JP2001175803A - 光学的情報読取装置 - Google Patents
光学的情報読取装置Info
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Abstract
ジセンサにより光学的情報を読み取る光学的情報読取装
置において、読取指令の入力後の速やかな読み取りを可
能とする。 【解決手段】 外部からの読取指令が入力されなくて
も、当該バーコード読取装置10に電源が入力されると
CCDイメージセンサに電力供給を行う(S100)と
ともに、CCDイメージセンサに蓄積されている不要電
荷を、予め除去しておく(S110)。そして、少なく
とも、その後入力される読取指令に応じた光学的情報の
読取が終了するまでは、CCDイメージセンサへの電力
供給を継続することにより、掃き出し動作を行った後読
取指令が入力されるまでの間に不要電荷が再び蓄積され
てしまうのを防止する。
Description
令に応じて、バーコード等の所定の光学的情報を、CC
Dイメージセンサにより読み取る光学的情報読取装置に
関する。
換して外部に画像信号を出力するイメージセンサとして
CCDイメージセンサが知られており、これを利用し
て、バーコード、2次元コード等に記録された情報や、
印刷文字を光学イメージ(即ち光学的情報)として読み
取る光学的情報読取装置が開発されている。
元配列された多数の撮像素子から構成された受光部と、
シフトレジスタ部とを有している。撮像素子では、入射
光を光電変換すると共に該光電変換により得られた電荷
を蓄積し、シフトレジスタ部は、この受光部に蓄積され
た電荷を一走査時間毎にシフト信号(外部から入力され
る)に応じて一旦保持し、その保持した電荷をクロック
信号(外部から入力される)に同期して順次出力する。
そしてシフトレジスタ部から順次出力される電荷が、C
CDイメージセンサの外部に画像信号として出力され
る。
作させるために、光学的情報読取装置には、受光部に蓄
積された電荷をシフトレジスタ部に転送させるためのシ
フト信号を発生するシフト信号発生部、および、シフト
レジスタ部に転送された各受光部の電荷を順次出力させ
るための転送用のクロック信号を発生するクロック信号
発生部、を備えている。そして、バーコードなどの読み
取り対象物がある時にだけ光学的情報の撮像動作をさせ
ることができるよう、使用者のスイッチ操作等によって
外部から光学的情報の読取指令が入力されると、CCD
イメージセンサへの電力供給を開始し、シフト信号およ
びクロック信号を入力することによりCCDイメージセ
ンサを駆動するよう構成されたものが一般的である。
像可能電圧(即ち、CCDイメージセンサが撮像動作可
能な動作電圧)での電力供給が開始されても、直ちに光
学的情報を読み取り可能となるわけではなく、読み取り
が可能になるまでには、ある程度の時間(以下、「掃き
出し時間」という。)を要する。即ち、CCDイメージ
センサに電源が投入されても、その受光部(即ち、撮像
素子)には、CCDイメージセンサへの電力供給が遮断
された時および遮断されている期間に光電変換された不
要な電荷(以下、「不要電荷」という。)が充満してお
り、更にシフトレジスタ部にも、この受光部から溢れ出
た電荷が充満している。そのため、電源投入後にCCD
イメージセンサにて光学的情報を読み取れるようにする
には、まず、受光部やシフトレジスタ部から電荷を掃き
出しておく必要がある。
からの除去(即ち、掃き出し)するには、CCDイメー
ジセンサに対して、シフト信号およびクロック信号を入
力する駆動制御を実行すればよい。即ち、CCDイメー
ジセンサへの電力供給を開始した後シフト信号を入力し
て、受光部に蓄積されている不要電荷をシフトレジスタ
部に転送し、更にクロック信号を入力すれば、このクロ
ック信号に同期してシフトレジスタ部の内部の不要電荷
が順次CCDイメージセンサの外部に排出することがで
きる。
ては、外部から読取指令が入力されると、CCDイメー
ジセンサに所定の撮像可能電圧(例えば、5V)を印加
するが、通常の読取動作を行う前に、まず予め定められ
た所定数のシフト信号や、所定数(例えば約20000
パルス)のクロック信号をCCDイメージセンサに入力
して、CCDイメージセンサ内の不要電荷を除去する。
そして、不要電荷の掃き出しを終了した後、改めてシフ
ト信号およびクロック信号を入力し、これによりCCD
イメージセンサから出力される画像信号を、CCDイメ
ージセンサにより撮像された光学イメージを示す画像情
報として取り込むよう構成されていた。
を得るには不要電荷をできるだけ除去しておく必要があ
るが、そのためには、CCDイメージセンサへの電源投
入後に入力するクロック信号の数を多くする必要があ
