JP3196770U - 豆腐製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動的な圧搾脱水、体積の小型化、構造の簡素化、操作の利便性、かつコストの低減を可能とする豆腐製造装置を提供すること。【解決手段】豆摺ユニット、豆摺ユニットの下方に設けられた成型ユニット、豆摺ユニットと成型ユニットの間に設けられた濾過ユニット、及び真空吸引ユニット52を備え、豆摺ユニットは、豆摺室10と、豆摺室10内に設けられた撹拌部材20を有し、成型ユニットは、混合室30、成型室40及び低圧室50を有し、混合室30が豆摺ユニットと成型室40の間に位置し、混合室30と成型室40との接続箇所に開閉弁36が設けられ、成型室40と低圧室50とを相連結する壁が多孔板42であり、低圧室50が真空吸引ユニット52と連絡される。【選択図】図1
Description
本考案は、真空吸引ユニットを備えた豆腐製造装置に関する。
豆腐は、台湾の人々が非常に愛好するものであり、かつ毎食欠かせない伝統的な食品でもある。毎日の豆腐の需要量は極めて大きいので、一般大衆の日常生活のニーズを満たすために、市場では、豆腐を製造するための各種の豆腐機が生産されている。
例えば、おぼろ豆腐中から過量の水分を絞り出して豆腐を成型するために、現在の豆腐成型機は、成型時に押圧するための圧板を備えている。しかしながら、圧板の押圧により外部からの汚染物が混入しやすくなり、豆腐の衛生に影響を与えてしまい、かつ圧板を常に清潔に洗浄する必要があり、豆腐成型時の面倒な作業が増加する。
例えば、おぼろ豆腐中から過量の水分を絞り出して豆腐を成型するために、現在の豆腐成型機は、成型時に押圧するための圧板を備えている。しかしながら、圧板の押圧により外部からの汚染物が混入しやすくなり、豆腐の衛生に影響を与えてしまい、かつ圧板を常に清潔に洗浄する必要があり、豆腐成型時の面倒な作業が増加する。
本考案が解決しようとする課題は、上述の問題を解決し、自動的な圧搾脱水、体積の小型化、構造の簡素化、操作の利便性、かつコストの低減を可能とする豆腐製造装置を提供することにある。
本考案は、豆摺ユニットと、前記豆摺ユニットの下方に設けられている成型ユニットと、前記豆摺ユニットと前記成型ユニットとの間に設けられている濾過ユニットと、真空吸引ユニットとを備える豆腐製造装置に関し、前記豆摺ユニットは、豆摺室と、前記豆摺室内に設けられている撹拌部材とを有し、前記成型ユニットは、順次に接続される混合室、成型室及び低圧室を有し、前記混合室が前記豆摺ユニットと前記成型室との間に位置し、前記混合室と前記成型室との接続箇所に開閉弁が設けられており、前記混合室が前記開閉弁を介して前記成型室と互いに連通され、前記低圧室が前記成型室の下方に位置し、前記成型室と前記低圧室とを相連結する壁が多孔板であり、前記低圧室が前記真空吸引ユニットと連絡されることを特徴とする。
以下の構成を採用しても良い。
前記濾過ユニットは、濾過筒または濾過網を含む。
前記濾過ユニットが濾過網であり、前記濾過網は逆錐体形状を呈し、前記濾過網の頂部開口が前記豆摺室と互いに連通される。
前記混合室と前記低圧室との間に空気連通通路が設けられている。
前記濾過ユニットが濾過筒であり、前記撹拌部材が前記濾過筒の内側に設けられている。
前記多孔板の上に、さらに濾過網が設けられている。
前記多孔板の上面に、水分濾過用の突起が複数設けられている。
前記混合室内に凝固剤容器が設けられており、前記凝固剤容器内の凝固剤が前記混合室内に流入可能である。
前記濾過ユニットは、濾過筒または濾過網を含む。
前記濾過ユニットが濾過網であり、前記濾過網は逆錐体形状を呈し、前記濾過網の頂部開口が前記豆摺室と互いに連通される。
前記混合室と前記低圧室との間に空気連通通路が設けられている。
前記濾過ユニットが濾過筒であり、前記撹拌部材が前記濾過筒の内側に設けられている。
前記多孔板の上に、さらに濾過網が設けられている。
前記多孔板の上面に、水分濾過用の突起が複数設けられている。
前記混合室内に凝固剤容器が設けられており、前記凝固剤容器内の凝固剤が前記混合室内に流入可能である。
本考案によれば、低圧室内に設けられている真空ポンプで空気を吸い出すことにより、成型室と低圧室との間に圧差を形成させ、この圧差によりおぼろ豆腐中に含まれる水分を絞り出して豆腐が成型されるので、圧板の押圧による外部からの汚染物の混入を防止し、豆腐の衛生状態に悪影響を与えることがない。
図1は、本考案の実施例を示す豆腐製造装置の模式図であり、図3は、本考案の別の実施例を示す豆腐製造装置の模式図である。
図1及び図3に示すように、本考案の豆腐製造装置は、豆摺ユニットと、前記豆摺ユニットの下方に設けられている成型ユニットと、前記豆摺ユニットと前記成型ユニットとの間に設けられている濾過ユニットと、真空吸引ユニット52とを備える。
