JP3199175B2 - 捺印文字検査方法および装置 - Google Patents

捺印文字検査方法および装置

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JP3199175B2
JP3199175B2 JP35814498A JP35814498A JP3199175B2 JP 3199175 B2 JP3199175 B2 JP 3199175B2 JP 35814498 A JP35814498 A JP 35814498A JP 35814498 A JP35814498 A JP 35814498A JP 3199175 B2 JP3199175 B2 JP 3199175B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、捺印文字検査装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ICの生産工程においては、ICの樹脂
面に商標、製品名、ロット名等が捺印される。ICの捺
印を検査することにより、異なる製品が混入していた
り、異なるロットのICが混入していることを検査す
る。
【0003】ICに捺印された文字が正しいかどうかの
検査を行うための従来の装置は、以下のようなものであ
った。
【0004】すなわち、捺印されている文字(捺印文
字)の異なる種類毎に、あらかじめ検査対象捺印文字領
域を示す座標等の検査データを作成しておく。ロット切
り替え時等で捺印文字が替わった時に、捺印文字に応じ
て、前記検査データを切り換えていた。または、作業者
が、捺印文字が替わった最初のICに対して、前記検査
対象捺印文字領域を示す座標等の登録作業を行ってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、捺印文
字の種類毎にあらかじめ、前記検査データを作成する方
法では、捺印文字の種類が増える毎に、その都度前記検
査データを作成しておかなければならず、事前の前記検
査データの作成時間が増大するという問題があった。
【0006】また、登録できる前記検査データの数に制
約がある場合、全ての前記検査データを事前に登録作成
できるわけではないという問題があった。
【0007】さらに、捺印文字が変更になる先頭のIC
で、作業者が検査対象の前記捺印文字領域座標等の登録
作業を行う場合は、作業者に対して登録作業のスキルが
要求され、作業者が替わる度に登録作業を教える教育工
数が必要になるという問題があった。
【0008】また、検査対象としたい捺印文字の領域指
定を間違えることがあり、その後の検査が正常に行われ
なかったり等の問題点があった。
【0009】特開平7−175894号公報には、「電
子部品実装検査装置」が開示されている。この装置は、
プリント基板2を載置した載置台3を演算処理装置6か
らの指令によりプリント基板2上のFPIC1の配置情
報に基づいて移動させる。そして、ITVカメラ4に撮
像されたFPIC1上のメーカー名、形式名、ロット番
号等の記載事項を画面処理装置5に取り込みニューラル
ネットワークを用いて文字の認識をする。その際に、文
字の分割や合成を行う技術が開示されている。
【0010】しかしながら、上記「電子部品実装検査装
置」には、撮像した画像データの中から検査すべき領域
を文字毎に選択的に設定するという技術は、一切開示さ
れていない。
【0011】また、特開平3−64945号公報には、
「半導体捺印検査装置」の技術が開示されている。この
装置は、同軸ピンタイプの円筒形状半導体素子の外周面
に捺印する捺印部と、この捺印部分を検査する検査部
と、捺印が良・不良の半導体素子を分類する排出部とか
らなり、前記検査部が、前記捺印部分を検査する撮像部
と、この撮像部により得られた画像を写し出すモニター
部と、前記画像を処理、判定する制御ユニットとを具備
したものである。
【0012】しかしながら、この「半導体捺印検査装
置」には、本発明の解決課題である検査データの作成等
の問題を解決するための手段は、一切開示されていな
い。
【0013】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、検査対象が変更になった場合などに、検査対象捺
印文字の登録作業無しで検査することの可能な捺印文字
検査装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の捺印文字検査方
法は、第1の被検査面の画像データから複数の文字デー
タを検出するステップ(4,7,8,9)と、前記検出
された前記複数の文字データの中から設定条件に基づい
て基準文字データを設定するステップ(10〜13)
と、第2の被検査面の画像データおよび前記基準文字デ
ータに基づいて、前記第2の被検査面上の文字が正常で
あるか否かを判定するステップ(14,15)とを備え
ている。
【0015】本発明の捺印文字検査方法において、前記
複数の文字データを検出するステップ(4,7,8,
9)は、前記第1の被検査面の画像データを二値化する
ステップ(4,7)と、前記二値化された前記第1の被
検査面の画像データに基づいて、前記二値化された前記
第1の被検査面の画像データを構成する画素データのう
ち同じ値の前記画素データが連続して配列される部分
を、前記文字データとして認定するステップ(8)とを
備えている。
【0016】本発明の捺印文字検査方法において、前記
基準文字データを設定するステップ(10〜13)は、
前記複数の文字データのそれぞれの少なくとも一部の、
前記第1の被検査面における相対位置を検出するステッ
プ(10)と、前記設定条件として、被検査面における
検査対象文字の相対位置を示すデータ(h)を供給する
ステップ(13)と、前記供給された前記相対位置を示
すデータ(h)、前記検出された前記文字データの相対
位置を示すデータ(g)および前記第1の被検査面の画
像データ(i)に基づいて、前記基準文字データを設定
するステップとを備えている。
【0017】本発明の捺印文字検査方法において、前記
複数の文字データを検出するステップ(4,7,8,
9)は、前記第1の被検査面の画像データを二値化する
ステップ(4,7)と、前記二値化された前記第1の被
検査面の画像データに基づいて、前記二値化された前記
第1の被検査面の画像データを構成する画素データのう
ち同じ値の前記画素データが連続して配列される部分
を、単位データとして認定するステップ(8)と、前記
認定された前記単位データのうち、前記単位データの領
域が一定範囲に含まれるか否かを判定するステップと、
前記判定の結果、その領域が前記一定範囲に含まれる前
記単位データについては、前記文字データと認定し、そ
の領域が前記一定範囲に含まれない前記単位データにつ
いては、前記文字データとは認定しないステップとを備
えている。
【0018】本発明の捺印文字検査方法において、前記
