JP3198955U - ソーラーモジュール装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】防水機能に優れたソーラーモジュール装置を提供する。【解決手段】ソーラーパネルユニット1を保持するフレームユニット2と、フレームユニットに配置されている防水手段3とを備える。フレームユニットは、取付け溝がある第1のフレーム枠21と、第1のドッキング部222がある第2のフレーム枠22と、第1のドッキング部と接続できる第2のドッキング部232がある第3のフレーム枠23と、取付け溝に挿し込める取付け突起がある第4のフレーム枠24と、を有する。防水手段は、第1のフレーム枠の上面において突起し、第1のフレーム枠が第4のフレーム枠と連結する際、第4のフレーム枠に当接できる第1の防水ストリップ31と、各フレーム枠に形成された保持溝にそれぞれ嵌め込まれている複数の第2の防水ストリップと、を有する。【選択図】図1
Description
本考案は、ソーラーモジュール装置に関し、特に防水機能に優れ且つ各種の屋根に合わせて設置されることができるソーラーモジュール装置に関する。
太陽電池モジュールとも称されるソーラーモジュールは、屋根に設置される場合が多く、そして屋根に設置されるソーラーモジュールは屋根の上で風雨に晒される時間も長いため、雨などの水分がパネルの内部に進入すると発電機能や蓄電機能が損なわれるので、その防水機能の良否は特に重要視される。
また、屋根の形状は地域や文化によって異なるので、各種の屋根に合わせて設置できる設置可能性の高さも重要である。
本考案は、防水機能に優れ且つ各種の屋根に合わせて設置することができるソーラーモジュール装置の提供を目的とする。
上記目的を達成する手段として、本考案は、平行四辺形に形成されたソーラーパネルユニットと、前記ソーラーパネルユニットを周りから保持しているフレームユニットと、前記フレームユニットに配置されている防水手段と、を備えたソーラーモジュール装置であって、前記フレームユニットは、前記ソーラーパネルユニットの一端部の周縁に沿って延伸し、前記ソーラーパネルユニットの対応の端部を外から受け入れて保持する第1の保持溝が形成されていると共に、該第1の保持溝が形成されている側の反対側において開口する取付け溝が形成されている第1のフレーム枠と、前記第1のフレーム枠が延伸する2つの端部における1つの端部から前記第1のフレーム枠と所定の角度を成して延伸し、前記ソーラーパネルユニットの対応の端部を外から受け入れて保持する第2の保持溝が形成されていると共に、該第2の保持溝が形成されている側の反対側に第1のドッキング部が形成されている第2のフレーム枠と、前記第1のフレーム枠が延伸する2つの端部における前記1つの端部の反対側にある他の1つの端部から前記第2のフレーム枠と平行するように延伸し、前記ソーラーパネルユニットの対応の端部を外から受け入れて保持する第3の保持溝が形成されていると共に、該第3の保持溝が形成されている側の反対側に、他の1つの前記ソーラーモジュール装置が備えたフレームユニットにおける前記第2のフレーム枠に形成された前記第1のドッキング部と接続することができる第2のドッキング部が形成されている第3のフレーム枠と、両端が前記第2のフレーム枠及び前記第3のフレーム枠それぞれの前記第1のフレーム枠から離れた端部に接し、前記第1のフレーム枠と平行するように延伸すると共に、前記ソーラーパネルユニットの対応の端部を外から受け入れて保持する第4の保持溝が形成され、且つ、該第4の保持溝が形成されている側の反対側に、他の1つの前記ソーラーモジュール装置が備えたフレームユニットにおける前記第1のフレーム枠に形成された前記取付け溝に挿し込むことができる取付け突起が形成されている第4のフレーム枠と、を有し、前記防水手段は、前記第1のフレーム枠の上面において突起し且つ該第1のフレーム枠の延伸方向に沿って延伸するように配置形成され、該第1のフレーム枠に形成された前記取付け溝が他の1つの前記ソーラーモジュール装置が備えたフレームユニットにおける前記第4のフレーム枠に形成された前記取付け突起を受け入れて該第4のフレーム枠と連結する際、該第4のフレーム枠に当接することにより、互いに連結する該第1のフレーム枠と該第4のフレーム枠との間にある隙間を塞いで水の通過を阻止することができる第1の防水ストリップと、前記第1のフレーム枠と前記第2のフレーム枠と前記第3のフレーム枠と前記第4のフレーム枠にそれぞれ形成された前記第1の保持溝と前記第2の保持溝と前記第3の保持溝と前記第4の保持溝との中にそれぞれ嵌め込まれ、前記第1の保持溝と前記第2の保持溝と前記第3の保持溝と前記第4の保持溝とが前記ソーラーパネルユニットの対応の端部を外から受け入れて保持する際に圧縮されて、水が前記ソーラーパネルユニットと前記フレームユニットとの間にある隙間に侵入することを阻止することができる複数の第2の防水ストリップと、を有することを特徴とするソーラーモジュール装置を提供する。
