JP3197976U - 仮設トイレ - Google Patents
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Abstract
【課題】仮設トイレが使用中であることを使用中表示ランプの点灯によって積極的かつ明示的に表示し、その表示の視認性を向上できる仮設トイレを提供する。【解決手段】仮設トイレ100において、ロックレバーがロック解除位置に設定されたときには消灯し、ロックレバーがロック位置に設定されたときには点灯し、その点灯状態をハウジング20の外部に向けて表示する使用中表示ランプ40を有してなる。【選択図】図1
Description
本考案は仮設トイレに関する。
工事現場等に設置される、従来の仮設トイレとして、人が入出できる出入口を備えたハウジングと、ハウジングの出入口に開閉可能に設けられる扉と、扉を出入口に対する閉鎖位置に保持するロックレバーとを有してなるものがある。ロックレバーは、扉を閉鎖位置に保持するロック位置と、扉を開閉自在にするロック解除位置のいずれかに切換設定可能にされている。
尚、特許文献1に記載の仮設トイレでは、ハウジング内の天井に、ハウジング内を照明するための室内灯を取付け、ハウジング内への人の入出を検出した人感センサの検知結果によって上記室内灯をオン(点灯)/オフ(消灯)することとしている。
従来の仮設トイレでは、人がハウジングに入って使用中であることをハウジングの外部に向けて表示する手段として、ロックレバーに一体化した赤色着色部からなる使用中表示部と青色着色部からなる不使用中表示部とを、ロックレバーのロック位置又はロック解除位置への切換動作に連動して、選択的にハウジングの外部に臨ませるものを用いている。使用中であれば、ロックレバーはロック位置に設定され、赤色着色部がハウジングの外部に臨んで使用中であることが表示される。不使用中であれば、ロックレバーはロック解除位置に設定されており、青色着色部がハウジングの外部に臨んで不使用中であることが表示される。
しかしながら、ロックレバーに一体化した赤色着色部又は青色着色部がハウジングの外部に臨んで使用中又は不使用中を表示するだけのものにあっては、それらの表示部が視認しずらい。
尚、特許文献1に記載の仮設トイレにおいて、ハウジング内の室内灯が点灯状態にあり、この照明がハウジングの外部に漏れ出ることがあったとしても、これが積極的かつ明示的に使用中表示機能を果たすものではない。
本考案の課題は、仮設トイレが使用中であることを使用中表示ランプの点灯によって積極的かつ明示的に表示し、その表示の視認性を向上することにある。
請求項1に係る考案は、人が入出できる出入口を備えたハウジングと、ハウジングの出入口に開閉可能に設けられる扉と、扉を出入口に対する閉鎖位置に保持するロックレバーとを有し、ロックレバーは、扉を閉鎖位置に保持するロック位置と、扉を開閉自在にするロック解除位置のいずれかに切換設定可能にされてなる仮設トイレにおいて、ロックレバーがロック解除位置に設定されたときには消灯し、ロックレバーがロック位置に設定されたときには点灯し、その点灯状態をハウジングの外部に向けて表示する使用中表示ランプを有してなるようにしたものである。
請求項2に係る考案は、請求項1に係る考案において更に、前記ロックレバーが扉に設けられ、前記使用中表示ランプがハウジングの出入口に対する上部に設けられてなるようにしたものである。
請求項3に係る考案は、請求項1に係る考案において更に、前記ロックレバーが扉に設けられ、前記使用中表示ランプ及びその電源も扉に設けられてなるようにしたものである。
請求項4に係る考案は、請求項1に係る考案において更に、前記ロックレバーが扉に設けたケースに内蔵され、前記使用中表示ランプ及びその電源も該ケースに内蔵されてなるようにしたものである。
(請求項1)
(a)仮設トイレに有するものとした使用中表示ランプは、ロックレバーのロック位置又はロック解除位置への切換動作に連動し、ロックレバーがロック解除位置に設定されたときには消灯し、ロックレバーがロック位置に設定されたときには点灯し、その点灯状態をハウジングの外部に向けて表示する。従って、仮設トイレが使用中であることをハウジングの外部に対して積極的かつ明示的に表示し、その表示の視認性を向上できる。使用後の使用中表示ランプの消し忘れも生じない。
(a)仮設トイレに有するものとした使用中表示ランプは、ロックレバーのロック位置又はロック解除位置への切換動作に連動し、ロックレバーがロック解除位置に設定されたときには消灯し、ロックレバーがロック位置に設定されたときには点灯し、その点灯状態をハウジングの外部に向けて表示する。従って、仮設トイレが使用中であることをハウジングの外部に対して積極的かつ明示的に表示し、その表示の視認性を向上できる。使用後の使用中表示ランプの消し忘れも生じない。
(請求項2)
(b)使用中表示ランプがハウジングの出入口に対する上部に設けられる。これにより、日夜を問わず、点灯中の使用中表示ランプが仮設トイレに近づいた人の目に入り易く、その表示の視認性を一層向上できる。
(b)使用中表示ランプがハウジングの出入口に対する上部に設けられる。これにより、日夜を問わず、点灯中の使用中表示ランプが仮設トイレに近づいた人の目に入り易く、その表示の視認性を一層向上できる。
(請求項3)
(c)使用中表示ランプ及びその電源が、ロックレバーも設けられている扉に設けられる。従って、ロックレバーの切換設定位置を検出するスイッチと、使用中表示ランプ及び電源とからなる電気回路を扉の中に納めることができ、電気回路の取り回しを簡素にし、仮設トイレの製造コストを低減できる。
(c)使用中表示ランプ及びその電源が、ロックレバーも設けられている扉に設けられる。従って、ロックレバーの切換設定位置を検出するスイッチと、使用中表示ランプ及び電源とからなる電気回路を扉の中に納めることができ、電気回路の取り回しを簡素にし、仮設トイレの製造コストを低減できる。
(請求項4)
(d)使用中表示ランプ及びその電源が、ロックレバーも設けられているケースに設けられる。従って、ロックレバーの切換設定位置を検出するスイッチと、使用中表示ランプ及び電源の各部品をケースに納めてユニット化でき、各部品及び電気回路の扉への組込性を向上し、仮設トイレの製造コストを低減できる。
(d)使用中表示ランプ及びその電源が、ロックレバーも設けられているケースに設けられる。従って、ロックレバーの切換設定位置を検出するスイッチと、使用中表示ランプ及び電源の各部品をケースに納めてユニット化でき、各部品及び電気回路の扉への組込性を向上し、仮設トイレの製造コストを低減できる。
(実施例1)(図1〜図7)
図1に示した仮設トイレ100は、工事現場等に設置されて使用される。仮設トイレ100は、地面に据付けられる便槽10の上にハウジング20を積層して接続一体化し、ハウジング20の内部に不図示の便器を配置している。
図1に示した仮設トイレ100は、工事現場等に設置されて使用される。仮設トイレ100は、地面に据付けられる便槽10の上にハウジング20を積層して接続一体化し、ハウジング20の内部に不図示の便器を配置している。
ハウジング20は、前後左右の4面のパネル21と、パネル21の上端部に固定される屋根22とを有する。ハウジング20は、前面のパネル21の扉フレーム21Fに人が入出できる出入口23を備えるとともに、この出入口23を開閉可能にする扉24を有する。扉24は一方の側部を左面又は右面のパネル21の前縁部における上下方向複数位置に設けたヒンジ25に取付けられている。扉24は不図示のばねによって常時閉じ方向に付勢されている。
尚、ハウジング20は、室内壁面部に室内を照明可能にする室内照明ランプ26を設けている。室内照明ランプ26は、ハウジング20内への人の入室を検出した人感センサの検知結果によってオン(点灯)/オフ(消灯)するものとしても良い。
ハウジング20は、図1に示す如く、扉24におけるヒンジ25の側の反対側の側部の上下方向中央部に、図2に示す如くの施錠ケース30を嵌め込んでいる。施錠ケース30は、扉24を貫通するように設けた取付孔に嵌め込み固定され、室内側に臨む本体31に、外部に臨む蓋32を被着可能にして一体化される。
施錠ケース30は、図3〜図5に示す如く、施錠レバー33と外側解除把手34と内側解除把手35とを内蔵して備える。
施錠レバー33は、本体31に設けたガイドレールに直線動可能にガイドされ、圧縮コイルばね等の弾発体36によって、施錠ケース30の内部に没入する解錠位置から、施錠ケース30の外部に突出する施錠位置に向けて常時弾発されている。
扉24が扉フレーム21F外の開放位置から扉フレーム21F内の出入口23に押し込まれると、弾発体36によって弾発されて施錠位置にある施錠レバー33の先端部はそのくさび面33W(図3)を介して、扉フレーム21Fに設けてある施錠用係合部にスムースに導入され、扉24を扉フレーム21F内の出入口23に対する閉鎖位置に留めて出入口23を閉じる。扉24が扉フレーム21F内で出入口23を閉じる閉鎖位置にあるとき、弾発体36によって弾発されて施錠位置にある施錠レバー33の先端部は、扉フレーム21Fに設けてある施錠用係合部に係入し、出入口23を閉じ続ける。
外側解除把手34は、蓋32に設けられて外部に向けて開口している外向き開口部32Aに配置されるとともに、蓋32に枢支される。外側解除把手34は、施錠レバー33に一体に設けてある被動体33Aに係合する施錠アーム34Aを一体に備える。外側解除把手34が通常位置から外部の人によって引き操作されて回動し、施錠アーム34Aが施錠レバー33の被動体33Aを弾発体36の弾発力に抗して押し込み、施錠レバー33を施錠位置から解除位置に没入させると、施錠レバー33の先端部が扉フレーム21Fに設けてある施錠用係合部から引き抜かれ、扉24は外側解除把手34に加えた引き操作力によって扉フレーム21F外へと開き操作される。扉24が扉フレーム21F外の開放位置に開かれ、外側解除把手34に加えていた引き操作力がなくなると、弾発体36の弾発力が施錠レバー33を施錠位置に戻し、同時に、外側解除把手34を通常位置に戻す。
内側解除把手35は、本体31に設けられて室内側に開口している内向き開口部31Aに配置されるとともに、本体31に枢支される。内側解除把手35は、施錠レバー33の被動体33Aに係合する解除アーム35Aを一体に備える。内側解除把手35が通常位置から室内の人によって押し操作されて回動し、解除アーム35Aが施錠レバー33の被動体33Aを弾発体36の弾発力に抗して押し込み、施錠レバー33を施錠位置から解除位置に没入させると、施錠レバー33の先端部が扉フレーム21Fに設けてある施錠用係合部から引き抜かれ、扉24は内側解除把手35に加えた押し操作力によって扉フレーム21F外へと開き操作される。扉24が扉フレーム21F外の開放位置に開かれ、内側解除把手35に加えていた押し操作力がなくなると、弾発体36の弾発力が施錠レバー33を施錠位置に戻し、同時に、内側解除把手35を通常位置に戻す。
施錠ケース30は、更に、図3、図4に示す如くのロックレバー37を有する。ロックレバー37は、本体31に設けたガイドレールに直線動可能にガイドされるとともに、室内側に臨む手動操作用つまみ38を備える。ロックレバー37は、つまみ38により、扉24を閉鎖位置に保持するロック位置と、扉24を開閉自在にするロック解除位置の間で移動され、それらの2位置のいずれかに切換設定可能にされる。つまみ38によりロック位置に設定されたロックレバー37の先端部は、扉フレーム21Fに設けてあるロック用係合部に係入し、外側解除把手34や内側解除把手35に加えられる前述の引き操作や押し操作に関係なく、扉24を扉フレーム21F内の出入口23に対する閉鎖位置に保持する。つまみ38によりロック解除位置に設定されたロックレバー37の先端部は、扉フレーム21Fに設けてあるロック用係合部から引き抜かれ、扉24を扉フレーム21F内の出入口23に対して開閉自在にする。
尚、ロックレバー37は、赤色着色部からなる使用中表示部39Aと、青色着色部からなる不使用中表示部39Bを一体に備え、これらの表示部39A、39Bを蓋32に設けてある使用中表示窓部32Bに対して選択的に位置付ける。ロックレバー37がロック位置に設定されたとき、使用中表示部39Aが窓部32Bに対するように位置付けられ、ハウジング20の外部に使用中であることが表示される。ロックレバー37がロック解除位置に設定されたとき、不使用中表示部39Bが窓部32Bに対するように位置付けられ、ハウジング20の外部に不使用中であることが表示される。
仮設トイレ100は、図6に示す如く、ロックレバー37がロック解除位置に設定されたときに消灯し、ロックレバー37がロック位置に設定されたときに点灯し、その点灯状態をハウジング20の外部に向けて表示する使用中表示ランプ40を有する。
使用中表示ランプ40の点灯制御回路(給電線L1、L2)は、例えば図7に示す如く、ロックレバー37に連結したスイッチ41と、乾電池等からなる電源42を伴う。スイッチ41は施錠ケース30の本体31に内蔵され、ロックレバー37の解除位置への設定に連動してオフし、使用中表示ランプ40を消灯する。他方、スイッチ41はロックレバー37のロック位置への設定に連動してオンし、使用中表示ランプ40を点灯する。
尚、本実施例では、使用中表示ランプ40としてLED表示灯(点灯時赤色、消灯時透明)を採用できる。また、スイッチ41として、例えばリードスイッチ応用磁気近接スイッチ(ノーマルオープン)を採用できる。
