JP3198346U

JP3198346U - 電動ソケットラチェットレンチ

Info

Publication number: JP3198346U
Application number: JP2015000263U
Authority: JP
Inventors: 胡　厚飛; 厚飛胡; ▲啓▼瑞羅
Original assignee: 胡　厚飛; 厚飛胡
Priority date: 2014-09-16
Filing date: 2015-01-23
Publication date: 2015-07-02
Anticipated expiration: 2025-01-23
Also published as: EP2998069B1; US10525572B2; TW201611964A; US20160075003A1; TWI571361B; EP2998069A1; CA2876489C; CA2876489A1; ES2673156T3

Abstract

【課題】本体と、爪車装置と、動力装置と、伝動装置を含む電動ソケットラチェットレンチを提供する。【解決手段】爪車装置２０は本体１０に取り付けていて、かつソケットに連結できる爪車部材２１と、爪車部材２１に枢設するラチェットブロック組２２と、可動に爪車部材２１に装着する第１リングギヤ２３と、第２リングギヤ２４と、爪車部材２１に挿設する可逆レバー２５を含む。動力装置はモータ３１を含み、伝動装置４０は伝動棒と、駆動ロッド４１と、平歯車４２と、第１、第２クラッチ部材４３、４４を含み、伝動棒の一端を平歯車４２に連結していて、伝動棒のもう一端を第１クラッチ部材４３に装着され、平歯車４２と、第１リングギヤ２３と、第２リングギヤ２４の遠位歯２４２をかみ合わせており、第２クラッチ部材４４をモータ３１に連結していて、かつ選択により、第１クラッチ部材４３に噛み合わせるかまたは引き離し、モータ３１が伝動棒を駆動する。【選択図】図２

Description

本考案はラチェットレンチに関し、特に電動ソケットラチェットレンチに関する。

米国特許第８８００４１０号Ｒａｔｃｈｅｔｗｒｅｎｃｈｗｉｔｈｄｉｒｅｃｔｉｏｎｓｗｉｔｃｈｉｎｇｓｔｒｕｃｔｕｒｅ（特許文献１）は、方向切り換え構造を有するラチェットレンチであって、可逆ラチェットレンチはレンチ本体（ｗｒｅｎｃｈｂｏｄｙ）と、爪車（ｒａｔｃｈｅｔｗｈｅｅｌ）と、爪車部材（ｒａｔｃｈｅｔｉｎｇｍｅｍｂｅｒ）と、切り換え駒（ｓｗｉｔｃｈｉｎｇｍｅｍｂｅｒ）を含む。爪車を回転自在にてレンチ本体に取り付けて、ソケットに接続することができ、爪車部材をレンチ本体に取付けて、選択により左半分（ｌｅｆｔｈａｌｆｐｏｒｔｉｏｎ）または右半分（ｒｉｇｈｔｈａｌｆｐｏｒｔｉｏｎ）を爪車に係止することによって、爪車の回転方向を切り換えて、切り換え駒をレンチ本体に枢設させると共に爪車部材に当接させる。

米国特許第８８００４１０号

しかし、使用者がレンチ本体を握って左右に往復揺動しなければ、爪車を一方向に回転させて、ソケットを駆動することができない。さらに、建築現場の環境において、常に長いスクリューの締め付け場面を見かけられる。公知の手動レンチを用いてナットを往復に回すことは、時間が長く掛かる。さらに、建築現場の環境は室外にいることが多く、長いスクリューがさび付く場合があるため、使用者がレンチを回すため、力を強く加えなければなりません。よって、公知の手動レンチは使用者にとって、時間と力が掛かる作業である。

前述欠点について、考案者は前述公知構造すべての欠点をすべて克服できる電動ソケットラチェットレンチを思料した次第である。

本考案の主な目的は、電気駆動のソケットラチェットレンチを提供し、主に本体と、爪車装置と、動力装置と、伝動装置を含む、電動ソケットラチェットレンチを提供する。本体は第１端と、第１端と距離を置く第２端を有し、本体は第１端の付近側の内壁面にリングギヤ部を設ける。爪車装置を本体の第１端に設けていて、かつ爪車部材と、爪車部材に枢設するラチェットブロック組と、回転自在にて爪車部材に装着する第１リングギヤと第２リングギヤと、爪車部材に挿設する可逆レバーを含む、ラチェットブロック組を第１リングギヤと、第２リングギヤとの間に設けていて、かつ２つの主歯車ブロックと、一つの第１副歯車ブロックと、第２副歯車ブロックを含む、２つの主歯車ブロックを爪車部材に枢設し、２つの主歯車ブロックはそれぞれ選択により、本体の歯部と噛み合わせられ、第１リングギヤと、第２リングギヤがそれぞれ爪車部材に対して時計方向または逆時計方向に回転できる。第１リングギヤと、第２リングギヤはそれぞれ内歯部と、互いに対向する遠位歯を有し、第１リングギヤの内歯部は選択により、第１副歯車ブロックと噛み合わせ、第２リングギヤの内歯部は選択により、第２副歯車ブロックと噛み合わせる。可逆レバーが爪車部材に対して回転することによって、第１副歯車ブロックと、第２副歯車ブロックは選択により第１リングギヤまたは第２リングギヤと噛み合わせて方向切り換え機能を形成する。さらに、爪車部材が第２リングギヤの付近端はソケットに接続することができる。動力装置を本体の第２端に収容していて、かつモータと、電源を含む。モータは心棒を有し、電源とモータが電気を導通することによって、心棒を回転することができる。伝動装置は駆動ロッドと、平歯車と、第１クラッチ部材と、第２クラッチ部材と、弾性具を含む。駆動ロッドを回転自在にて本体に取り付けていて、かつ第１伝動部と、第１伝動部と距離を置く第２伝動部を有し、平歯車が固定に駆動ロッドの第１伝動部に接続して、第１リングギヤと、第２リングギヤの遠位歯を噛み合わせられ、第１クラッチ部材をモータの心棒に接続し、第２クラッチ部材を移動自在に駆動ロッドの第２伝動部に装着していて、かつ選択により第１クラッチ部材に噛み合わせるかまたは引き離し、弾性具を駆動ロッドの第２伝動部に装着して、第２クラッチ部材を圧迫する。