る。即ち、CCDイメージセンサのシフトレジスタ部か
らは、クロック信号に同期して電荷が出力されるので、
クロック信号のパルス数が多いほど、シフトレジスタ部
から出力される電荷が多くなる。従って、CCDイメー
ジセンサにへの電源投入後に入力するクロック信号のパ
ルス数が多いほど、より多くの不要電荷の除去を行うこ
とができる。
には読取動作開始前に入力するクロック信号のパルス数
(即ち、掃き出し動作用のクロック信号の数)を多くす
ればよいが、それでは外部から読取指令が入力された
後、実際に読取動作を開始するまでの時間が長くなる。
つまり、外部からの読取指令に対する応答性が低下し、
光学的情報読取装置の使い勝手が悪くなる可能性がある
のである。
ナ(バーコード読取装置)を始めとして、二次元コード
スキャナ、OCR(Optical Character Reader)、イメ
ージスキャナなど、CCDイメージセンサを使用した様
々な光学的情報読取装置において発生している。
のであり、外部からの読取指令に応じて、CCDイメー
ジセンサにより光学的情報を読み取る光学的情報読取装
置において、読取指令の入力後の速やかな読み取りを可
能とすることを目的とする。
題を解決するためになされた本発明(請求項1記載)の
光学的情報読取装置においては、光学イメージを読み取
るべき旨の読取指令が当該光学的情報読取装置に外部か
ら入力されると、読取制御手段が、シフト信号発生手段
およびクロック信号発生手段を動作させ、CCDイメー
ジセンサを駆動する。これによりCCDイメージセンサ
からは画像信号が出力されるが、読取制御手段は、この
画像信号を読み取る。
情報読取装置においては、次の様な第1掃出手段を備え
ている。この第1掃出手段は、当該光学的情報読取装置
の電源がオンされると、まずCCDイメージセンサへの
電力供給を開始する。しかし、電力供給を開始した時点
では、CCDイメージセンサの内部(受光部やシフトレ
ジスタ部)には、当該CCDイメージセンサへの電力供
給が遮断された時および遮断されている期間に光電変換
された不要電荷(即ち、電力供給の開始前に既に前記撮
像素子および前記シフトレジスタ部に蓄積されていた不
要電荷)が蓄積されたままの状態である。そこで第1掃
出手段は、CCDイメージセンサへの電力供給を開始す
ると共に、読取指令によらずシフト信号発生手段および
クロック信号発生手段を動作させることにより、上記蓄
積されている不要電荷をCCDイメージセンサの外部に
掃き出す。その後、読取指令が外部から入力されると、
読取制御手段が画像信号の読み取りを行うこととなる
が、第1掃出手段は、その読取制御手段による読み取り
が終了するまで、CCDイメージセンサへの電力供給を
継続して行う。
読取装置においては、外部からの読取指令が入力されな
くても、当該光学的情報読取装置に電源が入力されると
CCDイメージセンサに電力供給を行う(即ち、電圧を
印加する)とともに、CCDイメージセンサに蓄積され
ている不要電荷を、予め除去しておくのである。そし
て、掃出後CCDイメージセンサへの電力供給を中止し
てしまうと、CCDイメージセンサに再び不要電荷が蓄
積されてしまう可能性があるが、本発明の光学的情報読
取装置では、少なくとも、その後入力された読取指令に
応じた光学的情報の読取が終了するまではCCDイメー
ジセンサへの電力供給を継続する。これにより、掃き出
し動作を行った後読取指令が入力されるまでの間に不要
電荷が再び蓄積されてしまうのを防止する。
読取装置によれば、電源をオンする前にCCDイメージ
センサに蓄積されていた不要電荷を、読取指令の入力前
には除去しておくことから、読取指令が入力された後速
やかに、光学的情報の読取を行うことができる。即ち、
この掃出動作(不要電荷を掃き出す動作)によって、確
実に不要電荷の除去を行うことができれば、読取指令を
受けた後の掃出動作は不要となるし、また、後述の請求
項2のように、読取指令入力後に掃出動作を行う場合で
あっても、既に、ある程度の量の不要電荷は掃き出して
しまっているので、その掃き出し時間を短くすることが
できるのである。
することにより、不要電荷が再び蓄積されてしまうのを
防止できるのは、次の理由による。すなわち、CCDイ
メージセンサにおいては、撮像素子の所定領域(例え
ば、P形シリコンと酸化膜との接合部近傍や、フォトダ
イオードのPN接合部近傍など)にポテンシャル井戸を
形成しておき、照射光によって生じた電荷をポテンシャ
ル井戸に蓄積することで撮像できるのであるが、撮像す
る必要がないときには電圧を印加(即ち電力供給)して
おくことでポテンシャル井戸の深さを小さくしておくこ
とができるのである。なお、この場合に印加すべき電圧
は、CCDイメージセンサの構成により異なる。
