JP3202249U - スケジュール等の表示用スタンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】カレンダーやスケジュールノート等を見た場合、誰の予定であるのか出所を明確にでき、ブロック体の個人名やデザイン画等を、連結された複数のブロック体から取り外さなくても視認できるスケジュール等の表示用スタンプを提供する。【解決手段】着脱自在に連結された各ブロック体2の一端部には、突状部が形成され、且つ突状部内には浸透体が装着され、他端側が連結する別のブロック体2の突状部が着脱可能な連結部として構成され、各ブロック体2の浸透体の印面の外面には、各種デザイン画と個人名から選択される、異なるデザイン画と少なくとも個人名とが印字されるとともに、各ブロック体の外面23には、各ブロック体2の印面に印字された各種デザイン画又は個人名と同一の表示内容が表示される。【選択図】図1
Description
本考案は、カレンダーやスケジュールノート等に所望のデザイン画(図柄やキャラクタ等)を押印するためのスケジュール等の表示用スタンプに関する。
従来のこの種の表示用スタンプ100は、装飾性と実用性とを兼ね備えている。具体的に、装飾性として、例えば、女性や若い人は、スケジュールノートに図柄やキャラクタを押印することにより、スケジュールノートをきれいに可愛く飾り付けしている。実用性として、女性や若い人は、自分が理解できるように図柄やキャラクタに対し伝達情報を予め設定し、その日に予定している項目について文字を書かずに図柄やキャラクタによって表示している。このようにすることで、女性や若い人は、自分仕様のスケジュールノートを完成させている。
また、前記表示用スタンプ100は、例えば、図9に示すように、複数のブロック体101を着脱自在に連結して構成される。具体的に、各ブロック体101の一端部には、突状部102が上向きに突出して形成され、突状部102内には、個人名が印字された印面103aを有する印材103や、図柄やキャラクタ等の各種デザイン画が印字された印面104aを有する浸透体104が設けられている。また、各ブロック体101の他端側は、連結する別のブロック体101の突状部102が着脱可能な連結部105として構成される。そして、最上段のブロック体101の突状部102には、印材103の印面103aを押印するための朱肉を有するキャップ106が着脱自在に連結される(特許文献1参照)。
ところで、前記従来のスケジュール等の表示用スタンプ100を用いてスケジュールを作成する際、作成したスケジュールが誰のものであるかを明確にするために、個人名を押印する場合がある。この場合、個人名が印字されたブロック体101の印面103aに、キャップ106内に設けられた朱肉を転着させる必要があり、その作業が煩雑である、という問題がある。
また、連結された複数のブロック体101の中から選択したブロック体101の印材103の印面103aがどのような個人名なのか、もしくは選択したブロック体101の浸透体104の印面104aがどのようなデザイン画なのか、連結された複数のブロック体101から取り外さないと確認できない、という問題がある。
そこで、本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので、ブロック体の印面に朱肉を転着させることなく個人名をカレンダーやスケジュールノート等に容易に押印できて、カレンダーやスケジュールノート等を見た場合、誰の予定であるのか出所を明確にすることができるとともに、連結された複数のブロック体の中から選択したブロック体の個人名やデザイン画等を、連結された複数のブロック体から取り外さなくても確認することができる、スケジュール等の表示用スタンプを提供することを課題とする。
本考案に係るスケジュール等の表示用スタンプは、複数のブロック体を着脱自在に連結してなるスケジュール等の表示用スタンプにおいて、各ブロック体の一端部には、突状部が形成され、且つ該突状部内には浸透体が装着され、他端側が連結する別のブロック体の突状部が着脱可能な連結部として構成され、しかも、各ブロック体の浸透体の印面には、各種デザイン画と個人名から選択される、異なるデザイン画と少なくとも個人名とが印字されるとともに、各ブロック体の外面には、各ブロック体の印面に印字された各種デザイン画又は個人名と同一の表示内容が表示される構成になっている、ことを特徴とする。
かかる構成によれば、複数のブロック体のうち少なくとも1個のブロック体の浸透体の印面には、個人名が印字されているため、印面に朱肉を転着させることなく個人名をカレンダーやスケジュールノート等に容易に押印できる。これにより、カレンダーやスケジュールノート等を見た場合、誰の予定であるのか出所を明確にすることができる。また、各ブロック体の外面には、各ブロック体の印面と同一の個人名やデザイン画を表示しているため、ブロック体の外面に表示された個人名やデザイン画を目視できるようになり、連結された複数のブロック体の中から取り外すことなく、各ブロック体のデザイン画を確認できる。よって、自分のスケジュールを簡単に作成することができる。
また、本考案に係るスケジュール等の表示用スタンプの一態様として、ブロック体の外面に設けられるデザイン画又は個人名の上下方向は、ブロック体の上下方向に沿っていて、浸透体は、ブロック体の下端側に設けられ、連結部は、ブロック体の上端側に設けられることが好ましい。
かかる構成によれば、連結された複数のブロック体の中から、所望するデザイン画又は個人名が外面に表示されたブロック体を一つ選択して、該選択したブロック体を、連結された複数のブロック体から取り外すと、浸透体が下向きに突出しているため、すぐさま押印できる利点がある。
また、本考案に係るスケジュール等の表示用スタンプの他態様として、最上段のブロック体の上端部に着脱されるクリップ付きキャップを備え、ブロック体の下端の浸透体の上側には、インク含浸体が着脱されることが好ましい。
かかる構成によれば、クリップで引っ掛けて保管している状態では、インク含浸体の下に浸透体が位置するため、インクが浸透体に十分に浸透することになり、押印可能な状態を確保できる。
また、本考案に係るスケジュール等の表示用スタンプの他態様として、ブロック体に設けられたデザインのうちの代表デザインと同じデザインのチャームが、キャップの上面に設けられていることが好ましい。
この場合、代表デザインをアピールできる。また、誰のスタンプであるのか識別性を高めることができるようになる。
以上の如く、本考案によれば、ブロック体の印面に朱肉を転着させることなく個人名をカレンダーやスケジュールノート等に容易に押印できて、カレンダーやスケジュールノート等を見た場合、誰の予定であるのか出所を明確にすることができる。また、ブロック体の外面には、該ブロック体の印面の印字内容と同一の表示がされているため、ブロック体の個人名やデザイン画等を、連結された複数のブロック体から取り外さなくても視認することができる。
以下、本考案の一実施形態に係るスケジュール等の表示用スタンプについて図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係るスケジュール等の表示用スタンプ1は、図1〜図6に示すように、着脱自在に連結された複数のブロック体2と、最上段のブロック体2に連結されたクリップ付きキャップ3と、最下段のブロック体2に連結された保護キャップ4とを備える。
ブロック体2は、多角形状(例えば本実施形態では八角形)の断面を有する筒状体で構成される。また、ブロック体2の一端部20は、閉塞されて平坦面となっている。この閉塞部20には、環状の突状部21が同心状に且つ軸方向に下向きに突出して形成される。また、ブロック体2の他端(上端)側は開口されて、連結する別のブロック体2の突状部21が着脱可能な連結部22として構成される。
また、ブロック体2の外面23には、各種デザイン画と個人名から選択される、異なるデザイン画と少なくとも個人名とが表示される構成になっている。ブロック体2の外面23に表示されるデザイン画又は個人名の上下方向は、ブロック体2の上下方向に沿っている。ここでいう、デザイン画とは、植物、動物、乗り物、飲食物、キャラクタ等を含む。また、個人名とは、氏姓、氏または姓のいずれか、ニックネーム、イニシャル等を含む。
突状部21内には、浸透体210と、該浸透体210の上側に配置されたインク含浸体211とが配置される。具体的に、浸透体210は、ブロック体2の下端側に設けられ、インク含浸体211からのインクが浸透する多孔性ゴム板212と、該多孔性ゴム板212にデザイン画や個人名等が印字された印面213とを備える。なお、デザイン画や個人名は、ユーザによって所望のものが選択されて印字されている。
突状部21の外面には、別のブロック体2の開口端部に連結させるための一対の連結溝が形成される。具体的に、連結溝は、突状部21の軸線に平行するように、突状部21の開口端から途中位置にかけて形成された案内溝230と、該案内溝230の途中位置から周方向に沿って連続して形成された係止溝231とを有する。そして、案内溝230及び係止溝231は、突状部21において対向した位置に一対形成される。
連結部22は、ブロック体2の上端側(開口端部)に設けられ、前記一対の連結溝に対応する一対の係止凸部220,220を備える。具体的には、ブロック体2の開口端部の内面に対角位置に形成される。すなわち、一のブロック体2に他のブロック体2を連結する場合、他のブロック体2を所定角度(例えば本実施形態では45度)ずらして挿入し、係止凸部220を案内溝230から係止溝231の一端へ移動させた後、他のブロック体2を回転させ、係止凸部220を係止溝231の一端から他端へ移動させる。これにより、一のブロック体2に他のブロック体2が連結される。
クリップ付きキャップ3は、最上段のブロック体2の上端部に着脱可能に構成される。具体的に、ブロック体2と同様に、多角形状の断面を有し、且つ一端部が閉塞されて平坦面となっている筒状体のキャップ本体30と、該キャップ本体30の外面に固着され、且つ先端部が下向きに延出されたクリップ31とを備える。キャップ本体30の閉塞端部の外面には、連結溝(案内溝301及び係止溝302)を有する突状部300が形成され、最上段のブロック体2の一対の係止凸部220,220に連結できるよう構成されている。
したがって、最上段のブロック体2にクリップ付きキャップ3が連結された状態においては、クリップ付きキャップ3によってブロック体2の連結部22が閉塞される。また、クリップ31によって、スケジュールノートAの表紙や衣服のポケットに引っ掛けることができ、クリップ31で引っ掛けて保管している状態では、インク含浸体211の下に浸透体210が位置するため、インクが浸透体210に十分に浸透することになり、押印可能な状態を確保できる。
保護キャップ4は、ブロック体2と同様に、一端部が閉塞されて平坦面となっている筒状体であり、開口端部の内面には、対角位置に一対の係止凸部40,40が形成され、ブロック体2の案内溝230及び係止溝231に連結できるよう構成されている。したがって、ブロック体2に保護キャップ4が連結された状態においては、保護キャップ4によって、ブロック体2の印面213が保護される。
つぎに本実施形態に係るスケジュール等の表示用スタンプ1の使用態様について図1、図4、図5,及び図7を参照して説明する。なお、本実施形態において、スケジュール等の表示用スタンプ1はスケジュールノートに押印するものとする。
通常、スケジュール等の表示用スタンプ1は、複数のブロック体2が直列に連結されて棒状を呈しており、最上段のブロック体2にクリップ付きキャップ3が連結され、最下段のブロック体2に保護キャップ4が連結されている。この状態において、各ブロック体2の外面23に表示されたデザイン画や個人名は同一直線上に並んでおり、どのブロック体2がどのようなデザイン画や個人名が印字されているのかを目視(確認)できるようになっている。
ユーザは、複数のブロック体2のうち、所望するデザイン画又は個人名が表示されたブロック体2を、該ブロック体2の外面23のデザイン画又は個人名を確認して選択する。以下、一のブロック体2に対する他のブロック体2の着脱について、一対の連結溝と一対の係止凸部220,220とが連結されることになるが、ここでは、片側の連結溝(案内溝230及び係止溝231)と係止凸部220との連結について説明する。
選択したブロック体2を、連結された複数のブロック体2から取り外す場合は、図4に示す連結された位置から45度回転させると、図5に示すように、選択したブロック体2の係止凸部220が、他のブロック体2の係止溝302の他端(閉塞端)から案内溝230に繋がる一端へ移動する。この状態から選択したブロック体2を他のブロック体2から軸方向に沿って引き抜くことで、選択したブロック体2の係止凸部220が、他のブロック体2の案内溝230から開口端部に移動するようになり、選択したブロック体2を他のブロック体2から取り外すことができる。
つぎに、取り外した状態のブロック体2は、印面213が下向きに突出しているため、すぐさま押印できる。この際、ブロック体2の外面に表示された個人名やデザイン画等を目視しているため、印面213を確認する必要はない。また、個人名やデザイン画等が表示されているブロック体2の外面23を上向きにして、例えばスケジュールノートAの紙面に押印することにより、印面213のデザイン画又は個人名が正しい向きで、スケジュールノートAの紙面に押印される。これにより、スケジュールノートAを見た場合、誰の予定であるのか出所が明確になる。
一方、取り外したブロック体2を他のブロック体2に連結する場合は、他のブロック体2に対して、取り外したブロック体2を45度ずらして、取り外したブロック体2の突状部21を他のブロック体2の開口端部内に挿入する。
これにより、取り外したブロック体2の突状部300の案内溝230から係止溝231の一端へ他のブロック体2の係止凸部220を移動する。この状態から、取り外したブロック体2を45度逆方向に回転させると、他のブロック体2の開口端部内の係止凸部220が係止溝231の一端から他端へ移動する。そして、取り外したブロック体2の係止溝231の他端(閉塞端)に、他のブロック体2の係止凸部220が位置することで、係止溝231に係止凸部220が係止した状態になる。すなわち、取り外したブロック体2が他のブロック体2に連結された状態になる。
なお、上述したスケジュール等の表示用スタンプ1においては、新たなブロック体2を最下段に連結することも可能であるし、途中位置に連結することも可能である。また、連結されたブロック体2の順番を変えて連結することも可能である。
このように、本実施形態に係るスケジュール等の表示用スタンプによれば、ブロック体2の印面213に朱肉を転着させることなく個人名を容易に押印できて、スケジュールノートAを見た場合、誰の予定であるのか出所が明確になるとともに、連結された複数のブロック体2の中から選択したブロック体2の印面は、どのようなデザイン画や個人名が印字されているのか、連結された複数のブロック体2から取り外さなくても確認することができる。
なお、本考案は、前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態の場合、ブロック体2の断面形状を八角形としたが、円形、楕円形、八角形を除く多角形状であってもよい。
また、前記実施形態の場合、複数のブロック体2の連結構造として、一対の連結溝(案内溝230及び係止溝231)と、該一対の連結溝に対応する一対の係止凸部220,220とを備えた連結構造を一例として説明したが、雄ねじと雌ねじとの螺合、凹凸嵌合等その他の連結構造であってもよい。
また、前記実施形態の場合、ブロック体2の素材や色については言及していないが、ブロック体2の素材としては、木製、合成樹脂、金属製のいずれであってもよく、着色されたもの、無色透明のものであってもよい。
また、前記実施形態の場合、表示用スタンプ1をスケジュールノートAに押印するようにしたが、カレンダー、手帳、伝言板、日記帳に押印するようにしてもよく、特殊インクを使用して紙おむつやゴルフボールに押印するようにしてもよい。
また、前記実施形態の場合、キャップ本体30と、該キャップ本体30に固着されたクリップ31とを備えたクリップ付きキャップ3としたが、図8に示すように、ブロック体2に設けられたデザインのうちの代表デザインと同じデザインのチャーム5を、キャップ本体30の上面にキャラクタや個人名等のチャームを取り付けるようにしてもよい。この場合、代表デザインをアピールできるとともに、スケジュール等の表示用スタンプ1が誰のものであるのか、スケジュール等の表示用スタンプ1自体の識別性を高めることもできる。
1…スケジュール等の表示用スタンプ、2…ブロック体、20…閉塞部、21…突状部、210…浸透体、211…インク含浸体、212…多孔性ゴム板、213…印面、22…連結部、220…係止凸部、23…ブロック体の外面、230…案内溝、231…係止溝、3…キャップ、30…キャップ本体、31…クリップ、300…突状部、301…案内溝、302…係止溝、4…保護キャップ、40…係止凸部、5…チャーム、A…スケジュールノート
Claims (4)
- 複数のブロック体を着脱自在に連結してなるスケジュール等の表示用スタンプにおいて、
各ブロック体の一端部には、突状部が形成され、且つ該突状部内には浸透体が装着され、他端側が連結する別のブロック体の突状部が着脱可能な連結部として構成され、
しかも、各ブロック体の浸透体の印面には、各種デザイン画と個人名から選択される、異なるデザイン画と少なくとも個人名とが印字されるとともに、各ブロック体の外面には、各ブロック体の印面に印字された各種デザイン画又は個人名と同一の表示内容が表示される構成になっている、ことを特徴とするスケジュール等の表示用スタンプ。 - ブロック体の外面に設けられるデザイン画又は個人名の上下方向は、ブロック体の上下方向に沿っていて
浸透体は、ブロック体の下端側に設けられ、
連結部は、ブロック体の上端側に設けられることを特徴とする請求項1に記載のスケジュール等の表示用スタンプ。 - 最上段のブロック体の上端部に着脱されるクリップ付きキャップを備え、
ブロック体の下端の浸透体の上側には、インク含浸体が着脱されることを特徴とする請求項1又は2に記載のスケジュール等の表示用スタンプ。 - ブロック体に設けられたデザインのうちの代表デザインと同じデザインのチャームが、キャップの上面に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスケジュール等の表示用スタンプ。
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JP2015005717U JP3202249U (ja) | 2015-11-10 | 2015-11-10 | スケジュール等の表示用スタンプ |
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KR100609862B1 (ko) * | 1998-12-03 | 2006-08-09 | 카오 코퍼레이션 | 리튬 2차 전지 및 그의 제조방법 |
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KR100609862B1 (ko) * | 1998-12-03 | 2006-08-09 | 카오 코퍼레이션 | 리튬 2차 전지 및 그의 제조방법 |
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