第１クラッチ部材と、第２クラッチ部材が互いに噛み合わせるときに、モータの心棒が駆動ロッドと平歯車を駆動して回転させ、平歯車がそれぞれ第１リングギヤと第２リングギヤを連動し爪車部材の時計方向または逆時計方向に対して回転すると共に、２つの主歯車ブロックと第１副歯車ブロックまたは第２副歯車ブロックのうちのいずれかが前記爪車部材を駆動回転し、ソケットを駆動し回転させる。

ソケットを駆動するときに過大な抵抗力に遭ったとき、第２クラッチ部材が駆動ロッドの第２伝動部にスリップして、第１クラッチ部材を離脱して、弾性具を圧迫される。このときは、手動で本体を回して、第２クラッチ部材を駆動ロッドの第２伝動部に対して滑り移動させて、再び第１クラッチ部材と噛み合わせることによって、ソケットを駆動することができる。

その他の目的、長所および本考案の新規性は以下の詳細説明と関連図面によって、より明確することができる。

以下の説明から、本考案の動ソケットラチェットレンチは、以下の長所をまとめることができる。

イ、本考案の電動ソケットラチェットレンチの平歯車４２が常時に第１リングギヤ２３と、第２リングギヤ２４の遠位歯２３２、２４２に噛み合わせて、モータ３１の心棒３１１が駆動ロッド４１と、平歯車４２を駆動して、第１軸線Ｌ１に沿って回転し、平歯車４２がそれぞれ第１リングギヤ２３と、第２リングギヤ２４を駆動して、第２軸線Ｌ２に沿って、爪車部材２１の時計方向または逆時計方向に対して回転すると共に、２つの主歯車ブロック２２１と、第１副歯車ブロック２２２または第２副歯車ブロック２２３のうちのいずれかと合わせて、爪車部材２１を第２軸線Ｌ２に沿って回転することによって、爪車部材２１がソケットを駆動し回転させる。これにより、本考案の電動ソケットラチェットレンチの握り部１６を移動することなく、モータ３１の心棒３１１が第１軸線Ｌ１に沿って回転する態様を爪車部材２１が第２軸線Ｌ２に沿って回転する関係に改変して、時間と手間を軽減する効果を達成できる。

ロ、本考案の電動ソケットラチェットレンチのモータ３１が回転しソケットを駆動するときに、一例として建築現場の長いスクリューのさび問題によって、ナットを連動させるときに過大な抵抗力を発生し、ナットが長いスクリューのさびついた場所に噛み付き、抵抗力が大きすぎて回すことができない。モータ３１のトルクでは駆動ロッド４１を駆動し爪車部材２１を連動するに負えない、爪車部材２１がソケットを回すことができない。第２クラッチ部材４４が第１軸線Ｌ１に沿って、駆動ロッド４１の第２伝動部４１２に対してスリップを発生し、第１クラッチ部材４３から離脱すると共に、第１弾性具４３を圧迫してしまう。このときには、弾性具４５が第２クラッチ部材４４を押し込んでいるため、第１クラッチ部材４３の第１歯部４３１と第２クラッチ部材４４の第２歯部４４１が互いに当接し歯から抜け出して噛み合わせていない事態を発生する。このとき、モータ３１が引き続きに回転されるため、使用者には第１クラッチ部材４３の第１歯部４３１と、第２クラッチ部材４４の第２歯部４４１との間の歯がスリップして噛み合わせていないことから、パタパタな金属異音に気づいたときは、使用者が手動方式により強制的に第１クラッチ部材４３の第１歯部４３１と、第２クラッチ部材４４の第２歯部４４１を再び噛み合わせることによって、ソケットを連動して、例えばさびがついた場所でナットを抵抗力の大きい区域を乗り越える。使用者が手動でソケットを抵抗力の大きい区域を通過させた後に第１クラッチ部材４３の第１歯部４３１と、第２クラッチ部材４４の第２歯部４４１を噛み合わせ状態に戻すと同時に、伝動ロッド４１を接続孔１３にて順調に回転し、平歯車４２が第１リングギヤ２３と、第２リングギヤ２４を駆動し、爪車部材２１を第２軸線Ｌ２に沿って回転させてソケットの回転を駆動する。これにより、機械的でソケットレンチを駆動したときに、ソケットが過大な抵抗力を克服できない問題が解決される。

ハ、本考案の電動ソケットラチェットレンチの延在部１７が第１軸線Ｌ１に垂直する方向に沿って矩形横断面を有し、矩形横断面の設置によって、本考案の電動ソケットラチェットレンチにフラットハンドルの構造をもたせる。径方向に力を加えるときに、フラットハンドルが一般の公知レンチの丸ハンドル構造より強いため、本考案の電動ソケットラチェットレンチは構造強度が強い長所を有する。