て、第1掃出手段によりCCDイメージセンサ内の不要
電荷を除去するに当たってCCDイメージセンサに入力
するクロック信号のパルス数としては、予め定めた所定
数に設定しておくことが考えられる。この場合、CCD
イメージセンサに入力するクロック信号の数をなるべく
多くすると良いが、蓄積された不要電荷があまりに多い
場合には、第1掃出手段による掃出動作だけでは対応で
きない可能性がある。また、第1掃出手段による不要電
荷の掃出動作は、読取指令が入力されるまで継続して行
う様に構成することも考えられるが、当該光学的情報読
取装置の電源をオンした後、短時間の内に読取指令が入
力された場合(即ち、掃出動作を開始後、直ぐに読取指
令が入力された場合)には、第1掃出手段による不要電
荷の除去を十分に図ることができない可能性もある。
と良い。即ち、請求項2の光学的情報読取装置において
は、読取指令が入力されると、第2掃出手段が、その読
取指令の入力前に既に撮像素子およびシフトレジスタ部
に蓄積されていた不要電荷を除去する。不要電荷の除去
は、第2掃出手段が、シフト信号発生手段およびクロッ
ク信号発生手段を動作させる(即ち、CCDイメージセ
ンサにシフト信号およびクロック信号を入力させる)こ
とにより行われる。そして、第2掃出手段による不要電
荷の除去後、読取制御手段が、改めてシフト信号発生手
段およびクロック信号発生手段を動作させることによ
り、CCDイメージセンサから画像信号を出力させ、こ
の画像信号を読み取る。
においては、読取指令が当該光学的情報読取装置に入力
されても、そのまま読取動作(即ち、画像信号の読取)
を開始するのではなく、まずシフト信号およびクロック
信号をCCDイメージセンサに入力することにより、不
要電荷の掃き出しを行う。そして、その後、改めてシフ
ト信号およびクロック信号をCCDイメージセンサに入
力することにより、画像信号を読み取るのである。従っ
て、請求項2に記載の光学的情報読取装置によれば、撮
像した画像に、不要電荷に起因したノイズが混入するの
を更に確実に抑制することができる。
掃き出しに当たってCCDイメージセンサに印加する電
圧としては、掃出し機能が確保できればどのようなレベ
ルでも良く、CCDイメージセンサが撮像動作可能な動
作電圧(撮像可能電圧)をCCDイメージセンサに印加
した状態で行うようにすると、クロック信号を少なくす
ることができる。しかし、画像信号として使用しない不
要な電荷を掃き出すことだけのために、わざわざ撮像可
能電圧を印加してCCDのはエネルギー的に無駄である
し、また、第1掃出手段による掃出動作後読取指令が入
力されるまでの期間が長い場合も考えられ、その場合に
は消費電力が多くなってしまう。
読取装置を構成すると良い。即ち、請求項3に記載の光
学的情報読取装置においては、第1掃出手段が、CCD
イメージセンサが光学イメージを撮像可能な動作電圧
(撮像可能電圧)よりも低い電圧で、CCDイメージセ
ンサに電力供給を行う。そして、読取制御手段は、読取
指令が入力されると、CCDイメージセンサへの供給電
力の電圧を、CCDイメージセンサが光学イメージを撮
像可能な動作電圧に切り替え、その後、画像信号を読み
取る。
においては、少なくとも読取指令が入力されるまでは、
撮像可能電圧よりも低い電圧でCCDイメージセンサへ
の電力供給を行い、読取指令が入力されると、CCDイ
メージセンサへの印加電圧を撮像可能電圧に切り替え
て、読取動作を行うのである。このため、請求項3に記
載の光学的情報読取装置によれば、電力を無駄に消費し
てしまうのを抑制することができる。
載の光学的情報読取装置に適用する場合には、第2掃出
手段による掃出動作が終了した後にCCDイメージセン
サの印加電圧の切り替え(即ち、撮像可能電圧への切り
替え)を行っても良いが、その掃出動作の前に当該印加
電圧の切り替えを行うほうが好ましい。
が低い(換言すれば、電荷転送に使用するポテンシャル
井戸の深さが浅くなる)ほど、クロック信号やシフト信
号の入力による不要電荷の掃き出し効率が低くなる。読
取指令の入力後に行う不要電荷の掃き出しを、撮像可能
電圧よりも低い電圧をCCDイメージセンサに印加した
状態で行っていたのでは効率が悪く、不要電荷を確実に
除去を行おうとすれば読取動作を速やかに開始すること
ができないし、読取動作を速やかに行おうとすれば、不
要電荷の確実な除去を図ることができない。そのため、
読取指令が入力された後に行う不要電荷の掃き出し(即
ち、第2掃出手段による掃出動作)は、CCDイメージ
センサに撮像可能電圧を印加した状態で行うようにする
とよい。この様にすれば、速やかに、しかも確実に不要
電荷を掃き出すことができ、使用者を待たせることがな
い。