上記構成によれば、本考案のソーラーモジュール装置は、防水手段が有する第1の防水ストリップで水が各フレームユニット間にある隙間に侵入することを阻止することができると共に、ソーラーパネルユニットを保持する各保持溝内に配置される第2の防水ストリップで水がソーラーパネルユニットとフレームユニットとの間にある隙間に侵入することを阻止することができるので優れた防水機能を有し、且つ第1のフレーム枠に形成される取付け溝と、第4のフレーム枠に形成される取付け突起とによる縦方向での連結と、第2のフレーム枠に形成される第1のドッキング部と第3のフレーム枠に形成される第2のドッキング部とによる横方向での連結とが可能であるので、各種の屋根に合わせて設置されることもできる。
以下は各図面に参照しながら本考案のソーラーモジュール装置の構成及び各好ましい実施形態について詳しく説明する。
図1〜図11に本考案のソーラーモジュール装置の第1の好ましい実施形態の構成が示されており、図1及び図2に示されているように、本考案のソーラーモジュール装置の第1の好ましい実施形態は、周縁が平行四辺形に形成されたソーラーパネルユニット1と、該ソーラーパネルユニット1を周縁から保持するフレームユニット2と、フレームユニット2に配置されている防水手段3と、屋根5において横方向に延伸する桁51に固定されることができると共に、フレームユニット2を保持することができる固定手段4と、を備えている。
ソーラーパネルユニット1としては、日照を受けて稼動し、太陽光のエネルギーを電力に変換する太陽電池セルを複数有するパネル状ソーラーモジュールが用いられる。また、この実施形態におけるソーラーパネルユニット1は、矩形に形成されている。
図3に示されているように、フレームユニット2は、第1のフレーム枠21と、第2のフレーム枠22と、第3のフレーム枠23と、第4のフレーム枠24とを有し、該第1のフレーム枠21と、第2のフレーム枠22と、第3のフレーム枠23と、第4のフレーム枠24とで、矩形に形成されたソーラーパネルユニット1を周縁の4方向から囲みながら保持するものである。
第1のフレーム枠21は、ソーラーパネルユニット1の一端部の周縁に沿って延伸し、ソーラーパネルユニット1の対応の端部を外から受け入れて保持する第1の保持溝211が形成されていると共に、該第1の保持溝211が形成されている側の反対側において開口する取付け溝212が形成されている。
第2のフレーム枠22は、第1のフレーム枠21が延伸する2つの端部における1つの端部(この実施形態では図1における右側の端部)から第1のフレーム枠21と所定の角度(この実施形態では直角)を成して延伸し、ソーラーパネルユニット1の対応の端部を外から受け入れて保持する第2の保持溝221が形成されていると共に、該第2の保持溝221が形成されている側の反対側に第1のドッキング部222が形成されている。
図4に示されているように、この実施形態において、第2のフレーム枠22に形成された第1のドッキング部222には、上方に向かって開口する受け入れ溝223と排水溝224とが互いに並列して該第2のフレーム枠22の延伸方向に沿って形成されている。
第3のフレーム枠23は、第1のフレーム枠21が延伸する2つの端部における前記1つの端部の反対側にある他の1つの端部(この実施形態では図1における左側の端部)から第2のフレーム枠22と平行するように延伸し、ソーラーパネルユニット1の対応の端部を外から受け入れて保持する第3の保持溝231が形成されていると共に、該第3の保持溝231が形成されている側の反対側に、他の1つのソーラーモジュール装置が備えたフレームユニット2における第2のフレーム枠22に形成された第1のドッキング部222と接続することができる第2のドッキング部232が形成されている。
