JP3198150B2 - 電気掃除機における回転ブラシの製造方法 - Google Patents

電気掃除機における回転ブラシの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、掃除機の吸引ノズル
ユニット内に回転駆動可能に設けられ、じゅうたんなど
に付着した糸屑などをかき取って吸引可能にする回転ブ
ラシの製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来の回転ブラシは、軸部材における外周
面に、一端から他端にわたって2〜3本の係止溝を12
0〜180度のリード角にて夫々形成し、各係止溝内に
ブラシブレードを夫々挿嵌させた後、該軸部材の各端部
に軸ピンが取り付けられた軸取り付け部材を接着あるい
は溶着している。そして軸ピンに軸支部材を夫々取り付
けた後、各軸支部材を吸引ノズルユニット内に形成され
た支持壁の係止部に係合するとともにベルトを介して内
蔵された電動モータに連結しいている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た回転ブラシの軸部材は外周面の係止溝がアンダーカッ
トになるため、射出成形することができず、一般に押出
し成形により上記軸部材を成形した後に、切断および端
面加工された軸部材の両端部に射出成形された軸取り付
け部材を接着あるいは溶着している。
【0004】このため、成形機としては押出し成形機お
よび射出成形機の2種類の成形機を必要とすることによ
り、成形コストが高くなる問題を有している。
【0005】また、押出し成形された軸部材の各端部に
射出成形された軸取り付け部を固着しなければならず、
組み立て工数が多くなることにより回転ブラシの製造コ
ストが高くなる問題を有している。
【0006】本発明は、上記した従来の欠点を解決する
ために発明されたものであり、その目的とするところ
は、単一の射出成形機により軸取り付け部と支持部材と
を有した夫々のブレードホルダーを一体成形することが
でき、成形コストを低減することが可能な電気掃除機の
回転ブラシの製造方法を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、成形時に軸部
材と軸取り付け部とを一体化することができ、組み立て
作業をなくして製作コストを低減することが可能な電気
掃除機の回転ブラシの製造方法を提供することにある。
【0008】
【問題点を解決するための手段】このため本発明は、電
気掃除機のホース先端部に取り付けられる吸引ノズルユ
ニット内にて回転可能に支持され、内蔵された電動モー
タの駆動に伴って所定の方向へ回転する回転ブラシの製
造方法において、一方端部に、中心部を通って半径方向
へ延びる第1の被係止部を有した第1の軸取り付け部お
よび第1の軸取り付け部の中心にて該第1の軸取り付け
部の外径とほぼ一致する幅で他方端部に向かって90度
以上の角度で捩じれながら延出するねじれ面を有した第
1の支持部材からなる第1のブレードホルダーと、第1
のブレードホルダーの他方端部に対向する一方端部にて
中心部を通って半径方向へ延びる第2の被係止部を有
し、かつ外周面に電動モータが連結される外歯を有した
第2の軸取り付け部および第2の軸取り付け部の中心に
て該第2の軸取り付け部の外径とほぼ一致する幅で第1
の支持部材のねじれ面に対向しながら他方端部に向かっ
て90度以上の角度で捩じれて延出するねじれ面を有し
た第2の支持部材からなる第2のブレードホルダーとを
夫々一体成形した後、各第1および第2のブレードホル
ダーの第1および第2の支持部材における捩じれ面間
に、長手方向と直交する方向の両端部に長手方向へ延出
するブラシ部を有した可撓性のブラシブレードを挟持さ
せた状態で第1のブレードホルダーの他方端部を第2の
被係止部に係止するとともに第2のブレードホルダーの
他方端部を第1の被係止部に係止して夫々のブラシ部を
90度以上のリード角にて捩じれ形成したことを特徴と
している。
【0009】
【発明の作用】本発明は、各支持部の捩じれ面が90度
以上の角度設定されているため、一端に軸取り付け部を
有した第1および第2の軸取り付け部を有した第1およ
び第2のブレードホルダーを一体に射出成形することが
できる。
【0010】一体成形された第1および第2のブレード
ホルダーにおける夫々の支持部の捩じれ面間にブラシブ
レードを位置させた状態で夫々の支持部の他方端部を相
対する被係止部に係止して固定することによりブラシブ
レードのブラシ部を回転ブラシの両端間にて90度以上
の角度に捩じった状態に形成することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
【0012】図1は掃除機の吸引ノズルの概略を示す一
部破断斜視図である。
【0013】掃除機のホース(いずれも図示せず)の先
端には吸引ノズルユニット1が電気的および機械的に接
続される。該吸引ノズルユニット1の後部中央には所定
幅の開口3が形成され、該開口3に応じた吸引ノズルユ
ニット1の後部には接続ホース部5が回動可能に支持さ
れている。
【0014】吸引ノズルユニット1の前部には開口3と
連続して長手方向へ延びる中空部7が、底面にて外部と
連通し、かつ上部が閉鎖した状態で形成されている。そ
して吸引ノズルユニット1内の前部両側には支持壁9が
夫々設けられ、各支持壁9には係止部11が夫々形成さ
れている。また、吸引ノズルユニット1における後部の
一方側には電動モータ12が内蔵され、該電動モータ1
2の回転軸に取り付けられたプーリ14にはベルト13
が後述する回転ブラシ15と連結可能に張設されてい
る。
【0015】支持壁9の係止部11には中空部7内に位
置する回転ブラシ15の両端部が、そのブラシ部39b
が吸引ノズルユニット1の底面から外部へ若干突出して
回転可能に支持されている。なお、吸引ノズルユニット
1における前部および後部の底面両側には回転ローラー
17が回転可能に支持されている。
【0016】図2は回転ブラシの分解斜視図である。
【0017】図3は図2のIII-III 線に応じた回転ブラ
シの断面図である。
【0018】回転ブラシ15の一部を構成する2本の第
1および第2のブレードホルダー19・21は合成樹脂
製からなり、第1および第2のブレードホルダー19・
21の一方端部には中心に軸支孔23a・25aを有し
た第1および第2の軸取り付け部23・25が一体形成
され、第2のブレードホルダー21における第2の軸取
り付け部25の外周には外歯25bがベルト13と噛み
合うように形成されている。
【0019】各第1および第2の軸取り付け部23・2
5の内側端面には支持部材としての支持板27・29が
夫々の第1および第2の軸取り付け部23・25の外径
幅で、他端に向って90度、捩じれながら延出する捩じ
れ面27a・29aを有するように一体形成されてい
る。また、夫々の捩じれ面27a・29aと反対側の各
支持板27・29にはリブ31・33が軸線方向へ延出
するように一体形成されている。なお、第1および第2
の軸取り付け部23・25の外側端面には多数の孔23
c・25cが同心円状に形成され、第1および第2のブ
レードホルダー19・21を軽量化している。
【0020】第1および第2の軸取り付け部23・25
における内側端面の中心部には被係止溝35・37が、
前記支持板27・29の捩じれ面27a・29aと微小
間隔をおいて平行に形成され、被係止溝35に支持板2
9の端部が、また被係止溝37に支持板27の端部が夫
々係合される。
【0021】支持板27・29の捩じれ面27a・29
a間には可撓性を有した弾性樹脂あるいはゴムからなる
ブラシブレード39が挟持されている。該ブラシブレー
ド39は展開状態において長方形状からなり、捩じれ面
27a・29a間に位置する平面部39aと、支持板2
7・29から外方へ突出したブラシ部39bとが一体と
なるように押出し成形されている。そしてブラシ部39
bには長手方向へ延びる複数の溝39cが、また支持板
27・29の外端に応じたブラシブレード39にはつば
部39dが一体形成されている。
【0022】そして第1および第2の軸取り付け部23
・25の軸支孔23a・25aには軸ピン41・43が
挿嵌固定され、各軸ピン41・43には各支持壁9の係
止部11に係合する軸支部材45・47が回転可能に支
持されている。
【0023】次に、上記した第1および第2のブレード
ホルダー19・21の成形方法を説明する。
【0024】図4はブレードホルダーを成形する際の金
型構造を示す縦断面図である。
【0025】図5はブレードホルダーを成形する際の金
型構造を示す横断面図である。