した後、CCDイメージセンサへの電圧の印加も終了
(即ち、電力供給を遮断)するよう構成することもして
良いが、それでは、CCDイメージセンサへの電力供給
の遮断時、或いは電力供給が遮断されている期間に不要
電荷が再び蓄積されてしまう可能性がある。その場合、
読取指令が再度入力された際には、従来と同様の長さの
掃き出し時間が必要となってしまい、迅速な読取動作を
図ることができない。
御手段を次のように構成すると良い。即ち、画像信号の
読み取りを終了すると、その後の読取指令の再入力に応
じた画像信号の読み取りが終了するまで、CCDイメー
ジセンサへの電力供給を継続して行うよう、読取制御手
段を構成するのである。
て、読取制御手段は、外部から読取指令が入力される度
に、シフト信号およびクロック信号を夫々シフト信号発
生手段およびクロック信号発生手段に発生させてCCD
イメージセンサを駆動し、画像信号の読取動作を行うよ
う構成されているが、この請求項4においては、再入力
された読取指令に応じた読取動作が終了するまで、CC
Dイメージセンサへの電力供給を継続して行うのであ
る。
置によれば、読取動作が終了した後次の読取動作を開始
するまでの待機期間に不要電荷がCCDイメージセンサ
に蓄積されるのを防止できる。そのため、読取指令が再
度入力された場合であっても、従来の様な長い掃き出し
期間を必要とせず、速やかに読取動作を開始することが
できる。また請求項2記載の光学敵情法読取装置の如
く、第2掃出手段が、読取指令の入力後、読取動作の開
始前に不要電荷の掃き出しを行う場合であっても、掃き
出し時間を短くすることができることとなる。
置においては、請求項5に記載のように読取制御手段を
構成すると良い。即ち、画像信号の読み取りの終了後
は、CCDイメージセンサが光学イメージを撮像可能な
動作電圧よりも低い電圧で、CCDイメージセンサへの
電力供給を継続すると共に、読取指令が再び入力される
と、CCDイメージセンサへの供給電力の電圧を、該C
CDイメージセンサが光学イメージを撮像可能な動作電
圧に切り替え、その後、画像信号を読み取るよう、読取
制御手段を構成するのである。
作を開始するまでの待機期間に不要電荷がCCDイメー
ジセンサに蓄積されるのを防止するには、わざわざ撮像
可能電圧をCCDイメージセンサに印加しておく必要は
なく、それよりも低い電圧でも可能である。そのため、
請求項5の光学的情報読取装置においては、画像信号の
読み取り後CCDイメージセンサへ継続して行う電力供
給は、撮像可能電圧よりも低い電圧で行い、読取指令が
再入力されると、CCDイメージセンサへの印加電圧を
撮像可能電圧に切り替えて、読取動作を行うのである。
このため、請求項5に記載の光学的情報読取装置によれ
ば、電力を無駄に消費してしまうのを抑制することがで
きる。
に第2掃出手段による掃出動作を行う場合には、上述の
如く、その掃出動作の前に当該印加電圧の切り替えを行
うほうが好ましい。
と共に説明する。まず図1は、一実施例としてのバーコ
ード読取装置10の概略構成を表わすブロック図であ
る。本実施例のバーコード読取装置10は、光学的情報
としてバーコードが印刷されたバーコードラベル2に赤
色光を照射するための赤色発光ダイオードからなる照明
LED12と、このバーコードラベル2に印刷されたバ
ーコードを撮像するためのCCDイメージセンサ16
と、この照明LED12からの光の照射によってバーコ
ードラベル2から反射してくる反射光を集光して、CC
Dイメージセンサ16の受光面に結像させる集光レンズ
14と、CCDイメージセンサ16から出力される画像
信号を増幅し、そして2値化する信号処理回路18と、
バーコードの読取指令を外部から入力するために使用者
により操作される読取スイッチ22と、この読取スイッ
チ22の操作により外部からバーコードの読取指令が入
力されたときに照明LED12およびCCDイメージセ
ンサ16を駆動制御し、この駆動制御によってCCDイ
メージセンサ16から出力される画像信号を信号処理回
路18を介して取り込んで画像情報を取得し、そしてこ
の画像情報から所定の情報を取り出すデコード処理を行
うための制御回路20とを備えている。即ち、請求項の
「読取制御手段」は、この制御回路20により実現され
る。
プログラムに従い、バーコード読み取りのための各種演
算処理を実行するCPU20aを中心に構成されてい
る。即ち、制御回路20には、更に、CCDイメージセ
ンサ16を駆動制御するためのクロック信号を出力す
る、請求項の「クロック信号発生手段」としての分周器
20bと、CCDイメージセンサ16を駆動制御するた
めのシフト信号を出力する、請求項の「シフト信号発生
手段」としてのシフト信号発生部20cを備えている。
電変換するフォトダイオード等からなる光電変換部、お
