JP3198708U - スタンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】任意の位置に印面を位置変更できるスタンプを提供する。【解決手段】スタンプ1は、本体2と、複数の印刷部材5a〜5cと、把持部3とを有する。スタンプ1の基台21の表面に粉状磁石を含む樹脂層41を設ける。複数印面部材5a〜5cには、基材51側に磁性体粉を担持させ、磁石の磁力で印面部材5a〜5cを基台表面410に固定する。印面部材は、適宜所望の印文を有するものと交換してスタンプを使用する。【選択図】図1

Description

この考案は、スタンプに関し、詳しくは、印面の配列を適宜交換、移動させることが可能なスタンプに関するものである。
従来、インクが含浸されたスタンプ台に印面を押し付けて、インクを印面に付着させ、そのインクを付着させた印面を、所望の面に押し付けることによって、印影を形成するスタンプがある。
このような従来のスタンプにおいては、例えば、印面に、住所、電話番号、会社名等を表す印文が用いられ、これらの印文は、印面において改行されて配置されている。このようなスタンプにおいて、特許文献1のように、印面に含まれる印文を適宜交換できるスタンプが提案されている。
特開2006−21511号
上記特許文献1に記載のスタンプでは、台部材3に形成された複数の長孔状留め部6に、印面体5の挿込みピン7を挿脱して、印面体5を交換又は位置の移動させることができる。このような構成は、印面体5の交換によって、適宜所望の印文を使用可能とし、また印文の位置も変更することができるので、スタンプの汎用性が向上するものである。例えば、会社名が彫られている印面を替えずに、他の事業所のスタンプとして使用するために、住所が彫られている印面のみを交換して使用するなどの利用方法がある。このように利用することで、多数の事業所のために、それぞれスタンプを用意する必要がなく、1つのスタンプで用が足りることとなる。
しかしながら、上記特許文献1に記載のスタンプは、長孔留め部6の形成位置が決まっているので、印面体5が取り付けられる位置、或いは位置変更可能な範囲は予め決められており、使用者の意図に合致した位置に、常に印面体5を設定できるとは限らないといった欠点があった。
また、台部材3に対して、長孔留め部6を形成し、或いは印面体5に挿込みピン7を形成する必要があるといった点で、イニシャルコストが増加する等の問題もあった。
この考案は、任意の位置に印面を位置変更できるスタンプを提供することを目的とするものである。
以上のような問題を解決する本考案は、以下のような構成を有する。
(1)基台と、
前記基台に着脱自在に取り付けられ、押接面側に印面を有する印面部材と、
前記基台の押接側面に設けられた基台側接触部と、
前記印面部材において印面の裏側に設けられ、前記基台側接触部に接触する印面側接触部とを有し、
前記基台側接触部と印面側接触部とは、一方が磁石を含み、他方が磁性体を含み、少なくとも基台側接触部は、粉状の磁石又は粉状の磁性体であることを特徴とするスタンプ。
(2)前記基台側接触部は、磁石粉を含む樹脂層を有する上記(1)に記載のスタンプ。
(3)前記基台は、押印の際の圧力によって変形しない範囲で、加工容易な軟質の材料で構成されている上記(1)又は(2)に記載のスタンプ。
(4)前記樹脂層には、直線に沿って形成された磁石粉混入領域を有し、基台側接触部に装着される前記印面部材の長辺に平行な方向に沿って前記磁石粉混入領域が配列されている上記(2)又は( 3) に記載のスタンプ。
(5)前記基台側接触部の表面には、所定の間隔で配置された位置表示手段を有する上記(1)〜(4)のいずれか1に記載のスタンプ。
請求項1記載の考案によれば、前記基台側接触部と印面側接触部とは、一方が磁石を含み、他方が磁性体を含むので、基台側接触部が磁石と磁性体の作用によって印面側接触部を引き寄せて保持する。一方が磁性体であって極性を持たないため、基台側接触部に対して印面側接触部を任意の位置に固定させることができる。また、基台側接触部の磁石又は磁性体は粉状であるので、基台を切断等によって加工する際、加工の妨げにならない。
請求項2記載の考案によれば、基台側接触部は、磁石粉を含む樹脂層を有しているので、印面部材側は極性を持たないため、複数の印面部材を隣接して固定するに際して、印面部材同士が反発し、或いは引っ張り合うといった現象が生じない。このため、基台側接触部に対して、印面部材を所望の位置に配置し易い。
請求項3記載の考案によれば、基台は押印の際の圧力によって変形しない範囲で、加工容易な軟質の材料で構成されているので、任意の形状に切り出すことが一層容易となる。
請求項4記載の考案によれば、配列された複数の磁石粉混入領域にまたがって、印面部材を配置することとなるので、磁石によって印面部材を吸着する力が均一となり、より確実に印面部材を基台側に保持させることが可能となる。