【0026】なお、図4および図5は第2のブレードホ
ルダー21を成形する際に使用する金型を示すが、第1
のブレードホルダー19の成形に使用する金型もほぼ同
様であり、説明を省略する。
【0027】射出成形機(図示せず)の固定側ダイプレ
ート(図示せず)には固定金型53が取り付けられ、該
固定金型53には支持板29の捩じれ面29aと一致し
た形状の凹所が形成されている。また、図5に示す固定
金型53の上方には後述するスライドコアー57が係合
可能に形成され、固定側取付け板53aの上方にはアン
ギュラピン61が、その先端が外方に向って傾斜するよ
うに取り付けられている。さらに、アンギュラピン61
の左方に応じた固定側取付け板53aには先端部の右側
面に傾斜面63aを有したロッキングブロック63が取
り付けられている。
【0028】固定金型53と対向する可動側ダイプレー
ト(図示せず)には可動金型65が取り付けられ、可動
金型65には支持板29の外面およびリブ33と一致す
る凸所が形成されている。また、可動金型65の可動側
取付け板65aにはスライドコアー57が固定金型53
と対向して可動金型65の型締め方向と直交する方向へ
移動可能に支持され、該スライドコアー57にはカム孔
57aが、前記アンギュラピン61に挿嵌可能に形成さ
れている。
【0029】さらに、図5に示すスライドコアー57の
上面には傾斜面57bがロッキングブロック63の傾斜
面63aと相対するように形成されている。このスライ
ドコアー57は内蔵された圧縮ばね(図示せず)によ
り、常に図5に示す上方へ移動するように付勢されてい
る。
【0030】図5に示すスライドコアー57の下面には
第2の軸取り付け部25と一致する内径の凹所69が形
成され、該凹所69の内周面には外歯25bと一致する
凹凸部および軸支孔25aと孔25cと一致する凸部
(いずれも図示せず)が形成されている。
【0031】なお、第2のブレードホルダー19を射出
成形する際に使用する可動金型のスライドコアーは第2
のブレードホルダー21のスライド金型57と異なり、
凹所の内面に外歯25bと一致する凹凸部を設けてない
ものであり、その詳細な説明を省略する。
【0032】次に、第1および第2のブレードホルダー
19・21の成形方法を説明する。
【0033】型締め装置(図示せず)の作動により可動
金型65を固定金型53へ移動させると、先ず、スライ
ドコアー57のカム孔57aにアンギュラピン61が突
入されるとともに傾斜面57bにロッキングブロック6
3の傾斜面63aが摺接される。これにより固定金型5
3に対して可動金型65が接近するに従ってスライドコ
アー57が図5に示す下方へ移動された後、固定金型5
3と可動金型65とが型締めされる。
【0034】上記状態にて射出装置の射出ノズルから溶
融した合成樹脂がスプル53bを介して固定金型53と
可動金型65およびスライドコアー57とにより形成さ
れた成形空間71内に射出されると、該成形空間71に
応じた形状の第2のブレードホルダー21が成形され
る。そして所定の硬化時間を経過した後に、型締めシリ
ンダーの復動にともなって固定金型53から可動金型6
5が離型されると、スライドコアー57は内蔵された圧
縮ばねの弾性力により原位置へ戻るように付勢されてい
るとともにカム孔57aに対するアンギュラピン61お
よびロッキングブロック63の傾斜面63aに対するス
ライドコアー57のカム孔57aとの摺接が徐々に解除
されるため、離型方向(型締め方向)と直交する方向へ
移動し、成形された第2の軸取り付け部25から抜き出
される。
【0035】これにより第2の軸取り付け部25の外周
面には外歯25bが、また中心部には軸支孔25aおよ
び該軸支孔25aの回りに多数の孔25cが同心円状に
形成される。
【0036】そして固定金型53に対して可動金型65
が所定の間隔以上の幅に離型されたとき、可動金型65
に内蔵された突き出しピン73により第2のブレードホ
ルダー21が可動金型65から突き出される。
【0037】次に、上記のように回転ブラシ15の組み
立て方法を説明する。
【0038】夫々の支持板27・29の捩じれ面27a
・29a間に平面部39aが位置するようにブラシブレ
ード39を配置した状態で、支持板27の他端を被係止
溝37に、また支持板29の他端を被係止溝35に夫々
係合させた後、接着あるいは融着して固定させる。これ
により夫々の支持板27・29間に配置されたブラシブ
レード39は各支持板27・29の捩じれ面27a・2
9aと一致するように弾性変形して挟持される。このと
き、ブラシブレード39のつば部39dは各支持板27
・29の長手方向と直交する方向の端部を覆うように位
置される。また、ブラシブレード39の各ブラシ部39
bは回転ブラシ15の軸線方向に対して90度ねじられ
ながら長手方向へ延出するように弾性変形される。
【0039】次に、第1および第2の軸取り付け部23
・25の軸支孔25a内に軸ピン41・43を挿嵌した
後、各軸ピン41・43に軸支部材材45・47を取り
付けて回転ブラシ15の組み立てを完了する。
【0040】そして上記のように組み立てられた回転ブ
ラシ15における第2の軸取り付け部25の外周に位置
する外歯25bにベルト13を噛み合わせ可能に配置し
た状態で、夫々の軸支部材45・47を各支持壁9の係
止部11へ係合して吸引ノズルユニット1内に対する回
転ブラシ15の取り付けを完了する。
【0041】そして上記のように取り付けられた回転ブ
ラシ15が電動モータ12の駆動に伴って所定の方向へ
回転されると、ブラシ部39bが回転ブラシ15の両端
間にて軸線回りへ90度捩じれているため、回転負荷を
低減し、かつじゅうたんなどに付着した糸屑をかき取っ
て吸引させることができる。
【0042】上記説明は、支持板27・29の外側に複
数のリブ31・33を設けて捩じれ面27a・29aを
一端から他端に向って90度として第1および第2のブ
レードホルダー19・21を構成したが、支持板27・
29の外側に複数のリブ31・33が形成される構造の
第1および第2のブレードホルダー19・21にあって
は、支持板27・29の一端と他端との間の捩じれ面2
7a・29aの角度を90〜180度の間にて任意に設
定しても、第1および第2のブレードホルダー19・2
1を一体に成形することができる。
【0043】また、上記説明は一方端部の第1の軸取り
付け部23と、該第1の軸取り付け部23の外径と一致
する幅で他端に向って90度の捩じれながら延出する捩
じれ面27aを有し、かつ外側に複数のリブ31が軸線
方向へ延びる支持板27とからなる第1のブレードホル
ダー19と、一方端部の第2の軸取り付け部25と、該
第2の軸取り付け部25の外径と一致する幅で、かつ支
持板27の捩じれ面27aと対向して他端に向って90
度捩じれながら延出する捩じれ面29aを有し、かつ外
側に複数のリブ31が軸線方向へ延びる支持板29とか
らなる第2のブレードホルダー21とを夫々一体成形
し、これら第1および第2のブレードホルダー19・2
1間に、可撓性のブラシブレード39を挟持させて夫々
のブラシ部39bを90度の捩じれ角に捩じれ形成して
回転ブラシ15を製造する方法としたが、図6および図
7のように一体成形された第1および第2のブレードホ
ルダーを使用して回転ブラシ80を製造したものであっ
てもよい。
【0044】すなわち、第1のブレードホルダー81は
一方端部に所定の外径からなり、中心に半径方向へ延び
る被係止部82aを有した第1の軸取り付け部82と、
該第1の軸取り付け部82の外径と一致した円筒形状
で、第1のブレードホルダー81の被係止部82aに応
じた中心を通る円筒の分割面が他端に向って90度捩じ
れながら延出する捩じれ面83aになる第1のホルダー
部83と、該第1のホルダー部83の他端中心部にて半
径方向へ延び、後述する被係止部89bに係合する係合
部85とを一体に射出成形して形成される。同様に第2
のブレードホルダー87は、第1のブレードホルダー8
1の他方端部に相対する一方端部に、第1のブレードホ
ルダー81の外径と一致し、外周面に外歯89aが形成
されるとともに中心にて直径方向へ延びる被係止部89
bを有した第2の軸取り付け部89と、該第2の軸取り
付け部89の外径と一致した円筒形状で、第2の軸取り
付け部89の被係止部89bに応じた中心を通る円筒の
分割面が、捩じれ面83aに相対して他端に向って90
度捩じれながら延出する捩じれ面91aを有した第2の
ホルダー部91と、該第2のホルダー部91の他方端部
にて直径方向へ延出し、被係止部81aに係合する係合
部93とを有した支持部材94を一体に射出成形して形
成される。なお、符号83b・91bは軸線方向へ所定