よびこの光電変換によって得られた入射光量に対応した
電荷を蓄積する電荷蓄積部(即ち、撮像素子は光電変換
部および電荷蓄積部を備える)からなる受光部と、この
受光部に蓄積された電荷を一走査時間毎に一旦保持し
て、一走査時間内に順次出力するためのシフトレジスタ
部とを備えている。
6を用いて光学的情報を読み取るためには、CCDイメ
ージセンサ16に、受光部に蓄積された電荷をシフトレ
ジスタ部に転送させるためのシフト信号、および、シフ
トレジスタ部に転送された各受光部の電荷を順次出力さ
せるためのクロック信号を入力する必要がある。
0では、CPU20bの内部クロックCKを分周器20
bにて分周させることにより、図2に示すようなクロッ
ク信号を生成する。撮像を行う際、即ち画像信号の読み
取りを行う際には、このクロック信号数は、CCDイメ
ージセンサ16の有効画素数(換言すれば、光を感受可
能な撮像素子の数)に所定のダミー画素数を加えた所定
値N(予め設定された値)以上入力される。そして、こ
のクロック信号数が所定値N以上となる時間を一走査時
間として、CPU20aからの指令を出力することによ
り、シフト信号発生部20cから一走査時間毎に、Low
レベルのシフト信号を発生させるように構成されてい
る。
号がHighレベルである期間に、光量に応じた電荷が撮像
素子に蓄積され(即ち、露光が行われる)、シフト信号
がLow レベルになると、撮像素子に蓄積されている電荷
がシフトレジスタ部に転送される。そして、シフトレジ
スタ部では、クロック信号に同期して順次、電荷を外部
に出力する。
LED12の発光スペクトル付近に分光感度を持つ多数
のフォトダイオードを線上に並べた1次元の白黒イメー
ジセンサが使用されている。そして、CCDイメージセ
ンサ16において一走査時間当たりに受光部に蓄積され
る電荷量は、フォトダイオードに入射される入射光の照
度と露光時間との乗算値に比例するため、シフト信号の
切替周期は、バーコードの読み取り時に受光部に蓄積さ
れる電荷量が飽和しないように、照明LED12の輝度
に応じて設定されている。
は、当該バーコード読取装置10に電力供給をオン・オ
フするための電源スイッチ28を備え、また、信号処理
回路用のスイッチ24(以下「第1スイッチ24」とい
う)、CCDイメージセンサ用のスイッチ26(以下
「第2スイッチ26」という)を備えている。第1スイ
ッチ24は、信号処理回路18への電力供給を、制御回
路20がON/OFF信号により制御するためのものであり、
この第1スイッチ24が接続されると信号処理回路18
には5Vで電力供給が行われ、遮断されると信号処理回
路18への電力供給が行われなくなる。一方、第2スイ
ッチ26は、CCDイメージセンサ16への電力供給を
制御回路20が切替信号により制御するためのものであ
り、CCDイメージセンサ16への電力供給を「撮像可
能電圧よりも低い所定電圧(本実施例では3V)」又は
「撮像可能電圧(本実施例では5V)」で行うか、或い
は遮断することができるように構成されている。そして
後述の如く、読取動作を待機している際には、CCDイ
メージセンサ16には、撮像可能電圧よりも低い所定電
圧での電力供給がなされ、読取動作を行う際には、CC
Dイメージセンサ16が撮像を正常に行うことのできる
撮像可能電圧での電力供給がなされる。
ーコード読取装置10において行われる処理動作につい
て、図3および図4を参照しつつ説明する。なお、制御
回路20は、図示しないRAM、ROMなどの記憶部を
有しており、CPU20aがROMに予め格納されてい
るプログラムに従って動作することにより、制御回路2
0における制御処理が実現される。
実施例のバーコード読取装置10に電源が投入される
(図4において、t1)と開始されるメインルーチンで
ある。図3に示す如く、バーコード読取装置10に電源
が投入されると、制御回路20は、第2スイッチ26に
切替信号を出力することにより、第2スイッチ26を切
り替え、CCDイメージセンサ16に3V(即ち、撮像
可能電圧よりも低い電圧)の電圧を印加する(S10
0)。そして、CCDイメージセンサ16に対して、予
め定められた所定パルス数(本実施例では30000パ
ルス)のクロック信号を入力することにより、CCDイ
メージセンサ16に蓄積されている不要電荷を除去する
(S110)。なお、S100,S110の処理が、請
求項の「第1掃出手段」として機能するものである。
w レベルのままに保っている。シフト信号がLow レベル
であるので、不要電荷を掃き出すためにクロック信号を
入力している間、撮像素子の露光(電荷の蓄積)は行わ
れないし、また、電源オンの前に既に撮像素子に電荷が
蓄積されていたとしても、シフトレジスタ部に転送さ
