JP3201638U - 耐圧容器栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】炭酸ガス入り飲料又はワインを保持し、少なくとも12ヶ月の貯蔵寿命期間を有する、容器及び金属栓の組合せを提供する。【解決手段】容器12及び金属栓の組合せであって、a)雄ねじ山付き首部11を有する容器12と、b)ねじ山20のピッチ角αが30?未満である、容器12の首部11のねじ山20と協働するようになっている雌ねじ山を有する金属栓と、c)栓の内側表面上の保護ライニングと、d)栓の頂部内側表面の上の弾力性シールライナー、とを含む。この栓はさらに、従来のワッドも含んでもよい。【選択図】図3

Description

本考案は、ガラス、プラスチック、又は、金属で作られているボトル、特にガラス及びアルミニウムボトルのためのスクリューキャップ型の栓の改良に関する。
従来においては、ガラス及び金属の容器において、加圧された製品のための栓が、シャンパンコルク又は王冠栓である。
ワイン及びシャンパンは、従来において、ガラスボトル内に詰められてきた。アルミニウムボトルが提案されており、特許文献1と特許文献2とがその例である。
ガラス容器内の非発泡性ワイン製品のためには、業界標準フォーマットのBVS(Bague Verre Stelvin)Redraw型の「スクリューキャップ」が一般的になっている。
この金属製スクリューキャップには様々な利点があるが、基本的な欠点が、このタイプのシールが、圧力がこのキャップを上方に押し上げてドーム効果を生じさせ、これによってそのキャップの内側のワッド(wad)が封止表面から浮き上がって内容物の密封と品質とを劣化させるので、炭酸ガス入り/スパークリングワインとエナジー飲料と清涼飲料とのような発泡性飲料を効果的に封止及び維持することが不可能であるということである。
米国特許第6,499,329号明細書 米国特許第6,354,234号明細書
本考案の目的が、炭酸ガス入り飲料及び/又はワイン(非発泡性及び/又はスパークリング及び/又は炭酸ガス入り)を保持することと、少なくとも12ヶ月の使用可能な貯蔵寿命期間、及び、好ましくは、24ヶ月よりも長期の使用可能な貯蔵寿命期間を有する、金属製スクリューキャップと容器とを提供することである。
本考案の目的が、好ましくは、炭酸ガス入り飲料及び/又はワイン(非発泡性又は炭酸ガス入り)が少なくとも24ヶ月の使用可能貯蔵寿命期間を有するように、改良された容器及び栓の組合せを提供することである。この改良された容器及び栓の組合せが、2.5×10Pa(2.5bar)より高い内部圧力に耐えることが好ましいだろう。
本考案の目的は、独立請求項に記載の容器及び金属栓の組合せによって実現される。好ましい実施態様が従属請求項に開示されている。
本考案によって、容器及び金属栓の組合せが提供され、この組合せは、
a)雄ねじ山付き首部を有する容器と、
b)ねじ山のピッチ角が30°未満である、容器の首部のねじ山と協働するようになっている雌ねじ山を有する金属栓と、
c)栓の内側表面上の保護ライニングと、
d)栓の頂部内側表面の上の弾力性シールライナーと、
を含むことができる。
ねじ山のピッチ角は、ねじ山の軸線に対して垂直である平面とねじ山の下部フランジとの間の角度である。ピッチ角αが示されている図1と図3と図6を参照されたい。このピッチ角が、公知の容器及び栓の組合せで使用されるピッチ角よりも小さいので、容器及び栓の組合せがより高い内部圧力に耐えることが可能であるように、栓と容器ねじ山との間の摩擦が増大させられる。さらに、内容物のより確実なシーリングが実現されるように、栓を持ち上げるために必要とされる力がより大きい。
本考案では、ねじ山のピッチ角は29°未満であり、好ましくは27°未満であり、さらに好ましくは27°未満であり、さらにより好ましくは26°未満であり、最も好ましくは約25°であってもよい。
本考案では、ねじ山のピッチ角は15°よりも大きく、好ましくは20°よりも大きく、さらに好ましく22°よりも大きく、さらにより好ましくは23°よりも大きく、最も好ましくは約25°であってもよい。
本考案によって、容器及び金属栓の組合せが提供され、この組合せは、
a)雄ねじ山付き首部を有する容器と、
b)容器の首部のねじ山と協働するようになっている雌ねじ山を有する金属栓と、
c)栓の内側表面上の保護ライニングと、
d)栓の頂部内側表面上の弾力性シールライナーと、
を含み、
容器首部のねじ山は、互いに異なるねじ山のピッチ角を有する少なくとも2つの部分を備えることができる。