二、本考案の電動ソケットラチェットレンチの伝動装置４０を組み立てるときは、駆動ロッド４１を接続孔１３の内部に取り付けた後、順を追って第２鋼球組４８と、ワッシャ４７と、第２クラッチ部材４４を駆動ロッド４１の一端に装着してから、第１クラッチ部材４３に接続されているモータ３１を収容溝１２に取り付けることによって、第１クラッチ部材４３の第１歯部４３１と、第２クラッチ部材４４の第２歯部４４１を互いに噛み合わせることによって、組み立てを終了できる。これにより、製造プロセスで高速に組み立てる長所を達成できる。

ホ、本考案の電動ソケットラチェットレンチの第１夾角αは１２０度を形成されている。これにより、本体１０の接続孔１３を加工するときに、製造者はまず第１内径Ｄ１と同じ外径のドリルを用いて第１接続区間１３１を加工した上、引き続き外径が第２内径Ｄ２と同じ外径のドリルを用いて第２接続区間１３２を加工して、伝動溝１４に連絡させる。さらに、第１内径Ｄ１と同じ外径のドリルの刃先を用いて加工した後に第３接続区間１３３の内壁面を第１接続区間１３１の内壁面との間に１２０度の第１夾角αを形成させ、これにより、高速加工の効果を達成し、製造コストを軽減できる。

本考案の電動ソケットラチェットレンチによる立体外観図である。本考案の電動ソケットラチェットレンチによる立体分解図である。本考案の電動ソケットラチェットレンチの断面図であり、第１クラッチ部材と、第２クラッチ部材が互いに噛み合わせた態様を示す。本考案の図３の局所拡大図であり、平歯車を第１ギヤリングと第２ギヤリングに噛み合わせた態様を示す。図４破線箇所の局所拡大図であり、第１鋼球組が接続孔以及駆動ロッドとの間に位置されている態様を示す。図３のもう一つの局所拡大図であり、第１クラッチ部材と第２クラッチ部材が互いに噛み合わせた態様を示す。図４の７−７断面線に沿って切断した断面図である。図４の８−８断面線に沿って切断した断面図である。図４の９−９断面線に沿って切断した断面図である。図７の引き続きであり、第１リングギヤの回転によって、爪車部材を駆動して回転する態様を示す。図８の引き続きであり、平歯車が第１リングギヤを駆動して爪車部材を回転させる態様を示す。図９の引き続きであり、平歯車が第２リングギヤを駆動して、爪車部材を回転させる態様を示す。図６の引き続きであり、第２クラッチ部材が第１クラッチ部材から引き離す態様を示す。図３の引き続きであり、第２クラッチ部材が第１クラッチ部材から引き離す態様を示す。

本考案による技術、手段ならびに効果は、好ましい実施例と図式を合わせて、以下の通り説明する。ただし、これらは説明を目的とし、本考案の請求範囲にはこれらの構造に制限されない。

図１ないし６、考案の電動ソケットラチェットレンチの立体外観図と、立体分解図と、断面図を参照する。考案の電動ソケットラチェットレンチは本体１０と、爪車装置２０と、動力装置３０と、伝動装置４０１を含む。

本体１０は第１端１０１と、第１軸線Ｌ１に沿って第１端１０１と距離を置く第２端１０２を有し、本体１０は間欠運動孔１１と、収容溝１２と、接続孔１３と、伝動溝１４を含む。間欠運動孔１１が第１端１０１の付近場所に位置していて、かつ間欠運動孔１１が収容溝１２の遠端側の内壁面にリングギヤ部１１１を繞設され、収容溝１２が第２端１０２の付近場所に位置していて、かつ接続孔１３に連絡されており、接続孔１３が収容溝１２の反対側に伝動溝１４を連絡し、伝動溝１４が接続孔１３の反対側に間欠運動孔１１と連絡する。

本体１０の接続孔１３が第１軸線Ｌ１に沿って、第１接続区間１３１と、第２接続区間１３２と、第３接続区間１３３と距離を確保され、第１接続区間１３１は第１軸線Ｌ１の径方向に沿って第１内径Ｄ１を有し、第２接続区間１３２は第１軸線Ｌ１の径方向に沿って、第２内径Ｄ２を有する。第２内径Ｄ２が第１内径Ｄ１より小さく、第３接続区間１３３の異なる両端に沿って第２接続区間１３２に連絡し、第３接続区間１３３と第１接続区間１３１の内壁面との間に第１夾角αを形成し、第１夾角αは１２０度がより好ましい。これにより、本体１０の接続孔１３を加工するときに、製造者はまず第１内径Ｄ１と同じ外径のドリルを用いて第１接続区間１３１を加工した上、引き続き外径が第２内径Ｄ２と同じ外径のドリルを用いて第２接続区間１３２を加工して、伝動溝１４に連絡させる。さらに、第１内径Ｄ１と同じ外径のドリルの刃先を用いて加工した後に第３接続区間１３３の内壁面を第１接続区間１３１の内壁面との間に１２０度の第１夾角αを形成させ、これにより、高速加工の効果を達成し、製造コストを軽減できる。

本体１０はヘッド部１５と、使用者の把持に用いる握り部１６と、延在部１７を含む。ヘッド部１５が第１端１０１の付近場所に位置し、握り部１６が第２端１０２の付近場所に位置する。延在部１７が第１軸線Ｌ１の異なる両端に沿って、それぞれヘッド部１５と握り部１６の付近場所に位置する。本実施例において、延在部１７は摩擦圧接によって、それぞれヘッド部１５と握り部１６にそれぞれ接続されている。