請求項5記載の考案によれば、基台側接触部の表面に所定の間隔で位置表示手段を配置したので、位置表示手段を印面部材の固定位置の目安とすることができる。これにより、印面部材を着脱して使用する際など、常に同じ位置に印面部材を固定させて使用することができるといった利点がある。
本考案のスタンプの構成を示す分解全体斜視図である。 基台の元となる元部材の全体斜視図である。 樹脂層を構成する板材の全体平面図である。 本考案のスタンプの構成を示す全体斜視図である。
以下、本考案の好適実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案のスタンプ1の構成を示す分解全体斜視図である。スタンプ1は、本体2と、複数の印面部材5a、5b、5cと、把持部3とを有している。
本体2は、基台21と、その長辺側の対向する側面に貼り付けられた側材22、23とを有している。本体2の押印側面に対して反対側の面には、把持部3が立設されている。把持部3は、使用者が手で持つ場所であり、押印の際には、手で握って基台21に圧力を加える部位である。
図2は、基台21の元となる元部材20の全体斜視図である。側材22、23や基台の元部材20を構成する材料は、押印の際に変形しない程度の剛性を有するとともに、切削加工が容易な程度に柔らかい材料で構成される。元部材20を構成する材料としては、例えば、木材、木屑を圧縮して形成された材料、樹脂が挙げられる。
元部材20は、長尺の立方体形状を有し、長辺の端面には側材22、23が貼り付けられている。側材22、23は片側に突出しており、その突出側の面には、樹脂層41が設けられている。この樹脂層は、板状の樹脂に、磁石粉を含ませたものである。図3に示されているように、樹脂層41は、樹脂製の板材4を、基台2の大きさに切り出して、側材22、23の突出する側の面の全面に貼り付けることによって構成される。
樹脂製の板材4は、例えば合成ゴムなどの樹脂で構成される。構成される樹脂は合成ゴムに限らないが、容易に切断できる程度の柔らかさを有することが好ましい。板材4には、磁石粉が混入された領域40が直線状に形成され、この領域40が略等間隔で略平行に複数配置されており、板材4の表面に均一に磁力が発生するように構成されている。樹脂層41は、基台2に載せられる印面部材5a〜5cの長辺方向が、領域40の直線に交差する方向に(長辺方向が、領域40の配列方向と平行になるように)、板材4から切り出される。
領域40と印面部材5a〜5cとの交差角は、直角でなくとも良い。基台21に載せられる印面部材5a〜5cの長辺方向が、領域40の直線に平行となるように切り出されると、印面部材5a〜5cを配置する位置に、磁石粉が混入された領域40が位置しない状態が生じる恐れがあり、磁力による印面部材の吸着力にムラが生じる恐れがあるからである。
以上のように樹脂層41が貼り付けられた元部材20について、図2に示されているように、所望の大きさに切断する。例えば、本実施形態の場合には、想像線aの位置で切断する。長尺又は広い面積の元部材20を予め作っておき、この元部材20から基台21を切り出すことで、任意の形状・大きさのスタンプを作ることができる。
基台2に貼り付けられた樹脂層41の表面410には、位置表示手段である横線42、縦線43が等間隔で設けられている。位置表示手段は、これらの複数の横線42、複数の縦線43によって格子状に形成されているが、このような構成に限らず、格子の交差点のみを点で表示する構成であってもよい。
この横線42、縦線43を目安として、印面部材5a〜5cの取付位置を決めることができる。即ち、印面部材5a〜5cを取り外した後、再度元の位置に取り付ける際に、横線42、縦線43に対する相対的に位置関係で、取付位置を記録しておけば、元の位置に印面部材5a〜5cを復帰させることが容易となる。位置表示手段は、縦横の線に限らず、等間隔で配置された点や、他の図形であってもよく、或いは凹凸であってもよい。以上のように構成された樹脂層41によって基台側接触部を構成する。
次に、印面部材5a〜5cについて説明する。複数用意される印面部材は、印面を構成する印文や、大きさがそれぞれ異なる。例えば、印面部材5aの印面には、会社名を示す印文が表示される。印面部材5bの印面には、会社住所を示す印文が表示される。また、印面部材5bの印面には、会社住所を示す印文が表示され、印面部材5cの印面には、会社の電話番号を示す印文が表示される。
この他、適宜他の印文(文字等)を表示した印面部材を用意して、適宜印面部材を交換して使用する。印面部材の構成は、いずれのものも同じなので、印面部材5aの構成について説明し、他の印面部材の説明を省略する。印面部材5aは、基材51と、基材51上に固定された印面材52とを備えている。基材51は、それ自体が磁性体で構成されていてもよく、基材51の表面(印面材52の反対側)に磁性体層が設けられた構成であってもよい。
基材51自体が磁性体である場合は、例えば、鉄板などの磁性体金属で構成することができる。また、基材51は、磁性体粉が混練された樹脂であってもよい。また、基材51に、磁性体を含む樹脂層を形成する場合には、磁性体粉が混練された樹脂を基材51に貼り付けても良いし、基材51に磁性体粉を含む塗料を塗布することによって構成することもできる。このように磁性体を有する基材51が印面側接触部を構成する。基材51に固定される印面材52は、光硬化樹脂、合成ゴム等によって構成されており、印文が印面に設けられ、スタンプ使用時には、印文にインクが付着され、押印により、押印された面に印影が形成される。
図4に示されているように、印面部材5a〜5cは、基台21の樹脂層41の表面410上に配置されて、固定される。印面部材5a〜5cは、各基材51の有する磁性体が、樹脂層41の磁石に磁力で引き付けられることによって、基台21側に固定される。
印面部材5a〜5cは、磁石によって固定されるため、任意の位置に固定することができる。例えば、図4において、幅方向(矢印A方向)、縦方向(矢印B方向)に、所望の距離移動させることも可能である。さらには、矢印A方向、矢印B方向に対して平行ではなく、斜めに配置することも可能である。
なお、基台21の両端部には内側に凹んだ段部241が形成されており、基材51は、段部241から外側に突出した状態で固定される構成となっている。このような構成とすることで、印面部材5a〜5cを基台21から取り外す際に、指を基材51の端に引っ掛け安くなり、印面部材5a〜5cの取り外しが容易となる。
なお、基材51の幅は、基台21の幅と略等しい長さ構成されているが、これに限らず、基台21の幅より小さい構成の印面部材であってもよい。また、基台21状の印面部材の配置位置は、矢印B方向に配置する場合のみならず、矢印A方向に複数の印面部材を配置してもよい。
側材22、23を板材41で構成すれば、使用しない印面部材(例えば、印面部材5a(図4において想像線で示す))を、磁気によって貼り付けて使用することもでき、基台21の側面(或いは、樹脂層41に対して反対側の面)を、印面部材の収納部として利用できる。
以上説明した構成の他、樹脂層41側に磁性体粉を含有させ、基材51側に磁石粉を担持させた構成とすることも可能である。印面材52には、多孔質樹脂で構成し、印面材にインクを含浸保持させた構成とし、押印の際の圧力によって印面材に含浸保持されたインクが滲み出る浸透印として使用する構成としてもよい。
表面410及び印面部材5における基材51の印面側接触部の少なくとも一方には、磁気による引き付け力を損な言わない程度の厚さのシートを張り付け、印面側接触部と基台側接触部との間の摩擦抵抗が増すように構成してもよい。基台21において、樹脂層41に対して反対側の面には、把持部3が設けれているが、このような構成に限らず、例えば、基台21を、スタンプ台を内蔵した反転式印判(特開2013−256031)の印判主体に用いることもできる。
1 スタンプ
2 本体
20 元部材
21 基台
22、23 側材
3 把持部
4 板材
40 領域
41 樹脂層
410 表面
42 横線
43 縦線
5a〜5c 印面部材
51 基材
52 印面材

Claims (5)

  1. 基台と、
    前記基台に着脱自在に取り付けられ、押接面側に印面を有する印面部材と、
    前記基台の押接側面に設けられた基台側接触部と、
    前記印面部材において印面の裏側に設けられ、前記基台側接触部に接触する印面側接触部とを有し、
    前記基台側接触部と印面側接触部とは、一方が磁石を含み、他方が磁性体を含み、少なくとも基台側接触部に含まれる磁石又磁性体は粉状であることを特徴とするスタンプ。
  2. 前記基台側接触部は、磁石粉を含む樹脂層を有する請求項1に記載のスタンプ。
  3. 前記基台は、押印の際の圧力によって変形しない範囲で、加工容易な軟質の材料で構成されている請求項1又は2に記載のスタンプ。
  4. 前記樹脂層には、直線に沿って形成された磁石粉混入領域を有し、基台側接触部に装着される前記印面部材の長辺に平行な方向に沿って前記磁石粉混入領域が配列されている請求項2又は3に記載のスタンプ。
  5. 前記基台側接触部の表面には、所定の間隔で配置された位置表示手段を有する請求項1〜4のいずれか1に記載のスタンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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