JP3198056U - 衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】スポーツウエアなどにおいて、体の動きを邪魔せず、見た目にも違和感のない上下のつなぎ服を提供する。【解決手段】上衣1と下衣2とを備えた衣服であって、上衣と下衣として互いに別体に形成されたものを採用し、上衣と下衣とが繋部材3にて連結されて上下に分離できないよう一体にされたものであり、上衣と下衣とは主としてジャージ生地にて形成され、繋部材は、上衣及び下衣の生地よりも伸縮性の大きなフライス編にて形成されている。【選択図】図1

Description

本願考案は、衣服の改良に関する。
特許文献1には、背側の腰を高伸長性生地で切り替え、水平方向に蛇腹状に形成することで、上下方向に伸縮できることで、屈伸などの動きを容易にした作業着が示されている。
実用新案登録3135570号公報
しかし、先ず第1に、トレーニングウエアに見られるジャージ生地にて形成された衣服については、上衣と下衣とを別々に形成されたものが一般的であり、上衣と下衣とを一体にしたものは提案されていない。
ジャージ生地は、主としてポリエステルを素材とするものであるが、背広やジャケット、ワイシャツ等の一般的な衣服の生地に比べて、柔軟性を有するものであり、運動などの用途に十分対応できると考えられているからである。
しかし、単純に上下一枚のジャージ生地にてつなぎ服として、トレーニングウエアなどを形成した場合、見た目に違和感がある。
また、第2に、トレーニングウエアなどでは、通常よりも大きく体を動かす状況において利用され、図2(B)へ示す通り、ウエアの上下(上衣1と下衣2)が分離していては往々にして腹部hが露出してしまう。また、腰を捻る例えばボールを蹴るなど上半身に対して下半身の向きを変える運動において、図3(B)へ示す通り、上衣1と下衣2とが擦れ、摩擦が当該運動を邪魔するものとなりがちである。
また、第3に、引用文献1に示されたつなぎ服についても、上記の通り、背側の腰被覆部における所定区画を高伸長性生地で切り替え、低伸長性生地に複数本のプリーツを水平方向に設けて蛇腹状に形成した蛇腹素材で前記所定区画の表側を覆い、前記所定区画が上下方向に伸縮できるものとしているが、その自由度は限られ、上記の腰を捻る動きに対しては、前身頃において上衣に相当する部位と下半身を覆う下衣に相当する部分が捩れて、着心地を阻害する場合がある。
そこで本願考案は、スポーツウエアなどにて一般的なジャージ生地にて形成された衣服や、作業着などの衣服において、上記課題の解決を図るものである。
本願考案は、上衣と下衣とを備えた衣服において、次の構成を採るものを提供する。
即ち、前記上衣は前記下衣と別体に形成され、前記上衣は前記下衣に対し繋部材にて連結され上記下衣から分離できないよう前記下衣と一体にされたものであり、前記繋部材は、前記上衣の生地及び前記下衣の生地よりも腰回りの方向について伸縮性の大きな部材にて形成されたものである。
また、本願考案では、前記上衣と前記下衣とはジャージ生地にて形成されたものであり、前記繋部材は、フライス編にて形成されものであり、前記繋部材は、前記上衣と前記下衣との間において、前記上衣の下端略全周と前記下衣の腰回り略全周とに縫い付けられて、前記上衣と前記下衣との境界を呈する、環状に設けられた部材である衣服を提供できた。
更に、本願考案では、前記上衣と前記下衣とは、ポリトリメチレンテレフタレートを使用した繊維にて形成されたものであり、上衣側において脇下から前記繋部材即ち腰回りまで、メッシュ生地によるベンチレーションが形成されたものである衣服を提供できた。
更に、本願考案では、上半身を覆う上衣部分が下半身を覆う下衣部分と一体に形成されたつなぎ服である衣服において、腰回りの全周をフライス編により形成された区画部とし、前記区画部にて前記上衣部分と前記下部分とが画されて見える衣服を提供できた。
本願考案では、上衣と下衣とが、別々に形成された衣服について、上衣及び下衣の生地よりも伸縮性の大きな繋部材にて上下一体に形成することにより、運動や作業など体の動きを邪魔せず、一枚の衣装にて上半身と下半身とを覆うことができる。
特に、上衣と下衣とが、ジャージ生地にて別々に形成されたスポーツウエアなどの衣服について、適したものを提供できた。
更に、従来のつなぎ服と比べても、上衣と下衣とが別々のものを着用する場合と同様の、着心地を損なわないものを提供できた。
また更に、上衣と下衣との間において、上下の境界として繋部材を環状に設けて上衣と下衣とを繋ぐことにより、上衣と下衣とが分離している通常のスポーツウエアや作業着などと見た目に違和感がないものを提供できた。そして、本願考案の衣服では、衣服の腹周りをすっきりと見せることができる。
特に、ジャージ生地より更に伸縮性の高いフライス編にて繋部材を形成し上衣と下衣とを繋いで一体にすることにより、運動や作業によって腹部を露出させない。また、上衣と下衣とに別々のものを着用する場合にありがちな、上衣と下衣間の擦れにて生じる、体の動きの抵抗を抑えることができる。
上衣と下衣とを一体に繋いでも、上記ベンチレーションの形成により、上通気性を確保することができ、発汗などによる蒸れを抑えることができる。
更に、つなぎ服として、上衣部分と下衣と部分とが当初より1枚の衣装として形成された衣服についても、腰回りにフライス編による区画部を形成することにより、上記繋部材を備えた衣服と同様の効果を得ることができる。
(A)は本願考案に係る衣服の一実施の形態について着衣した状態を示す全体正面図。 (A)は図1の衣服の使用状態を示す斜視図、(B)は従来の衣服の使用状態を示す斜視図。 (A)は図1の衣服の使用状態を示す正面図、(B)は従来の衣服の使用状態を示す正面図。
以下、図面に基づき本願考案の実施の形態について説明する。
図1、図2(A)及び図3(A)は、スポーツウエアにおいて本願考案を実施した例を示す。
この衣服は上衣1と、上衣1と別体に形成された下衣2と、上衣1と下衣2とを一体に結合する繋部材3とを備える。
(上衣1)
身体の上半身を覆う上記上衣1は、ジャージ生地にて形成されている。具体的には、上記の前後の見頃と左右両袖は、ジャージ生地にて形成されている。
上衣1には、特に、ポリトリメチレンテレフタレートを使用した繊維にて形成されたものが好ましい。このような素材として、繋部材3にソロテックス(登録商標)を採用することができる。
図1において、上衣1の前面において左右について中央へ上下に伸びる開き部5が形成されている。開き部5を開いてこの衣服を脱ぎ着することができる。開き部5には、ファスナー或いはボタンなどの留め具が設けられている。
詳しくは、開き部5は、上衣1上端11即ち首側から下端11即ち腰回りに掛けて上下に形成されたものとする。
但し、開き部5は、体の出し入れが可能であれば、上衣1の下端11まで伸びるものでなくてもよく、下端11に至る途中まで伸びるものとしてもよい。
図1へ示す通り、この例では上衣1の開き部5は、上記留め具にて首まで閉じることができるものとした。この他上衣1は、開き部5を首まで閉じないタイプのものとしても実施できる。このような首まで閉じない上衣1として、オープンシャツを例示できる(図示しない)。オープンシャツは、一般に開襟シャツと呼ばれるものであり、首の位置にある第1ボタンを留めて着用するワイシャツと異なり、開き部5を首まで閉じないシャツである。
また、上衣1として、アロハシャツや、イタリアンカラーと呼ばれる衿腰が低く1枚断ちでそのまま前立てにつながった衿のシャツなども採用することができる。
また、この例では、図1へ示す通り、左右の脇下12から上位1の下端11即ち腰回りに掛けて上下にベンチレーション4が形成されている。ベンチレーション4は通気性を確保するためにメッシュ生地にて形成されている。
(下衣2)
身体の下半身を覆う上記下衣2も、ジャージ生地にて形成されている。即ち、ボトムと左右両脚は、ジャージ生地にて形成されている。特に、下衣2にも、ポリトリメチレンテレフタレートを使用した繊維にて形成されたものが好ましい。このような素材として、繋部材3にソロテックス(登録商標)を採用することができる。
特に下衣2には、ホッピングパンツを採用することができる。
スポーツ用のトレーニングパンツでは、パンツの裾部分が開放されているストレートタイプに対し、裾部分が紐やリブで絞られているものをホッピングタイプといい、上記のホッピングパンツは、ホッピングタイプのトレーニングパンツである。
ホッピングパンツは、裾周りがスッキリしているので、激しい動きでも裾がまとわり付くことが無く、ストレートタイプに比べ、シューズと干渉し辛い利点がある。
但し、下衣2にストレートタイプのトレーニングパンツを採用して実施することも可能である。
(繋部材3)
繋部材3は、上衣1の下端11全周と下衣2の上端20全周とを結合する。
具体的には、繋部材3は、帯状又は環状に形成された部材であり、上衣1と下衣2との間に介され、上衣1の下端11全周の各位置と下衣2の上端全周の各位置とに縫い合わされて、上衣1と下衣2間に環状に設けられたものである。具体的には、図2(A)へ示す通り、平面視環状にされた繋部材3の上縁31の各位置が上衣1の下端11全周の各位置へ縫い合わされ、平面視環状にされた繋部材3の下縁32の各位置が下衣2の上端20全周の各位置へ縫い合わされる。繋部材3の上記上縁31と上記下縁32との間の幅部分tが、体の動きに対応して伸縮する伸縮領域を構成する。伸縮領域は、少なくとも腰回り方向(周方向)kについて上衣1及び下衣2よりも伸縮性の大きな領域である。
特に繋部材3は、上衣1及び下衣2のジャージ生地よりも伸縮性の大きな生地にて形成されたものである。具体的には、繋部材3の生地には、フライス編にて形成された編地を採用する。フライス編は、横方向の伸縮性に富み、リブ編み、ゴム編み、畦(あぜ)編みとも呼ばれる。上記横方向を繋部材3の腰回り方向kと一致させるように繋部材3を環状にして縫いつければよい。
(変更例)
尚、本願考案は、実施の対象を上記のスポーツウエアに限定するものではなく、作業着その他ジャージ生地にて形成され衣服を含むものである。また、上衣1及び下衣2の繊維素材についても、上記ポリトリメチレンテレフタレートを使用した繊維に限定するものではなく、他の繊維素材にて形成されたものであっても実施できる。
更に上衣1と下衣2は、ジャージ生地に限定するものではなく、他の素材にて形成されたものであっても実施できる。
また、上衣1について、図示したものに限定するものではなく、体の出し入れができるものであれば、前述の通り図示したシャツ以外の他のシャツを上衣に採用することができる。
また、開き部5は、上衣1の背面に設けても、或いは側部に設けるものとしても実施できる。
繋部材3についても、上衣1及び下衣2よりも少なくとも横方向即ち腰回りについて伸縮性の大きなものであれば、スライス編に限定するものではなく、スムース編(インターロック編)など伸縮性の大きな他の編地を採用するものとしても実施できる。
更に、ベンチレーション4も左右の上記脇下から腰回りに設けるものに限定するものではなく、衣服の他の位置に設けるものとしても実施できる。
例えば、ベンチレーション4を衣服の脇下に設けると共に、脇下同様発汗の大きな背中や、腕の関節の内側や或いは足の関節の内側を覆う部位に設けても実施できる。
また、上半身を覆う上衣部と下半身を覆う下衣部とを一体とするつなぎ服において、腰回り部分へ、フライス編により編まれた、腰回り全周に渡る区画部を設け、腰回りの上記伸縮性を確保すると共に、上衣と下衣とが別々の衣装に見えるものとしても実施できる。当該つなぎ服の場合、例えば、腰回りを含め上衣部及び下衣部を一つの素材にて当初より一体に形成するものとしても、上衣部及び下衣部をフライス編よりも横方向の伸縮性が小さい編地にて形成し腰回りをフライス編として実施することができる。
1 上衣
2 下衣
3 繋部材
4 ベンチレーション

Claims (4)

  1. 上衣と下衣とを備えた衣服において、
    前記上衣は前記下衣と別体に形成され、前記上衣は前記下衣に対し繋部材にて連結され前記下衣から分離できないよう前記下衣と一体にされたものであり、
    前記繋部材は、前記上衣の生地及び前記下衣の生地よりも少なくとも腰回りの方向について伸縮性の大きな部材であることを特徴とする衣服。
  2. 前記上衣と前記下衣とはジャージ生地にて形成されたものであり、
    前記繋部材は、フライス編にて形成されものであり、
    前記繋部材は、前記上衣と前記下衣との間において、前記上衣の下端略全周と前記下衣の腰回り略全周とに縫い付けられて、前記上衣と前記下衣との境界を呈する、環状に設けられた部材であることを特徴とする請求項1記載の衣服。
  3. 前記上衣と前記下衣とは、ポリトリメチレンテレフタレートを使用した繊維にて形成されたものであり、
    上衣側において脇下から前記繋部材即ち腰回りまで、メッシュ生地によるベンチレーションが形成されたものであることを特徴とする請求項2記載の衣服。
  4. 上半身を覆う上衣部分が下半身を覆う下衣部分と一体に形成されたつなぎ服である衣服において、
    腰回りの全周をフライス編により形成された区画部とし、前記区画部にて前記上衣部分と前記下部分とが画されて見えることを特徴とする衣服。
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