この容器及び金属栓の組合せは、さらに、30°未満のピッチ角に関する、好ましい値を含む上記特徴を備えるだろう。本考案では、この実施態様は、互いに異なるねじ山のピッチ角を有する少なくとも2つの部分を備える。この栓が容器の首部分とねじ山の形状とに形状的に一致するように形成されているので、この栓の変形がこの栓の持ち上げのために必要とされる。例えば、容器の付近のねじ山の最終部分が、栓を開栓する時により大きい力が必要とされるように、異なるねじ山角(thread angle)を有することがある。これによって、容器を開栓し始める時に、より大きい力が必要とされる。異なるピッチ角を有する栓の一部分が、ねじ山の残り部分と形状的に一致するように変形させられた後では、容器を開栓するために、より小さい力しか必要とされない。容器を開栓し始める時に、より大きい力が必要とされるので、その容器のより確実な封止が実現される。さらに、異なるピッチ角を有する部分が、そのねじ山の他の部分にも備えられることが可能であるということが明らかである。さらに、互いに異なるピッチ角を有する2つ以上の部分が備えられることも可能である。
本考案では、少なくとも2つの部分のピッチ角の間の差が1°よりも大きく、好ましくは2°よりも大きく、さらに好ましくは3°よりも大きく、最も好ましくは約5°であることが可能である。
本考案では、少なくとも2つの部分のピッチ角の間の差が10°未満であり、好ましくは8°未満であり、さらに好ましくは7°未満であり、最も好ましくは約5°である。
本考案では、小さい方のピッチ角を有する容器首部のねじ山の一部分は、ねじ山の5%よりも大きな部分を占め、好ましくは10%よりも大きな部分を占め、より好ましくは15%よりも大きな部分を占め、最も好ましくは約20%を占める。
本考案では、小さい方のピッチ角を有する容器首部のねじ山の一部分は、ねじ山の40%未満を占め、好ましくは30%未満を占め、より好ましくは25%未満を占め、最も好ましくは約20%を占める。
ねじ山の大部分とは異なるピッチ角を有する2つ以上の部分が備えられる時には、これらの部分の合計パーセンテージが上記の範囲内であるだろう。
本考案では、容器首部のねじ山は、徐々に変化するねじ山のピッチ角を有する部分を備えることが可能である。
本考案では、ねじ山の末端が12°未満の角度を有する凹み端縁を有することが可能であり、栓が上記凹み端縁と係合するための一部分及び/又はフランジを有する。
本考案では、容器首部は、12°未満の角度を有する凹み末端端縁を有することが可能であり、栓が上記凹み末端端縁と係合するためのフランジを有する。
この凹み末端端縁の角度は、ねじ山の軸線に対して垂直な平面と凹み末端端縁との間の角度である。凹み末端端縁の角度βが示されている図2と図3を参照されたい。ピッチ角が、公知の容器及び栓の組合せで使用されているピッチ角よりも小さいので、栓と容器ねじ山との間の摩擦が、容器及び栓の組合せがより高い内部圧力に耐えることが可能であるように増大させられる。さらに、内容物のより確実なシーリングが実現されるように、栓を持ち上げるために必要とされる力がより大きい。
本考案では、ねじ山の凹み端縁の角度、及び/又は、容器首部の凹み末端端縁の角度は、11°未満であることが可能であり、及び、好ましくは約10°であることが可能である。
本考案では、ねじ山の凹み端縁の角度、及び/又は、容器首部の凹み末端端縁の角度は、8°よりも大きく、好ましくは9°よりも大きく、及び、好ましくは約10°であることが可能である。
本考案では、容器及び栓の組合せは、少なくとも1.5回転のねじ噛み合い(thread engagement)のねじ山ピッチ(thread pitch)を使用することが可能であり、好ましくは、少なくとも1.6回転のねじ噛み合いのねじ山ピッチを使用することが可能であり、及び、さらに好ましくは、約1.7回転のねじ噛み合いのねじ山ピッチを使用することが可能である。
本考案では、容器及び栓の組合せは、2.5回転未満のねじ噛み合いのねじ山ピッチを使用することが可能であり、好ましくは、2回転未満のねじ噛み合いのねじ山ピッチを使用することが可能であり、及び、さらに好ましくは、約1.7回転のねじ噛み合いのねじ山ピッチを使用することが可能である。
本考案では、容器及び栓の組合せは、10gsm(1平方メートル当たりのグラム)よりも大きい、好ましくは11gsmよりも大きい、及び、最も好ましくは約12gsmの最小被膜厚さを有する不活性アクリルベースのラッカー(inert acrylic based lacquer)を、保護ライナーとして使用することが可能である。
本考案では、容器及び栓の組合せは、20gsm未満の、好ましくは16gsm未満の、より好ましくは14gsm未満の、及び、最も好ましくは約12gsmの最小被膜厚さを有する不活性アクリルベースのラッカーを保護ライナーとして使用することが可能である。
本考案では、栓のライニングの厚さが従来の栓ライニングの厚さの2倍にされることが可能である。
本考案では、栓のライニングの厚さが25μmよりも大きく、好ましくは30μmよりも大きく、より好ましくは35μmよりも大きく、及び、最も好ましくは約40μmであることが可能である。
本考案では、栓のライニングの厚さが60μm未満であり、好ましくは50μm未満であり、より好ましくは45μm未満であり、及び、最も好ましくは約40μmであることが可能である。
本考案では、容器及び栓の組合せは、弾力性シールライナーとして、水性スチレンブタジエンポリマーを使用することが可能である。
本考案では、容器はアルミニウムボトルであることが可能である。