間欠運動孔１１と伝動溝１４をヘッド部１５に形成し、収容溝１２を握り部１６に形成し、接続孔１３を延在部１７に形成し、延在部１７が第１軸線Ｌ１の垂直方向に沿って、矩形横断面を形成し、矩形横断面を設置することによって、本考案の電動ソケットラチェットレンチにフラットハンドル構造が形成される。力を加わる場合は、フラットハンドルの径方向が一般の公知レンチの丸ハンドルに比べてより強い構造を有するため、本考案の電動ソケットラチェットレンチは構造強度が強い長所を有する。

伝動溝１４が三日月溝をヘッド部１５に形成していて、伝動溝１４の異なる両端が第１軸線Ｌ１に垂直する方向に沿って、密閉状を形成することがより好ましい。

本体１０をつかみ部１６が第１軸線Ｌ１の径方向に沿って、とおり孔１８を設けられ、とおり孔１８と収容溝１２が連絡されている。

図７ないし９を合わせて参照する。爪車装置２０を第１軸線Ｌ１に垂直する第２軸線Ｌ２に沿って、回転自在にて本体１０の間欠運動孔１１に設けていて、かつ爪車部材２１と、爪車部材２１に枢設されるラチェットブロック組２２と、回転自在に爪車部材２１に装着される第１リングギヤ２３と、第２リングギヤ２４と、第２軸線Ｌ２に沿って回転自在に爪車部材２１に挿入される可逆レバー２５を含む。爪車部材２１は第２リングギヤ２４の付近端にソケットを接続することができる（図示しない）。

ラチェットブロック組２２を第１リングギヤ２３と、第２リングギヤ２４との間に取り付けていて、かつ２つの主歯車ブロック２２１と、一つの第１副歯車ブロック２２２と、第２副歯車ブロック２２３を含む。２つの主歯車ブロック２２１を爪車部材２１に枢設していて、かつ２つの主歯車ブロック２２１がそれぞれ選択により、本体１０の歯部１１１と噛み合わせる。２つの主歯車ブロック２２１のうちのいずれかが第１副歯車ブロック２２２と合わせて、第２軸線Ｌ２と平行する方向に沿って、同軸にて爪車部材２１に枢設し、もう一つの主歯車ブロック２２１と第２副歯車ブロック２２３を第２軸線Ｌ２と平行する方向に沿って、同軸に爪車部材２１に枢設されることがより好ましい。

第１リングギヤ２３と、第１副歯車ブロック２２２が第２軸線Ｌ２に沿って同じ水平位置に位置し、２つの主歯車ブロック２２１が第２軸線Ｌ２に沿って同じ水平位置に位置し、第２リングギヤ２４と、第２副歯車ブロック２２３が第２軸線Ｌ２に沿って同じ水平位置に位置する。第１副歯車ブロック２２２と、第２副歯車ブロック２２３が第２軸線Ｌ２の径方向に沿って、爪車部材２１の異なる両側に設けていて、かつ第２軸線Ｌ２に沿って異なる水平位置に位置する。

第１リングギヤ２３と、第２リングギヤ２４がそれぞれに第２軸線Ｌ２に沿って、爪車部材２１の時計方向または逆時計方向に対して回転でき、第１リングギヤ２３と、第２リングギヤ２４はそれぞれに内歯部２３１、２４１と、互いに対向する遠位歯２３２、２４２を有する。第１リングギヤ２３の内歯部２３１は選択により、第１副歯車ブロック２２２と噛み合わせられ、第２リングギヤ２４の内歯部２４１は選択により、第２副歯車ブロック２２３と噛み合わせる。

可逆レバー２５が第２軸線Ｌ２に沿って爪車部材２１に対して回転することによって、第１副歯車ブロック２２２と、第２副歯車ブロック２２３をそれぞれ選択により第１リングギヤ２３または第２リングギヤ２４と噛み合わせて、一方向切り換えの機能を達成する。可逆レバー２５は貫通孔２５１と、第１収容孔２５２と、第２収容孔２５３を含む。貫通孔２５１は可逆レバー２５が第２軸線Ｌ２の径方向と異なる両側に沿って貫き、第１収容孔２５２と第２収容孔２５３がそれぞれ可逆レバー２５を第２軸線Ｌ２の径方向と異なる両側に沿って位置し、可逆レバー２５を貫通していない。爪車装置２０は主係止組２６と、第１係止組２７と、第２係止組２８を含む。主係止組２６を可逆レバー２５の貫通孔２５１に設け、２の係止具２６１と一つの弾性具２６２を含む。主係止組２６に備える２の係止具２６１をそれぞれラチェットブロック組２２の２つの主歯車ブロック２２１に係止し、主係止組２６の弾性具２６２を主係止組２６の２つの係止具２６１の間に当接し、第１係止組２７を可逆レバー２５の第１収容孔２５２に取り付けていて、かつ係止具２７１と、弾性具２７２を含む。第１係止組２７の係止具２７１の一端をラチェットブロック組２２の第１副歯車ブロック２２２に係止し、第１係止組２７の係止具２７１のもう一端を第１係止組２７の弾性具２７２に係止し、第２係止組２８を可逆レバー２５の第２収容孔２５３に設けていて、かつ係止具２８１と、弾性具２８２を含む。第２係止組２８の係止具２８１の一端をラチェットブロック組２２の第２副歯車ブロック２２３に係止し、第２係止組２８の係止具２８１のもう一端を第２係止組２８の弾性具２８２に係止する。これにより、使用者が第２軸線Ｌ２に沿って可逆レバー２５を回すことによって、主係止組２６の２つの係止具２６１を２つの主歯車ブロック２２１の方向に係止し、第１係止組２７の係止具２７１を第１副歯車ブロック２２２の方向に係止し、第２係止組２８の係止具２８１を第２副歯車ブロック２２３の方向に係止して、方向切り換え機能を達成する。