第2の被検査面上の文字が正常であるか否かを判定する
ステップ(14,15)は、前記第2の被検査面の画像
データおよび前記基準文字データに基づいて、相関値演
算を行うステップと、前記演算の結果、演算値が判定値
以上であれば、前記第2の被検査面上の文字が正常であ
ると判定し、前記演算値が判定値未満であれば、前記第
2の被検査面上の文字が正常ではないと判定するステッ
プとを備えている。
【0019】本発明の捺印文字検査方法において、前記
相関値演算を行うステップは、前記第2の被検査面の画
像データのうち、前記基準文字データの領域に対応する
範囲から一定値広げた範囲に対応する部分と、前記基準
文字データに基づいて、前記相関値演算を行う。
【0020】本発明の捺印文字検査方法において、前記
複数の文字データのそれぞれの少なくとも一部の前記相
対位置を検出するステップ(10)は、前記複数の文字
データのそれぞれの少なくとも一部に、それぞれの領域
(Kg)を設定するステップと、前記設定された複数の
前記領域(Kg)のそれぞれに、行要素(n)と列要素
(m)とを有する仮番号(n,m)を付与するステップ
(S1〜S6)と、前記仮番号(n,m)に基づいて、
前記相対位置を示す文字領域番号を、前記複数の文字デ
ータのそれぞれの少なくとも一部に付与するステップ
(S7)とを備えてなり、前記仮番号(n,m)を付与
するステップ(S1〜S6)は、前記複数の領域(K
g)を互いに比較して、X方向およびY方向のうちの前
記X方向において一端側に位置する第1の前記領域(K
)に、第1の前記仮番号(n,m)を付与するステ
ップ(S3)と、前記第1の領域(Kg)を除く前記
複数の領域(Kg)のうち、前記第1の領域(Kg
に対して、前記X方向において同じ位置に相当する前記
領域(Kg)を検索するステップ(S4)と、前記検索
された複数の前記領域(Kg)を、前記X方向において
前記一端側に近い順番に配列するステップ(S5)と、
前記配列された前記複数の領域(Kg)に、前記第1の
仮番号(n,m)のうちの前記行要素(n)または前記
列要素(m)の一方(m)のみが異なり前記順番に従う
仮番号(n,m+α)を、前記順番通りに付与するステ
ップ(S5)と、前記仮番号(n,m(+α))が付与
されていない前記複数の領域(Kg)のうち、前記X方
向において前記一端側に位置する第2の前記領域(Kg
)に、前記第1の領域(Kg)の前記仮番号(n,
m)とは前記行要素(n)または前記列要素(m)の他
方(n)のみが異なり該他方の要素に1を加算してなる
第2の前記仮番号(n+1,m)を付与するステップ
と、前記第2の領域(Kg)を除く前記仮番号(n,
m(+α))が付与されていない前記複数の領域(K
g)のうち、前記第2の領域(Kg)に対して、前記
X方向において同じ位置に相当する前記領域(Kg)を
検索するステップ(S4)と、前記検索された前記複数
の領域(Kg)を、前記X方向において前記一端側に近
い順番に配列するステップ(S5)と、前記配列された
前記複数の領域(Kg)に、前記第2の仮番号(n+
1,m)のうちの前記行要素(n)または前記列要素
(m)の前記一方(m)のみが異なり前記順番に従う仮
番号(n+1,m+α)を、前記順番通りに付与するス
テップ(S5)とを備えてなり、前記文字領域番号を付
与するステップ(S7)は、前記仮番号が付与された前
記複数の領域(Kg)のうち、前記X方向において前記
一端側に位置する複数の前記領域(Kg1,2…)を互
いに比較して、前記Y方向における一端側に近い順番に
配列するステップ(S7)と、前記配列された前記複数
の領域(Kg1,2…)のそれぞれに、該配列された前
記複数の領域(Kg1,2…)の前記仮番号(n+β、
m)のうちの前記行要素(n)または前記列要素(m)
の前記他方(n)のみを、前記順番通りの値に変更して
なる前記文字領域番号を付与するステップ(S7)と、
前記文字領域番号が付与された前記複数の領域(Kg)
を除く前記仮番号が付与された前記領域(Kg)を対象
として、前記文字領域番号が付与された前記複数の領域
(Kg1,2…)のそれぞれと前記X方向において同じ
位置に相当する前記仮番号が付与された領域(Kg)の
それぞれに、前記文字領域番号が付与された前記複数の
領域(Kg1,2…)のそれぞれの該文字領域番号に対
応する文字領域番号を付与するステップ(S7)とを備
えている。
【0021】本発明の捺印文字検査装置は、第1の被検
査面の画像データから複数の文字データを検出する手段
(4,7,8,9)と、前記検出された前記複数の文字
データの中から設定条件に基づいて基準文字データを設
定する手段(10〜13)と、第2の被検査面の画像デ
ータおよび前記基準文字データに基づいて、前記第2の
被検査面上の文字が正常であるか否かを判定する手段
(14,15)とを備えている。
【0022】本発明の捺印文字検査装置において、前記
複数の文字データを検出する手段(4,7,8,9)
は、前記第1の被検査面の画像データを二値化する手段
(4,7)と、前記二値化された前記第1の被検査面の
画像データに基づいて、前記二値化された前記第1の被
検査面の画像データを構成する画素データのうち同じ値
の前記画素データが連続して配列される部分を、前記文
字データとして認定する手段(8)とを備えている。
【0023】本発明の捺印文字検査装置において、前記
基準文字データを設定する手段(10〜13)は、前記
複数の文字データのそれぞれの少なくとも一部の、前記
第1の被検査面における相対位置を検出する手段(1
0)と、前記設定条件として、被検査面における検査対
象文字の相対位置を示すデータ(h)を供給する手段
(13)と、前記供給された前記相対位置を示すデータ
(h)、前記検出された前記文字データの相対位置を示
すデータ(g)および前記第1の被検査面の画像データ
(i)に基づいて、前記基準文字データを設定する手段
とを備えている。
【0024】本発明の捺印文字検査装置において、前記
複数の文字データを検出する手段(4,7,8,9)
は、前記第1の被検査面の画像データを二値化する手段
(4,7)と、前記二値化された前記第1の被検査面の
画像データに基づいて、前記二値化された前記第1の被
検査面の画像データを構成する画素データのうち同じ値
の前記画素データが連続して配列される部分を、単位デ
ータとして認定する手段(8)と、前記認定された前記
単位データのうち、前記単位データの領域が一定範囲に
含まれるか否かを判定する手段と、前記判定の結果、そ
の領域が前記一定範囲に含まれる前記単位データについ
ては、前記文字データと認定し、その領域が前記一定範
囲に含まれない前記単位データについては、前記文字デ
ータとは認定しない手段とを備えている。
【0025】本発明の捺印文字検査装置において、前記
第2の被検査面上の文字が正常であるか否かを判定する
手段(14,15)は、前記第2の被検査面の画像デー
タおよび前記基準文字データに基づいて、相関値演算を
行う手段と、前記演算の結果、演算値が判定値以上であ
れば、前記第2の被検査面上の文字が正常であると判定
し、前記演算値が判定値未満であれば、前記第2の被検
査面上の文字が正常ではないと判定する手段とを備えて
いる。
【0026】本発明の捺印文字検査装置において、前記
相関値演算を行う手段は、前記第2の被検査面の画像デ
ータのうち、前記基準文字データの領域に対応する範囲
から一定値広げた範囲に対応する部分と、前記基準文字
データに基づいて、前記相関値演算を行う。
【0027】本発明の捺印文字検査装置において、前記
複数の文字データのそれぞれの少なくとも一部の前記相
対位置を検出する手段(10)は、前記複数の文字デー
タのそれぞれの少なくとも一部に、それぞれの領域(K
g)を設定する手段と、前記設定された複数の前記領域
(Kg)のそれぞれに、行要素(n)と列要素(m)と
を有する仮番号(n,m)を付与する手段(S1〜S
6)と、前記仮番号(n,m)に基づいて、前記相対位
置を示す文字領域番号を、前記複数の文字データのそれ
ぞれの少なくとも一部に付与する手段(S7)とを備え
てなり、前記仮番号(n,m)を付与する手段(S1〜
S6)は、前記複数の領域(Kg)を互いに比較して、
X方向およびY方向のうちの前記X方向において一端側
に位置する第1の前記領域(Kg)に、第1の前記仮
番号(n,m)を付与する手段(S3)と、前記第1の
領域(Kg)を除く前記複数の領域(Kg)のうち、
前記第1の領域(Kg)に対して、前記X方向におい
て同じ位置に相当する前記領域(Kg)を検索する手段
(S4)と、前記検索された複数の前記領域(Kg)
を、前記X方向において前記一端側に近い順番に配列す
る手段(S5)と、前記配列された前記複数の領域(K
g)に、前記第1の仮番号(n,m)のうちの前記行要
素(n)または前記列要素(m)の一方(m)のみが異
なり前記順番に従う仮番号(n,m+α)を、前記順番
通りに付与する手段(S5)と、前記仮番号(n,m
(+α))が付与されていない前記複数の領域(Kg)
のうち、前記X方向において前記一端側に位置する第2
の前記領域(Kg)に、前記第1の領域(Kg)の
前記仮番号(n,m)とは前記行要素(n)または前記
列要素(m)の他方(n)のみが異なり該他方の要素に
1を加算してなる第2の前記仮番号(n+1,m)を付
与する手段と、前記第2の領域(Kg)を除く前記仮
番号(n,m(+α))が付与されていない前記複数の
領域(Kg)のうち、前記第2の領域(Kg)に対し
て、前記X方向において同じ位置に相当する前記領域
(Kg)を検索する手段(S4)と、前記検索された前
記複数の領域(Kg)を、前記X方向において前記一端
側に近い順番に配列する手段(S5)と、前記配列され
た前記複数の領域(Kg)に、前記第2の仮番号(n+
1,m)のうちの前記行要素(n)または前記列要素
(m)の前記一方(m)のみが異なり前記順番に従う仮
番号(n+1,m+α)を、前記順番通りに付与する手
段(S5)とを備えてなり、前記文字領域番号を付与す
る手段(S7)は、前記仮番号が付与された前記複数の
領域(Kg)のうち、前記X方向において前記一端側に
位置する複数の前記領域(Kg1,2…)を互いに比較
して、前記Y方向における一端側に近い順番に配列する
手段(S7)と、前記配列された前記複数の領域(Kg
1,2…)のそれぞれに、該配列された前記複数の領域
(Kg1,2…)の前記仮番号(n+β、m)のうちの
前記行要素(n)または前記列要素(m)の前記他方
(n)のみを、前記順番通りの値に変更してなる前記文
字領域番号を付与する手段(S7)と、前記文字領域番
号が付与された前記複数の領域(Kg)を除く前記仮番
号が付与された前記領域(Kg)を対象として、前記文
字領域番号が付与された前記複数の領域(K
1,2…)のそれぞれと前記X方向において同じ位置
に相当する前記仮番号が付与された領域(Kg)のそれ
ぞれに、前記文字領域番号が付与された前記複数の領域
(Kg1,2…)のそれぞれの該文字領域番号に対応す
る文字領域番号を付与する手段(S7)とを備えてい
る。
【0028】本発明は、例えばICに捺印された文字が
正しいかどうか検査を行う捺印文字検査装置に関する。
ロット切り替え時等で検査対象の捺印文字が変更になっ
た最初のICを用いてIC樹脂面全ての捺印文字の内、
あらかじめ指定された条件を満たす捺印文字のみを検査
対象捺印文字として自動的に切り出して登録する。この
ことにより、検査対象の捺印文字が変更になった場合、
作業者は、検査対象捺印文字の登録作業なしで任意の捺
印文字のみの自動検査ができる。
【0029】装置全体制御部5から出力される制御信号
が”捺印文字登録”を示す場合は、取り込んだ画像内の
IC樹脂面全面を二値化手段7により二値化画像に変換
する。その後、ラベル付け手段8でラベル付け処理を行
う。文字領域抽出手段9でラベルサイズから全ての捺印
文字の切り出しを行う。文字番号付け手段10で、各文
字に対して行番号と行内の文字領域番号情報を付加す
る。
【0030】検査文字情報記憶手段11では、検査文字
切り出し条件としてあらかじめ設定した登録行番号や登
録文字数等の条件に基づいて検査対象捺印文字の切り出
しを行い、検査対象文字1文字ずつの外接矩形座標と文
字画像が記憶される。
【0031】装置全体制御部5から出力される制御信号
が”検査実行”を示す場合は、相関値演算手段14で
は、CCDカメラ3から取り込んだ画像と、検査文字情
報記憶手段11に記憶された検査対象基準文字画像とが
どれだけ類似しているかを示す相関値を演算して出力す
る。判定手段15では、前記出力された相関値が、あら
かじめ登録した判定値よりも小さければ文字相違として
不良判定する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
捺印文字検査装置の一実施形態について説明する。
【0033】まず、本実施形態の構成について説明す
る。
【0034】図1に示すように、本実施形態に係る捺印
文字検査装置は、検査対象であるIC2を照明するため
の照明手段1と、IC2を撮像するためのCCDカメラ
等の撮像手段3と、AD変換手段4と、装置全体制御部
5と、動作切り替え手段6と、二値化手段7と、ラベル
付け手段8と、文字領域抽出手段9と、文字番号付け手
段10と、検査文字情報記憶手段11と、多値化画像記
憶手段12と、検査文字切り出し条件記憶手段13と、
相関値演算手段14と、判定手段15とを備えている。
【0035】照明1により照射された検査対象IC2の
画像をCCDカメラ3で取り込む。CCDカメラ3から
出力されるアナログ画像信号aは、AD変換手段4によ
りAD変換され、AD変換手段4からは、ディジタル濃
淡画像信号bが動作切り替え手段6に出力される。
【0036】ここではまず、装置全体制御部5から動作
切り替え手段6に出力される制御信号cが”捺印文字登