れ、クロックパルスに同期してCCDイメージセンサ1
6の外部に掃き出される。また、シフトレジスタ部に不
要電荷が溜まっていても、同様にCCDイメージセンサ
16の外部に掃き出される。
る所定数のクロック信号の入力を終了する(t2)と、
次に読取スイッチ22がオンされているかどうかを判断
する(S120)。読取スイッチ22がオンされている
と(S120:YES)、制御回路20aでは、読取指
令が外部から入力されたものと判断して、バーコード
(光学的情報)の読み取りを開始する(後述する)。
と、読取指令が外部から入力されていないと判断する
(S120:NO)。そして、読取スイッチ22がオン
されていない(S120:NO)間は、当該判断(S1
20)を繰り返し行う。つまり、読取スイッチ22がオ
ンされない間(即ち読取指令が入力されるまでの間)、
バーコード読取装置19は、読取動作を行わず、読み取
りを待機している状態(以下、「読取待機状態」とい
う)となっている。なお、S110における掃出動作の
終了後、読取待機状態となっても、CCDイメージセン
サ16への3Vでの電力供給はそのまま続けられる。
と(S120:YES。図4において、t3)、ON信
号を出力することにより第1スイッチ24を接続し、信
号処理回路18への電力供給(5V)を開始する(S1
30)と共に、切替信号を出力して第2スイッチ26の
状態を切り替え、CCDイメージセンサ16への供給電
力の電圧を5V(即ち、撮像可能電圧)に切り替える
(S140)。
て、予め定められた所定パルス数(本実施例では100
00パルス)のクロック信号を入力することにより、C
CDイメージセンサ16に蓄積されている不要電荷を掃
き出す(S150)。このとき(即ちS150の処理を
行う間)、制御回路20はシフト信号をLowレベルのま
まに保っている。シフト信号がLow レベルであるので、
不要電荷を掃き出すためにクロック信号をCCDイメー
ジセンサ16に対して入力している間、撮像素子の露光
(電荷の蓄積)は行われないし、また、読取指令の入力
前に撮像素子に電荷が蓄積されていたとしても、シフト
レジスタ部に転送され、クロックパルスに同期してCC
Dイメージセンサ16の外部に掃き出される。また、シ
フトレジスタ部に不要電荷が溜まっていても、同様にC
CDイメージセンサ16の外部に掃き出される(S15
0)。なお、S140の処理が、画像信号の読取前に、
CCDイメージセンサ16への供給電力の電圧を「撮像
可能電圧」に切り替える、請求項の「読取制御手段」と
して機能する。また、S150の処理が請求項の「第2
掃出手段」として機能する。
る不要電荷の掃き出し(S150)を行った後(図4に
おいて、t4)、図2に示した様にして、シフト信号お
よびクロック信号をCCDイメージセンサ16に入力す
ることにより、CCDイメージセンサ16を駆動する
(S160)。即ちCCDイメージセンサ16に撮像を
行わせ、これによりCCDイメージセンサ16から出力
される画像信号の読み取りを行い、読み取った画像信号
に基づいてデコード処理を行う(S160)。なお、S
160の処理が、読取指令に応じて画像信号を読み込
む、請求項の「読取制御手段」として機能する。
判断し(S170)、成功したと判断した場合は(S1
70:YES。図4において、t5)、切替信号を第2
スイッチ26に対して出力し、その接続状態を切り替え
ることによって、CCDイメージセンサ16への供給電
圧を5V(即ち、撮像可能電圧)から3V(即ち、撮像
可能電圧よりも低い電圧)に切り替える(S190)。
またS190の後、第1スイッチ24に対してOFF信
号を出力して第1スイッチ24を遮断状態とし、信号処
理回路18への電力供給を停止する(S200)。な
お、S190の処理が、画像信号の読取終了後、撮像可
能電圧よりも低い電圧でCCDイメージセンサへの電力
供給を継続する、請求項の「読取制御手段」の動作に相
当する。
加電圧の切り替え(S190)や、信号処理回路18へ
の電力供給の停止(S200)を行った後は、S120
に戻り、読取スイッチ22がオンされたかどうかを判断
し、オンされない間(S120)は、当該判断を繰り返
す。即ち、外部から読取指令が入れるのを待つ、読取待
機状態となる。
(S170:NO)、S180に移行する。S180で
は、読み取りを開始してから所定時間(予め定められた
時間。本実施例では5秒)経過したかどうかを判断し、
所定時間(即ち、5秒)経過していなければ(S18
0:NO)、S160に戻り、再び画像信号の読み取り
およびデコード処理を行う。一方、所定時間が経過した
と判断すると(S180:YES。図4において、t
5)、上述のS190に移行し、その後(S190、S
