JP3200329U - 化粧パネルキット及び化粧パネルの取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】キッチンや洗面台等に設けられた収納部の扉等に対して、様々な模様の化粧パネルを簡単に付け替えることができる化粧パネルキット及び化粧パネルの取付け構造を提供する。【解決手段】対象部100の前面に着脱自在な化粧パネル2と、対象部100に化粧パネル2を係止する一対の係止具1と、を備え、係止具1は、長さ方向に延びる第1片11と、第1片11に対して所定の間隔を置いて平行に延びる第2片12と、第1片11と第2片12とを連結する連結片10と、を備え、化粧パネル2は、対象部100の前面と同じ形状の第1板21と、第1板21と同じ形状であって、第1板21に対して所定の間隔を置いて平行に配置される第2板22と、第1板21と第2板22とを連結する連結部23と、を備える。【選択図】図3
Description
本考案は、キッチンや洗面台等に設けられた収納部の扉等に対して、様々な模様の化粧パネルを簡単に付け替えることができる化粧パネルキット及び化粧パネルの取付け構造に関する。
長年使用されたキッチンや洗面台では、一般的に、収納部の扉等が非常に傷んでいる。特に、賃貸マンション等においては、多くの居住者が入れ替わるので、収納部の扉の傷みが大きいことがある。その場合、キッチンや洗面台の収納部の扉を修理又は交換する必要があるが、修理又は交換の費用が多額になることがある。
そこで、キッチンや洗面台の収納部の扉に化粧パネルを取り付けることが考えられる。化粧パネルを扉に取り付けると、扉の傷んだ部分が化粧パネルで覆われて隠れる。従来の化粧パネルの取付け方法は、例えば、特許文献1に開示されている。
従来の化粧パネルの取付け方法では、L字形の縁枠8を扉に取り付けて、縁枠8で化粧パネル9を係止する(符号については、特許文献1参照)。そのため、化粧パネル9を扉に取り付けると、縁枠8が隠れずに表れるので、化粧パネル9の意匠性が低下していた。
そこで、本考案が解決しようとする課題は、化粧パネルの意匠性が低下せずに、化粧パネルを扉に着脱自在に取り付けることができる化粧パネルキット及び化粧パネルの取付け構造を提供することである。
上記の課題を解決するために、本考案に係る化粧パネルキットは、
対象部(100)の前面に着脱自在な化粧パネル(2)と、
対象部(100)に化粧パネル(2)を係止する一対の係止具(1)と、を備え、
係止具(1)は、
長さ方向に延びる第1片(11)と、
第1片(11)に対して所定の間隔を置いて平行に延びる第2片(12)と、
第1片(11)と第2片(12)とを連結する連結片(10)と、を備え、
化粧パネル(2)は、
対象部(100)の前面と同じ形状の第1板(21)と、
第1板(21)と同じ形状であって、第1板(21)に対して所定の間隔を置いて平行に配置される第2板(22)と、
第1板(21)と第2板(22)とを連結する連結部(23)と、を備え、
一対の係止具(1)は、
一対の係止具(1)の開口が互いに対向するように、対象部(100)の一端及び他端に取り付けられ、
化粧パネル(2)は、
化粧パネル(2)の第1板(21)又は第2板(22)が、対象部(100)に取り付けられた一対の係止具(1)の第1片(11)と第2片(12)との間に配置されて、一対の係止具(1)に係止される。
対象部(100)の前面に着脱自在な化粧パネル(2)と、
対象部(100)に化粧パネル(2)を係止する一対の係止具(1)と、を備え、
係止具(1)は、
長さ方向に延びる第1片(11)と、
第1片(11)に対して所定の間隔を置いて平行に延びる第2片(12)と、
第1片(11)と第2片(12)とを連結する連結片(10)と、を備え、
化粧パネル(2)は、
対象部(100)の前面と同じ形状の第1板(21)と、
第1板(21)と同じ形状であって、第1板(21)に対して所定の間隔を置いて平行に配置される第2板(22)と、
第1板(21)と第2板(22)とを連結する連結部(23)と、を備え、
一対の係止具(1)は、
一対の係止具(1)の開口が互いに対向するように、対象部(100)の一端及び他端に取り付けられ、
化粧パネル(2)は、
化粧パネル(2)の第1板(21)又は第2板(22)が、対象部(100)に取り付けられた一対の係止具(1)の第1片(11)と第2片(12)との間に配置されて、一対の係止具(1)に係止される。
さらに、本考案に係る化粧パネルの取付け構造は、
対象部(100)の前面に着脱自在な化粧パネル(2)と、
対象部(100)に化粧パネル(2)を係止する一対の係止具(1)と、を備え、
係止具(1)は、
長さ方向に延びる第1片(11)と、
第1片(11)に対して所定の間隔を置いて平行に延びる第2片(12)と、
第1片(11)と第2片(12)とを連結する連結片(10)と、を備え、
化粧パネル(2)は、
対象部(100)の前面と同じ形状の第1板(21)と、
第1板(21)と同じ形状であって、第1板(21)に対して所定の間隔を置いて平行に配置される第2板(22)と、
第1板(21)と第2板(22)とを連結する連結部(23)と、を備え、
一対の係止具(1)は、
一対の係止具(1)の開口が互いに対向するように、対象部(100)の一端及び他端に取り付けられ、
化粧パネル(2)は、
化粧パネル(2)の第1板(21)又は第2板(22)が、対象部(100)に取り付けられた一対の係止具(1)の第1片(11)と第2片(12)との間に配置されて、一対の係止具(1)に係止される。
対象部(100)の前面に着脱自在な化粧パネル(2)と、
対象部(100)に化粧パネル(2)を係止する一対の係止具(1)と、を備え、
係止具(1)は、
長さ方向に延びる第1片(11)と、
第1片(11)に対して所定の間隔を置いて平行に延びる第2片(12)と、
第1片(11)と第2片(12)とを連結する連結片(10)と、を備え、
化粧パネル(2)は、
対象部(100)の前面と同じ形状の第1板(21)と、
第1板(21)と同じ形状であって、第1板(21)に対して所定の間隔を置いて平行に配置される第2板(22)と、
第1板(21)と第2板(22)とを連結する連結部(23)と、を備え、
一対の係止具(1)は、
一対の係止具(1)の開口が互いに対向するように、対象部(100)の一端及び他端に取り付けられ、
化粧パネル(2)は、
化粧パネル(2)の第1板(21)又は第2板(22)が、対象部(100)に取り付けられた一対の係止具(1)の第1片(11)と第2片(12)との間に配置されて、一対の係止具(1)に係止される。
好ましくは、
追加の係止具(1)を備え、
追加の係止具(1)は、対象部(100)の一端から他端に向けて延びるように、対象部(100)に取り付けられる。
追加の係止具(1)を備え、
追加の係止具(1)は、対象部(100)の一端から他端に向けて延びるように、対象部(100)に取り付けられる。
本考案に係る化粧パネルキット及び化粧パネルの取付け構造では、化粧パネルは、矩形状の第1板と、第1板と同じ形状であって、第1板に対して所定の間隔を置いて平行に配置される第2板と、を備える。さらに、化粧パネルは、化粧パネルの第1板又は第2板が、一対の係止具の第1片と第2片との間に配置されて、一対の係止具に係止される。
そのため、化粧パネルが係止具で係止されるとき、化粧パネルの第1板又は第2板が係止具を覆うので、係止具が隠れて表れない。その結果、本考案に係る化粧パネルキット及び化粧パネルの取付け構造では、化粧パネルの意匠性を低下させることがない。
さらに、化粧パネルの第1板及び第2板の表面に異なる模様を施すことで、化粧パネルの第1板を係止具に係止すると、化粧パネルの第2板の模様を表すことができる一方、化粧パネルの第2板を係止具に係止すると、化粧パネルの第1板の模様を表すことができる。即ち、化粧パネルをリバーシブルに使用できる。
以下、図面に基づいて、本考案に係る化粧パネルキット及び化粧パネルの取付け構造の一実施形態について説明する。
図1の通り、キッチンは、収納部に設けられた一対の扉(対象部)100,100を備える。一般的に、一対の扉100,100は、観音開きで構成されている。一対の扉100,100の前面に、化粧パネル2,2が着脱自在に取り付けられる。
図2及び図3の通り、化粧パネルキット及び化粧パネルの取付け構造は、扉100に着脱自在な化粧パネル2と、扉100に化粧パネル2を係止する係止具1と、を備える。一対の係止具1,1が、扉100の上端と下端とに取り付けられる。さらに、追加の係止具1が、扉100の右端に取り付けられる。