動力装置３０を本体１０の収容溝１２に収容していて、かつモータ３１と、電源３２を含む。本実施例において、モータ３１は一方向モータであり、収容溝１２に固設していて自由に移動することはできない。電源３２は電池である。モータ３１に心棒３１１を有し、心棒３１１が第１軸線Ｌ１の方向に沿って矩形横断面を有し、電源３２とモータ３１が電気を導通して、モータ３１に動力源を提供することによって、心棒３１１が第１軸線Ｌ１に沿って回転し、動力装置３０は制御ボタン３３を有し、制御ボタン３３を本体１０のとおり孔１８に設けていて、かつモータ３１と電気導通することによって、モータ３１を起動するか否かを制御できる。

伝動装置４０は駆動ロッド４１と、平歯車４２と、第１クラッチ部材４３と、第２クラッチ部材４４と、弾性具４５を含む。駆動ロッド４１が第１軸線Ｌ１に沿って回転自在に本体１０の接続孔１３取付ていて、かつ第１伝動部４１１と、第１軸線Ｌ１に沿って第１伝動部４１１と距離を置く第２伝動部４１２を有する。第１伝動部４１１と、第２伝動部４１２がそれぞれ第１軸線Ｌ１の垂直方向に沿って矩形横断面を有する。駆動ロッド４１は接続部４１３と、肩部４１４をさらに含む。接続部４１３が第１伝動部４１１と第２伝動部４１２との間に位置し、肩部４１４の異なる両端が第１軸線Ｌ１に沿って、それぞれ第１伝動部４１１と、接続部４１３に接続し、肩部４１４が第１軸線Ｌ１の垂直方向に沿って円形横断面を有し、接続部４１３が第１軸線Ｌ１の径方向に沿って第１外径Ｈ１を有し、肩部４１４が第１軸線Ｌ１の径方向に沿って第２外径Ｈ２を有する。第２外径Ｈ２が第１外径Ｈ１より小さく、接続部４１３が肩部４１４の付近端面と、肩部４１３の外壁面との間に第２夾角βを形成し、第２夾角βは１２０度がより好ましい。

平歯車４２伝動溝１４に収容していて、かつ第１軸線Ｌ１に沿って、駆動ロッド４１の伝動部４１１に固定に接続することによって、常時に第１リングギヤ２３と、第２リングギヤ２４の遠位歯２３２、２４２を噛み合わせる。本体１０の伝動溝１４には平歯車４２一つのみの素子を収容すればよい。よって、伝動溝１４のスペースを小さくできることから、本体１０のヘッド部１５を小さくできることから、本考案の電動ソケットラチェットレンチは狭い作業場面に使用できる。

本実施例において、第１クラッチ部材４３と、第２クラッチ部材４４は例えば、一般の歯車で実施しても良い。第１クラッチ部材４３をモータ３１の心棒３１１に接続し、第２クラッチ部材４４は移動自在にて駆動ロッド４１の第２伝動部４１２に装着していて、かつ選択により第１クラッチ部材４３に噛み合わせるかまたは引き離し、第１クラッチ部材４３の一端面が第１軸線Ｌ１に沿って延ばし、第１歯部４３１を形成する。第２クラッチ部材４４が第１クラッチ部材に対向する一端面が第１軸線Ｌ１に沿って延ばし、第２歯部４４１を形成する。第１クラッチ部材４３の第１歯部４３１と、第２クラッチ部材４４の第２歯部４４１が選択により互いに噛み合わせるかまたは引き離す。より好ましくは、第１歯部４３１と、第２歯部４４１がそれぞれ複数の歯を有し、それぞれの歯に２つの歯面を有し、２つの歯面の間に４５度の夾角を形成することによって、第１クラッチ部材４３の第１歯部４３１と、第２クラッチ部材４４の第２歯部４４１が互いに順調に噛み合わせるかまたは引き離すことができる。

弾性具４５を駆動ロッド４１１の第２伝動部４１２に装着していて、かつ第２クラッチ部材４４を圧迫する。本実施例において、弾性具４５はコイルばねである。

伝動装置４０は第１鋼球組４６と、ワッシャ４７と、第２鋼球組４８をさらに含む。第１鋼球組４６は複数の鋼球４６１を有し、かつ第１軸線Ｌ１の円周方向に沿って、接続孔１３の第３接続区間１３３及び駆動ロッド４１の接続部４１３と肩部４１４との間に繞設する。

ワッシャ４７をモータ３１の心棒３１１に装着し、弾性具４５が第１軸線Ｌ１の異なる両端に沿って、それぞれワッシャ４７と、第２クラッチ部材４４が第２歯部４４１と反対の端面に当接し、駆動ロッドは端部４１５をさらに有し、端部４１５が第１軸線Ｌ１の異なる両端に沿って、それぞれ接続部４１３と、第２伝動部４１２に接続する。第２鋼球組４８は複数の鋼球４８１を含む、第１軸線Ｌ１の円周方向に沿って、駆動ロッド４１の端部４１５と接続部４１３及び、ワッシャ４７と接続孔１３の第１接続区間１３１との間に繞設される。

