JP3201935B2 - 液体試薬用パッケージングシステム - Google Patents
液体試薬用パッケージングシステムInfo
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
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- B01L3/50—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
- B01L3/508—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes rigid containers not provided for above
- B01L3/5082—Test tubes per se
- B01L3/50825—Closing or opening means, corks, bungs
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D71/00—Bundles of articles held together by packaging elements for convenience of storage or transport, e.g. portable segregating carrier for plural receptacles such as beer cans or pop bottles; Bales of material
- B65D71/50—Bundles of articles held together by packaging elements for convenience of storage or transport, e.g. portable segregating carrier for plural receptacles such as beer cans or pop bottles; Bales of material comprising a plurality of articles held together only partially by packaging elements formed otherwise than by folding a blank
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N35/00584—Control arrangements for automatic analysers
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-
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- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、保持エリア（ｈｏ
ｌｄｉｎｇ ａｒｅａ）を有する１つまたは数個の容器
および該容器の数と同じ数の開口（ａｐｅｒｔｕｒｅ）
を有するプラグオンプレート（ｐｌｕｇ−ｏｎ ｐｌａ
ｔｅ）からなり、前記プラグオンプレートの開口が大き
さおよび形状の点で保持エリアの横断面と本質的に一致
している液体試薬用パッケージングシステムに関する。
ｌｄｉｎｇ ａｒｅａ）を有する１つまたは数個の容器
および該容器の数と同じ数の開口（ａｐｅｒｔｕｒｅ）
を有するプラグオンプレート（ｐｌｕｇ−ｏｎ ｐｌａ
ｔｅ）からなり、前記プラグオンプレートの開口が大き
さおよび形状の点で保持エリアの横断面と本質的に一致
している液体試薬用パッケージングシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】臨床分析においては、多くの液体用容器
を手動でおよび機械的に操作しなければならないので、
主として液体試薬用のパッケージングシステムが必要と
される。
を手動でおよび機械的に操作しなければならないので、
主として液体試薬用のパッケージングシステムが必要と
される。
【０００３】従来の技術としては、米国特許第４８４９
１７７号明細書および国際公開第９３／０１７３９号パ
ンフレットの液体試薬用パッケージングシステムが知ら
れている。米国特許第４８４９１７７号明細書には、試
薬容器が配置されうる数個のくぼみを有するコンテナが
記載されている。該コンテナは該容器の底部および周辺
の面をおおう。前記くぼみの形状からして、前記コンテ
ナは円形の横断面を有する容器用として設計されてい
る。
１７７号明細書および国際公開第９３／０１７３９号パ
ンフレットの液体試薬用パッケージングシステムが知ら
れている。米国特許第４８４９１７７号明細書には、試
薬容器が配置されうる数個のくぼみを有するコンテナが
記載されている。該コンテナは該容器の底部および周辺
の面をおおう。前記くぼみの形状からして、前記コンテ
ナは円形の横断面を有する容器用として設計されてい
る。
【０００４】国際公開第９３／０１７３９号パンフレッ
トにも容器が配置されるコンテナが記載されている。記
載されているパッケージングシステムを用いるために
は、容器を前記コンテナ中に配置し、かつカバープレー
トをその上に配置する。試薬容器の首部ないしはネック
（ｎｅｃｋｓ）の上に配置され、試薬容器をコンテナ内
に配置せしめるシリンダーがカバープレートの下側に配
置される。
トにも容器が配置されるコンテナが記載されている。記
載されているパッケージングシステムを用いるために
は、容器を前記コンテナ中に配置し、かつカバープレー
トをその上に配置する。試薬容器の首部ないしはネック
（ｎｅｃｋｓ）の上に配置され、試薬容器をコンテナ内
に配置せしめるシリンダーがカバープレートの下側に配
置される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】したがって従来の技術
は、容器を組み合わせるために該容器を配置するための
コンテナを必要とするという不都合を有する。これは、
コンテナのために比較的多くの材料が必要になるという
ことに結びつく。さらに、記載されている配置には比較
的大きなスペースを必要とする。また、従来の技術は、
ボトルの内容を示す容器表面のマーキングがコンテナに
よって覆われてしまう不都合を有する。したがって、追
加のマーキングをコンテナの外側に付することが必要と
なる。
は、容器を組み合わせるために該容器を配置するための
コンテナを必要とするという不都合を有する。これは、
コンテナのために比較的多くの材料が必要になるという
ことに結びつく。さらに、記載されている配置には比較
的大きなスペースを必要とする。また、従来の技術は、
ボトルの内容を示す容器表面のマーキングがコンテナに
よって覆われてしまう不都合を有する。したがって、追
