JP3199523B2 - 視線誘導用発光帯 - Google Patents
視線誘導用発光帯Info
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- JP3199523B2 JP3199523B2 JP18149893A JP18149893A JP3199523B2 JP 3199523 B2 JP3199523 B2 JP 3199523B2 JP 18149893 A JP18149893 A JP 18149893A JP 18149893 A JP18149893 A JP 18149893A JP 3199523 B2 JP3199523 B2 JP 3199523B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、道路およびガードレー
ル等に設置される道路設備に係り、特に発光によって車
輌運転者等を誘導するのに用いられる視線誘導用発光帯
に関する。
ル等に設置される道路設備に係り、特に発光によって車
輌運転者等を誘導するのに用いられる視線誘導用発光帯
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の視線誘導用発光帯は、所要数の角
型または丸形の発光器が道路に沿い配列されて構成され
ている。そして、発光器は硬質の基板上に発光体として
電球または発光ダイオードが設置され、基板および発光
体の周囲がポリカーボネート・エポキシ等の硬質樹脂で
覆われて構成される。
型または丸形の発光器が道路に沿い配列されて構成され
ている。そして、発光器は硬質の基板上に発光体として
電球または発光ダイオードが設置され、基板および発光
体の周囲がポリカーボネート・エポキシ等の硬質樹脂で
覆われて構成される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】視線誘導用発光帯を構
成する発光器の設置方法は、発光器を路面等へ埋設し、
コンクリート等で固定することによって行われる。設置
方法が埋設であるため、各発光器毎に、道路等に穴をあ
ける工事が必要となる。そして、効果的に視線誘導を行
うためには、数個から数十個の発光器を施工することに
なる。このように、発光器の埋設および配線工事には手
間がかかることから、設置する道路の交通量によっては
長時間の交通規制を行うことになる。また、発光器の材
質が硬質であるため、施工の際に路面と発光器の面を水
平にできなかったときは、車輌等が発光器に乗り上げた
時騒音を発することがある。さらに衝撃で発光器が路面
から剥離する場合もある。本発明は上述の点を考慮して
なされたもので、施工にかかる時間と経費が少なく、設
置面の形状に関して自由度をもち、より少ない設置数で
良好な視線誘導効果をあげ得る視線誘導用発光帯を提供
することを目的とする。
成する発光器の設置方法は、発光器を路面等へ埋設し、
コンクリート等で固定することによって行われる。設置
方法が埋設であるため、各発光器毎に、道路等に穴をあ
ける工事が必要となる。そして、効果的に視線誘導を行
うためには、数個から数十個の発光器を施工することに
なる。このように、発光器の埋設および配線工事には手
間がかかることから、設置する道路の交通量によっては
長時間の交通規制を行うことになる。また、発光器の材
質が硬質であるため、施工の際に路面と発光器の面を水
平にできなかったときは、車輌等が発光器に乗り上げた
時騒音を発することがある。さらに衝撃で発光器が路面
から剥離する場合もある。本発明は上述の点を考慮して
なされたもので、施工にかかる時間と経費が少なく、設
置面の形状に関して自由度をもち、より少ない設置数で
良好な視線誘導効果をあげ得る視線誘導用発光帯を提供
することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のため本
発明では、帯状に形成された可撓性の回路基板と、前記
回路基板上に配列された発光体と、前記発光体および前
記回路基板を覆い包む透明な弾性体と、前記発光体の設
置位置で前記弾性体が露出するように前記弾性体を取囲
んで配された抗張体とを備えた視線誘導用発光帯を提供
する。
発明では、帯状に形成された可撓性の回路基板と、前記
回路基板上に配列された発光体と、前記発光体および前
記回路基板を覆い包む透明な弾性体と、前記発光体の設
置位置で前記弾性体が露出するように前記弾性体を取囲
んで配された抗張体とを備えた視線誘導用発光帯を提供
する。
【０００５】
【作用】発光体および可撓性回路基板を透明な弾性体で
覆うことで発光体の視認性を確保しながら発光体の保護
および回路全体の絶縁をし、可撓性を維持する。また、
補強用の抗張体は視線誘導用発光帯と一体化した構造で
あるため、車輌等が視線誘導用発光帯に乗り上げたり、
衝突した際に加わる機械的作用力に抗するものである。
また、温度変化による弾性体の伸縮を抑え、路面等の設
置対象に視線誘導用発光帯を強固に保持する。視線誘導
用発光帯は細長いから、その長手方向に沿って設置対象
に対し固定することにより設置する。
覆うことで発光体の視認性を確保しながら発光体の保護
および回路全体の絶縁をし、可撓性を維持する。また、
補強用の抗張体は視線誘導用発光帯と一体化した構造で
あるため、車輌等が視線誘導用発光帯に乗り上げたり、
衝突した際に加わる機械的作用力に抗するものである。
また、温度変化による弾性体の伸縮を抑え、路面等の設
置対象に視線誘導用発光帯を強固に保持する。視線誘導
用発光帯は細長いから、その長手方向に沿って設置対象
に対し固定することにより設置する。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の一実施例の内部構造を示すた
め、一部を破断して示したものである。同図において、
１は帯状のフィルムとして形成された樹脂基板にプリン
ト回路を施してなる可撓性の回路基板である。この回路
基板１の一面に長手方向に沿って所定間隔で発光ダイオ
ード２を取付け、回路基板１を介して発光ダイオード２
に給電するように接続する。発光ダイオード２が取付け
られかつ接続された回路基板１は、図２に示すように、
シリコン樹脂製の充填材３中に埋込まれてポリウレタン
製でスチールコード５入りの抗張体４に組合わされる。
抗張体４には、回路基板１上の発光ダイオード２の取付
け位置に合わせて円形穴が明けられており、この穴に嵌
まり込むような突起が充填材３に形成されている。これ
により図３に示すように、円形穴に露出した充填材３を
通して発光ダイオード２が見える。この図２では、図３
に示した切断箇所をＡ−Ａ線で示している。そして、図
２および図３から分かるように、本発明の視線誘導用発
光帯は、細長い帯状に形成されている。図４は、この視
線誘導用発光帯１０を道路に設置した状態を示してい
る。ここでは路面中央およびガードレールに設置した場
合を示している。設置は接着剤やアンカーボルトを用い
て行う。個々の視線誘導用発光帯１０は、車輌の進行方
向に沿って所定間隔で一列に配された適宜数の発光ダイ
オードを有している。そして、この発光ダイオードの発
する光により車輌運転者の視線を道路の延びる方向に誘
導する。
め、一部を破断して示したものである。同図において、
１は帯状のフィルムとして形成された樹脂基板にプリン
ト回路を施してなる可撓性の回路基板である。この回路
基板１の一面に長手方向に沿って所定間隔で発光ダイオ
ード２を取付け、回路基板１を介して発光ダイオード２
に給電するように接続する。発光ダイオード２が取付け
られかつ接続された回路基板１は、図２に示すように、
シリコン樹脂製の充填材３中に埋込まれてポリウレタン
製でスチールコード５入りの抗張体４に組合わされる。
抗張体４には、回路基板１上の発光ダイオード２の取付
け位置に合わせて円形穴が明けられており、この穴に嵌
まり込むような突起が充填材３に形成されている。これ
により図３に示すように、円形穴に露出した充填材３を
通して発光ダイオード２が見える。この図２では、図３
に示した切断箇所をＡ−Ａ線で示している。そして、図
２および図３から分かるように、本発明の視線誘導用発
光帯は、細長い帯状に形成されている。図４は、この視
線誘導用発光帯１０を道路に設置した状態を示してい
る。ここでは路面中央およびガードレールに設置した場
合を示している。設置は接着剤やアンカーボルトを用い
て行う。個々の視線誘導用発光帯１０は、車輌の進行方
向に沿って所定間隔で一列に配された適宜数の発光ダイ
オードを有している。そして、この発光ダイオードの発
する光により車輌運転者の視線を道路の延びる方向に誘
導する。
【０００７】
【発明の効果】本発明の視線誘導用発光帯は上述のよう
に、路面等に接着するだけで設置できるように構成され
ているので、施工にかかる時間と経費の削減が行え、施
工の際の交通規制も短時間ですむ。また、視線誘導用発
光帯の各要素が可撓性をもつので凹凸のある路面にも設
置可能である。しかも抗張体、弾性体が表面に配されて
いることから車輌等が視線誘導用発光帯に乗り上げた時
に発生する音も低減される。さらに従来の視線誘導用発
光帯に比べ、少ない設置数で長い距離の視線誘導を行う
ことができる。
に、路面等に接着するだけで設置できるように構成され
ているので、施工にかかる時間と経費の削減が行え、施
工の際の交通規制も短時間ですむ。また、視線誘導用発
光帯の各要素が可撓性をもつので凹凸のある路面にも設
置可能である。しかも抗張体、弾性体が表面に配されて
いることから車輌等が視線誘導用発光帯に乗り上げた時
に発生する音も低減される。さらに従来の視線誘導用発
光帯に比べ、少ない設置数で長い距離の視線誘導を行う
ことができる。
【図１】本発明に係る視線誘導用発光帯の一実施例を破
断してその内部構造を示した図。
断してその内部構造を示した図。
【図２】図３におけるＡ−Ａ線に沿って切断したときの
断面図。
断面図。
【図３】図１に示した実施例の一部についての上面図。
【図４】本発明の一実施例を道路に設置したときの状態
を示す図。
を示す図。
１ 可撓性を有する回路基板 ２ 発光体 ３ 弾性体 ４ 抗張体 ５ スチールコード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E01F 9/04
Claims (1)
- 【請求項１】帯状に形成された可撓性の回路基板と、前
記回路基板上に配列された発光体と、前記発光体および
前記回路基板を覆い包む透明な弾性体と、前記発光体の
設置位置で前記弾性体が露出するように前記弾性体を取
囲んで配された抗張体とを備えた視線誘導用発光帯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18149893A JP3199523B2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 視線誘導用発光帯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18149893A JP3199523B2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 視線誘導用発光帯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0734422A JPH0734422A (ja) | 1995-02-03 |
| JP3199523B2 true JP3199523B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=16101816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18149893A Expired - Fee Related JP3199523B2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 視線誘導用発光帯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3199523B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9642566B2 (en) | 2013-10-04 | 2017-05-09 | General Electric Company | Flexible embedded sensor arrays and methods of making the same |
| FR3063090B1 (fr) * | 2017-02-17 | 2022-04-01 | Commissariat Energie Atomique | Systeme de passage pour pietons |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP18149893A patent/JP3199523B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0734422A (ja) | 1995-02-03 |
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