JP3197027U - 高所作業用安全帯のランヤード - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性に優れ、長期間使用できる伸縮自在なランヤードを提供する。【解決手段】ストラップ1と、ストラップの基端側及び先端側に連結された連結金具2及びフック3を備える。ストラップは、第1及び第2のストッパ部材4、5と、第1のストッパ部材を貫通してのび、一端が連結金具に連結され、他端が第2のストッパ部材に連結された第1のストラップ部分6a、6bと、第2のストッパ部材を貫通してのび一端が第1のストッパ部材に連結され、他端がフックに連結された第2のストラップ部分7と、一端が第1のストッパ部材に連結され、他端が連結金具に連結された弾性部材8と、第1及び第2のストラップ部分、第1及び第2のストッパ部材、および弾性部材を被覆する伸縮自在な被覆部材9を有する。ストラップは、弾性部材が自然長となる位置と、弾性部材が第1及び第2のストッパ部材が係合するまで伸張する位置との間で伸縮する。【選択図】図1

Description

本考案は、高所作業現場において作業者の墜落防止のために使用される高所作業用安全帯のランヤードに関するものである。
高所作業用安全帯は、一般に、作業者に装着される胴ベルトと、胴ベルトに備えられたランヤードとから構成されている。
そして、ランヤードは、通常、ストラップ(またはロープ)と、ストラップの基端に取り付けられた胴ベルト(または胴ベルトのD環)との連結用の連結金具と、ストラップの先端に取り付けられた固定用構造物への係止用のフックとを備えており、必要に応じて、ショックアブソーバーを備えていることもある。
また、ランヤードには、ストラップを巻き取る巻取器を備えた巻取式のランヤードと、巻取器を備えていない非巻取式のランヤードの2種類があり、作業者の移動時にストラップが引っ掛かりやすい構造物がない場合には、後者が使用されることが多い。
ところで、非巻取式ランヤードにおいては、ストラップが長くなると、作業者が移動できる範囲が広がり、フックを頻繁に掛けかえる必要がなくなる一方で、フックに近い場所で作業がなされる間は、垂れ下がったストラップが、作業者の移動を妨げたり、構造物に引っ掛かったりして作業に支障をきたす場合がある。
また、ストラップが短すぎると、フックの掛けかえ頻度が増えて作業効率が低下する。
そして、このような非巻取式ランヤードの欠点を解消するため、従来技術において、ストラップを伸縮自在としたランヤードが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
この種のランヤードにおいては、ストラップは、長尺筒状の低伸度(または非伸縮性)袋ベルトの内部に長さが袋ベルトよりも短い長尺弾性体を挿入し、長尺弾性体を自然長から伸張させた状態で袋ベルトと長尺弾性体とを縫着したものからなっている。
そして、ストラップは、長尺弾性体が自然長であって、袋ベルトの表裏面が均等に波状となり蛇腹構造を形成する位置と、長尺弾性体が、袋ベルトが最大長まで伸びて蛇腹構造が消滅するまで伸張する位置との間で伸縮する。
この従来のランヤードにおいては、ストラップの長尺弾性体は専らストラップに伸縮性を付与するために使用され、袋ベルトが作業者の墜落時に作業者を吊下げ状態に支持する機能を有している。そのため、袋ベルトは、墜落時の衝撃荷重に耐えうるべく、法定の基準値以上の強度を有していなければならない
ところで、袋ベルトは長尺弾性体の外面を覆って保護する保護部材としても機能しているので、外部環境に直接さらされ、摩耗や紫外線による劣化等が生じやすい。そして、袋ベルトの摩耗や劣化が一定程度以上に進んだ状態で作業者の墜落が生じると、袋ベルトが破断し、作業者を保護できなくなるおそれがある。
したがって、袋ベルトの摩耗や劣化の状況を見ながら、適宜袋ベルトを交換する必要がある。しかし、袋ベルトの摩耗や劣化の程度と強度との相関関係は複雑であるから、袋ベルトの交換時期の判断が容易ではなく、そのため、袋ベルトがまだ十分な強度を有している段階でベルト交換をしなければならない。