さらに、製造者が伝動装置４０を組み立てるときは、駆動ロッド４１を接続孔１３の内部に取り付けた後、順を追って第２鋼球組４８と、ワッシャ４７と、第２クラッチ部材４４を駆動ロッド４１の一端に装着してから、第１クラッチ部材４３に接続されているモータ３１を収容溝１２に取り付けることによって、第１クラッチ部材４３の第１歯部４３１と、第２クラッチ部材４４の第２歯部４４１を互いに噛み合わせることによって、組み立てを終了できる。これにより、製造プロセスで高速に組み立てる長所を達成できる。

図１０ないし１２を参照する。平歯車４２が第１リングギヤ２３と、第２リングギヤ２４の遠位歯２３２、２４２に噛み合わせられ、モータ３１の心棒３１１が駆動ロッド４１と、平歯車４２を駆動し第１軸線Ｌ１に沿って回転し、平歯車４２がそれぞれ第１リングギヤ２３と、第２リングギヤ２４を駆動し第２軸線Ｌ２に沿って、爪車部材２１に対して時計方向または逆時計方向を回転すると共に２つの主歯車ブロック２２１と、第１副歯車ブロック２２２または第２副歯車ブロック２２３のうちのいずれかと合わせて、爪車部材２１を第２軸線Ｌ２に沿って回転することによって、爪車部材２１がソケットを駆動し回転させる。これにより、本考案の電動ソケットラチェットレンチは握り部１６を移動させることなく、モータ３１の心棒３１１を第１軸線Ｌ１に沿って回転することを爪車部材２１が第２軸線Ｌ２に沿って回転する関係に変更することができる。

引き続き、図１３と図１４を参照する。モータ３１が回転しソケットを駆動するときに、一例として建築現場の長いスクリューのさび問題によって、ナットを連動させるときに過大な抵抗力を発生し、ナットが長いスクリューのさびついた場所に噛み付き、抵抗力が大きすぎて回すことができない。モータ３１のトルクでは駆動ロッド４１を駆動し爪車部材２１を連動するに負えない、爪車部材２１がソケットを回すことができない。第２クラッチ部材４４が第１軸線Ｌ１に沿って、駆動ロッド４１の第２伝動部４１２に対してスリップを発生し、第１クラッチ部材４３から離脱すると共に、第１弾性具４３を圧迫してしまう。このときには、弾性具４５が第２クラッチ部材４４を押し込んでいるため、第１クラッチ部材４３の第１歯部４３１と第２クラッチ部材４４の第２歯部４４１が互いに当接し歯から抜け出して噛み合わせていない事態を発生する。このとき、モータ３１が引き続きに回転するため、使用者には第１クラッチ部材４３の第１歯部４３１と、第２クラッチ部材４４の第２歯部４４１との間の歯がスリップして噛み合わせていないことから、パタパタな金属異音に気づいたときは、使用者が握り部１６を握り、手動方式により本体１０の第２端１０２を回し手で力を加えて、第１クラッチ部材４３の第１歯部４３１と、第２クラッチ部材４４の第２歯部４４１を再び噛み合わせることによって、ソケットを連動して、例えばさびがついた場所でナットを抵抗力の大きい区域を乗り越える。使用者が手動でソケットを抵抗力の大きい区域を通過させた後に第１クラッチ部材４３の第１歯部４３１と、第２クラッチ部材４４の第２歯部４４１を噛み合わせ状態に戻すと同時に、伝動ロッド４１を接続孔１３にて順調に回転し、平歯車４２が第１リングギヤ２３と、第２リングギヤ２４を駆動し、爪車部材２１を第２軸線Ｌ２に沿って回転させてソケットの回転を駆動する。これにより、機械的でソケットレンチを駆動したときに、ソケットが過大な抵抗力を克服できない問題が解決される。

以上に説明したものは、本考案の好ましい実施例であり、本考案実施の範疇に制限を加えるものではなく、よって、本考案に基づいた数値的な変更又は等効果を有する要素の置き換え、若しくは本考案の実用新案登録請求の範囲による同等変更又は修整とも本考案の実用新案範疇に含まれる。

１０本体
１０１第１端
１０２第２端
１１間欠運動孔
１１１環状歯部
１２収容溝
１３接続孔
１３１第１接続区間
１３２第２接続区間
１３３第３接続区間
１４伝動溝
１５ヘッド部
１６握り部
１７延在部
１８とおり孔
２０爪車装置
２１爪車部材
２２ラチェットブロック組
２２１主歯車ブロック
２２２第１副歯車ブロック
２２３第２副歯車ブロック
２３第１リングギヤ
２３１内歯部
２３２遠位歯
２４第２リングギヤ
２４１内歯部
２４２遠位歯
２５可逆レバー
２５１貫通孔
２５２第１収容孔
２５３第２収容孔
２６主係止組
２６１係止具
２６２弾性具
２７第１係止組
２７１係止具
２７２弾性具
２８第２係止組
２８１係止具
２８２弾性具
３０動力装置
３１モータ
３１１心軸
３２電源
３３制御ボタン
４０伝動装置
４１駆動ロッド
４１１第１伝動部
４１２第２伝動部
４１３接続部
４１４肩部
４１５端部
４２平歯車
４３第１クラッチ部材
４３１第１歯部
４４第２クラッチ部材
４４１第２歯部
４５弾性具
４６第１鋼球組
４６１鋼球
４７ワッシャ
４８第２鋼球組
４８１鋼球
Ｌ１第１軸線
Ｌ２第２軸線
Ｄ１第１内径
Ｄ２第２内径
Ｈ１第１外径
Ｈ２第２外径
α 第１夾角
β 第２夾角

