JP3196874U - 内装建材 - Google Patents

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Abstract

【課題】有害物質を含まず、暖かみや癒やし効果のある天然素材を利用した床材や天井材としての内装建材を提供する。【解決手段】内装建材は、天然無垢の細長単板1を並列に複数枚結合した矩形の表面材と、表面材の裏面に接合された縦枠3と横枠4とにより形成された矩形枠5と、矩形枠5を複数の矩形凹所6に区画する中間枠7と、矩形凹所6に嵌合された籾殻炭入り樹皮繊維材料のくん炭ボード8とからなり、矩形枠の一方の縦枠3には雄サネ9、他方の縦枠3には雌サネ10を形成する。内装建材の雄サネ、雌サネを組み合わせてフローリング床を固定する。表面材の裏面にくん炭ボードが嵌合充填されており、断熱性、脱臭性、調湿性、難燃性を有するフローリング床が形成される。【選択図】図2

Description

本考案は、天然素材を利用した床材や天井材としての内装建材に関するものである。
従来、部屋の暖房・冷房を効率的に確保するために床材や天井材の裏面に断熱材が貼り付けられた内装建材が利用されている。
しかし、その多くはシックハウスの原因となる有害物質を使用しており、住宅環境に優しい空間を形成することができなかった。
また、床断熱下地パネルに含まれる真空断熱材を傷つけないように、仕上げ床材の床下地へ釘打ちの位置決めが確実にできるようにした床断熱下地パネルの取付構造が知られている(特許文献1を参照)。
この公知技術は、真空断熱材を内装し、両端に連結部を有した断熱パネルと、非真空断熱材を内装し、両端に前記断熱パネルの連結部と連結される連結部を有した中間断熱パネルとを備えた床断熱下地パネルを、連結部同士を連結させて床下地に設置する床断熱下地パネルの取付構造である。
この床断熱下地パネルは、前記断熱パネルの凹所に真空断熱材と発泡系断熱材を収容し、前記中間断熱パネルの凹所に発泡系断熱材などの非真空断熱材を充填しているものである。
しかし、前記断熱パネル及び中間断熱パネルは、金属板の表裏を樹脂層で被覆した板材を折曲形成したものであるため、天然素材のような暖かみや癒(いや)し効果に欠けるなどの欠点があった。
特開2014−95192号公報
本考案は、天然素材を利用した床材や天井材としての内装建材を提供することを目的とする。
本考案の内装建材は、天然無垢の細長単板を並列に複数枚結合した矩形の表面材と、該表面材の裏面に接合された縦枠と横枠とにより形成された矩形枠と、該矩形枠を複数の矩形凹所に区画する中間枠と、前記矩形凹所に嵌合挿入された籾殻炭入り樹皮繊維材料のくん炭ボートとからなり、前記矩形枠の一方の縦枠には雄サネ、他方の縦枠には雌サネを形成したものである。
前記くん炭ボードは、楮(こうぞ)、桑、杉などの木材の樹皮を繊維状に解(ほぐ)した、長さが不均一の樹皮繊維材料と、黄葵(とろろあおい)の根又は糊空木(のりうつぎ)の樹皮から抽出した液体を主体にした繊維分散液と、籾殻を蒸し焼きにした籾殻炭とから形成され、前記繊維分散液を水に混ぜた混合水溶液に、前記樹皮繊維材料と籾殻炭を入れて良くかき混ぜ繊維隙間空間に籾殻炭が入り込むように良く練り、この混錬物をボード成型の型枠に入れて脱水乾燥させて、樹皮線材料の繊維同士が絡み合い水素結合によりくっ付き合い固めたものである。
本考案の内装建材は、天然無垢の細長単板を並列に複数枚結合した矩形の表面材と、該表面材の裏面に接合された縦枠と横枠とにより形成された矩形枠と、該矩形枠を複数の矩形凹所に区画する中間枠と、前記矩形凹所に嵌合された籾殻炭入り樹皮繊維材料のくん炭ボートとからなり、前記矩形枠の一方の縦枠には雄サネ、他方の縦枠には雌サネを形成したため、組み立てて床材、天井材、壁材などに利用できる。
本考案の内装建材は、表面材の裏面にくん炭ボードが嵌合充填されており、断熱性、脱臭性、調湿性、難燃性を有する床材、天井材、壁材などが形成できる。
本考案の内装建材は、全てが天然素材から形成されるため、木目模様の暖かみや癒(いや)し効果を備えた住宅環境に優しい空間を形成することが可能となる。
本考案の内装建材の(a)斜視図、(b)A−A矢視断面図である。 本考案の内装建材の(a)底面図、(b)B−B矢視断面図である。 本考案の内装建材の(a)平面図、(b)C−C矢視断面図、(c)D−D矢視断面図である。 本考案の内装建材の底面図である。 本考案の内装建材の組立状態を示す斜視図である。
本考案の内装建材の一実施例を添付図面に基づいて、以下に説明する。
図1(a)の斜視図に示すように、本考案の内装建材は、天然無垢の細長単板1を並列に複数枚結合した矩形の表面材2と、図2(a)の底面図に示すように、前記表面材2の裏面に接合された縦枠3と横枠4とにより形成された矩形枠5と、該矩形枠5を複数の矩形凹所6に区画する中間枠7と、前記矩形凹所6に嵌合された籾殻炭入り樹皮繊維材料のくん炭ボート8とからなり、前記矩形枠5の一方の縦枠3には雄サネ9、他方の縦枠3には雌サネ10を形成したものである。
