JP3201846B2 - 荷電粒子ビーム露光装置 - Google Patents

荷電粒子ビーム露光装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷電粒子ビーム露光装
置、特に、ブロック露光法を適用する荷電粒子ビーム露
光装置に関する。近年、半導体集積回路の大規模化、微
細化に伴ってその露光技術は、光転写方式(いわゆるフ
ォトリソグラフィ)から、電子ビームやイオンビームと
いった荷電粒子ビームによる描画方式へと移行しつつあ
る。光転写では到底不可能なきわめて微細なパターンを
精度よく形成できる点で有利であるが、一筆書きの要領
でパターンを描くためにスループットが悪いという欠点
がある。
【0002】
【従来の技術】ブロック露光法は、荷電粒子ビームの通
り道にステンシルマスクまたはブロックマスクと呼ばれ
る遮蔽板(以下、ブロックマスクで統一)を置き、この
ブロックマスクに穿設された開口を通してウエハ等の試
料をショット露光する技術である。開口の形状と相似の
ブロックパターンが試料表面に一度に形成されるので、
一筆書きによる当該パターンの形成に比べて遥かにスル
ープットを向上できる。
【0003】図8は、ブロック露光法を適用する従来装
置の構成図である。この図において、1は荷電粒子ビー
ム2を発生するビーム発生源、3は荷電粒子ビーム2の
断面形状を矩形状に成型する第1成型部、4は第1レン
ズ、5は所定の電圧(ビームサイズ可変電圧)に応じた
電界を発生して荷電粒子ビーム2のビーム軸を曲げる第
1偏向器、6は所定の電圧(マスクパターン選択電圧)
に応じた電界を発生して荷電粒子ビーム2のビーム軸を
曲げる第2偏向器、7はブロックマスク、8は所定のマ
スクパターン選択電圧に応じた電界(但し、第2偏向器
6とは逆向きの電界)を発生して荷電粒子ビーム2のビ
ーム軸を元に戻す第3偏向器、9は第2レンズ、10は
荷電粒子ビーム2の断面形状を円形状に成型する第2成
型部、11は第3レンズ、12は第4レンズ、13は所
定の電圧又は励磁電流に応じた電界又は磁界を発生して
荷電粒子ビーム2のビーム軸を曲げる第4偏向器、14
は試料(例えば半導体ウエハ)である。
【0004】ブロックマスク7には、試料14に形成さ
れる対象パターンの中で繰返し類似性の高いパターン形
状を有する複数の特有形状開口7a、7b、7c、……
と、少なくとも1つの基本形状開口7d(図では矩形)
とが形成されており、これらは、第2の偏向器6と第3
の偏向器8に与える電圧(マスクパターン選択電圧)に
応じて任意に選択されるようになっている。例えば、特
有形状開口7bを選択すると、その投影像に相当するパ
ターン14aが試料14に形成され、また、基本形状開
口7dを選択すると、その投影像に相当するパターン1
4bが形成される。基本形状開口7dに対応するパター
ン14bの大きさは、第1の偏向器5に与える電圧(パ
ターンサイズ可変電圧)を変えることによって、所定の
範囲内で自在に変化するようになっている。
【0005】なお、特有形状開口7a、7b、7c、…
…のうち、7aと7cは例えばトランジスタの電極パタ
ーンやスルーホールパターンのようにそれ自体で1つの
パターンを完結的に形成するパターン形成のための開口
(以下、全面照射用開口と言う)である。また、7bは
例えば配線パターンのように同一のパターンを繋ぎ合わ
せて形成するパターン形成のための開口(以下、部分照
射用開口と言う)である。
【0006】このような構成によれば、マスクパターン
選択電圧に応じてブロックマスク7上の任意の開口を選
択でき、その開口形状に対応したパターンを試料14に
形成できる。また、パターンサイズ可変電圧に応じて形
成パターンの大きさを所定の範囲で自在に変えることが
でき、例えば、基本形状開口7dを選択したときに、パ
ターンサイズ可変電圧を徐々に増やしていけば、図中の
矢印「イ」で示すように、試料14上の矩形パターン1
4bのサイズを任意に変更し、様々な大きさの可変パタ
ーンを形成できる。
【0007】ここで、可変パターンの原点は、如何なる
サイズであっても変化してはならない。原点は試料14
上における露光位置、すなわちパターンの接続や重ね合
わせの基準点になるからである。因みに、図示の可変パ
ターン14bの原点は、開口の1つの角(例えば左下の
角)に対応する点PH であり、パターンサイズを変化さ
せても、PH の位置が試料上で変化しない点、すなわち
不動点となるように、それぞれの偏向器条件が調整され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の荷電粒子ビーム露光装置にあっては、不動点PH
を開口の1つの角、すなわち左下の角に対応する位置に
限定し、かつその限定条件の下でそれぞれの偏向器条件
を最適設定する構成となっていたため、例えば、不動点
H を開口の他の角に対応させようとすると、偏向器条
件が不適切となってしまい、試料14上での可変パター
ンの繋ぎ精度が悪化するといった問題点があった。 [目的]そこで、本発明の目的は、不動点PH を任意の
位置に変更した場合でも、試料上における可変パターン
の繋ぎ精度が悪化しない荷電粒子ビーム露光装置の実現
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、荷電粒子ビームを発生するビーム発生源
と試料の間に複数の開口を有するマスク(ブロックマス
ク)を介在させ、該マスクの1つの開口を透過するよう
に前記荷電粒子ビームの偏向量を操作すると共に、所定
の可変パターンのサイズデータに応じて該偏向量を変化
させ、前記1つの開口の部分形状に相似する可変パター
ンを前記試料上に形成する荷電粒子ビーム露光装置にお
いて、前記マスク上における荷電粒子ビームの照射位置
に応じて、前記可変パターンのサイズデータに応じた偏
向修正量を補正できるようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明では、ブロックマスク上の荷電粒子ビー
ムの照射位置に応じて可変サイズパターンを形成するた
めの偏向量が補正され、偏向器条件が常に適正化され
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図7は本発明に係る荷電粒子ビーム露光装
置の一実施例を示す図である。まず、構成を説明する。
図1において、20は荷電粒子ビーム21を発生するビ
ーム発生源、22〜28はレンズ、29は荷電粒子ビー
ム21の断面形状を矩形状に成型する第1成型部、30
は所定の電圧(ビームサイズ可変電圧VSK)に応じた電
界を発生して荷電粒子ビーム21のビーム軸を曲げる第
1偏向器、31は所定の電圧(マスクパターン選択電圧
SS1 、VSS2 )に応じた電界を発生して荷電粒子ビー
ム21のビーム軸を曲げる第2偏向器、32はブロック
マスク、33は所定のマスクパターン選択電圧VSS3
SS4 に応じた電界(但し、第2偏向器31とは逆向き
の電界)を発生して荷電粒子ビーム21のビーム軸を元
に戻す第3偏向器、34は荷電粒子ビーム21の断面形
状を円形状に成型する第2成型部、35は所定の電圧V
RP(又は励磁電流IRP)に応じた電界(又は磁界)を発
生して荷電粒子ビーム21のビーム軸を曲げる第4偏向
器、36は試料(例えば半導体ウエハ)、37はビーム
サイズ可変電圧VSKを発生するための電圧発生部、38
はマスクパターン選択電圧VSS1 〜VSS4 を発生するた
めの電圧発生部であり、これらの電圧発生部37、38
には、図2に示す制御系からのディジタルデータ、すな
わちビームサイズ可変偏向データSX ,SY とマスクパ
ターン選択偏向データDX ,DY が入力される。
【0012】図2において、制御系は、露光処理に必要
な各種の基礎データや処理プログラム等を格納する磁気
テープ40および磁気ディスク41をバス42を介して
中央処理装置43に接続すると共に、この中央処理装置
43から与えられるサイズデータSXin ,SYin 、偏向
データDXin ,DYin およびメモリアドレスM等の各種
制御データに従って上記のビームサイズ可変偏向データ
X ,SY やマスクパターン選択偏向データDX ,DY
を発生する補正演算回路43、レジスタ44、ブロック
マスクパターン選択用メモリ(以下、メモリ)45およ
びデータ加算回路46を備える。
【0013】メモリ45には、ブロックマスク32に形
成された複数の開口の番号(#1、#2、#3、……)
と、各番号ごとの偏向量(DX’,DY’)および各種演
算係数(A、B、C、D、OX 、OY 、SXoffおよびS
Yoff等)が格納されている。ここに、A、Cはブロック
マスク32の座標平面におけるX方向の偏向ゲイン、
B、Dは同座標平面におけるY方向の偏向ゲイン、OX
は選択開口の同座標系におけるX方向位置に応じた係
数、OYは選択開口の同座標系におけるY方向位置に応
じた係数、SXoffは電圧発生部37のX方向のオフセッ
ト、SYoffは電圧発生部37のY方向のオフセットであ
り、これらの演算係数と偏向補正量は、適宜に実行され
る装置キャリブレーション(後述)の際に収集され、格
納されるものである。
【0014】図3は、ブロックマスク32の要部平面図
である。ブロックマスク32には、全面照射用の開口3
2a、32b、32c、32dと共に、いくつかの可変
パターン用の開口32e、32f、32g、32h、3
2iが形成されている。可変パターン用の開口は、例え
ば、右に傾いた平行四辺形(32e)、左に傾いた平行
四辺形(32f)、矩形(32g)、右斜辺の直角三角
形(32h)および左斜辺の直角三角形(32i)を形