加のマーキングをコンテナの外側に付することが必要と
なる。
【０００６】本発明の目的は、従来の技術が有する不都
合を克服することである。とくに、多くの材料を必要と
せず、費用に対して効率のよい方法で試薬容器を組み合
わすことを可能にすることが本発明の目的である。さら
に、本発明の目的は、使用者にとって簡単な組み合わせ
を可能にすること、および液体試薬の迅速かつ簡単な交
換または新しい組み合わせを可能にするシステムを提供
することである。
合を克服することである。とくに、多くの材料を必要と
せず、費用に対して効率のよい方法で試薬容器を組み合
わすことを可能にすることが本発明の目的である。さら
に、本発明の目的は、使用者にとって簡単な組み合わせ
を可能にすること、および液体試薬の迅速かつ簡単な交
換または新しい組み合わせを可能にするシステムを提供
することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の液体試薬用パッ
ケージングシステムは、１つの蓋エリア、１つの保持エ
リアおよび１つの貯蔵容器を有し、前記蓋エリアおよび
保持エリアが一体のユニットを構成する少なくとも１個
の試薬容器と、少なくとも１個の開口が大きさおよび形
の点で、前記少なくとも１個の試薬容器の前記保持エリ
アの横断面と一致するプラグオンプレートとからなり、
大きさおよび形の点における前記保持エリアと開口との
一致が、前記プラグオンプレートが保持エリアに差し込
まれたときに、プラグオンプレートに対して相対的な前
記容器の明確な方向付けを確実にし、前記保持エリア
が、前記容器の縦軸に関して傾斜しており、かつ前記プ
ラグオンプレートが該容器に押し込まれたときに該プラ
グオンプレートを固定する構成部材を有する。
ケージングシステムは、１つの蓋エリア、１つの保持エ
リアおよび１つの貯蔵容器を有し、前記蓋エリアおよび
保持エリアが一体のユニットを構成する少なくとも１個
の試薬容器と、少なくとも１個の開口が大きさおよび形
の点で、前記少なくとも１個の試薬容器の前記保持エリ
アの横断面と一致するプラグオンプレートとからなり、
大きさおよび形の点における前記保持エリアと開口との
一致が、前記プラグオンプレートが保持エリアに差し込
まれたときに、プラグオンプレートに対して相対的な前
記容器の明確な方向付けを確実にし、前記保持エリア
が、前記容器の縦軸に関して傾斜しており、かつ前記プ
ラグオンプレートが該容器に押し込まれたときに該プラ
グオンプレートを固定する構成部材を有する。
【０００８】本発明のパッケージングシステムは、前記
保持エリアが、前記容器の縦軸に関して傾斜しており、
かつ前記プラグオンプレートが該容器に押し込まれたと
きに該プラグオンプレートを固定する構成部材を有する
パッケージングシステム、該構成部材が表面または横棒
材１７であるパッケージングシステム、容器の保持エリ
ア１１をこえて前記プラグオンプレートが移動すること
を防ぐ突起部材１６が該保持エリアに隣接しているパッ
ケージングシステムなどが好ましい。
保持エリアが、前記容器の縦軸に関して傾斜しており、
かつ前記プラグオンプレートが該容器に押し込まれたと
きに該プラグオンプレートを固定する構成部材を有する
パッケージングシステム、該構成部材が表面または横棒
材１７であるパッケージングシステム、容器の保持エリ
ア１１をこえて前記プラグオンプレートが移動すること
を防ぐ突起部材１６が該保持エリアに隣接しているパッ
ケージングシステムなどが好ましい。
【０００９】また、前記保持エリア１１の周面上に突出
している１つまたは数個のランプ１４が該保持エリア１
１上に配置されており、プラグオンプレート２０の開口
２１は該ランプの上を１つの方向にのみ移動可能であ
り、該プラグオンプレートが組み合わされたのちには前
記ランプが該プラグオンプレートのもとの方向への移動
に対して機械的抵抗を示すパッケージングシステム、前
記プラグオンプレートの１つまたは数個の開口が本質的
に矩形の横断面を有するパッケージングシステム、前記
１つまたは数個の開口２１が当該開口に垂直な回転対称
性をＣ1対称性に下げる少なくとも１つの付加的な構造
部材を備えた本質的に矩形または円形の横断面を有する
パッケージングシステム、前記プラグオンプレートが自
動分析器中でのパッケージングシステムの明確な方向づ
け（ｏｒｉｅｎｔａｔｉｏｎ）を可能にするガイド部材
２４を有するパッケージングシステムなども好ましい。
している１つまたは数個のランプ１４が該保持エリア１
１上に配置されており、プラグオンプレート２０の開口
２１は該ランプの上を１つの方向にのみ移動可能であ
り、該プラグオンプレートが組み合わされたのちには前
記ランプが該プラグオンプレートのもとの方向への移動
に対して機械的抵抗を示すパッケージングシステム、前
記プラグオンプレートの１つまたは数個の開口が本質的
に矩形の横断面を有するパッケージングシステム、前記
１つまたは数個の開口２１が当該開口に垂直な回転対称
性をＣ1対称性に下げる少なくとも１つの付加的な構造
部材を備えた本質的に矩形または円形の横断面を有する
パッケージングシステム、前記プラグオンプレートが自
動分析器中でのパッケージングシステムの明確な方向づ
け（ｏｒｉｅｎｔａｔｉｏｎ）を可能にするガイド部材
２４を有するパッケージングシステムなども好ましい。
【００１０】さらに、前記プラグオンプレート２０がそ
の横断面に垂直なＣ2軸を有する開口２１を備え、各々
の容器が、該容器を縦軸のまわりに回転させてえられる
２つの位置で前記プラグオンプレートに連結されうるよ
うに前記容器の保持エリア１１が開口２１に配されるパ
ッケージングシステム、前記プラグオンプレートの開口
２１が大きさおよび形状の点で本質的に同一の横断面を
有するパッケージングシステムが好ましい。
の横断面に垂直なＣ2軸を有する開口２１を備え、各々
の容器が、該容器を縦軸のまわりに回転させてえられる
２つの位置で前記プラグオンプレートに連結されうるよ
うに前記容器の保持エリア１１が開口２１に配されるパ
ッケージングシステム、前記プラグオンプレートの開口
２１が大きさおよび形状の点で本質的に同一の横断面を
有するパッケージングシステムが好ましい。
【００１１】また、本発明は、本質的に矩形の横断面を
有する１つまたは数個の開口２１を備えた、液体試薬用
の容器を保持するためのプラグオンプレートをも供給す
る。装置中における位置づけのためのガイド部材２４、
２５を有するプラグオンプレート、バーコードラベル３
２を有するプラグオンプレートが好ましい。
有する１つまたは数個の開口２１を備えた、液体試薬用
の容器を保持するためのプラグオンプレートをも供給す
る。装置中における位置づけのためのガイド部材２４、
２５を有するプラグオンプレート、バーコードラベル３
２を有するプラグオンプレートが好ましい。
