JP3201083U - ホットサンドメーカー - Google Patents
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Abstract
【課題】ホットサンドを自分で簡単に焼くことが出来るようにした新規のホットサンドメーカーの提供。【解決手段】載置側とする固定側プレート1に対して、可動側プレート2を開閉自在に取付け、両プレート1、2には、サンドウィッチ素材を挟み込んで焼き上げるための二つ割り状の焼き型3を両プレート1、2の閉鎖に伴い合致可能とするように取り付けると共に、当該焼き型3は電熱源を具えた。【選択図】図1
Description
本考案は、ホットサンドを自分で簡単に焼くことが出来るようにしたホットサンドメーカーに関する。
従来、ホットサンドを自分で焼く場合、二つ割り状の焼型内に、サンドウィッチ状の素材を挟み込み、当該焼型をガスコンロ等の直火に掛けて焼き上げて行うものである。その他トーストしたパンにハム等を単に挟み込んだもの、或は普通のサンドウィッチをオーブン等で焼き上げて形成する場合もある。然し乍ら、この場合は、素材を密閉状態に保っていないことから、パンから水分が蒸発してしまい、本来のしっとり感を具えたホットサンドの食感とは著しく異なったものとされた。
本発明はホットサンドの形成が自宅で極めて簡便に成されるようにした新規の「ホットサンドメーカー」という製品の提供を図ったものである。
本考案は請求項1に記載のように、載置側とする固定側プレートに対して、可動側プレートを開閉自在に取付け、両プレートには、サンドウィッチ素材を挟み込んで焼き上げるための二つ割り状の焼き型を両プレートの閉鎖に伴い合致可能とするように取り付けると共に、当該焼型は電熱源を具えたものとしてなるホットサンドメーカーに係る。
本考案は請求項2に記載のように、固定側プレートと可動側プレートには夫々操作用把持部を形成し、当該把持部は両プレートの開閉操作と、両者を合致させた状態で器体全体に対する移動用把持柄として機能するように構成した請求項1に記載のホットサンドメーカーを実施の態様とする。
本考案は請求項3に記載のように固定側プレートと可動側プレートとの合致間隔を段階的に調節可能とする機構を設けて成る請求項1または請求項2に記載のホットサンドメーカーを実施の態様とする。
本考案は請求項4に記載のように、固定側プレートと可動側プレートとの合致間隔を段階的に調節可能とする機構として、多段鈎片を可動側プレート2の操作用把持部内面に設け、当該多段鈎片の何れかの鈎片に対して係止可能とする掛け止め用レバーを、固定側プレートの操作用把持部の内面に設け、当該多段鈎片は、可動側プレートを閉じる際に掛け止め用レバーに対して弾力性を保ってスライド接触することによって当該多段鈎片の何れかの鈎片に対して選択的係止が成されるように構成した請求項3に記載のホットサンドメーカー。を実施の態様とする。
本考案は、請求項5に記載ように、二つ割り状の焼き型の内面には格子模様状の凹凸を刻設した請求項1乃至請求項4の何れかに記載のホットサンドメーカーを実施の態様とする。
本考案は請求項1に記載のような構成の採用に基づき、家庭でのホットサンドの焼き上げが極めて簡便に達成されると共に、その全体がコンパクトな形態とされるため、使いやすくかつ収納場所を選ばない。
本考案は請求項2に記載のような構成を採用したから、その取扱いが極めて至便化される。
本考案は請求項3及び請求項4に記載のような構成を採用したから、パンの厚さ等に即応した最適な焼き上げが達成される。
すなわち、サンドウィッチ用のパン自体の厚さ、または、挟み込み材料に基づき、サンドウィッチ素材自体の厚さが著しく異なってくる。更に、パンのミミを切除するか否かに依ってもその厚さ及び圧縮の抵抗性が異なってくる。そこで、請求項3または請求項4に記載の構成に基づき、固定側プレート1と可動側プレート2を閉じた際にこれの選択的な所要強さでの挟着固定力を保持させることにより、強圧的にサンドウィッチ素材を圧縮した状態での焼き上げが可能化される。従って、薄めサンドウィッチ素材に対しては緩めの係合に基づき低圧力での焼き型の型締めを、また、厚めのサンドウィッチ素材に対してはキツメノ係合に基づきこれを圧縮させるような高圧力での焼き型の型締めが行われるというような好みに応じた焼き上げの達成が可能化される。
本考案は請求項4に記載のような構成を採用したから、ホットサンドの焼き上がり時に「布のキルト」を思わせるような可愛い格子模様の焼き目が付き、興趣性が高められることとなる。
図において、1は固定側プレート、2は当該固定側プレート1に対して開閉自在に取付けた可動側プレートであって、両プレート1,2には、操作用把持部1a,2aがそれぞれ形成されており、当該把持部は両プレートの開閉操作と、両者を合致させた状態で本発明に係る器体全体に対する移動用把持柄として機能するように構成してある。
3,3はサンドウィッチ素材を挟み込んで焼き上げるための二つ割り状の焼き型であって、夫々上記した固定側プレート1と可動側プレート2に対して、両プレートの閉鎖に伴い合致可能とするように取付けてある。そして、当該焼型は3,3には電熱源がセットされており、両プレートを閉じることにより、焼き型3,3で挟着したサンドウィッチ素材に対する焼き上げが成されるように構成してある。
4は固定側プレート1と可動側プレート2との挟着間隔を調節するための可動的に支持した多段鈎片であって、複数の鈎片を階段状に連設してなるものである。そして、当該多段鈎片4は可動側プレート2の操作用把持部2aの内面に垂設してある。また、当該多段鈎片4はその上端部においてスプリングを介して弾力性を保って揺動自在に支持されている。
5は当該多段鈎片4の何れかの鈎片に対して選択的に係止可能とするように固定された掛け止め用レバーであって、固定側プレート1の操作用把持部1a側に固設してある。
