JP3199063B2 - テレビジョン受信装置 - Google Patents

テレビジョン受信装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星放送又は衛星
放送と地上波放送の両放送を受信するテレビジョン受信
装置に関し、特に、受信放送の有無を含む放送信号の信
号判別技術に係わる。
【0002】
【従来の技術】現行の衛星放送は標準テレビジョン信号
方式であるNTSC方式で放送しているが、数年後には
帯域圧縮型テレビジョン信号方式であるMUSE方式の
放送が始まる。放送開始当初はMUSE方式のソフトが
少ないため、MUSE方式とNTSC方式の両方式で放
送される。この両方式はほとんどコンパチビリティがな
いので、受信放送の方式に基づいて画面の偏向サイズ・
偏向周波数等のデータを可変する必要性があり、放送信
号の方式を判別しなければならない。
【0003】この放送信号の方式判別手段として例えば
MUSE信号を復調するMUSEデコーダに内蔵された
PLL(フェーズ・ロックド・ループ)回路のロック・
アンロック状態を検出して判別する手段を本出願人は先
に提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PLL
回路のロック・アンロック状態より判別する手段はMU
SE方式かそうでないかの判別を正確に行うことができ
る利点を有する反面、応答スピードが遅いという欠点が
ある。そのため、例えばテレビチャンネルのアップ・ダ
ウンキーで選局を行う場合、通常600msec〜800ms
ecの待ち時間を保持してチャンネルスキャンするが、P
LL回路がロック状態となるまでの引込み時間が最悪の
とき2〜3秒要するため結果としてMUSE信号でない
と判別してMUSE放送チャンネルをキャッチできない
こともある。
【0005】また、受信放送がない場合には当該チャン
ネル等の管面表示をすることが好ましいが、PLL回路
のロック・アンロック状態のみの検出ではNTSC方式
か受信放送なしかの判別が不可能である。
【0006】衛星放送と地上波放送の両放送を受信でき
るテレビジョン受信装置においても放送信号の方式を判
別する必要があるために前記と同様の不都合がある。
【0007】そこで、本発明は衛星放送と地上波放送の
両放送を受信する装置にあって受信放送なしの判断を含
む信号判別が高速にできるテレビジョン受信装置を提供
することを目的とする。また、本発明は衛星放送と地上
波放送の両放送を受信する装置にあって受信放送なしの
判断を含む一応の信号判別が高速にできると共にその後
に正確な信号判別結果をも得られるテレビジョン受信装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1の発明に係るテレビジョン受信装置は、衛星
放送の標準方式のテレビジョン放送と帯域圧縮方式のテ
レビジョン放送を受信するBSチューナ部と、前記BS
チューナ部から出力されるの複数の復調信号に対応した
複数のデコーダ部とを備えたテレビジョン受信装置にお
いて、受信信号の有り・無しを前記デコーダ部より前の
段階で検出する受信信号検出部と、前記BSチューナ部
から出力される標準方式テレビジョン信号に含まれる音
声キャリアの有り・無しを検出する音声キャリア検出部
と、前記受信信号検出部と前記音声キャリア検出部の検
出結果の組み合わせにより放送方式を判別する衛星放送
判別部と、地上波放送の標準方式のテレビジョン放送を
受信するU/Vチューナ部と、U/Vチューナ部におけ
る受信信号の有無を検出する地上波受信信号検出部と、
衛星放送と地上波放送とを選択して受信するのに伴って
前記衛星放送判別部による判別結果と前記地上波受信信
号検出部による検出結果とを選択する選択部とを備えた
ものである。
【0009】上記目的を達成するための請求項2の発明
に係るテレビジョン受信装置は、衛星放送の標準方式の
テレビジョン放送と帯域圧縮方式のテレビジョン放送を
受信するBSチューナ部と、前記BSチューナ部から出
力される複数の復調信号に対応した複数のデコーダ部と
を備えたテレビジョン受信装置において、受信信号の有
無を前記デコーダ部より前の段階で検出する受信信号検
出部と、前記BSチューナ部から出力される標準方式テ
レビジョン信号に含まれる音声キャリアの有無を検出す
る音声キャリア検出部と、前記受信信号検出部と前記音
声キャリア検出部の検出結果の組み合わせにより放送方
式を判別する衛星放送判別部と、前記複数のデコーダ部
のうちの一つは帯域圧縮方式のテレビジョン放送を処理
する帯域圧縮信号デコーダ部であって、かつ前記帯域圧
縮信号デコーダ部に内蔵されるPLL回路のロック状態
を検出するPLLロック検出部と、前記衛星放送判別部
による判別結果と前記PLLロック検出部の検出結果と
から放送方式を判別する放送方式判別部と、地上波放送
の標準方式のテレビジョン放送を受信するU/Vチュー
ナ部と、U/Vチューナ部における受信信号の有り・無
しを検出する地上波受信信号検出部と、衛星放送と地上
波放送とを選択して受信するのに伴って前記放送方式判
別部による判別結果と前記地上波受信信号検出部による
検出結果とを選択する選択部にとを備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図1には、テレビジョン受信装置の回路
ブロック図が示されている。図1において、BSアンテ
ナ1の出力はBSチューナ部2に導かれている。BSチ
ューナ部2は衛星放送の帯域圧縮型テレビジョン放送信
号であるMUSE方式と標準テレビジョン放送信号であ
るNTSC方式の両方を受信し、選局手段3から送られ
てくる選局信号に基づいて所望周波数(所望チャンネ
ル)の信号をピックアップする。このBSチューナ部2
の出力はMUSEデコーダ4とNTSCデコーダ5とP
CMデコーダ6にそれぞれ導かれている。MUSEデコ
ーダ4は入力信号がMUSE方式か否かを内蔵のPLL
回路にて判別し、MUSE方式であれば入力信号を赤
(R)、緑(G)、青(B)の各色信号に復調して出力
する。又、このMUSEデコーダ4には外部接続機器で
あるMUSE・VTR15が接続されている。NTSC
デコーダ5は入力信号がNTSC方式であれば入力信号
を輝度信号(Y)と所定係数がかけられた2つの色差信
号(R−Y),(B−Y)とから成る信号に復調して出
力する。PCMデコーダ6は衛星放送のNTSC方式の
音声信号(PCM信号で4相PSK方式)を復調して出
力する。尚、MUSE方式の音声信号は図示しない音声
デコーダで復調される。
【0011】また、テレビジョン受信装置にはBS受信
放送有無検出部7とキャリア有無検出部8の二つの検出
部が設けられている。BS受信放送有無検出部7はBS
チューナ部2の受信放送の有り・無しを検出するもの
で、その具体的構成が図2及び図3に示されている。
【0012】図2において、受信放送有無検出部7は比
較器11にて構成されている。この比較器11の+入力
端子にはBSチューナ部2に内蔵されたオートゲインコ
ントロール(AGC)回路の出力電圧が導かれ、比較器
11の−入力端子には基準電圧が導かれている。而し
て、BSチューナ部2に受信放送が有るとAGC電圧が
基準電圧より高くなって比較器11がH信号を、受信放
送が無いとAGC電圧が基準電圧より低く比較器11が
L信号をそれぞれBS用判別手段10に出力する。
【0013】図3において、受信放送有無検出部7は低
域バンドパスフィルタ12と高域バンドパスフィルタ1
3と比較器14とから構成されている。低域バンドパス
フィルタ12と高域バンドパスフィルタ13にはBSチ
ューナ部2の出力である復調信号が導かれている。低域
バンドパスフィルタ12の通過帯域はMUSE信号とN
TSC信号の双方の周波数帯域に設定され、高域バンド
パスフィルタ13の通過帯域はそれ以上高域の無信号帯
域に設定されている。低域バンドパスフィルタ12の出
力は比較器14の+入力端子に、高域バンドパスフィル
タ13の出力は比較器14の−入力端子にそれぞれ導か
れている。チューナ部2に受信放送が有ると低減バンド
パスフィルタ12の出力電圧が高域バンドパスフィルタ
13の出力電圧より高くなるため比較器14がH信号
を、受信放送が無いと低減バンドパスフィルタ12の出
力電圧が高域バンドパスフィルタ13の出力電圧と同値
のため比較器14がL信号をそれぞれBS用判別手段1
0に出力する。
【0014】再び図1に戻り、キャリア有無検出部8
は、例えばNTSC方式の音声信号のキャリア周波数帯
域を通過帯域とするバンドパスフィルタを有している。
このバンドパスフィルタにはPCMデコーダ6から音声
信号が入力されており、バンドパスフィルタの出力から
キャリアが連続的に出力されればH信号を、キャリアが
連続的に出力されなければL信号をそれぞれBS用判別
手段10に出力する。BS用判別手段10は上記出力信
号に基づいて下記表1に示す判別信号を偏向制御回路等
のMUSE方式とNTSC方式ではオフセットデータが
異なる各種回路に出力する。
【0015】
【表1】
【0016】上記構成において、選局手段3によって選
局信号がBSチューナ部2に出力されると、BSチュー
ナ部2が所定周波数(チャンネル)の信号を受信するべ
く動作し、受信信号があれば受信信号がMUSEデコー
ダ4、NTSCデコーダ5、PCMデコーダ6等に出力
される。そして、BSチューナ部2のAGC出力がBS
受信放送有無検出部7に、PCMデコーダ6に入力され
る音声信号がキャリア有無検出部8にそれぞれ導かれ、
これら検出部7,8の出力状態に応じてBS用判別手段
10が判別信号を出力する。上記動作において、受信放
送の有り・無し及び音声信号のキャリアの有り・無しは
共に高速(10msec程度)に検出できるため、高速に信
号判別可能である。
【0017】二点鎖線で示すPLLロック・アンロック
検出部9は例えば比較器を有し、この比較器にMUSE
デコーダ4に内蔵されているPLL回路の出力が導かれ
ている。そして、PLL回路がロック状態のときH信号
を、アンロック状態のときL信号をそれぞれBS用判別
手段10に出力する。BS用判別手段10は最初送られ
てくるBS受信放送有無検出部7とキャリア有無検出部
8の出力信号によって上記表1に示す判別信号を出力す
る。そして、後に送られてくるPLLロック・アンロッ
ク検出部9の出力信号を加えて下記表2に示す判別信号
を再び出力する。
【0018】
【表2】
【0019】上記構成において、選局手段3によって選
局信号がBSチューナ部2に出力されると、上記と同様
に動作してBSチューナ部2のAGC出力がBS受信放
送有無検出部7に、PCMデコーダ6に入力される音声
信号がキャリア有無検出部8に、MUSEデコーダ4の
PLL回路の出力がPLLロック・アンロック検出部9
にそれぞれ導かれる。高速に検出されるBS受信放送有
無検出部7とキャリア有無検出部8の出力が先ずBS用
判別手段10に送られて、これらの出力状態に応じた暫
定的な判別信号を出力する。そして、600msec〜80
0msecの検出時間がかかるPLLロック・アンロック検
出部9の出力が次に送られて、この検出結果を上記検出
結果に付加して得た判別信号を出力する。BS受信放送
有無検出部7はAGC電圧を、キャリア有無検出部8は
キャリアの有無を検出するため妨害電波で誤動作する場
合があるが、PLLロック・アンロック検出部9は妨害
電波に強くMUSE方式であるか否かの判別を正確に行
うため、高速に一応の信号判別結果が得られると共にそ
の後に正確な判別結果が得られる。
【0020】又、図1のテレビジョン受信装置は、衛星
放送受信系の他に地上波放送受信系をも有し、U/Vア
ンテナ16の出力はU/Vチューナ部17に導かれてい
る。U/Vチューナ部17は地上波放送のNTSC方式
を受信し、選局手段3から送られてくる選局信号に基づ
いて所望周波数(チャンネル)の信号を受信する。U/
Vチューナ部17の出力は切換スイッチSW1 を介して
NTSCデコーダ5に導かれている。この切換スイッチ
SW1は衛星放送と地上波放送を選択的に切換えるもの
で選局手段3からの切換信号によって制御される。NT
SCデコーダ5の出力は切換スイッチSW2に導かれ、
この切換スイッチSW2 は出力する信号をNTSCデコ
ーダ5が出力する映像信号か内部同期信号発生器18の
出力する同期信号かを切換える。この切換スイッチSW
2 は下記する切換スイッチSW3を介して送られてくる
信号が放送信号なしを示すものであれば内部同期信号発
生器18側に、それ以外であればNTSCデコーダ5側
に切換位置を切換える。
【0021】また、U/Vチューナ部17の出力は同期
分離回路19にも導かれている。同期分離回路19は映
像信号中の同期信号(垂直同期信号、水平同期信号)を
分離してU/V用判別手段20に出力する。U/V用判
別手段20はU/Vチューナ部17に受信放送があるか
否かを検出するもので、その具体的構成が図4及び図5
にそれぞれ示されている。
【0022】図4において、U/V用判別手段20はC
PU21とカウンタ22とメモリ23とから構成されて
いる。CPU21は抜き取り手段と識別手段とを有して
いる。抜き取り手段は垂直同期信号V以外の区間で、且
つ、垂直同期信号の周期未満の区間である例えば2msec
間の水平同期信号Hを抜き取り、これを一定間隔置きに
繰り返す。抜き取り手段により抜き取られた水平同期信
号Hはカウンタ22に送られ、カウンタ22が水平同期
信号Hの数をカウントする。カウンタ22のカウント値
はメモリ23に書き込まれ、識別手段がこのメモリ23
のカウント値を読み出して受信信号の有無を判別する。
2msec間の水平同期信号Hのパルス数が30〜35個以
内であればNTSC方式、それ以外であれば放送信号ナ
シと判別し、この判別結果を示す判別信号が切換スイッ
チSW3 の切換端子aに導かれている。 図5にはU/
V用判別手段20の他の実施例が示されている。この回
路ブロックの各部のタイムチャート図が図6に示されて
いる。U/V用判別手段20は抜き取り手段24を有
し、この抜き取り手段24に垂直同期信号Vと水平同期
信号Hがそれぞれ導かれている。抜き取り手段24はタ
イマー回路25とアンド回路26から成り、タイマー回
路25に垂直同期信号Vが入力されている。このタイマ
ー回路25には発振器27の発振周波数を分周器28で
分周したクロックが入力されている。タイマー回路25
は垂直同期信号Vを入力すると、出力をH信号からL信
号に切換えると共に前記クロックのカウントを開始し、
所定カウント数になるとリセットされて出力をL信号か
らH信号に切換える。即ち、垂直同期信号の区間T0
けL信号を出力する。アンド回路26には前記水平同期
信号Hとタイマー回路25の出力と発振器27の発振周
波数を分周器29で分周したパルス信号がそれぞれ入力
されている。このパルス信号のパルス幅Tはほぼ2msec
に設定してある。アンド回路26は入力信号のアンド条
件をとるため、垂直同期信号V区間以外で2msec間に入
力される水平同期信号Hを出力する。このアンド回路2
6の出力はカウンタ30に入力されている。カウンタ3
0には分周器29の出力が導かれ、この出力信号の立上
りでカウントを開始し、立下りでリセットすると共にこ
のリセット直前のカウント値を識別手段31に出力す
る。識別手段31は複数のディジタル比較器を有し、カ
ウント値より上記と略同様にして放送信号が有るか否か
を判別し、この判別結果を示す判別信号が切換スイッチ
SW3の切換端子aに導かれている。尚、図2及び図3
にそれぞれ示す手段によって地上波放送の放送信号の有
無を検出するよう構成してもよい。
【0023】前記切換スイッチSW3 の他の切換端子b
にはBS用判別手段10の判別信号が導かれ、この切換
スイッチSW3 によって二つの判別手段10,20の出
力を選択的に切換える。この切換スイッチSW3 の出力
は切換信号として他の切換スイッチSW2 に導かれてい
ると共にMUSE方式とNTSC方式ではオフセットデ
ータが異なる各種回路に導かれている。前記選局手段3
はユーザの選局指令に応じてBSチューナ部2又はU/
Vチューナ部17に選局信号を出力すると共に衛星放送
と地上波放送の内いずれの放送が選択されたかを示す信
号を二つの切換スイッチSW1,SW3にそれぞれ出力す
る。
【0024】上記構成において、ユーザが衛星放送の任
意のチャンネルを選択すると、選局手段3が選局信号を
BSチューナ部2に出力すると共に衛星放送が選択され
た旨の信号を切換スイッチSW1,SW3に出力する。す
ると、図1に示す如く切換スイッチSW1 がBSチュー
ナ部2側に、切換スイッチSW3 がBS用判別手段10
側にそれぞれ切換えられる。そして、受信信号の判別が
できるため、高速に信号判別される。
【0025】また、ユーザが地上波放送の任意のチャン
ネルを選択すると、選局手段3が選局信号をU/Vチュ
ーナ部17に出力すると共に地上波放送が選択された旨
の信号を切換スイッチSW1,SW3に出力する。する
と、切換スイッチSW1 がU/Vチューナ部17側に、
切換スイッチSW3 がU/V用判別手段20側にそれぞ
れ切換えられる。そして、U/V用判別手段20が放送
信号の有無を検出する。このU/V用判別手段20は上
述の如く高速に放送信号の有無を検出するため高速に信
号判別される。又、BS用判別手段10又はU/V用判
別手段20が放送信号無しの判別信号を出力すると、切
換スイッチSW2 が内部同期信号発生器18側に切換え
られて同期信号が出力される。そして、この同期信号に
よって「放送信号なし」等の画面表示が行われる。従っ
て、衛星放送と地上波放送の両放送について、受信放送
なしの判断を含む一応の信号判別が高速にできると共に
上記判別結果の後に正確な判別結果も得られる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、第1の発明によれ
ば、衛星放送の標準方式のテレビジョン放送と帯域圧縮
方式のテレビジョン放送を受信するBSチューナ部と、
このBSチューナ部から出力される複数の復調信号に対
応した複数のデコーダ部とを備えたテレビジョン受信装
置において、BSチューナ部の受信信号の有無をデコー
ダ部より前の段階で検出するとともに、標準テレビジョ
ン信号に含まれる音声キャリアの有無を検出し、両者の
検出結果から放送方式を判別することにより、受信放送
なしの判別を含む放送方式の判別を即座にできるもので
ある。又、地上波放送側の受信放送の有無も同様にして
検出できるため、選局状態に応じて衛星放送についての
判断結果と地上波放送についての検出結果を選択するこ
とにより、衛星放送と地上波放送について受信放送なし
の判断を含む放送方式の判別を即座にできるものであ
る。
【0027】第2の発明によれば、第1の発明におい
て、複数のデコーダ部のうちの一つは帯域圧縮方式のテ
レビジョン放送を処理する帯域圧縮信号デコーダ部であ
って、このデコーダ部に内蔵されるPLL回路のロック
状態を検出し、この検出結果を第1の発明の判別結果に
加えて放送方式を最終的に判別することにより、受信放
送なしを含む放送方式の判別を即座にできるとともに、
その後に正確な放送方式の判別結果も得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるテレビジョン受信装置の回路ブ
ロック図。
【図2】この発明によるBS受信放送有無検出部の回路
ブロック図。
【図3】この発明の他の実施例によるBS受信放送有無
検出部の回路ブロック図。
【図4】この発明によるU/V用判別手段の回路ブロッ
ク図。
【図5】この発明の他の実施例によるU/V用判別手段
の回路ブロック図。
【図6】図5のU/V用判別手段のタイムチャート。
【符号の説明】
2…BSチューナ部、7…BS受信放送有無検出部、8
…キャリア有無検出部、9…PLLロック・アンロック
検出部、10…BS用判別手段、17…U/Vチューナ
部、20…U/V用判別手段、SW3…切換スイッチ
(選択手段)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星放送の標準方式のテレビジョン放送
    と帯域圧縮方式のテレビジョン放送を受信するBSチュ
    ーナ部と、前記BSチューナ部から出力される複数の復
    調信号に対応した複数のデコーダ部とを備えたテレビジ
    ョン受信装置において、 受信信号の有り・無しを前記デコーダ部より前の段階で
    検出する受信信号検出部と、 前記BSチューナ部から出力される標準方式テレビジョ
    ン信号に含まれる音声キャリアの有り・無しを検出する
    音声キャリア検出部と、 前記受信信号検出部と前記音声キャリア検出部の検出結
    果の組み合わせにより放送方式を判別する衛星放送判別
    部と、 地上波放送の標準方式のテレビジョン放送を受信するU
    /Vチューナ部と、 U/Vチューナ部における受信信号の有り・無しを検出
    する地上波受信信号検出部と、 衛星放送と地上波放送とを選択して受信するのに伴って
    前記衛星放送判別部による判別結果と前記地上波受信信
    号検出部による検出結果とを選択する選択部とを備えた
    ことを特徴とするテレビジョン受信装置。
  2. 【請求項2】 衛星放送の標準方式のテレビジョン放送
    と帯域圧縮方式のテレビジョン放送を受信するBSチュ
    ーナ部と、前記BSチューナ部から出力される複数の復
    調信号に対応した複数のデコーダ部とを備えたテレビジ
    ョン受信装置において、 受信信号の有り・無しを前記デコーダ部より前の段階で
    検出する受信信号検出部と、 前記BSチューナ部から出力される標準方式テレビジョ
    ン信号に含まれる音声キャリアの有り・無しを検出する
    音声キャリア検出部と、 前記受信信号検出部と前記音声キャリア検出部の検出結
    果の組み合わせにより放送方式を判別する衛星放送判別
    部と、 前記複数のデコーダ部のうちの一つは帯域圧縮方式のテ
    レビジョン放送を処理する帯域圧縮信号デコーダ部であ
    って、 かつ前記帯域圧縮信号デコーダ部に内蔵されるPLL回
    路のロック状態を検出するPLLロック検出部と、 前記衛星放送判別部による判別結果と前記PLLロック
    検出部の検出結果とから放送方式を判別する放送方式判
    別部と、 地上波放送の標準方式のテレビジョン放送を受信するU
    /Vチューナ部と、 U/Vチューナ部における受信信号の有り・無しを検出
    する地上波受信信号検出部と、 衛星放送と地上波放送とを選択して受信するのに伴って
    前記放送方式判別部による判別結果と前記地上波受信信
    号検出部による検出結果とを選択する選択部とを備えた
    ことを特徴とするテレビジョン受信装置。
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