JP3201597B2 - サンプル・ホールド回路 - Google Patents

サンプル・ホールド回路

Info

Publication number
JP3201597B2
JP3201597B2 JP20069798A JP20069798A JP3201597B2 JP 3201597 B2 JP3201597 B2 JP 3201597B2 JP 20069798 A JP20069798 A JP 20069798A JP 20069798 A JP20069798 A JP 20069798A JP 3201597 B2 JP3201597 B2 JP 3201597B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sampling
control signal
switch element
turned
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20069798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000030482A (ja
Inventor
茂雄 服部
俊之 江藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP20069798A priority Critical patent/JP3201597B2/ja
Publication of JP2000030482A publication Critical patent/JP2000030482A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3201597B2 publication Critical patent/JP3201597B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、二つのサンプリ
ング容量のサンプリング・タイミングをアナログスイッ
チ回路を構成する二つのスイッチング素子に対して共通
の一つの制御信号で制御することによりサンプリングジ
ッタを低減するようにしたサンプル・ホルド回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】サンプルホールド回路に関して、特開昭
64−49199号公報には、サンプルホールドから、
サンプルモードに移送する際のスイッチの逆転を防止
し、的確なサンプルホールド動作を行なえるようにした
サンプルホールド回路が開示されている。また、特開平
05−89695号公報には、第1のモジュールがサン
プリング動作を実行している間第2のモジュールがホー
ルド動作を実行し、第1のモジュールがホールド動作を
実行している間、第2のモジュールがサンプリング動作
を実行するサンプル・ホールド回路が開示されている。
【0003】この公報に開示されている技術思想の上位
概念の範疇に属するダブルサンプリング型サンプル・ホ
ールド回路は、2対のサンプル・ホールド回路を持ち、
どちらか片側のサンプル・ホールド回路がサンプリング
状態ならば、他方のサンプル・ホールド回路はホールド
状態を保ち、また、次の状態においては動作が逆転し、
サンプリング状態であった場合には、ホールド状態に遷
移し、他方は、ホールド状態からサンプリング状態へと
互いにサンプル・ホールドを切り換えながら、入力信号
を常にサンプリング可能状態とすることができるサンプ
ル・ホールド回路である。
【0004】従来のダブルサンプリング型サンプル・ホ
ールド回路を図4に示す。この図4は、入力信号端子V
inを、サンプリング容量21およびサンプリング容量
22にサンプリングするダブルサンプリング型サンプル
・ホールド回路の例を示している。この図4において、
第1のサンプル・ホールド回路Aと第2のサンプル・ホ
ールド回路Bは同一構成をなしている。切り換え回路で
あるNチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSト
ランジスタと略す)1,2を制御する制御信号Φ1,Φ
2がそれぞれ制御信号出力バッファ31,32を通して
NMOSトランジスタ1,2のゲートに加えるようにし
ている。
【0005】制御信号Φ1,Φ2により、NMOSトラ
ンジスタ1,2がそれぞれオンになることにより、サン
プリング容量21,22がサンプリングされ、制御信号
Φ1,Φ2により、NMOSトランジスタ1,2がそれ
ぞれオフになるとホールド状態となるようにしている。
このサンプリング容量21,22にてサンプリングさ
れ、ホールド状態にある電圧を出力信号端子Voutよ
り出力するために、切換回路であるNMOSトランジス
タ3,4を制御信号Φ1B,Φ2Bでオン、オフ制御す
るようにしており、制御信号Φ1B,Φ2BによりNM
OSトランジスタ3,4がオンになると、サンプリング
容量21,22にてサンプリングされ、ホールド状態に
ある電圧を出力信号端子Voutよりホールド電圧とし
て出力するように構成している。
【0006】図5はこのようなダブルサンプリング型サ
ンプル・ホールド回路の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。図5(b)に示す制御信号Φ1が