さらには、ストラップが蛇腹構造を有しているので、袋ベルトにおける蛇腹構造の山を形成する部分が摩耗および劣化しやすく、袋ベルトにおける蛇腹構造の谷を形成する部分の摩耗や劣化は見落としがちになる。
すなわち、この従来のランヤードは、安全面でやや問題があり、しかも頻繁に交換が必要となってコストがかかるという欠点を有している。
実用新案登録第3170262号公報 特開2014−100263号公報
したがって、本考案の課題は、安全性に優れ、長期間使用できる伸縮自在なランヤードを提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案は、高所作業用安全帯のランヤードであって、ストラップと、前記ストラップの基端に取り付けられた、前記高所作業用安全帯の胴ベルトへの連結のための連結金具と、前記ストラップの先端に取り付けられた、固定用構造物への係止のためのフックと、を備えたものにおいて、前記ストラップは、前記ストラップの長さ方向に並んで対置された第1および第2のストッパ部材と、前記第1のストッパ部材に設けられた開口を貫通して前記ストラップの長さ方向にのび、一端が前記連結金具および前記フックのうちの一方に連結され、他端が前記第2のストッパ部材に連結された第1のストラップ部分と、前記第2のストッパ部材に設けられた開口を貫通して前記ストラップの長さ方向にのび、一端が前記第1のストッパ部材に連結され、他端が前記連結金具および前記フックのうちの他方に連結された第2のストラップ部分と、前記連結金具および前記フックのうちの前記一方と前記第1のストッパ部材との対、および前記連結部材および前記フックのうちの前記他方と前記第2のストッパ部材との対のうちの少なくとも一方の対間にのびる弾性部材と、を有し、前記弾性部材が自然長のとき、前記第1および第2のストッパ部材は互いに離間しており、さらに、伸縮自在な筒状をなし、前記第1および第2のストラップ部分および前記第1および第2のストッパ部材および前記弾性部材の全体を被覆する被覆部材を有し、前記被覆部材と前記弾性部材が共に自然長の状態で、前記被覆部材は、一端が前記第1のストラップ部分の一端に接合され、他端が前記第2のストラップ部分の他端に接合されており、前記ストラップが、前記弾性部材が自然長となる位置と、前記弾性部材が前記第1および第2のストッパ部材が互いに係合するまで伸張する位置との間で伸縮するものであることを特徴とするランヤードを構成したものである。
上記構成において、好ましくは、前記第1のストッパ部材は、環状の本体部と、前記本体部における一対の対向する部分間にのびる中間連結部とからなり、前記中間連結部によって隔てられた2つの開口を有している一方、前記第2のストッパ部材は環状をなし、さらに、一対の前記第1のストラップ部分が、前記連結金具および前記フックのうちの前記一方から前記第1のストッパ部材の別々の開口を貫通して前記第2のストッパ部材までのびて、それぞれ前記第2のストッパ部材の別々の位置に連結され、前記第2のストラップ部分は、前記連結金具および前記フックのうちの前記他方から前記第2のストッパ部材の開口を貫通して前記第1のストッパ部材までのびて前記中間連結部に連結され、前記弾性部材は、一端が前記第1のストッパ部材の前記中間連結部に連結され、他端が前記連結金具および前記フックのうちの前記一方に連結されている。
ここで、用語「環状」は、円形、楕円形、矩形および正方形等を含む任意の形状の環状を意味するものとする。以下同様。
あるいは、前記第1および第2のストッパ部材は環状をなし、前記第1のストラップ部分は、前記連結金具および前記フックのうちの前記一方から前記第1のストッパ部材の開口を貫通して前記第2のストッパ部材までのび、さらに、第1の前記弾性部材が、一端において前記第2のストッパ部材に連結されるとともに、他端において前記連結金具および前記フックのうちの前記他方に連結されており、前記第2のストラップ部分は、前記連結金具および前記フックのうちの前記他方から前記第2のストッパ部材の開口を貫通して前記第1のストッパ部材までのび、さらに、第2の前記弾性部材が、一端において前記第1のストッパ部材に連結されるとともに、他端において前記連結金具および前記フックのうちの前記一方に連結されていることが好ましい。
また、前記弾性部材が細幅のゴムベルトまたはつる巻きバネであることが好ましい。