200の後)、読取待機状態となる。つまり、読取待機
状態の期間(読取指令の入力を待機している期間)は、
CCDイメージセンサ16には電力供給が行われている
が、その電圧は撮像可能電圧よりも低い電圧(3V)と
されている。
6)、上述と同様に、信号処理回路18への電力供給開
始(S130)、CCDイメージセンサ16に対する印
加電圧の撮像可能電圧(5V)への切り替え(S14
0)、掃出動作(S150)が行われた後(t7)、読
取動作(S160)が再び行われる。
例のバーコード読取装置10によれば、外部からの読取
指令が入力されなくても、当該バーコード読取装置10
に電源が入力されるとCCDイメージセンサ16に電力
供給を行う(即ち、電圧を印加する)とともに、CCD
イメージセンサ16に蓄積されている不要電荷を、予め
除去しておく。そして、少なくとも、その後入力される
読取指令に応じた光学的情報の読取が終了するまで(特
に本実施例においては、当該バーコード読取装置10の
電源がオフされるまで)は、CCDイメージセンサ16
への電力供給を継続することにより、掃き出し動作を行
った後読取指令が入力されるまでの間に不要電荷が再び
蓄積されてしまうのを防止する。
やかに、光学的情報の読取を行うことができる。即ち、
読取指令の入力後には再び掃出動作を行うが、既に、あ
る程度の量の不要電荷は掃き出してしまっているので、
その掃き出し時間を短くすることができるのである。
おいては、読取指令が入力されても、そのまま読取動作
を開始するのではなく、まずシフト信号およびクロック
信号をCCDイメージセンサ16に入力することによ
り、不要電荷の掃き出しを行う。そして、その後、改め
てシフト信号およびクロック信号をCCDイメージセン
サ16に入力することにより、画像信号を読み取る。従
って、撮像した画像に、不要電荷に起因したノイズが混
入するのを更に確実に抑制することができる。
においては、少なくとも読取指令が入力されるまでは、
撮像可能電圧よりも低い電圧(3V)でCCDイメージ
センサ16への電力供給を行い、読取指令が入力される
と、CCDイメージセンサ16への印加電圧を撮像可能
電圧に切り替えて、読取動作を行う。このため、電力を
無駄に消費してしまうのを抑制することができる。
においては、上述様に読取指令の入力後にも掃出動作を
行うが、その掃出動作の前に、CCDイメージセンサ1
6に対する印加電圧の切り替え(「撮像可能電圧より低
い電圧」から「撮像可能電圧」への切り替え)を行う。
即ち、読取指令が入力された後に行う不要電荷の掃き出
しは、CCDイメージセンサ16に撮像可能電圧を印加
した状態で行う。そのため、速やかに、しかも確実に不
要電荷を掃き出すことができ、使用者を待たせることが
ない。
においては、読取動作の終了後もCCDイメージセンサ
16への電力供給を停止せず、その後に再入力される読
取指令に応じた読取動作が終了するまで、当該電力供給
を継続して行う。そのため、読取動作が終了した後次の
読取動作を開始するまでの待機期間に不要電荷がCCD
イメージセンサ16に蓄積されるのを防止できる。そし
て、読取指令が再度入力された場合であっても、従来の
様な長い掃き出し期間を必要とせず、速やかに読取動作
を開始することができる。
においては、画像信号の読み取りの終了後は、撮像可能
電圧よりも低い電圧で、CCDイメージセンサ16への
電力供給を継続すると共に、読取指令が再び入力される
と、CCDイメージセンサ16への供給電力の電圧を、
撮像可能電圧に切り替えた上で、画像信号を読み取るよ
う構成されている。従って、電力を無駄に消費してしま
うのを抑制することができる。
が、本発明は上記実施例に限定される物ではなく、種々
の態様を取ることができる。例えば、上記実施例の光学
的情報読取装置においては、撮像素子が一次元方向に配
列されたCCDイメージセンサを有するものとして説明
したが、これに限られるものではなく、撮像素子を2次
元方向に配列してなるCCDイメージセンサを有するも
のであっても、本発明の技術的範囲に属する。
をバーコード読取装置として説明したが、これに限られ
るものではなく、OCRやイメージスキャナなど、外部
からの読取指令によって、CCDイメージセンサを用い
て撮像するものであれば、本発明の技術的範囲に属す
る。
構成を表わすブロック図である。
イメージセンサに出力されるシフト信号とクロック信号
とを示すタイムチャートである。
メインルーチンを示すフローチャートである。
行われる動作を示したタイムチャートである。
4…集光レンズ、16…CCDイメージセンサ、18…
信号処理回路、20…制御回路、20a…CPU、20
b…分周器、20c…シフト信号発生部、22…読取ス
イッチ、26…CCDイメージセンサへの電力供給用の
