使用時に大量の熱を発生するため、放熱問題に特に注意する必要があり、発生した熱を速やかに排除することで、電子機器の動作をより円滑にするとともに、その使用寿命を延長することができるが、上述の2タイプの保護ケースの構造は複雑すぎ、厚みも比較的厚いため、電子機器の使用時に放熱不良を引き起こしやすい。
本考案が解決しようとする課題は、上述の問題を解決し、構造が簡単で使用に便利・快適であり、電子機器の損傷防止機能と美観に優れた全被覆式保護ケースを提供することにある。
本考案は、電子機器の外側を被覆して保護する全被覆式保護ケースに関し、前面カバーと背面カバーを含み、前記前面カバーと前記背面カバーを相互に閉じ合わせて中空構造を形成し、前記中空構造が前記電子機器を収容するための収容空間を形成し、前記背面カバーが前記電子機器の背面に連接され、前記背面カバーの内側面が凹陥されて放熱溝が形成され、前記放熱溝内に放熱片が設置され、前記収容空間内に収容された前記電子機器が前記放熱片に接触し、前記前面カバーが前記電子機器の正面に連接され、前記前面カバーが前記電子機器の正面のタッチディスプレイに正対するウィンドウ部を備え、前記ウィンドウ部が透明の構造であり、前記収容空間が前記電子機器の側面ポートに対応する接続用開口部を備え、前記収容空間にさらにボタン用開口部が開設され、前記電子機器の側面ボタンが前記ボタン用開口部に挿通されて突出される。
好ましくは、前記前面カバーに第1粘着層が設けられ、前記前面カバーが前記第1粘着層により前記電子機器の正面に連結される。
好ましくは、前記背面カバーに第2粘着層が設けられ、前記背面カバーが前記第2粘着層により前記電子機器の背面に連結される。
好ましくは、前記前面カバーと前記背面カバーがいずれも薄板状の構造である。
好ましくは、前記接続用開口部が前記前面カバーまたは前記背面カバーに開設される。
好ましくは、前記ボタン用開口部が前記前面カバーまたは前記背面カバーに開設される。
好ましくは、前記前面カバーの辺縁に前接続用切欠部が開設され、前記背面カバーの辺縁に背面接続用切欠部が開設され、前記前接続用切欠部と前記背面接続用切欠部を相互に閉じ合わせて前記接続用開口部が形成される。
好ましくは、前記前面カバーの辺縁に前ボタン用切欠部が開設され、前記背面カバーの辺縁に背面ボタン用切欠部が開設され、前記前ボタン用切欠部と前記背面ボタン用切欠部を相互に閉じ合わせて前記ボタン用開口部が形成される。
好ましくは、放熱金属片を含み、前記放熱金属片が前記放熱溝内に設置され、かつ辺縁が前記背面カバー中に嵌入され、前記放熱片が前記放熱金属片上に付着される。
好ましくは、前記放熱片が、熱伝導層、熱伝導担体層、放熱層を含み、前記熱伝導層と放熱層が前記熱伝導担体層の両面にそれぞれ相対して設置され、前記放熱層が前記放熱金属片上に付着され、前記熱伝導層と前記電子機器が接触して熱エネルギーが前記熱伝導担体層内に伝導され、前記熱伝導担体層が前記放熱層を介して熱を前記放熱金属片に伝導し、空気中に放出させる。
本考案によれば、前面カバーと背面カバーが収容空間内に収容された電子機器を全面的に被覆すると同時に、電子機器のすべての機能性ボタン及び接続ポートがいずれも外部に露出され、直接使用できる状態に保たれるとともに、電子機器全体に対する損傷防止機能と、電子機器そのものが持つ輪郭の美観が保障される。
また、透明なウィンドウ部により電子機器のタッチディスプレイの損傷を効果的に防止し、幅広いユーザーのタッチディスプレイに対する保護のニーズを満たすことができ、かつ、ウィンドウ部を介して、電子機器の操作とタッチディスプレイの表示メッセージの確認ができ、ケースを設置していない裸の端末(即ち、出荷時の本来の製品状態)とまったく同じように操作できるため、操作が簡単で、便利かつ快適に使用することができる。
本考案の実施例を示す全被覆式保護ケースの使用時における斜視図である。 本考案の実施例を示す全被覆式保護ケース及び電子機器の分解斜視図である。 本考案の実施例に係る前面カバーの平面図である。 本考案の実施例に係る背面カバーの平面図である。 本考案の実施例に係る背面カバー、放熱片、放熱金属片の断面図である。 本考案の実施例に係る放熱片と放熱金属片の断面図である。 本考案の他の実施例を示す全被覆式保護ケースの分解斜視図である。
以下、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。図中、同一符号は同じ部材を表す。
図1と図2に示すように、本考案の全被覆式保護ケースは、電子機器100の外側を被覆して保護するものであり、前面カバー10と背面カバー20を含み、前面カバー10と背面カバー20を相互に閉じ合わせて中空構造を形成し、前記中空構造が電子機器100を収容するための収容空間30を形成する。
背面カバー20は、内側面21が電子機器100の背面102に連接される。背面カバー20の内側面21は嵌合、粘着、リベット留め等の方法で電子機器100の背面102に連結することができる。背面カバー20の外側面22は外部に露出される。
前面カバー10は内側面12が前記電子機器100の正面101に連接される。同様に、前面カバー10の内側面12は嵌合、粘着、リベット留め等の方法で電子機器100の正面101上に連結することができる。前面カバーの外側面11は外部に露出される。
前面カバー10は、電子機器100の正面101のタッチディスプレイ103に正対するウィンドウ部13を備える。ウィンドウ部13は透明の構造であり、具体的に、ウィンドウ部13はガラス材質またはpp材質あるいはPVC材質またはPET材質あるいはARM材質等とすることができる。また、ウィンドウ部13のユーザー側を向いた一面はさらに傷防止層または砂研磨層あるいは二者の結合層を備える。
収容空間30は、電子機器100の側面ポート104に対応する接続用開口部31を備える。収容空間30にはさらにボタン用開口部32が開設され、電子機器100の側面ボタン105がボタン用開口部32に挿通されて突出される。
前面カバー10と背面カバー20が収容空間30内に収容された電子機器100に対して全面的な被覆を行い、かつ電子機器100のすべての機能性ボタン105(例:音量調節ボタン、スイッチボタンなど)とポート104(例:充電ポート、イヤホンポートなど)がいずれも外部に露出され、直接使用できる状態に保たれるとともに、電子機器100全体に対する傷の防止と、電子機器100全体の完全性、簡潔な電子機器100そのものが持つ輪郭の美観が保障される。
以下、図3から図6を参照しながら本考案の全被覆式保護ケースについてより詳細に説明する。
図3に示すように、好ましくは、前面カバー10に第1粘着層14が設けられる。具体的に、第1粘着層14は前面カバー10の内側面12に設置され、前面カバー10は第1粘着層14により電子機器100の正面101に連結される。より具体的に、第一粘着層14はストリップ状の構造であり、かつ前面カバー10の辺縁を囲むように設置されるか、間隔をあけながら前面カバー10の辺縁を囲むように設置される。
図4に示すように、好ましくは、背面カバー20に第2粘着層23が設けられる。具体的に、第2粘着層23は背面カバー20の内側面21に設置され、背面カバー20は第2粘着層23により電子機器100の背面102に連結される。より具体的に、第2粘着層23はストリップ状の構造であり、かつ背面カバー20の辺縁を囲むように設置されるか、間隔をあけながら背面カバー20の辺縁を囲むように設置される。
好ましくは、前面カバー10と背面カバー20はいずれも薄板状の構造である。薄板状構造を採用した前面カバー10と背面カバー20は電子機器100に傷がつかないよう効果的に保護することができ、使用時の利便性と快適性が確保されるとともに、美観が保たれる。具体的に、背面カバー20は薄板状の本革または人造皮革とすることができ、この人造皮革は主にPVC材質またはPU材質とする。より具体的に、背面カバー20の外側面22にはさらに装飾用の図案層を設けることができる。
好ましくは、接続用開口部31は前面カバー10または背面カバー20に開設される。即ち、独立した1つの接続用開口部31を完全に前面カバー10または背面カバー20に開設する。例えば、1つの充電ポート用の接続用開口部31を前面カバー10または背面カバー20に直接開設したり、充電ポート用を前面カバー10に開設し、イヤホン用を背面カバー20に開設したりすることができる。
好ましくは、ボタン用開口部32は前面カバー10または背面カバー20に開設される。即ち、独立した1つのボタン用開口部32を完全に前面カバー10または背面カバー20上に開設する。例えば、音量調節ボタンを挿通させるボタン用開口部32を前面カバー10または背面カバー20に直接開設したり、スイッチボタンを挿通させるボタン用開口部32を前面カバー10に開設し、音量調節ボタンを挿通させるボタン用開口部32を背面カバー20に開設したりすることができる。
図1から図3に示すように、好ましくは、前面カバー10の辺縁に前接続用切欠部31aを開設し、背面カバー20の辺縁に背面接続用切欠部31bを開設して、前接続用切欠部31aと背面接続用切欠部31bを相互に閉じ合わせて接続用開口部31を形成する。即ち、前面カバー10と背面カバー20を相互に閉じ合わせることで電子機器100に対する全面的な被覆を形成すると、自然に前接続用切欠部31aと背面接続用切欠部31bが相互に閉じ合わせられて必要な接続用開口部31が形成される。この巧妙な設計は製造が容易で、かつ効果的に各部位が適切に取り付けられているかを検証できる。
好ましくは、前面カバー10の辺縁に前ボタン用切欠部32aを開設し、背面カバー20の辺縁に背面ボタン用切欠部32bを開設して、前ボタン用切欠部32aと背面ボタン用切欠部32bを相互に閉じ合わせてボタン用開口部32を形成する。即ち、前面カバー10と背面カバー20を相互に閉じ合わせることで電子機器100に対する全面的な被覆を形成すると、自然に前ボタン用切欠部32aと背面ボタン用切欠部32bが相互に閉じ合わせられて必要なボタン用開口部32が形成される。この巧妙な設計は製造が容易で、かつ効果的に各部位が適切に取り付けられているかを検証できる。
図4に示すように、全被覆式保護ケースは放熱片40を含む。背面カバー20の内側面21が凹陥されて放熱溝210が形成され、放熱片40が放熱溝210内に設置される。電子機器100は、収容空間30内に収容されたとき放熱片40に接触し、背面カバー20に設置された放熱片40を介して、電子機器100の使用時に発生する熱を迅速に放出させ、本考案の全被覆式保護ケースを使用した電子機器100の動作速度及び使用寿命を効果的に向上させる。
図5に示すように、好ましくは、全被覆式保護ケースがさらに放熱金属片41を含む。放熱金属片41は放熱溝210内に設置され、かつ辺縁が背面カバー20中に嵌入され、放熱片40が放熱金属片41上に付着され、放熱金属片41により放熱性能をさらに向上させる。具体的に、背面カバー20が本革または人造皮革の場合、放熱片40と放熱金属片41はその内部に直接嵌置すればよい。
図6に示すように、好ましくは、放熱片40が、熱伝導層401、熱伝導担体層402、放熱層403を含む。
熱伝導層401と放熱層403は熱伝導担体層402の両側にそれぞれ相対して設置され、放熱層403が放熱金属片41上に付着される。そして、熱伝導層401と電子機器100が接触されて熱エネルギーが熱伝導担体層402内に迅速に伝導され、熱伝導担体層402が放熱層403を介して熱を放熱金属片41に伝導し、空気中に放出させる。
図1から図6に示すように、本考案の全被覆式保護ケースの前面カバー10と背面カバー20は相互に閉じ合わせて中空構造を形成しており、前記中空構造が電子機器100を収容するための収容空間30を形成し、収容空間30が電子機器100の側面ポート104に対応する接続用開口部31を備え、収容空間30にはさらにボタン用開口部32も設けられており、電子機器100の側面ボタン105がボタン用開口部32に挿通されて突出されるため、前面カバー10と背面カバー20が収容空間30内に収容された電子機器100を全面的に被覆すると同時に、電子機器100のすべての機能性ボタン105(例:音量調節ボタン、スイッチボタンなど)及び接続ポート104(例:充電ポート、イヤホンポートなど)がいずれも外部に露出され、直接使用できる状態に保たれるとともに、電子機器100全体に対する傷の防止と、電子機器100全体の完全性、簡潔な電子機器100そのものが持つ輪郭の美観が保障される。
また、前面カバー10が電子機器100の正面101のタッチディスプレイ103に正対する透明なウィンドウ部13を備えており、透明構造のウィンドウ部13により電子機器100のタッチディスプレイ103が傷つくのを効果的に防止し、幅広いユーザーのタッチディスプレイ103に対する保護のニーズを満たすことができ、かつ毎回電子機器100の操作とタッチディスプレイ103の表示メッセージの確認を行うとき、ウィンドウ部13を介して直接操作と確認ができ、ケースを設置していない裸の端末(即ち、出荷時の本来の製品状態)とまったく同じように操作できるため、操作が簡単で、便利かつ快適に使用することができる。
図7は本考案の他の実施例を示す。
全被覆式保護ケースは、電子機器100の外側を被覆して保護するものであり、前面カバー10と背面カバー20を含み、前面カバー10と背面カバー20を相互に閉じ合わせて中空構造を形成し、前記中空構造が電子機器100を収容するための収容空間30を形成する。
本実施例と上記図1〜図6に示す実施例との違いは、背面カバー20が一定の高さを備えた側壁を有し、前面カバー10が略平板状である点にある。前面カバー10が電子機器の正面101のタッチディスプレイ103に対応するウィンドウ部13を備え、背面カバー20の内側面21を電子機器100の背面に嵌着でき、同様に背面カバー20に電子機器100のポート104とボタン105に対応してそれらを外部に露出させる接続用開口部31とボタン用開口部32が設けられ、これにより操作の利便性と電子機器に対する全面的な被覆と保護を達成することができる。
10 前面カバー
100 電子機器
101 正面
102 背面
103 タッチディスプレイ
104 側面ポート
105 側面ボタン
11 外側面
12 内側面
13 ウィンドウ部
14 第1粘着層
20 背面カバー
21 内側面
210 放熱溝
22 外側面
23 第2粘着層
30 収容空間
31 接続用開口部
31a 前接続用切欠部
31b 背面接続用切欠部
32 ボタン用開口部
32a 前ボタン用切欠部
32b 背面ボタン用切欠部
40 放熱片
401 熱伝導層
402 熱伝導担体層
403 放熱層
41 放熱金属片

Claims (10)

  1. 電子機器の外側を被覆して保護する全被覆式保護ケースであって、前面カバーと背面カバーを含み、前記前面カバーと前記背面カバーを相互に閉じ合わせて中空構造を形成し、前記中空構造が前記電子機器を収容するための収容空間を形成し、前記背面カバーが前記電子機器の背面に連接され、前記背面カバーの内側面が凹陥されて放熱溝が形成され、前記放熱溝内に放熱片が設置され、前記収容空間内に収容された前記電子機器が前記放熱片に接触し、前記前面カバーが前記電子機器の正面に連接され、前記前面カバーが前記電子機器の正面のタッチディスプレイに正対するウィンドウ部を備え、前記ウィンドウ部が透明の構造であり、前記収容空間が前記電子機器の側面ポートに対応する接続用開口部を備え、前記収容空間にさらにボタン用開口部が開設され、前記電子機器の側面ボタンが前記ボタン用開口部に挿通されて突出されることを特徴とする、全被覆式保護ケース。
  2. 前記前面カバーに第1粘着層が設けられ、前記前面カバーが前記第1粘着層により前記電子機器の正面に連結されることを特徴とする、請求項1に記載の全被覆式保護ケース。
  3. 前記背面カバーに第2粘着層が設けられ、前記背面カバーが前記第2粘着層により前記電子機器の背面に連結されることを特徴とする、請求項1に記載の全被覆式保護ケース。
  4. 前記前面カバーと前記背面カバーがいずれも薄板状の構造であることを特徴とする、請求項1に記載の全被覆式保護ケース。
  5. 前記接続用開口部が前記前面カバーまたは前記背面カバーに開設されたことを特徴とする、請求項1に記載の全被覆式保護ケース。
  6. 前記ボタン用開口部が前記前面カバーまたは前記背面カバーに開設されたことを特徴とする、請求項1に記載の全被覆式保護ケース。
  7. 前記前面カバーの辺縁に前接続用切欠部が開設され、前記背面カバーの辺縁に背面接続用切欠部が開設され、前記前接続用切欠部と前記背面接続用切欠部を相互に閉じ合わせて前記接続用開口部が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の全被覆式保護ケース。
  8. 前記前面カバーの辺縁に前ボタン用切欠部が開設され、前記背面カバーの辺縁に背面ボタン用切欠部が開設され、前記前ボタン用切欠部と前記背面ボタン用切欠部を相互に閉じ合わせて前記ボタン用開口部が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の全被覆式保護ケース。
  9. 放熱金属片を含み、前記放熱金属片が前記放熱溝内に設置され、かつ辺縁が前記背面カバー中に嵌入され、前記放熱片が前記放熱金属片上に付着されることを特徴とする、請求項8に記載の全被覆式保護ケース。
  10. 前記放熱片が、熱伝導層、熱伝導担体層、放熱層を含み、前記熱伝導層と放熱層が前記熱伝導担体層の両面にそれぞれ相対して設置され、前記放熱層が前記放熱金属片上に付着され、前記熱伝導層と前記電子機器が接触して熱エネルギーが前記熱伝導担体層内に伝導され、前記熱伝導担体層が前記放熱層を介して熱を前記放熱金属片に伝導し、空気中に放出させることを特徴とする、請求項9に記載の全被覆式保護ケース。
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