JP3202095U - 双安定パワーリレー - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で100A以上の切替え容量が可能で、少ないエネルギ要求で安全に切替わり、少ない部品で構成される、新規な小型双安定ハイパワーリレーを提供する。【解決手段】双安定パワーリレーは、ハウジング壁2dを貫通して案内される2つ又はそれ以上の端子4を備えたマルチチャンバ式絶縁ハウジング1と、端子に接続される接点組立体10と、公知の双安定アクチュエータ組立体12とを有する。全ての能動部品は直立に配置される。ばねは端子脚部5に配置され、ばねには移動可能な接点が配置される。固定接点は別の端子上に配置され、両接点は相互作用する接点ペアを構成する。基部ハウジング本体2の別個のハウジングチャンバ2a内の接点組立体10と別のハウジングチャンバ2b内のアクチュエータ組立体12は絶縁ハウジング1内に配置される。アクチュエータ組立体12は、スライダ11を介して連結され、スライダ11はアクチュエータ組立体12と接点組立体10とを接続し、各接点間を切替える。【選択図】図2

Description

本考案は、双安定ハイパワーリレーに関し、双安定ハイパワーリレーは、2つ又はそれ以上の端子を有するマルチチャンバ式絶縁ハウジングと、これに結合された接点組立体と、端子によって電流回路を閉じるか又は永久的に遮断することができる1つ又はそれ以上のばね接点を作動させるための双安定アクチュエータ組立体とを備える。
原則とし、このような一般的な小型ハイパワーリレーに関して、多種多様な技術的な個別の解決策が知られている。小型ハイパワーリレーは、例えば、独国公開特許102007011328に記載される。このリレーでは、アクチュエータ組立体は、接点組立体が配置された別のハウジングの上方にある別個のハウジングチャンバに配置される。ハウジングチャンバの空間的延長部は互いに異なる。これは比較的長い形状の接点ばねに起因する。実際のアクチュエータを備えるアクチュエータ組立体は、いわゆるH型アーマチャによって特徴付けられ、H型アーマチャは、その間に永久磁石が配置される2枚の平行な軟質金属板を備え、磁石は、一方の極が一方のアーマチャ板に向けて配向され、他方の極が他方のアーマチャ板に向けて配向されるように磁化される。H型アーマチャは、アクチュエータのハウジングチャンバ内のスタッド上でジャーナル支持され、互いに向かい合った磁気回路の2つのヨーク部品の2つの部品間で、印加された励起パルスに応じて、極可逆磁気コイルを切替える。欠点は、このスタッドによるジャーナル支持が摩耗を発生させることである。H型アーマチャは、本質的に伸張した接点ばねを覆いこれを撓ませる半径方向に突出したアームを有する。
独国公開実用新案202010005954には、高電流を切替えるためのリレー用接点システムによる別の技術的解決策が記載されており、この接点システムでは、一方側に固定された多層接点ばねが、相手接点に対して作用し、このばねは、2つの平行な脚部が部分的に形成されるようにループ形状に屈曲される。しかしながら、この解決策は、高電流で作用する電気力学的効果が閉じ力を部分的に改善するだけという欠点があり、接点表面の摩耗が増えて早くなるリスクがあり、これにより接点間の接点抵抗が大きくなり、接点温度が不必要に高くなり、熱放散のための特別な手段が必須となる。
独国公開特許102010017872には、絶縁ハウジング内に配置された複数の異なるハウジングチャンバを有する、別の双安定小型ハイパワーリレーが記載される。電流レール及び単相接点組立体は、ハウジングチャンバ内に配置され、接点ばねは、一端で電流レールの1つに固定して配置され、移動自在な接点が第2の電流レールに配置された固定接点に作用する。次に、傾動アーマチャを備えた双安定磁気アクチュエータ組立体は、第2のハウジングチャンバ内に配置され、傾動アーマチャは、駆動デバイスを介して接点ばねを撓ませて、電流レール経由で接続する電流回路を閉じるか又は遮断する。複数層を備える接点ばねはU形であり、電気力学的な電流ループの一種として少なくとも部分的に作用する。絶縁ハウジング内に精巧に支持された回転可能な2アーム式揺動要素は、接点ばねのための、つまり電流を切替えるための駆動デバイスとして設けられる。ここでは、1つの壁の中央に、揺動要素を支持するためのボアホールが形成される。この解決策は、多くの利点を有するが、それでも依然として製造が複雑であり、しかも絶縁ハウジングの外壁のボアホール内に支持された揺動要素は汚れやすい。電流レールの平坦な構成及び平面的な配置により、開閉装置への接続時に生じる機械的な力及び張力がリレーの内側に伝達される場合があり、接点相互の間の位置が変化して、リレーの摩耗が増えて寿命が短くなることがある。
独国公開特許102007011328 独国公開実用新案202010005954 独国公開特許102010017872
従って、構造的に非常に小型で100A又はそれ以上の切替え容量が可能であり、少ないエネルギ要求で安全に切替わることができ、更に少ない個々の部品で構成される、新規な小型双安定ハイパワーリレーに対する要望がある。
任意選択的に、本設計は、単相又は多相小型リレーとして構成することができる。
従って、本考案は、1つの態様において、マルチチャンバ式絶縁ハウジングを備えた小型双安定ハイパワーリレーを提供し、小型双安定ハイパワーリレーは、1つ又はそれ以上の端子と、該端子に接続された接点組立体と、接点又は複数の接点ペアを作動させるための双安定アクチュエータ組立体とを有し、アクチュエータ組立体は、外側ヨーク脚部毎に少なくとも1つのコイルと、中央ヨーク脚部に少なくとも1つの磁石とを含む単一又は多数部品のW形ヨークを備え、脚部は、ヨーク基部によって連結され、接点組立体は、U形ばね部品を有し、端子は、絶縁ハウジングのハウジング壁を貫通して直立に案内され、U形ばね部品は、1つ又はそれ以上の別個のばねを備え、1つ又はそれ以上の端子に直立に配置され、ばね部品には、1つ又はそれ以上の切替え可能な接点が配置され、1つ又はそれ以上の固定接点が、1つ又はそれ以上の他の端子に直立に配置され、基部ハウジング本体の別個のハウジングチャンバ内の接点組立体と、別のハウジングチャンバ内のアクチュエータ組立体とは、マルチチャンバ式絶縁ハウジング内に直立に配置され、アクチュエータ組立体は、ハウジング凹部に配置されアクチュエータ組立体と前記接点組立体とを接続するスライダを介して切替え可能な接点を固定接点に対して移動させる。
好ましくは、ばね部品を介して切替え可能な接点を支持する第1の端子脚部と、固定接点を支持する第2の端子脚部とは、角度付き構成であり、ばね部品の1つ又はそれ以上のばねは、接点を越えて延びる。
好ましくは、放電及び/又は熱放散のために、絶縁ハウジングには又はその上には、1つ、2つ、又はそれ以上の側面に、磁気的シールドとして有効な材料又は材料を組み合わせたものが配置される。
好ましくは、絶縁ハウジングには又はその上には、1つ、2つ、又はそれ以上の側面に磁気シールド板が配置される。
好ましくは、放電及び/又は熱放散のために、絶縁ハウジングには又はその上には、1つ、2つ、又はそれ以上の側面に、磁気シールドとして有効な材料又は材料を組み合わせたものが焼結、接着、又は直接施工される。
好ましくは、磁気シールド板は、個々の側面には配置され、導電性表面は、絶縁ハウジングの又はその上の他の側面に焼結、接着、又は積層される。
好ましくは、絶縁ハウジングの又はその上の磁気シールド又は磁気シールド板には、追加的な冷却フィンが形成される。
好ましくは、マルチチャンバ式絶縁ハウジングには、接続ピンに隣接して、1本、2本、又はそれ以上の案内ピンが配置される。
好ましくは、絶縁ハウジングに組み込まれる又は別に配置されるピンコネクタ部品は、ピン保護のために絶縁ハウジングに配置される。
以下、添付図面の各図を参照して、本考案の好ましい実施形態を例示的に説明する。各図において、2つ以上の図に現れる同一の構造、構成要素、又は部品は、一般にそれらが現れる全ての図で同じ参照番号が付される。一般に、各図に示す構成要素及び特徴部の寸法は、便宜的かつ説明を明確にする目的で選択され、必ずしも原寸通りではない。以下に各図を列挙する。
本考案の好ましい実施形態による双安定パワーリレーの部分的な分解図である。 図1のリレーの別の分解図である。 図1のリレーのアクチュエータ組立体を示す。 図3のアクチュエータ組立体の分解図である。 アクチュエータ組立体の一部のW形ヨークを示す。 図1のリレーの部品である接点組立体を例示する。 接点組立体の分解図である。 2枚の平坦シールド板を備えるリレーの組立図である。 図7aの構成の分解図である。 1枚の平坦シールド板を備えるリレーの組立図である。 図8aの構成の分解図である。 第2の実施形態に従って配置された接続ピンを備える図1のリレーを示す。 第3の実施形態に従って配置された接続ピンを備える図1のリレーを示す。
図1及び図2は、分解の程度が異なっており、単相リレーとしての実施形態において新規のスライダ11を用いて相互に関連する、本考案による小型リレーの個々の能動部品の空間的に限られた構造を示す。ここでは、基部ハウジング本体2のハウジング壁2dを貫通する端子4の直立構成、接点組立体10の直立構成、スライダ11の直立構成、及びアクチュエータ組立体12の直立装着を小型でコンパクトに設計する方法が示されている。マルチチャンバ式絶縁ハウジング1の基部ハウジング本体2は、ハウジングチャンバ2aに分かれており、ハウジングチャンバ2aには、角度が付いた端子脚部5を含む接点組立体10全体が取り付けられる。従って、各導電部品は、別個のハウジングチャンバで完全に覆われる。隔壁9は、導電部品をハウジングチャンバ2bからシールドし、接点を切替えるためのアクチュエータ組立体12が取り付けられる。この場合、アクチュエータ組立体12には3本の接続ピン21が配置され、ピンは、アクチュエータ組立体12の揺動アーマチャ19を作動させるための電気信号を受け取る。揺動アーマチャ19は、特別なハウジング凹部2c内に案内及び配置されたスライダ11を直線的に移動させる。スライダ11は、一端がアクチュエータ組立体12の揺動フォークに対して支持され、他端が多層ばね7のばね延長部と係合するように構造設計される。基部ハウジング本体2は、スナップ嵌合ラッチを有するハウジングカバー2eで閉じられる。
原則として、2つの直立端子4の代わりに4つの端子を配置することも想定され、この場合、絶縁ハウジング1の異なるハウジングチャンバ内に、3つの接点組立体、3つのアクチュエータ組立体、及び3つのスライダが配置される。
図3及び図4は、図1のアクチュエータ組立体12の構造を示し、これは3本の接続ピン21で制御され、低電流で切替え可能に設計される。切替えプロセス時にのみ電気的に励起される。従って、小型リレー全体が必要とするエネルギは僅かである。アクチュエータ組立体12は、アクチュエータフレーム13、ヨーク16、コイル14、及び揺動アーマチャ19を備える。ヨーク16の2つの外側ヨーク脚部16dは、アクチュエータフレーム13に取り付けられる。外側ヨーク脚部16dの各々の周りにコイル14が巻かれる。外側ヨーク脚部16dの各々は、ヨーク基部16aで連結され、ヨーク基部16aの中央には中央ヨーク脚部16cが配置され、これによってヨーク基部はW形の鉄コアとなる。中央ヨーク脚部とヨーク基部16aとの間には、励起部品としての高性能永久磁石16bが配置される。従って、アクチュエータフレーム13の上部で回転軸に支持され、僅かに角度が付いた2アーム式揺動アーマチャ19は、いずれのコイル14が揺動アーマチャ19を引き付けるか又は永久磁石16bの磁束を打ち消すかにに応じて、2つの異なる位置に移動することができる。このアクチュエータ手段によって、揺動アーマチャ19は、揺動フォーク20を介してスライダ11を直線移動させるだけの十分な力を生じる。揺動フォーク20は、一端でフォークがスライダ11に接触して、それをハウジング凹部2c内で移動させるような長さに形成される。再度、図4aは、アクチュエータ組立体12のW形ヨーク16の構造を示す。W形ヨークは、ヨーク基部16aを備え、ヨーク基部16aの中央には高性能磁石16bが配置される。中央ヨーク脚部16cは、磁石16b上に直接配置され、磁束を改善するようになっている。周りにコイル14が巻かれたヨーク脚部16dの各々が、左側及び右側に配置される。
図5及び図6は、組立図及び分解図として、端子4a及び4b、及び接点組立体10を別の詳細図として示す。端子4bは、角度が付いた端子脚部5を有し、ここでは2つの固定接点を備えた固定接点8bが固定される。ばね部品6は、端子4aの他の角度が付いた端子脚部5に締結される。ばね部品は、上下に配置された2つのばねアームを有し、各々のばねアームは、一方が他方の上に積層されたかつ両端で相互結合した、全体にU形の3つのばね7を備える。切替え可能なばね接点8dは、各ばねアームの弾性端部に締結される。原則として、3層以上のばねアームを設けることができる。ばね7は、切替え可能な接点8aを越えて延びるように設計されており、この延長部はスライダ11の延長部に係合し、結果的に切替え可能な接点8aは、スライダによって開閉できる。
角度の付いた端子脚部5によって、絶縁ハウジング1において、全ての空間6自由度での単純かつ堅牢な固定が実現する。対照的に、従来から公知の直線の端子設計は、6自由度のうち4自由度で固定されるだけであり、リレーの切替え動作に悪影響を及ぼす場合がある。
ばね部品6の全体的にU形の構造により、このような高電流の下で個々のばね層に作用する電気力学的な力は、反対の電流によって方向付けされるので、各接点は、従来よりも良好に相互に押し付けられ、接点ペア8の接触面は確実に閉じたままとなる。
双安定小型ハイパワーリレー全体が安全かつ確実にシールドされる理由から、絶縁ハウジング1の1つ、2つ、又はそれ以上の側面に又は側面上に、磁気的に効果のある適切な材料又は材料を組み合わせたものが配置される。
組立図及び分解図である図7a及び図7bは、好ましくは2枚の平坦な磁気シールド板3の配置を示し、一方は、磁気シールド板3毎の例えば2つのファスナ24によって、この目的のために設けられた特別なハウジング凹部で基部ハウジング本体2の下部に締結される。他方の磁気シールド板3は、同様の手法でハウジングカバー2eに締結される。マルチチャンバ式絶縁ハウジング1の上面又は下面だけに磁気シールドを配置することもできる。
図8a及び図8bは別の実施形態を示し、ハウジングカバー2e上に角度が付いた磁気シールド板3が配置され、側面も覆われている。この角度付き磁気シールドは、随意的に基部ハウジング本体2の下面及び別の側面に配置することができる。また、角度付き磁気シールド板3は、1つの上面及び2つの側面を覆うように設計することができる。このように設計されたシールド板を用いて、小型リレーの完全な磁気シールドを得ることができる。マルチチャンバ式絶縁ハウジング1の上面を導電性に設計すると、故障電流から保護する接地又は故障監視を簡単な方法で実現することができる。
原則として、磁気シールドは、必要に応じて、双安定小型ハイパワーリレーの絶縁材料製ハウジング1の1つ、2つ、又はそれ以上の側面に又はその上に、磁気的に効果のある材料として焼結、接着、直接施工することができる。
一般的に、双安定小型ハイパワーリレーに関して、絶縁性ハウジング1の個々の又は複数の側面に金属製シールド板3を配置すること、又は導電性表面を焼結、接着、又は積層することができる。現在、このような複合構造は、公知の製造プロセスを用いて異なる材料で形成することができる。
施工された金属表面は、磁気シールド及び/又は熱拡散及び/又は電気的保護に役立つ。異なる表面構成のこれらの3つの作用は、互いに組み合わせて又は独立して構成することができる。さらに、絶縁ハウジング1に又はその上に、又はシールド材料上に又はシールド板3上に冷却フィンを形成することができ、良好な熱放散が可能になる。
図9は、下向きに配置された接続ピン21の良好な接続のための及び同時に保護のための、2本の案内ピン22構成を有する小型リレーを示す。図9及び図10によるこの実施形態において、2本の接続ピン21が形成され、ここではアクチュエータは双極回路構成を有するが、図1、図2、図3、及び図4aのアクチュエータ設計は、単極回路構成を示している。このことは、アクチュエータ組立体の構成を顧客のニーズに応じて任意選択的に設計できることを示す。
図10は別の実施形態を示し、接続ピン21の保護のために及び良好な接続のために、マルチチャンバ式絶縁ハウジング1には、追加的なピンコネクタ部品が直接設けられている。ピンコネクタ部品23を備えた接続ピン21は、横方向外向きに示されている。このことは、接続ピン21が、所望の接続に応じて小型ハイパワーリレーから外方へ異なる方向に案内できることを示す。
接続ピン21を偶発的な変形から保護するために、又はアクチュエータ組立体12を制御するためにケーブルをより良好に、迅速に、かつ安全に接続するために、双安定小型ハイパワーリレーのマルチチャンバ式絶縁ハウジング1上には、接続ピン21に隣接して1本、2本、又はそれ以上の案内ピン22を配置することができる。案内ピン22の形状及び位置は、必要に応じて変更することができる。
ピン保護のために、絶縁ハウジング1に組み込まれるか又は別々に配置できるピンコネクタ部品23が、マルチチャンバ式絶縁ハウジング1に配置される場合、同じ効果を得ることができる。絶縁ハウジング及びピンコネクタ部品は、単一部品又は多数部品設計とすることができる。
前述の技術的解決策は、主として100Aを優に上回る大きさの電流を切替えるための小型ハイパワーリレーとして利用することができ、このリレーは、単相及び多相小型リレーとして設計することができる。ここでは、端子4を通常よりも有意に堅固に形成することは本質的に好都合であり、リレーが開閉装置に接続された場合、端子に生じる変形、又は一時的に作用する機械的な力は、接点組立体10又は接点ペア8自体には伝達されない。全体として、端子4は、絶縁ハウジングに対して非常に大きな機械的な力で固定される。絶縁ハウジング1は、構造的に簡単に組み立てることができ、製造が安価であり、単純な方法で設計すること及び実現することができるので、作用する機械的な力はハウジング構造によって吸収され、固定接点8bは、切替え可能な接点8aに対して位置が変化しない。小型リレーは、個々の組立体を絶縁ハウジング1に簡単に取り付けることを可能にする。アクチュエータ組立体12とスライダ11との間の単純かつ堅牢な結合に起因して、1つ(又は複数)の切替え可能な接点8aにより大きな力を伝達することができる。全体として、切替えの観点から、結合は以前よりも著しく堅くなりより安定する。全ての能動的な個々の構成要素の直立構成により、小型リレーは、機能的制約又は寿命低下に注意することなく、非常に小型に作ることが可能になる。また単純で、堅固かつ安定した新規なスライダ11は、開接点位置において切替え可能な接点8aのフラッタリングを確実に防止する。原則として、各接点又は接点ペア8の間の接点距離は、切替えることになる電流の大きさによって決まる最小値に低減することができる。
直立構成に起因して、個々のハウジングチャンバ及びハウジング凹部は、非常に小さく設計することができ、リレーを非常に小型に作ることが可能になる。本考案は、開閉装置で使用する100Aを越える電流を切替えるための単相及び三相小型リレーに特に適用可能である。
本出願の明細書及び実用新案登録請求の範囲では、動詞「備える」、「含む」、「包含する」、及び「有する」並びにそれらの変形形態は、記述した要素又は特徴部が存在することを明記するために包括的意味で使用するが、追加的な要素又は特徴部の存在を排除するものではない。
本考案の特定の特徴部は、明確化のために別個の実施形態に記載されるが、組み合わせて単一の実施形態に提示できることを理解されたい。反対に、本考案の様々な特徴部は、簡略にするために単一の実施形態に記載されるが、別個に又は任意の適切な部分的な組み合わせで提示することもできる。
当業者であれば、前述の実施形態は例示的なものであり、添付した実用新案登録請求の範囲により定義される本考案の範疇を逸脱することなく他の様々な実施形態が可能なことを理解できるはずである。
1 絶縁ハウジング
2 ハウジング本体
4 端子
7 多層ばね
8a 切替え可能な接点
8b 固定接点
9 隔壁
10 接点組立体
11 スライダ
12 アクチュエータ組立体
14 コイル
16 ヨーク
16c 中央ヨーク脚部
16d 外側ヨーク脚部
19 揺動アーマチャ
21 接続ピン

Claims (9)

  1. マルチチャンバ式絶縁ハウジングを備えた小型双安定ハイパワーリレーであって、1つ又はそれ以上の端子と、該端子に接続された接点組立体と、接点又は複数の接点ペアを作動させるための双安定アクチュエータ組立体とを有し、前記アクチュエータ組立体は、外側ヨーク脚部毎に少なくとも1つのコイルと、中央ヨーク脚部に少なくとも1つの磁石とを含む単一又は多数部品のW形ヨークを備え、前記脚部は、ヨーク基部によって連結され、前記接点組立体は、U形ばね部品を有する、小型双安定ハイパワーリレーにおいて、
    前記端子は、前記絶縁ハウジングのハウジング壁を貫通して直立に案内され、
    前記U形ばね部品は、1つ又はそれ以上の別個のばねを備え、前記1つ又はそれ以上の端子に直立に配置され、前記ばね部品には、1つ又はそれ以上の切替え可能な接点が配置され、
    1つ又はそれ以上の固定接点が、1つ又はそれ以上の他の端子に直立に配置され、
    基部ハウジング本体の別個のハウジングチャンバ内の前記接点組立体と、別のハウジングチャンバ内の前記アクチュエータ組立体とは、前記マルチチャンバ式絶縁ハウジング内に直立に配置され、前記アクチュエータ組立体は、ハウジング凹部に配置され、前記アクチュエータ組立体と前記接点組立体とを接続するスライダを介して前記切替え可能な接点を前記固定接点に対して移動させる、
    ことを特徴とする小型双安定ハイパワーリレー。
  2. 前記ばね部品を介して前記切替え可能な接点を支持する第1の端子脚部と、前記固定接点を支持する第2の端子脚部とは、角度付き構成であり、
    前記ばね部品の1つ又はそれ以上のばねは、前記接点を越えて延びる、請求項1に記載の双安定リレー。
  3. 放電及び/又は熱放散のために、前記絶縁ハウジングには又はその上には、1つ、2つ、又はそれ以上の側面に、磁気的シールドとして有効な材料又は材料を組み合わせたものが配置される、請求項1に記載の双安定リレー。
  4. 前記絶縁ハウジングには又はその上には、1つ、2つ、又はそれ以上の側面に磁気シールド板が配置される、請求項3に記載の双安定リレー。
  5. 放電及び/又は熱放散のために、前記絶縁ハウジングには又はその上には、1つ、2つ、又はそれ以上の側面に、磁気シールドとして有効な材料又は材料を組み合わせたものが焼結、接着、又は直接施工される、請求項3に記載の双安定リレー。
  6. 前記磁気シールド板は、個々の側面には配置され、導電性表面は、前記絶縁ハウジングの又はその上の他の側面に焼結、接着、又は積層される、請求項5に記載の双安定リレー。
  7. 前記絶縁ハウジングの又はその上の磁気シールド又は前記磁気シールド板には、追加的な冷却フィンが形成される、請求項3から6のいずれか一項に記載の双安定リレー。
  8. 前記マルチチャンバ式絶縁ハウジングには、前記接続ピンに隣接して、1本、2本、又はそれ以上の案内ピンが配置される、請求項1から7のいずれか一項に記載の双安定リレー。
  9. 前記絶縁ハウジングに組み込まれる又は別に配置されるピンコネクタ部品は、ピン保護のために前記絶縁ハウジングに配置される、請求項1から7のいずれか一項に記載の双安定リレー。
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