JP3198017U - 回転可能な当接構造を有するラチェット - Google Patents

回転可能な当接構造を有するラチェット Download PDF

Info

Publication number
JP3198017U
JP3198017U JP2015001576U JP2015001576U JP3198017U JP 3198017 U JP3198017 U JP 3198017U JP 2015001576 U JP2015001576 U JP 2015001576U JP 2015001576 U JP2015001576 U JP 2015001576U JP 3198017 U JP3198017 U JP 3198017U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ratchet
unit
ball
rotating
positioning unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015001576U
Other languages
English (en)
Inventor
明達 鄭
明達 鄭
Original Assignee
冠億齒輪股▲ふん▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 冠億齒輪股▲ふん▼有限公司 filed Critical 冠億齒輪股▲ふん▼有限公司
Priority to JP2015001576U priority Critical patent/JP3198017U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3198017U publication Critical patent/JP3198017U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ラチェット内部に回転可能な当接構造を有するラチェットを提供する。【解決手段】枠体10と、ラチェット部材20と、ソケット固定部材30と、を有し、そのうち、枠体は、内部に固定空間11が形成され、ラチェット部材は、固定空間に取り付けられ、歯面部を備え、固定部材は、ラチェット部材に嵌め込まれるように枠体に貫設され、ソケット位置決めユニットと、回動ユニットと、切り替えユニットと、爪ブロックとを備え、ソケット位置決めユニットは、枠体の固定空間に設置され、回動ユニットは、回転可能にソケット位置決めユニット挿設され、切り替えユニットは、回動ユニットに嵌め込まれると共に、チューブと、ばねと、ボールとを備え、ばねは、回動ユニットに当接するようにチューブに収容され、ボールは、回転可能にチューブのばねと反対する端に設置され、爪ブロックは、ソケット位置決めユニットに枢設され、一側面が切り替えユニットのボールに当接されると共に、一端がラチェット部材の歯面部に係合される。【選択図】図1

Description

本考案は、特にラチェットの内部に回転可能な当接構造を有するラチェットに関するものである。
従来のラチェットレンチを使用する時は、ラチェットレンチの一端にソケットを取り付け、使用者が片手でラチェットレンチのグリップ部を握って回転させると、ナットまたはボルトを締め続けることができるので、逆方向に回転させる必要はない。また、図5に示すように、従来のラチェットレンチの内部におけるラチェット部材は、一体に成形された切り替えユニット60を備え、該切り替えユニット60は、前端に半円形に設けられると共に、ラチェット部材の回動方向を切り替えるために、回動部材の内部に取り付けられる。その切り替えユニット60を切り替えてラチェットレンチの回転方向を変わる場合に、その切り替えユニット60が半円形の前端を介して回動部材に当接することによって、その半円形の前端が摩損しやすいことから、該半円形の前端を摩損して徐々に平坦状となり、切り替えユニット60が回動部材に当接しても穏やかに係合することができなくなってしまう。
従来のラチェットレンチを使用する時は、その切り替えユニットが前端の半円形部分を用いて頻繁に且つ長時間に亘り回動部材に当接することから、前端の半円形部分が摩損して徐々に平坦状となり、回動方向の切り替えまたは係合の効果が低下するので、改善する必要があった。
本考案に係る回転可能な当接構造を有するラチェットは、枠体と、ラチェット部材と、固定部材と、を有し、
そのうち、枠体は、中空状を呈し、内部に固定空間が形成されると共に、相対する両側に固定空間と連通する組立開口が形成され、
前記ラチェット部材は、固定空間に取り付けられると共に、歯面部を備え、
前記固定部材は、水平方向に沿って前記ラチェット部材に嵌め込まれるように枠体に貫設されると共に、ソケット位置決めユニットと、回動ユニットと、切り替えユニットと、爪ブロックとを備え、そのうちソケット位置決めユニットは、一端が組立開口から突出するように、枠体の固定空間に設置され、該回動ユニットは、回転可能にソケット位置決めユニット挿設されると共に、一端面に回転ロッドが凸設され、該回転ロッドの外周面に収容穴が径方向に形成され、該切り替えユニットは、回動ユニットの収容穴に嵌め込まれると共に、チューブと、ばねと、ボールとを備え、該ばねは、一端が回転ロッドに当接するようにチューブに収容され、該ボールは、回転可能にチューブのばねと反対する端に設置され、該爪ブロックは、ソケット位置決めユニットに枢設され、一側面が切り替えユニットのボールに当接されると共に、一端がラチェット部材の歯面部に係合されるものである。
かかる回転可能な当接構造を有するラチェットにおいて、前記チューブにおけるばね凹部と反対する端にボール凹部が凹設され、該ボール凹部に前記ボールが回転可能に設置されることが好ましい。
かかる回転可能な当接構造を有するラチェットにおいて、前記ソケット位置決めユニットは、段差状且つ円柱状の回転軸を備え、該回転軸の一端中心に挿設穴が形成され、
前記回動ユニットは、回転ロッドの一端に回転盤体が設けられ、該回転盤体が回転可能に回転軸に当接され、該回転ロッドは、中空状の円柱体であり、一端がソケット位置決めユニットの挿設穴に挿設されることが好ましい。
かかる回転可能な当接構造を有するラチェットにおいて、前記ソケット位置決めユニットの回転軸の外周面に収容空間が形成され、該回転軸に枢転ロッドが貫設され、
前記爪ブロックは、収容空間に位置するように、揺動可能に枢転ロッドに枢設されることが好ましい。
本考案に係る回転可能な当接構造を有するラチェットによれば、ソケット固定部材の切り替えユニットに回転可能なボールが設置され、そのボールは、回転自在に爪ブロックの内側面に当接すると共に、所定の箇所に当接して、摩損することはないので、切り替えユニットの使用寿命の延長に繋がる。また、その切り替えユニットのボールが爪ブロックの内側面との接触による摩擦により摩損したとしても、単に新たなボールに交換すればよく、ソケット固定部材全体を交換する必要はない。
本考案に係る回転可能な当接構造を有するラチェットの分解斜視図である。 本考案に係る回転可能な当接構造を有するラチェットの部分分解斜視図である。 本考案に係る回転可能な当接構造を有するラチェットの断面図である。 本考案に係る回転可能な当接構造を有するラチェットにおける他の断面図である。 従来のラチェットレンチのラチェット部材の部分分解斜視図である。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1乃至図3に示すように、本考案に係る回転可能な当接構造を有するラチェットは、枠体10と、ラチェット部材20と、ソケット固定部材30とを有する。
図1及び図2に示すように、前記枠体10は、中空状を呈し、内部に固定空間11が形成されると共に、上部に上部開口が形成され、該開口をカバーするために止め蓋12が着脱可能に取り付けられ、固定空間11と連通するように、該枠体10の相対する両側に、前面及び後面を貫通する組立開口13が形成される。
図1及び図2位示すように、前記ラチェット部材20は、枠体10の上部開口から固定空間11に取り付けられ、内周面に円環状の歯面部21が形成される。
図2及び図3に示すように、前記ソケット固定部材30は、水平方向、すなわち、前後方向に沿ってラチェット部材20に嵌め込まれるように枠体10に貫設されると共に、ソケット位置決めユニット31と、回動ユニット32と、切り替えユニット33と、爪ブロック34とを備え、そのうちソケット位置決めユニット31は、一端が組立開口13から突出するように、枠体10の固定空間11に設置されると共に、段差状且つ円柱状の回転軸311を備え、該回転軸311の一端中心に挿設穴312が形成され、該挿設穴312は、止まり穴のタイプであり、該回転軸311の外周面に半円形の収容空間313が凹設され、該回転軸311の中心に挿設穴312及び収容空間313と連通する連通穴314が形成され、該収容空間313に位置しながら回転軸311の端面の挿設穴312の一側から突出する枢転ロッド315が貫設され、該回転軸311の挿設穴312と反対する端にソケット結合部316が凸設される。
前記回動ユニット32は、回転盤体321を備え、該回転盤体321の後端面の中心に回転ロッド322が一体に形成され、該回転ロッド322は、中空状の円柱体であり、外周面に収容穴323が径方向に形成される。尚、その回動ユニット32を取り付ける時は、回転ロッド322の一端をソケット位置決めユニット31の挿設穴312に挿設すると共に、回転盤体321を回転可能に回転軸311の端面に当接させればよい。
前記切り替えユニット33は、ソケット位置決めユニット31の連通穴314から収容空間313に突出するように、回動ユニット32の収容穴323に嵌め込まれると共に、チューブ331と、ばね332と、ボール333とを備え、そのうちチューブ331は、円筒状を呈し、一端にばね凹部3311が凹設される共に、他端にボール凹部3312が凹設され、ばね凹部3311を有する端を介して回転ロッド322の収容穴323に挿設される。また、前記ばね332は、ばね凹部3311に収容されると共に、一端が回転ロッド322に、他端がチューブ331に当接され、該ボール333は、一部がやや突出するように、回転可能にボール凹部3312に設置され、または、回転可能にボール凹部3312に保持される。
前記爪ブロック34は、収容空間313に位置するように、長いブロックの中心を支点にして揺動可能に枢転ロッド315に枢設され、上端及び下端にそれぞれラチェット部材20の歯面部21と対応する噛合歯部341が形成される。また、前記切り替えユニット33のボール333は、ばね332の弾性により爪ブロック34の内側面に当接される。
本考案に係るラチェットレンチを使用する時は、ソケット固定部材30の切り替えユニット33が爪ブロック34の内側面の一箇所に当接すると、該爪ブロック34のその箇所の近傍の噛合歯部341がラチェット部材20の歯面部21に噛合する。
また、図3に示すように、ソケット固定部材30を時計回りに回転させると、切り替えユニット33が爪ブロック34の内側面の上端近傍に当接すると共に、該爪ブロック34が上端近傍の噛合歯部341を介してラチェット部材20の歯面部21に噛合されることから、ソケット位置決めユニット31が時計回りに回転すると、爪ブロック34を介してラチェット部材20と係合する状態となる。この時、切り替えユニット33のボール333が爪ブロック34の内側面に当接するが、そのボール333が回転自在に切り替えユニット33のボール凹部3312に設置されていることから、ボール333が爪ブロック34の内側面と接触しながら回転することによって、ボール333が爪ブロック34の内側面と当接する箇所を摩損することが少なくなり、切り替えユニット33の使用寿命を延長することができる。
一方、図4に示すように、そのラチェットレンチを逆時計回りに回転させると、その切り替えユニット33が爪ブロック34の内側面の下端近傍に当接すると共に、該爪ブロック34が下端近傍の噛合歯部341を介してラチェット部材20の歯面部21に噛合されることから、ソケット位置決めユニット31が逆時計回りに回転すると、爪ブロック34を介してラチェット部材20と係合する状態となる。この時、切り替えユニット33のボール333が爪ブロック34の内側面に当接するが、そのボール333が回転自在に切り替えユニット33のボール凹部3312に設置されていることから、爪ブロック34の内側面と接触しながら回転することによって、ボール333が爪ブロック34の内側面と当接する箇所を摩損することが少なくなり、切り替えユニット33の使用寿命を延長することができる。
上述したように、ソケット固定部材30の切り替えユニット33に回転可能なボール333を有し、そのボール333が回転自在に爪ブロック34の内側面の所定箇所で当接することから、摩損することはないので、切り替えユニット33の使用寿命の延長に繋がる。また、その切り替えユニット33のボール333が万一爪ブロック34の内側面との接触による摩擦により摩損したとしても、単に新たなボール333に交換すればよく、ソケット固定部材30全体を交換する必要はない。
10 枠体
11 固定空間
12 止め蓋
13 組立開口
20 ラチェット部材
21 歯面部
30 ソケット固定部材
31 ソケット位置決めユニット
311 回転軸
312 挿設穴
313 収容空間
314 連通穴
315 枢転ロッド
316 ソケット結合部
32 回動ユニット
321 回転盤体
322 回転ロッド
323 収容穴
33 切り替えユニット
331 チューブ
3311 ばね凹部
3312 ボール凹部
332 ばね
333 ボール
34 爪ブロック
341 噛合歯部
60 切り替えユニット

Claims (4)

  1. 枠体と、ラチェット部材と、固定部材と、を有し、
    そのうち前記枠体は、中空状を呈し、内部に固定空間が形成されると共に、相対する両側に前記固定空間と連通する組立開口が形成され、
    前記ラチェット部材は、前記固定空間に取り付けられると共に、歯面部を備え、
    前記固定部材は、水平方向に沿って前記ラチェット部材に嵌め込まれるように前記枠体に貫設されると共に、ソケット位置決めユニットと、回動ユニットと、切り替えユニットと、爪ブロックとを備え、そのうち前記ソケット位置決めユニットは、一端が前記組立開口から突出するように、前記枠体の固定空間に設置され、該回動ユニットは、回転可能に前記ソケット位置決めユニットに挿設されると共に、一端面に回転ロッドが凸設され、該回転ロッドの外周面に収容穴が径方向に形成され、該切り替えユニットは、前記回動ユニットの収容穴に嵌め込まれると共に、チューブと、ばねと、ボールとを備え、該ばねは、一端が前記回転ロッドに当接するように前記チューブに収容され、該ボールは、回転可能に前記チューブのばねと反対する端に設置され、該爪ブロックは、前記ソケット位置決めユニットに枢設され、一側面が前記切り替えユニットのボールに当接されると共に、一端が前記ラチェット部材の歯面部に係合されることを特徴とする回転可能な当接構造を有するラチェット。
  2. 前記チューブにおけるばね凹部と反対する端にボール凹部が凹設され、該ボール凹部に前記ボールが回転可能に設置されることを特徴とする請求項1に記載の回転可能な当接構造を有するラチェット。
  3. 前記ソケット位置決めユニットは、段差状且つ円柱状の回転軸を備え、該回転軸の一端中心に挿設穴が形成され、
    前記回動ユニットは、前記回転ロッドの一端に回転盤体が設けられ、該回転盤体が回転可能に回転軸に当接され、該回転ロッドは、中空状の円柱体であり、一端が前記ソケット位置決めユニットの挿設穴に挿設されることを特徴とする請求項1または2に記載の回転可能な当接構造を有するラチェット。
  4. 前記ソケット位置決めユニットの回転軸の外周面に収容空間が形成され、該回転軸に枢転ロッドが貫設され、
    前記爪ブロックは、前記収容空間に位置するように、揺動可能に前記枢転ロッドに枢設されることを特徴とする請求項3に記載の回転可能な当接構造を有するラチェット。
JP2015001576U 2015-04-01 2015-04-01 回転可能な当接構造を有するラチェット Active JP3198017U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015001576U JP3198017U (ja) 2015-04-01 2015-04-01 回転可能な当接構造を有するラチェット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015001576U JP3198017U (ja) 2015-04-01 2015-04-01 回転可能な当接構造を有するラチェット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3198017U true JP3198017U (ja) 2015-06-11

Family

ID=53537371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015001576U Active JP3198017U (ja) 2015-04-01 2015-04-01 回転可能な当接構造を有するラチェット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3198017U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5047889B2 (ja) 魚釣用リール
TW202114826A (zh) 可逆式棘輪裝置
JP2015118744A (ja) 給電コネクタ
US20140208897A1 (en) Ratchet wrench
KR102095759B1 (ko) 낚시용 릴
JP3198017U (ja) 回転可能な当接構造を有するラチェット
US20150000472A1 (en) Steering and positioning structure of a ratchet screwdriver
JP4633679B2 (ja) スポットライト
KR20190046614A (ko) 스피닝 릴용의 핸들 조립체, 및, 스피닝 릴
JP6040291B1 (ja) ハンガーフック
TWI535540B (zh) Rolling support structure having a ratchet assembly
JP4628171B2 (ja) 車両用カップホルダ
CN108700711B (zh) 光纤切割器
ES2585042A1 (es) Válvula de gas, punto de cocción, y aparato de cocción
JP3208832U (ja) 回転可能な切替支持柱を備えるラチェット仕組み
JP5272452B2 (ja) 収納具
JP2015222680A (ja) 回転操作装置
US6976413B2 (en) Hand tool handle with rotary cap
US11117244B2 (en) Ratchet wrench
JP5778627B2 (ja) ロータリースイッチ装置
US20140283932A1 (en) Pneumatic tool driving assembly
US20180147699A1 (en) Ratchet assembly
TWM502544U (zh) 具有可滾動支撐結構的棘輪組件
TWM537003U (zh) 具有可滾動支撐結構的棘輪組件
JP5977891B2 (ja) 回転型電気部品

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3198017

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250