本考案では、アルミニウムボトルの基部の上のドームがパントされる(punted)ことが可能である。
本考案では、容器及び栓の組合せはワッド(wad)を含むことが可能である。例えば、栓が、さらに、従来のワッドを含むことが可能である。しかし、より厚いライナー、及び/又は、栓の頂部の中に配置された硬化した水性可とう性化合物の使用によって、栓はワッドを必要としない。
本考案では、さらに、容器及び栓の組合せであって、
・ 水平に対して12°未満の角度を有する凹み端縁をねじ山の末端が有する、雄ねじ山付き首部を有する容器と、
・ ねじ山のピッチ角が30°未満であり且つ栓が容器首部の上記凹み末端端縁との係合のための内側フランジを有する、容器首部のねじ山と協働するようになっている雌ねじ山を有する金属栓と、
・ 栓の内側表面の上の保護ライニングと、
・ 上記栓の頂部の内側表面上の弾力性シールライナーと、
を含む容器及び栓の組合せが提供される。
シールライナーと、ねじ山のピッチ及び凹み角度(pitch and recess angle)との組合せが、加圧された内容物の保存を可能にする。シールライナーの周縁部がアルミニウムボトル又はガラスボトルの口縁と接触して圧力シールを実現する。
本考案の好ましい一実施形態は、シールの完全性と発泡性製品の安定性と長寿命とが24ヶ月を越えて維持されることを確実なものにするために、(Global Cap及びNew Kapのブランドで販売されているスクリューキャップのような)変更された業界標準形式のBVS(Bague Verre Stelvin)Redraw型の「スクリューキャップ」との組合せの形のアルミニウム缶ボトルを提供するものである。
本考案のアルミニウム栓が、内側表面上のアクリルベースの硬化性ライナーを使用することが好ましいが、従来のエポキシフェノールラッカーも、アルミニウム容器及び栓をライニングするために使用されることが可能である。保護ライナーが通常よりも厚い被覆の形で付着させられることが好ましい。本考案の内側表面栓がアクリルベースのラッカー(例えば、Valspar 40Q60AA−BPA Free)又はエポキシフェノールラッカーを吹き付けられることが好ましい。容器の内容物に対するアルミニウム表面の適切な保護を確実なものにするために、アクリルベースの硬化性ライナー又はエポキシフェノールラッカーの被覆の厚さが、従来において使用される被覆よりも厚いことが好ましく、11gsmから14gsmの範囲内であることが好ましい。
本考案の場合の「スクリューキャップ」が、周縁端縁が容器の口縁に接触するように栓の頂部の中に入れられている硬化させられた弾力性の水性合成ラテックス化合物を使用することが好ましい。この弾力性化合物は、缶ボトルの首部の外周部に対して押し当たり、及び、気密性で不透過性のシールを形成し、このシールは、従来のスクリューキャップ技術によって現時点で可能である圧力よりも高い圧力を缶又はガラスボトル内に維持して保持するだろう。この弾力性化合物がスチレンブタジエンコポリマーであることが好ましく、このスチレンブタジエンコポリマーは、シールに弾力性を与え、したがって、スクリューキャップが打撃されるか又は衝撃を与えられる時に、あらゆる外部衝撃の損傷の潜在的に有害な効果を最少限にする能力をシールに与える。
好ましい一実施態様では、本考案が、より効果的なキャップシールを提供するために、及び、スクリューキャップ技術が現時点において被る圧力に比べて(炭酸ガス入り飲料及び炭酸ガス入りワイン又はスパークリングワインによって生じさせられるアルミニウム容器内から発生させられる)より高い圧力を維持し且つそれに耐える能力を提供するために、首部の長さの全体にわたって、より多くのねじ山を使用する。
好ましい実施態様では、本考案は、より効果的なキャップシールと、スクリューキャップ技術が現時点において被る圧力に比べて(炭酸ガス入り飲料及び炭酸ガス入りワイン又はスパークリングワインによって生じさせられるアルミニウム容器内から発生させられる)より高い圧力を維持し且つそれに耐える能力とを提供するために、最小で1.5回転から2回転のねじ噛み合いの特定のねじ山ピッチを使用する。
本考案が、単位ねじ山ピッチ当たりでより多くのねじ山を使用する(ねじ山の勾配が著しく減少させられる)ことが好ましい。このことが、容器に対してキャップをねじ込むか又はねじって外すために必要とされる回転の数を増大させる。したがって、本考案は、より効果的なキャップシールと、スクリューキャップ技術が現時点において被る圧力よりも高い圧力を維持し且つそれに耐える改善された能力とを提供する。本考案が、圧力維持を改善するためにボトルのねじ山の角度を減少させ、25°から30°の範囲のねじ山角度を使用することが好ましい。
ボトルのねじ山の角度が、充填されたアルミニウム又はガラスボトル/容器内の様々な圧力に耐える栓の能力を向上させるように変更させられることが好ましい。
容器の首部分の凹み末端端縁のタック角(tuck angle)が10°から12°であることが好ましい。