「H」である場合に、NMOSトランジスタ1は、オン
状態であり、入力信号端子Vinとサンプリング容量2
1の一方の電極は導通状態になる。したがって、図5
(a)に示す基本信号CLKが入力信号端子Vinに印
加され、この基本信号CLKの電圧がサンプリング容量
21に印加され、サンプリングを行う。
【0007】このとき、NMOSトランジスタ3は、図
5(d)に示す制御信号Φ1Bによってオフ状態であ
る。また、このとき、図5(c)に示す制御信号Φ2
は、「L」であり、NMOSトランジスタ2は、オフ状
態であり、サンプリング容量22に入力信号端子Vin
からの基本信号CLKによる電圧は印加されない。しか
し、図5(e)に示す制御信号Φ2BによりNMOSト
ランジスタ4をオン状態に制御し、出力信号端子Vou
tとサンプリング容量22の一方の電極が導通状態にな
る。これにより、出力信号端子Voutに、サンプリン
グ容量22の電圧がホールド電圧として現れる。
【0008】すなわち、図4に示すダブルサンプリング
型サンプル・ホルド回路は、図5(a)に示す基本信号
CLK信号に対して、2倍の周期を持つ制御信号Φ1,
Φ2で、ダブルサンプリング動作を制御する。制御信号
Φ1が「H」ならば、制御信号Φ2は「L」を示し、次
のタイミング制御において制御信号Φ1は「L」に、制
御信号Φ2が「H」に変化する。サンプル・ホールド回
路動作は、制御信号Φ1が「H」で図5(b)に示すよ
うに、サンプリング状態S1となり、サンプリング容量
21に入力信号端子Vinがサンプリングされる。
【0009】その間、制御信号Φ2は「L」で図5
(c)に示すように、ホールド状態H0を示し、サンプ
リング容量22は、入力信号端子Vinに接続されず、
制御信号Φ2Bによって出力信号端子Voutに接続さ
れる。したがって、出力信号端子Voutには、サンプ
リング容量CH2の電圧が現れる。次に、制御信号Φ1
が「L」でNMOSトランジスタ1がオフとなり、サン
プリング容量21がホールド状態H1となり、制御信号
Φ1BによってNMOSトランジスタ3がオンとなり、
サンプリング状態S1でサンプリング容量CH1をサン
プリングした電圧が出力信号端子Voutに現れる。
【0010】一方、制御信号Φ2は、「H」でサンプリ
ング状態S2となり{図5(c)}、入力信号端子Vi
nは、サンプリング容量CH2に接続され、サンプリン
グ容量CH2に入力信号Vinがサンプリングされる。
以上説明したように、第1のサンプル・ホールド回路A
と,第2のサンプル・ホールド回路Bとによる2つのサ
ンプル・ホールド回路を用いて、ダブルサンプリング動
作を行い、サンプリング動作とホールド動作を実行し、
次の事象において、動作制御を入れ替えながら互いの動
作を分担し合い、常にサンプリング動作とホールド動作
を同時に行うことができる回路である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のダブ
ルサンプリング型サンプル・ホルド回路では、制御信号
Φ1,Φ2を用いて、ダブルサンプリング動作を行うに
は、サンプリング状態Siからホールド状態Hi(i=
1,2,3,…)への遷移タイミングが重要となり、ジ
ッタで切り換えるタイミングが一定しない場合に、サン
プリング・エラーが発生する。制御信号Φ1、Φ2は、
互いに逆相のタイミング信号であり、各々の制御回路に
よってタイミング信号が生成されるので、制御信号Φ1
と制御信号Φ2のタイミングが必ずしも一致せずにタイ
ミングのずれを発生させる原因になる。
【0012】また、制御信号出力バッファ31,32
は、当然異なる回路で構成されるために、スレシュホー
ルド電圧の違いが生じ、タイミング動作の誤差が発生す
る。このため、制御信号Φ1と制御信号Φ2のサンプリ
ング終了タイミングを等間隔にすることは、製造上困難
である。したがって、制御信号Φ1のサンプリング終了
タイミングと制御信号Φ2のサンプリング終了タイミン
グとでは、タイミング誤差Δtが必ず発生する。タイミ
ング誤差Δtは、サンプリング誤差電圧ΔVを発生し、
誤差電圧ΔVを含んだサンプリング電圧が出力信号端子
Voutよりホールド電圧として現れる。
【0013】サンプル・ホールド回路内において変換誤
差電圧を有することは、高精度のサンプル・ホールド回
路を実現する上で大きな課題となる。図6、図7にそれ
ぞれ単調増加にある入力信号端子Vinに対するダブル
サンプリング型サンプル・ホールド回路のサンプリング
電圧とホールド電圧を時間軸に沿って表した。図6はサ
ンプリング終了タイミングとサンプリング電圧の関係を
表し、図7はホールド状態におけるホールド電圧を表し
ている。
【0014】図6に示すように、サンプリング状態S1
〜S4におけるサンプリング入力信号電圧Vs1〜Vs
4とし、制御信号Φ1と制御信号Φ2のサンプリング終
了タイミングにタイミング誤差−Δt時間を持つ場合
に、タイミング誤差−Δt時間を持つサンプリング状態
S2では、タイミング誤差=0とするサンプリング入力
信号電圧Vin時よりも−ΔV電圧ずれた入力信号がサ
ンプリング電圧となり、図7に示すように、信号出力端
子Voutにホールド電圧として現れる。
【0015】サンプリング誤差電圧−ΔVは、ダブルサ
ンプリング動作でS2,S4…と、1つおきに現れるの
で、単なるオフセット電圧エラーとは異なる。また、入