係止具1は、長さ方向に延びる第1片11と、第1片11に対して所定の間隔を置いて平行に延びる第2片12と、第1片11と第2片12とを連結する連結片10と、を備える。一対の係止具1は、扉100の左右方向に延設される。追加の係止具1は、扉100の上下方向に延設される。図3の通り、係止具1の第2片12が、接着剤等を介して、扉100に取り付けられる。
化粧パネル2は、扉100の前面と同じ形状の第1板21と、第1板21と同じ形状であって、第1板21に対して所定の間隔を置いて平行に配置される第2板22と、第1板21と第2板22とを連結する連結部23と、を備える。化粧パネル2は、その周端部において、第1板21と第2板22との間に所定の間隔が形成されるように構成される。そして、化粧パネル2の第1板21と第2板22との間に、係止具1の第1片11が配置される。また、第1板21及び第2板22は、同じ大きさの矩形状からなる。
図3の通り、一対の係止具1,1は、一対の係止具1,1の開口が互いに対向するように、扉100の上端及び下端に取り付けられる。そして、化粧パネル2の第2板22が、扉100に取り付けられた一対の係止具1,1の第1片11と第2片12との間(開口)に配置されるように、化粧パネル2を一対の係止具1,1の間に左右方向にスライドする。これにより、化粧パネル2の第2板22が、一対の係止具1,1に係止される。さらに、化粧パネル2の第2板22が、扉100に取り付けられた追加の係止具1の第1片11と第2片12との間(開口)に配置されて、化粧パネル2は、追加の係止具1にも係止される。
上記の通り、化粧パネル2の第1板21及び第2板22は、同じ大きさからなるので、化粧パネル2が係止具1,1で係止されるとき、化粧パネル2の第1板21が係止具1,1を覆い、係止具1,1が隠れて表れない。その結果、本考案に係る化粧パネルキット及び化粧パネルの取付け構造では、化粧パネル2の意匠性を低下させることがない。
さらに、化粧パネル2の第1板21及び第2板22の表面に異なる模様を施すことで、化粧パネル2の第1板21を係止具1,1に係止すると、化粧パネル2の第2板21の模様を表すことができる一方、化粧パネル2の第2板21を係止具1,1に係止すると、化粧パネル2の第1板21の模様を表すことができる。即ち、化粧パネル2をリバーシブルに使用できる。
なお、上記の実施形態では、キッチンの扉100が、化粧パネル2及び係止具1の対象部であるが、洗面台の扉、キッチンの引き出し等が対象部100であってもよい。
1 係止具
10 連結片
11 第1片
12 第2片
2 化粧パネル
21 第1板
22 第2板
23 連結部
100 対象部(扉)
10 連結片
11 第1片
12 第2片
2 化粧パネル
21 第1板
22 第2板
23 連結部
100 対象部(扉)
Claims (4)
- 対象部(100)の前面に着脱自在な化粧パネル(2)と、
前記対象部(100)に前記化粧パネル(2)を係止する一対の係止具(1)と、を備えており、
前記係止具(1)は、
長さ方向に延びる第1片(11)と、
前記第1片(11)に対して所定の間隔を置いて平行に延びる第2片(12)と、
前記第1片(11)と前記第2片(12)とを連結する連結片(10)と、を備え、
前記化粧パネル(2)は、
前記対象部(100)の前面と同じ形状の第1板(21)と、
前記第1板(21)と同じ形状であって、前記第1板(21)に対して所定の間隔を置いて平行に配置される第2板(22)と、
前記第1板(21)と前記第2板(22)とを連結する連結部(23)と、を備え、
前記一対の係止具(1)は、
前記一対の係止具(1)の開口が互いに対向するように、前記対象部(100)の一端及び他端に取り付けられ、
前記化粧パネル(2)は、
前記化粧パネル(2)の前記第1板(21)又は前記第2板(22)が、前記対象部(100)に取り付けられた前記一対の係止具(1)の前記第1片(11)と前記第2片(12)との間に配置されて、前記一対の係止具(1)に係止される
ことを特徴とする化粧パネルキット。 - 追加の前記係止具(1)を備え、
前記追加の係止具(1)は、前記対象部(100)の一端から他端に向けて延びるように、前記対象部(100)に取り付けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の化粧パネルキット。 - 対象部(100)の前面に着脱自在な化粧パネル(2)と、
前記対象部(100)に前記化粧パネル(2)を係止する一対の係止具(1)と、を備えており、
前記係止具(1)は、
長さ方向に延びる第1片(11)と、
前記第1片(11)に対して所定の間隔を置いて平行に延びる第2片(12)と、
前記第1片(11)と前記第2片(12)とを連結する連結片(10)と、を備え、
前記化粧パネル(2)は、
前記対象部(100)の前面と同じ形状の第1板(21)と、
前記第1板(21)と同じ形状であって、前記第1板(21)に対して所定の間隔を置いて平行に配置される第2板(22)と、
前記第1板(21)と前記第2板(22)とを連結する連結部(23)と、を備え、
前記一対の係止具(1)は、
前記一対の係止具(1)の開口が互いに対向するように、前記対象部(100)の一端及び他端に取り付けられ、
前記化粧パネル(2)は、
前記化粧パネル(2)の前記第1板(21)又は前記第2板(22)が、前記対象部(100)に取り付けられた前記一対の係止具(1)の前記第1片(11)と前記第2片(12)との間に配置されて、前記一対の係止具(1)に係止される
ことを特徴とする化粧パネルの取付け構造。 - 追加の前記係止具(1)を備え、
前記追加の係止具(1)は、前記対象部(100)の一端から他端に向けて延びるように、前記対象部(100)に取り付けられる
ことを特徴とする請求項3に記載の化粧パネルの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015003788U JP3200329U (ja) | 2015-07-28 | 2015-07-28 | 化粧パネルキット及び化粧パネルの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015003788U JP3200329U (ja) | 2015-07-28 | 2015-07-28 | 化粧パネルキット及び化粧パネルの取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3200329U true JP3200329U (ja) | 2015-10-15 |
Family
ID=54330311
Family Applications (1)
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JP2015003788U Expired - Fee Related JP3200329U (ja) | 2015-07-28 | 2015-07-28 | 化粧パネルキット及び化粧パネルの取付け構造 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3200329U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6242526B1 (ja) * | 2017-05-18 | 2017-12-06 | 久晃 渡邊 | 空気清浄機 |
CN113865237A (zh) * | 2020-06-30 | 2021-12-31 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 可更换门面的冰箱门 |
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2015
- 2015-07-28 JP JP2015003788U patent/JP3200329U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6242526B1 (ja) * | 2017-05-18 | 2017-12-06 | 久晃 渡邊 | 空気清浄機 |
JP2018194243A (ja) * | 2017-05-18 | 2018-12-06 | 久晃 渡邊 | 空気清浄機 |
CN113865237A (zh) * | 2020-06-30 | 2021-12-31 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 可更换门面的冰箱门 |
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