録”を示す場合について説明する。
【0037】この場合、動作切り替え手段6は、AD変
換手段4から入力したディジタル濃淡画像信号bを、二
値化手段7および多値化画像記憶手段12に出力する
(符号b’は、二値化手段7および多値化画像記憶手段
12に出力された前記ディジタル濃淡画像信号を示
す)。
【0038】二値化手段7は、入力した前記ディジタル
濃淡画像信号b’に基づいて、予め設定された二値化レ
ベルに従って、前記入力したディジタル濃淡画像信号
b’に対応する画素のそれぞれが、前記二値化レベル以
上の濃淡値をもつか否かを判定する。
【0039】二値化手段7は、前記二値化レベル以上の
濃淡値の画素データを”1”に変換し、前記二値化レベ
ルよりも小さい濃淡値の画素データを”0”に変換す
る。前記入力したディジタル濃淡画像信号b’に対応す
る前記画素データのそれぞれが、”1”または”0”に
変換されてなる二値化画像信号dは、ラベル付け手段8
に出力される。
【0040】ラベル付け手段8は、入力した前記二値化
画像信号dに基づいて、あらかじめ設定された樹脂面全
面の領域内で”1”の連続する領域毎に同じラベル付け
を行う。ラベル付け手段8は、同じラベル付けがなされ
た領域(ラベル付領域)毎の外接矩形座標を算出する。
ラベル付け手段8は、前記ラベル付領域の外接矩形の面
積と外接矩形座標データをラベルデータ信号eとして、
文字領域抽出手段9に出力する。
【0041】文字領域抽出手段9は、入力したラベルデ
ータ信号eに基づいて、各ラベル付領域毎の、前記算出
された前記外接矩形座標に対応する外接矩形の縦サイズ
と横サイズを検出する。文字領域抽出手段9は、前記検
出された前記縦サイズと前記横サイズのそれぞれが、あ
らかじめ設定された文字縦サイズと文字横サイズの下限
値以上かつ上限値以下である前記外接矩形(前記ラベル
付領域)のみを文字領域として選択する。文字領域抽出
手段9は、前記文字領域として選択された前記外接矩形
座標データを文字領域データ信号fとして文字番号付け
手段10に出力する。
【0042】文字番号付け手段10は、入力した前記文
字領域データ信号fに基づいて、それぞれの前記文字領
域のそれぞれが全ての前記文字領域の内の何行目の何文
字目に当たるかを示す文字領域番号を算出する。この場
合、前記文字領域番号の算出は、前記文字領域毎の前記
外接矩形座標データに基づいてソートして行われる(詳
細は後述する)。文字番号付け手段10は、前記文字領
域毎の前記外接矩形座標と前記文字領域番号を文字領域
番号信号gとして、検査文字情報記憶手段11に出力す
る。
【0043】検査文字切り出し条件記憶手段13は、全
体の文字の内の何行目の何文字目の文字を検査するかを
示す検査対象文字切り出し条件を、あらかじめ記憶して
いる。検査文字切り出し条件記憶手段13は、その記憶
している前記検査対象文字切り出し条件を検査文字切り
出し条件信号hとして、検査文字情報記憶手段11に出
力する。
【0044】検査文字情報記憶手段11は、入力した前
記文字領域番号信号gおよび前記検査文字切り出し条件
信号hに基づいて、前記検査文字切り出し条件信号hが
示す前記検査文字切り出し条件に合う文字(文字領域)
を、前記文字領域番号から選択する。
【0045】前記多値化画像記憶手段12は、前記動作
切り替え手段6から入力したディジタル濃淡画像信号
b’を記憶して、その記憶したディジタル濃淡画像信号
b’をディジタル濃淡画像信号iとして検査文字情報記
憶手段11に出力する。
【0046】検査文字情報記憶手段11は、前記多値化
画像記憶手段12に格納されたディジタル濃淡画像信号
iを読み出す。検査文字情報記憶手段11は、前記検査
文字切り出し条件に合うとして選択された前記文字領域
を示す前記外接矩形座標を記憶する。検査文字情報記憶
手段11は、前記ディジタル濃淡画像信号iに対応する
ディジタル濃淡画像のうち、前記選択された前記文字領
域を示す前記外接矩形座標に対応する外接矩形の中のデ
ィジタル濃淡画像(検査対象基準文字画像)を記憶す
る。検査文字情報記憶手段11は、前記外接矩形座標お
よび前記検査対象基準文字画像を、検査対象基準文字情
報として記憶する。検査文字情報記憶手段11は、前記
検査対象基準文字情報を示す検査対象基準文字情報信号
jを、相関値演算手段14に出力する。
【0047】次に、装置全体制御部5から動作切り替え
手段6に出力される制御信号cが”検査実行”を示す場
合について説明する。
【0048】AD変換手段4から出力されるディジタル
濃淡画像信号bは、動作切り替え手段6に入力された
後、相関値演算手段14に出力される(符号b’’は、
動作切り替え手段6から出力されたディジタル濃淡画像
信号を示す)。
【0049】相関値演算手段14は、前記ディジタル濃
淡画像信号b’’および前記検査文字情報記憶手段11
に記憶された前記検査対象基準文字情報信号jを入力す
る。
【0050】相関値演算手段14は、前記検査対象基準
文字画像の外接矩形座標から、あらかじめ設定された広
げサイズ分上下左右に広げた範囲を、被検査ディジタル
濃淡画像の検索範囲とする。相関値演算手段14は、前
記検査対象基準文字画像をテンプレート画像として前記
検索範囲内の全領域において相関演算を行う。
【0051】相関値演算手段14は、前記検索範囲内で
算出された相関値の内最も大きい値を検査対象文字の相
関値とする。前記検査対象文字切り出し条件に登録され
ている全ての検査対象文字について、それぞれ相関値を
求め、それらの求めた相関値を相関値データ信号kとし
て、判定手段5に出力する。
【0052】判定手段15は、入力した前記相関値デー
タ信号kに基づいて、全ての検査対象文字の相関値が、
あらかじめ設定した判定値以上であるか否かを判定す
る。判定手段15は、全ての検査対象文字の前記相関値
が前記判定値以上であれば良品とし、1文字でも前記相
関値が前記判定値よりも小さければ捺印不良と判定す
る。
【0053】次に、本実施形態の動作について説明す
る。
【0054】まず、文字番号付け手段10の動作につい
て説明する。
【0055】文字番号付け手段10は、前記入力した文
字領域データ信号fに基づいて、それぞれの前記文字領
域が文字全体の内の何行目の何文字目であるかを示す文
字領域番号を、文字領域毎の外接矩形座標データをソー
トすることにより算出する。
【0056】図2は、ソートの方法の一例を示したもの
である。図3は、ソートの例を示したものである。
【0057】図2のステップS1〜3および図3(a)
に示すように、まず全ての前記文字領域の前記外接矩形
Kg、Kg…の内、横方向(図中左右方向)の中心座標
が最も左にある外接矩形Kgを検索する。図3(a)で
は、文字「D」に対応する外接矩形Kgが、最も左にあ
るものとして検索される。ここで、検索された文字
「D」に対応する外接矩形Kgに、仮の文字領域番号を
(Y1、1)を付与する。
【0058】ここで、文字領域番号を表す2次元配列
(Y、X)の内、Yは上からの行番号を表し、Xは各行
の左からの番号を表す。
【0059】次に、図2のステップS4に示すように、
残りの全ての外接矩形Kg、Kg…の中で縦方向の中心
座標が、前記文字領域番号(Y1、1)領域の縦方向の
上端と下端の間にある全ての外接矩形Kg、Kg…を検
索する。
【0060】次いで、図2のステップS5に示すよう
に、前記検索の結果、(N−1)個の外接矩形Kg、K
g…が検索された場合、検索された外接矩形Kg、Kg
…を横方向の中心座標が左にある順に並び替えて、仮の
文字領域番号を左から順番に(Ya、2)、(Ya、
3)、・・、(Ya、N)とする。ここまでで、或る1
行に関して行内の前記文字領域番号が付けられたことに
なる。ここで、aは「1」であるが、後述するように、
順次「2」以降の整数となる(ステップS2参照)。
【0061】次に、全ての文字領域(外接矩形Kg、K
g…)に仮の文字領域番号が付与されたか否かが判断さ
れる(図2のステップS6)。前記判断の結果、全ての
文字領域に対して、仮の文字領域番号が付与されていな
いと判断された場合(ステップS6−No)には、仮の
前記文字領域番号の付けられていない全ての外接矩形K
g、Kg…に関して同様の処理が行われて、各行におけ
る最も左にある外接矩形とその行における左からの文字
領域番号が付けられる(ステップS2〜S6)。
【0062】すなわち、前記仮の文字領域番号(Y1、
1)の外接矩形Kgの次に、前記横方向の中心座標が最
も左にある外接矩形Kgに仮の文字領域番号(Y2、
1)が付与される。図3(a)の例では、文字「9」に
対応する外接矩形Kgに、仮の文字領域番号(Y2、
1)が付与される。そして、文字「9」に対応する外接
矩形Kgと同じ行の外接矩形Kg(「7」、「4」、
「8」…)のそれぞれに、仮の文字領域番号(Y2,
2)、(Y2,3)、(Y2,4)…が付与される。
【0063】上記のステップを、全ての外接矩形Kg、
Kg…に対して仮の文字領域番号が付与されるまで繰り
返す(ステップS6)。
【0064】全ての外接矩形Kg、Kg…に対して、仮
の文字領域番号が付けられた後(ステップS6−Ye
s)、各行における最も左の(先頭の)外接矩形Kg、
Kg…である(Y1、1)、(Y2、1)・・(Ya、
1)の外接矩形における、縦方向の中心座標同士を比較
する。図3(b)に示すように、前記比較した結果、前
記縦方向の中心座標が上に位置する順番に、行番号とし
て1から順番に文字領域番号を付与する(ステップS
7)。
【0065】図3(a)、(b)の例では、”D”、”
9”、””の順番に左にあるので、仮の文字領域番号
付けが終わった時点では、図3(a)に示すように”
D”の文字に対して(Y1、1)が、”9”の文字に対
して(Y2、1)が、””の文字に対して(Y3、
1)の仮の文字領域番号が付けられている。
【0066】次に各行の先頭の外接矩形の縦方向の中心
が上にある順番に1から順番に行番号を付け、全ての仮
の文字領域番号の内、Y1〜Yaをそれぞれの行番号に
付け替える(ステップS7)。
【0067】図3の例では、3つの先頭文字の縦方向の
座標を比べると、上から順に””、”D”、”9”な
ので、全ての仮の文字領域番号に対してY1は2に、Y
2は3に、Y3は1に置き換えを行う。最終的にそれそ
れの矩形領域に対して図3(b)に示す文字領域番号が
付けられる。
【0068】本発明では、それぞれの文字領域に対して
付けられる行番号と各行内の番号とから構成される情報
を文字領域番号と呼ぶ。本発明では、文字領域番号をつ
けるためのソート方法や、文字領域番号のデータ形式を
限定するものではない。
【0069】次に、図4を参照して、検査文字切り出し
条件記憶手段13について説明する。
【0070】検査文字切り出し条件記憶手段13に、あ
らかじめ登録しておく情報としては図4の構成が考えら
れる。
【0071】図4は、検査対象文字として、前記検査対
象文字切り出し条件に、あらかじめ登録しておくべき情
報(項目)を模式的に示したものである。すなわち、以
下の通りである。検査対象文字は{全文字}かそれとも
{一部の文字}か(符号D1参照)。{一部の文字}で
ある場合の{検査対象行数}は何行か(D2)。それぞ
れの検査対象行は{上から}または{下から}{行番
号}目か(D3)。それぞれの行内文字のうち検査対象
にするのは{全文字}か{一部の文字}か(D4)。
{一部の文字}である場合は{左から}または{右か
ら}{何文字}か(D5)、をそれぞれ示している。
【0072】図4に示すように、{検査対象行数}(D
2)によって、検査対象行、行内文字のうちの検査対象
文字、検査順の組み合わせを複数組有していてもよい
(D3a、D4a、D5a、D3b、D4b、D5
b)。
【0073】次に、図5を参照して、前記検査文字切り
出し条件(図4)の設定例について説明する。
【0074】例えば、図5(a)に示すように、ICの
樹脂面において、商標「XYZ JAPAN」が上から
1行目に記載され、製品名「D432AB」が上から2
行目に記載され、派生ロット名「A507JF」が上か
ら3行目に記載され、ロット名「9748K04」が上
から4行目に記載される場合があるとする。一方、図5
(b)に示すように、商標「ABC JAPAN」が上
から1行目と2行目に記載され、製品名「D432C
D」が上から3行目に記載され、派生ロット名「A60
7JF」が上から4行目に記載され、ロット名「974
8K23」が上から5行目に記載されている場合がある
とする。
【0075】上記図5(a)、(b)のような場合にお
いて、製品名の下2桁「AB」、「CD」とロット名
「9748K04」、「9748K23」のみを検査さ
せたい場合の前記検査文字切り出し条件について考え
る。このケースでは、前記検査文字切り出し条件を、
「下から一行目全文字」と「下から3行目の右から2文
字」としておくことで、図5の(a)、(b)いずれの
場合にも製品名の下2桁とロット名のみを検査させるこ
とができる。図5において、矩形で囲んである文字が、
前記検査文字切り出し条件のもとで、検査対象として切
り出された文字である。
【0076】相関値演算手段14では、検査文字情報記
憶手段11に記憶された検査対象基準文字の外接矩形座
標から、あらかじめ設定された広げサイズ分上下左右に
広げた範囲をディジタル濃淡画像b’’における検索範
囲とする。
【0077】捺印の座標はIC毎に少しずつ異なるので
登録されている基準文字の座標と検査対象画像における
文字の座標同士の画像に基づいて相関値を演算しても相
関値が低下してしまい、正常な捺印でも不良と誤判定し
てしまうためである。
【0078】検査対象画像の相関値を演算する範囲を少
し広げることで、捺印のずれに影響を受けずに検査を行
うことができる。検索範囲を算出した後、基準文字画像
および、検査対象画像における検索範囲内の基準文字画