本実施例では、ロックレバー37及びスイッチ41は、図4に示す如く、施錠ケース30に内蔵され、扉24に設けられる。使用中表示ランプ40は、図6に示す如く、ハウジング20の扉フレーム21Fにおける出入口23に対する上部に、外部に向けて設けられる。扉フレーム21Fの外面上で使用中表示ランプ40の直下には、「点灯使用中」の文字が付された表示板40Aが設けられる。電源42は、図6に示す如く、電源ケース42Hに内蔵され、扉フレーム21Fにおける表示ランプ40の反対側(室内側)に設けられる。従って、使用中表示ランプ40の点灯制御回路を構成する給電線L1、L2は、扉フレーム21Fから扉24内の施錠ケース30に渡って延在される。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)仮設トイレ100に有するものとした使用中表示ランプ40は、ロックレバー37のロック位置又はロック解除位置への切換動作に連動し、ロックレバー37がロック解除位置に設定されたときには消灯し、ロックレバー37がロック位置に設定されたときには点灯し、その点灯状態をハウジング20の外部に向けて表示する。従って、仮設トイレ100が使用中であることをハウジング20の外部に対して積極的かつ明示的に表示し、その表示の視認性を向上できる。使用後の使用中表示ランプ40の消し忘れも生じない。
(a)仮設トイレ100に有するものとした使用中表示ランプ40は、ロックレバー37のロック位置又はロック解除位置への切換動作に連動し、ロックレバー37がロック解除位置に設定されたときには消灯し、ロックレバー37がロック位置に設定されたときには点灯し、その点灯状態をハウジング20の外部に向けて表示する。従って、仮設トイレ100が使用中であることをハウジング20の外部に対して積極的かつ明示的に表示し、その表示の視認性を向上できる。使用後の使用中表示ランプ40の消し忘れも生じない。
(b)使用中表示ランプ40がハウジング20の出入口23に対する上部に設けられる。これにより、日夜を問わず、点灯中の使用中表示ランプ40が仮設トイレ100に近づいた人の目に入り易く、その表示の視認性を一層向上できる。
(実施例2)(図1)
実施例2が実施例1と異なる点は、図1に示す如く、使用中表示ランプ40及び電源42を扉24に設けたことにある。従って、ロックレバー37及びスイッチ41は、施錠ケース30に内蔵されて扉24に設けられ、使用中表示ランプ40は扉24の上部に、外部に向けて設けられ、電源42は扉24の室内側に設けられる。
実施例2が実施例1と異なる点は、図1に示す如く、使用中表示ランプ40及び電源42を扉24に設けたことにある。従って、ロックレバー37及びスイッチ41は、施錠ケース30に内蔵されて扉24に設けられ、使用中表示ランプ40は扉24の上部に、外部に向けて設けられ、電源42は扉24の室内側に設けられる。
本実施例によれば、使用中表示ランプ40及びその電源42が、ロックレバー37も設けられている扉24に設けられる。従って、ロックレバー37の切換設定位置を検出するスイッチ41と、使用中表示ランプ40及び電源42とからなる電気回路(点灯制御回路)を扉24の中に納めることができ、電気回路の取り回しを簡素にし、仮設トイレ100の製造コストを低減できる。
(実施例3)(図8)
実施例3が実施例1と異なる点は、図8に示す如く、扉24に設けた施錠ケース30に、ロックレバー37及びスイッチ41を内蔵するだけでなく、使用中表示ランプ40及び電源42も該施錠ケース30に内蔵したことにある。使用中表示ランプ40は施錠ケース30の蓋32に、外部に向けて設けられる。
実施例3が実施例1と異なる点は、図8に示す如く、扉24に設けた施錠ケース30に、ロックレバー37及びスイッチ41を内蔵するだけでなく、使用中表示ランプ40及び電源42も該施錠ケース30に内蔵したことにある。使用中表示ランプ40は施錠ケース30の蓋32に、外部に向けて設けられる。
本実施例によれば、使用中表示ランプ40及びその電源42が、ロックレバー37も設けられている施錠ケース30に設けられる。従って、ロックレバー37の切換設定位置を検出するスイッチ41と、使用中表示ランプ40及び電源42の各部品を施錠ケース30に納めてユニット化でき、各部品及び電気回路の扉24への組込性を向上し、仮設トイレ100の製造コストを低減できる。
(実施例4)(図7)
実施例4が実施例1〜3と異なる点は、室内照明ランプ26をロックレバー37のロック解除位置とロック位置への切換設定に連動して点灯制御するようにしたことにある。室内照明ランプ26は、ロックレバー37がロック解除位置に設定されたときに消灯し、ロックレバー37がロック位置に設定されたときに点灯し、その点灯によってハウジング20の内部を照明する。
実施例4が実施例1〜3と異なる点は、室内照明ランプ26をロックレバー37のロック解除位置とロック位置への切換設定に連動して点灯制御するようにしたことにある。室内照明ランプ26は、ロックレバー37がロック解除位置に設定されたときに消灯し、ロックレバー37がロック位置に設定されたときに点灯し、その点灯によってハウジング20の内部を照明する。
本実施例によれば、仮設トイレ100がロックレバー37の切換動作に連動して点灯する室内照明ランプ26も有するものにした。ロックレバー37の唯1回の切換動作によって、使用中表示ランプ40と室内照明ランプ26の両ランプを点灯制御できる。使用後の室内照明ランプ26の消し忘れも生じない。
尚、実施例4では、使用中表示ランプ40が室内照明ランプ26を兼ねるものにしても良い。
使用中表示ランプ40が扉フレーム21Fに設けられるとき(実施例1)には、使用中表示ランプ40を例えば扉フレーム21Fの外部及び室内側の双方に臨む貫通孔の孔内に設ける等により、使用中表示ランプ40の照明が扉フレーム21Fの外部だけでなく、室内側にも及ぶように該ランプ40を設けるものになる。
使用中表示ランプ40が扉フレーム21Fに設けられるとき(実施例2)には、使用中表示ランプ40を例えば扉24の外部及び室内側の双方に臨む貫通孔の孔内に設ける等により、使用中表示ランプ40の照明が扉24の外部だけでなく、室内側にも及ぶように該ランプ40を設けるものになる。
使用中表示ランプ40が扉24に設けた施錠ケース30に設けられるとき(実施例3)には、使用中表示ランプ40を例えば施錠ケース30の外部及び室内側の双方に臨む貫通孔の孔内に設ける等により、使用中表示ランプ40の照明が扉24の外部だけでなく、室内側にも及ぶように該ランプ40を設けるものになる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述したが、本考案の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本考案に含まれる。例えば、ロックレバーは直線動するものでなく、揺動するもの等、いかなる方式によるものでも良い。
また、電源として、太陽電池を用いることもできる。
また、電源として、太陽電池を用いることもできる。
本考案によれば、仮設トイレが使用中であることを使用中表示ランプの点灯によって積極的かつ明示的に表示し、その表示の視認性を向上できる。
また、イベント会場等におけるように、多数台の仮設トイレ100が並列配置されている場合には、相並んでいる仮設トイレ100のいずれのものが使用中であり、いずれのものが不使用中であるかを直ちに視認でき、各仮設トイレ100の使用効率を向上(フル回転等)できる。
20 ハウジング
23 出入口
24 扉
26 室内照明ランプ
30 施錠ケース
37 ロックレバー
40 室内表示ランプ
41 スイッチ
42 電源
100 仮設トイレ
23 出入口
24 扉
26 室内照明ランプ
30 施錠ケース
37 ロックレバー
40 室内表示ランプ
41 スイッチ
42 電源
100 仮設トイレ
Claims (4)
- 人が入出できる出入口を備えたハウジングと、ハウジングの出入口に開閉可能に設けられる扉と、扉を出入口に対する閉鎖位置に保持するロックレバーとを有し、
ロックレバーは、扉を閉鎖位置に保持するロック位置と、扉を開閉自在にするロック解除位置のいずれかに切換設定可能にされてなる仮設トイレにおいて、
ロックレバーがロック解除位置に設定されたときには消灯し、ロックレバーがロック位置に設定されたときには点灯し、その点灯状態をハウジングの外部に向けて表示する使用中表示ランプを有してなることを特徴とする仮設トイレ。 - 前記ロックレバーが扉に設けられ、前記使用中表示ランプがハウジングの出入口に対する上部に設けられてなる請求項1に記載の仮設トイレ。
- 前記ロックレバーが扉に設けられ、前記使用中表示ランプ及びその電源も扉に設けられてなる請求項1に記載の仮設トイレ。
- 前記ロックレバーが扉に設けたケースに内蔵され、前記使用中表示ランプ及びその電源も該ケースに内蔵されてなる請求項1に記載の仮設トイレ。
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Cited By (1)
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JP7401611B2 (ja) | 2017-01-19 | 2023-12-19 | 株式会社クボタケミックス | 仮設トイレおよび仮設トイレの設置方法 |
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