本考案の特に望ましい実施態様では、缶ボトルの基部の上のドームが、ドームシームから圧力を分散させてドームの強度を増大させるので、このドームがパントされる。
パントされたドームを有することが、より高い内部充填圧力が達成可能であることを確実なものにするので、パントされたドームを有することが特に望ましい。これは、従来の低充填圧力とは対照的である。
本考案の栓は、酸素侵入の効果によって発生する可能性がある劣化を防止する圧力シールを提供し、スクリューキャップの内側とのワイン接触に対する追加的な障壁を提供するだろう。
本考案から生じる利点は以下のとおりである。
1.次世代のスクリューキャップをワイン産業及び飲料製造業者に提供する完全性シール。
2.炭酸ガス入りワイン又はスパークリングワインが充填されたアルミニウム又はガラスボトルのための信頼性が高い不活性のシールを提供する必要性のための解決策。
3.非発泡性ワインが充填されたアルミニウム又はガラスボトルのための信頼性が高い不活性のシールを提供する必要性のための解決策。
4.ワイン製品/ワインを主成分とした発泡性飲料が充填されたアルミニウム又はガラスボトルのための信頼性が高い不活性のシールを提供する必要性のための解決策。
5.シールが、24ヶ月を越える貯蔵中及び輸送中にワインのキーノート(key note)及び特徴的プロファイルが維持されることを確実なものにするための本質的な基準を保証する。
6.栓が再密封可能である。
7.栓が100%リサイクル可能である。
8.栓が容易に開閉できる。
本考案は、スパークリングワインのようなより高い圧力に加圧されている製品の貯蔵を可能にするように、容器内でより高い圧力を実現して維持するための一方向スクリューキャップ(one way screw cap)(一方向シール用途)を提供する。
本考案では、このシールは幾つかの明確な利点を有する。一方向スクリューキャップが不浸透性シールを確実なものにし、より高い内部充填圧力を実現するだろう。
1.この一方向スクリューキャップは、より高い圧力が製品のライフサイクル全体にわたって常に維持されることを確実にするだろう。これは、3−6ヶ月のような短期間の枠内で製品の劣化又は破損を結果的に生じさせる可能性がある、現在において使用されている業界標準のスクリューキャップの従来の低充填圧力とは対照的である。
2.この一方向スクリューキャップは再密閉可能でもあり、したがって、充填されている製品の鮮度と風味とが維持されることを確実なものにする。
3.アルミニウム又はガラスボトルの上への取り付け中にスクリューキャップの実現可能なトルク能力(torque capability)を最大にするための、キャップの頂部の内側のシーラントライニング化合物。
以下では、本考案の好ましい実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。
好ましい実施形態で必要とされるねじ山角を示す。 図1の好ましい実施形態で必要とされるタック角(tuck angle)を示す。 本考案による実施形態の容器の首部分の側面図である。 栓を伴う図3の実施形態の側面図である。 図3の実施形態の側面図である。 別の実施形態の図4に対応する側面図である。 別の実施形態の図5に対応する側面図である。
図1では、容器12の首部分11の一部分が概略的に示されている。首部分11には、ねじ山が備えられている。ピッチ角αが、ねじ山20の下部フランジの方向22と、ねじ山の軸線に対して垂直である平面21との間の角度である。下部フランジは、内容物が中に保持されている容器に対向するねじ山の側面、又は、首部分11の頂部に対して外方を向いているねじ山の側面を意味する。したがって、ピッチ角αは、容器の内容物の圧力によって栓がその対応するねじ山部分と共に押し付けられるねじ山20の下部フランジの傾斜又は勾配を画定する。本考案では、容器内の内部圧力のせいで容器が望ましくない形で開栓されないように、より適切な保護を実現するために、この角度αは従来技術の容器及び金属栓の組合せの場合よりも小さい。
図2は、首部分11の凹み末端部分30の角度β(タック角)が示されている図1と同様の図である。角度βは、容器の首部分の凹み末端端縁30の方向32と、ねじ山の軸線に対して垂直である平面31との間の角度である。したがって、タック角βは、(最初に容器が開栓され終わっており、且つ、栓のフランジが取り外される前に)容器の内容物の圧力によって容器のフランジが押し付けられる、首部分の凹み末端端縁30の傾斜又は勾配を画定する。
図3から図5は、本考案の実施形態による容器及び栓の組合せの首部分11と栓(図4)を示す。
容器10は、頂部12を有する首部分11を有する。首部分11には、首部分11の軸線(即ち、首部分のねじ山付き部分の軸線)に対して垂直な平面21に関して角度αにある方向22に延びる下部フランジを有するねじ山20が設けられている。
この首部分は、その下端部に(内容物を含む容器に隣接して)、充填後と容器が最初に開栓され終わる前とにフランジ43によって栓40が保持されているフランジ33を備える。容器が最初に開栓される時には、栓40のフランジ43は、ミシン目44に沿って分離させられることになる。
首部分11は、フランジ33の下側に、首部分11の軸線に対して垂直である平面31に対して角度βに延びる(方向32)凹み末端端縁30を備える。
栓40は、頂部41と、栓40の製造方法によって首部分11のねじ山20と形状的に一致するねじ山42とを有する。栓40の内面にはライナー45が存在している。
図5は、ねじ山角γを示す。角度γは、方向23に沿ったねじ山と、首部分40の軸線に対して垂直である平面21との間の角度である。角度γは、従来の容器及び栓の組合せのねじ山角未満であり、したがって、栓40を回転させて開栓するために、より大きい摩擦力が必要となる。より大きな摩擦力が容器を開栓するために必要とされるので、より信頼性が高く且つより安全確実なシーリングが実現される。
図6は、本考案による別の実施形態を示す。この実施形態は、基本的に、上述の実施形態に一致する。同じ特徴要素及び/又は部品を説明するために同一の照合符号が使用されている。したがって、その説明が参照され、この実施形態とその他の実施形態との間の相違点だけが説明される。
容器10の首部分11のねじ山の最端部には、ねじ山20のピッチ角αよりも小さいピッチ角δを有するねじ山部分25が存在している。ピッチ角δは、ねじ山部分25の下部フランジの方向24と、首部分11の軸線に対して垂直である平面21との間の角度である。
より小さいピッチ角を有するねじ山部分25に形状的に一致するねじ山部分42が、首部分の後続のねじ山と形状的に一致するように変形させられなければならないので、充填後に最初に容器を開栓する時に、栓40が変形させられなければならない。変形後には、この栓は、さらなる変形の必要なしに回転させられて抜かれることが可能である。
本考案では、容器が最初に開栓される時に栓を変形させるために必要とされる力の増大が、容器のシーリングの完全性と信頼性とを確かなものにする。
好ましい実施形態では、容器の最初の開栓が、より大きい摩擦力に打ち勝つことと(従来のピッチ角に比較して首部分のねじ山のピッチ角がより小さい)、異なるピッチ角を有するねじ山部分25に対応する部分において栓を変形させることとを必要とする。より大きい摩擦力に打ち勝ちかつ栓を変形させることが必要であるために、容器を開栓するために必要とされる力はより大きい。したがって、完全性とシーリングの確実性とが強化される。
明らかであるが、ねじ山部分は、容器を開けるために変形が必要とされるように、ねじ山のその他の部分とは異なるピッチ角を有する必要がある。したがって、ねじ山部分のピッチ角は、ねじ山のその他の部分のピッチ角より大きいか又は小さいことが可能である。
容器の開栓を開始した後に更なる変形が必要にならないように、容器に隣接している(首部分の頂部とは反対側に位置した)ねじ山の末端に、異なるピッチ角を有する部分が備えられていることが好ましい。しかし、容器の開栓のために必要とされるより大きい力を提供するために、異なるピッチ角を有するねじ山部分が、首部分のねじ山部分内のいずれかの場所に備えられることが可能であり、首部分のねじ山付き部分上で区分されている別個の部分に備えられることも可能である。このことが、容器の開栓の最初の部分のために大きな力を必要とする容器及び栓の組合せを実現するだろう。したがって、加圧された液体が充填されている時にさえ容器の確実なシーリングと密閉とを実現するという本考案の目的が達成される。しかし、変形が生じた後に、異なるピッチ角を有するねじ山部分に接近する時に、変形した栓部分が別の時点で変形させられることを必要とされるので、更に別の変形が必要とされることがある。これは、実現される目的に比較して、軽微な欠点である。
図7は、本考案による別の実施形態を示す。この実施形態は、基本的に、上述の実施形態に一致している。同じ照合符号が、同じ特徴要素及び/又は部品を示すために使用されている。したがって、その説明が参照され、この実施形態とその他の実施形態との間の相違点だけが説明される。
容器10の首部分11のねじ山の最端部には、ねじ山20のねじ山角γよりも小さいねじ山角εを有するねじ山部分27が存在している。ねじ山角εは、ねじ山部分27の方向26と、首部分11の軸線に対して垂直である平面21との間の角度である。
首部分11から栓40を回して取り外すことによって容器10を開栓する時に、図6の実施形態に関して説明した仕方と同じ仕方で、栓が変形させられる必要がある。したがって、より大きい力が必要とされ、このことが、容器40のより確実で安定した密封を生じさせる。
実施形態(栓40)のアルミニウム製スクリューキャップが、典型的には、微粒子アルミニウム合金グレード−8011、1100又は3105の0.5mから1mシートから製造される。
このシートの厚さは、典型的には、0.18mmから0.25mmの間(好ましくは、0.23mm+/−0.01mm)である。ボトル/容器に対する引張強度は135〜142mPaである。伸びは2.5〜3%である。
アルミニウムシートの外側は、シートが切断されて円板の形に打ち抜かれる前に、装飾のための塗料とその次に塗布されるベースカラーと末端装飾とを受け入れることが可能であるように、食品グレードのエポキシ又はポリエステルで被覆されている。このシートの内側には、11〜14gsmの最小好適被膜厚さ範囲(minimum prefered film thickness range)で、例えばFDAのような国際法に準拠した不活性で非フェノール性である、アクリルベースのポリマー−BPAフリーラッカー(例えば、Valspar 40Q60AA−BPA Free)が吹き付けられている。
その次に、円板が、段階的な押出加工によって円筒形カプセルの形に打ち抜かれ、及び、最後にその最終製品を得るために周辺部(skirt)が切断される。スクリューキャップ付与プロセス中には、スクリューキャップ(ねじ山なし)がねじ山付き容器の首部に嵌合されて、高圧中央金属圧力ブロックによって容器の周縁の表面に押し付けられ、この圧力ブロックの外側端縁が容器の首部の下方に約1mmに移動し、スクリューキャップを下方に引っ張り、封止区域を効果的に増大させる。ライナーに追加して、可とう性で弾力性のシーラント化合物をキャップの内側上に加えることが、追加的なレベルのシールの完全性が維持されることと、容器内の圧力が損なわれないこととを確実なものにする。Fukuoka S10P−56又はActega(WBC−RB−1006−22)のような弾力性の食品グレードの水性合成ゴム化合物が適している。
第3の段階では、30°未満の、好ましくは25°の上方角度(upward angle)を実現する形でキャップのねじ山のピッチが形成されるように、キャップの外側をランダウン(run down)させるために使用される一次ローラーが、容器首部のねじ山付き溝の上に半完成のアルミニウムキャップを嵌め込む。これが図1に示されている。
同様の仕方で、首部のビード角(bead angle)(キャップの口のタック下方角度(tuck−under angle))の最大角度が12°未満であり、好ましくは10°である。このことが、より高い内部容器圧力に起因する容器からのキャップの外れの可能性を低減させる。
図2に示されているように、最終段階では、二次ローラーが、スクリューねじ山の直ぐ下のスクリューキャップの基部に小さいタック(tuck)を形成し、シールの底部周辺部を固定する。
容器が加圧される時に、キャップは、上向きの動きの形で容器の首部ねじ山に対して押し付けられ、キャップのねじ山を首部ねじ山に係合するように押し動かし、これによって、より高度な封止を実現し、及び、キャップねじ山が30°よりも大きく且つ首部ねじ山のビード角が12°よりも大きい場合に生じる可能性がある圧力の漏洩を防止することを確実なものにする。
可とう性の食品グレードの水性弾力性化合物を栓の頂部内で内部ラッカーの上に配置することが、充填装置における圧縮段階中に堅固な不浸透性シールが維持されることを確実なものにし、容器内で生じる圧力の増大に起因して固定キャップが湾曲する時にシーリング後も不浸透性シールを維持し続ける。
本考案の栓は、さらに、2.5×10Pa(2.5バール)を超える圧力を必要とする製品がパッケージングされることを可能にするために、より高い圧力が容器内に加えられることを可能にする。
<本考案のスクリューキャップの製造の諸段階>
1.原材料
2.ラッカー塗布及び平版印刷。シートの内側と外側にラッカーを塗布する。次に、キャップの頂部を形成する半完成品の中央部分を装飾する。
3.スクリューキャップの外側表面にエポキシ−フェノールラッカーを吹き付ける。
4.栓の内側表面に対して、11〜14gsmの最小好適被膜厚さ範囲内で、例えばFDAのような国際法に準拠した不活性(非フェノール性)のアクリルベースのポリマー−BPAフリーラッカー(例えば、Valspar 40Q60AA−BPA Free)を吹き付ける。
5.潤滑及び引き抜き加工。キャップを円板の形に打ち抜き、周辺部を切断する。引き抜き加工された部品の側面装飾。キャップの周辺部の装飾は、このプロセスのこの段階では採用随意である。
6.ビーディング(beading)。最終形態のキャップがローレット(knurl)を形成し、溝がシーリングライナーとブリッジライン(bridge line)とを含む。
7.Fukuoka S10P−56又はActega(WBC−RB−1006−22)のような水性弾力性スチレン/ブタジエン合成ゴム材料をキャップの頂部の内側に配置する。
8.Pechiney EPE SU38、EPE 40、又は、Corelen(登録商標)3020のようなライナーワッド(Liner wad)(多層ワッド)を配置する。
9.キャップ/容器シーリングプロセス中にこのスクリューキャップ取り付け方法を使用することが、容器の内側の圧力が増大させられる時に、容器の頭部上に及び容器ねじ山にスクリューキャップが強固に押し付けられることを可能にし、これによって、製品プロファイル(例えば、炭酸ガス入り製品)の一部分として維持されるか又は増大させられる加圧を必要とする製品のためのより適切なシールを実現する。
10.最終的な検査。開栓トルクと、閉栓(capping)時のブリッジ性能(bridge performance)と、閉栓時のワニス性能(varnish performance)とに関する試験。