像と同じサイズの画像とに基づいて、相関値を算出す
る。
【0079】ここで、相関値は、文字の形状が類似して
いるほど値の大きくなる計算式で算出される類似度を表
す値である。例えば式(1)に示す正規化相互相関関数
により算出することができる。また、両方の画像を二値
化し、二値化画像における画素値が一致する割合を相関
値とする方法も考えられる。
【0080】ここでは、相関値の算出方法を限定するも
のではない。この処理を検索範囲内の全ての座標に関し
て繰り返し、最も相関値の大きい値を検査対象文字の相
関値とする。
【0081】
【数式1】
【0082】xは基準文字画像の画素値を表す。yは検
査対象画像の画素値を表す。i、jはそれぞれ画像内の
x座標とy座標を表す。Nは画像内の画素数を表す。
【0083】本実施形態によれば、以下の効果を得るこ
とができる。
【0084】本捺印文字検査装置では、樹脂部全面から
ラベル付けを行い、全ての文字に文字領域番号を付加
し、検査対象文字としてあらかじめ設定した切り出し条
件によって検査文字の切り出しを行うので、捺印文字が
樹脂部上のどこに捺印されていても、任意の文字のみを
自動的に切り出して登録することが出来、捺印文字が変
更になる毎に作業者が検査対象の捺印文字領域を設定し
直したりする登録作業を行う必要がない。また、作業者
に登録作業を教育する時間が必要ない、作業者の登録作
業ミスによりその後の検査が正常に行われないことがな
くなるという効果がある。
【0085】また、作業者の登録作業をなくす方法とし
ては、捺印文字の異なる品種毎に検査対象の文字領域を
あらかじめ作成しておく方法があるが、捺印文字は品種
毎に全て異なりあらかじめの検査データの作成に時間が
かかるうえに新しい捺印文字が発生するたびに検査デー
タを作成しなければならないという問題点がある。本発
明の捺印文字検査装置では、捺印文字が変更になる先頭
のICから自動的に検査対象の捺印文字を検索して検査
対象文字情報を記憶するので、あらかじめ捺印文字の異
なる品種毎の検査データ作成の時間が必要ないという効
果がある。
【0086】本発明の捺印文字検査装置では、検査対象
文字として、任意の文字を行番号及び行内の文字領域番
号で登録し、登録された文字のみに関して検査を行う。
したがって、検査対象文字として、例えば「ロット名」
を示す文字を登録することで”ロット混入”を検出した
り、「ロット名」を示す文字のみを検査対象文字から外
すように文字登録したりすることができる。また、検査
対象文字として、例えば「製品名」を示す文字を登録す
ることで”異品種混入”を検出したり、検査の目的に応
じて検査対象の文字を限定することができる。このこと
から、予め「派生ロット名」を検査対象文字から外して
おくことで、ロット混入検出工程で、「派生ロット名」
を「ロット名」として誤判定しないように設定すること
ができる。
【0087】また、検査対象文字数を限定できるので全
文字検査を行う場合に比べて、高速に検査を行うことが
できるという効果がある。
【0088】次に、本実施形態の変形例について説明す
る。
【0089】本発明の捺印文字検査装置は、IC2がC
CDカメラ3の下に1個ずつ搬送される構成でもよい
し、またはトレイ等の中に複数のIC2が置かれている
上をCCDカメラ3が移動する構成でもよい。
【0090】前記文字領域抽出手段9で各ラベル毎の面
積があらかじめ設定した面積値よりも小さいラベルはノ
イズとして、除外してから文字領域を抽出してもよい。
【0091】前記文字領域抽出手段9で各ラベル毎の外
接矩形同士の距離があらかじめ設定した距離よりも近け
れば一つの文字が複数のラベルに分割されていると判断
し、距離の近い複数の外接矩形同士を全て含む外接矩形
を文字領域の候補としてから文字領域を抽出してもよ
い。
【0092】
【発明の効果】本発明の捺印文字検査方法によれば、第
1の被検査面の画像データから複数の文字データを検出
するステップと、前記検出された前記複数の文字データ
から設定条件に基づいて基準文字データを設定するステ
ップと、第2の被検査面の画像データおよび前記基準文
字データに基づいて、前記第2の被検査面上の文字が正
常であるか否かを判定するステップとを備えているた
め、検査対象が変更になった場合などに、検査対象捺印
文字の登録作業無しで検査することの可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の捺印文字検査装置の一実施の形態の構
成を示す図である。
【図2】図1の装置の動作の一部を示すフローチャート
図である。
【図3】図1の装置の動作の一部を説明するための図で
あり、(a)はその途中段階、(b)はその最終段階を
示す。
【図4】図1の装置の動作の設定を説明するための図で
ある。
【図5】図5(a)、(b)ともに、図1の装置で検査
する対象の例を示す図である。
【符号の説明】
1 照明 2 IC 3 撮像手段(CCDカメラ) 4 AD変換手段 5 装置全体制御部 6 動作切り替え手段 7 二値化手段 8 ラベル付け手段 9 文字領域抽出手段 10 文字番号付け手段 11 検査文字情報記憶手段 12 多値化画像記憶手段 13 検査文字切り出し条件記憶手段 14 相関値演算手段 15 判定手段 a アナログ画像信号 b ディジタル濃淡画像信号 b’ ディジタル濃淡画像信号 b’’ ディジタル濃淡画像信号 c 制御信号 d 二値化画像信号 e ラベルデータ信号 f 文字領域データ信号 g 文字領域番号信号 h 検査文字切り出し条件信号 i ディジタル濃淡画像信号 j 検査対象基準文字情報信号 k 相関値データ信号 Kg 外接矩形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 G06T 7/00 G06K 9/20 - 9/44

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の被検査面の画像データから複数の
    文字データを検出するステップと、 前記検出された前記複数の文字データから前記検出され
    た前記複数の文字データにおける検査対象とすべき文字
    データの位置を特定するための設定条件に基づいて、基
    準文字データ設定するステップと、 第2の被検査面の画像データおよび前記基準文字データ
    に基づいて、前記第2の被検査面上の文字が正常である
    か否かを判定するステップとを備えた捺印文字検査方
    法。
  2. 【請求項2】 第1の被検査面の画像データから複数の
    文字データを検出するステップと、 前記検出された前記複数の文字データから設定条件に基
    づいて基準文字データを設定するステップと、 第2の被検査面の画像データおよび前記基準文字データ
    に基づいて、前記第2の被検査面上の文字が正常である
    か否かを判定するステップとを備え、 前記基準文字データを設定するステップは、 前記複数の文字データのそれぞれの少なくとも一部の、
    前記第1の被検査面における相対位置を検出するステッ
    プと、 前記設定条件として、被検査面における検査対象文字の
    相対位置を示すデータを供給するステップと、 前記供給された前記相対位置を示すデータ、前記検出さ
    れた前記文字データの相対位置を示すデータおよび前記
    第1の被検査面の画像データに基づいて、前記基準文字
    データを設定するステップとを備えた捺印文字検査方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の捺印文字検査
    方法において、 前記複数の文字データを検出するステップは、 前記第1の被検査面の画像データを二値化するステップ
    と、 前記二値化された前記第1の被検査面の画像データに基
    づいて、前記二値化された前記第1の被検査面の画像デ
    ータを構成する画素データのうち同じ値の前記画素デー
    タが連続して配列される部分を、前記文字データとして
    認定するステップとを備えた捺印文字検査方法。
  4. 【請求項4】 請求項1またはに記載の捺印文字検査
    方法において、 前記複数の文字データを検出するステップは、 前記第1の被検査面の画像データを二値化するステップ
    と、 前記二値化された前記第1の被検査面の画像データに基
    づいて、前記二値化された前記第1の被検査面の画像デ
    ータを構成する画素データのうち同じ値の前記画素デー
    タが連続して配列される部分を、単位データとして認定
    するステップと、 前記認定された前記単位データのうち、前記単位データ
    の領域が一定範囲に含まれるか否かを判定するステップ
    と、 前記判定の結果、その領域が前記一定範囲に含まれる前
    記単位データについては、前記文字データと認定し、そ
    の領域が前記一定範囲に含まれない前記単位データにつ
    いては、前記文字データとは認定しないステップとを備
    えた捺印文字検査方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の捺印
    文字検査方法において、 前記第2の被検査面上の文字が正常であるか否かを判定
    するステップは、 前記第2の被検査面の画像データおよび前記基準文字デ
    ータに基づいて、相関値演算を行うステップと、 前記演算の結果、演算値が判定値以上であれば、前記第
    2の被検査面上の文字が正常であると判定し、前記演算
    値が判定値未満であれば、前記第2の被検査面上の文字
    が正常ではないと判定するステップとを備えた捺印文字
    検査方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の捺印文字検査方法におい
    て、 前記相関値演算を行うステップは、 前記第2の被検査面の画像データのうち、前記基準文字
    データの領域に対応する範囲から一定値広げた範囲に対
    応する部分と、前記基準文字データに基づいて、前記相
    関値演算を行う捺印文字検査方法。
  7. 【請求項7】 請求項記載の捺印文字検査方法におい
    て、 前記複数の文字データのそれぞれの少なくとも一部の前
    記相対位置を検出するステップは、 前記複数の文字データのそれぞれの少なくとも一部に、
    それぞれの領域を設定するステップと、 前記設定された複数の前記領域のそれぞれに、行要素と
    列要素とを有する仮番号を付与するステップと、 前記仮番号に基づいて、前記相対位置を示す文字領域番
    号を、前記複数の文字データのそれぞれの少なくとも一
    部に付与するステップとを備えてなり、 前記仮番号を付与するステップは、 前記複数の領域を互いに比較して、X方向およびY方向
    のうちの前記X方向において一端側に位置する第1の前
    記領域に、第1の前記仮番号を付与するステップと、 前記第1の領域を除く前記複数の領域のうち、前記第1
    の領域に対して、前記X方向において同じ位置に相当す
    る前記領域を検索するステップと、 前記検索された複数の前記領域を、前記X方向において
    前記一端側に近い順番に配列するステップと、 前記配列された前記複数の領域に、前記第1の仮番号の
    うちの前記行要素または前記列要素の一方のみが異なり
    前記順番に従う仮番号を、前記順番通りに付与するステ
    ップと、 前記仮番号が付与されていない前記複数の領域のうち、
    前記X方向において前記一端側に位置する第2の前記領
    域に、前記第1の領域の前記仮番号とは前記行要素また
    は前記列要素の他方のみが異なり該他方の要素に1を加
    算してなる第2の前記仮番号を付与するステップと、 前記第2の領域を除く前記仮番号が付与されていない前
    記複数の領域のうち、前記第2の領域に対して、前記X
    方向において同じ位置に相当する前記領域を検索するス
    テップと、 前記検索された前記複数の領域を、前記X方向において
    前記一端側に近い順番に配列するステップと、 前記配列された前記複数の領域に、前記第2の仮番号の
    うちの前記行要素または前記列要素の前記一方のみが異
    なり前記順番に従う仮番号を、前記順番通りに付与する
    ステップとを備えてなり、 前記文字領域番号を付与するステップは、 前記仮番号が付与された前記複数の領域のうち、前記X
    方向において前記一端側に位置する複数の前記領域を互
    いに比較して、前記Y方向における一端側に近い順番に
    配列するステップと、 前記配列された前記複数の領域のそれぞれに、該配列さ
    れた前記複数の領域の前記仮番号のうちの前記行要素ま
    たは前記列要素の前記他方のみを、前記順番通りの値に
    変更してなる前記文字領域番号を付与するステップと、 前記文字領域番号が付与された前記複数の領域を除く前
    記仮番号が付与された前記領域を対象として、前記文字
    領域番号が付与された前記複数の領域のそれぞれと前記
    X方向において同じ位置に相当する前記仮番号が付与さ
    れた領域のそれぞれに、前記文字領域番号が付与された
    前記複数の領域のそれぞれの該文字領域番号に対応する
    文字領域番号を付与するステップとを備えた捺印文字検
    査方法。
  8. 【請求項8】 第1の被検査面の画像データから複数の
    文字データを検出する手段と、 前記検出された前記複数の文字データから前記検出され
    た前記複数の文字データにおける検査対象とすべき文字
    データの位置を特定するための設定条件に基づいて、基
    準文字データ設定する手段と、 第2の被検査面の画像データおよび前記基準文字データ
    に基づいて、前記第2の被検査面上の文字が正常である
    か否かを判定する手段とを備えた捺印文字検査装置。
  9. 【請求項9】 第1の被検査面の画像データから複数の
    文字データを検出する手段と、 前記検出された前記複数の文字データから設定条件に基
    づいて基準文字データを設定する手段と、 第2の被検査面の画像データおよび前記基準文字データ
    に基づいて、前記第2の被検査面上の文字が正常である
    か否かを判定する手段とを備え、 前記基準文字データを設定する手段は、 前記複数の文字データのそれぞれの少なくとも一部の、
    前記第1の被検査面における相対位置を検出する手段
    と、 前記設定条件として、被検査面における検査対象文字の
    相対位置を示すデータを供給する手段と、 前記供給された前記相対位置を示すデータ、前記検出さ
    れた前記文字データの相対位置を示すデータおよび前記
    第1の被検査面の画像データに基づいて、前記基準文字
    データを設定する手段とを備えた捺印文字検査装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載の捺印文字検
    査装置において、 前記複数の文字データを検出する手段は、 前記第1の被検査面の画像データを二値化する手段と、 前記二値化された前記第1の被検査面の画像データに基
    づいて、前記二値化された前記第1の被検査面の画像デ
    ータを構成する画素データのうち同じ値の前記画素デー
    タが連続して配列される部分を、前記文字データとして
    認定する手段とを備えた捺印文字検査装置。
  11. 【請求項11】 請求項8またはに記載の捺印文字検
    査装置において、 前記複数の文字データを検出する手段は、 前記第1の被検査面の画像データを二値化する手段と、 前記二値化された前記第1の被検査面の画像データに基
    づいて、前記二値化された前記第1の被検査面の画像デ
    ータを構成する画素データのうち同じ値の前記画素デー
    タが連続して配列される部分を、単位データとして認定
    する手段と、 前記認定された前記単位データのうち、前記単位データ
    の領域が一定範囲に含まれるか否かを判定する手段と、 前記判定の結果、その領域が前記一定範囲に含まれる前
    記単位データについては、前記文字データと認定し、そ
    の領域が前記一定範囲に含まれない前記単位データにつ
    いては、前記文字データとは認定しない手段とを備えた
    捺印文字検査装置。
  12. 【請求項12】 請求項8から11のいずれかに記載の
    捺印文字検査装置において、 前記第2の被検査面上の文字が正常であるか否かを判定
    する手段は、 前記第2の被検査面の画像データおよび前記基準文字デ
    ータに基づいて、相関値演算を行う手段と、 前記演算の結果、演算値が判定値以上であれば、前記第
    2の被検査面上の文字が正常であると判定し、前記演算
    値が判定値未満であれば、前記第2の被検査面上の文字
    が正常ではないと判定する手段とを備えた捺印文字検査
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の捺印文字検査装置に
    おいて、 前記相関値演算を行う手段は、 前記第2の被検査面の画像データのうち、前記基準文字
    データの領域に対応する範囲から一定値広げた範囲に対
    応する部分と、前記基準文字データに基づいて、前記相
    関値演算を行う捺印文字検査装置。
  14. 【請求項14】 請求項記載の捺印文字検査装置にお
    いて、 前記複数の文字データのそれぞれの少なくとも一部の前
    記相対位置を検出する手段は、 前記複数の文字データのそれぞれの少なくとも一部に、
    それぞれの領域を設定する手段と、 前記設定された複数の前記領域のそれぞれに、行要素と
    列要素とを有する仮番号を付与する手段と、 前記仮番号に基づいて、前記相対位置を示す文字領域番
    号を、前記複数の文字データのそれぞれの少なくとも一
    部に付与する手段とを備えてなり、 前記仮番号を付与する手段は、 前記複数の領域を互いに比較して、X方向およびY方向
    のうちの前記X方向において一端側に位置する第1の前
    記領域に、第1の前記仮番号を付与する手段と、 前記第1の領域を除く前記複数の領域のうち、前記第1
    の領域に対して、前記X方向において同じ位置に相当す
    る前記領域を検索する手段と、 前記検索された複数の前記領域を、前記X方向において
    前記一端側に近い順番に配列する手段と、 前記配列された前記複数の領域に、前記第1の仮番号の
    うちの前記行要素または前記列要素の一方のみが異なり
    前記順番に従う仮番号を、前記順番通りに付与する手段
    と、 前記仮番号が付与されていない前記複数の領域のうち、
    前記X方向において前記一端側に位置する第2の前記領
    域に、前記第1の領域の前記仮番号とは前記行要素また
    は前記列要素の他方のみが異なり該他方の要素に1を加
    算してなる第2の前記仮番号を付与する手段と、 前記第2の領域を除く前記仮番号が付与されていない前
    記複数の領域のうち、前記第2の領域に対して、前記X
    方向において同じ位置に相当する前記領域を検索する手
    段と、 前記検索された前記複数の領域を、前記X方向において
    前記一端側に近い順番に配列する手段と、 前記配列された前記複数の領域に、前記第2の仮番号の
    うちの前記行要素または前記列要素の前記一方のみが異
    なり前記順番に従う仮番号を、前記順番通りに付与する
    手段とを備えてなり、 前記文字領域番号を付与する手段は、 前記仮番号が付与された前記複数の領域のうち、前記X
    方向において前記一端側に位置する複数の前記領域を互
    いに比較して、前記Y方向における一端側に近い順番に
    配列する手段と、 前記配列された前記複数の領域のそれぞれに、該配列さ
    れた前記複数の領域の前記仮番号のうちの前記行要素ま
    たは前記列要素の前記他方のみを、前記順番通りの値に
    変更してなる前記文字領域番号を付与する手段と、 前記文字領域番号が付与された前記複数の領域を除く前
    記仮番号が付与された前記領域を対象として、前記文字
    領域番号が付与された前記複数の領域のそれぞれと前記
    X方向において同じ位置に相当する前記仮番号が付与さ
    れた領域のそれぞれに、前記文字領域番号が付与された
    前記複数の領域のそれぞれの該文字領域番号に対応する
    文字領域番号を付与する手段とを備えた捺印文字検査装
    置。
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