JP3197524U - アンダーウェア - Google Patents

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Abstract

【課題】着用時に、締め付けすぎた状態で縛った際に感じる、動作を制御されることによる違和感を持つことなく、かつ、十分なめくれ上がり防止効果を有する、キャミソール等のアンダーウェアを提供する。【解決手段】アンダーウェアの本体1の裾側に、レース地による帯体2を縫合したものであり、本体1とレース地による帯体2との縫合部3に、平ゴムによる伸縮素材を取り付けることで絞り部を形成したアンダーウェアであり、本体1の下端側及び帯体2の上端の各々に折り返しを設けると共に、レース地による帯体2の最下端から上端に位置する縫合箇所までの長さを9cm程度とする。【選択図】図1

Description

本考案はアンダーウェアに関し、詳細には、スカート着用時に身につけるキャミソールやシミーズに関する。
スカート着用時に、風等でスカートと共にめくれ上がるのを防止するキャミソールとして、特許文献1に記載のチラ見え防止キャミソールが知られている。
該特許文献1に記載のチラ見え防止キャミソールは、キャミソールやスリップの本体と、本体の裾部から下に延びたレースやフリルとの結合部に沿って周回する紐通しのトンネルを設け、正面中央部に通し紐の紐通し口を約1cm程の間隔で設け、紐通しに通した通し紐の両端近くに結び目を作り、紐通しの穴に通し紐の末端が入り込まない程度のこぶ状を形成したものである。
該特許文献1に記載のチラ見え防止キャミソールによると、腿の付け根部分を紐で縛ることにより、スカートと一緒にキャミソールがめくり上がるのを防ぐことができる。
しかしながら、該特許文献1に記載のチラ見え防止キャミソールは、絞りこみすぎた状態で縛ると、動作を制御することになり着用時に違和感を持つ場合もあり、反対に緩すぎると、めくれ上がり防止効果が充分でない場合もあった。
そこで、着用時に違和感を持つことなく、かつ、十分なめくれ上がり防止効果を有する、キャミソール等のアンダーウェアが求められていた。
本考案の課題を解決するための手段は、下記のとおりである。
第1に、
本体の裾側に、レース地による帯体を縫合したものであり、
該本体とレース地との縫合部に、伸縮材を取り付けることで絞り部を形成したことを特徴とする、アンダーウェア。
伸縮材としては、平ゴム等を用いることができる。
第2に、
縫合部に折り返しを設けたことを特徴とする、前記第1に記載のアンダーウェア。
折り返しは、本体の下端側及び帯体の上端側の各々を折り返す他に、本体の上端側のみ、若しくは帯体の上端側のみを折り返すことで形成することもできる。
第3に、
レース地による帯体の最下端から上端に位置する縫合箇所までの長さを、9cm程度とすることを特徴とする、前記第1または第2に記載のアンダーウェア。
本考案によれば以下の効果を奏することができる
本考案のアンダーウェアは、着用時に違和感を持つことなく、かつ、十分なめくれ上がり防止効果を有する。
特に、縫合部に折り返しを設けることで、重みが増すので、めくれ上がり防止効果をより高めることができる。
さらに、レース地による帯体の下端から上端に位置する縫合部までの長さを9cm程度とすることで、特に、着用時に違和感を持つことなく、かつ、十分なめくれ上がり防止効果が期待できる。
本考案のアンダーウェアを示す斜視図である。 図1の背面側を示す斜視図である。 図2の一点鎖線で囲んだ部分の一部断面図である。
以下、本考案を実施するための形態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
ここで、添付図面において同一の部材には同一符号を付しており、また重複した説明は省略されている。
なお、ここでの説明は本考案が実施される一形態であることから、本考案は該当形態に限定されるものではない。

図1及び図2に示すように、本例のアンダーウェアとしてのキャミソールは、該キャミソールの本体1の裾側に、レース地による帯体2を縫合したものである。
ここで、本体1の生地としては、ストレッチ性を有し、ポリエステル95%及びポリウレタン5%からなるものを用いることができる。
帯体2を形成するレース地としては、ポリエステル100%のものを用いることができ、標準より重めのものを用いることで、めくれ上がり防止効果をより高めることが可能となる。
本体1とレース地による帯体2との縫合部3には、図3に示すように、平ゴム31による伸縮素材を取り付けることで絞り部が形成されている。
ここで、本体1の下端側を折り返すことで形成する本体折り返し11を設けると共に、帯体2の上端側を折り返すことで形成する帯体折り返し21を設けることで、前記縫合部3に前記平ゴム31を取り付けることで形成される絞り部の重さが増すので、めくれ上がり防止効果をより高めることが可能となる。
本体1の背中幅は、上側が36〜30cm程度、下側が37〜40cm程度とすると、レース地による帯体2の幅は63〜64cm程度とし、縫合部に伸縮材を取り付けることで形成された絞り部の幅は46〜47cm程度とする。
また、本体1の紐部分を除いた背面側の長さを55〜58cm程度、レース地による帯体2の最下端から上端に位置する縫合箇所までの長さは9cm程度とすることで、着用時の違和感がなく、同時に、めくれ上がりをより効果的に防止することが可能となる。
1 本体
11 本体折り返し
2 帯体
21 帯体折り返し
3 縫合部
31 平ゴム
実用新案登録第3169638号公報

Claims (3)

  1. 本体の裾側に、レース地による帯体を縫合したものであり、
    該本体とレース地との縫合部に、伸縮材を取り付けることで絞り部を形成したことを特徴とする、アンダーウェア。
  2. 縫合部に、折り返しを設けたことを特徴とする、請求項1に記載のアンダーウェア。
  3. レース地による帯体の最下端から上端に位置する縫合箇所までの長さを、9cm程度とすることを特徴とする、請求項1または2に記載のアンダーウェア。
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