力信号Vinの信号周波数が高ければ変化量も大きく、
サンプリング誤差電圧|−ΔV|は、大きな値をとるこ
とになる。以上の説明より、従来のダブルサンプリング
型サンプル・ホールド回路では、ジッタによるサンプリ
ング終了タイミング誤差Δtによるサンプリング・エラ
ーが発生し、また、入力信号周波数に依存して誤差電圧
も変化する欠点を持つことがわかる。
【0016】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、ダブルサンプリング型サンプル・
ホールド回路において、ダブルサンプリング時における
サンプリング終了タイミングのタイミング誤差Δt時間
をなくし、サンプリングジッタを低減する高精度のサン
プル・ホールド回路を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のサンプル・ホールド回路は、第1サンプ
リング容量のサンプリングモード時に第1スイッチ素子
がオン、第2スイッチ素子がオフとなり、かつ第2サン
プリング容量のサンプリングモード時に前記第1スイッ
チ素子がオフとなり、前記第2スイッチ素子がオンとな
る第1切替回路と、前記第1サンプリング容量および前
記第2サンプリング容量と前記第1切替回路との間に接
続され、前記第1サンプリング容量および第2サンプリ
ング容量のサンプリングモード時にそれぞれ第3スイッ
チ素子と第4スイッチ素子が共通の制御信号によりオン
となり、かつ前記第1サンプリング容量と第2サンプリ
ング容量がサンプリングモード終了前にオフとなって前
記第1サンプリング容量と前記第2サンプリング容量の
サンプリングタイミングを制御するアナログスイッチ回
路と、前記第2スイッチのオン、オフ制御を行なう制御
信号ФBと前記第3と第4スイッチ素子のオン、オフ制
御を行なう制御信号ФSとの論理積ФB・ФSと等しい
制御信号ФABによりオン、オフ制御され、オン時に前
記第1サンプリング容量のホールド電圧を出力する第5
スイッチ素子と、前記第1スイッチ素子のオン、オフ制
御信号ФAと前記制御信号ФSとの論理積ФA・ФSと
等しい制御信号ФBBによりオン、オフ制御され、オン
時に前記第2サンプリング容量のホールド電圧を出力す
る第6スイッチ素子とから構成される第2切替回路とを
備えることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、第1サンプリング容量
のサンプリングモード時には、第1切替回路の第1スイ
ッチ素子がオンとなり、第2スイッチ素子がオフとなる
とともに、アナログスイッチ回路の第3スイッチ素子と
第4スイッチ素子が同時にオンとなり、入力信号が第1
切替回路の第1スイッチ素子とアナログスイッチ回路の
第3スイッチ素子を通して第1サンプリング容量に印加
され、サンプリングを行なう。このとき、第1切替回路
の第2スイッチ素子がオフであるため、第2サンプリン
グ容量に入力信号が印加されず、第2サンプリング容量
はホールド状態となる。次に、第1サンプリング容量の
サンプリングモード終了時にアナログスイッチ回路の第
3と第4スイッチ素子を同時にオフにして、第1サンプ
リング容量のサンプリングタイミングを制御することに
より、第1サンプリング容量をホールド状態にする。
【0019】第2サンプリング容量のサンプリングモー
ド時には、第1切替回路の第2スイッチ素子とアナログ
スイッチ回路の第3と第4スイッチ素子を同時にオンに
して、入力信号が第1切替回路の第2スイッチ素子とア
ナログスイッチ回路の第4スイッチ素子を通して第2サ
ンプリング容量に印加され、サンプリングを行なう。こ
のとき、第1切替回路の第1スイッチ素子がオフである
ため、第1サンプリング容量に入力信号が印加されず、
第1サンプリング容量はホールド状態となる。第2サン
プリング容量のサンプリングモード終了時にアナログス
イッチ回路の第3と第4スイッチ素子を同時にオフにし
て、第2サンプリング容量のサンプリングタイミングを
制御することにより、第2サンプリング容量をホールド
状態にする。第1サンプリング容量と第2サンプリング
容量は、サンプリングモードの終了時にホールド電圧を
出力するために、第2スイッチ素子のオン、オフ制御を
行なう制御信号ФBと第3と第4スイッチ素子のオン、
オフ制御を行なう制御信号ФSとの論理積ФB・ФSと
等しい制御信号ФABにより第2切替回路の第5スイッ
チ素子がオン、オフ制御され、オン時に第1サンプリン
グ容量のホールド電圧を出力する。また、第1スイッチ
素子のオン、オフ制御信号ФAと制御信号ФSとの論理
積ФA・ФSと等しい制御信号ФBBにより第2切替回
路の第6スイッチ素子がオン、オフ制御され、オン時に
第2サンプリング容量のホールド電圧を出力する。
【0020】したがって、この発明では、ダブルサンプ
リング時におけるサンプリング終了タイミングのタイミ
ング誤差時間をなくし、高精度にすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明によるサンプル・
ホールド回路の実施の形態について図面を参照して説明
する。図1はこの発明による第1実施の形態の構成を示
す回路図である。この第1実施の形態では、第1切替回
路100と、第2切替回路200と、アナログスイッチ
