JP3201928B2 - イメージ読取装置 - Google Patents

イメージ読取装置

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JP3201928B2
JP3201928B2 JP11586095A JP11586095A JP3201928B2 JP 3201928 B2 JP3201928 B2 JP 3201928B2 JP 11586095 A JP11586095 A JP 11586095A JP 11586095 A JP11586095 A JP 11586095A JP 3201928 B2 JP3201928 B2 JP 3201928B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、読取対象、例えば印
刷媒体上のバーコード、2次元コード、文字、グラフィ
ック等のイメージを読取るイメージ読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷媒体上のイメージを読取るイメージ
読取装置では、例えばCCD( chargecoupled device )
素子等の撮像素子を使用したものが知られているが、こ
れらは印刷媒体上のイメージからの反射光を受光して電
気信号に変換するものであり、この電気信号を各種処理
回路を介して処理してデジタルデータとして出力するも
のが多い。
【0003】従って、このようなイメージ読取装置で
は、イメージを電気信号として処理しているので、CC
D素子及びこのCCD素子を制御駆動する制御駆動回路
や各種処理回路を駆動するのに必要な電力を供給する電
源を備えていた。
【0004】従来のイメージ読取装置では、電源スイッ
チをオン操作することにより、常時電源からCCD素子
及びその制御駆動回路や各種処理回路へ電力を供給され
た状態に保って、必要なときに随時イメージを読取れる
状態にしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、2次元コード
等の2次元イメージを読取るCCDエリアセンサを備え
たイメージ読取装置等や各種コードを解析してコードデ
ータとして出力するイメージ読取装置では消費電力量が
増大している。
【0006】しかも、ハンディタイプのイメージ読取装
置では二次電池を使用しており、消費電力量の増大は使
用時間の短縮となり問題となる。
【0007】上述したように従来のイメージ読取装置で
は、イメージの読取り待機状態のとき及びイメージの読
取り終了後も、常時CCD素子及びその制御駆動回路や
各種処理回路へ電力が供給されたままとなっており、無
駄に電力を消費しているという問題があった。
【0008】そこでこの発明は、無駄な電力消費を削減
することができるイメージ読取装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項対応の発明は、
読取対象のイメージを読取るイメージ読取装置におい
て、読取対象からの反射光を受光して電気量に変換する
光電変換素子から構成された撮像部と、この撮像部から
の電気信号をクランプ用のコンデンサを使用してクラン
プするクランプ手段と、電気信号の出力特性を最適に増
幅する自動ゲイン制御回路と、この自動ゲイン制御回路
の立上がり時間を設定する自動ゲイン制御設定手段とを
設け、クランプ用コンデンサの容量及び自動ゲイン制御
設定手段により設定される自動ゲイン制御回路の立上が
り時間を小さくするものである。
【0012】
【0013】
【0014】請求項対応の発明は、読取対象のイメー
ジを読取るイメージ読取装置において、各種信号を処理
する回路及び読取った信号を解析する回路等へ供給する
動作クロックの周波数を非読取動作時には読取動作時よ
り低くする動作クロック制御手段を設けたものである。
【0015】請求項対応の発明は、請求項対応の発
明において、動作クロック制御手段は非読取動作時に動
作クロックの供給を停止するものである。
【0016】請求項対応の発明は、読取対象のイメー
ジを読取るイメージ読取装置において、読取対象からの
反射光を受光して電気量に変換する光電変換素子から構
成された撮像部と、この撮像部で変換された電気量をデ
ジタルデータに変換し、供給された動作クロックのタイ
ミングに基づいてデジタルデータをメモリに転送するデ
ータ転送回路と、読取動作時にはデータ転送回路への動
作クロックの供給を行い、非読取動作時にはデータ転送
回路への動作クロックの供給を停止する動作クロック制
御手段とを設けたものである。
【0017】
【0018】
【0019】
【作用】請求項対応の発明においては、クランプ用コ
ンデンサの容量が小さいので、撮像部からの電気信号が
クランプ電圧に到達する時間が短い。また、自動ゲイン
制御設定回路により、自動ゲイン制御回路の立上がり時
間を小さく設定されている。従って、撮像時間が短縮さ
れる。
【0020】
【0021】
【0022】請求項対応の発明においては、動作クロ
