JP3439574B2 - スライドファスナー用経編テープ - Google Patents

スライドファスナー用経編テープ

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    • Y10T24/2521Zipper or required component thereof having coiled or bent continuous wire interlocking surface with stringer tape having specific weave or knit pattern

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スライドファスナー
に用いられるテープであって、経編組織によって編成さ
れ、ファスナーエレメント取付部は縦方向の伸縮を抑制
され、他のテープ主体部は縦方向に伸縮できる機能を備
えたスライドファスナー用経編テープに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のスライドファスナー用経
編テープとしては、経編テープの全ウエールに鎖編糸を
配し、この編糸と他の編糸たとえばトリコット編糸、あ
るいは二目編糸、または緯挿入糸とを交絡させ編成し、
テープの縦方向すなわち長手方向の伸縮を抑制したスラ
イドファスナー用テープが、特公昭57−14845号
公報、特開平5−91908号公報に開示され、また経
編テープの両側縁の編組織を鎖編糸、トリコット編糸、
シングルコード編糸とを交絡させ編成し、縦方向の伸縮
を抑制したスライドファスナー用テープが実公昭58−
12867号公報に開示されている。
【0003】また、経編テープにおける両側縁の編組織
を二重トリコット編糸、緯挿入糸、あるいはトリコット
編糸、シングルコード編糸、緯挿入糸とをそれぞれ交絡
させて編成し、テープの縦方向に伸縮できるように編成
した経編テープが、特開平4−352901号公報に開
示されている。
【0004】さらに、経編テープにおける側縁の編組織
をトリコット編糸と緯挿入糸とを交絡させて編成し、テ
ープの縦方向に伸縮できるように編成し、しかもこの編
糸のうちいずれか一方の編糸を他の同種の編糸よりも太
い編糸を用い、テープ縁部を肉厚に形成して補強したス
ライドファスナー用テープが特公昭59−32580号
公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前項で述べた最初の公
知例3件のスライドファスナー用経編テープは、経編テ
ープ全幅にわたって、またはテープ側縁部分が長手方向
に伸縮する機能を抑制する編組織になっており、被着物
にこのスライドファスナーを縫着し使用する際、被着物
が湾曲したり伸長した場合、スライドファスナーを取付
けた個所の経編テープが伸長しないため、たとえ縫糸が
伸縮しても取付部分が突張って違和感をあたえるなどの
問題点があった。
【0006】第二の公知の経編テープは、経編テープの
全幅にわたって長手方向に伸長する編組織(同公報にお
ける図6、7参照)であるため、ファスナーエレメント
を取付ける部分も伸縮するので、ファスナーエレメント
の取付けが不安定であり、スライドファスナー用テープ
としては不向きである。また経編テープの側縁に太い編
糸が用いられていないため、テープの補強が充分でなく
耐久性に欠け、さらに1コースおきに緯挿入糸が配され
ているため、緯挿入糸によって内側に引張られ縁部の体
裁もよくないという問題点があった。
【0007】さらに、第三の公知のスライドファスナー
用経編テープは、経編テープの側縁の編組織が1−2/
1−0のトリコット編糸と、0−0/4−4の緯挿入糸
とによって編成され、そのうち一方の編糸を太い編糸と
して補強したものであるが、一方の編糸のみを太い編糸
としてテープを編成した場合、経編テープ縁部が不揃い
な形態に形成され、たとえばトリコット編糸を太い編糸
とすれば一コースおきに補強され編糸のずれ、または破
損が生じ、また緯挿入糸を太い編糸とすれば単にトリコ
ット編糸の前後のループを一本の緯挿入糸で連繋するの
で、縁部の体裁がよくないという問題点があった。
【0008】この発明のスライドファスナー用経編テー
プは、伸縮機能を備えた被着物にスライドファスナーを
取付けた場合、被着物の伸縮あるいは湾曲動作にも容易
に順応し、しかも経編テープ縁部が均一に体裁よく補強
され、長期の使用にも破損が生じ難く、なおかつスライ
ダーの摺動が円滑に行えるスライドファスナー用経編テ
ープであり、かような経編テープを提供することがこの
発明の目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明のスライドファスナー用経編テープは、テ
ープの縦方向すなわち長手方向に並列する複数のウエー
ルを具備する経編テープ1、11において、ファスナー
エレメント取付部2、12は縦方向に非伸縮の編組織か
ら編成され、この編組織における外側ウエールの編糸は
取付部2,12を編成する編糸を複数本揃えた太い編糸
を用い、テープ主体部3、13は縦方向に伸縮可能な編
組織から編成され、この編組織の外側縁二種編糸
はテープ主体部3,13を編成する編糸を複数本揃えた
太い編糸の交絡による編組織から形成されたスライドフ
ァスナー用経編テープを主な構成としている。
【0010】この発明の経編テープ1、11は、ファス
ナーエレメント取付部2、12におけるウエールは鎖編
糸6、15と他の編糸との交絡による編組織から編成さ
れ、この編組織の外側ウエールに配される鎖編糸6、1
5は太い編糸とし、一方テープ主体3、13におけるウ
エールは、テクスチャード糸によるシングルコード編糸
5、17とマルチフィラメント糸による他の編糸との交
絡によって編成し、この編組織の外側縁に配される二種
の編糸は太い編糸から形成されているスライドファス
ナー用経編テープである。
【0011】この発明の経編テープ1は、テープ主体部
3の外側ウエールは、太い編糸によるシングルコード編
糸5のループと、太い編糸によるトリコット編糸4のル
ープとが連綴して編成したスライドファスナー用経編テ
ープであり、かつまたテープ主体部3における外側縁の
編組織は、1本の太い編糸によるシングルコード編糸5
と、2本の太い編糸によるトリコット編糸4との二種
の編糸4、5の交絡により編成したスライドファスナー
用経編テープでもあり、さらにファスナーエレメント取
付部2およびテープ主体部3における全ウエールにシン
グルコード編糸5とトリコット編糸4とを配し、かつフ
ァスナーエレメント取付部2におけるウエールは鎖編糸
6と経挿入糸7とを加え編成したスライドファスナー用
経編テープである。
【0012】この発明の経編テープ11は、テープ主体
部13における外側縁の編組織は、1本の太い編糸によ
るシングルコード編糸17と、1本の太い編糸による二
目編糸14との二種の編糸14、17の交絡により編
成したスライドファスナー用経編テープであり、さらに
ファスナーエレメント取付部12およびテープ主体部1
3における全ウエールに二目編糸14を配し、ファスナ
ーエレメント取付部12におけるウエールには鎖編糸1
5と緯挿入糸16とを加え、かつテープ主体部13にお
けるウエールにはシングルコード編糸17を加え編成し
たスライドファスナー用経編テープである。
【0013】
【作用】この発明のスライドファスナー用経編テープ
は、図9に示すようにテープ一側のウエールに鎖編糸
6、15を配して編成した非伸縮部分のファスナーエレ
メント取付部2、12に、適宜のファスナーエレメント
Eを縫糸Yなどによって装着し使用するものである。
【0014】使用の際、左右のファスナーストリンガF
の伸縮度合または曲率が異なるような場合、たとえば図
10に示すようにオーバーコート、スキーウエア、ジャ
ンパーなどの防寒服Cに着脱自在に取付ける防寒裏地L
に用いるようなとき、一方のファスナーストリンガFに
おける経編テープ1、11の伸縮可能なテープ主体部
3、13を裏地Lの周縁部に縫着し、他方のファスナー
ストリンガFにおける経編テープ1、11のテープ主体
部3、13を防寒服C裏側に縫着し、スライダーSによ
って左右ファスナーストリンガFに装着されたファスナ
ーエレメントEを噛合させ、裏地Lを取付ける。
【0015】この際、防寒服Cがファスナーストリンガ
Fの取付部分で湾曲形態をとったとしても、ファスナー
エレメントEの噛合には影響をあたえず、左右ファスナ
ーストリンガFの曲率差は伸縮可能なテープ主体部3、
13で吸収し、スライダーSは円滑に摺動できる。
【0016】
【実施例】以下、この発明のスライドファスナー用経編
テープの実施例について、図面を参照しながら具体的に
説明する。
【0017】この発明のスライドファスナー用経編テー
プは、図1〜5に示す実施例においては、経編テープ1
が経編組織から編成され、その全幅がW1 〜W12の12
ウエールから形成された経編テープである。この経編テ
ープ1の一側の3ウエールW1 〜W3 は、縦方向すなわ
ち長手方向の伸縮を抑制し安定した編組織から形成さ
れ、ファスナーエレメントEを装着できるファスナーエ
レメント取付部2が構成されている。またこのファスナ
ーエレメント取付部2以外の経編地部分は縦方向に伸縮
可能な編組織から編成され、テープ主体部3が形成され
ている。
【0018】経編テープ1は全ウエールW1 〜W12にわ
たってマルチフィラメント糸による1−2/1−0のト
リコット編糸4と、テクスチャード糸による0−1/4
−3のシングルコード編糸5とを配するとともに、テー
プ主体部3の外側ウエールW12は、トリコット編糸4の
ループと、シングルコード編糸5のループとの連綴形態
をとり、さらにファスナーエレメント取付部2のウエー
ルW1 〜W3 には、マルチフィラメント糸による1−0
/0−1の鎖編糸6、およびマルチフィラメント糸によ
る0−0/1−1の経挿入糸7を配し、それぞれを交絡
し編成して経編テープ1を編成する。
【0019】この経編テープ1は、ファスナーエレメン
ト取付部2におけるW1 の鎖編糸6は100d/2の太
い編糸、W2 、W3 の鎖編糸6はそれぞれ100d/1
の編糸、またW1 〜W3 に挿入される3本の経挿入糸7
は100d/3の太い編糸を用いる。さらに図1、2に
示す経編地においては、W1 〜W11に配される10本の
トリコット編糸4は100d/1の編糸、W11,W12
配される1本のトリコット編糸は100d/2の太い編
糸、W1 〜W11に配される8本のシングルコード編糸5
は100d/1の編糸、W9 〜W12に配される1本のシ
ングルコード編糸5は100d/2の太い編糸をそれぞ
れ用いて編成される。
【0020】また図4、5に示す経編地においてはW1
〜W10に配される9本のトリコット編糸4は100d/
1の編糸、W10〜W12に配される2本のトリコット編糸
4は100d/2の太編糸、W1 〜W11に配される8
本のシングルコード編糸5は100d/1の編糸、W9
〜W12に配される1本のシングルコード編糸5は100
d/2の太い編糸をそれぞれ用いて編成されている。
【0021】なお、前記各実施例におけるシングルコー
ド編糸を3ウエールにまたがる0−1/3−2の編糸を
用いて経編地を編成することも可能であり、また経編地
を編成する編目は開き目、閉じ目、いずれであっても差
支えない。
【0022】図6〜図8に示す実施例においても、経編
テープ11は全幅がW1 〜W12のウエールから形成され
た経編テープであり、経編テープ11は一側に縦方向に
伸縮を抑制された経編組織のファスナーエレメント取付
部12を設け、このファスナーエレメント取付部12以
外のテープ部分は、縦方向に伸縮可能な経編組織から編
成されたテープ主体部13が設けられている。
【0023】経編テープ11は全ウエールW1 〜W12
わたってマルチフィラメント糸による0−2/2−0の
二目編糸14を配するとともに、ファスナーエレメント
取付部12のW1 〜W3 にはマルチフィラメント糸によ
る1−0/0−1の鎖編糸15、またW1 〜W6 にテク
スチャード糸による0−0/4−4の緯挿入糸16を配
し、W4 〜W12にはテクスチャード糸による0−1/4
−3のシングルコード編糸17を配し、それぞれ交絡し
編成して経編テープ11を編成する。
【0024】この経編テープ11は、ファスナーエレメ
ント取付部12におけるW1 の鎖編糸15を100d/
2の太い編糸、W2 、W3 の鎖編糸15を100d/1
の編糸、またW1 〜W6 に配される緯挿入糸16は10
0d/1の編糸を用い、W1〜W11に配される10本の
二目編糸14は70d/1の編糸、またW11、W12に配
される1本の二目編糸14は70d/2の太い編糸、さ
らにW4 〜W11に配される5本のシングルコード編糸1
7は100d/1の編糸、W9 〜W12に配される1本の
シングルコード編糸17は100d/2の太い編糸をそ
れぞれ用い編成されている。
【0025】なお、この実施例における緯挿入糸は3ウ
エールにまたがる0−0/3−3の編糸、またシングル
コード編糸も3ウエールにまたがる0−1/3−2の編
糸を用いて経編地を編成することもでき、さらに前例と
同様、経編地を編成する編目は開き目、閉じ目、いずれ
であってもよい。
【0026】
【発明の効果】この発明のスライドファスナー用経編テ
ープは、以上説明したとおりの構成であり、この構成に
よって下記の効果を奏する。
【0027】この発明における請求項1記載の発明の
ライドファスナー用経編テープは、ファスナーエレメン
ト取付部が縦方向に非伸縮の編組織であり、その縁部は
補強されているから、ファスナーエレメントを安定した
状態で装着できファスナーエレメントの噛合動作が的確
かつ円滑に行える。またテープ主体部は伸縮可能な編組
織であるから、被着物に順応した縫製手段が迅速に行
え、しかもテープ主体部の縁部が二種の太い編糸の交
絡によって補強され、その結果編糸の破損をなくし、縦
方向の伸長をある程度抑制して体裁よく被着物に縫着で
きる利点がある。
【0028】請求項2記載の発明のスライドファスナー
用経編テープは、ファスナーエレメント取付部が鎖編糸
を主体に編成されているので、経編テープの縦方向の伸
長を確実に抑制し、ファスナーエレメントの装着作業が
容易に行える。またテープ主体部はテクスチャード糸と
マルチフィラメント糸との交絡であるから、編地に風合
を出すことができるとともに、伸縮性に富んだ経編テー
プに仕上げることができる利点がある。
【0029】請求項3記載の発明のスライドファスナー
用経編テープは、テープ主体部における外側ウエールを
太い編糸によるシングルコード編糸のループと、太い編
糸によるトリコット編糸のループとが連綴した形態に編
成されているから、補強されかつ均一がとれたテープ縁
部に仕上げることができ、体裁のよい経編テープが得ら
れる利点がある。
【0030】請求項4記載の発明のスライドファスナー
用経編テープは、テープ主体部の外側縁を1本の太い編
糸によるシングルコード編糸と、2本の太い編糸による
トリコット編糸との二種の編糸の編目で構成したか
ら、テープ縁部における伸長をある程度抑制するととも
に、縁部を補強する利点がある。
【0031】請求項5記載の発明のスライドファスナー
用経編テープは、テープ全幅にわたってシングルコード
編糸とトリコット編糸とを配し、さらにファスナーエレ
メント取付部は鎖編糸と経挿入糸とを加えて編成してい
るので、ファスナーエレメント取付部を補強し、縦方向
の伸長を的確に抑制し、頑丈な編地に仕上げることがで
きる。またテープ主体部はループの連繋形態であるか
ら、編地の伸縮が容易である利点がある。
【0032】請求項6記載の発明のスライドファスナー
用経編テープは、テープ主体部の外側縁を1本の太い編
糸によるシングルコード編糸と、1本の太い編糸による
二目編糸との二種の編糸の編目で構成したことによっ
て、テープ縁部における伸長をある程度抑制するととも
に、縁部を補強する利点がある。
【0033】請求項7記載の発明のスライドファスナー
用経編テープは、テープ全幅にわたって二目編糸を配
し、ファスナーエレメント取付部には鎖編糸と緯挿入糸
とを加え編成したことによって、肉厚の頑丈な編地に仕
上げ、縦方向の伸長を抑制する編地に仕上げることがで
きる。またテープ主体部はシングルコード編糸を加え編
成したことによって、厚手の編地に仕上げるとともに、
伸縮が自在の編地に仕上げることができるなど、この発
明が奏する効果はきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライドファスナー用経編テープの第一実施例
の組織図である。
【図2】同上スライドファスナー用経編テープにおける
テープ主体部側縁の要部拡大図である。
【図3】同上スライドファスナー用経編テープの各編糸
の組織図である。
【図4】スライドファスナー用経編テープの第二実施例
の組織図である。
【図5】同上スライドファスナー用経編テープにおける
テープ主体部側縁の要部拡大図である。
【図6】スライドファスナー用経編テープの第三実施例
の組織図である。
【図7】同上スライドファスナー用経編テープにおける
テープ主体部側縁の要部拡大図である。
【図8】同上スライドファスナー用経編テープの各編糸
の組織図である。
【図9】経編テープを用いたスライドファスナーストリ
ンガの横断面図である。
【図10】使用状態を示す防寒服の斜視図である。
【符号の説明】
1、11 経編テープ 2、12 ファスナーエレメント取付部 3、13 テープ主体部 4 トリコット編糸 5、17 シングルコード編糸 6、15 鎖編糸 7 経挿入糸 14 二目編糸 16 緯挿入糸

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向に並列する複数のウエールを具備
    る経編テープ1、11において、ファスナーエレメン
    ト取付部2、12は縦方向に非伸縮の編組織から編成さ
    れ、該編組織の外側ウエールの編糸は取付部2,12を
    編成する編糸を複数本揃えた太い編糸(以下太い編糸と
    いう)とし、テープ主体部3、13は縦方向に伸縮可能
    な編組織から編成され、該編組織の外側縁二種類の編
    は、テープ主体部3,13を編成する編糸を複数本揃
    えた太い編糸(以下太い編糸をいう)の交絡による編組
    織から形成されたことを特徴とするスライドファスナー
    用経編テープ。
  2. 【請求項2】 ファスナーエレメント取付部2、12に
    おけるウエールは鎖編糸6、15と他の編糸の交絡によ
    る編組織から編成され、該編組織の外側ウエールに配さ
    れる鎖編糸6、15は太い編糸とし、一方テープ主体部
    3、13におけるウエールは、テクスチャード糸による
    シングルコード編糸5、17と、マルチフィラメント糸
    による他の編糸との交絡によって編成し、該編組織の外
    側縁に配される編糸は太い編糸から形成してなる請求項
    1記載のスライドファスナー用経編テープ。
  3. 【請求項3】 テープ主体部3の外側ウエールは、太い
    編糸によるシングルコード編糸5のループと、太い編糸
    によるトリコット編糸4のループとが連綴して編成して
    なる請求項1または2記載のスライドファスナー用経編
    テープ。
  4. 【請求項4】 テープ主体部3における外側縁の編組織
    は、1本の太い編糸によるシングルコード編糸5と、2
    本の太い編糸によるトリコット編糸4との交絡により編
    成してなる請求項1、2または3記載のスライドファス
    ナー用経編テープ。
  5. 【請求項5】 ファスナーエレメント取付部2、12お
    よびテープ主体部3、13における全ウエールにシング
    ルコード編糸5とトリコット編糸4とを配し、かつファ
    スナーエレメント取付部2、12におけるウエールは鎖
    編糸6と経挿入糸7とを加え編成してなる請求項1、
    2、3または4記載のスライドファスナー用経編テー
    プ。
  6. 【請求項6】 テープ主体部13における外側縁の編組
    織は、1本の太い編糸によるシングルコード編糸17
    と、1本の太い編糸による二目編糸14の交絡により編
    成してなる請求項1または2記載のスライドファスナー
    用経編テープ。
  7. 【請求項7】 ファスナーエレメント取付部12および
    テープ主体部13における全ウエールに二目編糸14を
    配し、ファスナーエレメント取付部12におけるウエー
    ルには鎖編糸15と緯挿入糸16とを加え、かつテープ
    主体部13におけるウエールにはシングルコード編糸1
    7を加え編成してなる請求項1、2または6記載のスラ
    イドファスナー用経編テープ。
JP15578095A 1995-06-22 1995-06-22 スライドファスナー用経編テープ Expired - Fee Related JP3439574B2 (ja)

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