回路300と、第1サンプリング容量21と、第2サン
プリング容量22とから構成されている。第1切替回路
100は、スイッチ素子としての第1NMOSトランジ
スタ11、第2NMOSトランジスタ12から構成され
ている。
【0022】第1NMOSトランジスタ11、第2NM
OSトランジスタ12のソースは共通にして、信号入力
端子Vinに接続されており、この信号入力端子Vin
には、入力信号として、基本信号CLKが印加されるよ
うになっている。第1NMOSトランジスタ11のゲー
トには、制御信号ФAが印加されるようになっている。
同様にして、第2NMOSトランジスタ12のゲートに
は、制御信号φBが印加されるようになっている。制御
信号ФAと制御信号ФBは互いに逆相関係にある。
【0023】第1NMOSトランジスタ11、第2NM
OSトランジスタ12のドレインはそれぞれアナログス
イッチ回路300を構成する第3NMOSトランジスタ
15、第4NMOSトランジスタ16の各ソースに直結
している。これらの第3NMOSトランジスタ15、第
4NMOSトランジスタ16もそれぞれスイッチ素子と
して使用されている。第3NMOSトランジスタ15、
第4NMOSトランジスタ16のゲートは共通にして制
御信号ФSが制御信号出力バッファ33を介して印加さ
れるようになっている。
【0024】アナログスイッチ回路300の第3NMO
Sトランジスタ15のドレインは第2切替回路200の
第5NMOSトランジスタ13のソースに直結されてい
る。同様にして、アナログスイッチ回路300の第4N
MOSトランジスタ16のドレインは第2切替回路20
0の第6NMOSトランジスタ14のソースに直結され
ている。この第2切替回路200の第5NMOSトラン
ジスタ13と第6NMOSトランジスタ14もそれぞれ
スイッチ素子として使用されている。
【0025】第5NMOSトランジスタ13と第6NM
OSトランジスタ14のドレインは共通にして出力信号
端子Voutに接続されている。第5NMOSトランジ
スタ13のゲートには、制御信号ФABが印加されるよ
うになっている。第6NMOSトランジスタ14のゲー
トには、制御信号ФBBが印加されるようになってい
る。
【0026】さらに、前記アナログスイッチ回路300
の第3NMOSトランジスタ15のドレインと第2切替
回路200の第5NMOSトランジスタ13のソースと
の接続点には、第1サンプリング容量21(図1でCH
1の符号も追記されている)の一方の電極に接続されて
いる。この第1サンプリング容量21の他方の電極は接
地されている。アナログスイッチ回路300の第4NM
OSトランジスタ16のドレインと第2切替回路200
の第6NMOSトランジスタ14のソースとの接続点に
は、第2サンプリング容量22(図1でCH2の符号も
追記されている)の一方の電極に接続されている。この
第2サンプリング容量22の他方の電極は接地されてい
る。
【0027】このようにして、第1実施の形態では、ダ
ブルサンプリング型サンプル・ホールド回路を構成して
おり、入力信号端子Vinと第1サンプリング容量2
1、第2サンプリング容量22との間に第1切換回路1
00と、この第1切換回路100の2つの出力信号端
子、すなわち、第1NMOSトランジスタ11のドレイ
ンと、第2NMOSトランジスタ12のドレインをアナ
ログ・スイッチ回路300に直列に接続し、第1サンプ
リング容量21、第2サンプリング容量22のサンプリ
ング・タイミングをアナログ・スイッチ回路300の第
3NMOSトランジスタ15、第4NMOSトランジス
タ16に共通の1つの制御信号で生成することにより、
複数の制御信号を用いて構成した場合のサンプリング・
ジッタを低減するようにしている。
【0028】次に、以上のように構成された第1実施の
形態の動作について説明する。まず、概略的動作説明を
する。第1サンプリング容量21がサンプリング・モー
ドの期間では、入力信号端子Vinと第1サンプリング
容量21との間に直列に接続される第1切替回路100
の第1NMOSトランジスタ11とアナログ・スイッチ
回路300の第3NMOSトランジスタ15は両方とも
オン状態である。これにより、入力信号端子Vinと第
1サンプリング容量21の一方の電極は導通状態にな
る。
【0029】このとき、入力信号端子Vinと第2サン
プリング容量22との間に直列に接続される第1切替回
路100の第2NMOSトランジスタ12はオフ状態
で、アナログ・スイッチ回路300の第4NMOSトラ
ンジスタ16はオン状態である。このため、第2サンプ
リング容量22は、入力信号端子Vinに接続されな
い。第1サンプリング容量21のサンプリング・モード
の終了タイミング、すなわち、入力信号サンプリング・
タイミングは、アナログスイッチ回路300の第3NM
OSトランジスタ15のゲート電極を制御する制御信号
ΦSの立ち下がりで決定される。
【0030】同様に、第2サンプリング容量22のサン
プリング・モードの終了タイミングでは、アナログスイ
ッチ回路300の第4NMOSトランジスタ16のゲー
ト電極を制御する第3NMOSトランジスタ15と同一
の制御信号ΦSの立ち下がりで決定される。このため、
この第1実施の形態におけるサンプリング・ジッタの主
原因は、制御信号出力バッファ33の出力である制御信
号ΦSのジッタとなるが、第1サンプリング容量21、