の間隔をおいて一体成形されたリブである。
【0045】そして上記のように一体成形された第1の
ブレードホルダー81の捩じれ面83aと第2のブレー
ドホルダー87の捩じれ面91aとの間に、長手方向と
直交する両端部に、長手方向へ延びるブラシ部95aを
有した可撓性のブラシブレード95を挟持させた後、係
合部85を被係止部89bに、また係合部93を被係止
部82aに夫々係合した状態を接着あるいは融着して回
転ブラシ97を形成したものであってもよい。
【0046】この構成の第1および第2のブレートホル
ダー81・87にあっては、スライドコアを使用せずに
一体に射出成形するには、その捩じれ角を90度に設定
する必要があるが、スライドコアを使用した金型を使用
すれば、その捩じれ角を90度以上にすることもでき
る。
【0047】
【発明の効果】このため本発明は、単一の射出成形機に
より軸取り付け部と支持部材とを有した夫々のブレード
ホルダーを一体成形することができ、成形コストを低減
することが可能な電気掃除機の回転ブラシの製造方法を
提供することができる。
【0048】また、本発明は、成形時に軸部材と軸取り
付け部とを一体化することができ、組み立て作業をなく
して製作コストを低減することが可能な電気掃除機の回
転ブラシの製造方法を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】掃除機の吸引ノズルの概略を示す一部破断斜視
図である。
【図2】回転ブラシの分解斜視図である。
【図3】図2のIII-III 線に応じた回転ブラシの断面図
である。
【図4】ブレードホルダーを成形する際の金型構造を示
す縦断面図である。
【図5】ブレードホルダーを成形する際の金型構造を示
す横断面図である。
【図6】回転ブラシの変更例を示す分解斜視図である。
【図7】本考案の変更例に係る回転ブラシの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 吸引ノズルユニット 12 電動モータ 15 回転ブラシ 19 第1のブレードホルダー 25 第2のブレードホルダー 23 第1の軸取り付け部材 25 第2の軸取り付け部材 27・29 支持部材としての支持板 27a・29a 捩じれ面 39 ブラシブレード 39b ブラシ部 41・43 軸ピン 45 47 軸支部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気掃除機のホース先端部に取り付けられ
    る吸引ノズルユニット内にて回転可能に支持され、内蔵
    された電動モータの駆動に伴って所定の方向へ回転する
    回転ブラシの製造方法において、一方端部に、中心部を
    通って半径方向へ延びる第1の被係止部を有した第1の
    軸取り付け部および第1の軸取り付け部の中心にて該第
    1の軸取り付け部の外径とほぼ一致する幅で他方端部に
    向かって90度以上の角度で捩じれながら延出するねじ
    れ面を有した第1の支持部材からなる第1のブレードホ
    ルダーと、第1のブレードホルダーの他方端部に対向す
    る一方端部にて中心部を通って半径方向へ延びる第2の
    被係止部を有し、かつ外周面に電動モータが連結される
    外歯を有した第2の軸取り付け部および第2の軸取り付
    け部の中心にて該第2の軸取り付け部の外径とほぼ一致
    する幅で第1の支持部材のねじれ面に対向しながら他方
    端部に向かって90度以上の角度で捩じれて延出するね
    じれ面を有した第2の支持部材からなる第2のブレード
    ホルダーとを夫々一体成形した後、各第1および第2の
    ブレードホルダーの第1および第2の支持部材における
    捩じれ面間に、長手方向と直交する方向の両端部に長手
    方向へ延出するブラシ部を有した可撓性のブラシブレー
    ドを挟持させた状態で第1のブレードホルダーの他方端
    部を第2の被係止部に係止するとともに第2のブレード
    ホルダーの他方端部を第1の被係止部に係止して夫々の
    ブラシ部を90度以上のリード角にて捩じれ形成したこ
    とを特徴とする回転ブラシの製造方法。
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