図5に示されているように、この実施形態において、第3のフレーム枠23に形成された第2のドッキング部232には、下方へ突起して、他の1つのソーラーモジュール装置が備えたフレームユニット2における第2のフレーム枠22の第1のドッキング部222に形成された受け入れ溝223に挿し込むことができるドッキング突起233が該第3のフレーム枠23の延伸方向に沿って形成されている。
第2のフレーム枠22に形成された第1のドッキング部222と第3のフレーム枠23に形成された第2のドッキング部232とをこのように構成することによって、第1のドッキング部222と第2のドッキング部232とは図6に示されているように、第2のドッキング部232に形成されるドッキング突起233を他の1つのソーラーモジュール装置が備えたフレームユニット2における第2のフレーム枠22の第1のドッキング部222に形成された受け入れ溝223に挿し込むことによって該2つのソーラーモジュール装置を横方向で連結すると共に、第1のドッキング部222に形成されている排水溝224で排出しようとする雨水などを案内することができる。
第4のフレーム枠24は、両端が第2のフレーム枠22及び第3のフレーム枠23それぞれの第1のフレーム枠21から離れた端部に接し、第1のフレーム枠21と平行するように延伸すると共に、ソーラーパネルユニット1の対応の端部を外から受け入れて保持する第4の保持溝241が形成され、且つ、該第4の保持溝241が形成されている側の反対側に、他の1つのソーラーモジュール装置が備えたフレームユニット2における第1のフレーム枠21に形成された取付け溝212に挿し込むことができる取付け突起242が形成されている。ちなみに、図7に示されているように、この実施形態における取付け突起242は、対応の第4のフレーム枠24から下方に延伸してから第4の保持溝241が形成されている側の反対側へ曲がって突出するように形成されている。
更に、図7に示されているように、この実施形態において、第1のフレーム枠21及び第4のフレーム枠24それぞれの第2のフレーム枠22及び第3のフレーム枠23と連結する箇所には、L字形に形成された強化材8(図7は断面であるためそのL字形の一部の断面しか示されていない)が取付けられており、このように複数の強化材8を備えることにより、フレームユニット2全体の強度を高めることができる。
このように、第1のフレーム枠21に形成された取付け溝212と、第4のフレーム枠24に形成された取付け突起242とを有することにより、1つのソーラーモジュール装置が備えたフレームユニット2における第4のフレーム枠24に形成された取付け突起242が他の1つのソーラーモジュール装置が備えたフレームユニット2における第1のフレーム枠21に形成された取付け溝212内に挿し込まれることによって、該2つのソーラーモジュール装置を縦方向に連結することができる。
更に、図8に示されているように、第1のドッキング部222及び第2のドッキング部232を用いて複数のソーラーモジュール装置を横方向に連結すると共に、互いに対応しあう取付け突起242及び取付け溝212を用いて複数のソーラーモジュール装置を縦方向に連結することによって、複数のソーラーモジュール装置がそれぞれ有するフレームユニット2を一体に連結して屋根5に配置することができる。
この実施形態において、防水手段3は、第1の防水ストリップ31と、複数の第2の防水ストリップ32とを有している。
第1の防水ストリップ31は、第1のフレーム枠21の上面において突起し且つ該第1のフレーム枠21の延伸方向に沿って延伸するように配置形成されている。該第1のフレーム枠21に形成された取付け溝212が他の1つのソーラーモジュール装置が備えたフレームユニット2における第4のフレーム枠24に形成された取付け突起242を受け入れて該第4のフレーム枠24と連結する際、第1のフレーム枠21の上面において突起する第1の防水ストリップ31は、該第4のフレーム枠24に当接することにより、互いに連結する該第1のフレーム枠21と該第4のフレーム枠24との間にある隙間を塞いで水の通過を阻止することができる。
