JP3230936U - ランヤード - Google Patents

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木村 勇一
勇一 木村
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株式会社Fs・Japan
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Abstract

【課題】ショックアブソーバの損傷を防止するランヤードを提供する。
【解決手段】ランヤード100は、長さ調整部2を有する本体ベルト1と、本体ベルト1の一端に設けたショックアブソーバ3と、本体ベルト1及びショックアブソーバ3を保護するカバー4とを有する。カバー4は、本体ベルト1を挿通する筒状部と、ショックアブソーバ3を包むための平面部とから構成される。平面部は、略矩形であり横幅はショックアブソーバ3を包むのに十分なる寸法とする。横端縁には、ベルト体が2つ設けられその先端にホックが設けられる。ホックは、対向する横端縁にも設けられる。カバー4があることから本体ベルト1が損傷することがない。また、雨が降っても日カン6が濡れないので、ベルトが滑って長さが変わってしまうことがない。更に、カバー4によりショックアブソーバ3が保護されているので、損傷を防止できると共に落下時のショックアブソーバ3の機能を阻害しない。
【選択図】図1

Description

本考案は、災害・防災の時や電気工事等の高所作業に用いるランヤードに関するものである。
従来から、特許文献1に記載されているようなランヤードが知られている。このランヤードは、カバーに特徴があり、ランヤードのストラップを弛み状態で収容すると共に当該ストラップの弛み状態から延びるにあたり、それに追従して弾発的に伸長する伸縮性材料から成るランヤード収容部を有し、ランヤード収容部の両端部に設けられてランヤード収容部をランヤードの両端側の夫々に解除自在に連結する連結手段を備えた構成である。
上記構成により、無負荷時のランヤードの長さを短くして垂れ下がりを少なくすることができる。
特開2016−106695号公報
ランヤードには、ショックアブソーバが設けられているものがあり、このショックアブソーバが損傷すると緊急時に機能しないおそれがある。これに対し、上記従来のランヤードのカバー構造ではショックアブソーバの保護に対する対策がなされていなかった。本考案は、係る問題点を解決するためになされたものである。
本考案に係るランヤードは、ベルトに設けたカンを用いて全体の長さを調整する構造のベルト本体と、当該ベルト本体の一端に連結したショックアブソーバと、前記ベルト本体を収納する筒状部、前記ショックアブソーバを包むようにカバーする平面部を有すると共に、前記平面部は、所定の外力で連結状態が解除される連結手段によりその端縁どうしが連結することで前記ショックアブソーバをカバーすることを特徴とする。前記連結手段は、ホック又は面テープとするのが好ましい。
本考案の実施の形態に係るランヤードを示す構成図である。 カバーを外した状態のランヤードを示す構成図である。 本体ベルトの伸縮構造を示す説明図である。 本体ベルト及びショックアブソーバを保護するカバーを示す説明図である。
図1は、本考案の実施の形態に係るランヤードを示す構成図である。このランヤード100は、長さ調整部2を有する本体ベルト1と、本体ベルト1の一端に設けたショックアブソーバ3と、本体ベルト1及びショックアブソーバ3を保護するカバー4とを有する。図1中、ショックアブソーバ3はカバー4内にあるため点線で示す。
図2は、カバー4を外した状態のランヤード100を示す構成図である。本体ベルト1の両端は環状となり、一端には前記ショックアブソーバ3が設けられ、他端にはフック(カラビナ等も含む。以下同じ)5が設けられる。前記ショックアブソーバ3の両端は環状となりその一端が前記本体ベルト1の環状部分と連結し、他端にはフック5が設けられる。フック5は、ユーザが作業中に任意の構造物に連結すると共にもう一方をユーザの体に取り付けるためのものである。
