JP3196700U - ファスナー付きワイシャツ - Google Patents
ファスナー付きワイシャツ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3196700U JP3196700U JP2015000170U JP2015000170U JP3196700U JP 3196700 U JP3196700 U JP 3196700U JP 2015000170 U JP2015000170 U JP 2015000170U JP 2015000170 U JP2015000170 U JP 2015000170U JP 3196700 U JP3196700 U JP 3196700U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shirt
- button
- buttons
- attached
- placket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Garments (AREA)
Abstract
【課題】煩わしいボタンを掛けることなく簡単に着用することが出来るファスナー付きワイシャツを提供する。【解決手段】正面の下側前立て3及び上側前立て4にファスナー2a,2bを取付け、そして、上側前立て4の表面には複数の飾り用のボタンを等間隔で取付けている。【選択図】図1
Description
本考案は正面と袖部分にファスナーを取付け、簡単に着用することが可能なワイシャツに関するものである。
図4は従来の一般的なワイシャツを表しているように、ワイシャツを着用する場合には正面のボタン(イ)、(イ)・・・を外し、着用した状態でボタン(イ)、(イ)・・・を再び掛けなくてはならない。すなわち、ワイシャツの正面である下側前立て(ロ)には複数の上記ボタン(イ)、(イ)・・・が取付けられ、上側前立て(ハ)には複数のスリット状ボタン穴(ニ)、(ニ)・・・が貫通して設けられ、ボタン(イ)、(イ)・・・はスリット状ボタン穴(ニ)、(ニ)・・・に嵌められる。
ところで、上記ボタン穴(ニ)はスリット状に成っている為に、小さいボタン(イ)を嵌めにくく、特に年をとって手が不自由になるとワイシャツのボタン(イ)、(イ)・・・を掛けることが容易でない。その為にボタン(イ)の1つや2つを掛け忘れるといった場合が発生する。そこで、上記ボタン(イ)の代わりにファスナーを下側前立て(ロ)の表面と上側前立て(ハ)の裏面に取付けたワイシャツも知られている。
特開2000−345401号に係る「面ファスナーを用いて前合わせを行うシャツ」は、高齢者や身体障害者が容易に着脱できるシャツである。
そこで、シャツの前面上前(上側前立て)にボタンと、ボタン穴かがりを有し、そのボタン及びボタン穴かがりの位置の裏側に面ファスナーの雄材が設けられ、上記面ファスナーの雄材に対応する下前の位置(下側前立て)に面ファスナー雌材が設けられている。
そこで、シャツの前面上前(上側前立て)にボタンと、ボタン穴かがりを有し、そのボタン及びボタン穴かがりの位置の裏側に面ファスナーの雄材が設けられ、上記面ファスナーの雄材に対応する下前の位置(下側前立て)に面ファスナー雌材が設けられている。
ところが、上記面ファスナーは所々に一定間隔で設けられており、面ファスナーの雄材と雌材とが互いに接着することでワイシャツの正面(前面)を閉じることが出来る。しかし、雄材と雌材が所定の位置で互いに正しく接着しない場合、すなわち、位置ズレした状態で互いに接着する場合、ワイシャツの前面にシワが生じたり、下側前立て及び上側前立ての位置ズレにて、着用したワイシャツが不格好になる。
また、特開2008−19545号に係る「かぶり着するワイシャツ」は、ワイシャツ前面の表側にボタンとボタン穴かがり部とが既にボタン掛けされた姿で設けられ、このワイシャツ前面の裏側の下部分とシャツ後面の表側下部分とが縫合され、この縫合部の上から衿元までファスナーが設けられている。
ただし、このようにかぶる形態としたワイシャツでは、あくまでもラフな服装であり、正式な場所へ出向く際に着用することは出来ない。
ただし、このようにかぶる形態としたワイシャツでは、あくまでもラフな服装であり、正式な場所へ出向く際に着用することは出来ない。
一方、ワイシャツには袖の先端部にもボタン(イ)とスリット状のボタン穴(ニ)が設けられているが、この袖のボタンに代わってファスナーを用い、ワイシャツを着用する際に袖口を開くようにすることも可能である。
特開2000−345401号に係る「面ファスナーを用いて前合わせを行うシャツ」
特開2008−19545号に係る「かぶり着するワイシャツ」
このように、前面を閉じる為にファスナーを取付けたワイシャツは知られている。しかし、従来のファスナー付きワイシャツでは上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、ファスナー付きのワイシャツであるが、着用した状態での外観は従来のボタン付きワイシャツの何ら変わらないワイシャツを提供する。
本考案のワイシャツは、ボタンの代わりにファスナーを取付けている。すなわち、ファスナーを開け閉めすることでワイシャツの着用を可能としている。そしてボタンも備えているが、該ボタンはワイシャツとしての外観が損なわれないように飾りとして機能している。すなわち、正面の下側前立てと上側前立てに課外に噛合うファスナーを沿設し、上側前立ての表面には一定間隔で飾りボタンを取付けている。
