JP3202430U - 搬送装置 - Google Patents

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圭太 高橋
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Abstract

【課題】搬送の安定性に優れる搬送装置を提供する。【解決手段】計量振分装置において、上流側コンベア(取込コンベア11/計量コンベア21)は、搬送方向に直交する幅方向に分離する第1搬送面(取込コンベア第1搬送面141/計量コンベア第1搬送面241)及び第2搬送面(取込コンベア第2搬送面142/計量コンベア第2搬送面242)を有する。下流側コンベア(計量コンベア21/振分コンベア31)は、幅方向に分離する第3搬送面(計量コンベア第1搬送面241/振分コンベア第1搬送面341)及び第4搬送面(計量コンベア第2搬送面242/振分コンベア第2搬送面342)を有する。支持ユニット50は、平面視において第1搬送面と第2搬送面の間から第3搬送面と第4搬送面の間にかけて配置され上流側コンベアから下流側コンベアに乗り移る物品1を支持する支持面を有する。【選択図】図5

Description

本考案は、複数のコンベアによって物品を搬送する搬送装置に関する。
従来、製品の製造ライン上に配置され、搬送経路の上流側から搬送されてくる物品を下流側へと送る搬送装置がある。例えば、特許文献1(特許第4118710号公報)には、平行に離間する複数の搬送面を有する搬送コンベアが複数繋げられることで物品の搬送経路を構成した搬送装置が開示されている。
ところで、複数の搬送コンベアが繋げられて物品の搬送経路が構成される場合には、隣接する搬送コンベアの搬送面同士を繋ぐ乗継部分が生じる。係る乗継部分においては、各搬送面が駆動することと関連して、隣接する搬送コンベアの搬送面同士が接触することを防止するためのスペースを形成する必要がある。すなわち、通常、搬送コンベア間の乗継部分においては、物品の搬送方向に対して交差する溝(スペース)が生じる。このため、隣接する搬送コンベア間において搬送される物品は、係る溝を乗り越えることで上流側の搬送コンベアから下流側の搬送コンベアに乗り移り、搬送経路の下流側へと搬送される。
しかし、物品によっては、その形状及び重量等に起因して係る溝をスムーズに乗り越えることが難しいものがあり、上流側の搬送コンベアによって搬送されてきた物品が下流側の搬送コンベアに円滑に乗り移れずに搬送経路の下流側へと適正に運搬されないケースが想定される。
特許文献1では、係るケースが生じることを抑制すべく、上流側と下流側とに隣接する搬送コンベア間において搬送面間の溝を埋める板状の支持部材を配置することによって、搬送コンベア間における物品の乗継ぎを円滑に行わせることが提案されている。
しかし、特許文献1においては、支持部材の上流側端部と搬送面との間に、搬送方向に対して交差する方向に延びる隙間が生じると想定される。このため、特許文献1によって物品を搬送する場合、搬送される物品の形状によっては、物品が搬送面から支持部材に乗り移る際に係る隙間に嵌る或いは引っ掛かることが考えられる。特に、搬送時の姿勢において搬送面側に向かって突出する突出部を有する物品を搬送する場合において、突出部の厚みが係る隙間よりも小さい時には、突出部が当該隙間に嵌りこみ或いは引っ掛かることで物品の姿勢が不安定となって物品が搬送経路から離脱することも考えられる。すなわち、搬送の安定性が低下しうる。
そこで、本考案の課題は、搬送の安定性に優れる搬送装置を提供することである。
本考案の第1観点に係る搬送装置は、上流側コンベアと、下流側コンベアと、支持部材と、を備える。上流側コンベアは、第1搬送面及び第2搬送面を有する。第1搬送面及び第2搬送面は、幅方向に分離する。幅方向は、物品の搬送方向に直交する方向である。下流側コンベアは、第3搬送面及び第4搬送面を有する。第3搬送面及び第4搬送面は、幅方向に分離する。支持部材は、支持面を有する。支持面は、平面視において、第1搬送面と第2搬送面の間から第3搬送面と第4搬送面の間にかけて配置される。支持面は、上流側コンベアから下流側コンベアに乗り移る物品を支持する。
本考案の第1観点に係る搬送装置では、支持部材は、平面視において第1搬送面と第2搬送面の間から第3搬送面と第4搬送面の間にかけて配置され上流側コンベアから下流側コンベアに乗り移る物品を支持する支持面を有する。これにより、従来の搬送装置とは異なり、各搬送面と支持部材の上流側端部との間に隙間が形成されることが抑制される。その結果、従来の搬送装置とは異なり、コンベア間で搬送される物品が搬送面と支持部材の上流側端部との間に形成される隙間に嵌る、或いは引っ掛かる事態を招くことが抑制される。このため、物品が上流側のコンベアから下流側のコンベアに乗り移る際に、支持部材によって安定的に支持されて円滑に搬送される。よって、搬送される物品は、コンベア間の乗り継ぎの際にも、姿勢が不安定となりにくく搬送経路から離脱することが抑制される。したがって、搬送の安定性が向上する。
本考案の第2観点に係る搬送装置は、第1観点に係る搬送装置であって、支持面は、搬送方向から見て、上流側の端部が、上流側コンベアの下流側端部よりも上流側に位置する。支持面は、搬送方向から見て、下流側の端部が、下流側コンベアの上流側端部よりも下流側に位置する。
これにより、物品が上流側のコンベアから下流側のコンベアに乗り移る際に、支持部材の上流側の端部と当接することが高精度に抑制される。よって、コンベア間の乗り継ぎの際に、物品の姿勢がさらに不安定となりにくく搬送経路からの物品の離脱がさらに抑制される。
本考案の第3観点に係る搬送装置は、第1観点又は第2観点に係る搬送装置であって、支持面は、第1搬送面、第2搬送面、第3搬送面及び第4搬送面の高さ以下に位置する。
これにより、物品が上流側のコンベアから下流側のコンベアに乗り移る際に、支持部材の上流側の端部と当接することが高精度に抑制される。よって、コンベア間の乗り継ぎの際に、物品の姿勢がさらに不安定となりにくく搬送経路からの物品の離脱がさらに抑制される。
本考案の第4観点に係る搬送装置は、第1観点から第3観点のいずれかに係る搬送装置であって、支持部材は、高さ位置調整部をさらに備える。高さ位置調整部は、支持面の高さ位置を調整する。
これにより、物品の形状に応じて、支持面の高さ位置を調整することが可能となり、搬送の安定性が向上するとともに汎用性及び利便性が向上する。
本考案の第5観点に係る搬送装置は、第1観点から第4観点いずれかに係る搬送装置であって、下流側コンベアは、計量コンベアである。計量コンベアは、重量検出器を有する。重量検出器は、物品の重量を計量する。上流側コンベアは、搬送コンベアである。搬送コンベアは、計量コンベアに物品を搬送する。
これにより、物品が、上流側の搬送コンベアから下流側の計量コンベアに乗り移る際に、支持部材によって安定的に支持されて円滑に搬送される。また、物品が計量コンベアに乗り移る際の振動が抑制され、係る振動が計量コンベアにおける計量結果に影響し計量精度が低下する事態を抑制しうる。よって、信頼性に優れる。
本考案の第6観点に係る搬送装置は、第1観点から第5観点のいずれかに係る搬送装置であって、物品は、突出部を有する。突出部は、搬送時の姿勢において鉛直方向下向きに突出する。
これにより、物品が搬送時の姿勢において鉛直方向下向き(すなわち、搬送面側)に突出する突出部を有するような形状のものであっても、上流側コンベアから下流側コンベアに乗り移る際に、物品の姿勢が不安定となりにくく搬送経路からの物品の離脱が抑制される。
本考案に係る搬送装置では、従来の搬送装置とは異なり、各搬送面と支持部材の上流側端部との間に隙間が形成されることが抑制される。その結果、従来の搬送装置のように、コンベア間で搬送される物品が、搬送面と支持部材の上流側端部との間に形成される隙間に嵌る、或いは引っ掛かることが抑制される。このため、物品が上流側のコンベアから下流側のコンベアに乗り移る際に、支持部材によって安定的に支持されて円滑に搬送される。よって、搬送される物品は、コンベア間の乗り継ぎの際に、姿勢が不安定となりにくく搬送経路から離脱することが抑制される。したがって、搬送の安定性が向上する。
計量振分装置の外観斜視図。 特定物品の一例の斜視図。 図2の特定物品の正面図。 取込コンベア(又は、計量コンベア若しくは振分コンベア)の拡大図。 各コンベア及び支持ユニットの位置関係を平面的に示した模式図。 制御部と、制御部に接続される機器と、を模式的に示したブロック図。 上流側支持ユニットの斜視図。 下流側支持ユニットの斜視図。 計量ユニットに装着された状態の上流側支持ユニットの斜視図。 計量ユニットに装着された状態の下流側支持ユニットの斜視図。 右側面視における上流側支持ユニットの配置態様と、特定物品の乗継ぎ態様を示した模式図。 左側面視における上流側支持ユニットの配置態様と、特定物品の乗継態様を示した模式図。 右側面視における下流側支持ユニットの配置態様と、特定物品の乗継ぎ態様を示した模式図。 左側面視における下流側支持ユニットの配置態様と、特定物品の乗継ぎ態様を示した模式図。
以下、図面を参照しながら、本考案の一実施形態に係る計量振分装置100について説明する。なお、以下の実施形態は、本考案の具体例であって、本考案の技術的範囲を限定するものではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。また、以下の説明において、上、下、左、右、前、及び後といった方向を示す語句を用いているが、これらの方向は、特にことわりのない限り、図1、図4、図5、及び図7から図14に示す方向を意味する。また、以下においては、「計量振分装置100」についての説明を行うが、本考案に係る「搬送装置」は、計量振分装置100における取込コンベア11、計量コンベア21、振分コンベア31、及び支持ユニット50によって、構成されうるものである。
(1)計量振分装置100
図1は、計量振分装置100の外観斜視図である。計量振分装置100は、物品1を搬送方向に沿って搬送し、搬送される物品1の重量検査(計量)を行い、重量検査の結果に基づき物品1を振り分けるシステムである。特に、計量振分装置100は、図2及び図3に示すような特定形状の物品1(以下、「特定物品1」と称する)の搬送を円滑に行えるように構成されている。
図2は、特定物品1の一例の斜視図である。図3は、図2の特定物品1の正面図である。特定物品1は、物体を収容する主たる部分である容器本体部2と、容器本体部2から外側に向かって突出する突出部3を有している。図2及び図3においては、略円柱状の容器本体部2から水平方向外側に突出する突出部3を有する形状の特定物品1が示されている。本実施形態における計量振分装置100においては、特定物品1を搬送する際には、安定的な搬送を実現すべく、図1に示すように、容器本体部2が横倒しにされた状態(すなわち、突出部3が搬送面(鉛直方向下側)に向かって突出する姿勢)で搬送することを想定している。
計量振分装置100は、主として、取込ユニット10と、計量ユニット20と、振分ユニット30と、支持ユニット50と、制御部70と、を有している。取込ユニット10と、計量ユニット20と、振分ユニット30とは、フレーム60に支持されている。計量振分装置100の各部の動作は、制御部70により制御される。
取込ユニット10は、図示しない上流側の工程(例えば組合せ計量や包装工程等)から供給される物品1を受け付け、計量振分装置100に取り込む。
計量ユニット20は、搬送される物品1の計量を行う。
振分ユニット30は、重量検査の結果(換言すると、計量ユニット20の計量結果)に基づいて、物品1を複数の方向に振り分ける。具体的には、振分ユニット30は、重量検査において合格と判定された物品1を振分コンベア31(後述)により搬送し、図示しない下流側の工程(例えば、物品1の箱詰工程等)に供給する。また、振分ユニット30は、重量検査において不合格と判定された物品1を、振分コンベア31(製造ライン)から取り除く。
制御部70は、取込ユニット10、計量ユニット20、及び振分ユニット30の動作を個別に制御して、計量振分装置100の動作を統括的に制御する機能部である。具体的に、制御部70は、取込ユニット10、計量ユニット20、及び振分ユニット30の動作を制御して物品1を搬送方向(図1の二点鎖線矢印Aで示す方向)に沿って搬送させ、搬送される物品1の重量を計量ユニット20によって計量させ、計量ユニット20の計量結果に基づいて物品1の重量が許容重量範囲内であるか否かの検査(重量検査)を行う。制御部70は、重量検査において不合格と判定した物品1を、振分ユニット30によって搬送経路(振分コンベア31)から取り除かせる。
(2)詳細構成
(2−1)取込ユニット10
取込ユニット10は、上流側から物品1を受け付け、計量振分装置100に取り込む。取込ユニット10は、物品1を搬送する取込コンベア11(搬送コンベア)を有する。図4は、取込コンベア11(又は、計量コンベア21若しくは振分コンベア31)の拡大図である。取込コンベア11は、主として、取込コンベアフレーム12と、取込コンベア駆動ローラ13a及び取込コンベア従動ローラ13bと、取込コンベア左ベルト14a及び取込コンベア右ベルト14bと、取込コンベア用モータ16(図6参照)と、を有する。
取込コンベアフレーム12は、フレーム60によって支持されている。取込コンベアフレーム12の下方には、取込コンベア用モータ16が配置されている。
取込コンベア駆動ローラ13a及び取込コンベア従動ローラ13bは、取込コンベアフレーム12の両端に設けられている。取込コンベア駆動ローラ13a及び取込コンベア従動ローラ13bは、取込コンベアフレーム12に回転自在に支持されている。
取込コンベア左ベルト14a及び取込コンベア右ベルト14bは、2つのローラ13a及び13b間に巻き掛けられた搬送用ベルトである。取込コンベア左ベルト14a及び取込コンベア右ベルト14bは、搬送方向(前後方向)に直交する幅方向(左右方向)に分離する。すなわち、取込コンベア11は、2つの平ベルトを有しており、2つの搬送面を有している。なお、以下の説明においては、取込コンベア左ベルト14a及び取込コンベア右ベルト14bを併せて、「取込コンベア平ベルト14」と総称する。また、取込コンベア左ベルト14aの搬送面を「取込コンベア第1搬送面141」と称し、取込コンベア右ベルト14bの搬送面を「取込コンベア第2搬送面142」と称する。
取込コンベア左ベルト14a及び取込コンベア右ベルト14bの間には、取込コンベア平ベルト14の搬送面(141、142)よりも高さ位置(上下方向における位置)が低い面(取込コンベア溝部底面15)が、搬送方向に沿って搬送面と平行に延びている。すなわち、取込コンベア左ベルト14a及び取込コンベア右ベルト14bの間には、取込コンベア左ベルト14a及び取込コンベア右ベルト14bの長手方向(すなわち、搬送方向)に沿って延びる溝(取込コンベア溝部15a)が形成されている。取込コンベア左ベルト14aは取込コンベア溝部15aの左方に位置し、取込コンベア右ベルト14bは取込コンベア溝部15aの右方に位置する。取込コンベア溝部15aは、取込コンベア第1搬送面141及び取込コンベア第2搬送面142の高さ以下の高さ位置に形成されている。
取込コンベア平ベルト14は、取込コンベア駆動ローラ13aが取込コンベア用モータ16により駆動されることで、上流側のコンベア(図示省略)から受け付けた物品1を、搬送方向に搬送する。換言すると、取込コンベア平ベルト14は、取込コンベア駆動ローラ13aが取込コンベア用モータ16により駆動されることで、物品1を後方から前方へと水平に搬送する。取込コンベア平ベルト14により搬送された物品1は、下流側(前方)に位置する計量ユニット20の計量コンベア21に送られる。取込コンベア11の動作(取込コンベア用モータ16の動作)は、制御部70により制御される。
(2−2)計量ユニット20
計量ユニット20は、上流側(取込ユニット10)から送られる物品1を受け付け、下流側に搬送しながら、物品1の計量を行う。計量ユニット20は、主として、物品1を搬送する計量コンベア21と、計量コンベア21により搬送される物品1の重量を計量するロードセル28(図6参照)と、を有している。
(2−2−1)計量コンベア21
計量コンベア21は、取込コンベア11の下流側に配置されている。計量コンベア21は、主として、計量コンベアフレーム22と、計量コンベア駆動ローラ23a及び計量コンベア従動ローラ23bと、計量コンベア左ベルト24a及び計量コンベア右ベルト24bと、と、計量コンベア用モータ26(図6参照)と、を含んでいる。
計量コンベアフレーム22は、フレーム60によって支持されている。計量コンベアフレーム22の下方には、計量コンベア用モータ26が配置されている。
計量コンベア駆動ローラ23a及び計量コンベア従動ローラ23bは、計量コンベアフレーム22の両端に設けられている。計量コンベア駆動ローラ23a及び計量コンベア従動ローラ23bは、計量コンベアフレーム22に回転自在に支持されている。
計量コンベア左ベルト24a及び計量コンベア右ベルト24bは、2つのローラ23a及び23b間に巻き掛けられた搬送用ベルトである。計量コンベア左ベルト24a及び計量コンベア右ベルト24bは、搬送方向(前後方向)に直交する幅方向(左右方向)に分離する。すなわち、計量コンベア21は、2つの平ベルトを有しており、2つの搬送面を有している。なお、以下の説明においては、計量コンベア左ベルト24a及び計量コンベア右ベルト24bを併せて、「計量コンベア平ベルト24」と総称する。また、計量コンベア左ベルト24aの搬送面を「計量コンベア第1搬送面241」と称し、計量コンベア右ベルト24bの搬送面を「計量コンベア第2搬送面242」と称する。
計量コンベア左ベルト24a及び計量コンベア右ベルト24bの間には、計量コンベア平ベルト24の搬送面(241、242)よりも高さ位置(上下方向における位置)が低い面(計量コンベア溝部底面25)が、搬送方向に沿って搬送面と平行に延びている。すなわち、計量コンベア左ベルト24a及び計量コンベア右ベルト24bの間には、計量コンベア左ベルト24a及び計量コンベア右ベルト24bの長手方向(すなわち、搬送方向)に沿って延びる溝(計量コンベア溝部25a)が形成されている。計量コンベア左ベルト24aは計量コンベア溝部25aの左方に位置し、計量コンベア右ベルト24bは計量コンベア溝部25aの右方に位置する。計量コンベア溝部25aは、計量コンベア第1搬送面241及び計量コンベア第2搬送面242の高さ以下の高さ位置に形成されている。
計量コンベア平ベルト24は、計量コンベア駆動ローラ23aが計量コンベア用モータ26により駆動されることで、上流側のコンベア(取込コンベア11)から受け付けた物品1を、搬送方向に搬送する。換言すると、計量コンベア平ベルト24は、計量コンベア駆動ローラ23aが計量コンベア用モータ26により駆動されることで、物品1を後方から前方へと水平に搬送する。計量コンベア平ベルト24により搬送された物品1は、下流側(前方)に位置する振分ユニット30の振分コンベア31に送られる。計量コンベア21の動作(計量コンベア用モータ26の動作)は、制御部70により制御される。
(2−2−2)ロードセル28
ロードセル28は、重量検出器の一例である。ロードセル28は、計量コンベア21の下方において、フレーム60に固定されている。より具体的には、ロードセル28は、その一端(固定端)が、フレーム60から上方に延びる支柱に、ブラケットを介して固定されている。ロードセル28の他端(自由端)は、ロードセル28を収容するケースに固定されている。なお、ロードセル28は、その長手方向が計量コンベア21における物品1の搬送方向に沿うように配置されている。
ロードセル28の自由端には、計量コンベア21の重量(物品1の搬送時には、物品1の重量も含む)が負荷される。これにより、ロードセル28は、計量コンベア21上を物品1が搬送された時に生じる歪みを検出することで、計量コンベア21上を搬送される物品1の重量を計量することができる。ロードセル28の計量信号は、制御部70に送信される。
(2−3)振分ユニット30
振分ユニット30は、上流側(計量ユニット20)から送られる物品1を受け付け、制御部70による制御に基づき、下流側に送る物品1(合格品)と、製造ラインから除外する物品1(不合格品)と、に振り分ける。振分ユニット30は、主として、振分コンベア31と、振分機構40と、を有する。
(2−3−1)振分コンベア31
振分コンベア31は、計量コンベア21の下流側に配置されている。振分コンベア31は、主として、振分コンベアフレーム32と、振分コンベア駆動ローラ33a及び振分コンベア従動ローラ33bと、振分コンベア左ベルト34a及び振分コンベア右ベルト34bと、振分コンベア用モータ36(図6参照)と、を含んでいる。
振分コンベアフレーム32は、フレーム60によって支持されている。振分コンベアフレーム32の下方には、振分コンベア用モータ36が配置されている。
振分コンベア駆動ローラ33a及び振分コンベア従動ローラ33bは、振分コンベアフレーム32の両端に設けられている。振分コンベア駆動ローラ33a及び振分コンベア従動ローラ33bは、振分コンベアフレーム32に回転自在に支持されている。
振分コンベア左ベルト34a及び振分コンベア右ベルト34bは、2つのローラ33a及び33b間に巻き掛けられた搬送用ベルトである。振分コンベア左ベルト34a及び振分コンベア右ベルト34bは、搬送方向(前後方向)に直交する幅方向(左右方向)に分離する。すなわち、振分コンベア31は、2つの平ベルトを有しており、2つの搬送面を有している。なお、以下の説明においては、振分コンベア左ベルト34a及び振分コンベア右ベルト34bを併せて、「振分コンベア平ベルト34」と総称する。また、振分コンベア左ベルト34aの搬送面を「振分コンベア第1搬送面341」と称し、振分コンベア右ベルト34bの搬送面を「振分コンベア第2搬送面342」と称する。
振分コンベア左ベルト34a及び振分コンベア右ベルト34bの間には、振分コンベア平ベルト34の搬送面(341、342)よりも高さ位置(上下方向における位置)が低い面(振分コンベア溝部底面35)が、搬送方向に沿って搬送面と平行に延びている。すなわち、振分コンベア左ベルト34a及び振分コンベア右ベルト34bの間には、振分コンベア左ベルト34a及び振分コンベア右ベルト34bの長手方向(すなわち、搬送方向)に沿って延びる溝(振分コンベア溝部35a)が形成されている。振分コンベア左ベルト34aは振分コンベア溝部35aの左方に位置し、振分コンベア右ベルト34bは振分コンベア溝部35aの右方に位置する。振分コンベア溝部35aは、振分コンベア第1搬送面341及び振分コンベア第2搬送面342の高さ以下の高さ位置に形成されている。
振分コンベア平ベルト34は、振分コンベア駆動ローラ33aが振分コンベア用モータ36により駆動されることで、上流側のコンベア(計量コンベア21)から受け付けた物品1を、搬送方向に搬送する。換言すると、振分コンベア平ベルト34は、振分コンベア駆動ローラ33aが振分コンベア用モータ36により駆動されることで、物品1を後方から前方へと水平に搬送する。振分コンベア平ベルト34により搬送された物品1は、下流側(前方)に位置するコンベア(図示省略)に送られる。振分コンベア31の動作(振分コンベア用モータ36の動作)は、制御部70により制御される。
なお、本実施形態において、振分コンベア31は、取込コンベア11及び計量コンベア21とともに、物品1の搬送経路を構成している。
(2−3−2)振分機構40
振分機構40は、振分コンベア31上を搬送されてくる物品1を、下流側へ送る合格品と、搬送経路から除外する不合格品と、に振り分ける。具体的に、振分機構40は、重量検査の結果、不合格となった物品1を、進行方向を変化させることで振分コンベア31(搬送経路)から取り除く。振分機構40の動作は、制御部70によって制御される。
振分機構40は、主として、高圧空気を供給するエアー供給源(図示省略)と接続されたノズル41と、エアー供給源とノズル41の連通経路を開閉する電磁弁42と、を有する。
ノズル41は、振分コンベア右ベルト34bの右方であって、振分コンベア第2搬送面342に対し斜め上方に取り付けられている。ノズル41は、振分コンベア31上の物品1に対し、平面視において搬送方向と交差する方向(より詳細には搬送方向と直交する方向)に高圧空気を噴射可能に取り付けられている。
電磁弁42は、駆動電圧を供給/遮断されることで開状態と閉状態を切換可能な弁である。制御部70からの指令により電磁弁42が開状態に切り換えられると、ノズル41から高圧の空気が吹き出し、振分コンベア31上の物品1に空気が吹き付けられ、物品1が振分コンベア31外(具体的には、振分コンベア左ベルト34aの左方)に押し出される。空気を吹き付けられて振分コンベア31外に押し出された物品1は、振分コンベア左ベルト34aの左方であって振分コンベア第1搬送面341に対し下方に置かれた不合格品回収ボックス(図示省略)へ収容される。
(2−4)支持ユニット50
図5は、各コンベア及び支持ユニット50の位置関係を平面的に示した模式図である。支持ユニット50は、各コンベア(11・21・31)間において生じるスペース(以下、「溝G」と称する)を埋めて、各コンベア間を乗り継ぐ物品1を支持し、物品1の円滑な搬送を実現するために配置されるユニットである。すなわち、計量振分装置100のように、複数のコンベアが繋げられて搬送経路が構成される場合には、隣接するコンベアの搬送面同士を繋ぐ乗継部分が生じる。係る乗継部分においては、各搬送面が駆動することと関連して、隣接するコンベアの搬送面同士が接触することを防止するためのスペースを形成する必要がある。このため、コンベア間の乗継部分においては、物品1の搬送方向に対して交差する溝Gが生じる。
本実施形態においては、図5に示すように、取込コンベア11の下流側端部112と、計量コンベア21の上流側端部211と、の間において、溝G1が形成されている。また、計量コンベア21の下流側端部212と、振分コンベア31の上流側端部311と、の間において、溝G2が形成されている。
このため、隣接する搬送コンベア間において搬送される物品1は、係る溝Gを乗り越えることで上流側のコンベアから下流側のコンベアに乗り移り、搬送経路の下流側へと搬送される。この点、物品1によっては、その形状及び重量等に起因して係る溝Gをスムーズに乗り越えることが難しいものがあり、上流側のコンベアによって搬送されてきた物品1が下流側のコンベアに円滑に乗り移れずに搬送経路の下流側へと適正に運搬されないケースがある。
そこで、本実施形態においては、支持ユニット50が隣接するコンベア間(より詳細には、上流側コンベアの下流側端部と、下流側コンベアの上流側端部と、の間)で延びるように配置されて、搬送経路における溝Gを埋め、溝Gを通過する物品1を下方から支持することでコンベア間における物品1の乗継ぎを補助している。
計量振分装置100においては、複数(ここでは2つ)の支持ユニット50が配置されている。以下の説明においては、搬送方向上流側に配置される支持ユニット50を「上流側支持ユニット51」と称し、搬送方向下流側に配置される支持ユニット50を「下流側支持ユニット52」と称する。
図5に示すように、上流側支持ユニット51は、取込コンベア11及び計量コンベア21間において延び、物品1の搬送経路において溝G1を埋めるように配置されている。下流側支持ユニット52は、計量コンベア21及び振分コンベア31間において延び、物品1の搬送経路において溝G2を埋めるように配置されている。
支持ユニット50の詳細については、後述の「(3)支持ユニット50の詳細」において説明する。
(2−5)制御部70
制御部70は、CPUや、ROM及びRAM等のメモリを有するマイクロコンピュータである。制御部70は、図示しない電装品箱内に収容された基板に実装されている。図6は、制御部70と、制御部70に接続される機器と、を模式的に示したブロック図である。図6に示すように、制御部70は、取込コンベア用モータ16、計量コンベア用モータ26、振分コンベア用モータ36、ロードセル28、電磁弁42、入出力部71、物品検知センサ81、及び振分エラー検知センサ82等、計量振分装置100に含まれる各種アクチュエータ及び各種センサに電気的に接続されている。
なお、入出力部71は、操作者がコマンドを入力する入力キー及び所定の情報を表示するディスプレイを含むユーザインターフェースである。また、物品検知センサ81及び振分エラー検知センサ82は、発光部と受光部とを有する光電センサである。物品検知センサ81は、計量ユニット20へ搬送された物品1を検出するセンサであり、計量ユニット20の入口(上流側端部211)付近に配置されている。振分エラー検知センサ82は、振分エラー判定(振分ユニット30において物品1の振分が正常に行われたか否かの判定)を行うために振分ユニット30から下流側の工程へ排出される物品1を検出するセンサであり、振分ユニット30の出口(搬送方向下流側端部)付近に配置されている。
制御部70には、主として、ROM、RAM、及びHDD(ハードディスク)等からなる記憶領域を含む。制御部70は、記憶領域に記憶された制御プログラムをCPUに実行させることで、取込ユニット10、計量ユニット20、及び振分ユニット30の動作をそれぞれ制御する。
具体的には、例えば、制御部70は、事前に設定されたパラメータ(コンベア速度、単位時間当たりの検査個数(処理能力)、計量コンベア21の前後方向長さ等)に基づいて、コンベア用モータ16、26、及び36の動作を制御する。
制御部70は、計量ユニット20のロードセル28の計量精度に与える悪影響を抑制するため、物品1が各コンベア間を乗り継ぐ際の衝撃が発生しないよう、通常、取込コンベア11、計量コンベア21、及び振分コンベア31の搬送速度が同じ速度となるように、コンベア用モータ16、26、及び36を制御する。
なお、取込コンベア11は、計量振分装置100の上流側のコンベア(取込コンベア11に物品1を供給するコンベア)の搬送速度より大きい速度で、物品1を搬送するように制御される。このように、取込コンベア11の搬送速度が制御されるのは、計量コンベア21が物品1を計量している最中に、次の物品1が計量コンベア21に供給されることがないよう、物品1間の距離(ピッチ)を所定距離以上とするためである。取込コンベア11の搬送速度は、事前に分かっている、計量振分装置100に前段(上流側)から供給される物品1間の最小距離(最小ピッチ)に基づいて決定される。
制御部70は、制御プログラムに基づき、重量検査等の各種処理を行う。制御部70は、重量検査において、ロードセル28の計量結果を用いて、計量コンベア21により搬送されている物品1の重量が、許容重量範囲内であるか(許容最小重量以上、かつ、許容最大重量以下であるか)を判定する。そのうえで、制御部70は、物品1の重量が許容重量範囲内であれば、その物品1を合格品と判定する。一方、制御部70は、物品1の重量が許容重量範囲外(許容最小重量より軽い場合、又は、許容最大重量より重い場合)であれば、その物品1を不合格品と判定する。
そして、振分ユニット30の一部としての制御部70は、計量ユニット20の検査結果に基づいて、合格品と判定された物品1が振分コンベア31で搬送される時には振分機構40(電磁弁42)を動作させず、物品1を振分コンベア31の下流側端部まで搬送させる。
一方、計量ユニット20の検査の結果、不合格品と判定された物品1が振分コンベア31で搬送される時には、制御部70は、電磁弁42に対し駆動電圧を供給することで電磁弁42を開状態に切り換えて、ノズル41にエアーを噴き出させ物品1を振分コンベア左ベルト34aの左方に配置された不合格品回収ボックスへ落下させる。
このようにして、振分ユニット30は、搬送される物品1を複数の方向に振り分ける。
(3)支持ユニット50の詳細
図7は、上流側支持ユニット51の斜視図である。図8は、下流側支持ユニット52の斜視図である。
支持ユニット50は、物品1が支持ユニット50上を通過する際に、物品1を下方から支持することで物品1が溝Gに嵌りこむことを抑制する支持板53を有している。また、支持ユニット50は、支持板53を支持する本体フレーム54を有している。
支持板53は、板状の部材であり、アルミニウム合金を用いて成形されている。支持板53は、溶接やボルト締結等の方法により本体フレーム54に接合されている。
本体フレーム54は、支持ユニット50を装着するコンベア(ここでは計量コンベア21)の幅方向(左右方向)に相当する長さ寸法を有する略棒状の部材であり、アルミニウム合金を用いて成形されている。本体フレーム54は、支持ユニット50を装着するコンベアのフレーム(ここでは計量コンベアフレーム22)に固定されるための固定部55を、長手方向の両端においてそれぞれ有している。
固定部55は、鉛直方向(上下方向)に沿って広がる鉛直平面部56を含んでいる。なお、上流側支持ユニット51において、鉛直平面部56は、図7に示すように、本体フレーム54から上方向に沿って延びている。また、下流側支持ユニット52において、鉛直平面部56は、図8に示すように、本体フレーム54から下方向に沿って延びている。
鉛直平面部56には、支持ユニット50を装着するコンベアに対して螺着されるための貫通口56aが形成されている。固定部55(本体フレーム54)は、貫通口56aを介して、固定用ネジ222で、支持ユニット50を装着するコンベアのフレームに締結されて固定される。なお、貫通口56aは、支持ユニット50をコンベアのフレームに締結する際において支持板53の高さ調整(上下方向の位置調整)が可能なように、固定用ネジ222の径に対して上下方向にあそびを有する大きさに形成されている。すなわち、支持ユニット50は、コンベアのフレームに固定される際に貫通口56a内におけるネジの差込位置を調整されることで、支持面531の高さ位置の調整を行えるように構成されている。換言すると、このような態様の貫通口56aを形成された固定部55(鉛直平面部56)は、支持ユニット50において、支持面531の「高さ位置調整部」として機能している。
図9は、計量ユニット20に装着された状態の上流側支持ユニット51の斜視図である。図10は、計量ユニット20に装着された状態の下流側支持ユニット52の斜視図である。図11は、右側面視における上流側支持ユニット51の配置態様と、特定物品1の乗継ぎ態様を示した模式図である。図12は、左側面視における上流側支持ユニット51の配置態様と、特定物品1の乗継態様を示した模式図である。図13は、右側面視における下流側支持ユニット52の配置態様と、特定物品1の乗継ぎ態様を示した模式図である。図14は、左側面視における下流側支持ユニット52の配置態様と、特定物品1の乗継ぎ態様を示した模式図である。
上流側支持ユニット51は、設置高さに応じた高さ位置において貫通口56aに差し込まれた固定用ネジ222を、計量コンベアフレーム22の搬送方向上流側の左右両端付近(計量コンベア従動ローラ23bの軸受部付近)に形成された支持ユニット取付用ネジ孔221に対して螺着されることで、計量コンベアフレーム22に固定されている。このように固定された上流側支持ユニット51の支持面531は、図11及び図12に示すように、取込コンベア平ベルト14及び計量コンベア平ベルト24の各搬送面(141、142、241、242)より低い高さ位置であって、取込コンベア溝部底面15及び計量コンベア溝部底面25よりも支持板53の厚み分高い高さ位置に配置されている。
また、支持板53(支持面531)の搬送方向の長さ寸法L1は、取込コンベア溝部底面15の搬送方向下流側の端部よりも上流側から、計量コンベア溝部底面25の搬送方向上流側の端部よりも下流側までの距離、を充足する大きさとなっている。換言すると、支持面531は、取込コンベア溝部底面15(取込コンベア溝部15a)の搬送方向下流側の端部よりも上流側から、計量コンベア溝部底面25(計量コンベア溝部25a)の搬送方向上流側の端部よりも下流側まで延びている。つまり、支持面531は、搬送方向から見て、上流側の端部が取込コンベア11の下流側端部112よりも上流側に位置し、下流側の端部が計量コンベア21の上流側端部211よりも下流側に位置する。
このような態様で上流側支持ユニット51が計量コンベアフレーム22に装着されることにより、物品1が取込コンベア11から計量コンベア21に乗り継ぐ際(すなわち、取込コンベア11及び計量コンベア21間に形成された溝G1を乗り越える際)に、物品1の搬送姿勢における下流側の先端の下端(以下、単に「物品先端部」と称する)が支持板53の支持面531によって支持される。すなわち、物品1は、物品先端部を支持面531によって支えられた状態で下流側方向へ進み、計量コンベア21に到達し、計量コンベア平ベルト24に乗り上がって下流側方向へ送られる(図11及び図12の二点鎖線矢印A参照)。このように、物品1は、取込コンベア11から計量コンベア21への乗継ぎの際に、上流側支持ユニット51(支持板53)によって下方から支持されることで、容易に溝G1を乗り越えられ、円滑に搬送されるようになっている。
また、例えば、取込コンベア11及び計量コンベア21間において、取込コンベア平ベルト14の搬送面の延長線上であって、取込コンベア平ベルト14の搬送面(141、142)よりも高い位置に支持面531が配置される場合には、取込コンベア平ベルト14の搬送面と、支持板53の上流側端部と、の間に、搬送方向に対して交差する方向に延びる隙間が生じうる。このため、搬送される物品1の形状によっては、取込コンベア11の搬送面から支持板53に乗り移る際に係る隙間に嵌る或いは引っ掛かることが考えられる。特に、搬送時の姿勢において搬送面側に向かって突出する突出部3を有する特定物品1を搬送する場合において、突出部3の厚みが係る隙間よりも小さい時には、突出部3が当該隙間に嵌りこみ或いは引っ掛かることで物品1の姿勢が不安定となって物品1が搬送経路から離脱することも考えられる。
この点、本実施形態において、上流側支持ユニット51は、取込コンベア平ベルト14の搬送面の延長方向から外れる位置において、取込コンベア平ベルト14の搬送面よりも低い位置に支持面531が配置されているため、取込コンベア平ベルト14の搬送面と、支持板53の上流側端部と、の間に、搬送方向に対して交差する方向に延びる隙間が生じない。よって、特定物品1を搬送する場合において、突出部3の厚みが係る隙間よりも小さい時であっても、突出部3が当該隙間に嵌りこみ或いは引っ掛かることで物品1の姿勢が不安定となって物品1が搬送経路から離脱することがないようになっており、搬送の安定性に優れている。
下流側支持ユニット52は、設置高さに応じた高さ位置において貫通口56aに差し込まれた固定用ネジ222を、計量コンベアフレーム22の搬送方向下流側の左右両端付近(計量コンベア駆動ローラ23aの軸受部付近)に形成された支持ユニット取付用ネジ孔221に対して螺着されることで、計量コンベアフレーム22に固定されている。このように固定された下流側支持ユニット52の支持面531は、図13及び図14に示すように、計量コンベア平ベルト24及び振分コンベア平ベルト34の各搬送面(241、242、341、342)より低い高さ位置であって、計量コンベア溝部底面25及び振分コンベア溝部底面35よりも支持板53の厚み分高い高さ位置に配置されている。
また、支持板53(支持面531)の搬送方向の長さ寸法L2は、計量コンベア溝部底面25の搬送方向下流側の端部よりも上流側から、振分コンベア溝部底面35の搬送方向上流側の端部よりも下流側までの距離、を充足する大きさとなっている。換言すると、支持面531は、計量コンベア溝部底面25(計量コンベア溝部25a)の搬送方向下流側の端部よりも上流側から、振分コンベア溝部底面35(振分コンベア溝部35a)の搬送方向上流側の端部よりも下流側まで延びている。つまり、支持面531は、搬送方向から見て、上流側の端部が計量コンベア21の下流側端部212よりも上流側に位置し、下流側の端部が振分コンベア31の上流側端部311よりも下流側に位置する。
このような態様で下流側支持ユニット52が計量コンベアフレーム22に装着されることにより、物品1が計量コンベア21から振分コンベア31に乗り継ぐ際(すなわち、計量コンベア21及び振分コンベア31間に形成された溝G2を乗り越える際)に、物品1の物品先端部が支持板53の支持面531によって支持される。すなわち、物品1は、物品先端部を支持面531によって支えられた状態で下流側方向へ進み、振分コンベア31に到達し、振分コンベア平ベルト34に乗り上がって下流側方向へ送られる(図13及び図14の二点鎖線矢印A参照)。このように、物品1は、計量コンベア21から振分コンベア31への乗継ぎの際に、下流側支持ユニット52(支持板53)によって下方から支持されることで、容易に溝G2を乗り越えられ、円滑に搬送されるようになっている。
また、例えば、計量コンベア21及び振分コンベア31間において、計量コンベア平ベルト24の搬送面の延長線上であって、計量コンベア平ベルト24の搬送面(241、242)よりも高い位置に支持面531が配置される場合には、計量コンベア平ベルト24の搬送面と、支持板53の上流側端部と、の間に、搬送方向に対して交差する方向に延びる隙間が生じうるため、搬送される物品1の形状によっては、計量コンベア21の搬送面から支持板53に乗り移る際に係る隙間に嵌る或いは引っ掛かることが考えられる。特に、特定物品1を搬送する場合において、突出部3の厚みが係る隙間よりも小さい時には、突出部3が当該隙間に嵌りこみ或いは引っ掛かることで物品1の姿勢が不安定となって物品1が搬送経路から離脱することも考えられる。
この点、本実施形態において、下流側支持ユニット52は、計量コンベア平ベルト24の搬送面の延長方向から外れる位置において、計量コンベア平ベルト24の搬送面よりも低い位置に支持面531が配置されているため、計量コンベア平ベルト24の搬送面と、支持板53の上流側端部と、の間に、搬送方向に対して交差する方向に延びる隙間が生じない。よって、特定物品1を搬送する場合において、突出部3の厚みが係る隙間よりも小さい時であっても、突出部3が当該隙間に嵌りこみ或いは引っ掛かることで物品1の姿勢が不安定となって物品1が搬送経路から離脱することがないようになっており、搬送の安定性に優れている。
(4)特徴
(4−1)
上記実施形態の計量振分装置100は、物品1(特に特定物品1)の搬送の安定性に優れている。
すなわち、複数の搬送コンベアが繋げられて搬送経路が構成される場合には、隣接する搬送コンベアの搬送面同士を繋ぐ乗継部分が生じる。係る乗継部分においては、各搬送面が駆動することと関連して、隣接する搬送コンベアの搬送面同士が接触することを防止するためのスペースを形成する必要があり、搬送コンベア間の乗継部分においては、物品の搬送方向に対して交差する溝(スペース)が生じる。このため、隣接する搬送コンベア間において搬送される物品は、係る溝を乗り越えることで上流側の搬送コンベアから下流側の搬送コンベアに乗り移り、搬送経路の下流側へと搬送される。
しかし、物品によっては、その形状及び重量等に起因して係る溝をスムーズに乗り越えることが難しいものがあり、上流側の搬送コンベアによって搬送されてきた物品が下流側の搬送コンベアに円滑に乗り移れずに搬送経路の下流側へと適正に運搬されないケースが想定される。
この点、上記実施形態に係る計量振分装置100では、支持ユニット50(51、52)の支持面531は、上流側コンベア(取込コンベア11/計量コンベア21)の溝部底面(15/25)の搬送方向下流側の端部よりも上流側から、下流側コンベア(計量コンベア21/振分コンベア31)の溝部底面(25/35)の搬送方向上流側の端部よりも下流側まで延びている。このような態様で支持ユニット50が設置されることにより、物品1が上流側コンベアから下流側コンベアに乗り継ぐ際(すなわち、上流側コンベア及び下流側コンベア間に形成された溝Gを乗り越える際)に、物品1は、支持ユニット50(支持板53)によって下方から支持され、円滑に搬送されるようになっている。
また、上流側コンベア及び下流側コンベア間において、上流側コンベアの搬送面(141、142/241、242)の延長線上であって各搬送面よりも高い位置に支持面531が配置される場合には、上流側コンベアの搬送面と、支持板53の上流側端部と、の間に、搬送方向に対して交差する方向に延びる隙間が生じうる。このため、搬送される物品1の形状によっては、上流側コンベアの搬送面から支持板53に乗り移る際に係る隙間に嵌る或いは引っ掛かることが考えられる。特に、搬送時の姿勢において搬送面側に向かって突出する突出部3を有する特定物品1を搬送する場合において、突出部3の厚みが係る隙間よりも小さい時には、突出部3が当該隙間に嵌りこみ或いは引っ掛かることで物品1の姿勢が不安定となって物品1が搬送経路から離脱することも考えられる。
この点、上記実施形態において、支持ユニット50は、平面視において第1搬送面(取込コンベア第1搬送面141/計量コンベア第1搬送面241)と第2搬送面(取込コンベア第2搬送面142/計量コンベア第2搬送面242)の間から第3搬送面(計量コンベア第1搬送面241/振分コンベア第1搬送面341)と第4搬送面(計量コンベア第2搬送面242/振分コンベア第2搬送面342)の間にかけて配置され、上流側コンベア(取込コンベア11/計量コンベア21)から下流側コンベア(計量コンベア21/振分コンベア31)に乗り移る物品1を支持する支持面531を有している。これにより、上流側コンベアの搬送面の延長方向から外れる位置において、上流側コンベアの搬送面よりも低い位置に支持面531が配置することが可能となっている。その結果、従来の計量振分装置100とは異なり、各搬送面と支持ユニット50の上流側端部との間に隙間が形成されることが抑制され、コンベア間で搬送される物品1(特に特定物品1)が、搬送面と支持板53の上流側端部との間に形成される隙間に嵌る、或いは引っ掛かる事態を招くことが抑制されている。このため、物品1が上流側のコンベアから下流側のコンベアに乗り移る際に、支持ユニット50によって安定的に支持されて円滑に搬送されるようになっている。よって、搬送される物品1は、コンベア間の乗り継ぎの際にも、姿勢が不安定となりにくく搬送経路から離脱することが抑制されている。したがって、物品1(特に特定物品1)の搬送の安定性に優れている。
(4−2)
上記実施形態において、支持面531は、搬送方向から見て、上流側の端部が上流側コンベア(取込コンベア11/計量コンベア21)の下流側端部(112/212)よりも上流側に位置し、下流側の端部が下流側コンベア(計量コンベア21/振分コンベア31)の上流側端部(211/311)よりも下流側に位置する。
これにより、物品1が上流側のコンベアから下流側のコンベアに乗り移る際に、支持ユニット50の上流側の端部と当接することが高精度に抑制されている。よって、コンベア間の乗り継ぎの際にも、物品1の姿勢がさらに不安定となりにくく搬送経路からの物品1の離脱が高精度に抑制されるようになっている。
(4−3)
上記実施形態において、支持面531は、第1搬送面(取込コンベア第1搬送面141/計量コンベア第1搬送面241)、第2搬送面(取込コンベア第2搬送面142/計量コンベア第2搬送面242)、第3搬送面(計量コンベア第1搬送面241/振分コンベア第1搬送面341)、及び第4搬送面(計量コンベア第2搬送面242/振分コンベア第2搬送面342)の高さ以下に位置する。
これにより、物品1が上流側のコンベアから下流側のコンベアに乗り移る際に、支持ユニット50の上流側の端部と当接することが高精度に抑制されている。よって、コンベア間の乗り継ぎの際にも、物品1の姿勢がさらに不安定となりにくく搬送経路からの物品1の離脱が高精度に抑制されるようになっている。
(4−4)
上記実施形態において、支持ユニット50は、貫通口56aを形成された固定部55は、支持面531の「高さ位置調整部」として機能している。すなわち、支持ユニット50は、支持面531の高さ位置を調整する高さ位置調整部を備えている。
これにより、物品1の形状に応じて、支持ユニット50の支持面531の高さ位置を調整することが可能となっており、汎用性及び利便性が向上している。
(4−5)
上記実施形態において、上流側コンベアとしての取込コンベア11と、下流側コンベアとしての計量コンベア21と、の間において支持ユニット50(上流側支持ユニット51)が配置され、支持面531が延びている。
これにより、物品1が、上流側の取込コンベア11から下流側の計量コンベア21に乗り移る際に、支持ユニット50によって安定的に支持されて円滑に搬送されるようになっている。また、物品1が計量コンベア21に乗り移る際の振動が抑制されるようになっており、係る振動が計量ユニット20の計量結果に影響し計量精度が低下する事態が抑制されている。よって、信頼性に優れている。
(4−6)
上記実施形態では、搬送時の姿勢において鉛直方向下向きに突出する突出部3を有する特定物品1が搬送される場合であっても、上流側コンベアから下流側コンベアに乗り移る際における特定物品1の姿勢が不安定となりにくく搬送経路からの特定物品1の離脱が抑制されている。
(5)変形例
以下に本実施形態の変形例を示す。なお、以下の各変形例は、矛盾の生じない範囲で、適宜組み合わせてもよい。
(5−1)変形例A
上記実施形態の計量振分装置100は、上流側コンベアが取込コンベア11である場合に下流側コンベアは計量コンベア21であり、上流側コンベアが計量コンベア21である場合に下流側コンベアは振分コンベア31であった。しかし、上流側コンベア及び下流側コンベアの組合せは、必ずしもこれに限定されず、設計仕様や設置環境に応じて適宜変更が可能である。
(5−2)変形例B
取込コンベア11、計量コンベア21、及び振分コンベア31は、幅方向に分離する2本の平ベルト(14a及び14b、24a及び24b、又は34a及び34b)を有することによって、2つの搬送面(141及び142、241及び242、又は342及び343)を有していた。しかし、取込コンベア11、計量コンベア21、及び振分コンベア31の構成態様は、必ずしもこれに限定されず、適宜変更が可能である。例えば、取込コンベア11、計量コンベア21、及び振分コンベア31は、溝部底面を挟んで平行に延びる2つの搬送面を有する1本の平ベルトによって構成されてもよい。すなわち、取込コンベア11、計量コンベア21、及び振分コンベア31において、幅方向に分離する2本の平ベルトは、別体に構成されるのではなく、一体に構成されてもよい。
(5−3)変形例C
上記実施形態では、特定物品1は、図2及び図3に示すような、略円柱状の容器本体部2から水平方向外側に突出する突出部3を含む形状を有していた。しかし、上記実施形態において搬送可能な物品1は、必ずしも係る形状のものには限定されず、他の形状を有する物品1についても安定した搬送を実現しうる。例えば、重箱のような、略直方体状の容器本体の底面に鉛直方向下向きに突出する突出部を有する形状の物品1を、突出部が搬送面方向(鉛直方向下向き)に突出する姿勢で搬送する場合においても、特定物品1と同様に、安定した搬送を実現可能である。
(5−4)変形例D
上記実施形態では、支持面531は、搬送方向から見て、上流側の端部が上流側コンベア(取込コンベア11/計量コンベア21)の下流側端部よりも上流側に位置し、下流側の端部が下流側コンベア(計量コンベア21/振分コンベア31)の上流側端部よりも下流側に位置していた。
この点、物品1が上流側のコンベアから下流側のコンベアに乗り移る際における、物品1と支持ユニット50の上流側の端部との当接を高精度に抑制するという観点によれば、係る態様で支持面531が配置されることが好ましい。しかし、これに限定されず、支持ユニット50は、支持面531が、搬送方向から見て、上流側の端部が上流側コンベアの下流側端部よりも下流側に位置する、及び/又は、下流側の端部が下流側コンベアの上流側端部よりも上流側に位置するように、配置されてもよい。係る場合であっても、上流側コンベアの搬送面の延長方向から外れる位置において上流側コンベアの搬送面よりも低い位置に支持面531が配置される限り、搬送面と支持ユニット50の上流側端部との間に隙間が形成されることを抑制可能であり、コンベア間で搬送される物品1が搬送面と支持板53の上流側端部との間に形成される隙間に嵌る、或いは引っ掛かる事態を招くことを抑制可能である。
(5−5)変形例E
上記実施形態では、支持ユニット50は、貫通口56aを形成された固定部55は、支持面531の「高さ位置調整部」として機能していた。すなわち、支持ユニット50は、支持面531の高さ位置を調整する高さ位置調整部を備えていた。
しかし、係る高さ位置調整部は、必ずしも、支持ユニット50に形成される必要はなく、支持ユニット50を装着されるコンベアフレーム(上記実施形態では、計量コンベアフレーム22)に高さ位置調整部を設けてもよい。すなわち、支持ユニット50を装着されるコンベアフレームの支持ユニット取付用ネジ孔221を、貫通口56aと同様の形状に構成することで、支持面531の「高さ位置調整部」として機能させてもよい。
(5−6)変形例F
支持ユニット50の支持板53及び本体フレーム54は、アルミニウム合金を用いて成形されていた。しかし、他の材料を用いて支持板53及び本体フレーム54を構成してもよい。すなわち、支持ユニット50の各部は、設置環境や設計仕様に応じて、適正な材料を用いて構成されればよく、例えば合成樹脂等を用いて構成されてもよい。
(5−7)変形例G
上記実施形態では、支持ユニット50は、図9及び図10に示すような態様で計量コンベアフレーム22に固定されていた。しかし、支持ユニット50の固定態様については、設計仕様や設置環境に応じて適宜変更が可能である。
例えば、上流側支持ユニット51を計量コンベアフレーム22(下流側コンベア)に装着するのに代えて、下流側支持ユニット52を取込コンベアフレーム12(上流側コンベア)の下流側端部112付近に装着してもよい。また、下流側支持ユニット52を計量コンベアフレーム22(上流側コンベア)に装着するのに代えて、上流側支持ユニット51を振分コンベアフレーム32(下流側コンベア)の上流側端部311付近に装着してもよい。
また、支持ユニット50の固定態様についても、適宜変更が可能である。すなわち、コンベア間に形成される溝G1及びG2において上流側コンベアの溝部底面(15/25)から下流側コンベアの溝部底面(25/35)まで延びるように支持面531が配置される限り、支持ユニット50は任意の方法により固定されればよい。例えば、支持ユニット50は、溶接や接着材によりコンベアフレームに接合又は接着されることで設置されてもよい。
本考案は、複数のコンベアによって物品を搬送する搬送装置に利用可能である。
1 :物品(特定物品)
2 :容器本体部
3 :突出部
10 :取込ユニット
11 :取込コンベア(搬送コンベア、上流側コンベア)
12 :取込コンベアフレーム
13a :取込コンベア駆動ローラ
13b :取込コンベア従動ローラ
14a :取込コンベア左ベルト
14b :取込コンベア右ベルト
15 :取込コンベア溝部底面
15a :取込コンベア溝部(上流側スペース)
20 :計量ユニット
21 :計量コンベア(上流側コンベア/下流側コンベア)
22 :計量コンベアフレーム
23a :計量コンベア駆動ローラ
23b :計量コンベア従動ローラ
24a :計量コンベア左ベルト
24b :計量コンベア右ベルト
25 :計量コンベア溝部底面
25a :計量コンベア溝部(上流側スペース/下流側スペース)
28 :ロードセル(重量検出器)
30 :振分ユニット
31 :振分コンベア(下流側コンベア)
32 :振分コンベアフレーム
33a :振分コンベア駆動ローラ
33b :振分コンベア従動ローラ
34a :振分コンベア左ベルト
34b :振分コンベア右ベルト
35 :振分コンベア溝部底面
35a :振分コンベア溝部(下流側スペース)
40 :振分機構
50 :支持ユニット(支持部材)
51 :上流側支持ユニット
52 :下流側支持ユニット
53 :支持板
54 :本体フレーム
55 :固定部(高さ位置調整部)
56 :鉛直平面部
56a :貫通口
60 :フレーム
100 :計量振分装置(搬送装置)
141 :取込コンベア第1搬送面(第1搬送面)
142 :取込コンベア第2搬送面(第2搬送面)
221 :支持ユニット取付用ネジ孔
222 :固定用ネジ
241 :計量コンベア第1搬送面(第1搬送面/第3搬送面)
242 :計量コンベア第2搬送面(第2搬送面/第4搬送面)
341 :振分コンベア第1搬送面(第3搬送面)
342 :振分コンベア第2搬送面(第4搬送面)
531 :支持面
G、G1、G2 :溝
特許第4118710号公報

Claims (6)

  1. 物品の搬送方向に直交する幅方向に分離する第1搬送面及び第2搬送面を有する上流側コンベアと、
    前記幅方向に分離する第3搬送面及び第4搬送面を有する下流側コンベアと、
    平面視において前記第1搬送面と第2搬送面の間から前記第3搬送面と第4搬送面の間にかけて配置され前記上流側コンベアから前記下流側コンベアに乗り移る前記物品を支持する支持面を有する支持部材と、
    を備えたことを特徴とする搬送装置。
  2. 前記支持面は、前記搬送方向から見て、上流側の端部が前記上流側コンベアの下流側端部よりも上流側に位置し、下流側の端部が前記下流側コンベアの上流側端部よりも下流側に位置する、
    請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記支持面は、前記第1搬送面、前記第2搬送面、前記第3搬送面及び前記第4搬送面の高さ以下に位置する、
    請求項1又は2に記載の搬送装置。
  4. 前記支持部材は、前記支持面の高さ位置を調整する高さ位置調整部をさらに備える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の搬送装置。
  5. 前記下流側コンベアは、前記物品の重量を計量する重量検出器を有する計量コンベアであり、
    前記上流側コンベアは、前記計量コンベアに前記物品を搬送する搬送コンベアである、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の搬送装置。
  6. 前記物品は、搬送時の姿勢において鉛直方向下向きに突出する突出部を有する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の搬送装置。
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