本体ベルト1は、図3に示すように、日カン6により調整可能で任意の位置で固定できる。具体的には、日カン6の中央の棒にベルトの一端を固定し、このベルトの他端は長く伸びて前記ショックアブソーバ3の環状部分に挿通されて折り返され、続いて日カン6の一つの環状部分に他端を挿通し、更にもう一つの環状部分に当該他端を挿通する。そして、他端には環状部分を形成する。この環状部分にフック5が装着される。
上記構成により本体ベルト1の長さを調整可能とすることで現場で最適な長さに調整できる。長すぎると地面に落下してしまい、短いと作業が行いにくいことから、ユーザが現場で最適な長さに調整する。日カン6でしっかりと長さを調整するため、落下の際に伸びることがない。更に、作業エリアに適した長さとすることで作業の邪魔にならず且つランヤード100に引っ掛かるのを防止できる。
ショックアブソーバ3は、ベルトを複数層に折り重ねてその状態でベルトを所定の糸で縫い合わせる。ベルトの一端は前記本体ベルト1に連結し、他端にはフック5が装着される。また、当該ベルトをビニール等の薄手の外皮材で包むようにしても良い。糸で縫い合わせることで所定の外力が加わった際、糸が切れてベルトの折り重ねが解かれてベルトが伸びる。この動作により衝撃を緩衝する。
図4は、本体ベルト及びショックアブソーバを保護するカバーを示す説明図であり、(a)に表面、(b)に裏面を示す。当該カバー4は、本体ベルト1を挿通する筒状部41と、ショックアブソーバ3を包むための平面部42とから構成される。平面部42は、略矩形であり横幅はショックアブソーバ3を包むのに十分なる寸法とする。横端縁には、ベルト体が2つ設けられその先端にホック43が設けられる。このホック43は、対向する横端縁にも設けられる。更に、前記横端縁及びこれに対向する横端縁には面ファスナー44が設けられる。
装着状態では、本体ベルト1は筒状部41の内部に配置される。これにより、本体ベルト1が作業現場等で鋭利な部位に引っ掛けたり、角でこすれたりするのを防止できる。このため、本体ベルト1に傷がつくことが防止されるので、落下の際に本体ベルト1が切れることがなく、安全性を維持できる。係る使用目的のため、カバー4の素材は厚手の丈夫な素材、好ましくは耐火性、耐摩耗性の高い素材を用いるのが好ましい。
次に、ショックアブソーバ3は平面部42に包まれ且つ前記ホック43により横端縁どうしを連結して包んだ状態を保持する。ホック43により連結することで通常の使用状態で平面部42が外れてしまうことはない。その一方、落下時には強い力が加わったとしても43が外れるため、ショックアブソーバ3の機能を阻害することがない。
平面部42のホック43は、通常使用の状態では外れず且つ落下時の強い力が加わった際にショックアブソーバ3の機能を阻害しない連結手段として好適である。このホック43の他、当該機能を奏する強度を備えた糸による結合でも良い。
ランヤード100を使用する際は、本体ベルト1をカバー4の筒状部41をずらして露出させ、日カン6で全体の長さを調整し、再びカバー4を本体ベルト1にかける。この状態で現場で使用する。カバー4があることから本体ベルト1が損傷することがない。また、雨が降っても日カン6が濡れないので、ベルトが滑って長さが変わってしまうことがない。更に、上記の通り、カバー4によりショックアブソーバ3が保護されているので、損傷を防止できると共に落下時のショックアブソーバ3の機能を阻害しない。
カバー4の素材は、具体的には、アラミド繊維による織布が好ましい。また、本体ベルト1が一般的に黒いことから、カバー4を赤色に着色することでカバー4がかかっているか確認しやすくなる。
100 ランヤード
1 本体ベルト
2 長さ調整部
3 ショックアブソーバ
4 カバー


Claims (2)

  1. ベルトに設けたカンを用いて全体の長さを調整する構造の本体ベルトと、
    当該本体ベルトの一端に連結したショックアブソーバと、
    前記本体ベルトを収納する筒状部、前記ショックアブソーバを包むようにカバーする平面部を有すると共に、前記平面部は、所定の外力で連結状態が解除される連結手段によりその端縁どうしが連結することで前記ショックアブソーバをカバーすることを特徴とするランヤード。
  2. 前記連結手段は、ホック又は面テープであることを特徴とする請求項1に記載のランヤード。
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