成しているが、これらの一部であってもよいし、あるい
は他の形状を加えてもよい。ブロックマスク32は、図
4にそのA−A’断面を示すように、Si基板の薄膜部
分をエッチング処理して所要形状の開口を形成する。
【0015】このような構成において、ブロックマスク
32上の複数の開口は、マスクパターン選択電圧VSS1
〜VSS4 によって選択される。例えば全面照射用開口3
2cが選択された場合には、図5に示すように、その開
口32cの像が試料上に転写される(符号「ロ」参
照)。あるいは、矩形開口32gが選択された場合に
は、その矩形開口32gの像が試料上に転写され(符号
「ハ」参照)、または、直角三角形の開口32hが選択
された場合には、その開口32hの像が試料上に転写さ
れる(符号「ニ」参照)。
【0016】ここで、可変パターン用の開口、例えば、
矩形開口32gまたは直角三角形の開口32hを選択す
ると、その選択開口に対応した演算係数や偏向補正量が
メモリ45から読み出され、これらの演算係数や偏向補
正量によって、選択開口ごとのショット原点(すなわち
不動点)の位置やビームサイズ可変の方向が任意に決め
られる。
【0017】従って、例えば、矩形開口32gを選択す
る場合(符号「ハ」参照)には、従来例と同様に、左下
の角がショット原点(不動点PH )となり、そのスリッ
ト可変の方向が右45度となるが、直角三角形の開口3
2hを選択する場合(符号「ニ」参照)には、その形状
に適した右下の角をショット原点(不動点PH )とする
ことができ、かつそのビームサイズ可変の方向を左水平
方向とすることができる。これは、開口ごとに、よりき
め細かな演算係数や偏向補正量を設定してメモリ45に
格納したからである。
【0018】しかも、本実施例では、選択開口に応じた
演算係数をメモリ45から読み出し、この演算係数を用
いて可変パターンのためのサイズデータSXin ,SYin
を補正するので、ブロックマスク32上における荷電粒
子ビーム21の照射位置にかかわらず、ビームサイズ可
変電圧VSKを適正化できる。従って、ショット原点を様
々な位置に設定した場合でも、試料上におけるパターン
の繋ぎ精度が悪化することはない。
【0019】ここで、メモリ45に格納するデータを収
集するための好ましい装置キャリブレーション手順を説
明する。 (手順1) まず、ブロックマスク32に代えて、多数
の矩形開口を等間隔に形成したキャリブレーション用テ
ストマスクを装着する。図6(a)はテストマスクの平
面図である。 (手順2) 次に、テストマスクの1つの開口を指定し
てその開口の2点の座標Pa、Pbを第2偏向器31お
よび第3偏向器33の偏向データとして与える。 (手順3) 次に、第1偏向器30の偏向データをゼロ
にした状態で、テストマスク上の荷電粒子ビーム21の
像(第1成型部によって成型された矩形像)と開口との
関係を観察し、荷電粒子ビーム21の像の2つの角と開
口の2点(Pa、Pb)とが一致するように第2偏向器
31の偏向能率を決める。 (手順4) 次に、第4偏向器35の偏向データをゼロ
にした状態で、試料36上に投影された開口の像を観測
し、図6(b)に示すように、その像の2点(Pa、P
b)が試料36上の同一位置(フィールド中心P1 )と
なるように第3偏向器33の偏向能率を決める。 (手順5) そして、上記手順2〜手順4をテストマス
クの全ての開口について繰り返すことにより、ブロック
マスク上における荷電粒子ビームの様々な照射位置ごと
の偏向条件がきめ細かく収集される。 (手順6) 次に、手順5で収集した第2偏向器31お
よび第3偏向器33の偏向条件をベースに、データで指
定されたパターンサイズのショットが試料36上で実現
できるように、第1偏向器30の演算係数(A、B、
C、D、OX 、OY、SXoffおよびSYoff等)を決め
る。 (手順7) 最後に、手順3、4で収集した偏向能率と
手順6で設定した演算係数をメモリ45に格納する。
【0020】以上の手順によれば、ブロックマスク上に
おける荷電粒子ビームの様々な照射位置ごとの第2偏向
器31および第3偏向器33の偏向条件がきめ細かく収
集されると共に、これらの偏向条件に応じて第1偏向器
30の演算係数が決められるので、メモリ45に格納す
るデータの信頼性を高めることができる。なお、図7
は、部分照射用の開口50をいくつかに分割して試料に
転写する場合の概念図である。同図(a)はブロックマ
スク上における荷電粒子ビームの断面形状(矩形断面)
とビーム位置の代表点Aを示す図、同図(b)は開口5
0と代表点Aの位置関係図である。部分照射の範囲に応
じてビーム位置の代表点AがA1 からA4 まで変化し、
試料上に転写される開口の像は、同図(c)から同図
(f)までのようになる。すなわち、代表点AがA1