前記細長単板1は、天然無垢のウォールナット、ブラックチェリー、メイプル、パイン材、チーク、オーク、タモ、パーチ材、ローズウッド、桜材などを使用可能であるが、本実施例では天然無垢の杉材を使用している。
前記表面材2は、図1(b)のA−A矢視断面図に示すように、前記細長単板1の側面に長手方向に沿って凹溝11を形成し、該凹溝11に連結片12を嵌合し、前記細長単板1を並列に複数枚結合して表面材2を形成する。本実施例では3枚の細長単板1を連結して表面材2を形成している。
前記矩形枠5は、図2(a)に示すように、前記表面材2の裏面に縦枠3と横枠4とにより矩形に形成され、図示しない釘やビスなどの固定具で前記表面材2に固定する。また、前記縦枠3には、この内装建材を組み立てするために図右側の縦枠3に雄サネ9、図左側の縦枠3に雌サネ10を形成する。
前記矩形凹所6は、図2(b)のB−B矢視断面図に示すように、断熱性、脱臭性、調湿性、難燃性を有する籾殻炭入り樹皮繊維材料からなるくん炭ボード8を嵌合挿入するためのものであり、中間枠7により区画する空間は長方形より正方形が望ましい。
前記くん炭ボード8は、楮(こうぞ)、桑、杉などの木材の樹皮を繊維状に解(ほぐ)した、長さが不均一の樹皮繊維材料と、黄葵(とろろあおい)の根又は糊空木(のりうつぎ)の樹皮から抽出した液体を主体にした繊維分散液と、籾殻を蒸し焼きにした籾殻炭とから形成され、前記繊維分散液を水に混ぜた混合水溶液に、前記樹皮繊維材料と籾殻炭を入れて良くかき混ぜ繊維隙間空間に籾殻炭が入り込むように良く練り、この混錬物をボード成型の型枠に入れて脱水乾燥させて、樹皮線材料の繊維同士が絡み合い水素結合によりくっ付き合い固めたものである。このくん炭ボード8は、前述したように断熱性、脱臭性、調湿性、難燃性を有する。
本考案の内装建材は、組み立てて、床材、天井材、壁材などに利用されるが、床材としてフローリングに使用した実施例を図面に基づいて以下に説明する。
図3に示す、細長単板1は長さ910mm×幅100mm×厚さ15mm、表面材2は長さ910mm×幅300mm×厚さ15mm、縦枠3は長さ910mm×幅50mm×厚さ25mm、横枠4は長さ215mm×幅50mm×厚さ25mm、中間枠7は長さ215mm×幅50mm×厚さ25mm、くん炭ボード8は長さ225mm×幅215mm×厚さ25mmである。
図3(a)の平面図に示すように、天然無垢の細長単板1を並列に複数枚結合した矩形の表面材2と、図4の底面図に示すように、前記表面材2の裏面に接合された縦枠3と横枠4とにより形成された矩形枠5と、該矩形枠5を複数の矩形凹所6に区画する中間枠7と、図3(b)のC−C矢視断面図に示すように、前記矩形凹所6に嵌合された籾殻炭入り樹皮繊維材料のくん炭ボート8とからなり、図3(c)のD−D矢視断面図に示すように、前記矩形枠5の一方の縦枠4には雄サネ9、他方の縦枠4には雌サネ10を形成したものである。
なお、図3(c)に示すように、前記細長単板1の側面に長手方向に沿って凹溝11を形成し、該凹溝11に連結片12を嵌合し、前記細長単板1を並列に複数枚結合して表面材2を形成する。
図5の斜視図に示すように、基礎土台に設けた大引き13及び大引き13に架け渡した根太14に下地板(図示せず)を施し、本考案の内装建材(表面材2)の雄サネ9、雌サネ10を組み合わせてフローリング床を固定する。
このように組み立てすることにより、表面材2の裏面にくん炭ボード8が嵌合充填されており、断熱性、脱臭性、調湿性、難燃性を有するフローリング床が形成される。
本考案の内装建材をフローリング床として利用する実施例を示したが、これ以外に天井や壁に、この内装建材を利用することができる。
1 細長単板
2 表面材
3 縦枠
4 横枠
5 矩形枠
6 矩形凹所
7 中間枠
8 くん炭ボード
9 雄サネ
10 雌サネ
11 凹溝
12 連結片
13 大引き
14 根太

Claims (2)

  1. 天然無垢の細長単板を並列に複数枚結合した矩形の表面材と、該表面材の裏面に接合された縦枠と横枠とにより形成された矩形枠と、該矩形枠を複数の矩形凹所に区画する中間枠と、前記矩形凹所に嵌合挿入された籾殻炭入り樹皮繊維材料のくん炭ボートとからなり、前記矩形枠の一方の縦枠には雄サネ、他方の縦枠には雌サネを形成したことを特徴とする内装建材。
  2. 前記くん炭ボードは、楮、桑、杉などの木材の樹皮を繊維状に解した、長さが不均一の樹皮繊維材料と、黄葵の根又は糊空木の樹皮から抽出した液体を主体にした繊維分散液と、籾殻を蒸し焼きにした籾殻炭とから形成され、前記繊維分散液を水に混ぜた混合水溶液に、前記樹皮繊維材料と籾殻炭を入れて良くかき混ぜ繊維隙間空間に籾殻炭が入り込むように良く練り、この混錬物をボード成型の型枠に入れて脱水乾燥させて、樹皮線材料の繊維同士が絡み合い水素結合によりくっ付き合い固めたことを特徴とする請求項1記載の内装建材。
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