JP3195977B2 - 白バランス制御装置 - Google Patents

白バランス制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に白バランスの制御範囲を制限したテレ
ビジョンカメラ用の白バランス制御装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
第2図はこの種のテレビジョンカメラ用の白バランス
制御装置の概略構成を示すブロック図である。同図にお
いて、1は被写体からの撮像光で、この撮像光1はレン
ズ2を経て撮像装置3の受光部に入射し、ここで光電変
換されてR′(赤),G′(緑),B′(青)の色信号(電
気信号)に変換される。この撮像装置3から出力された
色信号の中で、R′とB′の色信号は白バランス制御用
の電圧制御形の可変利得増幅器4a,4cで増幅され、G′
の色信号は通常の増幅器4bで増幅され、それぞれ色バラ
ンス補正されたR,G,Bの色信号となって信号処理回路5
に入力される。この信号処理回路5では、必要な信号処
理が施され、ここから輝度信号Yと色差信号R−Y,B−
Yがエンコーダ回路6に出力される。そして、このエン
コーダ回路6から合成されたビデオ信号が外部に出力さ
れる。
一方、上記信号処理回路5から出力された色差信号R
−Y,B−YはA/D(アナログ/デジタル)変換器7a,7bを
介してマイクロプロセッサ8にも入力され、このマイク
ロプロセッサ8により入力された色差信号R−Y,B−Y
に基づく白バランスの制御が行われる。すなわち、これ
らのR−Y,B−Yの信号が「0」になるように可変利得
増幅器4a,4cへの白バランスの制御信号がD/A(デジタル
/アナログ)変換器9a,9bを介して出力される。そし
て、この可変利得増幅器4a,4bの利得が制御されること
により白バランスの制御が行われる。
また、マイクロプロセッサ8にはスイッチ回路10が接
続されており、該回路10のスイッチ10aが(ON)になる
とマイクロプロセッサ8が動作して白バランス制御系の
回路が閉じ、白バランスの制御が行われる。
第3図は上記のような構成の白バランス制御装置にお
ける従来の白バランス制御の動作を示すフローチャート
である。
上記スイッチ10aが閉じて白バランス制御動作がスタ
ート(開始)すると、先ずステップS1で第2図のマイク
ロプロセッサ8の初期設定を行った後、ステップS2で該
マイクロプロセッサ8内のタイマをセット(初期設定)
する。このタイマは、白バランスがいつまでも合わない
場合、白バランス制御動作が長時間続けられるのを回避
するためのものであるが、比較的長い時間に設定してあ
る。次に、ステップS3で上述の色差信号R−Y,B−Yが
「0」か否かを判別する。この時、色差信号R−Y,B−
Yが「0」であれば白バランスが合っていると判断して
該白バランス制御動作をストップ(停止)させるが、
「0」でない場合は、ステップS4でR信号とB信号の可
変得増幅器4a,4cに対する各々のR制御量及びB制御量
を演算する。そして、ステップS5でこれらの制御量(目
標制御値)が予め設定された白バランス制御範囲内にあ
るか否か、つまりマイクロプロセッサ8に記憶されてい
る制御テーブル内にあるか否かを判別し、制御テーブル
内にあればステップS7で上記演算した制御量に応じたR
制御信号及びB制御信号を各々の可変利得増幅器4a,4c
に出力する。しかし、ステップS5で目標制御値が制御テ
ーブル内にない場合、つまり制御テーブル外に存在する
場合は、ステップS6でRとBの制御値を該目標制御値に
最も近いテーブルの境界値に置き換え、ステップS7で同
様にその置き換えた制御値に応じたR制御信号及びB制
御信号を出力する。そして、ステップS8で上記タイマの
設定時間内か否かを判別し、設定時間内であれば、ステ
ップS3に戻って以後のルーチンの動作を繰り返し、設定
時間を越えていれば、その時点におけるR制御信号とB
制御信号を出力し、白バランス制御動作を終了させる。
第4図は上記白バランス制御範囲の一例を示したもの
である。図の実線(イ)で囲んだ範囲が上述したテーブ
ルである。また、テーブル(イ)内の破線(ロ)は、黒
体輻射光源の下で白バランスを合わせた時の軌跡であ
り、該光源の色温度によってその位置が変化する。この
テーブル(イ)が黒体輻射の軌跡(ロ)に対して幅を持
っているのは、蛍光灯等の人工光源に対して白バランス
を合わせるためである。また、このテーブル(イ)の幅
を広げすぎると、単色の被写体に対して白バランスを取
った時に色が消えてしまうので、テーブル(イ)の幅は
実用上問題にならない程度に設定してある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来の白バランス制御装
置にあっては、黒体輻射の追従色温度設定範囲外の光源
あるいは特殊な人工光源の下で白バランスを合わせよう
とした場合、制御がテーブルの境界でひっかかって色差
信号が共に「0」にならないため、タイマの設定時間が
くるまで白バランスの制御動作が継続され、通常の白バ
ランスの収束時間に比べて白バランスの制御時間が長く
なるという問題点があった。
すなわち、第5図に示すように、白バランスの制御開
始時点の制御位置がテーブル(イ)内のA点で、目標制
御位置がテーブル(イ)外のB点にある場合、制御が目
標制御位置に最も近いテーブル(イ)の境界のC点の位
置まできた時点でテーブル(イ)にひっかかり、その後
はタイマで設定した制限時間がくるまで制御量は変化し
ないのに白バランスの制御動作が継続されることにな
る。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもの
で、白バランスの制御範囲外にも目標制御値がくるよう
な光源下に対しても白バランスの制御時間が長くなら
ず、使い勝手の向上した白バランス制御装置を得ること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の白バランス制御装置は、撮像手段の出力を用
いて白バランスの為のフィードバック制御を行う白バラ
ンス制御装置において、前記白バランスの制御範囲内に
目標制御値が存在するとき該目標制御値に達するか或い
は予め設定された時間だけ前記白バランスの為のフィー
ドバック制御動作を継続して行なった後、前記白バラン
スの為のフィードバック制御動作を終了すると共に、前
記白バランスの制御範囲外に目標制御値が存在するとき
には該目標制御値に最も近い白バランス制御範囲の境界
値を白バランスの制御値として、前記時間の経過を待た
ずに白バランスのためのフィードバック制御動作を終了
させるように制御する制御手段を備えたものである。
〔作用〕
本発明の白バランス制御装置においては、白バランス
の制御範囲外に目標制御値が存在する場合は、その目標
制御値に最も近い白バランス制御範囲の境界値が制御値
として出力され、これにより白バランスの制御動作が終
了する。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例による白バランスの制御動
作を示すフローチャートであり、第3図と同一ステップ
符号は同一の動作を示している。なお、この本実施例の
ハードウエア構成は第2図と同じであるので説明は省略
するが、マイクロプロセッサ8に第4図のテーブル
(イ)が格納されており、白バランスの制御範囲が制限
されたものとなっている。また、このマイクロプロセッ
サ8により、白バランスの目標制御値が白バランス制御
範囲外に存在する時に該目標制御値に最も近い白バラン
ス制御範囲の境界値を白バランスの制御値として白バラ
ンスの制御動作を終了させる制御手段が構成されてい
る。
第1図の白バランスの制御動作がスタートすると、先
ずステップS1でマイクロプロセッサ8を初期設定し、ス
テップS2で前記のタイマをセットする。
次に、マイクロプロセッサ8はステップS3で信号処理
回路5から入力された色差信号R−Y,B−Yが「0」か
否かを判別し、「0」であれば白バランスが合っている
ことになるので、この制御動作をストップさせる。ステ
ップS3で「0」でない時は、ステップS4に移行し、ここ
で可変利得増幅器4a,4cに対する前述のR制御量及びB
制御量を演算する。次に、ステップS5でその目標制御値
が上記制御テーブル内にあるか否かを判別し、目標制御
値がテーブル内にあればステップS7でその制御値に基づ
くR制御信号及びB制御信号を可変利得増幅器4a,4bに
出力する。そして、ステップS8で上記タイマの設定時間
内であれば上記の動作を繰り返し、タイマの設定時間を
越えていればこの制御動作が終了する。
上記ステップS5で目標制御値がテーブル内にない時、
つまり白バランス制御範囲外に目標制御値が存在する時
は、ステップS6に移行し、ここで制御値を上記テーブル
の境界値、つまり目標制御値に最も近い白バランス制御
範囲の境界値に置き換える。そして、ステップS9でその
置き換えた制御値に基づくR制御信号及びB制御信号を
可変利得増幅器4a,4cに出力し、この白バランスの制御
動作を終了させる。
このように、白バランスの目標制御値が制御範囲外に
存在する時、その目標制御値に最も近い白バランス制御
範囲の境界値を制御値として白バランスの動作を終了さ
せているので、特殊な光源下に対しても制御時間が必要
以上に長くならず、使い勝手が向上したものとなる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、白バランスの制御範
囲外に目標制御値が存在する時に該目標制御値に最も近
い白いバランス制御範囲の境界値を白バランスの制御値
として制御動作を終了させるようにしたため、白バラン
スの制御範囲外にも目標制御値が存在するような光源下
に対しても白バランスの制御時間が長くならず、使い勝
手が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による白バランスの制御動作
を示すフローチャート、第2図はテレビジョンカメラ用
の白バランス制御装置の概略構成を示すブロック図、第
3図は従来の白バランスの制御動作を示すフローチャー
ト、第4図は白バランスの制御範囲の一例を示す説明
図、第5図は目標制御値が白バランス制御範囲外に存在
する時の制御動作を示す説明図である。 1……撮像光 3……撮像装置 4a,4c……可変利得増幅器 5……信号処理回路 6……エンコーダ回路 8……マイクロプロセッサ(制御手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/04 - 9/11 H04N 9/64 - 9/78

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像手段の出力を用いて白バランスの為の
    フィードバック制御を行う白バランス制御装置におい
    て、 前記白バランスの制御範囲内に目標制御値が存在すると
    き該目標制御値に達するか或いは予め設定された時間だ
    け前記白バランスの為のフィードバック制御動作を継続
    して行なった後、前記白バランスの為のフィードバック
    制御動作を終了すると共に、 前記白バランスの制御範囲外に目標制御値が存在すると
    きには該目標制御値に最も近い白バランス制御範囲の境
    界値を白バランスの制御値として、前記時間の経過を待
    たずに白バランスのためのフィードバック制御動作を終
    了させるように制御する制御手段を備えたことを特徴と
    する白バランス制御装置。
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