ック制御手段により、非読取時の動作クロックの周波数
は、読取時の周波数より低くなる。
【0023】請求項対応の発明においては、動作クロ
ック制御手段により、非読取時には、動作クロックの供
給が停止される。
【0024】請求項対応の発明においては、動作クロ
ック制御手段により、読取動作時には、データ転送回路
への動作クロックの供給が行なわれ、非読取時には、デ
ータ転送回路への動作クロックの供給が停止される。
【0025】
【実施例】以下、この発明の第1実施例を図1及び図2
を参照して説明する。図1は、この発明を適用したイメ
ージ読取装置の要部回路構成を示すブロック図である。
1は、制御部本体を構成するCPU(central processin
g unit )、ROM(read only memory )、RAM(random
access memory)、システムバス、I/Oポート等から
構成されたCPU部である。
【0026】このCPU部1は、プログラムメモリ2に
記憶されたプログラムデータに基づいて、読取動作処理
や信号処理、画像処理等を行うようになっている。外部
スイッチ3は、画像の読取動作を開始する画像読取開始
トリガの信号を発生させ、この発生した画像読取開始ト
リガ信号は前記CPU部1へ入力される。
【0027】印刷媒体上の2次元コード等の被写体4に
は、前記CPU部1によりオン/オフ制御される光源5
から照明光が照射され、その反射光がCCDエリアセン
サ6により検出される。このCCDエリアセンサ6は、
駆動制御回路7により駆動制御され、検出により得た画
像情報信号をアンプ回路8を介して2値化回路9へ出力
する。この2値化回路9では、入力された画像情報信号
を予め設定された基準電圧と比較して、黒と白とに対応
する2値の信号( 画像データ )に変換する。
【0028】前記CCDエリアセンサ6、前記駆動制御
回路7、前記アンプ回路8及び前記2値化回路9によ
り、撮像部としての撮像回路ユニット10が構成され、
この撮像回路ユニット10には、前記CPU部1により
オン/オフ制御される撮像用電源11から電源が供給さ
れる。
【0029】前記駆動制御回路7において前記CCDエ
リアセンサ6を駆動制御するために使用しているFLD
パルス( フィールドパルス )はカウンタ12に入力さ
れ、このカウンタ12によりそのパルス数がカウントさ
れる。このカウンタ12は、予め設定された前記CCD
エリアセンサ6の出力が安定するために必要なパルス数
をカウントすると、データ転送回路としてのDMA(dir
ect memory access)13へ転送開始のタイミング信号を
出力する。このDMA13は、前記カウンタ12からの
タイミング信号又は前記CPU部1からの制御に基づい
て、前記2値化回路9から出力された画像データを画像
メモリ14に転送して記憶させる。
【0030】なお、前記CCDエリアセンサ6は、電源
供給開始時にはその出力が安定せず、所定の一定時間が
経過した時点で安定する。前記カウンタ12はその電源
供給開始時から安定するまでのカウント数をカウントし
て、前記DMA13に転送開始のタイミング信号を出力
するが、前記CPU部1がその安定するまでの所定の一
定時間を計時して直接前記DMA13を制御しても良
い。また、図示しないが、所定の一定時間が経過した時
に、前記CCDエリアセンサ6から前記アンプ回路8を
介して前記2値化回路9へ画像情報信号を供給するよう
にしても良い。
【0031】前記CPU部1は、前記画像メモリ14に
記憶された画像データを解析して、2次元コードのイメ
ージを切出し、この切出した2次元コードイメージをデ
コードして2次元コードデータに変換する。なお、演算
回路15は、前記CPU部1が画像データの解析、デコ
ード及び結果出力を行う時に補助的に演算処理を行うも
のである。
【0032】発振器16は、前記CPU部1、前記DM
A13及び前記演算回路15の基本動作クロックを発生
させるものであり、分周器17は、この基本動作クロッ
クのクロック周波数を前記CPU部1の制御により分周
して、前記CPU部1、前記DMA13及び前記演算回
路15に動作クロックを供給するものである。従って、
前記CPU部1、前記DMA13及び前記演算回路15
には、前記分周器17を介して、分周された高周波の動
作クロック又は分周されない低周波の動作クロックのい
ずれかが供給される。割込タイマ18は、予め時間を設
定してスタートさせるとその設定された時間を計時し、
その計時終了時に前記CPU部1に対して割込を発生さ
せるものである。
【0033】図2は、前記CCDエリアセンサ6、駆動
制御回路7及び前記アンプ回路8関係の詳細な一例を示
すブロック図である。CCDタイミング信号発生器21
から供給されるタイミング信号により、前記CCDエリ
アセンサ6の各CCD素子から順次蓄積電荷がCCD出
力として出力される。
【0034】そのCCD出力信号は、画像情報信号とし
てFET(field effect transistor)やトランジスタ等
から構成された増幅回路22及びクランプ用コンデンサ
