JP3201554U - 多層底の分離式炊飯器の中鍋構造 - Google Patents
多層底の分離式炊飯器の中鍋構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3201554U JP3201554U JP2015004819U JP2015004819U JP3201554U JP 3201554 U JP3201554 U JP 3201554U JP 2015004819 U JP2015004819 U JP 2015004819U JP 2015004819 U JP2015004819 U JP 2015004819U JP 3201554 U JP3201554 U JP 3201554U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pan
- pot
- rice cooker
- electromagnetic
- conductive sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cookers (AREA)
Abstract
【課題】加熱時間を短縮して消費電力を減らし、中鍋をガスコンロ又は電磁調理器上で直接加熱することもできる多層底の分離式炊飯器の中鍋構造を提供する。【解決手段】多層底の分離式炊飯器の中鍋構造は、外鍋3、中鍋2及び鍋蓋30を備える。中鍋2は、外鍋3内に着脱自在に設置され、上方に鍋蓋30が配設される。中鍋2底部には、熱伝導シート及び電磁プレートが結合される。熱伝導シートは、中鍋2の鍋体底板と電磁プレートとの間に形成される。中鍋2の鍋体と、熱伝導シートと、電磁プレートとは、高圧プレス、摩擦溶接又は高周波の方式により互いに結合される。中鍋2は、炊飯器の熱伝導に応用するか、ガスコンロ又は電磁調理器により直接加熱される。【選択図】図6
Description
本考案は、多層底の分離式炊飯器の中鍋構造に関し、特に、中鍋鍋底に少なくとも1層の熱伝導層が結合され、1層以上の中鍋底部を含む、多層底の分離式炊飯器の中鍋構造に関する。
図1を参照する。図1は、従来の炊飯器を示す斜視図である。図1に示すように、従来の炊飯器は、外鍋11、中鍋12及び鍋蓋13を含む。
大部分の炊飯器1は、加熱装置(図示せず)が中鍋底部に固設されているため、外鍋11と中鍋12とは分離することができない構造になっている。このような従来の構造は、すでに数十年間使用されてきており、炊飯器はご飯を炊くことか食べ物を煮ることしかできず、中鍋12を取り出すことはできず、洗浄することは容易でなかった。
従来、外鍋11と中鍋12とを分離することができる炊飯器1も市販されていた。図2に示すように、中鍋12を分離すると容易に洗浄することができるが、中鍋12がステンレスからなるため、熱伝導性が好ましくなかった。そのため、ご飯その他の食べ物を煮るためには、長い時間加熱しなければならず消費電力が多くかかった。
特に、ステンレス製中鍋12の厚さが薄すぎるため(一般に約0.5mmである)、容易に洗浄するために、中鍋12を取り出した場合、洗浄する際に不注意から他の物に当てたり落としたりしてしまうと、中鍋12が変形又は凹んで鍋底が平らでなくなり、中鍋12を外鍋11内へ設置して使用すると、熱伝導効果が悪くなり、電力が無駄に消費される上、熱伝導も不均一となるため完全な調理を行うことが困難となり、理想的ではなかった。
本考案の主な目的は、炊飯器の外鍋と中鍋とを分離し、中鍋底部に熱伝導シートを結合し、電磁層を多層に形成するため、ガスコンロ及び電磁調理器に適用することができ、その底部に熱伝導シート(アルミニウムシート)が結合され、電磁調理器に用いる場合、さらに1層の電磁プレート(例えば、SUS430ステンレス鋼板)を覆い、それを結合して多層式の中鍋鍋底を形成し、熱伝導シートにより熱伝導性を高める上、多層式底板が変形しにくいため、底部を平らに保持し、炊飯器の外鍋に置くと、外鍋底部に安定的に貼り合わされるため、加熱が大幅に均一化され、熱伝導シートにより熱伝導率を高めて調理時間を短縮し、電気エネルギを節減することができる上、中鍋を外鍋と分離することができるため、中鍋を取り出して洗浄することが容易となって便利で実用的であり、特に、中鍋を直接取り出してガスコンロ上で加熱するか、電磁調理器により加熱する際、使用が容易で耐衝撃性が高い、多層底の分離式炊飯器の中鍋構造を提供することにある。
まず、図3を参照する。図3は、本考案の一実施形態に係る多層底の分離式炊飯器の中鍋構造の中鍋を示す分解斜視図である。図3に示すように、本考案の一実施形態に係る多層底の分離式炊飯器の中鍋構造の中鍋2は、ステンレス材料からなる鍋体21と、熱伝導シート22及び電磁プレート23とから構成される。鍋体21は、従来技術の鍋体であり、熱伝導シート22は、アルミニウム材料からなることが好ましく、電磁プレート23は、SUS430ステンレス鋼板からなることが好ましい。