Claims

本体と、爪車装置と、動力装置と、伝動装置と、を備えた電動ソケットラチェットレンチであって、
本体は第１端と、前記第１端と距離を置く第２端を含む、前記本体が前記第１端の付近側の内壁面に歯部を設け、
爪車装置を前記本体に取り付けていて、かつ爪車部材と、前記爪車部材に枢設するラチェットブロック組と、回転自在にて前記爪車部材に装着する第１リングギヤと、第２リングギヤと、前記爪車部材に挿入する可逆レバーを含む、前記ラチェットブロック組を前記第１リングギヤと前記第２リングギヤとの間に設け、２つの主歯車ブロックと、一つの第１副歯車ブロックと、第２副歯車ブロックを含む、前記２つの主歯車ブロックを前記爪車部材に枢設していて、かつ前記２つの主歯車ブロックがそれぞれ選択により、前記本体の歯部と噛み合わせ、前記第１リングギヤと、前記第２リングギヤがそれぞれ前記爪車部材の時計方向または逆時計方向に対して回転され、前記第１リングギヤと、前記第２リングギヤはそれぞれに内歯部と互いに対向する遠位歯を含む、前記第１リングギヤの前記内歯部が選択により、前記第１副歯車ブロック噛み合わせ、前記第２リングギヤの前記内歯部が選択により、前記第２副歯車ブロックと噛み合わせ、前記可逆レバーが前記爪車部材に対して回転することによって、前記第１副歯車ブロックと、前記第２副歯車ブロックがそれぞれ選択により、前記第１リングギヤまたは前記第２リングギヤ噛み合わせと方向切り換え機能を形成し、前記爪車部材が前記第２リングギヤの付近端をソケットとの接続に用いられ、
前記動力装置を前記本体に収容していて、かつモータと、電源を含む、前記モータは心棒を有しており、前記電源と前記モータが電気導通することによって、前記心棒を回転させることができ、
前記伝動装置は、駆動ロッドと、平歯車と、第１クラッチ部材と、第２クラッチ部材と、弾性具を含む、前記駆動ロッドが回転自在にて前記本体取り付けていて、かつ第１伝動部と、前記第１伝動部と距離を置く第２伝動部を有しており、前記平歯車を固定に前記駆動ロッドの第１伝動部に接続し、前記第１リングギヤが前記第２リングギヤの遠位歯と噛み合わせ、前記第１クラッチ部材を前記モータの心棒に接続し、前記第２クラッチ部材を移動自在にて、前記駆動ロッドの前記第２伝動部に装着していて、かつ選択により、前記第１クラッチ部材に噛み合わせるかまたは引き離し、前記弾性具を前記駆動ロッドの第２伝動部に装着して、前記第２クラッチ部材を圧迫し、
前記第１クラッチ部材と、前記第２クラッチ部材が互いに噛み合わせるときに、前記モータの前記心棒が前記駆動ロッドと前記平歯車を駆動して回転させ、前記平歯車がそれぞれ前記第１リングギヤと前記第２リングギヤを連動し前記爪車部材の時計方向または逆時計方向に対して回転すると共に、前記２つの主歯車ブロックと前記第１副歯車ブロックまたは前記第２副歯車ブロックのうちのいずれかが前記爪車部材を駆動回転し、ソケットを駆動回転させ、
前記ソケットを駆動するときに過大な抵抗力に遭ったとき、前記第２クラッチ部材が前記駆動ロッドの前記第２伝動部にスリップして、前記第１クラッチ部材を離脱して、前記弾性具を圧縮され、このときは、手動で前記本体を回して、前記第２クラッチ部材を前記駆動ロッドの前記第２伝動部に対して滑り移動させて、再び前記第１クラッチ部材と噛み合わせることによって、ソケットを駆動することができることを特徴とする、電動ソケットラチェットレンチ。
そのうち、前記本体を含む、前記接続孔が第１軸線に沿って、第１接続区間と、第２接続区間と、第３接続区間と距離を確保され、前記第１接続区間が前記第１軸線の径方向に沿って第１内径を有し、前記第２接続区間が前記第１軸線の径方向に沿って第２内径を有し、前記第２内径が前記第１内径より小さい、前記第３接続区間の異なる両端が前記第１軸線に沿って、それぞれ前記第１接続区間と前記第２接続区間に連絡され、前記第３接続区間の内壁面と前記第１接続区間の内壁面との間に第１夾角を形成し、前記第１夾角が１２０度であり、
前記伝動装置の前記駆動ロッドが回転自在に前記接続孔に収容していて、かつ接続部と、肩部を含む、前記接続部が前記第１伝動部と前記第２伝動部との間に位置し、前記肩部の異なる両端が前記第１軸線に沿って、それぞれ前記第１伝動部と前記接続部に接続し、前記接続部が前記第１軸線の径方向に沿って、第１外径を有し、前記肩部が前記第１軸線の径方向に沿って、第２外径を有し、前記第２外径が前記第１外径より小さい、前記接続部が前記肩部の付近端が前記肩部の前記外壁面との間に第２夾角を形成し、前記第２夾角が１２０度であることを特徴とする、請求項１記載の電動ソケットラチェットレンチ。
前記伝動装置は第１鋼球組をさらに含む、前記第１鋼球組は複数の鋼球を含まれていて、かつ前記第１軸線の円周方向に沿って、前記接続孔の前記第３接続区間及び前記駆動ロッドの前記接続部と前記肩部との間に繞設することを特徴とする、請求項２記載の電動ソケットラチェットレンチ。
前記伝動装置はワッシャと、第２鋼球組を含む、前記ワッシャを前記モータの前記心棒に装着し、前記弾性具が前記第１軸線の異なる両端に沿って、それぞれ前記ワッシャと、前記第２クラッチ部材に当接され、前記駆動ロッドは端部をさらに有し、前記端部が前記第１軸線の異なる両端に沿って、それぞれ前記接続部と、前記第２伝動部に接続し、前記第２鋼球組は複数の鋼球を含む、前記第１軸線の円周方向に沿って、前記駆動ロッドの前記端部と前記接続部及び、前記ワッシャと、前記接続孔の第１接続区間との間に繞設することを特徴とする、請求項２記載の電動ソケットラチェットレンチ。
そのうち、前記本体はヘッド部と、使用者の握りに用いるグリップ部と、延在部を含む、前記ヘッド部が前記第１端の付近部に位置し、前記グリップ部が前記第２端の付近部に位置し、前記延在部が前記第１軸線と異なる両端に沿って、それぞれ前記ヘッド部と前記グリップ部に接続し、間欠運動孔と、伝動溝を前記ヘッド部に形成し、前記間欠運動孔の内壁面に前記歯部を形成していて、かつ前記伝動溝に連絡され、収容溝を前記グリップ部に形成していて、かつ、前記動力装置を収容し、前記接続孔を前記延在部に形成し、前記延在部が前記第１軸線方向に垂直する方向に沿って、矩形横断面を有しており、前記矩形横断面を設けることによって、フラットハンドルの構造を実現し、径方向に力を加わる場合は、フラットハンドルが一般の公知レンチの丸ハンドル構造より強いことを特徴とする、請求項２ないし４のいずれかに記載の電動ソケットラチェットレンチ。
そのうち、前記伝動溝は前記ヘッド部に形成される三日月溝であり、前記伝動溝の異なる両端が前記第１軸線に垂直する方向に沿って、密閉状を形成することを特徴とする、請求項５に記載の電動ソケットラチェットレンチ。
前記本体は、前記つかみ部が前記第１軸線の径方向に沿って、とおり孔を設け、前記とおり孔と、前記収容溝が連絡され、前記動力装置は制御ボタンを有し、前記制御ボタンを前記本体の前記とおり孔に設けていて、かつ前記モータと電気導通することによって、前記モータを制御することを特徴とする、請求項５に記載の電動ソケットラチェットレンチ。
そのうち、前記モータは一方向モータであり、前記心棒を前記第１軸線に沿って回転し、前記爪車装置が前記第１軸線に垂直する第２軸線に沿って回転自在に前記本体に設け、前記第１リングギヤと前記第１副歯車ブロックが前記第２軸線に沿って、同じ水平位置に位置していて、かつ前記第２軸線に沿って、前記爪車部材に対して時計方向または逆時計方向に回転することができ、前記２つの主歯車ブロックが前記第２軸線に沿って、同じ水平位置に位置し、前記第２リングギヤと前記第２副歯車ブロックが前記第２軸線に沿って同じ水平位置に位置し、前記第１副歯車ブロックと前記第２副歯車ブロックが前記第２軸線の径方向に沿って、前記爪車部材の反対の両側に設けていて、かつ前記第２軸線が異なる水平位置に位置することを特徴とする、請求項２ないし４のいずれかに記載の電動ソケットラチェットレンチ。
そのうち、前記可逆レバーに貫通孔と、第１収容孔と、第２収容孔を含む、前記貫通孔が前記第２軸線の径方向の異なる両側に沿って、前記可逆レバーを貫き、前記第１収容孔と前記第２収容孔をそれぞれ前記可逆レバーが前記第２軸線の径方向の異なる両側に沿って位置し、前記爪車装置は主係止組と、第１係止組と、第２係止組を含む、前記主係止組を前記可逆レバーの前記貫通孔に設けていて、かつ２つの係止具と、一つの弾性具を含む、前記主係止組に備える前記２つの係止具をそれぞれ前記ラチェットブロック組に備える２つの主歯車ブロックに係止し、前記主係止組の前記弾性具を前記該主係止組に備える前記２つの係止具との間に当接し、前記第１係止組を前記可逆レバーの前記第１収容孔に設けていて、かつ係止具と、弾性具を含む、前記第１係止組の前記係止具の一端を前記ラチェットブロック組の前記第１副歯車ブロックに係止し、前記第１係止組の前記係止具のもう一端を前記第１係止組の弾性具に係止し、前記第２係止組を前記可逆レバーの第２収容孔に設けていて、かつ前記係止具と前記弾性具を含む、前記第２係止組の前記係止具の一端を前記ラチェットブロック組の前記第２副歯車ブロックに係止し、前記第２係止組の前記係止具のもう一端を前記第２係止組の前記弾性具に係止することを特徴とする、請求項８に記載の電動ソケットラチェットレンチ。
そのうち、前記第１クラッチ部材の一端面に第１歯部を有し、前記第２クラッチ部材が前記第１クラッチ部材の対向端面に第２歯部を有し、前記第１クラッチ部材の前記第１歯部と、前記第２クラッチ部材の前記第２歯部が選択により互いに噛み合わせるかまたは引き離し、前記第１歯部と前記第２歯部がそれぞれ複数の歯を有し、それぞれの歯に２つの歯面を有し、前記２つの歯面の間に４５度の前記夾角を有することを特徴とする、請求項１ないし４のいずれかに記載の電動ソケットラチェットレンチ。