スイッチ、28…電源スイッチ。
Claims (5)
- 【請求項1】 1次元又は2次元に配列され、入射光を
光電変換すると共に該光電変換により得られた電荷を蓄
積する多数の撮像素子と、該各撮像素子に蓄積された電
荷を外部からのシフト信号に応じて夫々保持すると共
に、該電荷を外部からのクロック信号に同期して順次出
力するシフトレジスタ部とからなり、該シフトレジスタ
部からの電荷を画像信号として外部に出力するCCDイ
メージセンサと、 前記撮像素子に蓄積された電荷を前記シフトレジスタ部
に転送させるためのシフト信号を発生し、前記CCDイ
メージセンサに入力するシフト信号発生手段と、 前記シフトレジスタ部に転送された電荷を前記CCDイ
メージセンサ外部に出力させるためのクロック信号を発
生し、前記CCDイメージセンサに入力するクロック信
号発生手段と、 光学イメージを読み取るべき旨の読取指令が外部から入
力されると、前記シフト信号発生手段およびクロック信
号発生手段を動作させ、これにより前記CCDイメージ
センサから出力される画像信号を、該CCDイメージセ
ンサが撮像した光学イメージを示す画像情報として読み
取る読取制御手段と、 を備えた光学的情報読取装置において、 当該光学的情報読取装置の電源がオンされると、前記C
CDイメージセンサへの電力供給を開始すると共に、該
CCDイメージセンサへの電力供給の開始前に既に前記
撮像素子および前記シフトレジスタ部に蓄積されていた
不要電荷を、前記読取指令によらず前記シフト信号発生
手段および前記クロック信号発生手段を動作させること
により該CCDイメージセンサの外部に掃き出し、その
後、前記読取指令に応じた前記読取制御手段による前記
画像信号の読み取りが終了するまで、前記CCDイメー
ジセンサへの電力供給を継続させる第1掃出手段を備え
たことを特徴とする光学的情報読取装置。 - 【請求項2】 当該光学的情報読取装置に前記読取指令
が入力されると、該読取指令の入力前に既に前記撮像素
子および前記シフトレジスタ部に蓄積されていた不要電
荷を、前記シフト信号発生手段および前記クロック信号
発生手段を動作させることにより前記CCDイメージセ
ンサの外部に掃き出す第2掃出手段を備え、 前記読取制御手段は、前記第2掃出手段による不要電荷
の掃き出し後、改めて前記シフト信号発生手段および前
記クロック信号発生手段を動作させることにより、前記
CCDイメージセンサから出力される画像信号を読み取
るよう構成されたことを特徴とする請求項1記載の光学
的情報読取装置。 - 【請求項3】 前記第1掃出手段は、前記CCDイメー
ジセンサが光学イメージを撮像可能な動作電圧よりも低
い電圧で、該CCDイメージセンサに電力供給を行うよ
う構成され、 前記読取制御手段は、前記読取指令が入力されると、前
記CCDイメージセンサへの供給電力の電圧を、該CC
Dイメージセンサが光学イメージを撮像可能な動作電圧
に切り替え、その後、前記画像信号を読み取るよう構成
されたことを特徴とする請求項1又は2記載の光学的情
報読取装置。 - 【請求項4】 前記読取制御手段は、前記画像信号の読
み取りを終了すると、その後の読取指令の再入力に応じ
た前記画像信号の読み取りが終了するまで、前記CCD
イメージセンサへの電力供給を継続させることを特徴と
する請求項1〜3の何れか一項に記載の光学的情報読取
装置。 - 【請求項5】 前記読取制御手段は、前記画像信号の読
み取りの終了後は、前記CCDイメージセンサが光学イ
メージを撮像可能な動作電圧よりも低い電圧で、前記C
CDイメージセンサへの電力供給を継続させると共に、
前記読取指令が再び入力されると、前記CCDイメージ
センサへの供給電力の電圧を、該CCDイメージセンサ
が光学イメージを撮像可能な動作電圧に切り替え、その
後、前記画像信号を読み取るよう構成されたことを特徴
とする請求項4記載の光学的情報読取装置。
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JP2006074361A (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-16 | Keyence Corp | Cmosセンサーによる光学読み取り装置及び光学読み取り制御方法 |
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1999
- 1999-12-15 JP JP35605399A patent/JP4419234B2/ja not_active Expired - Fee Related
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