JP3201506U - 偏芯ダクト - Google Patents

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進三 齊藤
進三 齊藤
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タイロン株式会社
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Abstract

【課題】送風口からダクト内部の通気路へ流入する気体が、急激な偏芯により偏りや空気だまりが発生して圧力損失が高くなり、風きり音が発生する問題を回避し、圧力損失なく風きり音も発生せずに、ダクトの取り付け位置と送風口の位置とを調整することができる偏芯ダクトの提供。【解決手段】角ダクトの前端2、後端3の開口面2a、3aを、ダクトの長手方向に対して傾斜させるが、開口部2a、3aに取り付ける取付部7,7は、開口面2a、3aに対して直交する方向に延長されている。【選択図】図1

Description

本考案は、主として空調設備におけるダクトに関する。
一般的な空調用ダクトはその断面が略円形であるが、近年、その断面が方形状のダクトが用いられてきた(例えば特許文献1参照)。これらの角型ダクトは、通常屋根裏等に配置される空調設備のスペースが小さくなり、これにともなって省スペース化を図るものであった。
角型ダクトは、フレキシブルな丸ダクトの通気路を角状に成形したもので、その構成から、丸ダクトほどフレキシブルに曲げることは難しい。そこで、角型ダクトの取り付け位置がダクトの長手方向と一致しない場合、アタッチメントとなる取付具を偏芯させることで対応していた。
この取付具により送風路を偏芯させた場合、送風口からダクト内部へ流入する気体が、急激な偏芯により偏りや空気だまりが発生して圧力損失が高くなる問題があった。また、気流が乱れ、風きり音が発生する問題もあった。
特開2004−144317号公報
そこで、角ダクトにおいて、送風口の位置との関係で偏芯させる必要が生じた場合に、圧力損失を低下させ、風きり音の発生しないものが求められていた。
本出願にかかる偏芯ダクトは、ダクトの断面が方形状である角ダクトの前端、後端の開口面のうち少なくとも一方の開口面がダクトの長手方向に対して、幅方向若しくは高さ方向に傾斜させてあることを特徴とする。
また、角ダクトの前端、後端の開口面の傾斜が同じであることが好ましい。
また、開口部に取り付ける取付部は、開口面に対して直交する方向に延長されているものであることが好ましい。
本考案によると、従来の偏芯アタッチメントによると、送風口からダクト内部へ流入する気体が、急激な偏芯により偏りや空気だまりが発生して圧力損失が高くなり、風きり音が発生する問題を回避し、圧力損失なく風きり音も発生せずに、ダクトの取り付け位置と送風口の位置とを調整することができる。
本考案の実施の一例を示す幅方向に偏芯させた全体斜視図である。 本考案の偏芯ダクトの製造前の丸ダクトを角ダクトに成形する状態を示す全体斜視図である。 本考案の偏芯ダクトの一例を示すものであって、幅方向に偏芯させるために角ダクトを切断する状態を示す全体斜視図である。 本考案の偏芯ダクトの一例を示すものであって、高さ方向に偏芯させるために角ダクトを切断する状態を示す全体斜視図である。 本考案の偏芯ダクトを通風口に取り付ける状態を示す平面概略図である。
本考案の実施の一例を図面に沿って説明する。図1に示すように、第1の開口面2aがある前端2と、第2の開口面3aがある後端3とを有し、第1の開口面2aと第2の開口面3aとの間を通気路5が連続して形成される筒状のダクト本体4を有する偏芯ダクト1に関するものである。第1の開口面2a、第2の開口面3aは、いずれか一方が通気路5への流入口となり、もう一方が流出口となる。
通常のダクトは、ダクト本体4の長手方向Zに対して開口面2a、3aの幅方向及び高さ方向が直交する。本考案の偏芯ダクト1は、開口面2a、3aが傾斜することにより、この幅方向若しくは高さ方向が長手方向Zと直交しない。つまり、図1に示す実施形態では、開口面2a、3aの幅方向の中心線と、長手方向Zとが傾斜角Eを有するため、開口面2a、3aが偏芯ダクト1の長手方向に対して幅方向に傾斜させた状態となる。
前端2と後端3には、取付部として、アタッチメント7、7が取り付けられている。アタッチメント7、7は、略筒状の金属口で、開口面2a、3aとほぼ同径となり、当該開口面2a、3aの周縁部分を開口面と直交する方向に延長するものである。アタッチメント7、7の偏芯ダクト1への取り付けは、締めバンドによる取付方法がある。
ダクト本体4は、不織布若しくはフィルムからなる内部被覆材と、鋼板からなる成形用鋼板と、グラスウールからなる断熱材と、オレフィン系樹脂からなる外部被覆材とを積層したものである。これにより、断熱効果があり、燃え難い、不燃性のダクトを用いる。ただし、本考案は、これらの素材に限定するものではない。
ダクト本体4の前端部2と後端部3は、各々、末端処理がなされる。この末端処理は、布テープ若しくはステープルにより絞り加工をする。
図2に示すように本実施形態の角ダクトは、先ずダクト本体4の断面形状が円形となる丸ダクト1aとして製造される。角ダクトは、この断面円形の丸ダクトの通気路5の内部から矢印線A方向に広げ、断面角状(方形状)の角ダクト1bに変形加工する。このように丸ダクトを広げるように変形加工することにより、加工前の丸ダクトがフレキシブルに方向を変えることができたが、角ダクトでは方向変更の幅が小さくなる。
角ダクト1bは、高さ方向と幅方向が概ね1対2以上となる。角ダクトは、狭い空調スペースでも所定の通気面積を確保するために用いられる。例えば、高さが105mmのものは、幅が236mmのものや276mmのもの、それ以上であってもよく、高さが130mmのものであれば幅が251mmのものや312mmのものや、それ以上であってもよい。
図3に示すように、偏芯ダクト1は、角ダクト1bの前側と後側を、長手方向Zと直交しない方向Y2に切断する。この切断方向Y2は、長手方向Zと直交する方向Y1より角度θ1分だけ傾斜した方向に切断する。これにより、長手方向Zに対して、幅方向に偏芯した偏芯ダクト1とすることができる。
また、第2の実施形態は、図4に示すように、角ダクト1bの長手方向Zに対して、これと直交しない方向となる切断方向はX2である。この切断方向X2は、長手方向Zと直交する方向X1より角度θ2分だけ傾斜した方向に切断する。これにより、切断面からみて高さ方向に偏芯した偏芯ダクト1とすることができる。
上記のとおり、第1の実施形態は幅方向に偏芯した偏芯ダクト1であり、第2の実施形態は高さ方向に偏芯した偏芯ダクト1であるが、その他に、幅方向と高さ方向ともに偏芯させた偏芯ダクト1であってもよい。
上記偏芯ダクト1の偏芯量は、偏芯ダクト1の前端2及び後端3の幅方向中心位置の変化の長さを示すところ、この偏芯量は最大1000mm程度とすることが好ましい。本実施形態におけるダクトの長さは概ね1000mmであり、一方の端部2からもう一方の端部3までの中心線の変化が1000mmとすると、偏芯角度は45度以内にすることが好ましい。ただし、角ダクト1bを1000mm以上の製造可能である場合、これ以上の偏芯量をもつことも可能である。
図5に示すように、本体部の前端部2は、空調設備の送風機等の送風口6に接続する。なお、後端部3は図示しないが、前端部2と同じく、屋内等への送風口に接続する。
この接続は、前端部2に取り付けたアタッチメント7を送風口6に接続することにより行う。具体的には、アタッチメント7を送風口6に被せ、その状態を締めバンド(図示しない)とビス8により固定する。この固定はその他のものであってもよい。
図5に示すように、アタッチメント7は、前端部2の開口面2aの周縁を延長するように配置され、その方向は開口面2aと直交する方向である矢印線Wの方向となる。一方、ダクト本体部4の長手方向Zは、開口面2aと直交しない。この関係は、アタッチメント7以外の取付部も同様であり、後端部3においても同様である。
このように、送風口6にアタッチメント7を介して偏芯ダクト1が接続された場合、気体は送風口6からアタッチメント7を介して偏芯ダクト1の通気路5を通るが、従来のアタッチメントを偏芯する場合に比べて、その偏芯は比較的緩やかとなる。そのため、内部の通気は圧力損失が少なく、風きり音が発生しないようにすることができる。
1…偏芯ダクト
1a…丸ダクト
1b…角ダクト
2…前端部
2a…開口面
3…後端部
3a…開口面
4…ダクト本体
5…通気路
6…送風口
7…アタッチメント(取付具)

Claims (3)

  1. ダクトの断面が方形状である角ダクトの前端、後端の開口面のうち少なくとも一方の開口面がダクトの長手方向に対して、幅方向若しくは高さ方向に傾斜させてあることを特徴とする偏芯ダクト。
  2. 角ダクトの前端、後端の開口面の傾斜が同じであることを特徴とする請求項1に記載の偏芯ダクト。
  3. 開口部に取り付ける取付部は、開口面に対して直交する方向に延長されているものであることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の偏芯ダクト。
JP2015004957U 2015-09-30 2015-09-30 偏芯ダクト Active JP3201506U (ja)

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