JP3197309B2 - 電気測定装置 - Google Patents
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気測定装置におい
て、少なくともN+1個の接続端子を備え、該接続端子
の電位は動作中少なくともN個の制御電圧を規定し、N
は少なくとも1に等しい整数であり、さらに、少なくと
もN+1個の入力端子を含む電子測定回路を備え、該入
力端子の電位は動作中相当する制御電圧を表わす少なく
ともN個の対応電圧を該電子測定回路のために規定し、
この回路は第1接続端子の電位と連関した基準電位を使
用し、さらに、第1接続端子と第2接続端子との間に接
続された第1分圧器であって、その第1中間点が電子測
定回路の第2入力端子と接続され、そして所定の電圧比
を与える第1分圧器を備えた電気測定装置に関する。
て、少なくともN+1個の接続端子を備え、該接続端子
の電位は動作中少なくともN個の制御電圧を規定し、N
は少なくとも1に等しい整数であり、さらに、少なくと
もN+1個の入力端子を含む電子測定回路を備え、該入
力端子の電位は動作中相当する制御電圧を表わす少なく
ともN個の対応電圧を該電子測定回路のために規定し、
この回路は第1接続端子の電位と連関した基準電位を使
用し、さらに、第1接続端子と第2接続端子との間に接
続された第1分圧器であって、その第1中間点が電子測
定回路の第2入力端子と接続され、そして所定の電圧比
を与える第1分圧器を備えた電気測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この型式の装置は、電力回路網と接続す
るための接続端子を有しかつ集積回路により構成された
電力測定回路を含み、該集積回路の入力端子が前記接続
端子と接続された電力測定用の電子計器の形態で英国特
許第1,603,648号明細書に記載されている。
るための接続端子を有しかつ集積回路により構成された
電力測定回路を含み、該集積回路の入力端子が前記接続
端子と接続された電力測定用の電子計器の形態で英国特
許第1,603,648号明細書に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような計器は、そ
の種々の接続モードに関するこの英国特許の図面に示さ
れているように、明らかに、該計器を接続しようとする
電力回路網の型式に適応させなければならない。一つま
たはそれ以上の電気的なパラメータを測定するための電
子回路を含む装置は、一般に、一つの接続モードのみで
動作するように伝続的に設計されており、そしてもしも
これらの計器が任意のその他の方法で使用されれば、信
号を発生せず、または不正確な測定結果のみを指示し、
または場合により破損するおそれがある。
の種々の接続モードに関するこの英国特許の図面に示さ
れているように、明らかに、該計器を接続しようとする
電力回路網の型式に適応させなければならない。一つま
たはそれ以上の電気的なパラメータを測定するための電
子回路を含む装置は、一般に、一つの接続モードのみで
動作するように伝続的に設計されており、そしてもしも
これらの計器が任意のその他の方法で使用されれば、信
号を発生せず、または不正確な測定結果のみを指示し、
または場合により破損するおそれがある。
【0004】特に、序文に記載の型式の装置は、N+1
個の接続端子またはN+2個の接続端子により、すなわ
ち、付加的な接続端子を使用することにより、同じ程度
に良好に電気回路網と接続できることが必要である場合
に、そして第1端子および付加的な端子の両方が同じ電
位にあるかまたは二つの異なる電位にあり、その電位差
が寄生電圧を表わす場合に、またそれにもかかわらず、
測定回路がこのような寄生電圧に対していかなる有意な
応答をもすべきではない場合に、ある問題が発生する。
個の接続端子またはN+2個の接続端子により、すなわ
ち、付加的な接続端子を使用することにより、同じ程度
に良好に電気回路網と接続できることが必要である場合
に、そして第1端子および付加的な端子の両方が同じ電
位にあるかまたは二つの異なる電位にあり、その電位差
が寄生電圧を表わす場合に、またそれにもかかわらず、
測定回路がこのような寄生電圧に対していかなる有意な
応答をもすべきではない場合に、ある問題が発生する。
【0005】このような関連において、本発明の主な目
的はこの最初の問題を解決する方法を提供することにあ
る。すなわち、本発明の目的は、種々の接続モードで接
続可能な電気測定装置を提供することである。
的はこの最初の問題を解決する方法を提供することにあ
る。すなわち、本発明の目的は、種々の接続モードで接
続可能な電気測定装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明の装置は、序文に述べた要素のほかに、電位が第1接
続端子の電位または異なる電位まで選択的に高められる
ようになった付加的な接続端子と、測定回路の第2入力
端子と協働してこの回路のための差動入力を発生する付
加的な入力端子と、第1接続端子と付加的な接続端子と
の間に接続された第2分圧器であって、その第2中間点
が測定回路の付加的な入力端子と接続され、そして第1
分圧器により与えられた電圧比と実質的に等しい電圧比
を与える第2分圧器とを備え、したがって、第2入力端
子と付加的な入力端子との間に規定された電圧が付加的
な接続端子の電位が第1接続端子と同じ電位まで高めら
れるか否かとは関係なく、第2接続端子と付加的な接続
端子との間の電圧を実質的に表わすようになっている。
明の装置は、序文に述べた要素のほかに、電位が第1接
続端子の電位または異なる電位まで選択的に高められる
ようになった付加的な接続端子と、測定回路の第2入力
端子と協働してこの回路のための差動入力を発生する付
加的な入力端子と、第1接続端子と付加的な接続端子と
の間に接続された第2分圧器であって、その第2中間点
が測定回路の付加的な入力端子と接続され、そして第1
分圧器により与えられた電圧比と実質的に等しい電圧比
を与える第2分圧器とを備え、したがって、第2入力端
子と付加的な入力端子との間に規定された電圧が付加的
な接続端子の電位が第1接続端子と同じ電位まで高めら
れるか否かとは関係なく、第2接続端子と付加的な接続
端子との間の電圧を実質的に表わすようになっている。
【0007】第1接続端子を含むが、付加的な接続端子
を含まない少なくとも2つの接続端子が分路を流れる電
流を表わす少なくとも一つの電圧を規定する場合には、
この装置が電源変圧器を含み、該変圧器の一次側が付加
的な接続端子と第2接続端子との間に接続され、かつ該
変圧器の二次側が直流結線により第1接続端子と接続さ
れると有利である。
を含まない少なくとも2つの接続端子が分路を流れる電
流を表わす少なくとも一つの電圧を規定する場合には、
この装置が電源変圧器を含み、該変圧器の一次側が付加
的な接続端子と第2接続端子との間に接続され、かつ該
変圧器の二次側が直流結線により第1接続端子と接続さ
れると有利である。
【0008】この構成により、一つのテストベンチ上の
複数個の測定装置に対して、これらの装置のそれぞれの
分路を流れる電流をかなりかく乱することなく、しかも
各々の装置の付加的な接続端子が第1接続端子と同じ電
位まで高められるか否かとは関係なく、これらの装置の
各々の装置の接続端子のうちの二つの接続端子の間に得
られるエネルギを送ることができる。
複数個の測定装置に対して、これらの装置のそれぞれの
分路を流れる電流をかなりかく乱することなく、しかも
各々の装置の付加的な接続端子が第1接続端子と同じ電
位まで高められるか否かとは関係なく、これらの装置の
各々の装置の接続端子のうちの二つの接続端子の間に得
られるエネルギを送ることができる。
【0009】本発明の装置は、測定回路が電力、すなわ
ち、エネルギを測定する回路であり、かつこの装置が1
本の中性線と少なくとも1本の位相線とを備えた電力回
路網に設置され、そのときに第1接続端子および第2接
続端子を動作中に位相線および中性線のそれぞれの電位
まで高めると有利である場合に特に好適である。この場
合には、電位差が分路を流れる電流を表わすような電位
まで高められる接続端子が第1端子および第3端子であ
ることが付加的に好ましい。
ち、エネルギを測定する回路であり、かつこの装置が1
本の中性線と少なくとも1本の位相線とを備えた電力回
路網に設置され、そのときに第1接続端子および第2接
続端子を動作中に位相線および中性線のそれぞれの電位
まで高めると有利である場合に特に好適である。この場
合には、電位差が分路を流れる電流を表わすような電位
まで高められる接続端子が第1端子および第3端子であ
ることが付加的に好ましい。
【0010】そのうえ、第1分圧器の直列のインピーダ
ンスは好ましくは500KΩ以上であり、そして第2分
圧器の直列インピーダンスに対する第1分圧器の直列イ
ンピーダンスの比は好ましくは1以上である。最後に、
本発明が目指す利点は、もしも前記の比が予定された一
定値に近く、換言すると、一つの装置から別の装置にわ
たって実質的に同じであれば、さらに良好に達成され
る。
ンスは好ましくは500KΩ以上であり、そして第2分
圧器の直列インピーダンスに対する第1分圧器の直列イ
ンピーダンスの比は好ましくは1以上である。最後に、
本発明が目指す利点は、もしも前記の比が予定された一
定値に近く、換言すると、一つの装置から別の装置にわ
たって実質的に同じであれば、さらに良好に達成され
る。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面について以下に
説明する。慣用の電気機械式単相計器、例えば、CT
a、CTbまたはCTn(図1)は電流コイル、例え
ば、ECa、ECbまたはECnおよび電圧コイル、例
えば、ETa、ETbまたはETnを備えている。した
がって、このような計器は4極回路網、すなわち、4つ
の接続端子、例えば、1a、2a、3a、4aまたは1
b、2b、3b、4b等を有する装置の形態になってい
る。
説明する。慣用の電気機械式単相計器、例えば、CT
a、CTbまたはCTn(図1)は電流コイル、例え
ば、ECa、ECbまたはECnおよび電圧コイル、例
えば、ETa、ETbまたはETnを備えている。した
がって、このような計器は4極回路網、すなわち、4つ
の接続端子、例えば、1a、2a、3a、4aまたは1
b、2b、3b、4b等を有する装置の形態になってい
る。
【0012】これらの計器は慣用の態様で電流源Iおよ
び電圧源Vを備えた卓上試験装置においてバッチ毎に試
験される。これらの複数個の計器の電流コイルは電流源
Iと直列に接続され、かつ対応した電圧巻線は電圧源V
と並列に接続されている。もしも卓上試験装置の電流源
Iおよび電圧源Vが十分な能力を有していれば、すべて
の計器のすべての電流コイルが同じ電流を搬送し、そし
て同時に、これらの計器のすべての電圧コイルが同じ電
位に保たれるので、この技術により計測学の点からみて
最良の信頼性が得られる。
び電圧源Vを備えた卓上試験装置においてバッチ毎に試
験される。これらの複数個の計器の電流コイルは電流源
Iと直列に接続され、かつ対応した電圧巻線は電圧源V
と並列に接続されている。もしも卓上試験装置の電流源
Iおよび電圧源Vが十分な能力を有していれば、すべて
の計器のすべての電流コイルが同じ電流を搬送し、そし
て同時に、これらの計器のすべての電圧コイルが同じ電
位に保たれるので、この技術により計測学の点からみて
最良の信頼性が得られる。
【0013】それにもかかわらず、この技術は、各々の
計器の端子、例えば、1aおよび4aが独立して変化す
る電位を有することができ、これらの端子の電位が独立
して変化できなければ、計器はもはや同じ電流信号をう
けず、これは計器が電流源から多少とも離れて位置して
いることに左右されることを想定している。このような
制約は、特に、試験方法またはそのために使用される卓
上試験装置を変更しないで図2に示した型式の計器を試
験するときに生ずる問題の原因になり、この計器は三極
の回路網、すなわち、3つの接続端子、例えば、1、2
および3のみを有する装置により本質的に構成されてい
る。
計器の端子、例えば、1aおよび4aが独立して変化す
る電位を有することができ、これらの端子の電位が独立
して変化できなければ、計器はもはや同じ電流信号をう
けず、これは計器が電流源から多少とも離れて位置して
いることに左右されることを想定している。このような
制約は、特に、試験方法またはそのために使用される卓
上試験装置を変更しないで図2に示した型式の計器を試
験するときに生ずる問題の原因になり、この計器は三極
の回路網、すなわち、3つの接続端子、例えば、1、2
および3のみを有する装置により本質的に構成されてい
る。
【0014】前記英国特許第1,603,648号明細書に
詳細に記載されかつこの明細書に単に一例として引用し
た図2の計器は、略図において、電力を測定する電子回
路5と、第1接続端子1と第2接続端子2との間に接続
された分圧器R1、R2と、第1接続端子1と第3接続
端子3との間に接続された分路6と、第1接続端子1と
第2接続端子2との間に接続された電源回路7とを備え
ている。
詳細に記載されかつこの明細書に単に一例として引用し
た図2の計器は、略図において、電力を測定する電子回
路5と、第1接続端子1と第2接続端子2との間に接続
された分圧器R1、R2と、第1接続端子1と第3接続
端子3との間に接続された分路6と、第1接続端子1と
第2接続端子2との間に接続された電源回路7とを備え
ている。
【0015】この計器を電力回路網において動作させる
ために、第2端子2が中性線Nと接続されかつ端子1お
よび3が作動中の位相線L1と接続されており、したが
って、分路6は位相線L1を流れる電流を搬送する。分
圧器R1、R2は抵抗値が等しくない2個の抵抗器R1
およびR2を備えており、より大きい抵抗値を有する抵
抗器R1は第2端子2と接続されている。
ために、第2端子2が中性線Nと接続されかつ端子1お
よび3が作動中の位相線L1と接続されており、したが
って、分路6は位相線L1を流れる電流を搬送する。分
圧器R1、R2は抵抗値が等しくない2個の抵抗器R1
およびR2を備えており、より大きい抵抗値を有する抵
抗器R1は第2端子2と接続されている。
【0016】抵抗体R1およびR2の共通の端子により
構成された中間点8は、このようにして、端子1の電位
に比較的に近く、しかも共通の端子の電位が端子1と端
子2との間の電圧、換言すると、位相線L1と中性線N
との間の電圧を表わす点において端子1の電位とは差異
がある電位まで高められる。電力測定回路5は、主とし
て、接続端子1、中間点8および端子3とそれぞれ接続
された3つの測定入力端子5a、5bおよび5cを備え
ており、したがって、その端子5aと5cとの間の回路
5が受ける電圧は作動中の位相線L1を通れる電流を表
わす。
構成された中間点8は、このようにして、端子1の電位
に比較的に近く、しかも共通の端子の電位が端子1と端
子2との間の電圧、換言すると、位相線L1と中性線N
との間の電圧を表わす点において端子1の電位とは差異
がある電位まで高められる。電力測定回路5は、主とし
て、接続端子1、中間点8および端子3とそれぞれ接続
された3つの測定入力端子5a、5bおよび5cを備え
ており、したがって、その端子5aと5cとの間の回路
5が受ける電圧は作動中の位相線L1を通れる電流を表
わす。
【0017】そのうえ、この電力測定回路5は回路7の
出力と接続された少なくとも1個の電源入力5pを含
む。回路7は第1接続端子1の電位と関連したほぼ一定
の電位を供給する。測定回路5は先づ基準電位として使
用することができる電位をその端子5aにおいて受け、
次に、位相線L1と中性線Nとの間の電圧を表わす電圧
をその端子5aと端子5bとの間で受け、そして最後
に、その端子5aと端子5cとの間に位相線L1を流れ
る電流を表わす電圧を受け、したがって、出力5Sにお
いて位相線L1および中性線Nにより伝達される電力、
すなわち、エネルギを表わす信号を送出することができ
る。
出力と接続された少なくとも1個の電源入力5pを含
む。回路7は第1接続端子1の電位と関連したほぼ一定
の電位を供給する。測定回路5は先づ基準電位として使
用することができる電位をその端子5aにおいて受け、
次に、位相線L1と中性線Nとの間の電圧を表わす電圧
をその端子5aと端子5bとの間で受け、そして最後
に、その端子5aと端子5cとの間に位相線L1を流れ
る電流を表わす電圧を受け、したがって、出力5Sにお
いて位相線L1および中性線Nにより伝達される電力、
すなわち、エネルギを表わす信号を送出することができ
る。
【0018】このような計器は、使用中に、特に不正手
段の防止に関して非常に多くの利点を有しているが、そ
れにもかかわらず、図1および図2を比較すると直ぐ判
るように慣用の卓上試験装置との接続に関する問題が起
きる。図3は序文に記載した問題ならびに特に電力測定
に関連した問題、そして図1および図2に関する問題を
解決するために本発明により実現することを提案する1
組の特徴を示す。
段の防止に関して非常に多くの利点を有しているが、そ
れにもかかわらず、図1および図2を比較すると直ぐ判
るように慣用の卓上試験装置との接続に関する問題が起
きる。図3は序文に記載した問題ならびに特に電力測定
に関連した問題、そして図1および図2に関する問題を
解決するために本発明により実現することを提案する1
組の特徴を示す。
【0019】図2および図3に示した同様な要素は、明
示する理由から、同じ符号をつけてある。図3に示した
装置は、図2について前述した要素と同様に、まず第一
に、付加的な接続端子4を含む。接続端子4は端子1の
電位とは異なる電位とすることができまたはその反対に
接続端子1および4を自由選択により相互に接続する取
外し可能な導線9を介して端子1と同じ電位まで高める
ことができる。
示する理由から、同じ符号をつけてある。図3に示した
装置は、図2について前述した要素と同様に、まず第一
に、付加的な接続端子4を含む。接続端子4は端子1の
電位とは異なる電位とすることができまたはその反対に
接続端子1および4を自由選択により相互に接続する取
外し可能な導線9を介して端子1と同じ電位まで高める
ことができる。
【0020】簡単なねじの形態に構成することができる
取外し可能な導線9は、以下の説明からさらに良好に理
解されるように、計器がテストベンチ上にある間に取り
外され、そしてこの計器を電力回路網に設置するために
もとの位置にもどされる。測定回路5は、その一部分と
して、第2入力端子5bと協働して測定回路のための差
動入力を発生する付加的な入力端子5dを含む。
取外し可能な導線9は、以下の説明からさらに良好に理
解されるように、計器がテストベンチ上にある間に取り
外され、そしてこの計器を電力回路網に設置するために
もとの位置にもどされる。測定回路5は、その一部分と
して、第2入力端子5bと協働して測定回路のための差
動入力を発生する付加的な入力端子5dを含む。
【0021】この明細書に使用した「差動入力」という
表現は、入力端子5bおよび5dが差動増幅器の高いイ
ンピーダンス入力と接続されるかまたはこのような増幅
器を特徴とする2個のトランジスタを有する対称の入力
段に少なくとも接続されることを指適するために選択さ
れている。それにもかかわらず、これらのトランジスタ
は、前述した英国特許明細書に記載された測定回路の場
合のように、測定回路5内に既に存在していることがあ
る。
表現は、入力端子5bおよび5dが差動増幅器の高いイ
ンピーダンス入力と接続されるかまたはこのような増幅
器を特徴とする2個のトランジスタを有する対称の入力
段に少なくとも接続されることを指適するために選択さ
れている。それにもかかわらず、これらのトランジスタ
は、前述した英国特許明細書に記載された測定回路の場
合のように、測定回路5内に既に存在していることがあ
る。
【0022】本発明の装置は、さらに、第1接続端子1
と付加的な接続端子4との間に接続されかつ抵抗値が等
しくない抵抗体R3およびR4を備えた第2分圧器R
3、R4を含む。抵抗値が小さい抵抗体R4は第1接続
端子と接続されている。したがって、抵抗体R3および
R4の共通の端子により構成されかつ測定回路5の付加
的な入力端子5dと接続された中間点10は、導線9が
存在していない場合には、端子1の電位に比較的近く、
しかも端子1の電位とは端子1と端子4との間の電圧を
表わす値だけ差異がある電位まで高められる。
と付加的な接続端子4との間に接続されかつ抵抗値が等
しくない抵抗体R3およびR4を備えた第2分圧器R
3、R4を含む。抵抗値が小さい抵抗体R4は第1接続
端子と接続されている。したがって、抵抗体R3および
R4の共通の端子により構成されかつ測定回路5の付加
的な入力端子5dと接続された中間点10は、導線9が
存在していない場合には、端子1の電位に比較的近く、
しかも端子1の電位とは端子1と端子4との間の電圧を
表わす値だけ差異がある電位まで高められる。
【0023】さらに特定的に述べると、第2分圧器R
3、R4は第1分圧器R1、R2により導入された電圧
比と実質的に等しい電圧比を導入し、すなわち、電圧比
R4/R3は電圧比R2/R1にできる限り近く、そし
て電圧比R2/R1と等しいと理想的である。これらの
条件の下で、しかも参照符Xを付けた端子の電位をPx
で表わすと、その関係は次式で示すことができる。
3、R4は第1分圧器R1、R2により導入された電圧
比と実質的に等しい電圧比を導入し、すなわち、電圧比
R4/R3は電圧比R2/R1にできる限り近く、そし
て電圧比R2/R1と等しいと理想的である。これらの
条件の下で、しかも参照符Xを付けた端子の電位をPx
で表わすと、その関係は次式で示すことができる。
【0024】P5b−P5d=K(P2 −P4) ただし、K=R2/(R1+R2)=R4(R3+R
4) 端子1および4が導線9により相互に接続されたとき
に、端子1および2、したがって、端子4および2が第
1分圧器により隔置された状態に保たれ、また計算によ
り同じ表現が得られることがある。
4) 端子1および4が導線9により相互に接続されたとき
に、端子1および2、したがって、端子4および2が第
1分圧器により隔置された状態に保たれ、また計算によ
り同じ表現が得られることがある。
【0025】したがって、換言すると、測定回路5の差
動入力5b、5dに印加された電圧は、端子4が第1接
続端子1の電位と同じ電位まで高められるか否かと関係
なく、第2接続端子2と付加的な接続端子4との間の電
圧を表わす。本発明の好ましい産業用実施例において
は、測定回路5の第1入力端子5aおよび第3入力端子
5cは、事実上、分路6の中間端子により構成され、そ
の場合には、入力端子5aおよび5cが実際には接続端
子1および3のそれぞれの電位に保たれておらず、入力
端子5aおよび5cを横切る電圧が端子1および3を横
切る電圧を依然として表わすことは明らかである。この
実施例においては、回路5は、図示したように、第1接
続端子1と直接に接続された基準電位入力端子5rを有
している。入力端子5rの電位は、端子5aおよび5c
の電位に非常に近く、測定回路5のための内部基準電位
の役目をする。
動入力5b、5dに印加された電圧は、端子4が第1接
続端子1の電位と同じ電位まで高められるか否かと関係
なく、第2接続端子2と付加的な接続端子4との間の電
圧を表わす。本発明の好ましい産業用実施例において
は、測定回路5の第1入力端子5aおよび第3入力端子
5cは、事実上、分路6の中間端子により構成され、そ
の場合には、入力端子5aおよび5cが実際には接続端
子1および3のそれぞれの電位に保たれておらず、入力
端子5aおよび5cを横切る電圧が端子1および3を横
切る電圧を依然として表わすことは明らかである。この
実施例においては、回路5は、図示したように、第1接
続端子1と直接に接続された基準電位入力端子5rを有
している。入力端子5rの電位は、端子5aおよび5c
の電位に非常に近く、測定回路5のための内部基準電位
の役目をする。
【0026】本発明の非常に有利な特徴によれば、装
置、例えば図3に示した装置は測定回路5に導線1およ
び2の間で得られる電力を供給するために電源変圧器1
1を使用することができる。この変圧器の一次側11a
は付加的な接続端子4と第2接続端子2との間に接続さ
れ、そして該変圧器の二次側11bは直流結線により第
1接続端子1と接続されている。
置、例えば図3に示した装置は測定回路5に導線1およ
び2の間で得られる電力を供給するために電源変圧器1
1を使用することができる。この変圧器の一次側11a
は付加的な接続端子4と第2接続端子2との間に接続さ
れ、そして該変圧器の二次側11bは直流結線により第
1接続端子1と接続されている。
【0027】この明細書に使用した「直流結線」という
概念は、電位が相互に結合された2本の導線の関係を表
し、そして該電位が、例えば、これらの2本の導線が図
3の回路図に示した場合のように第3の導線により相互
に接続されていて、必然的に協調して変化する関係を表
す。電源変圧器11の二次側11bは、整流ブリッジお
よびローパスフィルタを使用した慣用のAC−DC変換
器7と接続され、そして変換器7は端子1の基準電位
と、第1接続端子の電位を基準として二次側11bにお
いて受け入れられかつ変圧器により測定回路5の相応し
た電源入力5pおよび5qに印加される交流電圧とから
安定したバイポーラ直流電圧を発生させることを可能に
する。
概念は、電位が相互に結合された2本の導線の関係を表
し、そして該電位が、例えば、これらの2本の導線が図
3の回路図に示した場合のように第3の導線により相互
に接続されていて、必然的に協調して変化する関係を表
す。電源変圧器11の二次側11bは、整流ブリッジお
よびローパスフィルタを使用した慣用のAC−DC変換
器7と接続され、そして変換器7は端子1の基準電位
と、第1接続端子の電位を基準として二次側11bにお
いて受け入れられかつ変圧器により測定回路5の相応し
た電源入力5pおよび5qに印加される交流電圧とから
安定したバイポーラ直流電圧を発生させることを可能に
する。
【0028】例えば、符号5で示したような測定回路に
例えば、符号5a、5c、5bおよび5dで示したよう
な端子において入力信号を供給するために従来技術にお
いてしばしば使用される測定変圧器は、いかなる特殊の
計量学的な特性を有することを必要とせず、また非常に
大きい絶縁性を有することを必要とせず、しかも回路5
に端子1の電位を基準とする値にとどまる電源電圧を供
給する目的のために導線9が取り外されたときに第1端
子1と付加的な端子4との間で直流成分を隔離する作用
のみをする変圧器11と置き換えると非常に有利であ
る。
例えば、符号5a、5c、5bおよび5dで示したよう
な端子において入力信号を供給するために従来技術にお
いてしばしば使用される測定変圧器は、いかなる特殊の
計量学的な特性を有することを必要とせず、また非常に
大きい絶縁性を有することを必要とせず、しかも回路5
に端子1の電位を基準とする値にとどまる電源電圧を供
給する目的のために導線9が取り外されたときに第1端
子1と付加的な端子4との間で直流成分を隔離する作用
のみをする変圧器11と置き換えると非常に有利であ
る。
【0029】したがって、当業者は前記の説明に基づい
て測定回路5の差動入力に存在する平均電位(P5d+P
5b)/2が次式により接続端子1、2および4の電位と
関連することを証明することができるので、 (P5d+P5b)/2=(1−K)・P1 +K・(P2 +P4 )/2 上式から P5d+P5b−2・P1 =K・(P2 +P4 −2・P1 ) 換言すると、回路5の差動入力5d、5bにおいて受け
た平均電圧レベル(P 5d+P5b−2・P1 )/2は有用
な電位P2 −P1 の関数であるのみでなく、また導線9
が取り外されたときに現われることがある寄生電圧P4
−P1 の関数でもある。
て測定回路5の差動入力に存在する平均電位(P5d+P
5b)/2が次式により接続端子1、2および4の電位と
関連することを証明することができるので、 (P5d+P5b)/2=(1−K)・P1 +K・(P2 +P4 )/2 上式から P5d+P5b−2・P1 =K・(P2 +P4 −2・P1 ) 換言すると、回路5の差動入力5d、5bにおいて受け
た平均電圧レベル(P 5d+P5b−2・P1 )/2は有用
な電位P2 −P1 の関数であるのみでなく、また導線9
が取り外されたときに現われることがある寄生電圧P4
−P1 の関数でもある。
【0030】したがって、同相分で発生するこの電圧の
有害な作用を防止するための特殊の担置を優先して調ず
ることが必要である。しかしながら、経験によれば、こ
れらの担置が比較的に簡単であることが知られている。
第一に、入力段に端子5bおよび5dが接続された差動
増幅器は十分に高い同相分排除能力を有するべきであ
る。実際には、差動信号Vと重ね合わされた同相分信号
V/2により生じた相対誤差を0.1%の値に制限するた
めには、500/1の比に相当する54dB程度の同相
分排除能力で十分である。
有害な作用を防止するための特殊の担置を優先して調ず
ることが必要である。しかしながら、経験によれば、こ
れらの担置が比較的に簡単であることが知られている。
第一に、入力段に端子5bおよび5dが接続された差動
増幅器は十分に高い同相分排除能力を有するべきであ
る。実際には、差動信号Vと重ね合わされた同相分信号
V/2により生じた相対誤差を0.1%の値に制限するた
めには、500/1の比に相当する54dB程度の同相
分排除能力で十分である。
【0031】そのうえ、分圧器R1、R2と分圧器R
3、R4との比は、これらの比とそれらの理論的な値K
との間の不一致を制限するように適合されるべきであ
る。この目的のために、これらの分圧器の少なくとも一
方はレーザ調整により調節することができるように厚膜
技術により実現することができ、これらの比において許
容される最大の相対誤差は例えば0.2%程度である。
3、R4との比は、これらの比とそれらの理論的な値K
との間の不一致を制限するように適合されるべきであ
る。この目的のために、これらの分圧器の少なくとも一
方はレーザ調整により調節することができるように厚膜
技術により実現することができ、これらの比において許
容される最大の相対誤差は例えば0.2%程度である。
【0032】また、実際問題として、卓上試験装置の電
圧源の負荷を制限するために直列抵抗R1+R2および
R3+R4に十分に高い抵抗値を与えることが推奨され
る。250ボルト程度の動作電圧に対しては、R1+R
2および/またはR3+R4が500KΩの抵抗値を有
していれば十分である。そのうえ、比R1/R3(した
がって、比R2/R4にも)に少なくとも1に等しい値
を与えることにより、同相分排除能力に対する要求を減
少させることができる。最後に、本発明が目指した利点
はもしも比(R1+R2)/(R3+R4)が予定した
一定の値に近く、すなわち、もしもこの比が一つの装置
からその他の装置にわたって実質的に同じ値に保たれれ
ば、さらに良好に達成される。事実上、この最後に述べ
た特徴により、同じテストベンチ上で試験される同じ製
造バッチのすべての計器が非常に近似し、そして理想的
には同じである比(R1+R2)/(R3+R4)を有
するという当然の結果が得られ、そしてこれは試験中の
すべての計器が正確に同じ電圧信号および電流信号を確
実に受けることに寄与することになる。
圧源の負荷を制限するために直列抵抗R1+R2および
R3+R4に十分に高い抵抗値を与えることが推奨され
る。250ボルト程度の動作電圧に対しては、R1+R
2および/またはR3+R4が500KΩの抵抗値を有
していれば十分である。そのうえ、比R1/R3(した
がって、比R2/R4にも)に少なくとも1に等しい値
を与えることにより、同相分排除能力に対する要求を減
少させることができる。最後に、本発明が目指した利点
はもしも比(R1+R2)/(R3+R4)が予定した
一定の値に近く、すなわち、もしもこの比が一つの装置
からその他の装置にわたって実質的に同じ値に保たれれ
ば、さらに良好に達成される。事実上、この最後に述べ
た特徴により、同じテストベンチ上で試験される同じ製
造バッチのすべての計器が非常に近似し、そして理想的
には同じである比(R1+R2)/(R3+R4)を有
するという当然の結果が得られ、そしてこれは試験中の
すべての計器が正確に同じ電圧信号および電流信号を確
実に受けることに寄与することになる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、電気測定装置が種々の
接続モードで接続可能であり、したがって、そのような
電気測定装置を試験するために慣用の卓上試験装置すな
わちテストベンチを使用することができる。
接続モードで接続可能であり、したがって、そのような
電気測定装置を試験するために慣用の卓上試験装置すな
わちテストベンチを使用することができる。
【図1】電気機械式電力測定計器用の卓上試験装置を示
した回路図である。
した回路図である。
【図2】本発明の利点から利益が得られる電子的な電力
測定計器を示した回路図である。
測定計器を示した回路図である。
【図3】本発明による装置を示した回路図である。
1 第1接続端子 2 第2接続端子 3 第3接続端子 4 付加的な接続端子 5 測定回路 5a 入力端子 5b 入力端子 5c 入力端子 5d 入力端子 5p 電力供給入力端子 5q 電力供給入力端子 5r 基準電位入力端子 6 分路 7 AC−DC変換器 8 中間点 9 導線 10 中間点 11 電源変圧器 11a 1次側 11b 2次側 5S 出力端子 R1、R2 第1分圧器 R3、R4 第2分圧器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アラン シッフェル フランス 91300 マッシー リュー フェルディナン ボワール 2 (72)発明者 アラン カルヌ フランス 86000 プワティエール ブ ールヴァール ド ロック 162 (56)参考文献 特公 昭62−47256(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 11/00 - 11/66 G01R 21/00 - 22/04
Claims (8)
- 【請求項1】 電気測定装置において、 少なくともN+1個の接続端子(1、2、3)を備え、
該接続端子の電位は動作中少なくともN個の制御電圧を
規定し、Nは少なくとも1に等しい整数であり、 さらに、少なくともN+1個の入力端子(5a、5b、
5c)を含む電子測定回路(5)を備え、該入力端子の
電位は動作中前記制御電圧を表わす少なくともN個の対
応電圧を該電子測定回路のために規定し、この測定回路
は第1接続端子(1)の電位と結合した基準電位を使用
し、 さらに、第1接続端子と第2接続端子(1、2)との間
に接続された第1分圧器(R1、R2)であって、その
第1中間点(8)が電子測定回路の第2入力端子と接続
され、そして所定の電圧比(k)を与える第1分圧器
と、 電位が第1接続端子の電位または異なる電位まで選択的
に高められるようになった付加的な接続端子(4)と、 測定回路(5)の第2入力端子と協調してこの測定回路
のための差動入力を形成する付加的な入力端子(5d)
と、 第1接続端子と前記の付加的な接続端子との間に接続さ
れた第2分圧器(R3、R4)であって、その第2中間
点(10)が測定回路の付加的な入力端子と接続され、
そして第1分圧器により与えられた電圧比と実質的に等
しい電圧比(k)を与える第2分圧器とを備え、 第2入力端子と付加的な入力端子との間に規定された電
圧が、付加的な接続端子の電位が第1接続端子と同じ電
位まで高められるか否かとは関係なく、第2接続端子と
付加的な接続端子との間の電圧を実質的に表わす電気測
定装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電気測定装置におい
て、第1接続端子を含むが、付加的な接続端子を含まな
い少なくとも2つの接続端子(1、3)が分路(6)を
流れる電流を表わす少なくとも一つの電圧を規定し、か
つ該測定装置が接続端子のうちの少なくとも二つの接続
端子の間で得られる電力から測定回路に電力を供給する
ために電源変圧器(11)を含み、該電源変圧器の一次
側(11a)が付加的な接続端子と第2接続端子との間
に接続され、そして該電源変圧器の二次側(11b)が
直流結線により第1接続端子と接続された電気測定装
置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の電気測定装置におい
て、測定回路が電気エネルギ、すなわち、電力を測定す
る回路である電気測定装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の電気測定装置におい
て、該測定装置が少なくとも1個の位相線(L1)と中
性線(N)とを備えた電力回路網と接続され、第1接続
端子および第2接続端子(1、2)が位相線の電位およ
び中性線の電位までそれぞれ高められる電気測定装置。 - 【請求項5】 請求項2に記載の電気測定装置におい
て、電位差が分路を流れる電流を表わす電位まで高めら
れる接続端子が第1端子および第3端子(1、3)であ
る電気測定装置。 - 【請求項6】 請求項1に記載の電気測定装置におい
て、第1分圧器の直列インピーダンス(R1+R2)が
500KΩ以上である電気測定装置。 - 【請求項7】 請求項1に記載の電気測定装置におい
て、第1分圧器の直列インピーダンスと第2分圧器の直
列インピーダンスとの比(R1+R2)/(R3+R
4)が少なくとも1に等しい電気測定装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の電気測定装置におい
て、直列インピーダンスの前記の比が予定された一定値
である電気測定装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9015332A FR2670295B1 (fr) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | Dispositif de mesure electrique a double configuration de branchement. |
FR9015332 | 1990-12-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04269660A JPH04269660A (ja) | 1992-09-25 |
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ID=9402995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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EP (1) | EP0490711B1 (ja) |
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AT (1) | ATE120013T1 (ja) |
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DE (1) | DE69108202T2 (ja) |
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AU5186699A (en) * | 1998-08-06 | 2000-02-28 | Dennis Goldman | A current shunt |
DE19957980B4 (de) * | 1999-12-02 | 2004-09-30 | EMH Elektrizitätszähler GmbH & Co. KG | Elektronischer Elektrizitätszähler |
ATE306674T1 (de) * | 2001-02-07 | 2005-10-15 | Landis & Gyr Ag | Messschaltungsanordnung für elektrizitätszähler zum direkten anschluss |
GB2409732A (en) * | 2003-12-31 | 2005-07-06 | Actaris Uk Ltd | Electrical power meter with adaptation for testing |
DE102013213566B4 (de) * | 2013-07-11 | 2024-08-22 | Continental Autonomous Mobility Germany GmbH | Vorrichtung und Verfahren zur Messung einer Stromstärke |
DE102015215801A1 (de) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Eigenversorgte Messvorrichtung und Messverfahren |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL183424B (nl) * | 1977-05-16 | Enertec | Elektronische energiemeter. | |
DE2832656A1 (de) * | 1978-07-25 | 1980-02-14 | Elektronikus | Vorrichtung zur kalibrierung elektrischer verbrauchszaehler |
US4646003A (en) * | 1982-03-05 | 1987-02-24 | Southern California Edison Company, Inc. | Meter testing device |
US4758774A (en) * | 1985-04-29 | 1988-07-19 | Special Instruments Laboratory, Incorporated | Portable tester and related method for determining the primary winding to secondary winding current ratio of an in-service current transformer |
FR2625323B1 (fr) * | 1987-12-24 | 1990-06-15 | Electricite De France | Dispositif d'interfacage pour l'etalonnage de compteurs d'energie electrique monophases et triphases |
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1990
- 1990-12-07 FR FR9015332A patent/FR2670295B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-10-22 DE DE69108202T patent/DE69108202T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-10-22 AT AT91402800T patent/ATE120013T1/de not_active IP Right Cessation
- 1991-10-22 EP EP91402800A patent/EP0490711B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1991-10-22 ES ES91402800T patent/ES2069246T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-06 AU AU87043/91A patent/AU650690B2/en not_active Ceased
- 1991-11-12 US US07/790,057 patent/US5264786A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-15 CA CA002055633A patent/CA2055633C/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-25 JP JP30812691A patent/JP3197309B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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