鍋体21、熱伝導シート22、電磁プレート23は、高圧プレス方式又は摩擦溶接方式により結合されて一体成形されるが、勿論、従来の高周波結合方式により多層底の中鍋2を一体成形してもよい。
図4を参照する。図4は、本考案の一実施形態に係る中鍋を示す断面斜視図である。図4に示すように、中鍋2の鍋体21の底板210には、熱伝導シート22及び電磁プレート23が結合される。図5を参照する。図5は、本考案の一実施形態に係る中鍋の底部を示す部分断面図である。図5に示すように、高圧プレス、摩擦溶接、高周波など何れかの方式により、鍋体21、熱伝導シート22、電磁プレート23を一体成形し、多層式の中鍋底部を形成し、中鍋底部を厚くし、安定性を高めて変形しにくくし、耐衝撃性を高めてもよい。
図6を参照する。図6は、本考案の一実施形態に係る中鍋を炊飯器に用いるときの状態を示す斜視図である。図6に示すように、実際に使用する際、中鍋2を炊飯器の外鍋3内に設置した後、漱ぎ終わった米が入っている内鍋31を中鍋2内に設置してから鍋蓋30を閉め、スイッチ32を押圧して炊飯器の電源をオンして加熱し、中鍋2の底部が熱伝導シート22により覆われるため(図3を参照する)、熱伝導速度を高めて炊飯時間が短縮され、消費電力を節約することができる。特に、中鍋2の底部には多層底が形成され、底部が厚めであるため変形しにくく、外鍋3の底部に強固に貼り合わせることができるため、熱伝導を均一にすることができる。
続いて、図7を参照する。図7は、本考案の一実施形態に係る中鍋をガスコンロに用いるときの状態を示す斜視図である。図7に示すように、本考案の一実施形態に係る多層底の分離式炊飯器の中鍋構造の中鍋2は、分離式であるため、容易に取り出して洗浄することができ、直接、ガスコンロ4上へ置いて加熱することもでき、一般の鍋と同様に、熱伝導シート22(図示せず)により熱伝導を高めることができる上、加熱時間を短縮してガスを節約することができ、鍋底が多層構造であるため変形しにくく、炊飯器の外鍋3へ設置して使用する際、中鍋2と外鍋3との密着性を保持することができるため、炊飯器の使用に悪影響を及ぼすことがない。
図8を参照する。図8は、本考案の一実施形態に係る中鍋を電磁調理器に用いるときの状態を示す斜視図である。図8に示すように、本考案の一実施形態に係る多層底の分離式炊飯器の中鍋構造の中鍋2の底部には、電磁プレート(例えば、SUS430ステンレス鋼板)が結合され、電磁プレートを電磁調理器5上へ置いてから導通して加熱し、熱伝導シート22(図示せず)を利用して熱伝導を加速させるため、食べ物の調理時間を短縮して消費電力を減らし、炊飯器の中鍋を使用する付加価値を高めることができるため、従来の炊飯器の中鍋より多機能で使用寿命が長い。
本考案を電磁調理器に使用しないときの状態を図9に示す。図9は、本考案の他の実施形態に係る中鍋を示す分解斜視図である。図9に示すように、中鍋2の鍋体21の下端には、熱伝導シート22のみが結合され、鍋体21の底部は、同様に1層以上の厚さに形成され、鍋体の強度が増して変形しにくい上、熱伝導シート22の加熱を加速し、消費電力を節約することができ、ガスコンロ上での加熱にも応用することができる。
上述したことから分かるように、本考案の多層底の分離式炊飯器の中鍋構造は、分離式構造であるため、炊飯器の中鍋を取り出して洗浄することができ、中鍋底部に熱伝導シート及び電磁プレートを速やかに接続することができるため、加熱時間を短縮して消費電力を減らし、中鍋をガスコンロ又は電磁調理器上で直接加熱することもできる。
1 炊飯器
2 中鍋
3 外鍋
4 ガスコンロ
5 電磁調理器
11 外鍋
12 中鍋
13 鍋蓋
21 鍋体
22 熱伝導シート
23 電磁プレート
30 鍋蓋
31 内鍋
32 スイッチ
210 底板
2 中鍋
3 外鍋
4 ガスコンロ
5 電磁調理器
11 外鍋
12 中鍋
13 鍋蓋
21 鍋体
22 熱伝導シート
23 電磁プレート
30 鍋蓋
31 内鍋
32 スイッチ
210 底板
Claims (3)
- 外鍋、中鍋及び鍋蓋を備えた、多層底の分離式炊飯器の中鍋構造であって、
前記中鍋は、前記外鍋内に着脱自在に設置され、上方に前記鍋蓋が配設され、
前記中鍋底部には、熱伝導シート及び電磁プレートが結合され、
前記熱伝導シートは、前記中鍋の鍋体底板と前記電磁プレートとの間に形成され、
前記中鍋の前記鍋体と、前記熱伝導シートと、前記電磁プレートとは、高圧プレス、摩擦溶接又は高周波の方式により互いに結合されることを特徴とする多層底の分離式炊飯器の中鍋構造。 - 前記中鍋は、炊飯器の熱伝導に応用するか、ガスコンロ又は電磁調理器により直接加熱されることを特徴とする請求項1に記載の多層底の分離式炊飯器の中鍋構造。
- 外鍋、中鍋及び鍋蓋を備えた、多層底の分離式炊飯器の中鍋構造であって、
前記中鍋は、前記外鍋内に着脱自在に設置され、上方に前記鍋蓋が配設され、
前記中鍋底部には、熱伝導シートが結合され、
前記中鍋体と前記熱伝導シートとは、高圧プレス、摩擦溶接又は高周波の方式により互いに結合され、
炊飯器の熱伝導に応用するか、ガスコンロにより加熱されることを特徴とする多層底の分離式炊飯器の中鍋構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015004819U JP3201554U (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | 多層底の分離式炊飯器の中鍋構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015004819U JP3201554U (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | 多層底の分離式炊飯器の中鍋構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3201554U true JP3201554U (ja) | 2015-12-17 |
Family
ID=54874217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015004819U Expired - Fee Related JP3201554U (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | 多層底の分離式炊飯器の中鍋構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3201554U (ja) |
-
2015
- 2015-09-24 JP JP2015004819U patent/JP3201554U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN201504978U (zh) | 一种多功能节能锅 | |
CN103402404A (zh) | 烹调用具 | |
CN101233996A (zh) | 电磁炉伴侣铁锅及其制造方法 | |
CN105795887B (zh) | 锅体及具有其的炊具 | |
JP2010279673A (ja) | 調理器具 | |
CN207940630U (zh) | 一种复合锅 | |
JP3201554U (ja) | 多層底の分離式炊飯器の中鍋構造 | |
CN201046070Y (zh) | 复合底铝制电磁锅 | |
JP5338108B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
CN201157269Y (zh) | 真空复合内锅 | |
KR20100104711A (ko) | 이중 구조의 가열 조리용기 및 그 제조방법 | |
CN207604771U (zh) | 复合底内锅以及加热锅具 | |
KR20110092716A (ko) | 운모층을 갖는 조리용기 및 조리용기소재 | |
KR102347446B1 (ko) | 스테인레스 강판과 알루미늄 판을 이용하여 다중 바닥층을 형성하고 있는 조리용기의 제조 방법 | |
CN104799675B (zh) | 一种复合材料锅具及其制造方法 | |
CN101214117A (zh) | 真空锅 | |
KR102552263B1 (ko) | 측면가열 관통형 조리기기 | |
JP3173592U (ja) | 調理器具 | |
CN109875386A (zh) | 米饭口感均衡的电饭煲 | |
JP3840059B2 (ja) | クラッド材 | |
JP3193322U (ja) | 固体燃料用携帯型コンロ | |
CN112167961B (zh) | 内热式烹饪容器及烹饪器具 | |
CN211066117U (zh) | 一种无油烟环保不锈钢锅 | |
KR20100103910A (ko) | 조리 기구 | |
CN202287713U (zh) | 微压锅结构 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3201554 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |