JP3201104U - 液体混合器 - Google Patents

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好夫 山崎
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Abstract

【課題】駆動源としての電源を必要とせず、手動による操作で簡単に複数種類の液体を混合することができる斬新な方式による液体混合器を提供する。【解決手段】ケーシング8内に大径の流入口3、小径の絞り流路9、室10及び拡開部11を下流に向けて順次同軸に連通形成し、室10に小径の液体流入路12を半径方向外方から連通させ、拡開部11は下流に向かって次第に大径となる円錐状に形成し、底面を絞り流路と対面する広い面積の衝突壁13とし、拡開部11の底部外周に流出口14を形成してなる液体混合装置2を設け、大径の流入口3に液体を圧送する手動ポンプの流出口7を連通させる。【選択図】図2

Description

本考案は、手動による操作で簡単に複数種類の液体を混合することができる液体混合器に関する。
従来、一般家庭において、複数種の液体を混合するには、容器内に混合する複数の液体をそれぞれ注ぎ、マドラー、スプーン等でかき混ぜて混合するのが一般的である。また、シェイカーによる混合方法もあり、例えば、特許文献1には、アルコール等の液体飲料を収容可能な主容器と、ライム等の混合材料が収容された混合材料収納容器を収納した蓋体とから構成されたシェイカー形態の撹拌容器セットが開示されている。さらに、手動操作によって粉末又は顆粒状飲料を液体飲料に容易に溶解させることができる家庭用の飲料混合容器もある(特許文献2)。このものは、撹拌翼を備えた軸部を上下動することにより、容器内に収容した粉末又は顆粒状飲料と液体飲料とを撹拌して混合するものである。
しかし、特許文献1に係る撹拌容器セットは、従来からあるシェイカーに改良を施したにすぎないもので、混合方式としては新鮮味に欠けるものである。また、特許文献2による飲料混合容器も、従来から存在する撹拌翼を用いた混合容器の改良であり、やはり混合方式として新鮮味に欠けるものである。
特開2000―237068号公報 特開2011−250979号公報
そこで、本考案は、駆動源としての電源を必要とせず、手動による操作で簡単に複数種類の液体を混合することができる斬新な方式による液体混合器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る液体混合器は、ケーシング内に大径の流入口、小径の絞り流路、室及び拡開部を下流に向けて順次同軸に連通形成し、前記室に小径の液体流入路を半径方向外方から連通させ、前記拡開部は下流に向かって次第に大径となる円錐状に形成し、底面を絞り流路と対面する広い面積の衝突壁とし、前記拡開部の底部外周に流出口を形成してなる液体混合装置を設け、前記大径の流入口に液体を圧送する手動ポンプの流出口を連通させたこと、を特徴としている。
請求項2に係る液体混合器は、液体混合装置と手動ポンプとを一体に形成するとともに前記手動ポンプをシリンダーとピストンとからなるものとしたものである。
請求項3に係る液体混合器は、シリンダーの外周に液体混合器本体を沈める位置を示すための目印を設けたものである。
請求項4に係る液体混合器は、液体を飲食用液体としたものである。
請求項1に係る液体混合器は、ケーシング内に大径の流入口、小径の絞り流路、室及び拡開部を下流に向けて順次同軸に連通形成し、前記室に小径の液体流入路を半径方向外方から連通させ、前記拡開部は下流に向かって次第に大径となる円錐状に形成し、底面を絞り流路と対面する広い面積の衝突壁とし、前記拡開部の底部外周に流出口を形成してなる液体混合装置を設け、前記大径の流入口に液体を圧送する手動ポンプの流出口を連通させたもので、従来のシェイカーや撹拌翼を用いた混合方式とは全く異なる構成からなる斬新な液体混合器である。
そして、液体混合装置の大径の流入口に液体を圧送するのに手動ポンプを用いているので、駆動源として電源を必要とせず、手動で操作して複数の液体を混合することができる。また、所定の構成からなる液体混合装置を備えているので、均一に混合することができる。
請求項2に係る液体混合器によれば、液体混合装置と手動ポンプとを一体に形成するとともに手動ポンプをシリンダーとピストンとからなるものとしたので、ピストンを引いたり押したりする簡単な操作で液体を混合することができる。また、構造も簡単である。
請求項3に係る液体混合器によれば、シリンダーの外周に液体混合器本体を沈める位置を示すための目印を設けたので、液体混合器をどの程度まで液体内に沈めて操作すればよいのかが一目で分かり、操作が容易となる。
請求項4に係る液体混合器によれば、液体を飲食用液体としたもので、複数の飲食用液体同士の混合に好適である。
本考案の実施例による液体混合器の断面図である。 図1のA部拡大図である。 液体混合器の使用方法を示す説明図である。 他の実施例による液体混合器の断面図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。本考案の実施例による液体混合器1は、液体混合装置2を設け、該液体混合装置2の大径の流入口3にシリンダー4とピストン5とからなる手動ポンプ6の流出口7を連通させ、一体に形成したものである。
液体混合装置2は図2に示すようになっている。ケーシング8内に大径の流入口3、小径の絞り流路9、室10及び拡開部11を上から下に向けて順次同軸に連通形成する。室10は、絞り流路9の下部に段状に大径に形成し、該室10に小径の液体流入路12を半径方向外方から連通させる。液体流入路12の外端部をシリンダー4の下部外周に設けてある(図1)。図1、図2では、液体流入路12は一方向のみから室10に連通するものを示したが、複数方向から室10に連通させるようにしてもよい。
また、液体流入路12の外端部をシリンダー4の上部外周に設け、該液体流入路12の外端部を接続管15を介して他の容器19に収容した第2の液体18bに接続するようにすることもできる(図4)。
拡開部11は、室10の下端から下方に向かって次第に大径となる円錐状に形成し、底面は絞り流路9と対面する広い面積の衝突壁13とする。衝突壁13には凹凸部を形成して複数種の液体同士が効率よく混合されるようにしてある。拡開部11の底部外周に複数の流出口14を形成し、該流出口14から拡開部11内で混合された液体を外部に流出させる。
手動ポンプ6によって大径の流入口3に圧送される第1の液体は、絞り流路9を高速で流通し、室10で液体流入路12から第2の液体を取り込みながら拡開部11の内部で第1の液体と第2の液体とが効率よく混合されることになる。
手動ポンプ6は、液体混合装置2と一体に形成されており、円筒状のシリンダー4(外筒)内にピストン5(内筒)を摺動可能に嵌合したもので、注射器と同様の構造のものである。シリンダー4下端の流出口7を液体混合装置2の流入口3に連通させてある。
シリンダー4の外周には液体混合器1本体を沈める位置を示すための目印16を周方向に設けてある。
図1に示した液体混合器1の寸法は、外径が28mm、ピストン5を押し下げた状態における高さが116mm程度であり、非常にコンパクトである。なお、ここに示した数値は一例であって、これに限定されるものでない。
次に、液体混合器1の使用方法を説明する。先ず、容器17に混合したい複数種の液体を注ぐ。注いだ液体18の液面に、液体混合器1を目印16の位置まで沈め(図3(a),(b))、この状態で手動ポンプ6のピストン5を上方に引き上げる(図3(c))。液体は、流出口14、拡開部11、絞り流路9、流入口3を逆流してシリンダー4内に注入される。次に、手動ポンプ6のピストン5を押し下げてシリンダー4内に注入された第1の液体を液体混合装置2の流入口3に向けて圧送する(図3(d))。
手動ポンプ6によって圧送された第1の液体は、絞り流路9を高速で流通し、室10で液体流入路12から第2の液体を取り込みながら拡開部11の内部で第1の液体と第2の液体とが効率よく混合され、流出口14から液体18内に流出することになる。混合が足りないときは、再度ピストン5を引き上げシリンダー4内に液体を注入し、再びピストン5を押し下げて、第1の液体と第2の液体とを混合させればよい。
このように、本考案による液体混合器1によれば、電源を必要とせず、手動ポンプを操作することにより、手軽で簡単に複数の液体を混合することができる。
本考案による液体混合器1は、液体同士であれば特に限定されず、種々の液体同士の混合に適用可能である。特に、複数種の飲食用液体同士の混合に好適である。例えば、麦焼酎といも焼酎との混合など複数種の酒類の混合、酒類と果汁との混合など水溶液同士の混合、食酢と食用油との混合など水溶液と油との混合、などが挙げられる。また、2種類の液体同士の混合に限らず、3種類以上の液体同士の混合にも適用できる。
図3では、混合する液体同士が共に同種の液体、例えば、水溶液同士の場合で、混合操作の前後において均一な層を形成している状態を示している。また、図1では、第1の液体18aが水溶液、第2の液体18bが油の場合で、混合操作の前において2層に分離している状態を示している。本考案による液体混合器1によれば、水溶液に油を混合する場合でも、油の粒子を非常に細かくできるため、水溶液中に油粒子を混合し易くなる。
図ではシリンダー4とピストン5からなる手動ポンプ6について示したが、これに限らず、蛇腹式の手動ポンプ、ゴム球よりなる手動ポンプ、レバー式の手動ポンプでもよい。
1 液体混合器
2 液体混合装置
3 流入口
4 シリンダー
5 ピストン
6 手動ポンプ
7 流出口
8 ケーシング
9 絞り流路
10 室
11 拡開部
12 液体流入路
13 衝突壁
14 流出口
15 接続管
16 目印
17 容器
18 液体
18a 第1の液体
18b 第2の液体
19 他の容器

Claims (4)

  1. ケーシング内に大径の流入口、小径の絞り流路、室及び拡開部を下流に向けて順次同軸に連通形成し、前記室に小径の液体流入路を半径方向外方から連通させ、前記拡開部は下流に向かって次第に大径となる円錐状に形成し、底面を絞り流路と対面する広い面積の衝突壁とし、前記拡開部の底部外周に流出口を形成してなる液体混合装置を設け、前記大径の流入口に液体を圧送する手動ポンプの流出口を連通させたことを特徴とする液体混合器。
  2. 液体混合装置と手動ポンプとを一体に形成するとともに前記手動ポンプをシリンダーとピストンとからなるものとした請求項1に記載の液体混合器。
  3. シリンダーの外周に液体混合器本体を沈める位置を示すための目印を設けた請求項2に記載の液体混合器。
  4. 液体が飲食用液体である請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体混合器。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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