第2サンプリング容量22のサンプリング・タイミング
双方への影響度合いに差はない。
【0031】これに対し、複数の制御信号を用いた場合
は、サンプリング・ジッタは互いに独立となるので、精
度劣化が甚だしい。この点、この第1実施の形態では、
上記理由によりサンプリング・ジッタによる劣化に対し
て優れることは明らかである。
【0032】次に、図2のタイミングチャートを参照し
てこの第1実施の形態の詳細な動作説明を行なう。アナ
ログスイッチ回路300の第3NMOSトランジスタ1
5、第4NMOSトランジスタ16のゲートには、制御
信号出力バッファ33を通してサンプリング終了タイミ
ングを決定する制御信号ΦS{図2(d)}が印加され
る。この制御信号ΦSはサンプリング終了タイミングを
決定する制御信号であり、制御信号ΦSの「H」レベル
がアナログスイッチ回路300の第3NMOSトランジ
スタ15、第4NMOSトランジスタ16のゲートに印
加されている間、第3NMOSトランジスタ15、第4
NMOSトランジスタ16がオン状態になっている。
【0033】制御信号ΦSは、制御信号ΦAの「H」期
間が終了する前に、「L」レベルになるようにしてい
る。制御信号ΦSが「L」レベルになると、第3NMO
Sトランジスタ15、第4NMOSトランジスタ16が
オフになる。また、図2(b)に示すこの制御信号ΦA
は第1切替回路100の第1NMOSトランジスタ11
のゲートに加えられ、この制御信号ΦAが「H」レベル
の間第1NMOSトランジスタ11がオン状態になって
いる。さらに、第1切替回路100の第1NOSトラン
ジスタ11、第2NMOSトランジスタ12のソースに
は、入力信号として、図2(a)に示すような基本信号
CLKが印加され、この基本信号CLKが第1切替回路
100の第1NMOSトランジスタ11、アナログスイ
ッチ回路300の第3NMOSトランジスタ15を通し
て第1サンプリング容量21に印加される。
【0034】この第1サンプリング容量21は、基本信
号CLKが印加されている間サンプリングされ、上記制
御信号ΦSが「L」レベルになると、アナログスイッチ
回路300の第3NMOSトランジスタ15がオフにな
ることにより、ホールド状態となる。このホールド状態
になるタイミングは、上記のように制御信号ΦAが
「L」レベルになる直前である。アナログスイッチ回路
300の第3NMOSトランジスタ15がオフになると
同時に、この制御信号ΦSにより、アナログスイッチ回
路300の第4NMOSトランジスタ16もオフにな
る。
【0035】アナログスイッチ回路300の第4NMO
Sトランジスタ16がオフになった時刻では、図2
(c)に示す制御信号ΦBがまだ「L」レベルであり、
したがって第1切替回路100の第2NMOSトランジ
スタ12はオフ状態のままである。この状態では、第1
サンプリング容量21、第2サンプリング容量22の両
方がホールド状態を維持し続け、制御信号ΦSの影響を
受けない。図2(d)に示す制御信号ΦSは、図2
(a)に示す基本信号CLKの周期と同じ周期を持ち、
制御信号ΦAのサンプリング状態と制御信号ΦBのサン
プリング状態の両方においてサンプリング終了タイミン
グを制御することができる。
【0036】すなわち、第1NMOSトランジスタ11
と第3NMOSトランジスタ15を直列接続することに
よって得られる制御信号ΦAと制御信号ΦSとの論理積
(AND)が「H」レベルの期間で、図2(e)に示す
ように、サンプリング状態S1,S3となる。また、こ
の論理積が「L」レベルの期間でホールド状態H0,H
2となる。この第1サンプリング容量21のホールド期
間に、第2切替回路200の第5NMOSトランジスタ
13のゲートに図2(f)に示す制御信号ΦAB(=Φ
B・ΦS)を印加してその「H」レベルのときに、第5
NMOSトランジスタ13をオンにすることにより、第
1サンプリング容量21のホールド電圧を読み出すこと
ができる。
【0037】同様に、第1切替回路100の第2NMO
Sトランジスタ1とアナログスイッチ回路300の第4
NMOSトランジスタ16を直列接続することによって
得られる制御信号ΦBと制御信号ΦSとの論理積(AN
D)が「H」レベルの期間で、図2(f)に示すよう
に,第2サンプリング容量22はサンプリング状態S
2,S4となる。また、制御信号ΦBと制御信号ΦSと
の論理積が「L」レベルの期間で第2サンプリング容量
22はホールド状態H1,H3となる。この第2サンプ
リング容量22がホールド状態において、第2切替回路
200の第6NMOSトランジスタ14のゲートに図2
(e)に示す制御信号ΦBB(=ΦA・ΦS)を印加
し、その「H」レベルのときに、第6NMOSトランジ
スタ14をオンにすることにより、第2サンプリング容
量22の電圧を読み出すことができる。
【0038】ただし、実際には第1サンプリング容量2
1と第2サンプリング容量22のホールド期間が、重な
らないように、第2切替回路200の第5NMOSトラ
ンジスタ13と第6NMOSトランジスタ14の制御に
は、各々、論理回路(図示していない)により制御信号
ΦAB(=ΦB・ΦS)、制御信号ΦBB(=ΦA・Φ
S)を生成し、第2切替回路200の切替制御を行な
う。したがって、全てのサンプリング状態のサンプリン
グ終了タイミングは、制御信号ΦSの立ち下がりエッジ
タイミングにて制御されている。
【0039】制御信号ΦAと制御信号ΦBとの間にタイ
ミング誤差Δtが存在しても、サンプリング終了タイミ
ングは、制御信号ΦAもしくは制御信号ΦBによること
なく、制御信号ΦSの立ち下がりエッジタイミング一つ
だけで決定され、さらに、制御信号ΦSは1つの制御信
号出力バッファ33で供給される。このことは、制御信
号ΦA,ΦBのタイミング誤差Δtが制御信号ΦSの1
種のタイミング誤差に置換されることを意味し、ジッタ
性に優れた高精度サンプル・ホールド回路を実現でき
る。
【0040】以上のように、第1実施の形態では、ダブ
ルサンプリング型サンプル・ホールド回路において、サ
ンプリング終了タイミングを一つの制御信号ΦSにて制
御することによりサンプリング時おけるジッタの発生を
抑え、対ジッタ性に優れた高精度サンプル・ホールド回
路を提供することができる。また、ダブルサンプリング
型は、基本信号CLK動作において1周期動作にてサン
プリング状態の時間を有することも特徴であり、高速に
サンプル・ホールド動作を行う上で有効な手法で、入力
信号周波数が高い信号を取り扱う場合には、サンプリン
グ時におけるジッタを低減でき、この第1実施の形態の
ダブルサンプリング型のサンプル・ホールド回路の効果
は著しい。
【0041】次に、この発明の第2実施の形態について
説明する。図3はこの第2実施の形態の構成を示す回路
図である。この第2実施の形態によるダブルサンプリン
グ型のサンプル・ホールド回路図の基本構成は図1と等
しいので、図1で示した第1実施の形態のサンプル・ホ
ールド回路に対して変更されている部分のみ説明する。
この図3を図1と比較しても明らかなように、図3で
は、アナログ・スイッチ回路300にスイッチ素子とし
て、PチャネルMOS(以下、PMOSという)トラン
ジスタ15Aと第3NMOSトランジスタ15の2つを
抱き合わて使用し、抱き合わされた片側のPMOSトラ
ンジスタ15Aの制御信号を、制御信号ΦSの反転制御
信号ΦSバーとして制御する。
【0042】制御信号ΦSからの反転制御信号ΦSバー
を取り出すために、インバータ回路40を設け、制御信
号ΦSの反転制御信号ΦSバーは、アナログ・スイッチ
回路300での片側のPMOSトランジスタ15Aの制
御信号として、このPMOSトランジスタ15Aのゲー
トに接続される。このように、アナログ・スイッチ回路
300に双方向MOSトランジスタ回路を設けること
で、アナログ・スイッチ回路300のオン抵抗を低減
し、セトリング速度を速める。また、他の第1切換回路
100、第2切替回路200にも同様の回路構成と駆動
方法が用いられ、高速で高精度のダブルサンプリング型
サンプル・ホールド回路を提供する。
【0043】すなわち、アナログスイッチ回路300に
おける第4NMOSトランジスタ16のソースとPMO
Sトランジスタ16Aのソース同士を接続するととも
に、第4NMOSトランジスタ16のドレインとPMO
Sトランジスタ16Aのドレイン同士を接続する。PM
OSトランジスタ16Aのゲートには、制御信号PMO
Sトランジスタ15Aのゲートに印加する反転制御信号
ΦSバーと同じ反転制御信号ΦSバーが印加される。
【0044】第1切替回路100における第1NMOS
トランジスタ11のソースとPMOSトランジスタ11
Aのソース同士、ドレイン同士をそれぞれ接続し、PM
OSトランジスタ11Aのゲートに制御信号ΦAの反転
した反転制御信号ΦAバーを印加するようにしている。
同様に、第1第1切替回路100における第2NMOS
トランジスタ12のソースとPMOSトランジスタ12
Aのソース同士、ドレイン同士を接続し、PMOSトラ
ンジスタ12Aのゲートには、第2NMOSトランジス
タ12のゲートに印加する制御信号ΦBの反転した反転
制御信号ΦBバーが印可されるようにしている。
【0045】第2切替回路200においても、まったく
同様にして第5NMOSトランジスタ13のソースとP
MOSトランジスタ13Aのソース同士、第5NMOS
トランジスタ13のドレインとPMOSトランジスタ1
3Aのドレイン同士をそれぞれ接続し、PMOSトラン
ジスタ13Aのゲートには、第5NMOSトランジスタ
13のゲートに印可する制御信号ΦABの反転した反転
制御信号ΦABバーが印加されるようにしている。第2
切替回路200の第6NMOSトランジスタ14のソー
スとPMOSトランジスタ14Aのソース同士を接続
し、第6NMOSトランジスタ14のドレインとPMO
Sトランジスタ14Aのドレイン同士を接続している。
PMOSトランジスタ14Aのゲートには、第6NMO
Sトランジスタ14のゲートに印加する制御信号ΦBB
の反転した反転制御信号ΦBBバーが印加されるように
している。
【0046】このように、各NMOSトランジスタにP
MOSトランジスタを抱き合せるように、換言すれば、
各NMOSトランジスタに並列にPMOSトランジスタ
を接続し、各NMOSトランジスタのゲートに印加する
制御信号の反転制御信号をPMOSトランジスタゲート
に印加するようにし、高速で高精度のダブルサンプリン
グ型サンプル・ホールド回路が得られる。なお、上記各
実施の形態では、スイッチ素子として第1〜第6NMO
Sトランジスタ11〜16、PMOSトランジスタ11
A〜16Aを用いた場合を例示しているが、他の半導体
スイッチ素子を使用してもよいことは自明である。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、入力
信号端子と2つのサンプリング容量との間に、第1切替
回路とアナログスイッチ回路を直列に接続し、2つのサ
ンプリング容量のサンプリング終了タイミングを1つの
制御信号で制御するようにしたので、サンプリング時に
おけるジッタの発生を抑制することができ、対ジッタ性
に優れ、高精度のサンプルホールド回路を提供すること
ができる。また、基本信号動作において1周期動作でサ
ンプリング状態の時間を有し、入力信号周波数が高い場
合に、サンプリング時におけるジッタを低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるサンプル・ホールド回路の第
1実施の形態の構成を示す回路図である。
【図2】図1のサンプル・ホールド回路の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図3】この発明に係わるサンプル・ホールド回路の第
2実施の形態の構成を示す回路図である。
【図4】従来のダブルサンプリング型サンプル・ホール
ド回路の構成を示す回路図である。
【図5】図4のダブルサンプリング型サンプル・ホール
ド回路の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図6】図4のダブルサンプリング型サンプル・ホール
ド回路におけるサンプリング終了タイミングとサンプリ
ング電圧の関係を説明するための説明図である。
【図7】図4のダブルサンプリング型サンプル・ホール
ド回路のホールド状態におけるホールド電圧を説明する
ための説明図である。
【符号の説明】
11……第1NMOSトランジスタ、11A〜16A…
…PMOSトランジスタ、12……第2NMOSトラン
ジスタ、13……第5NMOSトランジスタ、14……
第6NMOSトランジスタ、15……第3NMOSトラ
ンジスタ、16……第4NMOSトランジスタ、21…
…第1サンプリング容量、22……第2サンプリング容
量、33……制御信号出力バッファ、40……インバー
タ、100……第1切替回路、200……第2切替回
路、300……アナログスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 27/02 H03M 1/12 WPI(DIALOG)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1サンプリング容量のサンプリングモ
    ード時に第1スイッチ素子がオン、第2スイッチ素子が
    オフとなり、かつ第2サンプリング容量のサンプリング
    モード時に前記第1スイッチ素子がオフとなり、前記第
    2スイッチ素子がオンとなる第1切替回路と、 前記第1サンプリング容量および前記第2サンプリング
    容量と前記第1切替回路との間に接続され、前記第1サ
    ンプリング容量および第2サンプリング容量のサンプリ
    ングモード時にそれぞれ第3スイッチ素子と第4スイッ
    チ素子が共通の制御信号によりオンとなり、かつ前記第
    1サンプリング容量と第2サンプリング容量がサンプリ
    ングモード終了前にオフとなって前記第1サンプリング
    容量と前記第2サンプリング容量のサンプリングタイミ
    ングを制御するアナログスイッチ回路と、前記第2スイッチ素子のオン、オフ制御を行なう制御信
    号ФBと前記第3と第4スイッチ素子のオン、オフ制御
    を行なう制御信号ФSとの論理積ФB・ФSと等しい制
    御信号ФABによりオン、オフ制御され、オン時に前記
    第1サンプリング容量のホールド電圧を出力する第5ス
    イッチ素子と、前記第1スイッチ素子のオン、オフ制御
    信号ФAと前記制御信号ФSとの論理積ФA・ФSと等
    しい制御信号ФBBによりオン、オフ制御され、オン時
    に前記第2サンプリング容量のホールド電圧を出力する
    第6スイッチ素子とから構成される第2切替回路と、 を備えることを特徴とするサンプル・ホールド回路。
  2. 【請求項2】 前記アナログスイッチ回路は、Nチャネ
    ルMOSトランジスタによる第3スイッチ素子に並列に
    接続された第1PチャネルMOSトランジスタと、 NチャネルMOSトランジスタによる第4スイッチ素子
    に並列に接続された第2PチャネルMOSトランジスタ
    と、 前記第1PチャネルMOSトランジスタと前記第2Pチ
    ャネルMOSトランジスタに同時に前記第3および第4
    スイッチ素子に印加する制御信号の反転制御信号を供給
    するためのインバータと、 を備えることを特徴とする請求項1記載のサンプル・ホ
    ールド回路。
  3. 【請求項3】 前記第1切替回路は、NチャネルMOS
    トランジスタによる前記第1スイッチ素子に並列に接続
    され、この第1スイッチ素子のオン、オフ制御を行なう
    制御信号の反転制御信号によりオン、オフ制御される第
    3PチャネルMOSトランジスタと、 NチャネルMOSトランジスタによる前記第2スイッチ
    素子に並列に接続され、この第2スイッチ素子のオン、
    オフ制御を行なう制御信号の反転制御信号によりオン、
    オフ制御される第4PチャネルMOSトランジスタと、 を備えることを特徴とする請求項1記載のサンプル・ホ
    ールド回路。
  4. 【請求項4】 前記第2切替回路は、NチャネルMOS
    トランジスタによる前記第5スイッチ素子に並列に接続
    され、この第5スイッチ素子のオン、オフ制御を行なう
    制御信号の反転制御信号によりオン、オフ制御される第
    3PチャネルMOSトランジスタと、 NチャネルMOSトランジスタによる前記第6スイッチ
    素子に並列に接続され、この第6スイッチ素子のオン、
    オフ制御を行なう制御信号の反転制御信号によりオン、
    オフ制御される第6PチャネルMOSトランジスタと、 を備えることを特徴とする請求項記載のサンプル・ホ
    ールド回路。
JP20069798A 1998-07-15 1998-07-15 サンプル・ホールド回路 Expired - Fee Related JP3201597B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20069798A JP3201597B2 (ja) 1998-07-15 1998-07-15 サンプル・ホールド回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20069798A JP3201597B2 (ja) 1998-07-15 1998-07-15 サンプル・ホールド回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000030482A JP2000030482A (ja) 2000-01-28
JP3201597B2 true JP3201597B2 (ja) 2001-08-20

Family

ID=16428742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20069798A Expired - Fee Related JP3201597B2 (ja) 1998-07-15 1998-07-15 サンプル・ホールド回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3201597B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008032552A1 (ja) * 2006-09-12 2010-01-21 パイオニア株式会社 スイッチング回路、画素駆動回路およびサンプルホールド回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000030482A (ja) 2000-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100590464B1 (ko) 샘플링 스위치
US7345530B1 (en) Regulated switch driving scheme in switched-capacitor amplifiers with opamp-sharing
JPS6367371B2 (ja)
JP3636736B2 (ja) 電圧記憶回路
EP0851434B1 (en) Sample hold circuit and semiconductor device having the same
JP2002368592A (ja) サンプル・ホールド回路
JPH01303809A (ja) アナログスイッチ回路
JP3201597B2 (ja) サンプル・ホールド回路
JP2004129276A (ja) トラックアンドホールド回路
US5959470A (en) Operational amplifier with two sample and hold circuits
KR0135951B1 (ko) 샘플홀드회로장치
JPH11224496A (ja) サンプルホールド回路
US5684425A (en) Analog switch for low supply voltage MOS integrated circuits
JPS6251008B2 (ja)
US5847670A (en) Offset voltage compensation for voltage comparators
JP3869468B2 (ja) 電流メモリ
JP2541244B2 (ja) クロック発生回路
JP4588144B2 (ja) サンプルホールド回路
JPH09306194A (ja) サンプル・ホールド回路
JP3184369B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH02186826A (ja) レベルシフタ
JPH08242168A (ja) サンプルホールド回路およびそのアレイ装置
GB2298979A (en) Pipeline ADC with scaled elements
JPS58114397A (ja) 半導体回路
JPH0722923A (ja) パルス発生回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees