JP3196304B2 - クロム含有鋼部材の浸炭焼入れ方法 - Google Patents

クロム含有鋼部材の浸炭焼入れ方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば変速機のギ
ア、エンジンの動弁系部品(たとえばカムシャフト、バ
ケット)等、高速で高い面圧にさらされ耐摩耗性及び耐
ピッチング性を要求されるクロム含有鋼部材の浸炭焼入
れ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】浸炭焼入れ鋼の耐摩耗性及び耐ピッチン
グ性を向上させるには、浸炭表面部に炭化物を析出分散
させることにより、表面硬度を上げその軟化抵抗性を高
めることが有効であることが知られている。たとえば、
あらかじめ予備浸炭したのち炭化物球状化処理し、再
加熱浸炭又は浸炭窒化焼入れするもの(特開平2−34
766号公報)、プラズマ浸炭をA1点以下の温度を
はさみながら繰り返し、焼入れするもの(特開平2−1
45759号公報)等が挙げられ、いずれも、Hv10
00以上の硬さを有する炭化物が焼入れ組織中に析出分
散することにより、従来Hv800程度に過ぎなかった
浸炭焼入れ部材の表面硬度を上げ、その軟化抵抗性を高
めることができるというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記におい
ては、ガス浸炭によるため、部材表面で得られる最高炭
素濃度はあくまで浸炭ガスのカーボンポテンシャルに平
衡する濃度でしかなく、しかも、表面炭素濃度を上げよ
うとして浸炭ガスのカーボンポテンシャルを高くする
と、炉のスーティングが生ずるという問題があった。さ
らに、表面炭素濃度を高くしたときは濃度分布に不均一
が生じやすく、その結果析出する炭化物が網状の不均一
なものとなり、耐摩耗性及び耐ピッチング性が十分に上
がらないという問題があった。
【0004】一方、上記のプラズマ浸炭は非平衡状態
下での浸炭であり、ガス浸炭による場合に比べ高い表面
炭素濃度を短時間で得ることができ、しかも、その濃度
分布が均一であるため、炭化物を大量かつ均一に析出さ
せることができるという利点がある。したがって、耐ピ
ッチング性を向上させることができるが、反面、基地の
焼入れ性低下のため十分な表面硬さが得られず、耐摩耗
性が不十分となる場合があった。すなわち、この種の鋼
には焼入れ性向上と炭化物形成のためクロムが0.5〜
2.5%ほど含有されているが、そのクロムは大量に析
出した炭化物中に優先的に固溶してしまい、基地のクロ
ム含有量が減少するため焼入れ性が低下し、期待したほ
どの表面硬度が得られないのである。
【0005】このようなプラズマ浸炭を行った場合の焼
入れ性の低下を防止する手段として、(a)プラズマ浸
炭に代えてプラズマ浸炭窒化を行い、基地中に窒素を取
り込み基地の焼入れ性の低下を防止する、(b)クロム
含有量をたとえば5%程度と多くし、大部分が炭化物中
に固溶したとしても、残部のみで十分基地の焼入れ性を
確保できるようにする、等の対策が一応考えられる。し
かし、プラズマ中で浸炭と窒化を同時に行うという
(a)の手段は、プラズマ浸炭とプラズマ窒化の処理温
度差が大きい(前者は900℃前後、後者は600℃以
下)ことがネックとなり、未だ具体化のメドはたたず、
(b)の手段は可能であるとしても、利用性の高い低合
金鋼を排除するものであり応用性に欠けるという欠点が
ある。
【0006】本発明は、上記プラズマ浸炭による場合の
問題点を改善することにより、耐ピッチング性と耐摩耗
性がともに優れたクロム含有浸炭焼入れ鋼部材の製造方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、クロム含有鋼部材の表面部にプラズマ浸
炭処理したのち一旦冷却し、次いで再加熱し浸炭窒化処
理することによって焼入れ性を改善することを特徴とす
る。プラズマ浸炭後の部材表面部組織は、多くの微細炭
化物の均一に析出した微細パーライト組織とすることが
好ましく、これはクロム含有鋼部材の場合、3℃/se
c以上の冷却速度で調整冷却することによって達成され
る。また、本発明は、好ましくは再加熱の昇温速度は昇
温速度が20℃/min以下であることを特徴とし、さ
らに、焼入れ後ショットピーニング処理を施すことを特
徴とする。
【0008】
【作用】プラズマ浸炭処理したのち浸炭窒化処理するこ
とにより、クロム含有鋼の低下した焼入れ性を再び改善
することができる。すなわち、さきに述べたように、プ
ラズマ浸炭処理により炭化物を析出させると、鋼部材表
面部のクロムは大部分が炭化物の方に固溶し、基地のク
ロム含有量が不足し焼入れ性が低下する。そこで、プラ
ズマ浸炭処理後、再加熱し浸炭窒化することにより、部
材の表面部に炭素とともに窒素を侵入固溶させ、基地の
焼入れ性を改善するのである。その結果、表面硬度をさ
らに高め耐摩耗性を向上させることができる。
【0009】ところで、プラズマ浸炭時には、部材表面
部は多くの微細炭化物が均一に析出した状態となってい
るが、耐ピッチング性に十分優れた部材を得るために
は、その微細炭化物を適度の大きさに、しかも均一に成
長させることが望ましい。そのため本発明の好ましい実
施態様においては、プラズマ浸炭後、3℃以上の冷却速
度で調整冷却することにより微細炭化物が均一に析出し
た状態を冷却後も維持し、この微細炭化物を再昇温時に
成長させることにより、最終的に均一な炭化物分布を得
ることとしたのである。つまり、冷却速度を余りに遅く
した場合、すでに析出している微細な炭化物以外に新た
に粒界等に粗大な炭化物が析出しやすくなり、炭化物分
布の均一性が損なわれ耐ピッチング性の向上が不十分と
なるおそれがある。したがって、プラズマ浸炭後、その
ような粗大な炭化物が析出しないような速度で調整冷却
し、かつ基地を微細なパーライトにし、昇温過程での炭
化物の均一な成長を実現するのである。
【0010】
【実施例】以下、本発明についてより具体的に説明す
る。まず、本発明において用いられる鋼素材はクロム含
有鋼である。クロムは焼入れ性向上元素であるとともに
炭化物生成元素であり、0.5%〜2.5%含有される
のが望ましい。0.5%未満であると焼入れ深さが不足
するとともに表面層における炭化物の析出が不足し、逆
に2.5%を超えて多く含有されると、部材が硬くなり
すぎ切削性が悪化するので好ましくない。鋼素材の炭素
含有量は0.1〜0.5%が望ましい。0.1%未満で
は鋼部材芯部の強度が不足し、0.5%を超えると切削
性が悪化するので好ましくない。
【0011】プラズマ浸炭は、鋼部材を陰極とし炉壁を
陽極として、850℃〜950℃の温度範囲で行い、炭
化物の析出を促進するためA1点以下の温度での保持を
挟みながら数回繰り返すのがよい。繰り返す場合の再加
熱温度は当初の加熱温度より低くし、析出した炭化物の
再固溶を防止するとともに粗大化を防止する。浸炭後
は、部材表面の炭素濃度を高いままに保つため、拡散工
程は必要としない。プラズマ浸炭後の冷却時、粒界への
粗大炭化物析出を抑制し基地を微細パーライトにするに
は、3℃/sec以上の冷却速度が望ましいが、熱処理
歪の点から焼入れマルテンサイトが生じないような冷却
速度とする。なお、プラズマ浸炭装置中での冷却速度
は、導入する冷却ガスの圧力により自在に調整すること
ができる。
【0012】再加熱浸炭窒化焼入れの好ましい実施条件
は、温度800〜900℃、カーボンポテンシャル0.
5〜1.0%、窒素ポテンシャル0.1〜0.4%であ
る。カーボンポテンシャルをこのように設定するのは、
基地中に炭素を補給し、生成した炭化物が基地中に再度
固溶していくのを防止するためである。また、このよう
なガス浸炭窒化をプラズマ浸炭温度より低い温度で実施
するのは、析出した炭化物の再固溶を防止するとともに
粗大化を防止するためである。浸炭窒化温度への昇温速
度は、20℃/min以下が好ましい。つまり、プラズ
マ浸炭で得られた微細炭化物は、昇温途中のA1温度ま
では基地から炭化物の供給を受け成長するが、適度の大
きさにまで成長させるためには昇温速度が余り速くない
方がよいからである。また、昇温速度を遅くすることに
より、比較的炭素濃度の低い鋼部材表面下深い位置でも
炭化物が成長しやすくなり、バックアップ強度の高い部
材を得ることができる。
【0013】なお、本発明においては、必要に応じて焼
入れ後の鋼部材に対しショットピーニング処理を行う。
この処理により、周知のごとく耐疲労特性を向上させる
ことができる。
【0014】以下、本発明の実施例を比較例とともに説
明する。鋼素材としてSCM420(クロム1.0%、
炭素0.2%)からなるピッチング試験用ローラと、摩
耗試験用ピン及びディスクを以下の条件にて処理した。
【0015】ー実施例1(図1参照)ー (1)プラズマ浸炭工程:まず920℃、20分間の
前処理(クリーニング処理)、浸炭ガスC38(プロ
パン)/H2(水素)を1/10の比率で導入し炉内圧
1Torrに調整、放電電圧520V、920℃、40
分間プラズマ浸炭、一旦680℃に降温、60分間保
持、昇温し900℃、200分間プラズマ浸炭、N
2(窒素)ガスに置換、ガス圧2000Torrで加圧
ガス冷却(冷却速度5℃/sec)。 (2)浸炭窒化焼入れ工程:15℃/minで昇温、
カーボンポテンシャル0.8%、窒素ポテンシャル
0.2%のガス中で、840℃、30分間浸炭窒化、
50℃のオイル焼入れ、160℃、2時間焼戻し。 (3)ハードショットピーニング工程:ショット粒硬度
HRC56〜62、投射速度100m/sec。
【0016】ー実施例2(冷却速度が小さいもの)ー (1)プラズマ浸炭工程:〜実施例1と同じ、真
空中で冷却(冷却速度1℃/sec以下)。 (2)浸炭窒化焼入れ工程:実施例1と同じ。 (3)ハードショットピーニング工程:実施例1と同
じ。
【0017】ー比較例1(浸炭窒化処理をしないもの)
ー (1)プラズマ浸炭焼入れ工程:〜実施例1と同
じ、840℃に降温し、50℃のオイル焼入れ、1
60℃、2時間焼戻し。 (2)ハードショットピーニング工程:実施例1と同
じ。
【0018】ー比較例2(ガス浸炭によるもの)ー (1)ガス浸炭工程:カーボンポテンシャル1.2
%、920℃、3時間ガス浸炭(炭化物分布の均一性が
維持できる範囲内で、できるだけ高い炭化物量が得られ
る条件を設定)、炉冷(冷却速度2℃/min)。 (2)炭化物球状化工程:カーボンポテンシャル0.
8%、740℃(A1点温度より上)で30分間保持、
680℃(A1点温度より下)に降温、30分間保
持、以上の工程をもう一度繰り返し。 (3)浸炭窒化焼入れ工程:実施例1と同じ。 (4)ハードショットピーニング工程:実施例1と同
じ。
【0019】本実施例1、2及び比較例1、2の処理後
の特徴を説明する。表1に表面下25μm深さ位置での
炭化物量及び表面硬度を示し、図2に表面組織の顕微鏡
写真を示す。なお、図2において(a)は本実施例1の
もの、(b)は比較例1、(c)は比較例2のものであ
る。表1をみると、本実施例1、2は、プラズマ浸炭に
よるため比較例2に比べ炭化物が多量に析出している。
また、浸炭窒化処理により焼入れ性が改善されているた
めか、比較例1に比べて表面硬度が相当大きくなってい
る。なお、比較例1には、写真では分かりにくいが、黒
く見える不完全焼入れ組織(トルースタイト)が存在す
る。図2をみると、本実施例1は、炭化物の形状及び分
布が均一(表面下25μm深さ位置で平均粒径の5倍を
超える粒径のものが存在しない)で、しかも比較例2に
比べかなり深い位置まで多く分布しているのが分かる。
なお、図示は省略したが、本実施例2は、プラズマ浸炭
後の冷却速度が実施例1に比べ小さいためか、炭化物分
布がやや不均一(表面下25μm深さ位置で平均粒径の
5倍を超える粒径のものが存在する)であった。
【0020】
【表1】
【0021】表2に、強度試験結果を示す。ここで、耐
ピッチング性は、ローラのころがり/すべり摩耗試験
(異なる周速で回転する2つのローラを一定荷重で押し
付け、ピッチングの発生をみるもの)により得られた1
7サイクルでの耐久面圧で示す。すべり率60%、潤
滑は自動車用ATF(自動変速機用オイル)、温度90
℃で行った。耐摩耗性は、ピン/ディスク式摩耗試験
(ピンを回転するディスク表面に一定荷重で押し付ける
もの)により得られたもので、荷重10Kgf、滑り速
度4.7m/sec、滑り距離1000Kmでの摩耗減
量で示している。潤滑は自動車用ATF、温度40℃で
行った。
【0022】
【表2】
【0023】一般に、耐ピッチング性は炭化物の析出量
と分布状態に依存し、耐摩耗性は表面硬さに依存すると
いわれている。実施例1は炭化物量が多いため、耐ピッ
チング性が比較例2と比べかなり向上しており、比較例
1と比べても優れている。また実施例1は表面硬度が高
いので、比較例2と比べ耐摩耗性が大きく向上し、比較
例1と比べても優れている。一方、実施例2は、炭化物
の形状及び分布の状態が実施例1に比べやや不均一であ
るためか、耐ピッチング性の向上の度合が実施例1と比
べると小さいが、耐摩耗性は実施例1と同様大きく向上
している。
【0024】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明に関わるプラズ
マ浸炭焼入れ方法によると、クロム含有鋼部材表面部に
多量の炭化物を分布させることができ、しかも焼入れ性
を高め表面硬度を高くすることができるので、耐ピッチ
ング性とともに耐摩耗性に優れた鋼部材を得ることがで
きる。特に、プラズマ浸炭後の冷却を3℃/sec以上
の調整冷却とすることにより、部材表面により均一な炭
化物分布を実現することができ、耐ピッチング性を大き
く向上させることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の浸炭焼入れプロセスを示す
ブロック図である。
【図2】浸炭焼入れ後の部材表面の顕微鏡写真である。
(a)は本実施例1、(b)は比較例1、(c)は比較
例2である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C23C 8/38 C23C 8/38 8/80 8/80 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21D 6/00 C21D 1/06 C21D 9/30 C23C 8/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロム含有鋼部材の表面部にプラズマ浸
    炭処理したのちいったん冷却し、次に昇温して浸炭窒化
    焼入れすることを特徴とするクロム含有鋼部材の浸炭焼
    入れ方法。
  2. 【請求項2】 プラズマ浸炭後の冷却速度が3℃/se
    c以上であることを特徴とする請求項1に記載の浸炭焼
    入れ方法。
  3. 【請求項3】 プラズマ浸炭後の昇温速度が20℃/m
    in以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の浸炭焼入れ方法。
  4. 【請求項4】 さらにショットピーニング処理を施すこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の浸
    炭焼入れ方法。
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WO2011030827A1 (ja) * 2009-09-11 2011-03-17 住友金属工業株式会社 浸炭窒化部材の製造方法

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