また、前記第1のストラップ部分の一端と前記連結金具および前記フックのうちの前記一方との間、または前記第2のストラップの他端と前記連結金具および前記フックのうちの前記他方との間、またはその両方にショックアブソーバーが配置されていることが好ましい。
本考案によれば、高所作業用安全帯のランヤードのストラップを、連結金具およびフックのうちの一方に連結された第1のストラップ部分と、連結金具およびフックのうちの他方に連結された第2のストラップ部分に分離するとともに、第1および第2のストラップ部分を第1および第2のストッパ部材の対によって長手方向に相対並進運動し得るように連結し、さらに、連結金具およびフックのうちの一方と第1のストッパ部材との対、および連結部材およびフックのうちの他方と第2のストッパ部材との対のうちの少なくとも一方の対間に弾性部材を配置し、ストラップが、弾性部材が自然長となる位置と、弾性部材が第1および第2のストッパ部材が互いに係合するまで伸張する位置との間で伸縮するようにしている。
そして、万一作業者が墜落した場合には、ランヤードのストラップが最大長まで伸張するが、このとき、第1および第2のストッパ部材が係合し、第1および第2のストラップ部分は第1および第2のストッパ部材を介して互いに連結される。すなわち、作業者は、互いに連結された第1および第2のストラップ部分によって、固定用構造物から吊下げ状態に支持される。この場合、第1および第2のストラップ部分は、通常の高所作業用安全帯で使用される公知のストラップと同様、墜落時の衝撃荷重に耐えうる強度を有することは言うまでもない。
さらに、本考案によれば、第1および第2のストラップ部分、第1および第2のストッパ部材、および弾性部材の全体を伸縮自在な被覆部材で被覆し、それらの部分および部材を摩耗や紫外線による劣化等から保護する。
すなわち、被覆部材は専ら保護手段として機能し、作業者墜落時の支持手段としては殆ど機能しないので、被覆部材が摩耗および劣化等しても、作業者墜落時のランヤードの強度に問題は生じない。また、ランヤードが蛇腹構造になっていないので、被覆部材の摩耗や劣化の確認が容易に行える。
そして、被覆部材の摩耗および劣化等が一定程度進んだ時点でランヤードを交換することで、ランヤードの交換時期の判断を容易、確実に行え、常に安全性を確保した状態でランヤードを長期間使用でき、ランヤードの交換回数も従来より格段に減る。
本考案の第1の実施例による高所作業用安全帯のランヤードが収縮したときの全体構成を示す平面図であり、(A)は一方向から見た図であり、(B)は(A)のランヤードをその軸まわりに90°回転した状態を示す図である。なお、図中、ストラップの内部構造を明瞭にするため、被覆部材を透明な部材として描いてある。 図1のランヤードが最大長まで伸張したときの全体構成を示す図1に類似の図である。 (A)は図1のランヤードの第1のストッパ部材の斜視図であり、(B)は図1のランヤードの第2のストッパ部材の斜視図であり、(C)は図1のランヤードの第1および第2のストラップ部分の連結状態を示す拡大斜視図である。 図1のランヤードの第1および第2のストラップ部分と第1および第2のストッパ部材との連結状態を示す縦断面図であり、(A)はランヤードが収縮した状態を示し、(B)はランヤードが伸張した状態を示している。 図1のランヤードの弾性部材としてつる巻きバネを使用した変形例を示す平面図である。 本考案の第2の実施例による高所作業用安全帯のランヤードの全体構成を示す平面図であり、(A)はランヤードが収縮した状態を示し、(B)はランヤードが最大長まで伸張した状態を示している。なお、図中、ストラップの内部構造を明瞭にするため、被覆部材を透明な部材として描いてある。 図6のランヤードが最大長まで伸張したときの第1および第2のストラップ部分の連結状態を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は縦断面図である。 本考案の第3の実施例による高所作業用安全帯のランヤードの全体構成を示す平面図であり、(A)はランヤードが収縮した状態を示し、(B)はランヤードが最大長まで伸張した状態を示している。なお、図中、ストラップの内部構造を明瞭にするため、被覆部材を透明な部材として描いてある。 図8のランヤードが最大長まで伸張したときの第1および第2のストラップ部分の連結状態を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は縦断面図である。
以下、添付図面を参照して本考案の好ましい実施例を説明する。
図1は、本考案の第1の実施例による高所作業用安全帯のランヤードが収縮したときの全体構成を示す平面図であり、(A)は一方向から見た図であり、(B)は(A)のランヤードをその軸まわりに90°回転した状態を示す図である。また、図2は、図1のランヤードが最大長まで伸張したときの全体構成を示す図1に類似の図である。なお、図1、2中、ストラップの内部構造を明瞭にするため、被覆部材を透明な部材として描いてある。
図3(A)および(B)は、それぞれ、図1のランヤードの第1および第2のストッパ部材の斜視図であり、図3(C)は図1のランヤードの第1および第2のストラップ部分の連結部分を示す拡大斜視図である。また、図4は、図1のランヤードの第1および第2のストラップ部分と第1および第2のストッパ部材との連結状態を示す縦断面図であり、(A)はランヤードが収縮した状態を示し、(B)はランヤードが伸張した状態を示している。
図1および図2を参照して、本考案による高所作業用安全帯のランヤードは、ストラップ1と、ストラップ1の基端1aにショックアブソーバー11を介して取り付けられた、高所作業用安全帯の胴ベルト(図示はしない)への連結のための連結金具2と、ストラップ1の先端1bに取り付けられた、固定用構造物(図示はしない)への係止のためのフック3とを備えている。
連結金具2は、この実施例では、平板状をなし、胴ベルト挿通用の長穴2aを有し、胴ベルトに直接連結する構成となっている。連結金具2は、また丸穴2bを有し、丸穴2bには、ショックアブソーバー11の一方の連結環11aが連結されている。
ランヤードの連結金具2の構成はこの実施例に限定されず、例えば、胴ベルトのD環に連結する形式のランヤードの場合には、連結金具2としてフックおよびカラビナ等が使用される。
この実施例では、ストラップ1の基端1aと連結金具2との間にショックアブソーバー11が配置されるが、ショックアブソーバー11は必要に応じて備えられ、本考案の必須構成要素ではない。また、ショックアブソーバー11をストラップ1の先端1bおよびフック3間に配置することもできる。
本考案によれば、ランヤードのストラップ1は、ストラップ1の長さ方向に並んで対置された第1および第2のストッパ部材4、5を有している。
この実施例では、第1のストッパ部材4は、図3(A)に示すように、環状の本体部4aと、本体部4aにおける一対の対向する部分間にのびる中間連結部4bとからなり、中間連結部4bによって隔てられた2つの開口4c、4dを有している。一方、第2のストッパ部材5は、図3(B)に示すように、環状をなし、単一の開口5aを有している。
なお、「環状」には、円形、楕円形、矩形および正方形等を含む任意の形状の環状が含まれる。以下同様。
図1〜図4を参照して、ストラップ1は、また、一対の第1のストラップ部分6a、6bと、1本の第2のストラップ部分7を有している。第1および第2のストラップ部分6a、6b、7は、通常の高所作業用安全帯で使用される公知のストラップと同様の構成を有し、作業者墜落時の衝撃荷重に耐えうる強度を備えている。
そして、一対の第1のストラップ部分6a、6bのうちの一方6aは、第1のストッパ部材4の一方の開口4cを貫通してストラップ1の長手方向にのび、一端がショックアブソーバー11の他方の連結環11bに連結され、他端が第2のストッパ部材5に連結されている。
また、一対の第1のストラップ部分6a、6bのうちの他方6bは、第1のストッパ部材4の他方の開口4dを貫通して一方の第1のストラップ部分6aにほぼ平行にのび、一端がショックアブソーバー11の連結環11bに連結され、他端が第2のストッパ部材5に連結されている。
この場合、一対の第1のストラップ部分6a、6bはそれぞれ第2のストッパ部材5の別々の位置に連結されるが、図4に示すように、第2のストッパ部材5における互いに対向する位置に連結されることが好ましい。
そして、一対の第1のストラップ部分6a、6bの一端の連結環11bへの連結は、一対の第1のストラップ部分6a、6bを重ね合せた状態で、当該一端を連結環状11bの開口に通して折り返し、折り返した部分を一対の第1のストラップ部分6a、6bの本体に重ね合せて縫製することによってなされる。
また、一対の第1のストラップ部分6a、6bの他端の第2のストッパ部材5への連結は、各第1のストラップ部分6a、6bの他端を折り返し、折り返した部分を第2のストッパ部材5の開口5aに通して当該第1のストラップ部分6a、6bの本体に重ね合せて縫製することによって、あるいは、各第1のストラップ部分6a、6bの他端を第2のストッパ部材5の開口5aに通して折り返し、折り返した部分を当該第1のストラップ部分6a、6bの本体に重ね合せて縫製することによってなされる。
第2のストラップ部分7は、第2のストッパ部材5の開口5aを貫通してストラップ1の長手方向にのび、一端が第1のストッパ部材4の中間連結部4bに連結され、他端がフック3に連結されている。
第2のストラップ部分7の一端の第1のストッパ部材4の中間連結部4bへの連結は、第2のストラップ部分7の一端を第1のストッパ部材4の一方の開口4c(または4d)に通した後折り返して他方の開口4d(または4c)に通し、折り返した部分を第2のストラップ部分7の本体に重ね合せて縫製することによってなされる。
また、第2のストラップ部分7の他端のフック3への連結は、第2のストラップ部分7の他端をフック3の連結用開口に通して折り返し、折り返した部分を第2のストラップ部分7の本体に重ね合せて縫製することによってなされる。
ストラップ1は、また、一端が第1のストッパ部材4の中間連結部4bに連結され、他端が連結金具2に連結された弾性部材8を有している。弾性部材8は、この実施例では、平ゴムベルトからなっている。そして、弾性部材8が自然長のとき、第1および第2のストッパ部材5、6は互いに離間している。
弾性部材8の一端の第1のストッパ部材4の中間連結部4bへの連結は、まず、第2のストラップ部分7の一端を中間連結部4bに連結する際の折り返し縫製で形成される第2のストラップ部分7の筒状部に予め補助連結環10を挿入しておき、この補助連結環10の開口に、弾性部材8の一端を通して折り返し、折り返した部分を弾性部材8の本体に重ね合せて接着または縫製することによってなされる。
また、弾性部材8の他端の連結金具2への連結は、第1のストラップ部分6a、6bの連結環11bへの連結時に、弾性部材8の他端を第1のストラップ部分6a、6bの他端の間に挟んだ状態で、第1のストラップ部分6a、6bと一緒に上述のように折り返し縫製することによってなされる。
この実施例では、弾性部材8を平ゴムベルトから構成したが、弾性部材8はこれに限定されず、所定の長さを有し、長手方向に伸縮し得るものであればよく、例えば、図5に示すように、弾性部材8としてつる巻きバネ12を使用することもできる。
図5の変形例では、つる巻きバネ12の一端12aが、ショックアブソーバー11の連結環11bに直接連結される一方、他端12bは、第2のストラップ部材7を第1のストッパ部材4の中間連結部4bに連結する際の折り返し縫製で形成される第2のストラップ部分7の筒状部に連結される。
再び図1および図2を参照して、ストラップ1は、さらに、伸縮自在な筒状をなし、第1および第2のストラップ部分6a、6b、7および第1および第2のストッパ部材4、5および弾性部材8の全体を被覆する被覆部材9を有している。
被覆部材9は、被覆部材9と弾性部材8が共に自然長の状態で、一端が第1のストラップ部分6a、6bの一端(連結環11b側の端)に接合され、他端が第2のストラップ部分7の他端(フック3側の端)に接合される。
それによって、ストラップ1は、弾性部材8が自然長となる位置(図1および図4(A)参照)と、弾性部材8が第1および第2のストッパ部材4、5が互いに係合するまで伸張する位置(図2および図4(B)参照)との間で伸縮する。
こうして、本考案のランヤードにおいては、ストラップ1が、ショックアブソーバー11を介して連結金具2に連結された第1のストラップ部分6a、6bと、フック3に連結された第2のストラップ部分7に分離されるとともに、第1および第2のストラップ部分6a、6b、7が第1および第2のストッパ部材4、5の対によって長手方向に相対並進運動し得るように連結され、さらに、ショックアブソーバー11(連結金具2)と第1のストッパ部材4との間に弾性部材8が配置されて、ストラップ1が、弾性部材8が自然長となる位置と、弾性部材8が第1および第2のストッパ部材4、5が係合するまで伸張する位置との間で伸縮する。
そして、万一作業者が墜落した場合には、ストラップ1が最大長まで伸張するが、このとき、第1および第2のストッパ部材4、5が係合し、第1および第2のストラップ部分6a、6b、7は第1および第2のストッパ部材4、5を介して互いに連結される。すなわち、作業者は、互いに連結された第1および第2のストラップ部分6a、6b、7によって、固定用構造物から吊下げ状態に支持される。
さらに、第1および第2のストラップ部分6a、6b、7、第1および第2のストッパ部材4、5、および弾性部材8の全体が伸縮自在な被覆部材9で被覆され、摩耗や紫外線による劣化等から保護される。
こうして、本考案によれば、被覆部材9が摩耗および劣化等しても、作業者墜落時のランヤードの強度に問題が生じることはない。また、ランヤードが蛇腹構造になっていないので、被覆部材9の摩耗や劣化の確認が容易に行える。
そして、被覆部材9の摩耗および劣化等が一定程度進んだ時点でランヤードを交換することで、ランヤードの交換時期の判断を容易、確実に行え、常に安全性を確保した状態でランヤードを長期間使用でき、ランヤードの交換回数も従来より格段に減少する。
図6は、本考案の第2の実施例による高所作業用安全帯のランヤードの全体構成を示す平面図であり、(A)はランヤードが収縮した状態を示し、(B)はランヤードが最大長まで伸張した状態を示している。なお、図中、ストラップの内部構造を明瞭にするため、被覆部材を透明な部材として描いてある。また、図7は、図6のランヤードが最大長まで伸張したときの第1および第2のストラップ部分の連結状態を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は縦断面図である。
第2の実施例は、第1の実施例と、ストラップの構成が異なる。よって、図6および図7中、図1〜図4に示したものと同じ構成要素には同一番号を付し、以下ではそれらの詳細な説明を省略する。
図6および図7を参照して、第2の実施例では、ストラップ13の基端13aにショックアブソーバー11を介して連結金具2が連結され、他端13bにフック3が連結される。
ストラップ13は、ストラップ13の長手方向に並んで対置された第1および第2のストッパ部材14、15を備えている。この実施例では、第1および第2のストッパ部材14、15は同一の部材からなり、第1の実施例の第2のストッパ部材5と同様の構成を有している(図3(B)参照)。
ストラップ13は、また、第1のストッパ部材14の開口14aを貫通してストラップ13の長手方向にのび、一端がショックアブソーバー11の連結環11bに連結され、他端が第2のストッパ部材15に連結された第1のストラップ部分16と、一端が第2のストッパ部材15に連結され、他端がフック3に連結された第1の弾性部材(平ゴムベルト)18を備え、さらに、第2のストッパ部材15の開口15aを貫通してストラップ13の長手方向にのび、一端が第1のストッパ部材14に連結された第2のストラップ部分17と、一端が第1のストッパ部材15に連結され、他端が連結環11bに連結された第2の弾性部材(平ゴムベルト)19を備えている。
この場合、第1のストラップ部分16の両端の連結環11bおよび第2のストッパ部材15との連結、および、第2のストラップ部分17の両端の第1のストッパ部材14およびフック3との連結は、第1の実施例の場合と同様に折り返し縫製することによってなされる。
そして、第1の弾性部材18とフック3との連結、および、第2の弾性部材19と連結環11bとの連結もまた、第1の実施例の場合と同様に、関係するストラップ部分の端と一緒に折り返し縫製することによってなされる。
また、第1の弾性部材18と第2のストッパ部材15との連結、および、第2の弾性部材19と第1のストッパ部材14との連結は、それぞれ、第1の実施例における弾性部材8と第2のストッパ部材5との連結と同様に、関係するストラップ部分の関係するストッパ部材への連結の際の折り返し縫製で形成される当該ストラップ部分の筒状部に予め補助連結環21を挿入しておき、この補助連結環21に、当該弾性部材の一端を折り返し縫製または折り返し接着によって連結することでなされる。
さらに、ストラップ13は、伸縮自在な筒状をなし、第1および第2のストラップ部分16、17および第1および第2のストッパ部材14、15および第1および第2の弾性部材18、19の全体を被覆する被覆部材20を有している。
被覆部材20は、被覆部材20と第1および第2の弾性部材18、19が共に自然長の状態で、一端が第1のストラップ部分16の一端(連結環11b側の端)に接合され、他端が第2のストラップ部分17の他端(フック3側の端)に接合される。
そして、第2の実施例においても、第1の実施例と同様の作用効果が得られることは言うまでもない。
図8は、本考案の第3の実施例による高所作業用安全帯のランヤードの全体構成を示す平面図であり、(A)はランヤードが収縮した状態を示し、(B)はランヤードが最大長まで伸張した状態を示している。なお、図中、ストラップの内部構造を明瞭にするため、被覆部材を透明な部材として描いてある。また、図9は、図8のランヤードが最大長まで伸張したときの第1および第2のストラップ部分の連結状態を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は縦断面図である。
第3の実施例は、第2の実施例と、第1および第2の弾性部材のそれぞれと第2および第1のストッパ部材との連結部の構成が異なるだけである。よって、図8および図9中、図6および図7に示したものと同じ構成要素には同一番号を付し、以下ではそれらの詳細を省略する。
図8および図9に示すように、第3の実施例では、第1および第2の弾性部材18、19がいずれも関係するストッパ部材に直接連結されている。
なお、この場合、図示のように、第1のストラップ部分16および第1の弾性部材18はそれぞれ第2のストッパ部材15における互いに対向する領域に連結され、第2のストラップ部分17および第2の弾性部材19はそれぞれ第1のストッパ部材14における互いに対向する領域に連結されていることが好ましい。
以上、本考案をいくつかの好ましい実施例に基づいて説明したが、本考案の構成はこれらの実施例に限定されない。例えば、上述のいずれの実施例においても、第1のストッパ部材を連結金具側に配置し、第2のストッパ部材をフック側に配置したが、第1および第2のストッパ部材の配置を逆転させてもよいし、第1および第2のストッパ部材は、必ずしも環状である必要はなく、それぞれ関係するストラップ部分が挿通可能な1つまたは複数の開口を備えてさえいれば、任意の形状であってよい。
1 ストラップ
1a 基端
1b 先端
2 連結金具
2a 長穴
2b 丸穴
3 フック
4 第1のストッパ部材
4a 本体部
4b 中間連結部
4c、4d 開口
5 第2のストッパ部材
5a 開口
6a 、6b 第1のストラップ部分
7 第2のストラップ部分
8 弾性部材(平ゴムベルト)
9 被覆部材
10 補助連結環
11 ショックアブソーバー
11a、11b 連結環
12 弾性部材(つる巻きバネ)
13 ストラップ
13a 基端
13b 先端
14 第1のストッパ部材
15 第2のストッパ部材
16 第1のストラップ部分
17 第2のストラップ部分
18 第1の弾性部材(平ゴムベルト)
19 第2の弾性部材(平ゴムベルト)
20 被覆部材
21 補助連結環

Claims (5)

  1. 高所作業用安全帯のランヤードであって、
    ストラップと、
    前記ストラップの基端に取り付けられた、前記高所作業用安全帯の胴ベルトへの連結のための連結金具と、
    前記ストラップの先端に取り付けられた、固定用構造物への係止のためのフックと、を備えたものにおいて、
    前記ストラップは、
    前記ストラップの長さ方向に並んで対置された第1および第2のストッパ部材と、
    前記第1のストッパ部材に設けられた開口を貫通して前記ストラップの長さ方向にのび、一端が前記連結金具および前記フックのうちの一方に連結され、他端が前記第2のストッパ部材に連結された第1のストラップ部分と、
    前記第2のストッパ部材に設けられた開口を貫通して前記ストラップの長さ方向にのび、一端が前記第1のストッパ部材に連結され、他端が前記連結金具および前記フックのうちの他方に連結された第2のストラップ部分と、
    前記連結金具および前記フックのうちの前記一方と前記第1のストッパ部材との対、および前記連結部材および前記フックのうちの前記他方と前記第2のストッパ部材との対のうちの少なくとも一方の対間にのびる弾性部材と、を有し、前記弾性部材が自然長のとき、前記第1および第2のストッパ部材は互いに離間しており、さらに、
    伸縮自在な筒状をなし、前記第1および第2のストラップ部分および前記第1および第2のストッパ部材および前記弾性部材の全体を被覆する被覆部材を有し、前記被覆部材と前記弾性部材が共に自然長の状態で、前記被覆部材は、一端が前記第1のストラップ部分の一端に接合され、他端が前記第2のストラップ部分の他端に接合されており、
    前記ストラップが、前記弾性部材が自然長となる位置と、前記弾性部材が前記第1および第2のストッパ部材が互いに係合するまで伸張する位置との間で伸縮するものであることを特徴とするランヤード。
  2. 前記第1のストッパ部材は、環状の本体部と、前記本体部における一対の対向する部分間にのびる中間連結部とからなり、前記中間連結部によって隔てられた2つの開口を有している一方、前記第2のストッパ部材は環状をなし、さらに、一対の前記第1のストラップ部分が、前記連結金具および前記フックのうちの前記一方から前記第1のストッパ部材の別々の開口を貫通して前記第2のストッパ部材までのびて、それぞれ前記第2のストッパ部材の別々の位置に連結され、前記第2のストラップ部分は、前記連結金具および前記フックのうちの前記他方から前記第2のストッパ部材の開口を貫通して前記第1のストッパ部材までのびて前記中間連結部に連結され、前記弾性部材は、一端が前記第1のストッパ部材の前記中間連結部に連結され、他端が前記連結金具および前記フックのうちの前記一方に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のランヤード。
  3. 前記第1および第2のストッパ部材は環状をなし、前記第1のストラップ部分は、前記連結金具および前記フックのうちの前記一方から前記第1のストッパ部材の開口を貫通して前記第2のストッパ部材までのび、さらに、第1の前記弾性部材が、一端において前記第2のストッパ部材に連結されるとともに、他端において前記連結金具および前記フックのうちの前記他方に連結されており、前記第2のストラップ部分は、前記連結金具および前記フックのうちの前記他方から前記第2のストッパ部材の開口を貫通して前記第1のストッパ部材までのび、さらに、第2の前記弾性部材が、一端において前記第1のストッパ部材に連結されるとともに、他端において前記連結金具および前記フックのうちの前記一方に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のランヤード。
  4. 前記弾性部材が、細幅のゴムベルトまたはつる巻きバネであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のランヤード。
  5. 前記第1のストラップ部分の一端と前記連結金具および前記フックのうちの前記一方との間、または前記第2のストラップの他端と前記連結金具および前記フックのうちの前記他方との間、またはその両方にショックアブソーバーが配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のランヤード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017001849A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベータの改修方法
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