JP3196260U - 太陽光発電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】太陽光の反射損失を低減して受光効率を高め、発電量を積極的に増大することによって信頼性が高められ、例えば、メガソーラ発電施設にも好適に適用できる太陽光発電装置を提供する。【解決手段】太陽光発電装置1は、東向きの傾斜面を形成するソーラーパネル2と西向きの傾斜面を形成するソーラーパネル3とからなり南北に延びる合掌体4と、この合掌体4を支持する架台6とからなる発電ユニット5を備える。そして、複数の発電ユニット5が東西の間隔W1を有して互いに平行に隣接配置されているとともに、合掌体4の頂角θと、ソーラーパネル2,3の傾斜方向の長さLと、発電ユニット5の東西の間隔W1との相対関係によって、各発電ユニット5への入射光が隣接する発電ユニット5に反射して受光されるようにした。【選択図】図1
Description
本考案は太陽光発電装置に係り、より詳しくは、太陽光の反射損失を低減することにより、受光効率を高めて発電量を増大させ、例えば、メガソーラ発電施設にも好適に適用できる太陽光発電装置に関するものである。
従来、メガソーラ発電施設への適用に好適な太陽光発電装置として、特許文献1に記載のソーラパネルの設置構造が提供されている。このソーラパネルの設置構造の一例を図8,図9に示す。
図8,図9において、ソーラパネルの設置構造50は、複数のソーラーパネル51を、設置面52に対して傾斜させて側面視でΛ字型が連続するように設置している。換言すると、複数のソーラーパネル51を、設置面52に対して傾斜させて側面視でV字型を形成するとともに当該V字型が連続するように設置している。そして、複数のソーラーパネル51を、V字型の谷方向(図8における左下と右上とを結ぶ方向、図9における奥行きの方向)に連続するように設置している。
V字型を形成する一方側のソーラーパネル51は、所定の方位D1(例えば東)に向けて設置され、V字型を形成する他方側のソーラーパネル51は、方位D1と反対の方位D2(例えば西)に向けて設置される。また、水平な設置面52となすソーラーパネル51の傾斜角度αは、太陽光の照射角度に応じて設定される。
前記構成のソーラパネルの設置構造50によれば、複数のソーラーパネルを一つの方位に向けて傾斜させて設置する構造のように影が生じないので、多くのソーラパネル51を効率的に設置することができる。また、ソーラパネル51に入射した太陽光が反射した場合、この反射光が他のソーラパネル51に向けて照射され、当該他のソーラパネル51で受光される。これにより、ソーラパネルの設置構造50の反射損失を低減でき、多くの電力を発電することがでるとされている。
しかし、前記特許文献1のソーラパネルの設置構造50では、ソーラパネル51に入射した太陽光SL1の反射損失を低減させることで、受光効率を高めて発電量を積極的に増大させるための工夫がなされていない。このため、発電量の増大を期待することができず太陽光発電装置としての信頼性が低い。
本考案は、上記の実情に鑑みて鋭意研究の結果完成したもので、太陽光の反射損失を低減して受光効率を高め、発電量を積極的に増大することによって信頼性が高められ、例えば、メガソーラ発電施設にも好適に適用できる太陽光発電装置の提供を目的とするものである。
前記目的を達成するために、本考案に係る太陽光発電装置は、東向きの傾斜面を形成するソーラーパネルと西向きの傾斜面を形成するソーラーパネルとからなり南北に延びる合掌体と、この合掌体を支持する架台とからなる発電ユニットを備え、複数の発電ユニットが東西の間隔を有して互いに平行に隣接配置されているとともに、合掌体の頂角と、ソーラーパネルの傾斜方向の長さと、発電ユニットの東西の間隔との相対関係によって、各発電ユニットへの入射光が隣接する発電ユニットに反射して受光されるようにしてなることを特徴としている。
なお、前記の「東向き」、「西向き」とは、「真東向き」、「真西向き」を限定して意味するもではなく、「概ね東向き」、「概ね西向き」の意味を含むものである。
なお、前記の「東向き」、「西向き」とは、「真東向き」、「真西向き」を限定して意味するもではなく、「概ね東向き」、「概ね西向き」の意味を含むものである。
前記構成の太陽光発電装置によると、合掌体の頂角と、ソーラーパネルの傾斜方向の長さと、発電ユニットの東西の間隔との相対関係によって、互いに平行に隣接配置されている各発電ユニットへの入射光が相互に反射し合って、相互に効率よく受光し合う形態が生じる。詳しくは、発電ユニット間において、東向きの傾斜面を形成するソーラーパネルへの入射光が反射して、西向きの傾斜面を形成するソーラーパネルに効率よく受光されるとともに、西向きの傾斜面を形成するソーラーパネルへの入射光が反射して、東向きの傾斜面を形成するソーラーパネルに効率よく受光される形態が生じる。これにより、太陽光の反射損失を低減し、発電量を積極的に増大することが可能となる。
前記合掌体の頂角は、鋭角に設定された三角形断面を呈している。
前記三角形断面が二等辺三角形断面であり、頂角が50度以上70度以下であるとともに、発電ユニットの東西の間隔が前記ソーラーパネルの傾斜方向の長さの0.5倍以上0.7倍以下に設定されている。
前記架台は、合掌体を支持する本体部と、所定位置に設置されて本体部を支持するアンカーとを備える。
前記本体部は、南北に離隔して互いに対向する一対の山形部材と、各山形部材の上縁を挟んで架設されて南北に延び、各山形部材を互いに連結するとともに前記各ソーラーパネルの上縁を支持する東西一対の上縁支持部材と、各山形部材の下縁を挟んで架設されて南北に延び、各山形部材を互いに連結するとともに前記各ソーラーパネルの下縁を支持する東西一対の下縁支持部材とを備える。
前記アンカーは、掘削用のスクリュー部を下部に設けたスクリュー杭部と、このスクリュー杭部の上端に連設されて本体部を固定支持する支持ヘッドとを備える。
本考案に係る太陽光発電装置によれば、互いに平行に隣接配置されている発電ユニットへの入射光が相互に反射し合って、相互に効率よく受光し合う形態が生じるので、太陽光の反射損失を低減し、発電量を積極的に増大することが可能となり、信頼性を高めることができる。このため、メガソーラ発電施設にも容易かつ好適に適用することが可能となる。
以下、本考案に係る太陽光発電装置の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係る太陽光発電装置の一実施形態の一部を分解して示す概略斜視図、図2は図1の正面図、図3は図1の側面図、図4は図1の部分平面図である。
図1,図2,図3および図4において、太陽光発電装置1は、東(E)向きの傾斜面を形成するソーラーパネル2と西(W)向きの傾斜面を形成するソーラーパネル3とからなる複数(実施形態では4つ)の合掌体4と、各合掌体4を支持して南北(S),(N)に延びる発電ユニット5を構成する架台6とを備え、複数(本実施形態では3つ)の発電ユニット5が東西の間隔W1を有して互いに平行に隣接配置されている。なお、各ソーラーパネル2,3のそれぞれは、複数のセルを配列・配線して、強化ガラス、金属枠などでパッケージ化した複数のモジュールによって構成されるアレイと称されるものであり、本実施形態では、長方形の長辺を南北に指向させ、短辺を斜め上下に指向させて配置している。なお、太陽光発電装置1は発電した電力を蓄電するバッテリーや直流電流を交流電流に変換するインバータなどの付属機器類を備えているが、これらは、従来の太陽光発電装置に付設のものと変わらないので図示およびその説明は省略する。
図2において、合掌体4の頂角θは50度以上70度以下(本実施形態では60度)の鋭角に設定されている。このように、頂角θが鋭角に設定されている合掌体4は三角形断面を呈する。また、この三角形断面は、二等辺三角形断面にすることが好ましい。
図5は、二等辺三角形断面を呈する合掌体の頂角と、各ソーラーパネルの傾斜方向の長さと、発電ユニットの東西の間隔との相対関係の説明正面図である。
図5において、発電ユニット5の頂角θ(図2参照)が60度であると、図5の垂線Cとソーラーパネル2との交差角度θ1および垂線Cとソーラーパネル3との交差角度θ1は30度である。ここで、発電ユニット5の間隔W1は各ソーラーパネル2,3の傾斜方向の長さのLの0.5倍以上0.7倍以下(図5の実施形態では0.6倍)設定される。
図1,図2,図3において、架台6は、各合掌体4を支持する本体部60と、設置面7の所定位置に設置されて本体部60を支持する複数のアンカー61とを備え、本体部60は鉄またはアルミ合金からなる組立体によって構成され、アンカー61は鉄またはアルミ合金製の棒状体からなる。
前記架台6の本体部60は、図6(A),(B),(C)に示す本体部単体60Aを南北に複数個(図3の実施形態では4個)連設したものであり、各本体部単体60Aは、南北に離隔して互いに対向する一対の板状の山形部材60a,60bと、各山形部材60a,60bの上縁を挟んで架設されて南北に延び各山形部材60a,60bを互いに連結するとともに前記各ソーラーパネル2,3の上縁を支持する東西一対の上縁支持部材60c,60dと、各山形部材60a,60bの下縁を挟んで架設されて南北に延び、各山形部材60a,60bを互いに連結するとともに前記各ソーラーパネル2,3の下縁を支持する東西一対の下縁支持部材60e,60fとを備え、各アンカー61は、図6(C)で明らかなように、掘削用のスクリュー部61aを下部に設けたスクリュー杭部61bと、このスクリュー杭部61bの上端に連設されて各本体部単体60Aを固定支持する円盤状の支持ヘッド61cとを備える。
前記構成の太陽光発電装置1によれば、前述した合掌体4の頂角θと、各ソーラーパネル2,3の傾斜方向の長さLと、発電ユニット5の東西の間隔W1との相対関係によって、互いに平行に隣接配置されている各発電ユニット5へ様々な方向から照射される入射光が相互に反射し合って、相互に効率よく受光し合う形態が生じる。詳しくは、各発電ユニット5間において、図2に示すように「午前」では、東向きの傾斜面を形成するソーラーパネル2への入射光SL1が反射して、西向きの傾斜面を形成するソーラーパネル3に効率よく受光されるとともに、図2に示すように「午後」では、西向きの傾斜面を形成するソーラーパネル3への入射光SL2が反射して、東向きの傾斜面を形成するソーラーパネル2に効率よく受光される形態が生じる。これにより、太陽光の反射損失を低減し、発電量を積極的に増大することが可能となる。
また、図4に示すように、大きい入射角α1ででソーラーパネル2に入射した入射光線SL3でも1,2回程度は反射し、小さい入射角α2でソーラーパネル2に入射した入射光線SL4は、反射を無数に繰り返しつつ発電に寄与することになる
合掌体4は、その頂角θが鋭角(60度)に設定された三角形断面を呈していることにより、隣接する発電ユニット5間において、東向きの傾斜面を形成するソーラーパネル2からの反射光の西向きの傾斜面を形成するソーラーパネル3への受光効率が一層高められるとともに、西向きの傾斜面を形成するソーラーパネル3からの反射光の東向きの傾斜面を形成するソーラーパネル2への受光効率も一層高められる形態の確保が容易になされ、太陽光の反射損失をより一層低減し、発電量をより一層増大することが可能となる。
三角形断面が二等辺三角形断面であり、合掌体4の頂角θ(図2参照)は50度以上70度以下(図示例では60度)に設定され、したがって、図5のように、垂線Cとソーラーパネル2との交差角度θ1および垂線Cとソーラーパネル3との交差角度θ1が25度以上35度以下(図示例ではθ1が30度)であり、かつ、発電ユニット5の間隔W1が各ソーラーパネル2,3の傾斜方向の長さのLの0.5倍以上0.7倍以下(図示例では0.6倍)に設定された条件であると、隣接する発電ユニット5間においてなされる反射光の受光が隣接する発電ユニット5同士で均等になされるので、受光効率がより一層高められる形態の確保が容易となって、反射損失をより一層低減しして、発電量をより一層増大することが可能となる。
また、架台6は、本体部60に含まれる複数の本体部単体60Aと、この本体部単体60Aを支持する複数のアンカー61とからなる構造が簡素なものでありながら、高い剛性を得ることができるとともに高精度の組み立てが容易である。そのため、各ソーラーパネル2,3を確実且つ堅固に支持することができるばかりか、太陽光発電装置1構築現場における組み立て能率および組み立て精度が高められて、太陽光発電装置1の構築能率および構築精度向上に寄与することが可能となる。
各本体部単体60Aは、南北に離隔して互いに対向する一対の山形部材60a,60bと、東西一対の上縁支持部材60c,60dと、東西一対の下縁支持部材60e,60fとからなる簡素な構造でありながら、高い剛性が確保される。このため、複数個連設した本体部単体60Aからなる本体部60によって、各ソーラーパネル2,3を確実且つ堅固に支持した合掌体4を構成することが可能となる。
前記各アンカー61は、掘削用のスクリュー部61aを下部に設けたスクリュー杭部61bと、このスクリュー杭部61bの上端に連設されて本体部60を固定支持する円盤状の支持ヘッド61cとを備え、鉄またはアルミ合金製の棒状体によって構成されているので、高い剛性で本体部60を支持することが可能である。また、回転昇降式掘削装置の回転駆動部でよりスクリュー杭部61bの上端部近傍を把持して、掘削用のスクリュー部61aの下端を掘削所定位置に対応させた状態で軸まわりに回転させながら押し下げることによって、土質の如何を問わず、スクリュー杭部61bを所定の設置位置に正確且つ容易に設置し、この状態でスクリュー杭部61b上端の円盤状の支持ヘッド61cによって本体部60を適宜強固に固定支持することができる。しかも、掘削用のスクリュー部61aの「抜け防止作用」により、各アンカー61の抜けが確実に防止される。
測定日:平成26年4月10日
測定ポイント:緯度:31.8346°N、経度:130.4146°E
測定場所:鹿児島県薩摩川内市入来町
仕様:ソーラーパネル2.0平方メートル/1枚
上記の条件下で測定した本考案に係る太陽光発電装置による発電量と、従来より周知の迎角可変式の平置き型太陽光発電装置による発電量との比較例を表1に示す。なお、表1において、測定時以外の各数値は上記2.0平方メートルのソーラーパネル1枚当たりの平均電流値を示す。したがって、各電流値に基づいてソーラーパネル1枚当たりの発電量が知得される。
(表1)
┌─────┬────┬────┬──────┐
│ 測定時 │本考案 │本考案 │ 平置き │
├─────┼────┼────┼──────┤
│ │東面 │ 西面 │ 南面 │
├─────┼────┼────┼──────┤
│ 8:00│0.13│0.06│0.1226│
├─────┼────┼────┼──────┤
│10:00│1.75│0.15│0.2023│
├─────┼────┼────┼──────┤
│12:00│1.18│0.85│0.2232│
├─────┼────┼────┼──────┤
│14:00│0.29│1.23│0.1856│
├─────┼────┼────┼──────┤
│16:00│0.09│0.51│0.0923│
└─────┴────┴────┴──────┘
測定ポイント:緯度:31.8346°N、経度:130.4146°E
測定場所:鹿児島県薩摩川内市入来町
仕様:ソーラーパネル2.0平方メートル/1枚
上記の条件下で測定した本考案に係る太陽光発電装置による発電量と、従来より周知の迎角可変式の平置き型太陽光発電装置による発電量との比較例を表1に示す。なお、表1において、測定時以外の各数値は上記2.0平方メートルのソーラーパネル1枚当たりの平均電流値を示す。したがって、各電流値に基づいてソーラーパネル1枚当たりの発電量が知得される。
(表1)
┌─────┬────┬────┬──────┐
│ 測定時 │本考案 │本考案 │ 平置き │
├─────┼────┼────┼──────┤
│ │東面 │ 西面 │ 南面 │
├─────┼────┼────┼──────┤
│ 8:00│0.13│0.06│0.1226│
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│10:00│1.75│0.15│0.2023│
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│12:00│1.18│0.85│0.2232│
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│14:00│0.29│1.23│0.1856│
├─────┼────┼────┼──────┤
│16:00│0.09│0.51│0.0923│
└─────┴────┴────┴──────┘
表1より、本考案に係る太陽光発電装置が従来の迎角可変式の平置き型太陽光発電装置の発電量よりも小さいのは、午前中の西面が2回、午後の東面が1回のみで、それ以外は全て本考案に係る太陽光発電装置の発電量が従来の迎角可変式の平置き型太陽光発電装置の発電量よりも大きいことが明らかである。また、測定日が春分点に近く、8時(8:00)の西面と16時(16:00)の東面を最少、12時(12:00)の東面と14時(14:00)の西面を最大として概ね対称性が現れていることから、測定数値は実際を反映していると判断することができる。
図7は架台6の他の実施形態を示す説明図であり、図7(A)は正面図、図7(B)は斜視図である。なお、図7(A),図7(B)において、前記図6(A),図6(B)および図6(C)で説明した架台6と同一部分には、同一符号を付して重複する構造および作用の説明は省略する。
図6に示す架台6と図7に示す架台6との相違点は、本体部60に含まれる各本体部単体60Aの山形部材60a,60bにあり、図6の第1実施形態では、板材からなる山形部材60a,60bを採用しているが、図7の第2実施形態では、アングル組によって構成した山形部材60a,60bを採用している点である。図7のような構成であっても、図6に示す架台6と同様の作用効果を発揮することができる。
本考案は、前記実施形態のみに限定されるものではなく、その趣旨および技術思想を逸脱しない範囲であれば、構造変形が可能である。
本考案の太陽光発電装置は、太陽光の反射損失を低減することにより、受光効率を高めて発電量を増大させることが可能であることにより、メガソーラ発電施設において有用である。
1 太陽光発電装置
2 東向きの傾斜面を形成するソーラーパネル
3 西向きの傾斜面を形成するソーラーパネル
4 合掌体
5 発電ユニット
6 架台
60 本体部
60A 本体部
60a 山形部材
60b 山形部材
60c 上縁支持部材
60d 上縁支持部材
60e 下縁支持部材
60f 下縁支持部材
61 アンカー
61a 掘削用のスクリュー部
61b スクリュー杭部
60c 支持ヘッド
L ソーラーパネルの傾斜方向の長さ
W1 発電ユニットの東西の間隔
θ 合掌体の頂角
SL1〜SL4 入射光線(入射光)
2 東向きの傾斜面を形成するソーラーパネル
3 西向きの傾斜面を形成するソーラーパネル
4 合掌体
5 発電ユニット
6 架台
60 本体部
60A 本体部
60a 山形部材
60b 山形部材
60c 上縁支持部材
60d 上縁支持部材
60e 下縁支持部材
60f 下縁支持部材
61 アンカー
61a 掘削用のスクリュー部
61b スクリュー杭部
60c 支持ヘッド
L ソーラーパネルの傾斜方向の長さ
W1 発電ユニットの東西の間隔
θ 合掌体の頂角
SL1〜SL4 入射光線(入射光)
Claims (6)
- 東向きの傾斜面を形成するソーラーパネルと西向きの傾斜面を形成するソーラーパネルとからなり南北に延びる合掌体と、この合掌体を支持する架台とからなる発電ユニットを備え、複数の発電ユニットが東西の間隔を有して互いに平行に隣接配置されているとともに、合掌体の頂角と、ソーラーパネルの傾斜方向の長さと、発電ユニットの東西の間隔との相対関係によって、各発電ユニットへの入射光が隣接する発電ユニットに反射して受光されるようにしてなることを特徴とする太陽光発電装置。
- 請求項1に記載した太陽光発電装置において
前記合掌体の頂角は、鋭角に設定された三角形断面を呈している太陽光発電装置。 - 請求項1又は2に記載した太陽光発電装置において
前記三角形断面が二等辺三角形断面であり、頂角が50度以上70度以下であるとともに、発電ユニットの東西の間隔が前記ソーラーパネルの傾斜方向の長さの0.5倍以上0.7倍以下に設定されている太陽光発電装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載した太陽光発電装置において
前記架台は、合掌体を支持する本体部と、所定位置に設置されて本体部を支持するアンカーとを備える太陽光発電装置。 - 請求項4に記載した太陽光発電装置において
前記本体部は、南北に離隔して互いに対向する一対の山形部材と、各山形部材の上縁を挟んで架設されて南北に延び、各山形部材を互いに連結するとともに前記各ソーラーパネルの上縁を支持する東西一対の上縁支持部材と、各山形部材の下縁を挟んで架設されて南北に延び、各山形部材を互いに連結するとともに前記各ソーラーパネルの下縁を支持する東西一対の下縁支持部材とを備える太陽光発電装置。 - 請求項4又は5に記載した太陽光発電装置において
前記アンカーは、掘削用のスクリュー部を下部に設けたスクリュー杭部と、このスクリュー杭部の上端に連設されて本体部を固定支持する支持ヘッドとを備える太陽光発電装置。
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---|---|---|---|---|
JP2016184866A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 株式会社デンソー | 屋外用架台 |
JP2021048745A (ja) * | 2019-09-20 | 2021-03-25 | 株式会社ヒカリ | 太陽光発電システム |
JP7278460B1 (ja) | 2022-05-23 | 2023-05-19 | 東京瓦斯株式会社 | 太陽光パネル設置構造 |
USD1025881S1 (en) | 2022-09-29 | 2024-05-07 | Stella Power Inc. | Solar panel array |
US11990864B2 (en) | 2020-06-16 | 2024-05-21 | Stella Power Inc. | Three-dimensional solar electrical generation systems and methods of deployment |
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