位置にあるときは開口50と同一の像が転写され
(c)、A2 の位置にあるときは開口50の右半分の像
が転写され(d)、A3 の位置にあるときは開口50の
右端の1本の模様が転写され(e)、あるいは、A4
位置にあるときは開口50の上半分の像が転写される
(f)。転写像の黒丸はパターン繋ぎの基準点である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、不動点PH を任意の位
置に変更した場合でも、試料上における可変パターンの
繋ぎ精度が悪化しない荷電粒子ビーム露光装置を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の電子光学系の構成図である。
【図2】一実施例の制御系の構成図である。
【図3】一実施例のブロックマスクの要部平面図であ
る。
【図4】一実施例のブロックマスクのA−A’断面図で
ある。
【図5】一実施例のパターン転写の概念図である。
【図6】一実施例の装置キャリブレーションの概念図で
ある。
【図7】一実施例の部分照射用の開口をいくつかに分割
して試料に転写する場合の概念図である。
【図8】従来例の構成図である。
【符号の説明】
20:ビーム発生源 21:荷電粒子ビーム 32:ブロックマスク 32a〜32i:開口 36:試料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大饗 義久 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−171714(JP,A) 特開 平4−53221(JP,A) 特開 平2−40910(JP,A) 特開 平2−31414(JP,A) 特開 昭59−32128(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 7/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷電粒子ビームを発生するビーム発生源と
    試料の間に複数の開口を有するブロックマスクを介在さ
    せ、 該ブロックマスクの1つの開口を透過するように前記荷
    電粒子ビームの偏向量を操作すると共に、 所定の可変形状パターンのパターンサイズデータに従っ
    て該偏向量を微小に変化させ、 前記1つの開口の部分形状に相似する可変サイズのパタ
    ーンを前記試料上に形成する荷電粒子ビーム露光装置に
    おいて、ブロックマスク上のビーム照射位置をブロックマスク上
    の開口の近くで相対的に狭い範囲で変化させる第1の偏
    向器と、 荷電粒子ビームをブロックマスク上の相対的に広い範囲
    で偏向させ、ブロックマスク上の指定された開口を透過
    するようにビームを偏向する第2、第3の偏向器を備
    え、 前記第1の偏向器の偏向データは、可変サイズパターン
    のサイズデータを入力として所定の演算処理を実行する
    ディジタル補正演算回路の演算後の出力データであり、 該ディジタル補正演算回路の演算定数のいくつか又はそ
    の全てを、マスク上の荷電粒子ビームが照射する開口パ
    ターンの位置に応じて、個別に異なる値に設定すること
    を特徴とする荷電粒子ビーム露光装置。
  2. 【請求項2】前記ディジタル補正演算回路の演算定数
    は、ブロックマスク上のビーム照射位置をブロックマス
    ク上の開口の近くで相対的に広い範囲で偏向させブロッ
    クマスク上のビーム照射位置をブロックマスク上の開口
    の近くで相対的に広い範囲で偏向させブロックマスク上
    のビーム照射位置をブロックマスク上の開口の近くで相
    対的に広い範囲で偏向させマスク上の各開口パターンに
    付与されたコードをアドレスとするメモリに蓄えられて
    いることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム露
    光装置。
  3. 【請求項3】前記メモリの内容は、露光に先立って装置
    条件を較正する際に、決定されることを特徴とする請求
    記載の荷電粒子ビーム露光装置。
  4. 【請求項4】露光時には、露光で利用される各開口パタ
    ーンに付与されたコードをアドレスとして前記メモリの
    内容を読み出し、該読み出した内容をディジタル補正演
    算回路の演算定数として設定すると共に、該ディジタル
    補正演算回路の出力に基づいてビームを偏向することを
    特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム露光装置。
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