23を介して、クランプ回路24に入力される。このク
ランプ回路24では、前記CCDタイミング発生器21
からのクランプパルスのタイミングで、画像情報信号を
あるレベルでクランプする。
【0035】このクランプされた信号は、前記CCDタ
イミング信号発生器21からの前記クランプパルスと関
連したタイミングを有するS/H(Sample/Hold )パルス
のタイミングで、S/H回路25によりサンプルホール
ドされて、自動ゲイン制御回路としてのAGC(Auto Ga
in Control )回路26へ出力される。
【0036】このAGC回路26は、自動ゲイン制御設
定手段としてのAGCコントロールブロック27により
調整される。このAGCコントロールブロック27は、
前記AGC回路26により増幅される信号振幅電圧の最
大値を可変抵抗27-1によりCR回路27-2を介して設
定している。なお、前記クランプ用コンデンサ23の容
量は可能な限り小さくし、CR回路27-2の時定数も可
能な限り小さく設計されている。
【0037】前記AGC回路26により自動的に最適に
増幅された画像情報信号は、信号処理回路( ノイズカッ
トや波形整形等のための回路 )28を介して、前記2値
化回路9へ出力される。
【0038】図3は、前記CPU部1が、前記外部スイ
ッチ3により発生した画像読取開始トリガにより行うト
リガ割込処理の流れを示す図である。まず、分周器17
を制御して、基本動作クロックの周波数を低周波から高
周波に切換え( 動作クロック制御手段 )、撮像用電源1
1をON制御して撮像回路ユニット10へ電力供給を開
始( ON )する( 電力供給制御手段 )。
【0039】ここで、撮像開始時の処理を行い、この撮
像開始時の処理を終了すると、割込タイマ18に撮像回
路ユニット10に電力供給を開始してから安定した画像
情報信号が得られるまでにかかる第1の時間を設定し
て、この割込タイマ18をスタートさせ、割込フラグF
に0を設定する。
【0040】次に、光源5への電力供給を開始( ON )
して光源5を点灯させ( 光源点灯手段 )、スリープモー
ドをセットして( スリープ機能制御手段 )、このトリガ
割込処理を終了するようになっている。このトリガ割込
処理を終了すると、前記CPU部1( CPU )はただち
にスリープモードに入るようになっている。
【0041】図4は、前記CPU部1が、前記割込タイ
マ18により発生した割込により行うタイマ割込処理の
流れを示す図である。まず、ステップ1( ST1 )の処
理として、割込フラグFに0が設定されているか否かを
判断する。
【0042】割込フラグFに0が設定されていると判断
すると、DMA13への動作クロック供給を開始( ON
)して( 動作クロック制御手段 )、DMA転送開始時の
処理を行い、このDMA転送開始時の処理を終了する
と、割込タイマ18に読取が終了するまでにかかる第2
の時間を設定して、この割込タイマ18をスタートさ
せ、割込フラグFに1を設定する。次に、スリープモー
ドをセットして( スリープ機能制御手段 )、このタイマ
割込処理を終了するようになっている。
【0043】また、ステップ1の処理で、割込フラグF
に0ではなく1が設定されていると判断すると、撮像状
況を判定して、光源5による照明光が必要か否かを判断
し、光源5による照明光が不必要になるまでの待機状態
となる。
【0044】光源5による照明光が不必要と判断する
と、光源5への電力供給を停止( OFF )し( 光源点灯
手段 )、スリープモードをセットして( スリープ機能制
御手段)、このタイマ割込処理を終了するようになって
いる。このタイマ割込処理を終了すると、前記CPU部
1( CPU )はただちに、スリープモードに入るように
なっている。
【0045】図5は、前記CPU部1が、画像メモリ1
4への画像データの取込みが終了した時点で発生する割
込により行う画像データ取込割込処理の流れを示す図で
ある。 まず、DMA13への動作クロック供給を停止
( OFF )し( 動作クロック制御手段 )、撮像回路ユニ
ット10への電力供給を停止( OFF )する( 電力供給
制御手段 )。
【0046】次に、演算回路15への動作クロックの供
給を開始( ON )して( 動作クロック制御手段 )、この
演算回路15を制御して、画像メモリ14に取込まれた
画像データを画像解析して、2次元コードのイメージを
摘出し、このイメージをデコードして2次元コードを得
る画像解析・デコード処理を行い、この画像解析・デコ
ード処理を終了すると、演算回路15への動作クロック
の供給を停止( OFF)する( 動作クロック制御手段
)。
【0047】次に、分周器17を制御して、基本動作ク
ロックの周波数を高周波から低周波に切換え( 動作クロ
ック制御手段 )、スリープモードをセットして、この画
像データ取込割込処理を終了するようになっている。こ
の画像データ取込割込処理を終了すると、前記CPU部
1( CPU )はただちにスリープモードに入るようにな
っている。
【0048】なお上述した処理において、第1の時間を
割込タイマ18に設定して、第1の時間を計時するとC
PU部1へ割込をかけるようにしたが、カウンタ12に
より駆動制御回路7から出力されるFLDパルス( フィ
ールドパルス )をカウントして、予め設定されたカウン
ト数をカウントすると、カウンタ12からCPU部1へ
割込を発生させても良いものであるし、また、直接カウ
ンタ12からDMA13へ画像データの画像メモリ14
への転送の指令信号を出力しても良いものである。な
お、この場合DMA13への動作クロックは供給されて
いることが条件となる。
【0049】このような構成の本実施例においては、図
6に示すようなタイミングとなる。まず、外部スイッチ
3による画像読取開始トリガが発生するa点以前におい
ては、待機状態として、CPUはスリープモードであ
り、撮像回路ユニット10及び光源5への電力供給が停
止( OFF )されている。また、DMA13及び演算回
路15へのクロック供給が停止( OFF )され、基本動
作クロックの周波数は低周波になっている。
【0050】外部スイッチ3による画像読取開始トリガ
が発生するa点では、画像読取開始トリガによる割込に
より、CPUのスリープモードが解除され、基本動作ク
ロックの周波数が高周波に切換えられ、撮像回路ユニッ
ト10への電力供給が開始(ON )される。b点で、光
源5への電力供給が開始( ON )されて、光源5が点灯
して照明光が読取対象に照射され、撮像が開始される。
ここで、CPUは再びスリープモードに入る。
【0051】このとき、CCDエリアセンサ6からの出
力は、アンプ回路8及び2値化回路9を介して画像デー
タとしてDMA13へ出力される。ここで、クランプ用
コンデンサ23の容量が可能な限り小さくしてあるの
で、CCDエリアセンサ6からの出力信号がクランプ電
圧に達するまでの時間が短くなっている。また、AGC
コントロールブロック27のCR回路27-2の時定数が
可能な限り小さくしてあるので、AGC回路26の追従
性が速くなり、その回路立上がり時間が短くなってい
る。
【0052】しかし、電力供給開始時には、CCDエリ
アセンサ6からの出力が不安定であり、安定するまでに
第1の時間がかかる。この第1の時間は割込タイマ18
により計時され、その第1の時間が経過したc点におい
て、割込タイマ18からCPUへ割込が発生する。この
割込によりCPUのスリープモードが解除されて、DM
A13への動作クロックの供給が開始( ON )されて、
DMA13による画像データの画像メモリ14への転送
が開始される。ここで、CPUは再びスリープモードに
入る。
【0053】割込タイマ18により第2の時間が計時さ
れてCPUへ割込が発生する。この割込によりCPUの
スリープモードが解除されて、d点において撮像状況の
判定から光源5の照明が不必要と判断すると、光源5へ
の電力供給が停止( OFF )されて、光源5が消灯され
る。ここで、CPUは再びスリープモードに入る。
【0054】次に、画像データの取込み終了時のe点に
おいて、CPUへ割込が発生する。この割込によりCP
Uのスリープモードが解除されて、DMA13への動作
クロックの供給が停止( OFF )され、撮像回路ユニッ
ト10への電力供給が停止(OFF )される。一方、演
算回路15への動作クロックの供給が開始( ON )され
て、画像メモリ14に記憶された画像データの画像解析
・デコード処理が行われる。
【0055】この画像解析・デコード処理が終了したf
点においては、演算回路15への動作クロックの供給が
停止( OFF )され、基本動作クロックの周波数が低周
波に切換えられる。ここで、CPUは再びスリープモー
ドに入り、待機状態となる。このように本実施例によれ
ば、CPU部1( CPU )を割込処理が終了した時には
必ずスリープモードとし、割込が発生した時にスリープ
モード解除を行うことにより、CPUが処理を行わない
時の電力消費を削減することができる。
【0056】また、画像読取開始トリガにより基本動作
クロックの周波数を低周波から高周波へ切換え、画像解
析・デコード処理終了時に基本動作クロックの周波数を
高周波から低周波へ切換えることにより、読取動作に支
障を与えることなく、待機状態における電力消費を削減
することができる。
【0057】また、画像読取開始トリガにより撮像回路
ユニット10への電力供給を開始し、画像データ取込み
終了時に、撮像回路ユニット10への電力供給を停止す
ることにより、撮像回路ユニット10が駆動していない
ときの電力消費を0にすることができ、電力消費を削減
することができる。
【0058】また、撮像回路ユニット10への電力供給
開始後に、光源5への電力供給を開始し、撮像状況から
照明が必要なくなったときに光源5への電力供給を停止
することにより、画像読取りに必要なとき以外の光源5
の無駄な点灯を防止して、電力消費を削減することがで
きる。
【0059】また、撮像回路ユニット10への電力供給
開始後、CCDエリアセンサ6からの出力が安定する第
1の時間が経過した時に、DMA13への動作クロック
の供給を開始し、画像データ取込み終了時に、DMA1
3への動作クロックの供給を停止することにより、DM
A13の非動作時の電力消費を0にすることができ、電
力消費を削減することができる。
【0060】また、画像データ取込み終了時に、演算回
路15への動作クロックの供給を開始し、画像解析・デ
コード処理終了時に演算回路15への動作クロックの供
給を停止することにより、演算回路15を使用しない時
の演算回路15における電力消費を削減することができ
る。
【0061】また、クランプ用コンデンサ23の容量及
びAGC回路26を制御するAGCコントロールブロッ
ク27のCR回路27-2の時定数を可能な限り小さくし
ておくことにより、CCDエリアセンサ6から出力信号
がクランプ電圧に達するのにかかる時間及びAGC回路
26の立上がり時間を短くすることができ、画像読取処
理の時間短縮を実現して、画像読取りにおける電力消費
を削減することができる。
【0062】なお、この実施例においては、動作クロッ
クの供給制御を行うものとして、DMA、画像メモリ、
演算回路等について説明したが、この発明はこれらの回
路に限定されるものではなく、他のデジタル回路にも適
用できるものである。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
無駄な電力消費を削減することができるイメージ読取装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のイメージ読取装置の要部
回路構成を示すブロック図。
【図2】同実施例のイメージ読取装置のCCDエリアセ
ンサ6、駆動制御回路7及びアンプ回路関係の詳細な一
例を示すブロック図。
【図3】同実施例のイメージ読取装置で行われるトリガ
割込処理の流れを示す図。
【図4】同実施例のイメージ読取装置で行われるタイマ
割込処理の流れを示す図。
【図5】同実施例のイメージ読取装置で行われる画像デ
ータ取込割込処理の流れを示す図。
【図6】同実施例のイメージ読取装置の各種タイミング
を示す図。
【符号の説明】
1…CPU部、 3…外部スイッチ、 6…CCDエリアセンサ、 7…駆動制御回路、 10…撮像回路ユニット、 11…撮像用電源、 12…カウンタ、 13…DMA、 14…画像メモリ、 15…演算回路、 17…分周器、 18…割込タイマ、 23…クランプ用コンデンサ、 27-2…CR回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/232 G06F 15/64 325A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 7/10 G06T 1/00 H04N 1/00 H04N 1/028 H04N 5/232

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取対象のイメージを読取るイメージ読
    取装置において、読取対象からの反射光を受光して電気
    量に変換する光電変換素子から構成された撮像部と、こ
    の撮像部からの電気信号をクランプ用のコンデンサを使
    用してクランプするクランプ手段と、前記電気信号の出
    力特性を最適に増幅する自動ゲイン制御回路と、この自
    動ゲイン制御回路の立上がり時間を設定する自動ゲイン
    制御設定手段とを設け、前記クランプ用コンデンサの容
    量及び前記自動ゲイン制御設定手段により設定される前
    記自動ゲイン制御回路の立上がり時間を小さくすること
    を特徴とするイメージ読取装置。
  2. 【請求項2】 読取対象のイメージを読取るイメージ読
    取装置において、各種信号を処理する回路及び読取った
    信号を解析する回路等へ供給する動作クロックの周波数
    を非読取動作時には読取動作時より低くする動作クロッ
    ク制御手段を設けたことを特徴とするイメージ読取装
    置。
  3. 【請求項3】 前記請求項記載のイメージ装置におい
    て、動作クロック制御手段は非読取動作時に動作クロッ
    クの供給を停止することを特徴とするイメージ読取装
    置。
  4. 【請求項4】 読取対象のイメージを読取るイメージ読
    取装置において、読取対象からの反射光を受光して電気
    量に変換する光電変換素子から構成された撮像部と、こ
    の撮像部で変換された電気量をデジタルデータに変換
    し、供給された動作クロックのタイミングに基づいて前
    記デジタルデータをメモリに転送するデータ転送回路
    と、読取動作時には前記データ転送回路への動作クロッ
    クの供給を行い、非読取動作時には前記データ転送回路
    への動作クロックの供給を停止する動作クロック制御手
    段とを設けたことを特徴とするイメージ読取装置。
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