より厚いラッカーと、弾力性シーラントと、スクリューキャップ製造及び取り付け方法との組合せが、容器に対する、より著しく高度な圧力シールを実現する。
単位ねじ山ピッチ当たりのねじ山の増大とねじ山角の減少とに組み合わせた弾力性シーラントライナーの使用が、容器内の製品に対してより高い圧力が加えられることを可能にする。この弾力性シールライナーは、ワッドの周縁部を越えて延び、ガラス又はアルミニウム容器の開口部の口縁上にその周縁部が載ることを確実なものにする。
この選択されたシーラントライナーは、様々な輸送状態及び貯蔵状態にある製品に起因する容器の内側の圧力のレベルに影響を与える可能性がある様々な温度変動の下で有効である。本考案は、加圧製品の貯蔵寿命期間を延長することが可能であるだけでなく、容器内部の製品の完全性を維持することが可能である。
本考案のこの好ましい実施形態の貯蔵寿命期間の試験の結果が、次の表1に示されている。
Figure 0003201638
上記の表1から、本考案が、特にワイン及びスパークリングワインのような炭酸ガス入り製品又は加圧製品のためのアルミニウム又はガラス容器上で金属スクリューキャップを使用することの問題を解決するということが理解できる。
当業者は、本考案が、本考案の基本的な教示内容から逸脱することなしに、上記実施形態とは異なる実施形態の形で具体化されることがあるということを理解するだろう。
以下の参照番号が明細書で使用されている。
10 容器
11 首部分
12 容器の首部分の頂部
20 容器のねじ山
21 ねじ山の軸線に対して垂直な平面
22 ねじ山の下部フランジの方向
23 ねじ山の傾斜
24 下部ピッチ角を有するねじ山部分のねじ山の下部フランジの方向
25 下部ピッチ角を有するねじ山部分
30 首部分の凹み末端端縁
31 ねじ山の軸線に対して垂直な平面
32 首部分の凹み末端端縁の方向
33 フランジ
40 栓
41 栓の頂部
42 栓のねじ山
43 栓のフランジ
44 ミシン目
45 ライナー
50 ワッド
α ピッチ角
β タック角(首部分の凹み末端端縁の角度)
γ ねじ山角
δ (より小さいピッチ角を有する)ねじ山部分のピッチ角
ε (より小さいねじ山角を有する)ねじ山部分のねじ山角

Claims (23)

  1. 容器及び金属栓の組合せであって、
    a)雄ねじ山付き首部を有する容器と、
    b)ねじ山のピッチ角が30°未満である、前記容器の前記首部のねじ山と協働するようになっている雌ねじ山を有する金属栓と、
    c)前記栓の内側表面上の保護ライニングと、
    d)前記栓の頂部内側表面の上の弾力性シールライナーと、
    を含む
    容器及び金属栓の組合せ。
  2. 前記ねじ山の前記ピッチ角は29°未満であり、好ましくは27°未満であり、さらに好ましくは27°未満であり、さらにより好ましくは26°未満であり、最も好ましくは約25°である、
    請求項1に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  3. 前記ねじ山のピッチ角は15°よりも大きく、好ましくは20°よりも大きく、さらに好ましく22°よりも大きく、さらにより好ましくは23°よりも大きく、最も好ましくは約25°である、
    請求項1又は2に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  4. 容器及び金属栓の組合せであって、
    a)雄ねじ山付き首部を有する容器と、
    b)前記容器の前記首部の前記ねじ山と協働するようになっている雌ねじ山を有する金属栓と、
    c)前記栓の内側表面上の保護ライニングと、
    d)前記栓の頂部内側表面の上の弾力性シールライナーと、
    を含み、
    前記容器首部の前記ねじ山は、前記ねじ山の互いに異なるピッチ角(α、δ)を有する少なくとも2つの部分を備える、
    特に請求項1〜3のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  5. 前記少なくとも2つの部分の前記ピッチ角(α、δ)の間の差が1°よりも大きく、好ましくは2°よりも大きく、さらに好ましくは3°よりも大きく、最も好ましくは約5°である、
    請求項4に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  6. 前記少なくとも2つの部分の前記ピッチ角(α、δ)の間の差が10°未満であり、好ましくは8°未満であり、さらに好ましくは7°未満であり、最も好ましくは約5°である、
    請求項4又は5に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  7. 前記小さい方のピッチ角を有する前記容器首部の前記ねじ山の部分は、前記ねじ山の5%よりも大きな部分を占め、好ましくは10%よりも大きな部分を占め、より好ましくは15%よりも大きな部分を占め、最も好ましくは約20%を占める、
    請求項4から6のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  8. 前記小さい方のピッチ角を有する前記容器首部の前記ねじ山の部分は、前記ねじ山の40%未満を占め、好ましくは30%未満を占め、より好ましくは25%未満を占め、最も好ましくは約20%を占める、
    請求項4から7のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  9. 前記容器首部の前記ねじ山は、前記ねじ山の徐々に変化するピッチ角を有する部分を備える、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  10. 前記ねじ山の前記末端は、12°未満の角度を有する凹み端縁を有し、
    前記栓が前記凹み端縁と係合するための部分及び/又はフランジを有する、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  11. 前記容器首部は、12°未満の角度を有する凹み末端端縁を有し、
    前記栓が前記凹み末端端縁と係合するフランジを有する、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  12. 前記ねじ山の前記凹み端縁の角度及び前記容器首部の前記凹み末端端縁の角度の両方又は一方は、11°未満であり、好ましくは約10°である、
    請求項10又は11の容器及び金属栓の組合せ。
  13. 前記ねじ山の前記凹み端縁の角度及び前記容器首部の前記凹み末端端縁の角度の両方又は一方は、8°よりも大きく、好ましくは9°よりも大きく、最も好ましくは約10°である、
    請求項10から12のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  14. 少なくとも1.5回転のねじ噛み合いのねじピッチを使用し、好ましくは、少なくとも1.6回転のねじ噛み合いのねじピッチを使用し、さらに好ましくは、約1.7回転のねじ噛み合いのねじピッチを使用する、
    請求項1から13のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  15. 2.5回転未満のねじ噛み合いのねじピッチを使用し、好ましくは、2回転未満のねじ噛み合いのねじピッチを使用し、さらに好ましくは、約1.7回転のねじ噛み合いのねじピッチを使用する、
    請求項1から14のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  16. 10gsmよりも大きい、好ましくは11gsmよりも大きい、最も好ましくは約12gsmの、最小被膜厚さを有する不活性アクリルベースのラッカーを、保護ライナーとして使用する、
    請求項1から15のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  17. 20gsm未満の、好ましくは16gsm未満の、より好ましくは14gsm未満の、最も好ましくは約12gsmの、最小被膜厚さを有する不活性アクリルベースのラッカーを保護ライナーとして使用する、
    請求項1から16のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  18. 前記栓のライニングの厚さが、25μmよりも大きく、好ましくは30μmよりも大きく、より好ましくは35μmよりも大きく、最も好ましくは約40μmである、
    請求項1から17のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  19. 前記栓の前記ライニングの厚さが、60μm未満であり、好ましくは50μm未満であり、より好ましくは45μm未満であり、最も好ましくは約40μmである、
    請求項1から18のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  20. 前記弾力性シールライナーとして、水性スチレンブタジエンポリマーを使用する、
    請求項1から19のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  21. 前記容器はアルミニウムボトルである、
    請求項1から20のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  22. 前記アルミニウムボトルの基部の上のドームがパントされている、
    請求項1から21のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
  23. 前記栓はワッドを含む、
    請求項1から22のいずれか1項に記載の容器及び金属栓の組合せ。
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