更に、図9及び図10に示されているように、この実施形態における第1の防水ストリップ31は、第1のフレーム枠21の上面において突起し且つ該第1のフレーム枠21の延伸方向に沿って延伸するストリップ本体311と、該ストリップ本体311の該第1のフレーム枠21の延伸方向と平行する2つの端縁からそれぞれ上方に突起してから該第1のフレーム枠21と同一のフレームユニット2に属する第4のフレーム枠24側へ曲がる2つの湾曲部312と、該ストリップ本体311の中央近くから突起し、且つ該第1のフレーム枠31の延伸方向と平行に延伸する突起部313とを有するように形成されていると共に、該第1のフレーム枠21に形成された取付け溝212が図10に示されているように他の1つのソーラーモジュール装置が備えたフレームユニット2における第4のフレーム枠24に形成された取付け突起242を受け入れて該第4のフレーム枠24と連結する際、2つの湾曲部312がそれぞれ該第4のフレーム枠24に当接すると共に、2つの湾曲部312における外側寄り(図10においては左側寄り)の1つの湾曲部312の先端が突起部313に当接するように構成されている。
このように、第1の防水ストリップ31をストリップ本体311と、2つの湾曲部312と、突起部313とを有するように形成することにより、第1の防水ストリップ31と第4のフレーム枠24との間にある隙間は、図10においては右側寄りの湾曲部312と、左側寄りの湾曲部312の突起部313に当接する先端部分と、左側寄りの湾曲部312のストリップ本体311と連続する基端部分とからなる3重構成により塞がれるので、第1の防水ストリップ31の防水機能をより一層強化することができる。
また、防水手段3が有する各第2の防水ストリップ32は、第1のフレーム枠21と第2のフレーム枠22と第3のフレーム枠23と第4のフレーム枠24にそれぞれ形成された第1の保持溝211と第2の保持溝221と第3の保持溝231と第4の保持溝241との中にそれぞれ嵌め込まれており、第1の保持溝211と第2の保持溝221と第3の保持溝231と第4の保持溝241とがソーラーパネルユニット1の対応の端部を受け入れて保持する際、それらの保持溝内に嵌め込まれた各第2の防水ストリップ32はソーラーパネルユニット1により圧縮されると共に、ソーラーパネルユニット1とフレームユニット2(第1のフレーム枠21と第2のフレーム枠22と第3のフレーム枠23と第4のフレーム枠24)との間にある隙間を塞いで水がそれらの隙間に侵入することを阻止することができる。
フレームユニット2を屋根5において横方向に延伸する桁51に固定する固定手段4は、図2に示されているように、複数の固定ユニット41を有しており、そして各固定ユニット41は図11に示されているように、それぞれ屋根において横方向に延伸する桁51に固定されることができる固定部411と、固定部411から上方へ突起すると共に、前記横方向と平行するように延伸する延伸壁412と、延伸壁412の一側面から突起し、フレームユニット2が有する第1のフレーム枠21の下面に当接して支持することができる保持板413と、延伸壁412の前記一側面から突起しながら保持板413の上方に位置し、且つ保持板413が第1のフレーム枠21の下面に当接して該第1のフレーム枠21を支持する際、該第1のフレーム枠21に形成された取付け溝212に挿し込まれることができる挿入板414と、を有するように形成されている。
更に、固定手段4は、各固定ユニット41にそれぞれ対応する固定ボルト42を有し、各固定ボルト42は、対応の固定ユニット41が有する固定部411と保持板413と挿入板414及び該固定ユニット41の保持板413が保持する第1のフレーム枠21を上から挿通してから該固定ユニット41の固定部411が固定されている桁51にねじ込まれることにより、固定手段41及びフレームユニット2を屋根に固定することができる。そして無論、各固定ユニット41の各部及び第1のフレーム枠21には、固定ボルト42に対応して固定ボルト42により挿通される挿通孔が形成されている。
この構成により、本考案のソーラーモジュール装置は、防水手段3が有する第1の防水ストリップ31で水が各フレームユニット2間にある隙間に侵入することを阻止することができると共に、ソーラーパネルユニット1を保持する各保持溝(第1の保持溝211、第2の保持溝221、第3の保持溝231、第4の保持溝241)内に配置される第2の防水ストリップ32で水がソーラーパネルユニット1とフレームユニット2との間にある隙間に侵入することを阻止することができるので優れた防水機能を有し、且つ第1のフレーム枠21に形成される取付け溝212と、第4のフレーム枠24に形成される取付け突起242とによる縦方向での連結と、第2のフレーム枠22に形成される第1のドッキング部222と第3のフレーム枠23に形成される第2のドッキング部232とによる横方向での連結とが可能であるので、各種の屋根に合わせて設置されることもできる。
続いて、図12〜図14を用いて本考案のソーラーモジュール装置の第2の好ましい実施形態について説明する。本考案のソーラーモジュール装置の第2の好ましい実施形態は第1の好ましい実施形態と類似する構成になっているので、以下ではその相違点について詳しく説明する。図12は本考案のソーラーモジュール装置の第2の実施形態が備えたフレームユニットの構成が示されている斜視図であり、図13はその第2の実施形態において2つのフレームユニット2それぞれの第1のドッキング部222及び第2のドッキング部232が互いにドッキングしながら、該2つのフレームユニット2にそれぞれ形成された取付け溝212内に、同一のフレームユニット2に形成された2つの取付け突起242が挿し込まれている様子が示されている一部拡大斜視図であり、図14は複数の本考案のソーラーモジュール装置の第2の実施形態が屋根において互いに組み合わされている様子が示されている上面図である。
まずは図12に示されているように、この第2の好ましい実施形態において、フレームユニット2における第4のフレーム枠24には、第4のフレーム枠24の延伸方向(図12における右下‐左上方向)において互いに所定の間隔Lを空けている2つの取付け突起242が形成されている。そして該2つの取付け突起242の間にある間隔Lの幅は、互いにドッキングする第1のドッキング部222及び第2のドッキング部232が合わされた幅より広く形成されている。
この第2の好ましい実施形態では互いに間隔Lを空けている2つの取付け突起242が形成されていることにより、図13に示されているように、3つのソーラーモジュール装置が互いに組み合わされる際、1つのソーラーモジュール装置のフレームユニット2における第4のフレーム枠24に形成された2つの取付け突起242がそれぞれ1つの他の1つのソーラーモジュール装置が備えたフレームユニット2における第1のフレーム枠21にそれぞれ形成された取付け溝212に挿し込まれることによって、該第4のフレーム枠24を2つのフレームユニット2それぞれの第1のフレーム枠21と連結することができる。一方、該2つの取付け突起242にそれぞれ対応する2つの取付け溝212がそれぞれ属している2つのフレームユニット2は、それぞれが有している第1のドッキング部222と第2のドッキング部232とで互いにドッキングしており、そして互いにドッキングしている該当の第1のドッキング部222と第2のドッキング部232は、該2つの取付け突起24の間にある間隔Lに配置されている。
即ち、第1のフレーム枠21に形成される取付け溝212の両端において第1のドッキング部222または第2のドッキング部232に接する端部には、第2のフレーム枠22または第3のフレーム枠23の一部である壁200があるので、取付け溝212に挿し込めるように形成された取付け突起242が壁200に当接すると取付け溝212に挿し込むことができない。一方、この実施形態では第4のフレーム枠24に互いに間隔Lを空けている2つの取付け突起242が形成されているため、該間隔Lで互いにドッキングする第1のドッキング部222と第2のドッキング部232とを収容することができるスペースを作り出すので、1つのフレームユニット2が有する第4のフレーム枠24で互いに横方向に連結されている2つのフレームユニット2がそれぞれ有する第1のフレーム枠21と縦方向で連結することができ、結果的に図14に示されているように、複数のソーラーモジュール装置を千鳥配列で組み合わせることができる。
以上、本考案の好ましい実施形態を説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本考案に係るソーラーモジュール装置は、防水機能に優れ、且つ地域や文化によって異なる各種の屋根に合わせて設置されることができる。
1 ソーラーパネルユニット
2 フレームユニット
200 壁
21 第1のフレーム枠
211 第1の保持溝
212 取付け溝
22 第2のフレーム枠
221 第2の保持溝
222 第1のドッキング部
223 受け入れ溝
224 排水溝
23 第3のフレーム枠
231 第3の保持溝
232 第2のドッキング部
233 ドッキング突起
24 第4のフレーム枠
241 第4の保持溝
242 取付け突起
3 防水手段
31 第1の防水ストリップ
311 ストリップ本体
312 湾曲部
313 突起部
32 第2の防水ストリップ
4 固定手段
41 固定ユニット
411 固定部
412 延伸壁
413 保持板
414 挿入板
42 固定ボルト
5 屋根
51 桁
8 強化材
2 フレームユニット
200 壁
21 第1のフレーム枠
211 第1の保持溝
212 取付け溝
22 第2のフレーム枠
221 第2の保持溝
222 第1のドッキング部
223 受け入れ溝
224 排水溝
23 第3のフレーム枠
231 第3の保持溝
232 第2のドッキング部
233 ドッキング突起
24 第4のフレーム枠
241 第4の保持溝
242 取付け突起
3 防水手段
31 第1の防水ストリップ
311 ストリップ本体
312 湾曲部
313 突起部
32 第2の防水ストリップ
4 固定手段
41 固定ユニット
411 固定部
412 延伸壁
413 保持板
414 挿入板
42 固定ボルト
5 屋根
51 桁
8 強化材
Claims (7)
- 平行四辺形に形成されたソーラーパネルユニットと、前記ソーラーパネルユニットを周りから保持しているフレームユニットと、前記フレームユニットに配置されている防水手段と、を備えたソーラーモジュール装置であって、
前記フレームユニットは、
前記ソーラーパネルユニットの一端部の周縁に沿って延伸し、前記ソーラーパネルユニットの対応の端部を外から受け入れて保持する第1の保持溝が形成されていると共に、該第1の保持溝が形成されている側の反対側において開口する取付け溝が形成されている第1のフレーム枠と、
前記第1のフレーム枠が延伸する2つの端部における1つの端部から前記第1のフレーム枠と所定の角度を成して延伸し、前記ソーラーパネルユニットの対応の端部を外から受け入れて保持する第2の保持溝が形成されていると共に、該第2の保持溝が形成されている側の反対側に第1のドッキング部が形成されている第2のフレーム枠と、
前記第1のフレーム枠が延伸する2つの端部における前記1つの端部の反対側にある他の1つの端部から前記第2のフレーム枠と平行するように延伸し、前記ソーラーパネルユニットの対応の端部を外から受け入れて保持する第3の保持溝が形成されていると共に、該第3の保持溝が形成されている側の反対側に、他の1つの前記ソーラーモジュール装置が備えたフレームユニットにおける前記第2のフレーム枠に形成された前記第1のドッキング部と接続することができる第2のドッキング部が形成されている第3のフレーム枠と、
両端が前記第2のフレーム枠及び前記第3のフレーム枠それぞれの前記第1のフレーム枠から離れた端部に接し、前記第1のフレーム枠と平行するように延伸すると共に、前記ソーラーパネルユニットの対応の端部を外から受け入れて保持する第4の保持溝が形成され、且つ、該第4の保持溝が形成されている側の反対側に、他の1つの前記ソーラーモジュール装置が備えたフレームユニットにおける前記第1のフレーム枠に形成された前記取付け溝に挿し込むことができる取付け突起が形成されている第4のフレーム枠と、を有し、
前記防水手段は、
前記第1のフレーム枠の上面において突起し且つ該第1のフレーム枠の延伸方向に沿って延伸するように配置形成されており、該第1のフレーム枠に形成された前記取付け溝が他の1つの前記ソーラーモジュール装置が備えたフレームユニットにおける前記第4のフレーム枠に形成された前記取付け突起を受け入れて該第4のフレーム枠と連結する際、該第4のフレーム枠に当接することにより、互いに連結する該第1のフレーム枠と該第4のフレーム枠との間にある隙間を塞いで水の通過を阻止することができる第1の防水ストリップと、
前記第1のフレーム枠と前記第2のフレーム枠と前記第3のフレーム枠と前記第4のフレーム枠にそれぞれ形成された前記第1の保持溝と前記第2の保持溝と前記第3の保持溝と前記第4の保持溝との中にそれぞれ嵌め込まれており、前記第1の保持溝と前記第2の保持溝と前記第3の保持溝と前記第4の保持溝とが前記ソーラーパネルユニットの対応の端部を外から受け入れて保持する際に圧縮されて、前記ソーラーパネルユニットと前記フレームユニットとの間にある隙間に水が侵入することを阻止することができる複数の第2の防水ストリップと、
を有することを特徴とするソーラーモジュール装置。 - 屋根において横方向に延伸する桁に固定されることができると共に、前記フレームユニットを保持することができる固定手段を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載のソーラーモジュール装置。
- 前記固定手段は、複数の固定ユニットを有し、各固定ユニットはそれぞれ、
屋根において横方向に延伸する桁に固定されることができる固定部と、
前記固定部から上方へ突起すると共に、前記横方向と平行するように延伸する延伸壁と、
前記延伸壁の一側面から突起し、前記フレームユニットが有する前記第1のフレーム枠の下面に当接して前記第1のフレーム枠を支持することができる保持板と、
前記保持板の上方に位置するように前記延伸壁の前記一側面から突起し、前記保持板が前記第1のフレーム枠の下面に当接して支持する際、該第1のフレーム枠に形成された前記取付け溝に挿し込まれることができる挿入板と、
を有するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載のソーラーモジュール装置。 - 前記固定手段は、各固定ユニットにそれぞれ対応する固定ボルトを更に有し、
各前記固定ボルトは、対応の前記固定ユニットが有する前記固定部と前記保持板と前記挿入板及び該固定ユニットの前記保持板が保持する前記第1のフレーム枠を上から挿通してから該固定ユニットの前記固定部が固定されている前記桁にねじ込まれることにより、前記固定手段及び前記フレームユニットを屋根に固定することができるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のソーラーモジュール装置。 - 前記第2のフレーム枠に形成された前記第1のドッキング部には、上方に向かって開口する受け入れ溝が該第2のフレーム枠の延伸方向に沿って形成されており、
前記第3のフレーム枠に形成された前記第2のドッキング部には、下方へ突起して、他の1つの前記ソーラーモジュール装置が備えたフレームユニットにおける前記第2のフレーム枠の前記第1のドッキング部に形成された前記受け入れ溝に挿し込むことができるドッキング突起が該第3のフレーム枠の延伸方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載のソーラーモジュール装置。 - 前記第4のフレーム枠には、互いに間を空けて形成された2つの前記取付け突起が形成されており、該2つの前記取付け突起がそれぞれ1つの他の1つの前記ソーラーモジュール装置が備えたフレームユニットにおける前記第1のフレーム枠に形成された前記取付け溝に挿し込まれることによって、該第4のフレーム枠を2つのフレームユニットと連結することができるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のソーラーモジュール装置。
- 前記防水手段が有する前記第1の防水ストリップは、前記第1のフレーム枠の上面において突起し且つ該第1のフレーム枠の延伸方向に沿って延伸するストリップ本体と、該ストリップ本体の該第1のフレーム枠の延伸方向と平行する2つの端縁からそれぞれ上方に突起してから第4のフレーム枠側へ曲がる2つの湾曲部と、該ストリップ本体の中央近くから突起し、且つ該第1のフレーム枠の延伸方向と平行に延伸する突起部とを有するように形成されていると共に、
該第1のフレーム枠に形成された前記取付け溝が他の1つの前記ソーラーモジュール装置が備えたフレームユニットにおける前記第4のフレーム枠に形成された前記取付け突起を受け入れて該第4のフレーム枠と連結する際、2つの前記湾曲部がそれぞれ該第4のフレーム枠に当接すると共に、2つの前記湾曲部における外側寄りの1つの前記湾曲部の先端が前記突起部に当接することができるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のソーラーモジュール装置。
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