JP3199584U - 針織径編ファスナーテープ - Google Patents

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Abstract

【課題】横の耐破裂強度を強化した針織径編ファスナーテープを提供する。【解決手段】針織径編ファスナーテープ1は径方向に沿って相互に平行に延伸する複数のウェールW1〜W13を有し、針織径編ファスナーテープ1は複数の第一織糸4、複数の第二織糸5、複数の第三織糸6を有する。第一織糸4は針織径編ファスナーテープ1の径方向に沿って連続して巻きつく方式で、各ウェールW1〜W13上で延伸してチェーンを編織し形成される。第二織糸5は一つが左で一つが右の方式で、隣り合う2つのウェール間に環状に交差し編織して構成され、針織径編ファスナーテープ1左右両側辺の少なくともそれぞれ隣り合う2本のウェール間において、少なくとも1本の第二織糸5を減らす。第三織糸6は針織径編ファスナーテープ1の径方向に沿って、一つが右一つが左で3つのウェールを相互に隔てる方式で、対応する2本のウェール間に横に交差し、編織して構成される。【選択図】図3

Description

本考案は径編テープ構造に関し、特に針織径編コンシールファスナーテープに関する。
技術の特徴の違いによって、径編生産において、糸を平行に配列し巻きつけて径軸を形成し、糸は径軸から離れて出てきて、各糸は縦方向に沿って、それぞれ径編ニット機の針上に置かれ、径編針織物が形成される。径編針織物においては、径方向に沿って配置される。糸環は、縦方向に貫通され、横方向に連接し、針織物を形成する。
ファスナーを例とすると、ファスナーの基本構成は、通常は一対の織テープ、一対のチェーンラック、ファスナーヘッドを有する。チェーンラックは、各織テープ上に固定し、ファスナーヘッドにより、2個のチェーンラックの噛み合いと分離を制御する。ファスナーを取り付けるときには、織テープを衣服、バッグなどの開閉が必要な部位に縫製する。
ファスナーは使用時に、長軸方向両側の横方向引力に耐えなければならない。特に、バッグ、或いは女性の二枚型スキニー衣服に使用されるファスナーは、強大な横方向の引力を受け止める必要がある。
チェーンラックは通常は、ナイロンモノフィラメントなどの比較的優れた強度を有する材料で製造されているため、ファスナーが横方向の引力を受けた時には、織テープとチェーンラックの結合の辺縁部分の強度が低下し、そのためここが破れやすくなってしまうという欠点がある。
本考案の主要な目的は、3組の編織方法を利用し、ウェールとウェールとの間の距離を広げ、横の耐破裂強度を強化した針織径編コンシールファスナーテープに関する。
本考案による針織径編コンシールファスナーテープは、径方向に沿って相互に平行に延伸する複数のウェールを有する。該コンシールファスナーテープは、複数の第一織糸、複数の第二織糸、複数の第三織糸を有する。
該第一織糸は、該針織径編コンシールファスナーテープの径方向に沿って、連続して巻きつく方式で、該各ウェール上で延伸してチェーンを編織し形成される。
該第二織糸は、一つが左で一つが右の方式で、隣り合う該2つのウェール間に環状に交差し編織して構成され、該針織径編コンシールファスナーテープ左右両側辺のそれぞれ隣り合う2本のウェールの間において、少なくとも1本の第二織糸を減らす。
該第三織糸は、該針織径編コンシールファスナーテープの径方向に沿って、一つが右一つが左で3つのウェールを相互に隔てる方式で、対応する2本のウェール間に横に交差し、編織して構成される。
本考案の実施形態を応用する特徴の一つは、針織径編コンシールファスナーテープは、第一織糸、第二織糸、第三織糸の三組編織方式により構成され、第二織糸を、針織径編コンシールファスナーテープ左右両側において、一本糸から三本糸までの編織を減らすことで、ウェールとウェールとの間の間隔距離を拡大し、続いて針織径編コンシールファスナーテープの両側辺において、第三織糸の編織を増やすことで針織径編コンシールファスナーテープのデニール数を増やし、横方向の耐破裂強度を強化する。
本考案の針織径編コンシールファスナーテープのファスナーの構造模式図である。 本考案の針織径編コンシールファスナーテープの各織糸の編織模式図である。 本考案の針織径編コンシールファスナーテープの各織糸の編織模式図である。 本考案の針織径編コンシールファスナーテープの各織糸の編織模式図である。 本考案の針織径編コンシールファスナーテープの各織糸の編織模式図である。 本考案の針織径編コンシールファスナーテープの各織糸の編織模式図である。 本考案の針織径編コンシールファスナーテープの拡大模式図である。 本考案の針織径編コンシールファスナーテープの別種の実施形態の拡大模式図である。 本考案の針織径編コンシールファスナーテープのさらに別種の実施形態の拡大模式図である。
以下に本考案の技術内容、構造特徴、達成する目的及び作用効果について、以下に例を挙げ並びに図面を組み合わせて詳細に説明する。
図1は、本考案の針織径編コンシールファスナーテープのファスナーの構造模式図である。図2A〜図2Eは、本考案の針織径編コンシールファスナーテープの各織糸の編織模式図である。図3は、本考案の針織径編コンシールファスナーテープの拡大模式図である。
図1〜図3に示すとおり、本実施形態において、コンシールファスナーは、一対の針織径編コンシールファスナーテープ1、一対のミシン縫い線2、一対のチェーンラック3を有する。針織径編コンシールファスナーテープ1は、径方向Lに沿って相互に平行に延伸する13個のウェール(Wale)を有する。いわゆるウェールとは、針織径編コンシールファスナーテープ1表面上にやや突出した模様(図中では、アルファベットのW1、W2、W3…W10、W11、W12、W13で各ウェールの番号を示す)である。針織径編コンシールファスナーテープ1は、複数の第一織糸4、複数の第二織糸5、複数の第三織糸6を有する。
図2Aに示すとおり、第一織糸4は、1−0/0−1編チェーン組織に応用する。図2Bに示すとおり、第二織糸5は、トリコットステッチ(tricot stitch)1−2/1−0組織に応用する。図2Cに示すとおり、第三織糸6は、0−0/4−4ウェフトレイドインステッチ(weft laid−in stitch)に応用する。
上述の3種の織糸は、図3に示す針織径編コンシールファスナーテープ1を構成する。第一織糸4は、針織径編コンシールファスナーテープ1の径方向Lに沿って、連続して巻きつく方式で、各ウェール(W1〜W13)上で延伸してチェーンを編織し形成される。
具体的には、第一織糸4の1−0/0−1編織方式は、径線の第一ウェールW1から左右に同一のウェールW1に巻きつく。W1/W1と表記する。次に、順番に径線の第二ウェールW2から左右に同一のウェールW2に巻きつく。W2/W2と表記する。これらから類推できるように、W2/W2、W3/W3、W4/W4、W5/W5、W6/W6、W7/W7、W8/W8、W9/W9、W10/W10、W11/W11、W12/W12からW13/W13まで計13本の第一織糸4がある。図2A及び図3は、第一織糸4を示す。
第二織糸5は、一つが左、一つが右の方式で、隣り合う2本のウェール間に環状に交差して編織し構成する。針織径編コンシールファスナーテープ1左右両側辺のそれぞれ隣り合う2本のウェールの間には、少なくとも1本の第二織糸5を減らす。すなわち、第二ウェールW2により、隣り合う第一ウェールW1との間に連接し、第二織糸5(すなわちW2/W1)を減らし、及び第十三ウェールW13は隣り合う第十二ウェールW12との間に連接し、第二織糸5(すなわちW13/W12)を減らす。また、針織径編コンシールファスナーテープ1左右両側辺において、第二織糸5の二本糸から三本糸までの編織を減らすことができる。
図3によれば、針織径編コンシールファスナーテープ1の中央緊密部分には、6本の第二織糸5がある。すなわち、第五ウェールにより隣り合う第四ウェールに連接する。W5/W4と表記する。これらから類推できるように、W6/W5、W7/W6、W8/W7、W9/W8からW10/W9まである。
他の実施形態において、第二織糸5の1−2/1−0編織方式を減らす編織方式は、非対称形態とすることができる。針織径編コンシールファスナーテープ1片側辺において、1本の第二織糸5を減らし、反対の側辺において、2本の第二織糸5を減らすが、実際のニーズに応じて決定する。
図4に例を示すように、針織径編コンシールファスナーテープ1の右側辺において、第二ウェールW2により隣り合う第一ウェールW1との間に連接し、第二織糸5を減らす(すなわちW2/W1)。針織径編コンシールファスナーテープ1の左側辺において、第十三ウェールW13により隣り合う第十二ウェールW12との間に連接し、第二織糸5を減らす(すなわちW13/W12)。及び第十二ウェールW12により隣り合う第十一ウェールW11との間に連接し、第二織糸5を減らす(すなわちW12/W11)。こうして、針織径編コンシールファスナーテープ1の左右両側辺において、1〜3本の第二織糸5をそれぞれ減らす編織は、ウェールとウェールとの間の距離を拡大することができる。ファスナーを引き合わせる時、ダブル針高速ファスナー縫合ミシンにより、チェーンラックを織テープに縫合し、摩擦抵抗力を低下させることができる。
第三織糸6は、針織径編コンシールファスナーテープ1の径方向Lに沿って、一つが右一つが左で3つのウェールを相互に隔てる方式で、対応する2本のウェール間に横に交差し、編織して構成される。
具体的には、第三織糸6の0−0/4−4編織方式は、径糸の針点W1より隣り合うもう一つの径糸の針点W4に連接し、W1/W4と表記する。これから類推できるように、W2/W5、W3/W6、W4/W7、W5/W8、W6/W9、W7/W10、W8/W11、W9/W12からW10/W13まで計10本の第三織糸6がある。図2C及び図3は、第三織糸6を示す。
図2A〜図2C、及び図3中の第一織糸4、第二織糸5、及び第三織糸6はそれぞれ細い線、点線、太い線で示すが、図面上で第一織糸4、第二織糸5、第三織糸6をはっきりと区別するためで、織糸の太さは制限されるものではない。
上述の配置の下、本考案による針織径編コンシールファスナーテープ1は、第一織糸4、第二織糸5、第三織糸6の三組編織方式により構成される。
先ず、第二織糸5を、針織径編コンシールファスナーテープ1左右両側において、一本糸から三本糸までの編織を減らすことができる。これにより、ウェールとウェールとの間の間隔距離を拡大することができる。
続いて、第三織糸6は、0−0/4−4方式のウェフトレイドインステッチ(weft laid−in stitch)により編織し、針織径編コンシールファスナーテープ1の両側辺の第一ウェールの糸において、デニール数を増やし、或いは2本の糸を導入し、横方向の耐破裂強度を強化する。
或いは、第二ウェールの糸にも、高いデニール数の織糸を導入しても、上記と同様の効果を得ることができる。
上記した第二織糸5は、1−2/1−0の方式で編織するが、別種の実施形態では、2−3/1−0の方式で編織することもできる(図2D及び図5参照)。図2D及び図5の第二織糸7は、点線で示すが、織糸の太さを制限するものではなく、ただ図面上で第一織糸4、第二織糸7、第三織糸6をはっきりと区別するためである。
第二織糸7の2−3/1−0編織方式は、一つが左で一つが右で2つのウェールを相互に隔てる方式で、対応する2本のウェール間に環状に交差し、編織して構成される。針織径編コンシールファスナーテープ1の中央緊密部分には、5本の第二織糸7を有する。すなわち、第六ウェールにより隣り合う第四ウェールに連接し、W6/W4と表記する。これらから類推できるように、W7/W5、W8/W6、W9/W7からW10/W8までである。
上述の第三織糸は0−0/4−4の方式で編織するが、別種の実施形態では、0−0/3−3方式で編織することもできる(図2E参照)。第三織糸8の0−0/3−3編織方式は、針織径編コンシールファスナーテープ1の径方向Lに沿って、一つが右一つが左で2つのウェールを相互に隔てる方式で、対応する2本のウェール間に横に交差し、編織して構成される。
上記を総合すると、本考案による針織径編コンシールファスナーテープは、第一織糸、第二織糸、及び第三織糸の三組編織方式により構成される。先ず、第二織糸を1−2/1−0の方式で、針織径編コンシールファスナーテープ左右両側において、各一本糸から三本糸までの編織を減らし、ウェールとウェールとの間の間隔距離を拡大する。つまり、針織径編コンシールファスナーテープ左右両側辺のウェールは比較的細く、針織径編コンシールファスナーテープのテープ辺は徐々に少なくなり、中央部分はより緊密となる。続いて、第三織糸は、0−0/4−4方式のウェフトレイドインステッチ(weft laid−in stitch)により編織し、針織径編コンシールファスナーテープの裁縫辺のデニール数、或いは多数の糸のデニール数を増やし、横方向の耐破裂強度を強化する。さらに、第二織糸も2−3/1−0の方式で編織することができ、第三織糸も0−0/3−3の方式で編織することができ、組織を交換運用し、上記と同様の効果を得ることができる。
1 針織径編コンシールファスナーテープ
2 ミシン縫い線
3 チェーンラック
4 第一織糸
5、7 第二織糸
6、8 第三織糸
L 径方向
W1、W2、W3、W4、W5、W6、W7、W8、W9、W10、W11、W12、W13 ウェール
本考案は径編テープ構造に関し、特に針織径編ファスナーテープに関する。
技術の特徴の違いによって、径編生産において、糸を平行に配列し巻きつけて径軸を形成し、糸は径軸から離れて出てきて、各糸は縦方向に沿って、それぞれ径編ニット機の針上に置かれ、径編針織物が形成される。径編針織物においては、径方向に沿って配置される。糸環は、縦方向に貫通され、横方向に連接し、針織物を形成する。
ファスナーを例とすると、ファスナーの基本構成は、通常は一対の織テープ、一対のチェーンラック、ファスナーヘッドを有する。チェーンラックは、各織テープ上に固定し、ファスナーヘッドにより、2個のチェーンラックの噛み合いと分離を制御する。ファスナーを取り付けるときには、織テープを衣服、バッグなどの開閉が必要な部位に縫製する。
ファスナーは使用時に、長軸方向両側の横方向引力に耐えなければならない。特に、バッグ、或いは女性の二枚型スキニー衣服に使用されるファスナーは、強大な横方向の引力を受け止める必要がある。
チェーンラックは通常は、ナイロンモノフィラメントなどの比較的優れた強度を有する材料で製造されているため、ファスナーが横方向の引力を受けた時には、織テープとチェーンラックの結合の辺縁部分の強度が低下し、そのためここが破れやすくなってしまうという欠点がある。
本考案の主要な目的は、3組の編織方法を利用し、ウェールとウェールとの間の距離を広げ、横の耐破裂強度を強化した針織径編ファスナーテープに関する。
本考案による針織径編ファスナーテープは、径方向に沿って相互に平行に延伸する複数のウェールを有する。該ファスナーテープは、複数の第一織糸、複数の第二織糸、複数の第三織糸を有する。
該第一織糸は、該針織径編ファスナーテープの径方向に沿って、連続して巻きつく方式で、該各ウェール上で延伸してチェーンを編織し形成される。
該第二織糸は、一つが左で一つが右の方式で、隣り合う該2つのウェール間に環状に交差し編織して構成され、該針織径編ファスナーテープ左右両側辺のそれぞれ隣り合う2本のウェールの間において、少なくとも1本の第二織糸を減らす。
該第三織糸は、該針織径編ファスナーテープの径方向に沿って、一つが右一つが左で3つのウェールを相互に隔てる方式で、対応する2本のウェール間に横に交差し、編織して構成される。
本考案の実施形態を応用する特徴の一つは、針織径編ファスナーテープは、第一織糸、第二織糸、第三織糸の三組編織方式により構成され、第二織糸を、針織径編ファスナーテープ左右両側において、一本糸から三本糸までの編織を減らすことで、ウェールとウェールとの間の間隔距離を拡大し、続いて針織径編ファスナーテープの両側辺において、第三織糸の編織を増やすことで針織径編ファスナーテープのデニール数を増やし、横方向の耐破裂強度を強化する。
本考案の針織径編ファスナーテープのファスナーの構造模式図である。 本考案の針織径編ファスナーテープの各織糸の編織模式図である。 本考案の針織径編ファスナーテープの各織糸の編織模式図である。 本考案の針織径編ファスナーテープの各織糸の編織模式図である。 本考案の針織径編ファスナーテープの各織糸の編織模式図である。 本考案の針織径編ファスナーテープの各織糸の編織模式図である。 本考案の針織径編ファスナーテープの拡大模式図である。 本考案の針織径編ファスナーテープの別種の実施形態の拡大模式図である。 本考案の針織径編ファスナーテープのさらに別種の実施形態の拡大模式図である。
以下に本考案の技術内容、構造特徴、達成する目的及び作用効果について、以下に例を挙げ並びに図面を組み合わせて詳細に説明する。
図1は、本考案の針織径編ファスナーテープのファスナーの構造模式図である。図2A〜図2Eは、本考案の針織径編ファスナーテープの各織糸の編織模式図である。図3は、本考案の針織径編ファスナーテープの拡大模式図である。
図1〜図3に示すとおり、本実施形態において、ファスナーは、一対の針織径編ファスナーテープ1、一対のミシン縫い線2、一対のチェーンラック3を有する。針織径編ファスナーテープ1は、径方向Lに沿って相互に平行に延伸する13個のウェール(Wale)を有する。いわゆるウェールとは、針織径編ファスナーテープ1表面上にやや突出した模様(図中では、アルファベットのW1、W2、W3…W10、W11、W12、W13で各ウェールの番号を示す)である。針織径編ファスナーテープ1は、複数の第一織糸4、複数の第二織糸5、複数の第三織糸6を有する。
図2Aに示すとおり、第一織糸4は、1−0/0−1編チェーン組織に応用する。図2Bに示すとおり、第二織糸5は、トリコットステッチ(tricot stitch)1−2/1−0組織に応用する。図2Cに示すとおり、第三織糸6は、0−0/4−4ウェフトレイドインステッチ(weft laid−in stitch)に応用する。
上述の3種の織糸は、図3に示す針織径編ファスナーテープ1を構成する。第一織糸4は、針織径編ファスナーテープ1の径方向Lに沿って、連続して巻きつく方式で、各ウェール(W1〜W13)上で延伸してチェーンを編織し形成される。
具体的には、第一織糸4の1−0/0−1編織方式は、径線の第一ウェールW1から左右に同一のウェールW1に巻きつく。W1/W1と表記する。次に、順番に径線の第二ウェールW2から左右に同一のウェールW2に巻きつく。W2/W2と表記する。これらから類推できるように、W2/W2、W3/W3、W4/W4、W5/W5、W6/W6、W7/W7、W8/W8、W9/W9、W10/W10、W11/W11、W12/W12からW13/W13まで計13本の第一織糸4がある。図2A及び図3は、第一織糸4を示す。
第二織糸5は、一つが左、一つが右の方式で、隣り合う2本のウェール間に環状に交差して編織し構成する。針織径編ファスナーテープ1左右両側辺のそれぞれ隣り合う2本のウェールの間には、少なくとも1本の第二織糸5を減らす。すなわち、第二ウェールW2により、隣り合う第一ウェールW1との間に連接し、第二織糸5(すなわちW2/W1)を減らし、及び第十三ウェールW13は隣り合う第十二ウェールW12との間に連接し、第二織糸5(すなわちW13/W12)を減らす。また、針織径編ファスナーテープ1左右両側辺において、第二織糸5の二本糸から三本糸までの編織を減らすことができる。
図3によれば、針織径編ファスナーテープ1の中央緊密部分には、6本の第二織糸5がある。すなわち、第五ウェールにより隣り合う第四ウェールに連接する。W5/W4と表記する。これらから類推できるように、W6/W5、W7/W6、W8/W7、W9/W8からW10/W9まである。
他の実施形態において、第二織糸5の1−2/1−0編織方式を減らす編織方式は、非対称形態とすることができる。針織径編ファスナーテープ1片側辺において、1本の第二織糸5を減らし、反対の側辺において、2本の第二織糸5を減らすが、実際のニーズに応じて決定する。
図4に例を示すように、針織径編ファスナーテープ1の右側辺において、第二ウェールW2により隣り合う第一ウェールW1との間に連接し、第二織糸5を減らす(すなわちW2/W1)。針織径編ファスナーテープ1の左側辺において、第十三ウェールW13により隣り合う第十二ウェールW12との間に連接し、第二織糸5を減らす(すなわちW13/W12)。及び第十二ウェールW12により隣り合う第十一ウェールW11との間に連接し、第二織糸5を減らす(すなわちW12/W11)。こうして、針織径編ファスナーテープ1の左右両側辺において、1〜3本の第二織糸5をそれぞれ減らす編織は、ウェールとウェールとの間の距離を拡大することができる。ファスナーを引き合わせる時、ダブル針高速ファスナー縫合ミシンにより、チェーンラックを織テープに縫合し、摩擦抵抗力を低下させることができる。
第三織糸6は、針織径編ファスナーテープ1の径方向Lに沿って、一つが右一つが左で3つのウェールを相互に隔てる方式で、対応する2本のウェール間に横に交差し、編織して構成される。
具体的には、第三織糸6の0−0/4−4編織方式は、径糸の針点W1より隣り合うもう一つの径糸の針点W4に連接し、W1/W4と表記する。これから類推できるように、W2/W5、W3/W6、W4/W7、W5/W8、W6/W9、W7/W10、W8/W11、W9/W12からW10/W13まで計10本の第三織糸6がある。図2C及び図3は、第三織糸6を示す。
図2A〜図2C、及び図3中の第一織糸4、第二織糸5、及び第三織糸6はそれぞれ細い線、点線、太い線で示すが、図面上で第一織糸4、第二織糸5、第三織糸6をはっきりと区別するためで、織糸の太さは制限されるものではない。
上述の配置の下、本考案による針織径編ファスナーテープ1は、第一織糸4、第二織糸5、第三織糸6の三組編織方式により構成される。
先ず、第二織糸5を、針織径編ファスナーテープ1左右両側において、一本糸から三本糸までの編織を減らすことができる。これにより、ウェールとウェールとの間の間隔距離を拡大することができる。
続いて、第三織糸6は、0−0/4−4方式のウェフトレイドインステッチ(weft laid−in stitch)により編織し、針織径編ファスナーテープ1の両側辺の第一ウェールの糸において、デニール数を増やし、或いは2本の糸を導入し、横方向の耐破裂強度を強化する。
或いは、第二ウェールの糸にも、高いデニール数の織糸を導入しても、上記と同様の効果を得ることができる。
上記した第二織糸5は、1−2/1−0の方式で編織するが、別種の実施形態では、2−3/1−0の方式で編織することもできる(図2D及び図5参照)。図2D及び図5の第二織糸7は、点線で示すが、織糸の太さを制限するものではなく、ただ図面上で第一織糸4、第二織糸7、第三織糸6をはっきりと区別するためである。
第二織糸7の2−3/1−0編織方式は、一つが左で一つが右で2つのウェールを相互に隔てる方式で、対応する2本のウェール間に環状に交差し、編織して構成される。針織径編ファスナーテープ1の中央緊密部分には、5本の第二織糸7を有する。すなわち、第六ウェールにより隣り合う第四ウェールに連接し、W6/W4と表記する。これらから類推できるように、W7/W5、W8/W6、W9/W7からW10/W8までである。
上述の第三織糸は0−0/4−4の方式で編織するが、別種の実施形態では、0−0/3−3方式で編織することもできる(図2E参照)。第三織糸8の0−0/3−3編織方式は、針織径編ファスナーテープ1の径方向Lに沿って、一つが右一つが左で2つのウェールを相互に隔てる方式で、対応する2本のウェール間に横に交差し、編織して構成される。
上記を総合すると、本考案による針織径編ファスナーテープは、第一織糸、第二織糸、及び第三織糸の三組編織方式により構成される。先ず、第二織糸を1−2/1−0の方式で、針織径編ファスナーテープ左右両側において、各一本糸から三本糸までの編織を減らし、ウェールとウェールとの間の間隔距離を拡大する。つまり、針織径編ファスナーテープ左右両側辺のウェールは比較的細く、針織径編ファスナーテープのテープ辺は徐々に少なくなり、中央部分はより緊密となる。続いて、第三織糸は、0−0/4−4方式のウェフトレイドインステッチ(weft laid−in stitch)により編織し、針織径編ファスナーテープの裁縫辺のデニール数、或いは多数の糸のデニール数を増やし、横方向の耐破裂強度を強化する。さらに、第二織糸も2−3/1−0の方式で編織することができ、第三織糸も0−0/3−3の方式で編織することができ、組織を交換運用し、上記と同様の効果を得ることができる。
1 針織径編ファスナーテープ
2 ミシン縫い線
3 チェーンラック
4 第一織糸
5、7 第二織糸
6、8 第三織糸
L 径方向
W1、W2、W3、W4、W5、W6、W7、W8、W9、W10、W11、W12、W13 ウェール

Claims (6)

  1. 針織径編コンシールファスナーテープであって、前記針織径編コンシールファスナーテープは、径方向に沿って相互に平行に延伸する複数のウェールを有し、
    前記コンシールファスナーテープは、複数の第一織糸、複数の第二織糸、複数の第三織糸を有し、
    前記複数の第一織糸は、前記針織径編コンシールファスナーテープの径方向に沿って、連続して巻きつく方式で、前記各ウェール上で延伸してチェーンを編織し形成され、
    前記複数の第二織糸は、一つが左で一つが右の方式で、隣り合う前記2つのウェール間に環状に交差し編織して構成され、前記針織径編コンシールファスナーテープ左右両側辺のそれぞれ隣り合う2本のウェールの間において、少なくとも1本の第二織糸を減らし、
    前記複数の第三織糸は、前記針織径編コンシールファスナーテープの径方向に沿って、一つが右一つが左で3つのウェールを相互に隔てる方式で、対応する2本のウェール間に横に交差し、編織して構成されることを特徴とする針織径編コンシールファスナーテープ。
  2. 前記針織径編コンシールファスナーテープの左右両側辺のそれぞれ隣り合う2本のウェール間において、2本から3本の第二織糸を減らすことを特徴とする請求項1に記載の針織径編コンシールファスナーテープ。
  3. 前記第三織糸は、ウェフトレイドインステッチであることを特徴とする請求項1に記載の針織径編コンシールファスナーテープ。
  4. 針織径編コンシールファスナーテープであって、前記針織径編コンシールファスナーテープは、径方向に沿って相互に平行に延伸する複数のウェールを有し、
    前記コンシールファスナーテープは、複数の第一織糸、複数の第二織糸、複数の第三織糸を有し、
    前記複数の第一織糸は、前記針織径編コンシールファスナーテープの径方向に沿って、連続して巻きつく方式で、前記各ウェール上で延伸してチェーンを編織し形成され、
    前記複数の第二織糸は、一つが左で一つが右の方式で、隣り合う前記2つのウェール間に環状に交差し編織して構成され、前記針織径編コンシールファスナーテープの片側辺の少なくとも隣り合う2本のウェールの間において、少なくとも1本の第二織糸を減らし、
    前記複数の第三織糸は、前記針織径編コンシールファスナーテープの径方向に沿って、一つが右一つが左で3つのウェールを相互に隔てる方式で、対応する2本のウェール間に横に交差し、編織して構成されることを特徴とする針織径編コンシールファスナーテープ。
  5. 前記針織径編コンシールファスナーテープの片側辺のそれぞれ隣り合う2本のウェール間において、2本から3本の第二織糸を減らすことを特徴とする請求項4に記載の針織径編コンシールファスナーテープ。
  6. 前記第三織糸は、ウェフトレイドインステッチであることを特徴とする請求項4に記載の針織径編コンシールファスナーテープ。
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