JP3200968U - 免震レール構造体 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、以下説明する本実施例の免震レール構造体1の具体的使用態様としては、例えばこの免震レール構造体1を免震エリアにおいて所定の間隔で例えば四角形配置で4箇所配置し、各免震レール構造体1の下部には平坦な基台を配置して各免震レール構造体1を固定配置し、各免震レール構造体1の上部レール12上には平坦な架台を固定連結して、この架台上に適宜の被免震物を設置して、この被免震物に対する免震機能を発揮させる構成を挙げることができる。
2 下部レール
2a レール面
2b 垂直片
12 上部レール
12a レール面
12b 垂直片
20 支持軸枠本体
20a 側壁片
20b 側壁片
20c 側壁片
20d 側壁片
21 ローラー支持軸枠体
32a ローラー
32b ローラー
32c ローラー
33a ローラー
33b ローラー
33c ローラー
51a 補助制動ローラー
52a 補助制動ローラー
54 ローラー支持軸
55 抑え板
56 ローラー軸受
61 下部ガイドローラー
62 上部ガイドローラー
63 軸支片
64 ねじ
71A 傾斜制動片部
71B 傾斜制動片部
72 傾斜制動板
72a 端部傾斜レール面
73a 補助板
73b 補助板
74 ボルト
75 ナット
81 補助制動機構部
Claims (3)
- 中央部が最低部分をなしその両側を対称形状の上昇傾斜面としたレール面を有し、このレール面を上向きとして設置される下部レールと、
中央部が最高部分をなしその両側を対称形状の下降傾斜面としたレール面を有し、このレール面を下向きとして前記下部レールの上方でこの下部レールと直交する状態で対向配置される上部レールと、
前記対向配置される前記下部レール、前記上部レールの交差領域に配置されるとともに、下部レールに沿う二つの側壁片の外側に各々前記各下部レールのレール面に転接する複数のローラーを回転可能に軸支し、上部レールに沿う他の二つの側壁片の外側に各々前記上部レールのレール面に転接する複数のローラーを回転可能に軸支し、ローラー軸受とローラー支持軸による摩擦制震力、前記各レールの傾斜面による復元力を受けるローラー支持軸枠体と、
を有する免震レール構造体であって、
前記下部レールの端部外壁部領域、及び前記上部レールの端部外壁部領域に配置した各々前記各レール面と同一又は各レール面よりも僅かに低い高さ位置から前記レール面の端部側に至るほどレール面からの突出長が大となる端部傾斜レール面を有する傾斜制動片部と、
前記ローラー支持軸枠体の下部レールに沿う外側、及び上部レールに沿う外側に各々配置されるとともに、前記ローラー支持軸枠体が前記下部レールの両端部領域、又は前記上部レールの両端部領域に変位したとき、対応する前記傾斜制動片部の端部傾斜レール面に転接してこの端部傾斜レール面から制震力を受ける補助制動ローラーと、
を備える補助制動機構部を設け、
長周期地震動が惹起し震幅の大きな地震動が発生した際には、前記上部レール、下部レールの端部において端部傾斜レール面を有する傾斜制動片の当該端部傾斜レール面と、前記補助制動ローラーとの転接でもって制震できるように構成したとともに、
前記長周期地震動が惹起し震幅の大きな地震動以外が発生した際には、ローラー軸受とローラー支持軸による摩擦で制震するように構成し、
前記二段階の制震機能を具有しつつ円滑な免震動作を行うようにしたことを特徴とする免震レール構造体。 - 中央部が最低部分をなしその両側を対称形状の上昇傾斜面としたレール面を有し、このレール面を上向きとして設置される金属製の下部レールと、
中央部が最高部分をなしその両側を対称形状の下降傾斜面としたレール面を有し、このレール面を下向きとして前記下部レールの上方でこの下部レールと直交する状態で対向配置される金属製の上部レールと、
前記対向配置される前記下部レール、前記上部レールの交差領域に配置されるとともに、下部レールに沿う二つの側壁片の外側に各々前記各下部レールのレール面に転接する複数のローラーを回転可能に軸支し、上部レールに沿う他の二つの側壁片の外側に各々前記上部レールのレール面に転接する複数のローラーを回転可能に軸支し、ローラー軸受とローラー支持軸による摩擦制震力、前記各レールの傾斜面による復元力を受けるローラー支持軸枠体と、
を有する免震レール構造体であって、
前記下部レールの端部外壁部領域、及び前記上部レールの端部外壁部領域に配置した各々前記各レール面と同一又は各レール面よりも僅かに低い高さ位置から前記レール面の端部側に至るほどレール面からの突出長が大となる端部傾斜レール面を有する弾性体製の傾斜制動片部と、
前記ローラー支持軸枠体の下部レールに沿う外側、及び上部レールに沿う外側に各々配置されるとともに、前記ローラー支持軸枠体が前記下部レールの両端部領域、又は前記上部レールの両端部領域に変位したとき、対応する前記傾斜制動片部の端部傾斜レール面に転接してこの端部傾斜レール面から制震力を受ける補助制動ローラーと、を備える補助制動機構部を設け、
長周期地震動が惹起し震幅の大きな地震動が発生した際には、前記上部レール、下部レールの端部において端部傾斜レール面を有する傾斜制動片の当該端部傾斜レール面と、前記補助制動ローラーとの転接でもって制震できるように構成したとともに、
前記長周期地震動が惹起し震幅の大きな地震動以外が発生した際には、ローラー軸受とローラー支持軸による摩擦で制震するように構成し、
前記二段階の制震機能を具有しつつ円滑な免震動作を行うようにしたことを特徴とする免震レール構造体。 - 中央部が最低部分をなしその両側を対称形状の上昇傾斜面としたレール面を有し、このレール面を上向きとして設置される金属製の下部レールと、
中央部が最高部分をなしその両側を対称形状の下降傾斜面としたレール面を有し、このレール面を下向きとして前記下部レールの上方でこの下部レールと直交する状態で対向配置される金属製の上部レールと、
前記対向配置される前記下部レール、前記上部レールの交差領域に配置されるとともに、下部レールに沿う二つの側壁片の外側に各々前記各下部レールのレール面に転接する複数のローラーを回転可能に軸支し、上部レールに沿う他の二つの側壁片の外側に各々前記上部レールのレール面に転接する複数のローラーを回転可能に軸支し、ローラー軸受とローラー支持軸による摩擦制震力、前記各レールの傾斜面による復元力を受けるローラー支持軸枠体と、
を有する免震レール構造体であって、
前記下部レールの両端部外壁部領域、及び前記上部レールの両端部外壁部領域に配置した各々前記各レール面と均等の高さ位置から前記レール面の端部側に至るほどレール面からの突出長が大となる端部傾斜レール面を有する一対ずつの弾性体製の各傾斜制動片部と、
前記ローラー支持軸枠体の下部レールに沿う二つの側壁片の外側、及び上部レールに沿う二つの側壁片の外側に各々配置されるとともに、前記ローラー支持軸枠体が前記下部レールの両端部領域、又は前記上部レールの両端部領域に変位したとき、対応する前記傾斜制動片部の端部傾斜レール面に転接して、この端部傾斜レール面から制震力を受ける補助制動ローラーと、を備える補助制動機構部を設け、
長周期地震動が惹起し震幅の大きな地震動が発生した際には、前記上部レール、下部レールの端部において端部傾斜レール面を有する一対ずつの傾斜制動片の端部傾斜レール面と、前記各補助制動ローラーとの転接でもって制震できるように構成したとともに、
前記長周期地震動が惹起し震幅の大きな地震動以外が発生した際には、ローラー軸受とローラー支持軸による摩擦で制震するように構成し、
前記二段階の制震機能を具有しつつ円滑な免震動作を行うようにしたことを特徴とする免震レール構造体。
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JP2015004467U JP3200968U (ja) | 2015-09-03 | 2015-09-03 | 免震レール構造体 |
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ID=54544020
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JP2015004467U Active JP3200968U (ja) | 2015-09-03 | 2015-09-03 | 免震レール構造体 |
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JP (1) | JP3200968U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102684413B1 (ko) * | 2023-12-13 | 2024-07-12 | 주식회사 에스앤와이시스템 | 면진장치 |
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2015
- 2015-09-03 JP JP2015004467U patent/JP3200968U/ja active Active
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KR102684413B1 (ko) * | 2023-12-13 | 2024-07-12 | 주식회사 에스앤와이시스템 | 면진장치 |
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