一方、袖の先端部にもボタンに代わってファスナーを取付けており、該ファスナーを介して袖口の開け閉めを行うことが出来る。しかも、袖口にも飾りとしてのボタン(カフスボタン)を備えている。
ここで、上記ボタンはあくまでも飾りとしてものである為に、ボタンが嵌るスリット状のボタン穴は無く、ボタンの形態及び大きさに関しては、装飾を第1として適したものが用いられる。
ここで、上記ボタンはあくまでも飾りとしてものである為に、ボタンが嵌るスリット状のボタン穴は無く、ボタンの形態及び大きさに関しては、装飾を第1として適したものが用いられる。
本考案に係るワイシャツは、ボタンの代わりにファスナーを取付けており、その為に小さいボタンをスリット状のボタン穴に嵌める必要はなく、手が不自由になった老人であっても手軽にワイシャツの着用が出来る。
そして、ボタンは飾りとして備わっている為に、着用した状態でのワイシャツの外観が損なわれることはなく、従来のボタン付きワイシャツと同じように見える。
また、袖の先端部にもファスナーを取付けている為に、袖口の開閉も楽であり、しかも袖口には飾りとしてもカフスボタンが備わっている為に、ワイシャツの袖口がスーツの袖口からはみ出しても、何ら外観が損なわれることはない。
そして、ボタンは飾りとして備わっている為に、着用した状態でのワイシャツの外観が損なわれることはなく、従来のボタン付きワイシャツと同じように見える。
また、袖の先端部にもファスナーを取付けている為に、袖口の開閉も楽であり、しかも袖口には飾りとしてもカフスボタンが備わっている為に、ワイシャツの袖口がスーツの袖口からはみ出しても、何ら外観が損なわれることはない。
図1は本考案に係るワイシャツ1の正面図を示す実施例である。ワイシャツ1は前面(正面)を同図に示すように開口することが出来、その為に左右の身頃の縁部である前立てにはファスナー2a,2bを取付けている。
すなわち、一方のファスナー2aは下側前立て3の上面に取付けられ、他方のファスナー2bは上側前立て4の裏面に取付けられ、両ファスナー2a,2bは上記下側前立て3と上側前立て4に沿って裾から襟元まで沿設されている。そして、前上側前立て4の表面には複数のボタン5,5・・・が取付けられ、これら各ボタン5,5・・・は一定間隔で配列している。
すなわち、一方のファスナー2aは下側前立て3の上面に取付けられ、他方のファスナー2bは上側前立て4の裏面に取付けられ、両ファスナー2a,2bは上記下側前立て3と上側前立て4に沿って裾から襟元まで沿設されている。そして、前上側前立て4の表面には複数のボタン5,5・・・が取付けられ、これら各ボタン5,5・・・は一定間隔で配列している。
図2はボタン5,5・・・が配列している状態が分かる正面図であり、ボタン5,5・・・は上側前立て4に糸で縫い付けられている。そして、ボタン5,5・・・を取付けている上側前立て4にて上記ファスナー2a,2bは被覆され、外観は一般的なワイシャツ1と同じになる。
すなわち、ボタン5,5・・・はワイシャツ1の前面を閉じるものではなく、あくまでの飾りに過ぎない。その為に、ボタン5,5・・・がスリット状のボタン穴嵌める必要はなく、飾りにふさわしい形態のボタン5,5・・・が使用される。
すなわち、ボタン5,5・・・はワイシャツ1の前面を閉じるものではなく、あくまでの飾りに過ぎない。その為に、ボタン5,5・・・がスリット状のボタン穴嵌める必要はなく、飾りにふさわしい形態のボタン5,5・・・が使用される。
ワイシャツ1を着用するだけであるならば、上記ボタン5,5・・・は必要でないが、ビジネスマンが着用するワイシャツ1にはボタン付きが一般的であることから、本考案のワイシャツ1は飾りとしてのボタン5,5・・・を備えている。
図1ではスライダー6が裾まで下りてファスナー2a,2bが解除され、ワイシャツ1の前面が開口した状態であるが、スライダー6を持ち上げるならば、ファスナー2a,2bは互いに係合して前面は閉じることが出来る。
図1ではスライダー6が裾まで下りてファスナー2a,2bが解除され、ワイシャツ1の前面が開口した状態であるが、スライダー6を持ち上げるならば、ファスナー2a,2bは互いに係合して前面は閉じることが出来る。
前面が閉じると同時に、図2に示すように上側前立て4は下側前立て3の上に重なり合って互いに係合したファスナー2a,2bは被覆され、外からファスナー2a,2bの存在は分からなくなる。
図2に示すように、ワイシャツ1を着用した状態では、上側前立て4に取付けられているボタン5,5・・・は飾りであり、該ボタン5,5・・・の大きさ並びに形態は自由である。そして、従来のワイシャツのようにボタン5,5・・・がスリット状のボタン穴に掛けられているように見せるため、ボタン穴かがり部を形成することも出来る。
図2に示すように、ワイシャツ1を着用した状態では、上側前立て4に取付けられているボタン5,5・・・は飾りであり、該ボタン5,5・・・の大きさ並びに形態は自由である。そして、従来のワイシャツのようにボタン5,5・・・がスリット状のボタン穴に掛けられているように見せるため、ボタン穴かがり部を形成することも出来る。
一方、本考案のワイシャツ1は、袖7の先端部にもファスナー8a,8bを取付けていて、袖口9を閉じる際にはファスナー8a,8bのスライダー10を操作することが出来る。そして、袖口9にはその表面にカフスボタンを取付け、裏面にはスナップボタン11,11を設けている。図3は袖口部分を示す本考案の具体例である。
1 ワイシャツ
2 ファスナー
3 前面下前
4 前面上前