前記豆摺ユニットは、豆摺室10と、豆摺室10内に設けられている撹拌部材20とを有する。
図1及び図3に示すように、本考案の豆腐製造装置は、豆摺ユニットと、前記豆摺ユニットの下方に設けられている成型ユニットと、前記豆摺ユニットと前記成型ユニットとの間に設けられている濾過ユニットと、真空吸引ユニット52とを備える。
前記豆摺ユニットは、豆摺室10と、豆摺室10内に設けられている撹拌部材20とを有する。
前記成型ユニットは、順次に接続される混合室30、成型室40及び低圧室50を有する。
混合室30は前記豆摺ユニットと成型室40との間に位置し、混合室30と成型室40との接続箇所に開閉弁36が設けられ、混合室30が開閉弁36を介して成型室40と互いに連通されている。
低圧室50は成型室40の下方に位置し、成型室40と低圧室50とを相連結する壁が多孔板42であり、低圧室50が真空吸引ユニット52と連絡される。
混合室30は前記豆摺ユニットと成型室40との間に位置し、混合室30と成型室40との接続箇所に開閉弁36が設けられ、混合室30が開閉弁36を介して成型室40と互いに連通されている。
低圧室50は成型室40の下方に位置し、成型室40と低圧室50とを相連結する壁が多孔板42であり、低圧室50が真空吸引ユニット52と連絡される。
前記濾過ユニットは、濾過網34(図1)または濾過筒12(図3)を含む。濾過網34及び濾過筒12は、豆摺室10内のおからを濾過するために用いられる。
図1に示す実施例において、濾過網34は、逆錐体形状を呈し、混合室30と豆摺室10との接続箇所に設けられており、濾過網34の頂部が豆摺室10と互いに連通される。
図3に示す別の実施例において、濾過筒12は豆摺室10内に設けられており、撹拌部材20が濾過筒12の内側に設けられている。
図1に示す実施例において、濾過網34は、逆錐体形状を呈し、混合室30と豆摺室10との接続箇所に設けられており、濾過網34の頂部が豆摺室10と互いに連通される。
図3に示す別の実施例において、濾過筒12は豆摺室10内に設けられており、撹拌部材20が濾過筒12の内側に設けられている。
多孔板42の上に、濾過網44より成る濾過ユニットをさらに設けてもよい。濾過網44は、豆乳内に含まれる水分を濾過するために用いられる。多孔板42の上面には、若干の突起が設けられており、前記突起により豆乳内に含まれる水分をさらに濾過することが可能となる。
混合室30の内部には凝固剤容器32が設けられており、凝固剤容器32内の凝固剤が混合室30内に流入できるようになっている。なお。混合室30内に設置されている開閉弁36は2つである。
混合室30の内部には凝固剤容器32が設けられており、凝固剤容器32内の凝固剤が混合室30内に流入できるようになっている。なお。混合室30内に設置されている開閉弁36は2つである。
図1に示す実施例では、豆類を豆摺室10内に投入し、撹拌部材20を介して豆類に対して撹拌・粉砕を行い、粉砕後、濾過網34を介して濾過し、濾過後の豆乳が混合室30内に流入すると共に、凝固剤容器32内の凝固剤が混合室30内に流入するようにし、前記凝固剤と豆乳を十分に混合してから、開閉弁36を開放することにより、凝固剤と豆乳との混合液を成型室40に流し込み、混合液の全てが成型室40に流れ込んだ後、おぼろ豆腐になったのを待ってから、低圧室50内の真空吸引ユニット52で空気の吸い出しを始め、低圧室50と成型室40との間に形成される圧差によりおぼろ豆腐中に含まれる水分を絞り出し、これによって豆腐の成型が完成される。
図3に示す別の実施例では、豆類を豆摺室10内に投入し、撹拌部材20を介して豆類に対して撹拌・粉砕を行い、撹拌・粉砕過程において、撹拌部材20の撹拌力により生ずる撹拌液を濾過筒12を介して濾過し、濾過後の豆乳が混合室30内に流入すると共に、凝固剤容器32内の凝固剤が混合室30内に流入するようにし、前記凝固剤と豆乳を十分に混合してから、開閉弁36を開放することにより、凝固剤と豆乳との混合液を成型室40に流し込み、混合液の全てが成型室40に流れ込んだ後、おぼろ豆腐になったのを待ってから、低圧室50内の真空吸引ユニット52で空気の吸い出しを始め、低圧室50と成型室40との間に形成される圧差によりおぼろ豆腐中に含まれる水分を絞り出し、これによって豆腐の成型が完成される。
図2は、本考案の実施例に係る豆腐製造装置の真空吸引時の気圧分布模式図であり、図4は、本考案の別の実施例に係る豆腐製造装置の真空吸引時の気圧分布模式図である。図2、図4に示すように、混合室30と前記低圧室50との間には、空気連通通路60が設けられており、開閉弁36を開放した後、低圧室50内の真空吸引ユニット52で空気の吸い出しを始め、空気連通通路60を通して、低圧室50と成型室40との間の圧差がさらに大きくなるにつれて、各室内の吸引力70も強くなっていく。そして、おぼろ豆腐中に含まれる水分をより速やかに絞り出し、これに従って豆腐が迅速に成型される。混合室30と低圧室50との間に設けられている空気連通通路60は1本であってもよいし、2本であってもよい。
本考案の豆腐製造装置によれば、圧板によりおぼろ豆腐を圧搾する手順を省くことができ、圧板の押圧により外部からの汚染物が混入しやすくなるのを防止すると共に、豆腐の衛生に悪影響を与えないようにし、かつ圧板を常に清潔に洗浄する必要がないため、豆腐成型時の面倒な作業を避けることができる。
以上は、本考案の実施例の説明であって、本考案の権利範囲を限定するものではなく、本考案の実用新案登録請求の範囲を逸脱しない変更や修飾はいずれも本考案の権利範囲に含まれる。
10:豆摺室
12:濾過筒
20:撹拌部材
30:混合室
32:凝固剤容器
34:濾過網
36:開閉弁
40:成型室
42:多孔板
44:濾過網
50:低圧室
52:真空吸引ユニット
60:通路
70:吸引力
12:濾過筒
20:撹拌部材
30:混合室
32:凝固剤容器
34:濾過網
36:開閉弁
40:成型室
42:多孔板
44:濾過網
50:低圧室
52:真空吸引ユニット
60:通路
70:吸引力
Claims (8)
- 豆摺ユニットと、前記豆摺ユニットの下方に設けられている成型ユニットと、前記豆摺ユニットと前記成型ユニットとの間に設けられている濾過ユニットと、真空吸引ユニットとを備える豆腐製造装置であって、
前記豆摺ユニットは、豆摺室と、前記豆摺室内に設けられている撹拌部材とを有し、前記成型ユニットは、順次に接続される混合室、成型室及び低圧室を有し、前記混合室が前記豆摺ユニットと前記成型室との間に位置し、前記混合室と前記成型室との接続箇所に開閉弁が設けられており、前記混合室が前記開閉弁を介して前記成型室と互いに連通され、前記低圧室が前記成型室の下方に位置し、前記成型室と前記低圧室とを相連結する壁が多孔板であり、前記低圧室が前記真空吸引ユニットと連絡されることを特徴とする、豆腐製造装置。 - 前記濾過ユニットは、濾過筒または濾過網を含むことを特徴とする、請求項1に記載の豆腐製造装置。
- 前記濾過ユニットが濾過網であり、前記濾過網が逆錐体形状を呈し、前記濾過網の頂部開口が前記豆摺室と互いに連通されることを特徴とする、請求項2に記載の豆腐製造装置。
- 前記混合室と前記低圧室との間に空気連通通路が設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の豆腐製造装置。
- 前記濾過ユニットが濾過筒であり、前記撹拌部材が前記濾過筒の内側に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の豆腐製造装置。
- 前記多孔板の上に、さらに濾過網が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の豆腐製造装置。
- 前記多孔板の上面に、水分濾過用の突起が複数設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の豆腐製造装置。
- 前記混合室内に凝固剤容器が設けられており、前記凝固剤容器内の凝固剤が前記混合室内に流入可能であることを特徴とする、請求項1に記載の豆腐製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015000223U JP3196770U (ja) | 2015-01-21 | 2015-01-21 | 豆腐製造装置 |
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CN111616563A (zh) * | 2020-04-24 | 2020-09-04 | 张毅 | 无人化智能厨房 |
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2015
- 2015-01-21 JP JP2015000223U patent/JP3196770U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN111616563A (zh) * | 2020-04-24 | 2020-09-04 | 张毅 | 无人化智能厨房 |
CN111616563B (zh) * | 2020-04-24 | 2023-09-22 | 张毅 | 无人化智能厨房 |
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