5は当該多段鈎片4の何れかの鈎片に対して選択的に係止可能とするように固定された掛け止め用レバーであって、固定側プレート1の操作用把持部1a側に固設してある。
上記した多段鈎片4と鈎片5は、固定側プレート1と可動側プレート2を閉じた際に弾力性を保ってスライド接触させることによって、掛け止め用レバー5が多段鈎片4の何れかの鈎片に対して選択可能に係止されるように構成してある。
すなわち、サンドウィッチ用のパン自体の厚さ、または、挟み込み材料に基づき、サンドウィッチ素材自体の厚さが著しく異なってくる。更に、パンのミミを切除するか否かに依ってもその形態が異なってくる。そこで、上記のように固定側プレート1と可動側プレート2を閉じた際にこれを強い挟着固定力を発揮させることにより、サンドウィッチ素材を多段鈎片4の何れかの鈎片に対して選択的に係止可能とする鈎片内に封じ込ませ、これにより適切な圧力をかけた蒸し焼き的な作用が奏されるように構成してある。換言すれば、多段鈎片4の何れかの鈎片に対して選択的に係止させることにより、薄めのサンドウィッチ素材に対しては緩めの係合に基づき低圧力での焼き型の型締めを、また、厚めのサンドウィッチ素材に対してはキツメノ係合に基づきこれを圧縮させるような高圧力での焼き型の型締めが行われるように構成してある。
更に、二つ割り状の焼き型3,3の内面には格子模様状の凹凸を刻設しておくことにより、ホットサンドの焼き上がり時に「布のキルト」を思わせるような焼き目が付くように構成してある(図2参照)。
1 固定側プレート
1a 操作用把持部
2 可動側プレート
2a 操作用把持部
3 二つ割り状の焼き型
4 多段鈎片
5 掛け止め用レバー
1a 操作用把持部
2 可動側プレート
2a 操作用把持部
3 二つ割り状の焼き型
4 多段鈎片
5 掛け止め用レバー
Claims (5)
- 載置側とする固定側プレートに対して、可動側プレートを開閉自在に取付け、両プレートには、サンドウィッチ素材を挟み込んで焼き上げるための二つ割り状の焼き型を両プレートの閉鎖に伴い合致可能とするように取り付けると共に、当該焼型は電熱源を具えたものとしてなるホットサンドメーカー。
- 固定側プレートと可動側プレートには夫々操作用把持部を形成し、当該把持部は両プレートの開閉操作と、両者を合致させた状態で器体全体に対する移動用把持柄として機能するように構成した請求項1に記載のホットサンドメーカー。
- 固定側プレートと可動側プレートとの合致間隔を段階的に調節可能とする機構を設けて成る請求項1または請求項2に記載のホットサンドメーカー。
- 固定側プレートと可動側プレートとの合致間隔を段階的に調節可能とする機構として、多段鈎片を可動側プレート2の操作用把持部内面に設け、当該多段鈎片の何れかの鈎片に対して係止可能とする掛け止め用レバーを、固定側プレートの操作用把持部の内面に設け、当該多段鈎片は、可動側プレートを閉じる際に掛け止め用レバーに対して弾力性を保ってスライド接触することによって当該多段鈎片の何れかの鈎片に対して選択的係止が成されるように構成した請求項3に記載のホットサンドメーカー。
- 二つ割り状の焼き型の内面には格子模様状の凹凸を刻設した請求項1乃至請求項4の何れかに記載のホットサンドメーカー。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015004545U JP3201083U (ja) | 2015-09-08 | 2015-09-08 | ホットサンドメーカー |
TW105210745U TWM532163U (zh) | 2015-09-08 | 2016-07-18 | 烤三明治機 |
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JP2015004545U JP3201083U (ja) | 2015-09-08 | 2015-09-08 | ホットサンドメーカー |
Publications (1)
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JP3201083U true JP3201083U (ja) | 2015-11-19 |
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TW (1) | TWM532163U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019535418A (ja) * | 2017-05-22 | 2019-12-12 | 聶華耀 | シームレス突き合わせ可能なベーキングトレイ付き調理及びベーキング装置 |
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2015
- 2015-09-08 JP JP2015004545U patent/JP3201083U/ja active Active
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2016
- 2016-07-18 TW TW105210745U patent/TWM532163U/zh not_active IP Right Cessation
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JP2019535418A (ja) * | 2017-05-22 | 2019-12-12 | 聶華耀 | シームレス突き合わせ可能なベーキングトレイ付き調理及びベーキング装置 |
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TWM532163U (zh) | 2016-11-21 |
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