【００１２】さらに本発明は、２つまたはそれ以上の開
口を有するプラグオンプレートが試薬容器の保持エリア
に押し込まれる、該試薬容器を組み合わせる方法を提供
する。
口を有するプラグオンプレートが試薬容器の保持エリア
に押し込まれる、該試薬容器を組み合わせる方法を提供
する。
【００１３】また、本発明は開口２１を有するプラグオ
ンプレート２０を試薬容器の保持エリア１１に押し込む
ことにより該試薬容器を組み合わせるために、２つまた
はそれ以上の数の開口２１を有する前記プラグオンプレ
ート２０の使用にも関する。
ンプレート２０を試薬容器の保持エリア１１に押し込む
ことにより該試薬容器を組み合わせるために、２つまた
はそれ以上の数の開口２１を有する前記プラグオンプレ
ート２０の使用にも関する。
【００１４】本発明は液体試薬のパッケージングに関す
る。とくに臨床分析においては、自動分析装置に関連し
て多くの異なる試薬容器を確実に操作することが必要で
ある。これは、該容器が確実に自動分析装置中に移送さ
れ、かつ配置されなければならないことを意味してい
る。さらに、該容器が識別符号ないしはアイデンティフ
ィケーション マーク（ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ
ｍａｒｋ）によって確認されうることが保証されなけ
ればならない。これらの要件は、個々の容器を合わせて
２つまたは数個の容器の組み合わせを作ることによって
保証され、かつ簡易化される。このことは本発明におい
ては、互いに関連して定められた配列に該試薬容器を保
持するプラグオンプレートを、該容器上に配置させるこ
とにより達成される。
る。とくに臨床分析においては、自動分析装置に関連し
て多くの異なる試薬容器を確実に操作することが必要で
ある。これは、該容器が確実に自動分析装置中に移送さ
れ、かつ配置されなければならないことを意味してい
る。さらに、該容器が識別符号ないしはアイデンティフ
ィケーション マーク（ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ
ｍａｒｋ）によって確認されうることが保証されなけ
ればならない。これらの要件は、個々の容器を合わせて
２つまたは数個の容器の組み合わせを作ることによって
保証され、かつ簡易化される。このことは本発明におい
ては、互いに関連して定められた配列に該試薬容器を保
持するプラグオンプレートを、該容器上に配置させるこ
とにより達成される。
【００１５】臨床化学の分野では、たとえば食料品（ｆ
ｏｏｄｓｔｕｆｆｓ）の分野で必要なものとは大きく異
なる装置を必要とする結果、多くの装置および試薬を用
いることを必要とする。前記液体試薬は、製造に関連す
る変化（ｐｒｏｄｕｃｔｉｏｎ−ｒｅｌａｔｅｄ ｖａ
ｒｉａｔｉｏｎｓ）を受けやすい、すなわち製造ごとに
若干異なりうるかなり複雑な組成を有する。さらに、一
般にこれらの液体試薬は限られた貯蔵寿命を有する。こ
れらの理由から、液体試薬に識別番号を付与し、容器に
試薬の製造に関する詳細を記録し、かつ、必要ならば該
容器に使用期限を付しておく必要がある。この標識付け
は一次元もしくは二次元のバーコード、磁気ストリップ
またはいわゆるＲＦ−ＩＤチップによって達成される。
ｏｏｄｓｔｕｆｆｓ）の分野で必要なものとは大きく異
なる装置を必要とする結果、多くの装置および試薬を用
いることを必要とする。前記液体試薬は、製造に関連す
る変化（ｐｒｏｄｕｃｔｉｏｎ−ｒｅｌａｔｅｄ ｖａ
ｒｉａｔｉｏｎｓ）を受けやすい、すなわち製造ごとに
若干異なりうるかなり複雑な組成を有する。さらに、一
般にこれらの液体試薬は限られた貯蔵寿命を有する。こ
れらの理由から、液体試薬に識別番号を付与し、容器に
試薬の製造に関する詳細を記録し、かつ、必要ならば該
容器に使用期限を付しておく必要がある。この標識付け
は一次元もしくは二次元のバーコード、磁気ストリップ
またはいわゆるＲＦ−ＩＤチップによって達成される。
【００１６】本明細書における液体試薬は、分析に直接
的または間接的に貢献する全ての液体をいう。これら
は、とくに、あらかじめ定められた方法でサンプルと反
応する液体であるが、自動分析装置を較正するために用
いられる液体をも含む。さらには、洗浄液および他の補
助的な液体も含まれる。
的または間接的に貢献する全ての液体をいう。これら
は、とくに、あらかじめ定められた方法でサンプルと反
応する液体であるが、自動分析装置を較正するために用
いられる液体をも含む。さらには、洗浄液および他の補
助的な液体も含まれる。
【００１７】
【発明の実施の形態】本発明における容器は液体のため
の入れ物としての役割を果たす、口を開いたまたは閉じ
た容器であると解される。該容器は好ましくは、円形、
正方形、台形または矩形の横断面を有する筒状の形を呈
する。該容器は液体を含む貯蔵エリア（ｓｔｏｒａｇｅ
ａｒｅａ）と、プラグオンプレートとともに機能して
該容器を保持する役割を果たす保持エリアとを有する。
該容器は通常、蓋エリア（ｃｌｏｓｕｒｅ ａｒｅａ）
をも有する。従来から知られているデバイスを蓋として
用いることができる。これらは、たとえばヒンジ蓋（ｈ
ｉｎｇｅ ｃｏｖｅｒ）、ねじぶた、および栓などであ
る。とくにドイツ特許出願番号第４４１９１１６．２号
明細書に記載されているヒンジ蓋は本発明のパッケージ
ングシステムに用いるのに有利である。
の入れ物としての役割を果たす、口を開いたまたは閉じ
た容器であると解される。該容器は好ましくは、円形、
正方形、台形または矩形の横断面を有する筒状の形を呈
する。該容器は液体を含む貯蔵エリア（ｓｔｏｒａｇｅ
ａｒｅａ）と、プラグオンプレートとともに機能して
該容器を保持する役割を果たす保持エリアとを有する。
該容器は通常、蓋エリア（ｃｌｏｓｕｒｅ ａｒｅａ）
をも有する。従来から知られているデバイスを蓋として
用いることができる。これらは、たとえばヒンジ蓋（ｈ
ｉｎｇｅ ｃｏｖｅｒ）、ねじぶた、および栓などであ
る。とくにドイツ特許出願番号第４４１９１１６．２号
明細書に記載されているヒンジ蓋は本発明のパッケージ
ングシステムに用いるのに有利である。
【００１８】容器中の貯蔵エリアは、一般に横断面が円
形、正方形、台形または矩形であり、筒状の形を呈す
る。保持エリアは、容器の外側の形状と内側の形状が異
なる特別の応用例に対しても利点を有する。いくつかの
応用例において、本発明によれば、貯蔵容器の外壁が、
正方形の底部を有する筒であり、内部の貯蔵スペースが
円形の底部を有する筒であるばあいに利点を有する。こ
のように、充填の容量が小さくても、簡単な取り扱いを
保証するために容器が適切な大きさを有することが保証
される。一般にバーコードなどのような標識（ｌａｂｅ
ｌ）が簡単に貼り付けられ、かつ容易に読み取られるよ
うに貯蔵エリアの外側は平らな表面であることが好まし
い。
形、正方形、台形または矩形であり、筒状の形を呈す
る。保持エリアは、容器の外側の形状と内側の形状が異
なる特別の応用例に対しても利点を有する。いくつかの
応用例において、本発明によれば、貯蔵容器の外壁が、
正方形の底部を有する筒であり、内部の貯蔵スペースが
円形の底部を有する筒であるばあいに利点を有する。こ
のように、充填の容量が小さくても、簡単な取り扱いを
保証するために容器が適切な大きさを有することが保証
される。一般にバーコードなどのような標識（ｌａｂｅ
ｌ）が簡単に貼り付けられ、かつ容易に読み取られるよ
うに貯蔵エリアの外側は平らな表面であることが好まし
い。
【００１９】本発明によれば、パッケージングシステム
には同じ外形を有する容器を用いるのが好ましい。その
ような画一化により、自動分析装置内の容器の自動操作
をきわめて簡単にすることだけでなく、製造工程を簡単
にすることも可能である。充填および移動の際に容器を
操作するには円形または正方形の横断面を有することが
好ましい。なぜならこれらのばあい、容器の向きを調節
する必要がないためである。各容器の保持エリアがプラ
グオンプレートの各開口に挿入されうるように、プラグ
オンプレートの開口が同じかまたは少なくともほとんど
同じである横断面を有するのが好ましい。
には同じ外形を有する容器を用いるのが好ましい。その
ような画一化により、自動分析装置内の容器の自動操作
をきわめて簡単にすることだけでなく、製造工程を簡単
にすることも可能である。充填および移動の際に容器を
操作するには円形または正方形の横断面を有することが
好ましい。なぜならこれらのばあい、容器の向きを調節
する必要がないためである。各容器の保持エリアがプラ
グオンプレートの各開口に挿入されうるように、プラグ
オンプレートの開口が同じかまたは少なくともほとんど
同じである横断面を有するのが好ましい。
【００２０】液体試薬用の容器は、本発明によれば１つ
のプラグオンプレートにより連結される。該プラグオン
プレートは、容器の保持エリアの横断面と大きさおよび
形状の点で本質的に一致する開口を１つまたは数個、好
ましくは２つまたは３つ有する。開口は本質的に矩形の
横断面を有することが好ましい。該開口の大きさは、通
常数センチメートルの範囲である。該開口は、好ましく
は該開口の対称性を下げるための、より小さな領域部分
を有する。該開口は、たとえば付加的な領域エレメント
として横棒材を備えた矩形の横断面を有してもよい。容
器の保持エリアが同じ横断面を有するとき、プラグオン
プレートは該保持エリアに対して一方向にのみ押し込ま
れうる。したがって、互いに、およびプラグオンプレー
トに関して、該容器の明確な方向づけが保証される。容
器およびプラグオンプレートの所望の方向づけを保証す
るために、前記開口は、たとえば台形または長円形の横
断面を有してもよい。
のプラグオンプレートにより連結される。該プラグオン
プレートは、容器の保持エリアの横断面と大きさおよび
形状の点で本質的に一致する開口を１つまたは数個、好
ましくは２つまたは３つ有する。開口は本質的に矩形の
横断面を有することが好ましい。該開口の大きさは、通
常数センチメートルの範囲である。該開口は、好ましく
は該開口の対称性を下げるための、より小さな領域部分
を有する。該開口は、たとえば付加的な領域エレメント
として横棒材を備えた矩形の横断面を有してもよい。容
器の保持エリアが同じ横断面を有するとき、プラグオン
プレートは該保持エリアに対して一方向にのみ押し込ま
れうる。したがって、互いに、およびプラグオンプレー
トに関して、該容器の明確な方向づけが保証される。容
器およびプラグオンプレートの所望の方向づけを保証す
るために、前記開口は、たとえば台形または長円形の横
断面を有してもよい。
【００２１】プラグオンプレートが横断面に垂直なＣ2
軸を有する開口を備えた本発明のパッケージングシステ
ムは有利であるということもわかっている。これは、た
とえば互いに対向しあう２つの横棒材を備えた矩形の開
口または正方形の開口によって実現される。もし容器の
保持エリアが、対応して前記横棒材に対する１つもしく
は２つの隙間を備えた矩形の横断面または正方形の横断
面を有するなら、容器は２つの方向においてプラグオン
プレートと連結されうる。これらの位置は、容器を該容
器の縦軸の回りに回転させることによってえられる。こ
れらの情報により、当業者は、プラグオンプレートの開
口の横断面および保持エリアの横断面に関して、同様の
機能を果たす多くの可能性をうることができる。
軸を有する開口を備えた本発明のパッケージングシステ
ムは有利であるということもわかっている。これは、た
とえば互いに対向しあう２つの横棒材を備えた矩形の開
口または正方形の開口によって実現される。もし容器の
保持エリアが、対応して前記横棒材に対する１つもしく
は２つの隙間を備えた矩形の横断面または正方形の横断
面を有するなら、容器は２つの方向においてプラグオン
プレートと連結されうる。これらの位置は、容器を該容
器の縦軸の回りに回転させることによってえられる。こ
れらの情報により、当業者は、プラグオンプレートの開
口の横断面および保持エリアの横断面に関して、同様の
機能を果たす多くの可能性をうることができる。
【００２２】開口の周辺部分、および所望によりプラグ
オンプレートの外側の縁もが厚くなるように、該プラグ
オンプレートを好適に作ることができる。これによりプ
ラグオンプレートの機械的安定性が増し、かつ必要とす
る材料が少なくてすむ。さらに、開口の縁の部材を厚く
すると、互いに近接する、容器の保持エリアの表面およ
びプラグオンプレートの表面が増大する。これにより、
本発明のパッケージングシステムの安定性が増す。
オンプレートの外側の縁もが厚くなるように、該プラグ
オンプレートを好適に作ることができる。これによりプ
ラグオンプレートの機械的安定性が増し、かつ必要とす
る材料が少なくてすむ。さらに、開口の縁の部材を厚く
すると、互いに近接する、容器の保持エリアの表面およ
びプラグオンプレートの表面が増大する。これにより、
本発明のパッケージングシステムの安定性が増す。
【００２３】前記プラグオンプレートは、本発明のパッ
ケージングシステムが自動分析装置内に配置および／ま
たは移送されることを可能にするガイド部材（ｇｕｉｄ
ｉｎｇ ｅｌｅｍｅｎｔ）を有してもよい。これらのガ
イド部材はプラグオンプレート中の追加的な開口であっ
てもよい。プラグオンプレートに突起、棒材またはそれ
らのようなものを設けることも可能である。
ケージングシステムが自動分析装置内に配置および／ま
たは移送されることを可能にするガイド部材（ｇｕｉｄ
ｉｎｇ ｅｌｅｍｅｎｔ）を有してもよい。これらのガ
イド部材はプラグオンプレート中の追加的な開口であっ
てもよい。プラグオンプレートに突起、棒材またはそれ
らのようなものを設けることも可能である。
【００２４】ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチ
レンおよびポリメチルメタクリレートなどのようなプラ
スチックは容器およびプラグオンプレートのための材料
として適当である。しかし、金属からプラグオンプレー
トを製造することも可能である。もし所望するなら、こ
れらのプラスチックと当業者に公知の補助的な物質との
混合物であって、強度、剛性または平面度を増大させる
混合物を用いてもよい。プラスチックに加えて、ガラス
も容器の貯蔵エリアに用いうる。より大きな機械的応力
のために、高品質プラスチックがとくに蓋エリアおよび
保持エリアに適当である。とくに、プラスチックのポリ
スチレンおよびポリプロピレンはフィルムヒンジ（ｆｉ
ｌｍ ｈｉｎｇｅ）を有する蓋に適当である。
レンおよびポリメチルメタクリレートなどのようなプラ
スチックは容器およびプラグオンプレートのための材料
として適当である。しかし、金属からプラグオンプレー
トを製造することも可能である。もし所望するなら、こ
れらのプラスチックと当業者に公知の補助的な物質との
混合物であって、強度、剛性または平面度を増大させる
混合物を用いてもよい。プラスチックに加えて、ガラス
も容器の貯蔵エリアに用いうる。より大きな機械的応力
のために、高品質プラスチックがとくに蓋エリアおよび
保持エリアに適当である。とくに、プラスチックのポリ
スチレンおよびポリプロピレンはフィルムヒンジ（ｆｉ
ｌｍ ｈｉｎｇｅ）を有する蓋に適当である。
【００２５】本発明のパッケージングシステムに用いら
れる容器は一体型、２つの部分からなるもの、複数の部
分からなるものとして作ることができる。蓋エリアおよ
び保持エリアからなるユニットが貯蔵エリアに挿入され
る容器がとくに好ましい。
れる容器は一体型、２つの部分からなるもの、複数の部
分からなるものとして作ることができる。蓋エリアおよ
び保持エリアからなるユニットが貯蔵エリアに挿入され
る容器がとくに好ましい。
【００２６】保持エリアはプラグオンプレートに適合さ
れる構成部材を有するため、該プラグオンプレートおよ
び保持エリアを固定することが可能である。
れる構成部材を有するため、該プラグオンプレートおよ
び保持エリアを固定することが可能である。
【００２７】本発明の主要な点は、容器を固定するため
の保持エリアおよびプラグオンプレートのあいだの相互
作用である。この機能を達成するために、２つの実施態
様がとくに適切である。
の保持エリアおよびプラグオンプレートのあいだの相互
作用である。この機能を達成するために、２つの実施態
様がとくに適切である。
【００２８】第１の実施態様において、保持エリアは容
器の縦軸に対してある角度を有する構成部材を備える。
これらの構成部材は、たとえば表面または棒材であって
もよい。これら構成部材のために、保持エリアの横断面
は変化する。第１の領域において、保持エリアの横断面
は、プラグオンプレート中の開口の内側の横断面よりも
小さい。もう１つの領域において、保持エリアは前記開
口の内側の幅と一致するか、または該幅をこえる幅の横
断面を有する。プラグオンプレートが小さな横断面を有
する保持エリアの側に押し込まれ、そしてより大きな横
断面の方向へ動かされたとき、該プラグオンプレートと
保持エリアは固定される。もし、棒材が構成部材として
用いられるなら、保持エリアの横断面および開口の横断
面が本質的に一致する。前記棒材は一方の側が保持エリ
アの周辺面と一致し、反対側が該保持エリアの周辺面か
ら数ミリメートルだけ幅方向に突出するように斜めに配
される。プラグオンプレートおよび容器が本発明にした
がって互いに連結されたとき、前記棒材とプラグオンプ
レートが固定される。このように、連結を形成するパー
トナー、つまりプラグオンプレートおよび保持エリアが
作製公差（ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ ｔｏｌｅｒａ
ｎｃｅｓ）を示すばあいでさえ、あそびのない連結が達
成されうる。
器の縦軸に対してある角度を有する構成部材を備える。
これらの構成部材は、たとえば表面または棒材であって
もよい。これら構成部材のために、保持エリアの横断面
は変化する。第１の領域において、保持エリアの横断面
は、プラグオンプレート中の開口の内側の横断面よりも
小さい。もう１つの領域において、保持エリアは前記開
口の内側の幅と一致するか、または該幅をこえる幅の横
断面を有する。プラグオンプレートが小さな横断面を有
する保持エリアの側に押し込まれ、そしてより大きな横
断面の方向へ動かされたとき、該プラグオンプレートと
保持エリアは固定される。もし、棒材が構成部材として
用いられるなら、保持エリアの横断面および開口の横断
面が本質的に一致する。前記棒材は一方の側が保持エリ
アの周辺面と一致し、反対側が該保持エリアの周辺面か
ら数ミリメートルだけ幅方向に突出するように斜めに配
される。プラグオンプレートおよび容器が本発明にした
がって互いに連結されたとき、前記棒材とプラグオンプ
レートが固定される。このように、連結を形成するパー
トナー、つまりプラグオンプレートおよび保持エリアが
作製公差（ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ ｔｏｌｅｒａ
ｎｃｅｓ）を示すばあいでさえ、あそびのない連結が達
成されうる。
【００２９】第２の実施態様においては、１つまたは数
個のランプ（ｒａｍｐｓ）が、蓋と対向する保持エリア
の側面に配される。該ランプの一方の側は保持エリアの
周辺面と一致し、反対の面は保持エリアの周辺面から数
ミリメートルだけ突出している。プラグオンプレートを
容器の蓋の上方および保持エリアに向かって移動させる
と、比較的小さな力でプラグオンプレートを前記ランプ
のうえに動かすことができる。プラグオンプレートはラ
ンプをこえると停止位置に達し、急勾配で突き出してい
る該ランプがあたるために大きな力を用いたときにのみ
動かされうる。ランプと対向する保持エリアの周辺面に
は突起部材を設けるのが好ましい。したがって停止位置
においてプラグオンプレートはランプと突起部材のあい
だに位置する。
個のランプ（ｒａｍｐｓ）が、蓋と対向する保持エリア
の側面に配される。該ランプの一方の側は保持エリアの
周辺面と一致し、反対の面は保持エリアの周辺面から数
ミリメートルだけ突出している。プラグオンプレートを
容器の蓋の上方および保持エリアに向かって移動させる
と、比較的小さな力でプラグオンプレートを前記ランプ
のうえに動かすことができる。プラグオンプレートはラ
ンプをこえると停止位置に達し、急勾配で突き出してい
る該ランプがあたるために大きな力を用いたときにのみ
動かされうる。ランプと対向する保持エリアの周辺面に
は突起部材を設けるのが好ましい。したがって停止位置
においてプラグオンプレートはランプと突起部材のあい
だに位置する。
【００３０】保持エリアのとくに好ましい実施態様は前
記実施態様を組み合わせることによりえられる。
記実施態様を組み合わせることによりえられる。
【００３１】本発明のパッケージングシステムは、該パ
ッケージングシステムを用いると簡単に、かつ材料を節
約する方法で容器を組み合わせることができるという前
記のような利点を有する。さらに、本発明のパッケージ
ングシステムは空間を節約し、かつ、該パッケージング
システムが用いられる自動分析装置のサイズダウンを可
能にする。
ッケージングシステムを用いると簡単に、かつ材料を節
約する方法で容器を組み合わせることができるという前
記のような利点を有する。さらに、本発明のパッケージ
ングシステムは空間を節約し、かつ、該パッケージング
システムが用いられる自動分析装置のサイズダウンを可
能にする。
【００３２】本発明のパッケージングシステムは、互い
におよびプラグオンプレートに関して所定の方向に前記
容器が配列されることを保証するという利点を有する。
また、本発明のパッケージングシステムがボトルの口お
よび蓋の確実な方向づけを可能にするということもとく
に重要である。さらに、容器の外側の大部分が接近可能
な（ａｃｃｅｓｓｉｂｌｅ）ため、該容器に付した標識
を読むことができる。
におよびプラグオンプレートに関して所定の方向に前記
容器が配列されることを保証するという利点を有する。
また、本発明のパッケージングシステムがボトルの口お
よび蓋の確実な方向づけを可能にするということもとく
に重要である。さらに、容器の外側の大部分が接近可能
な（ａｃｃｅｓｓｉｂｌｅ）ため、該容器に付した標識
を読むことができる。
【００３３】本発明のさらに有利な特徴は、容器および
プラグオンプレートのあいだの連結が再びはずされうる
ということである。これは、たとえば容器を新しい組み
合わせで連結すること、または１つの配列中の容器を個
々に交換することを可能にする。本発明のパッケージン
グシステムを用いれば容器の交換を非常に簡単かつ迅速
に行なうことが可能である。実際には、製造業者または
利用客によって、連結された配列を容易に変えることが
できるべきではないことがしばしば望まれる。このばあ
い、少なからぬ力がはたらいたときに１つの容器だけが
配列から取りはずされるように、前記プラグオンプレー
トを保持エリアに固定する止め部材（ｓｔｏｐ ｅｌｅ
ｍｅｎｔ）が設計されてもよい。
プラグオンプレートのあいだの連結が再びはずされうる
ということである。これは、たとえば容器を新しい組み
合わせで連結すること、または１つの配列中の容器を個
々に交換することを可能にする。本発明のパッケージン
グシステムを用いれば容器の交換を非常に簡単かつ迅速
に行なうことが可能である。実際には、製造業者または
利用客によって、連結された配列を容易に変えることが
できるべきではないことがしばしば望まれる。このばあ
い、少なからぬ力がはたらいたときに１つの容器だけが
配列から取りはずされるように、前記プラグオンプレー
トを保持エリアに固定する止め部材（ｓｔｏｐ ｅｌｅ
ｍｅｎｔ）が設計されてもよい。
【００３４】以下、添付図面に基づいて本発明を詳細に
説明する。
説明する。
【００３５】図１は蓋エリア１０および保持エリア１１
からなる１つのユニットを示す。すなわち、図１に示さ
れるように、蓋エリア１０および保持エリア１１が、一
体のユニット（ワンピースユニット）を構成している。
このユニットは容器の貯蔵エリアに押し込められ、保持
エリアを備えた閉止可能な容器ができることになる。図
１に示される保持エリア１１は、突部１３に隣接した矩
形状の横断面を有するベース１２を上部に備える。２つ
のランプが前記ベースの両側の壁の各々に配置され、ベ
ース１２の側面から突き出ている。保持エリア１１の下
方部分には、矩形状の、ベース１２の横断面よりも大き
い横断面を有する第２のベース１５がある。これにより
突起部材１６ができる。
からなる１つのユニットを示す。すなわち、図１に示さ
れるように、蓋エリア１０および保持エリア１１が、一
体のユニット（ワンピースユニット）を構成している。
このユニットは容器の貯蔵エリアに押し込められ、保持
エリアを備えた閉止可能な容器ができることになる。図
１に示される保持エリア１１は、突部１３に隣接した矩
形状の横断面を有するベース１２を上部に備える。２つ
のランプが前記ベースの両側の壁の各々に配置され、ベ
ース１２の側面から突き出ている。保持エリア１１の下
方部分には、矩形状の、ベース１２の横断面よりも大き
い横断面を有する第２のベース１５がある。これにより
突起部材１６ができる。
【００３６】さらに、横棒材１７が図１に示されてお
り、該横棒材の外側の面は容器の縦軸に関して傾いてい
る。保持エリアの側面の上部で、棒材１７の外側の壁は
ベース１２の壁と一体になり、そこは１つの平面とな
る。保持エリアの側面の下部に向って、前記棒材はベー
ス１２から突き出している。
り、該横棒材の外側の面は容器の縦軸に関して傾いてい
る。保持エリアの側面の上部で、棒材１７の外側の壁は
ベース１２の壁と一体になり、そこは１つの平面とな
る。保持エリアの側面の下部に向って、前記棒材はベー
ス１２から突き出している。
【００３７】図２は、２つの開口を備えるプラグオンプ
レートおよび３つの開口を備えるプラグオンプレートを
示す。両方のプラグオンプレートから、外側の縁および
開口に面する縁が保持エリアのベースの部分に関して厚
くされている。開口２１から、該開口２１の形状が保持
エリアの上部のベース１２の形状と一致することがわか
る。これは開口２１が、エリア部材２２に接する矩形の
横断面を有し、プラグオンプレート２０が保持エリア１
１に押し込まれたときに、突部１３が前記開口に適合す
るということを示す。開口２１のリム表面（ｒｉｍ ｓ
ｕｒｆａｃｅ）２３は、突起部材１６とランプ１４の下
縁とのあいだの距離と一致する幅を有する。さらに、プ
ラグオンプレート２０はガイド部材２４、２５を前部お
よび後部に有する。本実施例では、該ガイド部材は半円
形状（ｓｅｍｉ−ｃｉｒｃｕｌａｒ）の開口である。も
し、本発明のパッケージングシステムが自動分析装置で
用いられるなら、該自動分析装置の、たとえばロッドが
前記ガイド部材２４、２５にかみ合ってパッケージング
システムの位置を定める役割を果たす。前部のガイド部
材２４のそれぞれのあいだの距離は、後部のガイド部材
２５のあいだの距離と異なる。このように、自動分析装
置中のパッケージングシステムの正確な位置づけを可能
にするべく、該パッケージングシステムの前部および後
部を区別することが可能である。
レートおよび３つの開口を備えるプラグオンプレートを
示す。両方のプラグオンプレートから、外側の縁および
開口に面する縁が保持エリアのベースの部分に関して厚
くされている。開口２１から、該開口２１の形状が保持
エリアの上部のベース１２の形状と一致することがわか
る。これは開口２１が、エリア部材２２に接する矩形の
横断面を有し、プラグオンプレート２０が保持エリア１
１に押し込まれたときに、突部１３が前記開口に適合す
るということを示す。開口２１のリム表面（ｒｉｍ ｓ
ｕｒｆａｃｅ）２３は、突起部材１６とランプ１４の下
縁とのあいだの距離と一致する幅を有する。さらに、プ
ラグオンプレート２０はガイド部材２４、２５を前部お
よび後部に有する。本実施例では、該ガイド部材は半円
形状（ｓｅｍｉ−ｃｉｒｃｕｌａｒ）の開口である。も
し、本発明のパッケージングシステムが自動分析装置で
用いられるなら、該自動分析装置の、たとえばロッドが
前記ガイド部材２４、２５にかみ合ってパッケージング
システムの位置を定める役割を果たす。前部のガイド部
材２４のそれぞれのあいだの距離は、後部のガイド部材
２５のあいだの距離と異なる。このように、自動分析装
置中のパッケージングシステムの正確な位置づけを可能
にするべく、該パッケージングシステムの前部および後
部を区別することが可能である。
【００３８】プラグオンプレート２０と保持エリア１１
の連結は図１および２を用いて詳細に説明される。
の連結は図１および２を用いて詳細に説明される。
【００３９】プラグオンプレート２０および容器を互い
に適合させるために、開口２１が保持エリア１１に上方
から挿入される。リム表面２３がランプ１４の下に位置
すると、突起部材１６によってプラグオンプレートのさ
らなる動きが防がれる。ついで、ランプ１４はプラグオ
ンプレート２０が保持エリアからはずれることを防ぐ。
しかし、適当な力が用いられるとき、保持エリアおよび
プラグオンプレート２０は、プラグオンプレートを引っ
ぱることによって互いを外すことができる。プラグオン
プレート２０が保持エリア１１に押し込まれたとき、横
棒材１７がプラグオンプレートおよび保持エリアを固定
し、それらの連結を追加的に安定させる。
に適合させるために、開口２１が保持エリア１１に上方
から挿入される。リム表面２３がランプ１４の下に位置
すると、突起部材１６によってプラグオンプレートのさ
らなる動きが防がれる。ついで、ランプ１４はプラグオ
ンプレート２０が保持エリアからはずれることを防ぐ。
しかし、適当な力が用いられるとき、保持エリアおよび
プラグオンプレート２０は、プラグオンプレートを引っ
ぱることによって互いを外すことができる。プラグオン
プレート２０が保持エリア１１に押し込まれたとき、横
棒材１７がプラグオンプレートおよび保持エリアを固定
し、それらの連結を追加的に安定させる。
【００４０】図３は、本発明のパッケージングシステム
の分解組立図を表わす。本発明のシステムを互いに連結
するためには、まず蓋エリアおよび保持エリアからなる
ユニットを貯蔵容器３０に押し込むことにより、個々の
試薬容器を構成する。つづく段階においてプラグオンプ
レート２０が保持エリアに押し込まれる。図からわかる
ように、容器は互いに隣接して配置されている。プラグ
オンプレートおよび保持エリアのあいだの相互作用の結
果、前記容器が同じ向きを有することになる。さらに具
体的にいえば、前記保持エリアとプラグオンプレート２
０の開口とが大きさおよび形の点において、一致するこ
とにより、前記プラグオンプレート２０が保持エリアに
差し込まれたときに、プラグオンプレート２０に対して
相対的な前記容器の明確な方法付けを確実に行なうこと
ができる。
の分解組立図を表わす。本発明のシステムを互いに連結
するためには、まず蓋エリアおよび保持エリアからなる
ユニットを貯蔵容器３０に押し込むことにより、個々の
試薬容器を構成する。つづく段階においてプラグオンプ
レート２０が保持エリアに押し込まれる。図からわかる
ように、容器は互いに隣接して配置されている。プラグ
オンプレートおよび保持エリアのあいだの相互作用の結
果、前記容器が同じ向きを有することになる。さらに具
体的にいえば、前記保持エリアとプラグオンプレート２
０の開口とが大きさおよび形の点において、一致するこ
とにより、前記プラグオンプレート２０が保持エリアに
差し込まれたときに、プラグオンプレート２０に対して
相対的な前記容器の明確な方法付けを確実に行なうこと
ができる。
【００４１】貯蔵容器３０の表面のバーコードラベル３
１も図３に示されている。本発明のパッケージングシス
テムにより、バーコードラベル３１が該システムの一方
の面に配置され、かつ前記バーコードラベルが自動分析
装置中のバーコードリーダーによる読み取りに適するよ
うに配置される。バーコードラベル３１は容器固有の情
報を記憶するが、前記パッケージングシステムの特徴と
なる情報を記憶するバーコードラベル３２をプラグオン
プレートに適用することができる。前記ラベル３２は、
たとえば、あるパッケージングシステムを形成するため
にはプラグオンプレートによってどの異なる容器を組み
合わさなければならないか、というような情報も含むこ
とができる。このことにより、たとえば、個々の容器を
互いに機械的に連結して本発明によるパッケージングシ
ステムを形成することができる。
１も図３に示されている。本発明のパッケージングシス
テムにより、バーコードラベル３１が該システムの一方
の面に配置され、かつ前記バーコードラベルが自動分析
装置中のバーコードリーダーによる読み取りに適するよ
うに配置される。バーコードラベル３１は容器固有の情
報を記憶するが、前記パッケージングシステムの特徴と
なる情報を記憶するバーコードラベル３２をプラグオン
プレートに適用することができる。前記ラベル３２は、
たとえば、あるパッケージングシステムを形成するため
にはプラグオンプレートによってどの異なる容器を組み
合わさなければならないか、というような情報も含むこ
とができる。このことにより、たとえば、個々の容器を
互いに機械的に連結して本発明によるパッケージングシ
ステムを形成することができる。
【００４２】図４は３つの異なるプラグオンプレートの
デザインを上面から見た図である。図４の（ａ）のプラ
グオンプレートの開口は台形の横断面を有する。図４の
（ｂ）および（ｃ）には、それぞれ五角形の横断面、お
よび付加的な舌部（ｔｏｎｇｕｅ）を備えた円形の横断
面を有するプラグオンプレートが表わされている。図示
されているプラグオンプレートは、開口の横断面およ
び、つまりは保持エリアの横断面の選択により、該プラ
グオンプレート中における容器同士の確かな方向づけを
いかに達成することができるかを例示している。
デザインを上面から見た図である。図４の（ａ）のプラ
グオンプレートの開口は台形の横断面を有する。図４の
（ｂ）および（ｃ）には、それぞれ五角形の横断面、お
よび付加的な舌部（ｔｏｎｇｕｅ）を備えた円形の横断
面を有するプラグオンプレートが表わされている。図示
されているプラグオンプレートは、開口の横断面およ
び、つまりは保持エリアの横断面の選択により、該プラ
グオンプレート中における容器同士の確かな方向づけを
いかに達成することができるかを例示している。
【００４３】図５の（ａ）に示されるプラグオンプレー
トは、開口が円形であり、かつ２つの付加的な舌部を有
する。図５の（ｂ）においてその上面図が示されている
容器は、図５の（ｃ）に示される２つの異なる位置でプ
ラグオンプレートに連結されうる。図５の（ｃ）に示さ
れる容器の位置は、縦軸に関して容器を１８０℃回転さ
せることよってえられる。このデザインは、とくに２つ
の情報媒体が容器に付されているが分析装置の一方の側
からの読み取りのみが可能であるばあいに有利である。
このように、前記容器をプラグオンプレートに特定の向
きに挿入することにより、どの情報媒体が読み取られる
かを制御することが可能である。
トは、開口が円形であり、かつ２つの付加的な舌部を有
する。図５の（ｂ）においてその上面図が示されている
容器は、図５の（ｃ）に示される２つの異なる位置でプ
ラグオンプレートに連結されうる。図５の（ｃ）に示さ
れる容器の位置は、縦軸に関して容器を１８０℃回転さ
せることよってえられる。このデザインは、とくに２つ
の情報媒体が容器に付されているが分析装置の一方の側
からの読み取りのみが可能であるばあいに有利である。
このように、前記容器をプラグオンプレートに特定の向
きに挿入することにより、どの情報媒体が読み取られる
かを制御することが可能である。
【００４４】
【発明の効果】本発明の、保持エリアおよび蓋エリアを
有する容器１つまたは数個の容器ならびに該容器の数と
一致する数の開口を有するプラグオンプレートからなる
液体試薬用パッケージングシステムを用いることによ
り、複数の試薬容器を迅速かつ簡単に組み合わすことが
でき、とくに、多くの異なる試薬容器の操作を必要とす
る自動分析装置において有利に用いられうる。
有する容器１つまたは数個の容器ならびに該容器の数と
一致する数の開口を有するプラグオンプレートからなる
液体試薬用パッケージングシステムを用いることによ
り、複数の試薬容器を迅速かつ簡単に組み合わすことが
でき、とくに、多くの異なる試薬容器の操作を必要とす
る自動分析装置において有利に用いられうる。
【図１】本発明の蓋エリアおよび保持エリアからなるユ
ニットを示す概略図である。
ニットを示す概略図である。
【図２】本発明の開口を２つまたは３つ有するプラグオ
ンプレートを示す概略図である。
ンプレートを示す概略図である。
【図３】本発明のパッケージングシステムの分解組立図
である。
である。
【図４】本発明のプラグオンプレートの開口の例を示す
図である。
図である。
【図５】本発明のプラグオンプレートの開口の他の例を
示す図である。
示す図である。
１０ 蓋エリア １１ 保持エリア １２ ベース １３ 突部 １４ ランプ １５ ベース １６ 突起部材 １７ 横棒材 ２０ プラグオンプレート ２１ 開口 ２２ エリア部材 ２３ リム表面 ２４、２５ ガイド部材 ３０ 貯蔵容器 ３１ バーコードラベル ３２ バーコードラベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シュテハン ザトレル ドイツ連邦共和国、デー−82380 パイ センベルク、ハンス−ベクレル−シュト ラーセ 13 (72)発明者 アルベルト ボーラント ドイツ連邦共和国、デー−68519 ビエ ルンハイム、アム シュトックフェルト 24 (72)発明者 ヘルマン エルプ ドイツ連邦共和国、デー−67136 フス ゲンハイム、シュパイエレル−シュトラ ーセ 49 (56)参考文献 特開 平５−193639（ＪＰ，Ａ) 実開 昭49−52961（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭50−71327（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭47−14546（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 21/00 - 21/02 B01J 4/00 G01N 35/00
Claims (2)
- 【請求項１】 １つの蓋エリア、１つの保持エリアおよ
び１つの貯蔵容器を有し、前記蓋エリアおよび保持エリ
アが一体のユニットを構成する少なくとも１個の試薬容
器と、 少なくとも１個の開口が大きさおよび形の点で、前記少
なくとも１個の試薬容器の前記保持エリアの横断面と一
致するプラグオンプレートとからなり、 大きさおよび形の点における前記保持エリアと開口との
一致が、前記プラグオンプレートが保持エリアに差し込
まれたときに、プラグオンプレートに対して相対的な前
記容器の明確な方向付けを確実にし、 前記保持エリアが、前記容器の縦軸に関して傾斜してお
り、かつ前記プラグオンプレートが該容器に押し込まれ
たときに該プラグオンプレートを固定する構成部材を有
する 液体試薬用パッケージングシステム。 - 【請求項２】 前記容器の縦軸に関して傾斜している構
成部材が表面または横棒材（１７）である請求項１記載
のパッケージングシステム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4425277.3 | 1994-07-16 | ||
| DE4425277A DE4425277A1 (de) | 1994-07-16 | 1994-07-16 | Verpackungssystem für Flüssigreagenzien |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0858792A JPH0858792A (ja) | 1996-03-05 |
| JP3201935B2 true JP3201935B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=6523424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17852695A Expired - Fee Related JP3201935B2 (ja) | 1994-07-16 | 1995-07-14 | 液体試薬用パッケージングシステム |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5862934A (ja) |
| EP (1) | EP0692308B1 (ja) |
| JP (1) | JP3201935B2 (ja) |
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