5 ボタン
6 スライダー
7 袖
8 ファスナー
9 袖口
10 スライダー
11 スナップボタン
2 ファスナー
3 前面下前
4 前面上前
5 ボタン
6 スライダー
7 袖
8 ファスナー
9 袖口
10 スライダー
11 スナップボタン
Claims (2)
- ワイシャツにおいて、正面の下側前立て及び上側前立てには互いに係合するファスナーをそれぞれ取付けると共にファスナーに沿って移動するスライダーを設け、そして、上側前立ての表面には複数の飾り用のボタンを等間隔で取付けたことを特徴とするファスナー付きワイシャツ。
- 袖口にもファスナーを取付け、そして袖口の両端部の表面にはカフスボタンを、裏面にはスナップボタンを各々設けた請求項1記載のファスナー付きワイシャツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015000170U JP3196700U (ja) | 2015-01-16 | 2015-01-16 | ファスナー付きワイシャツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015000170U JP3196700U (ja) | 2015-01-16 | 2015-01-16 | ファスナー付きワイシャツ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3196700U true JP3196700U (ja) | 2015-03-26 |
Family
ID=52986329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015000170U Expired - Fee Related JP3196700U (ja) | 2015-01-16 | 2015-01-16 | ファスナー付きワイシャツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3196700U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016214819A (ja) * | 2015-08-27 | 2016-12-22 | 文盛堂有限会社 | カフスボタンを備えたワイシャツ |
-
2015
- 2015-01-16 JP JP2015000170U patent/JP3196700U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016214819A (ja) * | 2015-08-27 | 2016-12-22 | 文盛堂有限会社 | カフスボタンを備えたワイシャツ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9210953B2 (en) | Article of clothing having magnetic fastening assemblies | |
US20140143985A1 (en) | Article Of Clothing Having At Least One Magnetic Fastening Assembly | |
JP3196700U (ja) | ファスナー付きワイシャツ | |
US1128168A (en) | Combination shirt and vest. | |
JP3210189U (ja) | ワイシャツ | |
US2524448A (en) | Cuff | |
JP2016214819A (ja) | カフスボタンを備えたワイシャツ | |
JP3198924U (ja) | カフスボタン及びワイシャツ | |
JP2018199870A (ja) | ファスナー付きワイシャツ | |
JP2006288960A (ja) | 掩蔽体付スライドファスナー | |
JP2019203214A (ja) | ファスナー付きワイシャツ | |
JP3241690U (ja) | ワイシャツ類 | |
JP2018184684A (ja) | ファスナー付きワイシャツ | |
CN214386106U (zh) | 一种单上肢功能欠缺者用两侧开襟衬衫 | |
JP3238944U (ja) | 衣服 | |
JP3197185U (ja) | ファスナー付きシャツ | |
KR20100069185A (ko) | 착의와 탈의가 편리한 드레스셔츠 | |
JP3171145U (ja) | 前後の区別なく上衣と下衣を転用できる子供服2way | |
JP2009019303A (ja) | シャツ | |
US12070084B2 (en) | Garment with dual closure configuration | |
JP6798837B2 (ja) | ズボン | |
KR200193415Y1 (ko) | 벨크로화스너를 부착한 개량바지 | |
JP2004115934A (ja) | ボタン・イージー掛外し機構 | |
JP3151692U (ja) | 着脱が容易になる衣服 | |
CN112515249A (zh) | 一种单上肢功能欠缺者用两侧开襟衬衫 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3196700 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |